機密性 完全性 可用性 総合重要度 A B B A
仕 様 書
1 件 名
検査実施システム用機器の借入れ( 長期継続契約)
2 借入期間
令和5 年7 月1 日から令和1 0 年6 月3 0 日まで
( 地方独立行政法人東京都立病院機構契約事務処理要綱第22条の規定による長期継続契約)
3 借入場所
xxx墨田区xx橋四丁目2 3 番1 5 号
地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立墨東病院
※ 設置場所の詳細については、契約締結後に地方独立行政法人東京都立病院機構( 以下「法人」という。) 担当者が指定する。
4 品名及び数量
検査実施システム用機器 一式
詳細は、「特記仕様書」及び 別紙1 「納品物件一覧」のとおり
5 長期継続契約案件
本件は、地方独立行政法人東京都立病院機構契約事務処理要綱第22条の規定による長期継続契約案件である。契約を締結した翌年度以降において、当該契約に係る予算の減額又は削除があった場合は、法人は、この契約を変更又は解除することができるものとする。
6 賃借料の取り扱い
機器の賃借料については、次のとおりとする。
( 1 ) 特定の記載のない限り、機器の搬入・設置・ソフトウェアインストール及び設置作業、機器及びソフトウェア保守等、本件に係る一切の費用は、本契約の契約金額に含まれる。
( 2 ) 賃借料の支払いは、月払いとし、賃貸人からの適法な請求書に基づき支払う。
7 情報セキュリティ
本システム内で取扱う情報の機密性及び外部からの脅威等を踏まえリスク分析を実施し、網羅的なセキュリティ対策を行うこと。 なお、xxxサイバーセキュリティ対策基準に基づく本システムの情報資産の分類は下表のとおりである。
( 1 )「機密性」の確保
本システムの利用者( 正・不正を問わず) に対して、適切な利用制限が可能でありまた、必要に応じて情報資源の暗号化等の対策ができること。
( 2 )「完全性」の確保
賃貸人は本システムにおける情報資産の正当性・正確性・網羅性・一貫性を確保できるよう常に努めなければならず、完全性を確保するための検知機能( ウイルス検出、システム障害検出、ログ解析)、障害 (不正な操作を含む)時の調査・追跡機能を有し、最新の状態に保つこと。また完全性が毀損された場合、速やかに原状回復を果たすために、バックアップデータ及びログの保存・出力、障害発生時の処理
及びリストア等の手順を明示すること。
( 3 )「可用性」の確保
本システムは、災害等の非常時においても利用できるよう、システム資源の2 重化、データの常時バックアップ、無停電電源装置の設置、耐震措置などの対策を施すこと。
【資産分類】
機密性 | 完全性 | 可用性 | 総合重要度 |
A | B | B | A |
8 導入( 設置・設定・撤去) 等作業
( 1 ) 作業全般
ア 機器設置にかかる準備期間は、契約締結後から借入期間開始日までとする。
イ 機器設置に当たっては、建物等に養生を行うこと。万が一、建物等を損傷した場合は、法人の担当者に確認の上、速やかに賃貸人の負担により補修等の措置を行うこと。
ウ 作業については、作業計画を事前に法人に提出し、法人の了承を得た後に作業 を行うこと。作業は、xxxの休日に関する条例( xxx年xxx条例第1 0 号)第1 条第1 項のxxxの休日( 以下「休日」という。) に依頼することがあり得るので、留意すること。
エ 各機器が動作するために必要な電源ケーブル等の各種接続線を用意、敷設し、必要であれば電源タップ類を準備すること。
オ その他、機器の設置等に必要な資材は用意すること。
カ 機器搬入時の梱包材等は、作業後速やかに搬出すること。
キ システム更新時における電源及びネットワーク整備費用、並びに追加機器の費用については、本契約に含むものとする。
( 2 ) 設置
ア 法人の担当者が指定した設置場所、及び別紙2 「検査実施システム構成図」に従い、機器等の設置を行うこと。
イ 本契約で調達する機器は、現場の運用に支障のない方法で設置、取付け等を行うこと。
ウ 各機器を搬入し、所定の場所に設置、接続すること。各機器の設置場所、接続方法、設定値の決定等については、法人の担当者の指示に従うこと。
エ 各ケーブル類の敷設に当たっては、配線図を作成し接続元と 接続先が明確になるようにラベルを貼付すること。
オ L A N ケーブルを敷設する場合、L A N ケーブルの色は緑色とすること。
