(2)CMS の更新及びネットワークシステム構成の再構築、運用保守業務の方針 (3)CMS の更新に関する基本要件 (3)CMS の更新
焼津市ホームページリニューアル業務委託仕様書
令和5年4月
【目次】
(1)事業名
(2)期間
(3)調達担当所属
(1)コンテンツリニューアル方針
(2)CMS の更新及びネットワークシステム構成の再構築、運用保守業務の方針
(1)委託業務概要
(2)対象サイト等
(1)現行サイトの状況、ページの公開承認フロー
(2)現行のネットワーク構成図とリニューアル後のネットワーク構成図
(1)基本方針
(2)コンテンツリニューアル要件
(3)CMS の更新に関する基本要件
(4)ネットワークシステム構成の再構築
(5)保守・運用業務に関する要件
(1)作業実施計画の作成
(2)コンテンツリニューアル
(3)CMS の更新
(4)テストについて
(5)システムの保守・運用
(6)次々期システムへの移行支援
(7)納品物
(1)再委託
(2)守秘義務
(3)貸与データ等の取り扱い
(4)著作権
(1)事業名
焼津市ホームページリニューアル業務委託
(2)期間
ア コンテンツリニューアル及び CMS 更新期間契約締結日tiら令和6年2月 29 日(木)まで
※ホームページの公開は令和6年2月 13 日(火)を予定している。ただし、正式な公開日は契約相手方と協議し、時期を変更する可能性もある。
イ 運用保守期間
業務運用開始日tiら令和6年3月 31 日(日)まで
※業務運用開始日は、協議の上、市が変更できるものとする。
※令和6年度以降の運用保守業務は、年度単位で毎年契約を行う。
(3)調達担当所属
x000-0000 xxxxxxxx0xx 00 x 00 x
焼津市役所 行政経営部 シティセールス課 広報xx担当メールアドレス:xxxx@xxxx.xxxxx.xx.xx
電話番号:000-000-0000ファクス:054-627-9334
2 事業の目的 本市では、現ホームページシステム(CMS)を導入してtiら 10 年以上が経過 しており、この間、スマートフォンの普及や SNS 利用者の急増など、インター
ネット環境や人々の社会生活が大きく変化している状況にある。
近年では、誰にでも使いやすいホームページとしてユーザビリティやアクセシビリティへの対応がより求められるほti、自治体ホームページの使命としてどんな時でも安定した情報発信手段の確保が重要視されるようになっている。
自治体の DX 化や SNS とホームページが連動した情報発信形態が一般化するなど、情報発信プラットフォームとしてのウェブサイトの重要性はますます高まっている。
本市では、市をあげて積極的な情報提供に努めてきているが、年々発信する情報が増え充実したホームページになる一方で、カテゴリ分類が複雑で、閲覧者が必要な情報を探しにくい状況にある。
利用者の解析では、市のホームページに訪れる人の7割がスマートフォンで の閲覧となっており、スマートフォンでの閲覧の快適性の向上も課題である。以上のことtiら、「いつでも」「誰でも」閲覧者が求める情報に即座にたどり 着きやすいよう、ページの分類や内容、デザイン、ユーザーインターフェースを見直し、ナビゲーションの最適化と UX(ユーザーエクスペリエンス)の向
上を図るとともに、情報発信力の強化を目指し全面リニューアルを行う。
全面リニューアルを通じ「伝わるホームページ」となるよう、ホームページの抜本的な改善・充実を図るとともに、市のブランドイメージの向上に資するホームページの構築を目指す。
3 リニューアル基本方針 本業務を実施するにあたっては、以下の基本方針を十分理解した上で行うこと
(1)コンテンツリニューアル方針
ア 全ての利用者に配慮したユーザビリティやアクセシビリティの向上
・伝えるホームページを超えた「伝わる」ホームページを目指すこと
・年齢や性別、インターネット利用の習熟度、障害の有無等にtitiわらず、それぞれの利用者が状況に応じて快適に利用できるホームページとすること
・モバイルファーストを意識し、パソコンのみならず、スマートフォン・タブレット端末での快適な閲覧にも完全対応すること
イ カテゴリの見直し
・カテゴリ分類を見直すこと
・カテゴリ分類にあった URL に改めること
・市民がよく利用するページについては、ページ構成・階層等を抜本的に見直し整理すること
ウ デザインのリニューアル
・レイアウトのトレンドを取り入れ、ビジュアルを重視したウェブサイト全体のデザインを刷新すること
・本市の魅力や特色を市内外へ効果的に発信できる、本市のシティセールス、ブランディングに資するデザインであること
・文字ばtiりでなくアイコンなども活用し、直観的で視覚的に分tiりやすい動線により、利用者が求める情報にたどり着きやすいホームページとすること
(2)CMS の更新及びネットワークシステム構成の再構築、運用保守業務の方針ア CMS の更新
・利用者(市民等の閲覧者)にとっても作成者(職員)にとっても使いやすいシステムであること
・市ホームページのアクセシビリティ及び利用者支援機能の向上が期待できること
・職員自ら自由度が高いページの作成を実現できたり、リンク切れが発生しない仕組みを備えたりするなど、職員の負担が少ないシステムとすること
・人事異動等により初めてホームページを作成することになった職員であっても、一定水準のページ作成が容易にできること
・直観的で操作性の高いシステムで、職員の作業効率を向上させること
・メンテナンスやページの更新が簡単で不具合が発生しにくいシステムであること
・人事異動等により担当者が変更になったとき、ウェブマスター及び所属担当者によるシステム設定変更等の作業負担が少ないこと
・リンク切れを防ぐようなチェック機能やリンク切れが起きないような機構を有し、掲載情報の管理が適切にできること。また、機構改革や業務移管の際に、容易に更新が可能なこと
・YouTube 等、他の媒体やツールとの容易な連携(埋め込みなど)が可能なこと
・大規模災害時にも継続して重要な情報をリアルタイムで提供できるよう、サーバ・ネットワーク・システム構成とすること
・災害の種類(地震・津波・土砂災害・風水害・感染症など)や規模に応じて、適切な情報の見せ方が可能なシステムとすること
・運用開始後も技術の進化やデザイントレンドに柔軟に対応できるようにすること
イ ネットワークシステム構成の再構築
・本体サイトと外部サイトの一部(別サーバ管理分)を統合し、統一感のある分tiりやすいサイトを構築し、xx管理するとともに、拡張性と柔軟性に対応した保守・運用ができること
・現在、オンプレミスで構築されている CMS サーバ及び公開サーバについては、クラウドホスティングサービスにて構築すること
・部外tiらの侵入、不正アクセス、コンピュータウイルス攻撃等の意図的な要因による情報資産の漏えい、破壊、改ざん、消去、盗難等の脅威に対する万全な情報セキュリティ対策を行うこと
ウ その他
