HPE GreenLake サービス
HPE XxxxxXxxx サービス
SWIFT Program 用サービス利用規約
S.1 HPE XxxxxXxxx サービスのサービス概要
S.1.1 システムのプロビジョニングと設置
a. 初期容量
• 当社は、「HPE XxxxxXxxx サービス仕様書」の S.2 項に定めるリクエストキャパシティおよびバッファーキャパシティ (これらを合計した容量がインストールキャパシティに相当します) に基づいて、システムの設置サービスを行いま す。
• バッファーキャパシティは、リクエストキャパシティに追加して提供される容量で、使用した場合にのみ請求されます。
b. キャパシティ管理
• 両当事者は将来の容量要件を再検討し、必要に応じて、変更管理プロセスをとおしてリクエストキャパシティを増やし、追加システム導入を行うものとします。
• 当社の裁量にて、当社は、使用されていないキャパシティを変更管理プロセスをとおして撤去できます。当社はその際お客様に通知を行い、お客様の通知から 14 日以内にそのシステムを撤去可能な状態にしていただきます。
c. 変更管理プロセス
• 一般的な変更プロセスは以下の図に記載されているフローに従います。お客様あるいは当社、どちらからの変更要求も書面にて要求を開始するものとします。その変更要求による、サービス価格、サービス対象範囲、スケジュー ルへの影響を当社は確認し書面に記載します。その後、その変更影響についてお客様の承認を得ます。
• 変更要求フォームは、変更内容、変更の理由、変更依頼の発行について記載され、かつ、変更に伴うサービス範囲、価格、品質、スケジュール、リソース、リスクについても同様に記載されます。全ての変更がお客様および当社、双方で合意され書面に記載される必要があります。承認されると、変更が記載内容に従って実行されます。
変更要求
プロセス開始
変更要求
フォームの確認
Yes
技術的内容、
費用、スコープ、スケジュール、リソース、リスク
を確認
両社で
合意
No
変更要求フ
ォームの捺印と新規要件での運用開始
変更ログのアップデートとプロセスのクローズ
S.1.2 使用量の測定
a. メータリングツール
• 当社は、月額料金を請求するため、システムの使用量を測定するツールを提供します。
• 当社のメータリングツールは、サーバーのオン/オフ、仮想マシンのメモリ使用量、物理的なコア使用率、書き込み済み容量 (GB) など、使用状況を把握するうえで必要最小限のデータのみを収集します。
• 当社のメータリングツールは、システム設置先データセンターのサーバーのコンピューティングリソースおよびメモリリソースを最小限しか消費しません。メータリングツールは、最新バージョンのMicrosoft Windows オペレーティングシステムの実行に必要な最小仕様を満たす仮想マシン上で使用できます。この仮想マシンはエンドユーザーが用意する必要があります。または、既存システムに仮想マシンを割り当てることも可能です。
• すべての測定は、システム設置先データセンターのファイアウォール内で行われます。また、使用量データを含む、 7-Zip で暗号化された電子メールがセキュアな SMTP 接続を介して当社に 1 日 1 回送信されます。非暗号化ファイルはお客様の測定サーバー上に残っており、お客様は収集されたraw データをいつでも確認できます。
b. HPE Consumption Analytics ポータル
• 当社は、HPE Consumption Analytics ポータル (以下「ポータル」という) にオンラインアクセスするためのユーザー認証情報をエンドユーザーに提供します。エンドユーザーは、このポータル上で日次および月次のキャパシティ使用量レポートを確認でき、標準レポートおよびお客様定義のアドホックレポートを作成することも可能です。
• ポータルでは、お客様の測定単位あたりの使用量が提供されます。お客様の測定使用量は毎日ポータルに送信され、月 1 回集計されるものとします。
• 当社は、この測定データをキャパシティプランニング会議および請求書発行のためにのみ使用します。
c. HPE XxxxxXxxx Billing Manager
• HPE XxxxxXxxx Billing Manager は、インストールキャパシティ、リクエストキャパシティ、リザーブドキャパシティについて測定された使用量をレポートします。