( 3 ) 設定等
ア システムセットアップ
( ア) 本システムが稼働するよう、初期値の設定、マスタの設定その他必要な作業を行うこと。
( イ) 本契約で調達するサーバ及びクライアント端末について、当院が指定するタイムサーバと時刻同期ができること。
( ウ) 設定作業完了後、正常に動作することを確認し、報告書を提出すること。イ バックアップ
ユーザデータのデータバックアップ及び構成を変更した際にシステム全体を取得するシステムバックアップについては、バックアップ装置に自動的にバックアップ
されるよう、サーバ上のバックアップソフトを設定し、動作確認を行うこと。バックアップ方式、バックアップ開始時刻、バックアップ頻度及びリストア方式等については法人担当者と協議の上、決定すること。
ウ 通信
( ア) 各サーバとクライアントである検査実施システム業務用端末が正常に通信可 能なように、OS や導入するシステムアプリケーション等に必要な設定を行うこと。
( イ) 検査実施システムのサーバ等機器からインターネットへの通信は、遠隔保守以外インターネット経由の監視や運用は許可しない。
( ウ) 不通やセキュリティ問題が発生しないように、法人担当者と十分に調整を行うこと。
エ その他
セキュリティ対策として、サーバ等機器において不必要なUSBポートはシステ ム的、または物理的に遮断すること。なお、対象となるxxxは 法人の担当者と協議の上決定すること。
( 4 ) 撤去等
ア 借入期間満了時の撤去等
( ア) 撤去作業においては、借入物件について現状の設置場所から取り外し、分解等の作業を行うこと。その後、必要に応じて法人担当者が指定する一時保管場所まで移設し、最終的に病院外へ搬出すること。
( イ) 契約期間満了時においては、機器に保存されたデータが外部へ情報漏えいすることのないよう、データ消去等の措置を講ずること。データ消去の具体的な方法は項番9 「導入( 設置・設定・撤去) 等作業( 4 ) イ」に従うこと。
( ウ) 作業にあたっては作業計画を事前に法人の担当者に提出し、了承を得ること。撤去作業は、休日に依頼することがあり得るので、留意すること。
イ データ消去作業
賃貸者( 受託者) の負担により、物理的破壊又はデータ消去によりデータが漏えいしないよう情報セキュリティ対策を講じること。
データ消去の場合は、米国国防省規定に準拠した方式による3 回上書き相当以上の方法で処理すること。データ消去又は物理的破壊の実施にあたっては、事前に法人担当者と実施方法やスケジュールを調整するとともに、完了後はデータ削除完了証明書を提出すること。
なお、機器の撤去後にデータ消去を行う場合は、事前調整において、データ消去までの期間における情報セキュリティ対策を示した上で、厳重に管理すること。
撤去作業等において、トラブルが発生した場合は、法人の担当者と協議の上解決を図ること。
( 5 ) その他
借入物件には次の事項を記載したシールを添付すること。シールは容易には剥がれないものであること。
ア 機器名称( 記載する名称については、法人担当者と協議すること。イ 賃貸人名称
ウ リース開始時期及び終了時期エ 障害発生時の連絡先電話番号
9 操作指導
( 1 ) 本システムの操作マニュアルを紙( A 4 版で1 部) と電子データ( Wordもしくは Excel 形式及び PDF 形式) で提出すること。
( 2 ) 今回調達する本システムの操作方法について、専門知識を有しかつ習熟している者が借入場所を訪問して、法人担当者に指導を行うこと。現地での指導時間は本システム納品時に半日、本システム稼動当日に1 日、システム稼動翌日に1 日の合計2 日半とする。
10 保守体制
( 1 ) 体制
ア 賃貸人は、スケジュール( 定期点検予定日)、体制図、連絡体制表、保守業務手
順等を定めた「保守作業計画書」を作成及び提出し、法人担当者の承認を得ること。イ 体制に委託する第三者( 以下「保守会社」という。) が含まれる場合は、保守会
社の名称、所在地、保守内容も記載すること。
ウ 賃貸人は、保守会社が本契約に定める賃貸人の義務を遵守 するように指導・監督を徹底するとともに、保守会社の行為につき、法人に対して責任を負う。保守会社の責に起因して法人に損害が生じた場合も同様とする。
エ 賃貸人又は保守会社は、必要に応じて保守を実施し、本システムソフトウェアを含む賃借物件を常に良好に作動させること。