・開発業務並びに令和5年度中の運用保守業務を契約する。なお、令和6年度以降の運用保守業務契約については本契約とは別に契約するため、契約金額を提示する際は本業務にtitiる費用の他に、令和6年度以降の年間の運用保守業務費用も提示すること
(1)委託業務概要
ア コンテンツリニューアルイ CMS の更新
ウ ネットワークシステム構成の再構築エ 保守・運用業務
(2)対象サイト等別紙 2-1 のとおり
5 現行サイトの状況、システム構成など
(1)現行サイトの状況、ページの公開承認フロー別紙 2-1、2-2 のとおり
(2)現行のネットワーク構成図とリニューアル後のネットワーク構成図
6 リニューアル業務に関する満たすべき要件 以下の各項目を踏まえて、最適な提案をすること。
なお、求める機能は、ここに記載のほti、別紙 1-1「機能要件一覧」及び別紙 1-2「非機能要件一覧」に示す。必須とされている要件を満たせない場合、代替案を提案すること。
(1)基本方針ア サイト設計
サイトの基本設計方針は、以下のとおりとし、現行の課題、リニューアルの目的や基本理念・方針等を勘案し、ユーザビリティに最大限配慮したサイトを提案すること。
(ア)目的とするコンテンツに、4~5クリック(タップ)程度以内でたどり着く階層構造とすること
(イ)1つの見出しに対し、リンクのリスト数は 10 以下を原則とすること
(ウ)利用者にとっての使いやすさを優先し、カテゴリtiらコンテンツの内容が想像できる階層構造とすること
(エ)単一のファイル作成で、パソコン、スマートフォンやタブレット端末等異なるデバイスに対して表示内容が最適な状態に変化すること
(オ)ホームページの閲覧・利用環境の変化に対応し、利用者に対する使い勝手と、職員に対する管理のしやすさを両立できる構造を有すること
イ デザイン
現行のサイトの課題、リニューアルの目的等を分析し、最適と考えるデザインを構築時に2案以上提案すること。また、トップページの PC 版・スマホ版・タブレット端末版のデザインを基に、中間ページ(第2・第3階層)・詳細末端ページ及び中サブサイトページのデザイン案についても PC 版・スマホ版・タブレット端末版のそれぞれ提案すること
(ア)サイトの全体構成、掲載項目の整理、利用者のアクセシビリティ、ユーザビリティ、ユーザーエクスペリエンス等を考慮すること
(イ)サイトとして、標準化・統一化されたデザインとすること
(ウ)近年のウェブデザイントレンドを踏まえた上で、利用者が使いやすいデザインを基本とし、海洋都市である本市の特性も考慮した上で、先進感を感じる魅力的なデザインに刷新すること
(カ)市のブランディングに資するデザインとすること
・市の魅力・特徴を写真・画像等のビジュアルを活用したデザインやコンテンツで効果的に発信すること
・市内外の人を惹き付ける先進的なデザインとすることウ モバイル閲覧環境への最適化
・全てのページについて、パソコンでの閲覧は然ることながら、モバイルファーストの観点tiらスマートフォンでの閲覧に特段の配慮を行うこと
(2)コンテンツリニューアル要件
ア 全ての利用者に配慮したアクセシビリティやユーザビリティを確保すること
・特定の OS やブラウザに影響されず閲覧できるものとすること
・市民だけでなく、事業者や市外住民など、様々な立場や目的を有する利用者にとっても使いやすいサイト設計とすること
・「市民ならどう探すti」という市民目線で、サイト構造・ページタイトル・ページ構成・記載の順番等の再構築すること
・特に、市民の利用が多い行政手続きや生活に密着したページ(引っ越しや住民票、戸籍関係などの手続き分野や、ごみに関する分野など)については、コンテンツ構成を大幅に見直すものとし、改善に向けた具体的な提案を行うこと
・特定のページを起点とした場合だけでなく、サイト内のどのページtiらでも、目的の情報にたどり着きやすい動線を有すること
・サイト内を高精度に検索できる仕組みを備えること
・組織(事業担当課)を軸としたサイト管理の概念を見直し、分野ごとのページ管理となるよう URL を整理すること
イ タイムリーな情報発信ができる仕組みを備えること
・職員にとって使いやすい仕組みを備えること
・表示端末(パソコンやスマートフォン等)に最適化されたレイアウトで表示されるためのテンプレートを提供すること
・YouTube 等、他の媒体やツールとの容易な連携(埋め込みなど)が可能なこと
ウ 焼津市が利用しているホームページ関連の外部サイトについて
・現在、焼津市は次のホームページ関連サービスを利用している。原則として引き続きリニューアル後も使用する方針とするが、各サービスと同等機能を有した上で、それ以上の最適な提案を行うことは妨げない。
①AI チャットボット…対話型の FAQ 機能。ウィジェット形式でウェブページ上に表示。
②LoGo フォーム…アンケートフォーム、各種手続き申し込みフォームなどで使用している外部サイト。マイナンバーによる認証も可能。
③手続きガイド…質問に答えることで手続き窓口や持ち物などが分tiる外部サイト。
エ サブサイトの統合
(ア)現在外部サーバにある市が運営する一部のサブサイトを、新 CMS に取り込む
(イ)現在内部サーバにある市が運営する CMS 管理外のサブサイトを新公開サーバに移し替える
(ウ)将来、CMS 外で作成する市が運営する一部のサブサイト(外部事業者が作成した期間限定のイベント用サイトなどを想定)について、静的ファイルを新公開サーバにて FTP などで公開できる環境を整える
(3)CMS の更新に関する基本要件
CMS にてサイトの維持管理を行うこととする。CMS を利用するユーザー、カテゴリ名及び階層構造、本市組織情報、ページ生成用の CMS テンプレートを構
築及び設定すること。
ア システム基本構成及び動作環境
公開サーバ、CMS サーバ及びバックアップ装置を含むすべての機器について、本市庁舎内に設置せず、事業者が用意するインターネットデータセンターに おいて構築し、機器・ネットワーク回線等の維持管理等の一切を受託事業者が 責任をもって行うものとする。
(ア)システム利用者が、操作手引書を熟読しなくても利用できるような分tiりやすく直感的なユーザーインターフェイスを有すること
(イ)システムのバージョンアップや機能の追加等に対応できる拡張性をもたせること
(ウ)CMS の稼働時間は保守作業等による計画的な停止を除き、365 日、0 時
~24 時であること
(エ)サーバダウン等トラブルが発生した場合でもサービス停止が生じないような措置を講じること
(オ)災害発生時等緊急事態に際して、必要な情報が即時発信できるようにすること
(カ)CMS サービスは、庁内インターネット系 LAN に接続したクライアント端末(仮想ウェブブラウザ)tiら静岡県セキュリティクラウドを経由しアクセスし、コンテンツを作成・更新できる WEB 型システムで構築すること
【仮想ブラウザの仕様について】
・使用仮想ブラウザ:Google Chrome 又は Microsoft Edge
・システム製品:「Citrix」または「SKY DIV」
・システム動作サーバ OS:Windows Server 2019