• お客様は、以下のHPE XxxxxXxxx Billing Manager へアクセスすることができ月次使用量レポートを確認することができます。また当社の単価に対してお客様のマージン(%)を設定し管理することができます。
• YRL: xxxxx://xx.xxxxxxxxxxx.xxxxxxx.xxx.xxx
d. メータリングツールの監査
• 当社とお客様は、使用量データが適正であることを確認するために、四半期ごとに、3 営業日前の通知をもって、メータリングスクリプトとすべての使用量データおよびシステムを調査、監査、テストする権利を有します。
• メータリングスクリプトに障害が発生しているか、使用量データに矛盾が見られる場合、または不正な操作が疑われる場合には、即座に調査を行うことができます。
S.2 料金と請求
S.1.3 料金
a. 料金決定方法
使用またはリザーブドキャパシティ
• 「月額料金」は、以下の金額の合計によって算出されます。
a. 使用キャパシティとリザーブドキャパシティのいずれか多い方に、
「HPE XxxxxXxxx サービス仕様書」の価格帯に記載されている適用単価を乗じた金額
および
b. 月額固定料金 (適用される場合)
• 使用される単価は、当月の合計使用容量とリザーブドキャパシティのいずれか多い方に適用されます。したがって、請求可能なすべての容量に同じ単価が適用されます。
b. 使用キャパシティ
• 当社は、お客様に請求する月額料金を算出するため、定義されたシステムの測定単位によりインフラストラクチャの使用量を計測します。各システムに適用される測定単位については、「HPE XxxxxXxxx サービス仕様書」を参照してください。
• 「使用キャパシティ」は、適用される 1 日の使用キャパシティの 1 か月あたりの平均値とし、小数点以下を四捨五入します。 (たとえば、10.01 から 10.49 までは 10 に切り下げられ、10.50 から 10.99 までは 11 に切り上げられます)。
S.1.4 請求
a. 月次請求の開始
• 別途合意していない限り、サービス料金の請求は、次のうちいずれか早い方から開始されます。
a. 設置場所において当社によるハードウェアの設置サービスが完了したことを、当社が書面によりお客様に通知した日(インストール完了通知レポートのインストール完了通知日)
b. エンドユーザーのシステム利用
もしエンドユーザーの都合で、HPE インストレーション&スタートアップサービス完了が納品から 30 日を超える場合は、システム納入後
31 日目から遅延金をお客様に請求する場合があります。(1 日あたりの遅延料金の金額はリザーブドキャパシティの毎月請求額の
1/30 となります。)
S.1.5 測定に関する問題が発生した場合の料金
• メータリングスクリプトによって 2 日以上にわたって毎日の使用量データを収集できない場合 (メータリングスクリプ トの実装の遅れなどでデータを収集できない場合を含む)、当社は毎日の使用量データを収集できない旨を記載した通知をエンドユーザーに電子メールで送信します。エンドユーザーは、当社がこの問題を解決できるよう速やかに支援します。
• この問題が最大 30 日間続いた場合、かつ
a. 使用量データがすでに収集されている場合には、障害発生の前日の使用量を基準としてその 30 日間分を計算します。
b. 使用量データがまだ収集されていない場合には、インストールキャパシティとリザーブドキャパシティの中間値を基準としてその 30 日間分を計算します。
• 30 日を超えて問題が続いた場合、毎日の使用量データの問題が解決されるまで、以下のいずれかが適用されます。
a. 問題の原因がエンドユーザーに起因する場合は、インストールキャパシティに相当する金額が請求されます。
b. 問題の原因が当社に起因する場合は、リザーブドキャパシティに相当する金額が請求されます。
• 問題の原因がわからない、または予測不可能な外的要因に起因する (当社、お客様、エンドユーザーのいずれの当事者も作為または不作為によって直接的に障害を引き起こしていない) 場合は、インストールキャパシティとリザーブドキャパシティの中間値に相当する金額が請求されます。
S.3 解約
S.1.6 早期解約料金
a. 本サービスの解約時に、早期解約料金が発生します。
a. 影響を受ける各システム: 解約時のリザーブドキャパシティ x システム 1 台あたりの月額料金 x 影響を受けるシステム提供期間の残りの月数×110%
お客様は、システム提供期間の残りの月数×リザーブドキャパシティと固定料金(適用される場合)の 110%を支払います。