オ 保守・障害に対しては、借入物品の取扱いについて、専門知識を有し、かつ習熟している者が対応できる体制をとること。
カ 賃貸人は、法人担当者と連携し保守作業にあたること。
キ 本システムの仕様や操作に関する照会や障害発生時の受付をxx的に行う対応窓口を設置すること。なお、対応窓口は、2 4 時間3 6 5 日受付可能なものとすること。
ク 障害対応は、2 4 時間3 6 5 日いつでも可能な体制を整えること。
( 2 ) 作業全般
ア 対応窓口の設置、保守作業及び保守作業により生じる機器等の交換・修理・代替品の貸与等に係る費用を本契約に含むこと。
イ 機器及びソフトウェア等について、メーカーによるサポート打ち切りなどの情報が発表された場合には、速やかに法人に報告すること。
ウ 賃貸人は、法人からの機器及びソフトウェア等の操作や設定に関する問合せに対して、速やかに回答及び技術支援を行うこと。
( 3 ) 作業内容 ア 定期保守
( ア) 年1 回以上、定期的に点検を実施し、「点検結果報告書」を点検日から2 週間以内に提出すること。
( イ) 定期保守は、業務に支障のないように設置場所の担当者と事前に定めた予定日等に基づき実施すること。なお、点検予定日を変更する場合、設置場所の担当者へ事前に連絡し、承認を得た上で変更すること。
イ 臨時保守
( ア) 賃貸人は、障害受付後、原則2 4 時間以内に障害を復旧させること。ただし、法人担当者が認めた理由があるときはこの限りでない。
( イ) 来院して行う作業が必要とされる場合、障害受付後、作業員が原則3 時間以 内に当院へ到着できるようにすること。ただし、法人担当者が認めた理由があるときはこの限りでない。
( ウ) 機器等の持帰りによる修理等が必要とされる場合は、速やかに代替品を貸与すること。
( エ) 障害対応の範囲は、障害原因の切り分け、障害原因の追究及び確定( 確定が困難な場合は推定)、機器等の交換及び修理、ソフトウェア等の再インストール、
動作確認及びソフトウェアの障害復旧とする。ユーザデータについては、法人の了解を得たうえで、バックアップ媒体からのデータ復旧を行うなど、可能な範囲で復旧作業を行うこと。
なお、機器等交換時のデータ消去に関しては、項番9 「導入( 設置・設定・撤去) 等作業( 4 ) イ」に準じて行うこと。
( オ) システムログやシステム設定情報等の取得、解析及び提供を行うこと。
( カ) 賃貸人は、保守作業を行ったときは、軽微な障害を除き、障害復旧後に「障害報告書」を提出すること。
( キ) 当院の電気系統定期点検時で、本システムのダウン・立ち上げが伴う場合、正常動作確認等の協力を行うこと。
ウ 遠隔保守
( ア)「遠隔保守」とは外部から電話回線等を通じて機器の保守を行うことをいう。
( イ) 遠隔保守の実施は必要最小限とすること。
( ウ) 賃貸人は、遠隔保守を実施する施設において、その施設の入退室管理及び使用する機器の保管について安全管理上必要な措置を講じなければならない。
( エ) 賃貸人は、遠隔保守で作業する前に、 法人担当者へネットワークケーブルの接続を依頼し、同作業後には、法人担当者へ終了報告と同時に同ケーブルを外すよう依頼すること。
( オ) 賃貸人は、 遠隔保守を実施した際は作業記録を作成し、 法人担当者に提出すること。
エ 予防保守
( ア) 機器及びソフトウェア等に不具合が発見され、修正パッチ、セキュリティパッチ及び対策部品等が提供された場合は、影響調査等を行い、 法人担当者と協議の上必要に応じて各種パッチの適用を行うこと。
( イ) 設計上の瑕疵を原因として故障が発生し、機器等の全部又は一部を修理又は交換した場合には、同一の部品を使用する他の機器等の対応する箇所についても同様の修理又は交換を行うこと。
オ その他
賃貸人は、作業にあたって会議・打合せ等行った場合は、その都度議事録を作成し、法人担当者に提出すること。
11 守秘義務
( 1 ) 賃貸人及び保守会社は、業務の遂行上、直接又は間接的に知り得た全ての情報を外部に漏らし、又は他の目的に利用してはならない。借入期間満了後も同様とする。
( 2 ) 賃貸人及び保守会社は、賃借物件及び接続された他の機器に含まれる患者情報等、法人の情報を外部に取り出さないこと。
( 3 ) 賃貸人は、情報の漏えい、滅失、き損等の事故が生じた場合、速やかに法人担当者に報告し、法人担当者の指示に従わなければならない。