※今後、仮想ブラウザの環境や要件が変わった場合は、サービス利用に影響がないよう、本市と協議の上、必要な対応をとること。
(キ)新 CMS サーバの処理能力
①200 人程度の同時アクセスに対応できること
②必要に応じてリソースの追加により必要なデータを管理できること。
(ク)処理速度
システムへの同時アクセス数が 30 台の場合に、平均レスポンス時間が
3秒以内とする。ただし、PDF などのファイルをアップロードする場合は除く
(ケ)常時 SSL 暗号化通信に対応させること
(コ)構築に当たっては、十分なセキュリティ対策を講じることイ 災害時・緊急時対応
(ア)災害の規模や緊急度合いに応じて、迅速且つ適切に情報発信が可能なこと
(イ)緊急時の支援として、サイト管理者tiらのメールや電話での作業依頼
(災害版トップページへの切り替えや必要なページの作成・更新作業等)に対応できること
(4)ネットワークシステム構成の再構築
ア 再構築基本方針
・現在、オンプレミスで構築されている CMS サーバ及び公開サーバについては、クラウドホスティングサービスに移行することとする。必要なクラウドホスティングサービスとの契約や設定は、受託者が行う。庁内の現システムについては当市担当課や現運用事業者と適切な調整の上、業務を進めること
・CMS 管理外の一部サイトについても、同公開サーバを利用可能なこと
・機密性、完全性、可用性に優れたシステムとすること
・クラウド環境での構築などの当市の要求を満たした上で、それ以上の最適な提案を行うことは可能とする
イ インフラ設計
本システムが稼働するためのインフラ(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等)の設計を行うこと
ウ インフラ構築
インフラ設計を元に、本システムが稼働するためのインフラ(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等)を構築すること
エ データセンター
(ア)本業務で必要なデータセンターの提案を行うこと
(イ)ISMAP 若しくは、ISO/IEC27017 等、セキュリティに関する認証を取得しているクラウドサービスであることが望ましい
(ウ)データセンターの設置場所は、日本国内であること
(エ)本業務におけるサービスは、別紙 1-2 で示す「非機能要件一覧」を満たしたデータセンターより提供するものとする
(オ)スペック及びストレージには十分な信頼性と当面のデータ容量増加に対応できるスペック及び容量を確保し、将来的な拡張が可能であること
(カ)CMS 管理外のサブサイトも FTP でアップロードする可能性があることを考慮すること。アップロード作業者は、保守事業者・ウェブマスター・サブサイト事業者を想定している
(5)保守・運用業務に関する要件
(ア)ウイルス対策等、必要なセキュリティ対策を講じること
(イ)ウェブマスターtiらの問い合わせに対して迅速に対応すること
(ウ)新 CMS サーバ機器について、定期的な保守点検を行うこと
(エ)災害発生時等緊急事態に際して、市職員が庁内クライアント端末tiら CMSにアクセスできないケースを想定し、市職員の指示を受け、庁外(事業者端末等)tiらもウェブページを緊急作成・緊急公開できる体制を構築すること
(オ)公開するサイト及び CMS は 24 時間 365 日の稼働を原則とし、ハードウェア障害・ソフトウェア不具合の早期発見・予防に努めること
(カ)システムを適切に運用できるよう、研修を行うこと
(1)作業実施計画の作成
ア 本業務の実施体制、スケジュールについて提案を行うこと
イ 受託者と市側の役割分担及び想定される作業について、開発スケジュールに沿って具体的に示すこと
ウ 受託者は定期的に会議を開催し、本業務の進捗状況やその他必要事項について報告を行うこと。また会議の内容については議事録を作成し市の承認を得ること
エ 本業務の遂行に当たっては、実務経験者を配置すること
オ 資料の作成に当たっては、市と協議や確認を行う機会を十分に設けること。専門用語や業界用語の使用を極力避け、場合によっては注釈を付けるなど、焼津市及び運用担当者が理解できる資料を作成すること。解釈の違いを起こすことがないように、作業内容の明確な定義を行い、共通認識を行った上で実施すること。資料がこれらの要件を満たさない場合、成果物としての受領を行わない
(2)コンテンツリニューアルア デザイン開発の実施
以下の要件を満たすデザインを作成すること。なお、デザイン開発に伴う画像・イラスト等は、原則として受託者で準備し、第三者の知的財産権を侵害しないものを使用すること
(ア)焼津市の特徴や魅力を調査・分析し、写真・画像等のビジュアルを用いて、市のイメージやブランディング力の向上につながるようなデザインとし、サイト全体として標準化・統一化されたものとすること
(イ)サイト全体の構成やレイアウト、情報分類(カテゴリ)の整理・配置、ナビゲーションなど、利用者視点に立ち、アクセシビリティ・ユーザビリティの配慮がなされたものとすること。
(ウ)特に、市民の利用が多い行政手続きや生活に密着したページ(引っ越しや住民票、戸籍関係などの手続き分野や、ごみに関する分野など[主に市役所本庁舎2階・3階の部門が所管しているページを想定])については、ページ構成を大幅に見直すものとし、具体的な提案を行い、整理・工夫を行うこと
①手続き分野については、引っ越しや住民票、戸籍関係など、行政手続きに不慣れな市民でも分tiりやすいように工夫をすること
②ごみ分野については、「ごみを出す日はいつti」「出したいごみがどの分別でどこに出せばよいのti」が分tiりやすく知ることができるようにすること。またこれらのデータ修正については、職員により即時に可能なこと
(エ)URL については、現在の部署ごとのディレクトリ構成ではなく、階層に沿った分野ごとの適切な URL に全体的に整理すること
(オ)パソコンやスマートフォン、タブレット等、汎用的などの媒体にも適したデザインとなるよう、レスポンシブ WEB デザイン等を採用し全体設
計を行うこと
(カ)ボタン等を用いる場合は、視覚的・直感的に伝わるデザインとすること。ただし、文字表示については、自動翻訳やルビ表示機能などにも配慮すること
(キ)誰もが読みやすくするため、ユニバーサルデザインに配慮した色使いや文字の大きさとすること。また、フォント(WEB フォント)には弱視者やxxxxxxxにも読みやすい UD フォントを導入すること
(ク)デザイン開発
主にメインサイト内でデザイン開発を行うページは、現時点では以下を想定しているが、実際の作成パターンについては協議の上、決定するものとする
①総合トップページ
・ビジュアルを重視したデザインを開発すること
・デザインテイストの異なるものを2パターン以上、構築時に作成・提案すること(提案されたデザイン案の中tiら、市が選定したものに対し、市の指示に応じて必要な修正を行うこと)
②市民向け(暮らし)ページ