12 その他
( 1 ) 本仕様書に記載のない事項に関して疑義が生じた場合は、 法人担当者と協議すること。
( 2 ) 契約締結後、速やかに月額リース料及び保守料の明細を記載した「機器内訳別契約金額」を作成して提出すること。
( 3 ) 本契約で調達するサーバ及びクライアント端末には、別途法人が調達するウイルス対策ソフト( Symantec Endpoint Protection 最新版)、仮想サーバ監視ソフト
( Xxxxxxxx PRTG) のインストール、設定作業を行うこと。
なお、 仮想サーバ監視ソフトのインストールの設定に関する手順書は 法人担当者が提供する。また、賃貸人は法人担当者に閾値等の監視設定の支援を行うこと。
( 4 ) 本契約履行期間内に当院にて指定するウイルス対策ソフトのバージョンアップ作業が必要な場合、サーバ/ クライアントの更新 作業を実施すること。
( 5 ) 本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は使用させる場合は、次の事項を遵守すること。
ア 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(平成12年xxx条例第215号)第 37条のディーゼル車規制に適合する自動車であること。
イ 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法( 平成4 年法律第70号) の対策地域内で登録可能な自動車であること。
なお、当該自動車の自動車検査証( 車検証)、粒子状物質減少装置装着証明書等の提示又は写の提出を求められた場合には 、速やかに提示し、又は提出すること。
( 6 ) 個人情報の取扱いについては、項番12のほか、別紙3 「個人情報の取扱いに関する 特記事項」、データ移行・プログラム開発等の電子情報処理業務を行うにあたっては、別紙4 「システム調達に関する特記仕様書」、別紙5 「電子情報処理委託に係る標準 特記仕様書」に従うこと。なお、当該特記事項において「受託者」は「賃貸人」と読 み替えるものとする。
( 7 ) Microsoft社のソフトウェア調達については、公共機関向けライセンスプログラムを採用するなど、安価な調達を心掛けること
( 8 ) ソフトウェアライセンス
実際に納品したライセンスの正確な条件、バージョン、ライセンス番号等の一覧を提出すること。
( 9 ) 納入する機器については、可能な限り、xxxグリーン購入ガイド( 2022年版) に定める環境配慮仕様の水準1を満たすこと。
( 10) 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた発注にあたっての留意事項
本契約においては、業務の履行にあたって、新型コロナウイルス感染症の感染拡大 防止に努めること。契約後に新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う業務が 追加で発生した場合、賃貸者( 受託者) からの申し出を踏まえ、受発注者間において、契約金額の変更、履行期間の延長のための協議を行う。この場合、 賃貸者( 受託者)の責めに帰すものができないものとして、契約書に基づき契約内容の変更を行うもの とし、契約金額の変更については受発注者間での協議を踏まえ適切に対応する。
13 連絡先
地方独立行政法人東京都立病院機構
東京都立墨東病院事務局総務課契約管財グループ
電話 0 3 - 3 6 3 3 - 6 1 5 1 ( 代表) 内線2 0 4 4
特 記 仕 様 書
Ⅰ 調達物品
検査実施システム用機器 一式
1 検査実施システム <サーバ部/ハードウェア> 1-1 サーバ(1)検査部門仮想化基盤サーバ1 | 一式 |
1-2 サーバ(2)検査部門仮想化基盤サーバ2 | 一式 |
1-3 サーバ(3)データベースサーバ1 | 一式 |
1-4 サーバ(4)データベースサーバ2 | 一式 |
1-5 サーバ(5)通信サーバ | 一式 |
1-6 サーバ(6)WEBサーバ | 一式 |
1-7 自動採血管準備システムサーバ | 一式 |
1-8 RFID検体管理システムサーバ | 一式 |
2 検査実施システム <クライアント部/ハードウェア> 2-1 検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC | 52台 |