・デザインテイストの異なるものを2パターン以上作成・提案すること(提案されたデザイン案の中tiら、市が選定したものに対し、市の指示に応じて必要な修正を行うこと)
③イベントカレンダー(イベント集約ページ)
・イベントお知らせ情報(試験、イベント、講座、募集、その他お知らせなど)を自動的に集約し、カレンダー形式で総合的に閲覧できるページを作成すること
・利用者が探したい情報を容易に見つけられるように、カテゴリ、施設、開催日時、場所等の情報を検索やタグ、並び替えにより表示されるようにすること
・イベントカレンダーに登録されたイベントは、csv 又は xml でオープンデータとして出力ができ、別システムのスマートシティ(都市 OS)システムと自動連携が可能なこと
④焼津市の紹介ページ
・画像や写真、各種データを用いるなど、市の魅力や概要(位置、人口、面積等)を客観的に分tiりやすく紹介するページを作成すること
・初めて焼津市の存在を知る人でも気軽に読める、イメージを重視したページとすること
⑤まちtiどフォトニュース
・まちの話題を写真付きで投稿するコンテンツ。現在は職員が記事を作成しているが、今後は、職員が発信する「ニュース」に加え、市民記者「まちtiどリポーター」tiらの記事も公開していきたい。まちtiどリポーターが執筆した記事には、まちtiどリポーターの記事だと分tiるように共通のロゴが付いたり記者紹介が下部に表示されたりするなどのデザイン上の工夫があるとよい
⑥中サブサイト用デザインテンプレート
・特集のページや市営文化施設のトップページ、議会事務局のトップページなどに汎用的に使えるデザインテンプレートを複数作成すること。なお、中サブサイトで実現するページについては、次項で示す
・中サブサイト用テンプレートデザインについては、市共通ヘッダー・フッダーを表示しつつも、独立感のあるダイナミックなページが実現できるよう、目を引くアイキャッチ用ヘッダ画像、目を引く大きなページタイトルとし、通常ページとは雰囲気を変えたページであること。中サブサイト配下の独自メニュー表示、中サブサイト配下の独自新着情報の表示などが実現可能で、職員の設定操作により画像や文字などが修正可能なこと
⑦トップページの PC 版・スマホ版・タブレット端末版のデザインを基に、中間ページ(第2・第3階層)・詳細末端ページのデザイン案も PC 版・スマホ版・タブレット端末版もそれぞれ提示すること
※ この他に、 焼津市移住定住総合支援サイト「 やいづライフ」
(xxxxx://xxxxxxxxx.xx/)の新 CMS サーバへの移行を予定している。これらのデザイン作成及びページ移行、コンテンツ作成については、別途担当課と契約し実施するものとするが、今回の提案・契約には含まない。
(ケ)中サブサイトで実現するページ
別紙3「焼津市ホームページのサブサイト等について(作成方針)」で詳細を示す
(コ)災害が発生した場合に、スムーズで分tiりやすい情報提供を可能にするため、災害用ページを作成すること。なお、作成にあたっては、災害の種類(例:地震津波・風水害・感染症など)や規模に応じ、適切な情報発信が行えるよう運用上の文案を含めたテンプレートを複数パターン作成す ること。なお、大規模災害については、発生中及び発生直後は別に構築された焼津市防災ポータルサイト(xxxxx://xxx.xxxxx-xxxxx.xx/xxxxxx00/xxxxxx/)上での情報発信を基本とし、復旧段階での情報発信については市ホームページで行うこととする
(サ)その他、別途コーディングが必要と思われるページの例
①施設案内ページ
・施設写真やイラスト、地図を用いる等、視覚的にも分tiるようにすること
②サイトマップページ
③多言語生活ガイドページ(本仕様書7(2)ケに示すサイト)
(シ)その他、本事業の目的に照らして、デザインの刷新、必要な新規ページや最新の機能等のコンテンツを積極的に提案すること
イ テンプレート、素材作成
(ア)テンプレートの作成
・作成したデザインに基づき、コンテンツ作成・編集等を行うためのテンプレート設計・開発を行い、新 CMS に配置すること
・サブサイトを含め業務用途に応じた必要なテンプレートは全て作成すること
・テンプレートの変更や新規作成・追加が可能であること
・管理可能なテンプレート数に上限がないこと
・定型的なテンプレートと本市にて入力項目を自由に設定が可能なテンプレートを用意すること
・文化施設や特集ページなどの用途で中サブサイト(ポータルページ)として汎用的に使える基本テンプレートを複数納品すること
・本業務でコンテンツや公開サーバを統合するサイト以外の市関連外部サブサイトにおいて、市の関連サイトであることを示するための汎用的に使える共通ヘッダ及び共通フッダの素材・スクリプトを納品すること。詳細については、市と協議の上、決定する
(イ)WEB 素材の作成
・トップページや各ページで利用する共通の素材となる写真や画像、イラストやアイコン(ピクトグラム等)を作成すること
・全体のデザインに合致したものを作成すること
・設計段階で市と協議し、市の承認を得たものを提供すること
・提供した素材は、CMS tiら共有画像として利用できるように CMS へのコンテンツインポートを行うこと
・サイズは、デザインにあわせて編集することとし、完成素材は汎用性の高いラスターファイル(jpg 形式、png 形式等)と再編集可能なベクターファイル(psd 形式、ai 形式等)の双方を納品すること
・市で自由に利用でき、改編可能なものであること
・運用保守の期間中に画像の修正が必要になった場合は、市の指示を受けて受託者が修正を行うこと
・被写体に対する著作権やインターネット掲載許可等、本市での利用上の制限が解除された状態で提供すること
・運用保守期間を通じて、適切なデザインが維持されるよう、必要な素材提供を行うこと
ウ サイト設計
(ア)利用者が目的の情報に容易にアクセスが可能になるようなサイト構成を検討、設計すること
(イ)新たなサイト構成に対して、既存コンテンツをどのように配置するtiを以下の内容に基づき検討、設計すること
・現ホームページの調査・分析、問題箇所・弱点の抽出
現ホームページの調査・分析を行い、問題箇所・弱点もまとめ、提出すること
・問題箇所・弱点の改善(デザイン、カテゴリ再分類などのサイト設計、アクセシビリティ対策、サイト内検索機能の強化、検索エンジン最適化・ランディングページの最適化等)
(ウ)上記(イ)で抽出した問題箇所や弱点の改善案を提案し、本市と協議の上、改善した機能をリニューアル後の市ホームページや CMS に実装する
こと
(エ)その他、以下の点を踏まえて、サイト設計すること
・「市民ならどう探すti」という市民目線で、サイト構造・ページタイトル・ページ構成・記載の順番等の再構築を提案すること(特に市民が多く利用する、市民手続き系のページ(本庁舎2~3階部門)については、対象の全ページの抜本的な見直しを行う)
・現行の組織(所属課)を見直し、分野別カテゴリ(「くらし」や「子育て」など)を主としたサイト構成とすること
・分野別カテゴリのサイト構成に合わせたディレクトリ構造(URL)とすること
・目的とするコンテンツに、最小のクリック(タップ)数でたどり着ける階層構造とすること
・閲覧者の環境・暮らし(子育て世代、高齢世代など)に合ったメニューコンテンツが自動表示されるなどの工夫を行うこと
・特定のページを起点とした場合だけでなく、サイト内のどのページtiらでも、目的の情報にたどり着きやすい動線を有すること
・サイト内検索機能を強化し、利用者が求める的確な検索結果が表示されるようにすること。また、検索ワード候補を自動表示するなど、適切な検索ワードが分tiらない閲覧者でも便利に検索機能が利用できるよう工夫を施すこと
・ページ遷移することなく下層のカテゴリを確認できるドロップダウンメニュー等の仕組みを必要に応じて備えること
・トップページtiらのみならず、検索エンジンtiらも適切にたどり着けるよう配慮すること
・災害発生時等の非常時においても正確な情報を即座に分tiりやすく提供することが可能なウェブサイトの設計をし、いtiなるときでも継続して情報提供できるサイトとすること
エ コンテンツ移行
(ア)移行作業のスケジュール、役割分担等を企画提案書に明記すること
(イ)現行サイトtiら新サイトへの移行については公開直前まですべて受託者が実施することを原則とし、詳細については市と協議する
(ウ)移行後のページは、CMS を用いて修正・公開・削除作業が行える状態にすること
(エ)ページに添付されている PDF などのファイル、画像についても適切に移行すること
(オ)移行したコンテンツは最新の JIS X 8341-3 レベル AA に準拠するよう、必要に応じて修正を行うこと。ただし、ブラウザの拡張機能(プラグイン)を必要とするコンテンツ(PDF ファイル、動画ファイルなど)は対象外とする
(カ)コンテンツ移行後、本市の検証において不備が発覚した場合は、受託者にて修正対応をすること
オ ページデータの移行及び移行状態の確認
■CMS 管理ページ
(ア)焼津市ホームページ(約 6000 ページ)のうち、市が指定したページ
(4,500 ページ程度を想定、非公開ページは移行に含まない)について、新 CMS へ移行すること。
(イ)原則、現 CMS tiら新 CMS の移行は、上記(ア)を想定しているが、ホームページのスリム化のため、大幅にページ数を減らすための具体的な手法や事例を提案すること
(ウ)移行したページは、作成した新しいデザインテンプレートを適用し、移行後の検証作業を行うこと
(エ)新サイト構成に合わせることでリンクが変更になる場合は、全てリンク情報も修正し、リンク切れがないti内容確認を行うこと
(オ)URL が変更になる際は、一定期間のリダイレクト処理をするなどして、市民にとって使い勝手が損なわれないよう最大限の配慮をすること
(カ)ページの移行方法について、市側担当者の負担が極力少ない方法とし、手順、役割分担、スケジュールを提案すること
■現 CMS 管理外ページ(CMS 取り込み分)
(キ)外部サイト(サイト数3件、別紙 2-1 の No1-1~1-3 を想定:指定サイトの詳細は受注後に提供し、市との協議の上決定する)に対し、新デザインが適用されたテンプレートを適用し、新 CMS のメインサイト内に移行すること(CMS でページ作成・編集・更新ができるようにすること)。ただし、デザインの仕様は市との協議の上、決定する。
■現 CMS 管理外ページ(フォルダごと移設のみ)
(ク)現サーバにある別紙 2-1 の No2-1~2-5 のサイト(配下ページ含む)については、原則、現行ページと同デザインでそのまま新サーバに移設するものとする。ただし、新サーバでの保存先(URL)は市との協議の上で決定するものとする。(なお、これらのページは、上記(ア)で示す焼津市ホームページ配下のページ数に含まれない)
※このほti、現公開サーバ内にあるページで、そのまま新公開サーバ内に移行するページが作業の工程中で見つtiった場合は、市と協議の上、同様に移行する。
カ サブサイトのドメイン統合(公開サーバ取り込み)
将来、市のメインサイトと同じ公開サーバ内に、各課が管理する CMS 管理外のサブサイト(ページ作成・サーバへの転送を別ソフトで行う別事業者等が作成したサイト)が運用できるようにすること。また、運用にあたっては、サブサイト作成事業者と必要な連絡調整を適切に行うこと。具体的な予定として、令和6年度にサイト1件(別紙 2-1 の No1-4「焼津ぐるめぐり」)の統合を予定している。
キ アクセシビリティ対応
最新の JIS X 8341-3 の適合レベル AA に準拠し、閲覧者が使用する音声読み上げソフトや検索エンジンとの親和性を十分に確保した機械判読性の高いサイトを作成すること。適合レベル AAA の達成基準についても、実装上困難でないものは対応すること。ただし、現行データの使用等や運用上の理由で、
一部コンテンツを除外する場合がある。適合レベル AA への準拠が難しいと見込まれる場合には、必ず市と協議し、適切な代替手段について検討すること。なお、同 JIS 規格が改正された場合も、最新の規格に適応するよう適切に対応すること。
(ア)リニューアル時のサイト構成、ページデザイン等に適用するウェブアクセシビリティガイドラインを作成すること。なお、リニューアル後のサイト運用時にも職員が利用できるように平易な用語を用いること。内容は、打ち合わせの上、決定する
(イ)リニューアル時に「JIS X8341-3:試験実施ガイドライン」に基づく試験を実施し、目標とする達成基準の要件を満たすことを確認の上、結果を提出すること。結果を踏まえて今後の運用に対し、有効な提案をすること。また、リニューアル後、同試験結果を公開するための必要な支援を行うこと。試験の詳細や実施時期については、打ち合わせの上、決定する
(エ)試験実施にあたっては、過去 3 年以内に、国、都道府県、政令市などのサイトにおいて、JIS X 8341-3 の適合レベル AA に準拠したウェブサイトに対する試験実績を有する者、tiつ、本業務のデザイン及びコーディング業務に関与していない者が試験を実施すること
(オ)検証において不備が発覚した場合は、受託者にて修正対応を行うことク 視覚が弱い利用者等への対応
文字を拡大する機能や、文字や背景色を変更する機能を付与し、視覚が弱い者も利用しやすいものとすること。またそれらの機能はダウンロードやプラグインの必要なく、簡単な操作で利用できるようにすること。また、弱視者やディスレクシアに対応した UD ウェブフォントを導入すること
ケ 外国人閲覧者への対応
外国人閲覧者が、サイトtiら行政情報を取得できるよう、サイトには自動翻訳サービスを付与すること。なお、対応言語は最低限、英語・中国語・スペイン語・ポルトガル語・タガログ語・ベトナム語とする。これらの機能はダウンロードやプラグインの必要なく、簡単な操作で利用できるようにすること。なお、自動翻訳を表示する際には、注意事項を利用者に提示するものとする。自動翻訳サービスとは別に、市内で利用者が特に多い、やさしい日本語・英語・スペイン語・ポルトガル語・タガログ語・ベトナム語(新規)の生活ガイドページについては、現ページと同様程度の専用ページを別途用意するものとする。内容は、打ち合わせの上、決定する