2-2 検査実施システムクライアント・ノート型PC | 6台 |
2-3 自動採血管準備装置 クライアント・一体型PC | 2台 |
2-4 採血業務支援システム クライアント・一体型PC | 7台 |
2-5 採血採尿受付機クライアント・一体型PC | 2台 |
2-6 RFID検体情報統括管理システム クライアント・デスクトップPC | 2台 |
2-7 RFID検体情報統括管理システム クライアント・タブレットPC | 13台 |
2-8 RFID尿検体管理システム クライアント・デスクトップPC | 1台 |
2-9 採血待合案内ディスプレイ表示用デスクトップPC | 2台 |
2-10 検体到着・提出状況表示ディスプレイ 表示用デスクトップPC | 3台 |
2-11 採血室状況確認用・タブレットPC | 1台 |
3 検査実施システム <周辺機器等> 3-1 分析装置オンライン用コントローラ | 18台 |
3-2 A3対応モノクロレーザープリンタ | 3台 |
3-3 A3対応カラーレーザープリンタ | 10台 |
3-4 卓上スキャナ | 1台 |
3-5 モバイルスキャナ | 1台 |
3-6 カラーインクジェットプリンタ | 1台 |
3-7 カラーインクジェットラベルプリンタ | 2台 |
3-8 バーコードラベルプリンタ | 12台 |
3-9 ハンディーバーコードリーダ | 32台 |
3-10 二次元対応バーコードリーダ | 7台 |
3-11 固定式バーコードリーダ | 15台 |
3-12 輸血製剤発注用FAXモデム | 1台 |
3-13 個人認証ツール読み取り装置 | 58台 |
3-14 非接触ICカード | 50枚 |
3-15 オンラインケーブル | 40本 |
3-16 ギガビットイーサネットスイッチ | 10台 |
3-17 顕微鏡撮影用カメラ | 9台 |
3-18 スライドガラスプリンタ | 1台 |
3-19 タブレット端末 | 9台 |
3-20 自動採血管準備装置 | 2台 |
3-21 パッキングユニット | 1台 |
3-22 採血業務支援システム(採血架台) | 7台 |
3-23 採血業務支援システム(モニタ) | 7台 |
3-24 電動昇降採血台 | 7台 |
3-25 ハルンカップラベラ | 1台 |
3-26 RFID対応据置型ラベルプリンタ (採血室再発行用) | 1台 |
3-27 整理券プリンタ | 1台 |
3-28 採血採尿受付機 | 2台 |
3-29 採血待合案内ディスプレイ | 6台 |
3-30 u-TRIPSエッジ | 3台 |
3-31 RFIDリーダライタ | 16台 |
3-32 RFID一括アクセスポイント | 6台 |
3-33 検体到着・提出状況表示ディスプレイ | 4台 |
3-34 RFIDリーダライタ(電子カルテ端末用) | 166台 |
3-35 RFID対応据置型ラベルプリンタ | 42台 |
3-36 卓上型採血管準備装置 | 2台 |
4 検査実施システム <ソフトウェア> 4-1 文書作成ソフトウェア | 58ライセンス |
※機器は5年以上の使用に耐えられる業務用の機器を用意すること。導入計画物品及び数量
4-2 | 表作成ソフトウェア | 62ライセンス |
4-3 | サーバOSにアクセスするためのクライアントライセンス | 58ライセンス |
4-4 | データベースソフトウェア(データベースサーバ用) | 4ライセンス |
4-5 | FAX送信用ソフトウェア | 1ライセンス |
4-6 | リアルタイムデータバックアップシステム&自動日替り処理ソフト | 一式 |
4-7 | 知識情報統合化システムアプリケーション | 一式 |
4-8 | 検体検査システムアプリケーション | 一式 |
4-9 | 細菌検査システムアプリケーション | 一式 |
4-10 | 輸血検査・製剤管理システムアプリケーション | 一式 |
4-11 | 在庫管理システムアプリケーション | 一式 |
4-12 | 温度監視システムアプリケーション | 一式 |
4-13 | 文書管理システムアプリケーション | 一式 |
4-14 | 臨床検査情報ブラウザシステムアプリケーション | 一式 |
4-15 | 自動採血管準備システムアプリケーション | 一式 |