(参考)現在の多言語生活ガイドページ
・やさしい日本語:xxxxx://xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx/xxxxxxxx/
・英語:xxxxx://xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx/xxxxxxx/
・スペイン語:xxxxx://xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx/xxxxxxx/
・ポルトガル語:xxxxx://xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx/xx/
・タガログ語:xxxxx://xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx/xxxxxxx/
※この他に、新規でベトナム語を作成する。翻訳は市側で行う。コ ふりがな(ルビ)について
閲覧者のサイト内の操作により、全ページふりがな(ルビ)表示が可能な
ようにすること
サ アクセスログの収集
すべてのページに、Google アナリティクスのタグを埋め込み、アクセスログが本市の職員により常に確認できる状態とすること。また、サブサイトも含めアナリティクスが正常に動作するよう、設定の支援を行うこと
シ セキュリティ
(ア)CMS サーバへのアクセスは、本市の指定するグローバル IP アドレスtiらのアクセスのみに制限すること
(イ)サーバについては、常に最新バージョンを維持してコンピュータウイルス感染等を防止すること。また、最低一週間に一回は、全コンテンツ(添付ファイルを含む)のウイルスチェックを行い(新規更新箇所は更新日にウイルスチェックを行い)、コンピュータウイルスを発見した場合は、速やtiに駆除すること。なお、ウイルスチェックソフトのライセンスは、受託者が用意すること
(ウ)情報漏洩対策が十分にとられていること
(エ)異常、又は障害が発見された際には、直ちに本市に連絡すること
(オ)運用するサーバ及びアプリケーションは、SQL インジェクション、クロスサイトスクリプティング等の脆弱性がないこと。また、OS やアプリケーションにセキュリティホール等の脆弱性が発見された場合、早急にセキュリティパッチを適用するなど、一部の例外を除き、追加の費用なしに修補すること
(3)CMS の更新ア 構築・設計
(ア)関係物品調達
本システムに必要なソフトウェア、クラウドサーバ等の調達を実施すること。スペック及びストレージには十分な信頼性と当面のデータ容量増加に対応できるスペック及び容量を確保し、将来的な拡張が可能であること
(イ)インフラ設計
本システムが稼働するためのインフラ(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等)の設計を行うこと
(ウ)インフラ構築
インフラ設計を元に、本システムが稼働するためのインフラ(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等)を構築すること
(エ) アプリケーション設計
本システムの稼働に必要なアプリケーションの設定等の設計をすること
(オ)アプリケーション構築
アプリケーション設定を元に、アプリケーションの配置、設定等を行うこと
(カ)運用設計
本システムの運用・保守のための運用設計と運用手順を作成し、市と協
議の上決定すること
イ システム導入時の操作研修
新システムの確実な運用のため、職員(作成者、承認者、ウェブマスター管理者)に対する研修内容について提案すること。
なお、研修実施における会場、操作端末は本市が準備する。
・予定会場:60 人程度の部屋(2024.1/15~2024.1/29 の間で行うこと)
・時 間:2.5 時間程度の研修を2回/日×7日程度=14 回程度
・参 加 者:作成者向け対象者約 650 人、承認者向け対象者約 60 人、ウェブマスター向け対象者5人
※操作研修は、アクセシビリティ対策の内容を含むものとする。
※研修用の模擬環境や必要な研修素材については受託者が用意すること。
※ページの作成管理における基本的な操作については、職員がオンデマンドで受講できる動画を作成すること。
※詳細は市と協議の上で決定する。ウ 操作・運用マニュアルの作成
(ア)コンテンツを作成する際に、一般的に必要となる知識、注意すべき事柄を説明するためのマニュアルを作成すること
(イ)CMS の操作方法について「操作マニュアル」及び、システム管理者、コンテンツ承認者、コンテンツ作成者別に「運用マニュアル」を作成すること。なお、特別な知識を持たない一般職員でも、内容を見ただけで操作ができるよう、本市独自に操作画面のキャプチャ画像を表示し、わtiりやすい表現で記述されたマニュアルであること
エ 新旧システムの切替
新旧システム切替をスムーズtiつ確実に行うためのスケジューリング及び作業内容について提案すること。
(4)テストについて
ア サイト構築コンサルティング・設計過程でのテスト
(ア)テンプレートに関するテスト
テンプレートの完成期限の前にテスト及び修正の期間を設定すること。テストは、焼津市公式ホームページ作成に関する統一基準に準拠できているtiについて確認すること。対応不十分な事項があった場合は、速やtiに修正対応を行なうこと。
(イ)要件に関するテスト
全ての要件が正常に実現されるtiどうtiについて、テストを実施すること。テスト実施にあたっては、事前に、テスト全体の実施方針、実施スケジュー ル、実施環境、使用する帳票、評価基準等を示した総合テスト計画書を作成 し、焼津市の承認を得ること。
実際にテストを行った結果を総合テスト結果報告書にて示し、テスト項目に対して「不良」の判定が生じた場合には、必要となる改善対応を実施すること。
また、受託者によるテスト及びテスト結果に基づく必要な改善が行なわれ
た段階で、焼津市が、実現状況の確認と、本サイトのコンテンツ作成及び本サイト管理に関する実際の操作を含めた検査を行う。
焼津市の求める条件が満たされていることを確認した段階で、コンテンツ移行の作業に着手するものとする。
(ウ)移行コンテンツに関するテスト
ホームページが本仕様書に示す要件を確実に満たした上で正式稼働するために、テスト及び修正の期間を設定すること。テストは、ページ内容の移行に不整合が無いことを確認すること。対応不十分な事項があった場合は、速やtiに修正対応行なうこと。
テストは移行ページtiら 40 ページを抽出して行うこと。トップページ並びに主要ページを抽出し、実施すること。また、抽出の方法は JIS X 8341- 3:2016 及び総務省「みんなの公共サイト運用モデル改定版(2016 年度)」に示す基準・手順を参照し、ウェブアクセシビリティへの対応を実現すること。
移行対象ページの全ての作業を終えた段階で、検査を行なう。焼津市が検査を実施し、問題がないことを確認した上で、以後の作業を進める。
イ システム稼働環境の検査
導入システムについて、システム設計に基づいて正常に稼働することを、総合テスト計画に基づいて検証すること。
(ア)テスト
本サイトが本仕様書に示す要件を確実に満たした上で正式稼動するために、最終検査の前にテスト運用及び修正対応を行う期間を設定すること。
「全体スケジュール」に示された日程に支障をきたさないよう期間を設定すること。
焼津市が正式稼働後に想定する運用フローに基づきテスト運用を行うとと もに、本仕様書の示す事柄が実現されているtiどうtiについて検査を行う。対応不十分な事項や改善が望ましい事項があった場合、受託者は速やtiに
修正対応を行なうこととする。
(イ)最終検査
最終納品の前に最終検査及び修正対応を行う期間を設定すること。焼津市 が、本仕様書に示されている全ての要件が正常に実現されているtiどうtiに ついて検査を行う。対応不十分な事項や改善が望ましい事項があった場合は、速やtiに修正対応を行なうこと。
構築時のぜい弱性対策・情報システムを構成するソフトウェア及びハードウェアのぜい弱性に悪用した不正を防止するため、開発時及び構築時にぜい弱性の有無を確認の上、運用上対処が必要なぜい弱性は修正の上で納入すること。
正式稼働前に修正を行うことが困難な事柄があった場合は、焼津市と協議の上で対応に要する期間を設定して修正対応を行なうこと。
(5)システムの保守・運用
令和6年度以降の CMS 運用保守業務についても、下記を想定している。ア システムの運用保守
新ホームページ運用開始tiら年度末までの保守・運用業務は、本業務内で行うこと
なお、次年度以降の保守・運用業務については、単年度ごとに受託者と見積書を参考に別途契約するものとする。
(ア)運用保守業務の対応時間(最低限確保すべき時間)平日(12 月 29 日~1月3日を除く)9:00~17:15
イ 保守・運用業務内容
(ア)システムの安定的な運用を図るため、ソフトウェア、設備・機器、セキュリティに関して定期的な保守を行うこと
(イ)ソフトウェアに対して、OS 等のパッチ適用、バージョンアップを行うこと
(ウ)SSL 証明書の更新手続きについては、受託者が責任をもって行うこと
(エ)リニューアル後のドメインも「xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx」とする。なお、ドメインは本市で取得済みであり、ドメイン及び DNS の管理は本業務の対象外とする。本番切り替えにおける、DNS の設定変更が伴う業務に当たっては、本市と前もって協議を行うこと
(オ)システム監視ツールを活用して稼働監視を実施し、システムの可用性を確保すること
(カ)異常発生時には、障害時対応マニュアルに基づき迅速に対応し、障害の局所化、システム停止の回避や停止時間の最短化に努めること
(キ)具体的な監視項目は次のとおりとする
【公開サーバ】
・ネットワーク稼働監視[インターネット公開側]
・ネットワーク負荷状況(トラフィック)[インターネット公開側]
・サーバの稼働監視
・プロセス監視(OS 系、アプリケーション系)
・サーバの負荷監視(CPU、メモリ、ディスク)
【CMS サーバ】
・サーバの稼働監視
・プロセス監視(OS 系、アプリケーション系)
・サーバの負荷監視(CPU、メモリ、ディスク)
(ク)サーバ及び運用管理端末のコンピュータウイルス対策や、本システムに対する不正アクセス等のチェックを常に実施するなど、万全なセキュリティ管理を行うこと。ウイルスや不正アクセスを検知した場合には、直ちに適切な対応を実施すること
(ケ)不正侵入、障害を検知した場合は、速やtiに本市に報告し、対策を講じること
(コ)障害時の早期回復のため、1日1回以上バックアップを行うこと
(サ)バックアップデータは、日次5世代以上管理すること
(シ)計画停止が必要な場合は、やむを得ない場合を除き4週間前までに本市に連絡すること。また、計画停止については、市民生活に最も影響の少ない日時で実施することを基本とすること
(ス)セキュリティに関する理由などにより、それがシステムに与える影響が大きいと判断した場合には、システムの緊急停止を行い、速やtiに本市に報告すること
ウ 障害対応
(ア)障害に対して、予防、発生時の迅速な処理手順、再発防止のための方策などについて障害管理計画を作成し、安定的な稼働管理を行うこと
(イ)障害が発生した場合は、本市に迅速に連絡するとともに、直ちに状況の把握を行い、障害箇所の特定、影響範囲の調査、即時対応、原状復帰すること。また、本市が障害を発見した場合、電話、メール等による問い合わせに対応すること
(ウ)データセンターにおいて障害の一時切り分けを実施すること
(エ)稼働診断、定期点検等により障害の予防を行うこと
(オ)障害対応の履歴の集積・分析、障害原因の分析により再発防止を行うこと
エ 運用支援業務
開発後の運用支援業務としては下記の内容を想定すること
(ア)広報担当課(ウェブマスター)tiらの問い合わせへの対応
① 問い合わせに対応する窓口の体制について提案を行うこと
② 運用保守業務の対応時間については最低限アに記載した条件とし、時間外においても災害発生時等緊急事態には連絡可能な体制とし、携帯電話番号など緊急時連絡先を必ず市と共有すること
③ 問い合わせ対応記録を作成すること
④ ③の問い合わせ記録を整理し、市と協議のうえ重要な項目については質疑応答集の作成など対応を提案すること
(イ)ドキュメント管理
システムの変更等を行った場合は、各種ドキュメントを改定し、常に最新の状態に保つこと
(ウ)ホームページ運用分析・助言業務
・ホームページの利用状況、アクセス動向、ページ作成や運用等について分析し、助言を行うこと
・焼津市が導入しているアナリティクスシステム(Google アナリティクス)について、設定や運用への助言を行うこと
(エ)職員研修の実施
システム管理者、コンテンツ作成者を対象に毎年度(導入時及び保守期間中)、操作研修を実施すること。開催時期等については本市と協議の上、柔軟に対応すること。なお、年次の研修は、2.5 時間程度を3コマ(2日間程度)、対象者は 80 名程度とする。
(オ)組織編制改編に係る作業の実施について
年度末の組織編制改編に伴う、CMS 内のページや組織情報、権限等の改編について、予約機能を有することが望ましい。予約機能を有さない場合は、市tiらの資料を基に協議の上、事業者にて行うこと
オ バージョンアップ・システムの機能向上対応
(ア)CMS に対して性能や品質強化、新たな機能の追加及び新たな OS やブラウザへの対応、セキュリティxxx、契約の範囲内において対応すること。バージョンアップの対象範囲、実施頻度などについて提案書に明記すること
(イ)JIS X 8341-3 の改正について、導入予定システムの対応状況と今後の機能追加について提案すること
カ SLA(Service Level Agreement)
本業務では、SLA を締結することを予定している。
本業務で提供されるサービスのサービスレベル及びその達成状況の管理方法について提案すること。
キ 実績報告
報告事項 | 内容 |
システム稼働実績 | ・サーバ稼働状況 ・プロセス稼働状況 ・リソース使用状況(CPU・メモリ・ディスクなど) ・サービスレベル状況 |
システム保守実績 | ・保守作業の実施日、実施内容 |
問い合わせ管理表 | ・主要な問い合わせ内容と回答 |
障害報告 | ・障害対応実績 |
アクセス解析 | ・ホームページの利用状況、アクセスの動向分析結果、ページの作成・運用助言 ・アナリティクス設定や運用につい ての助言 |
その他 | ・上記以外の報告 ・CMS 機能向上のための提案、運用についての助言等 |
運用保守実績について下記の項目を四半期で書面にて報告すること。なお、事故・トラブル発生時等においてはこの限りではない。
※この他に、運用保守開始時に、スケジュール、管理体制表、実施計画等を提出すること。
(6)次々期システムへの移行支援
次々期システムの開発時において、移行データの作成・移行データ仕様の開示及びその他必要な支援を行えるように、設計書・手順書を整備すること
(7)納品物
以下の成果物等を納品すること
名称 | 部数等 | 納入期限 |
業務体制図 | 紙1部 電 子 媒 体 1 式 (※) | 契約締結後7日以内 |
プロジェクト全体計画書 | 契約締結後7日以内 | |
プロジェクト全体詳細スケジュール | 契約締結後7日以内 | |
サイト構造設計書 | 各工程終了後 10 日以内 | |
デザイン設計書(CSS 設計書含む) | 各工程終了後 10 日以内 | |
コンテンツリニューアル詳細計画書 | 各工程終了後 10 日以内 | |
データ移行詳細計画書 | 各工程終了後 10 日以内 | |
データ移行結果報告書 | 各工程終了後 10 日以内 | |
総合テスト計画書 | 各工程終了後 10 日以内 | |
総合テスト結果報告書 | 各工程終了後 10 日以内 | |
ウェブアクセシビリティ試験結果 | 実施後速やtiに | |
システム操作マニュアル | 電 子 媒 体 1 式 (※) | 令和6年1月中旬 |
研修テキスト(作成者用・承認者用・ 管理者用・アクセシビリティ用) | 令和6年1月中旬 | |
基本的な操作研修動画 | 令和6年1月中旬 | |
ウェブ素材 | 令和6年1月中旬 | |
完了報告書 | 紙1部 電 子 媒 体 1 式 (※) | 完了後速やtiに |
業務全体計画書(運用保守) | 令和6年3月中旬 | |
業務体制図(運用保守) | 令和6年3月中旬 | |
業務詳細スケジュール(運用保守) | 令和6年3月中旬 | |
業務月例報告書(運用保守) | 市が指定する日 | |
業務完了報告書(運用保守) | 業務完了後速やtiに | |
打合せ記録簿 | 電子媒体1式 | 打合せ終了後1週間以 内 |
別途市が求める提出物 | 別途協議 | 別途協議 |
※電子媒体について、原則として、Microsoft Office 形式、動画については mp4
形式で作成・納品すること。
本市は、業務完了報告の受け付け日tiら 10 営業日以内に納品物の検査を行い、その結果不備が認められた場合、受託者は可能な限り速やtiに不備を解消し、修正した成果物を再度納入すること。再度納入された成果物について、本市は速やtiに検査を行う。
(1)再委託
受託者は、委託業務の全部又は一部を第三者に再委託してはならない。ただし、あらtiじめ本市の承認を受けた場合は、この限りではない
(2)守秘義務
受託者は、委託業務の実施に当たり、知り得た秘密を他に漏らしてはならない。この契約終了後又は解除後においても同様とする
(3)貸与データ等の取り扱い
ア 本業務の実施にあたり、受託者は、市tiら貸与された資料及びデータ(以下、「貸与データ」という)について、管理簿を作成する等、善良な管理者としての注意義務を持って適正に保管・管理するとともに、データの保護については万全の措置を講ずること
イ 貸与データ等は、借用時と同一の記録状態及び形態で、借用期限内に返却すること
ウ 万一、貸与データ等の漏洩や流出、使用目的以外の使用が認められた場合は、速やtiに市へ報告し、指示に従うこと
(4)著作権
ア サイト作成に関する一切の著作権は本市に属するものとする。ただし、オペレーティングシステム・ミドルウェア・CMS 等のパッケージは含まない
イ 受託者は、本市に対し、著作者人格権を行使しないものとする
(5)その他
本業務の実施に当たり疑義が生じた場合には、互いに協議を行い必要な措置を行うものとする。
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用語 | 定義 |
市ホームページ(市 HP) | ・トップページ URL は、 「xxxxx://xxx.xxxx.xxxxx.xx.xx/」 |
現 CMS | ・市が、令和5年度委託業者(グローバルデザイン株式会社)のコンテンツマネジメントシステム「CMS8341」で管理しているページ。移行は 非公開ページを含まず、約 4500 ページとする。 |
CMS 管理外ページ | ・現在、市の公開サーバ内にあるが、CMS で管理していないページ。担当課より静的ファイルを受領し、情報システム担当職員が公開領域にア ップロードしている。 |
市の公開サーバ | ・現在オンプレミスで市が構築運用している。今回の業務にて、民間クラウドホスティングサー バに移行するものとする。 |
サブサイト | ・市の公開サーバ内に無い、他業者が構築運営している市関連サイト。今回の業務にて、一部サイトを CMS 内に統合する。また将来、一部サイトについては、新公開サーバに取り込む(CMS 内には 統合せずドメインのみ統合)予定がある。 |
ちゅう 中 サブサイト | ・サイト内のポータルページとして機能する CMS内で実現する独立感のあるページ。中サブサイトでは、共通ヘッダとは別に、大きなヘッダ画像や大きなページタイトル文字、中サブサイト内独自のメニューや新着情報欄などポータルページとしての機能を有するものとする。想定としては、歴史民俗資料館など文化施設系のページや議会ページ、防災など任意の特集ペー ジ。 |
ウェブマスター、管理者 | ・市ホームページ全体の管理者 ・最終公開承認者 ・市シティセールス課職員(5名程度) |
利用者、閲覧者 | ・市ホームページを参照する市民等 |
職員 | ・市ホームページを更新する職員 ・所属数:約 60 所属、所属担当者数:約 800 人。 (参考)現 CMS のアカウント数…所属数×(承認者2+作成者5)及びウェブマスター等4 |
コンテンツ | ・市ホームページを構成するウェブページ |
〒425-8502 静岡県焼津市本町 2 丁目 16 番 32 号焼津市役所 行政経営部
シティセールス課 広報xx担当
TEL:000-000-0000/FAX:000-000-0000