4-16 | 採血業務支援システムアプリケーション | 一式 |
4-17 | 採血採尿受付システムアプリケーション | 一式 |
4-18 | RFID検体情報統括管理システムアプリケーション | 一式 |
4-19 | RFID尿検体管理システムアプリケーション | 一式 |
4-20 | RFID病棟検体情報統括管理システムアプリケーション | 一式 |
4-21 | 採血患者案内システムアプリケーション | 一式 |
4-22 | アンチウィルスソフト新規ライセンス | 64ライセンス |
4-23 | アンチウィルスソフト更新ライセンス | 256ライセンス |
4-24 | デバイス制御ソフトウェア | 一式 |
Ⅱ 技術的要件 1 | 検査実施システム <サーバ部/ハードウェア> |
※検査実施システム/サーバ部は、以下に記載する仕様で構成し納入すること。 1-1 サーバ(1)検査部門仮想化基盤サーバ1
1-1-1 CPUはIntel社製Xeon プロセッサー Gold 5118 (2.30GHz/4コア/16.0GB)以上で1CPU以上であること。
1-1-2 主記憶容量は64GB(TruDDR4-2666(RDIMM CK)以上であること。
1-1-3 補助記憶装置(HDD)は、900GB(SAS2.5) x6 内蔵(15,000rpm以上)、RAID5+HotSpare構成( RAID-930-8i 2GB Flash)以上であること。
1-1-4 停電時に10分以上電源が供給できると共にシステムを正常に遮断できる無停電電源装置を有すること。
1-1-5 ネットワークアダプタ、電源、冷却ファンが2重化されていること。
1-1-6 100BASE-TX/1000BASE-T以上のインターフェースを備えていること。
1-1-7 オペレーティングシステムはMicrosoft社製Windows Server 2019 Standard ROK(16コア)相当であること。
1-1-8 データベースソフトはMicrosoft社製SQL Server2019相当であること。
1-1-9 GUI を使用して、リモートからシステムの管理及びCPU やメモリといったリソースの監視が行えること。
1-1-10 障害発生時、LED が点灯することにより障害の識別が可能な機能を有すること。
1-1-11 障害が発生したコンポーネントを検知し、その影響が広がるのを防止する機能を有すること。
1-1-12 EIA規格 19インチラックにマウント可能な筐体であること。
1-1-13 複数システムを1台のサーバで運用が可能なこと。ただし、レスポンス、将来的なデータ容量等について十分な検証を行うこと。
1-2 サーバ(2)検査部門仮想化基盤サーバ2
1-2-1 CPUはIntel社製Xeon プロセッサー Gold 5118 (2.30GHz/4コア/16.0GB)以上で1CPU以上であること。
1-2-2 主記憶容量は64GB(TruDDR4-2666(RDIMM CK)以上であること。
1-2-3 補助記憶装置(HDD)は、900GB(SAS2.5) ×6 内蔵(15,000rpm以上)、RAID5+HotSpare構成( RAID-930-8i 2GB Flash)以上であること。
1-2-4 停電時に10分以上電源が供給できると共にシステムを正常に遮断できる無停電電源装置を有すること。
1-2-5 ネットワークアダプタ、電源、冷却ファンが2重化されていること。
1-2-6 100BASE-TX/1000BASE-T以上のインターフェースを備えていること。
1-2-7 オペレーティングシステムはMicrosoft社製Windows Server 2019 Standard ROK(16コア)相当であること。
1-2-8 データベースソフトはMicrosoft社製SQL Server2019相当であること。
1-2-9 GUI を使用して、リモートからシステムの管理及びCPU やメモリといったリソースの監視が行えること。
1-2-10 障害発生時、LED が点灯することにより障害の識別が可能な機能を有すること。
1-2-11 障害が発生したコンポーネントを検知し、その影響が広がるのを防止する機能を有すること。
1-2-12 EIA規格 19インチラックにマウント可能な筐体であること。
1-2-13 複数システムを1台のサーバで運用が可能なこと。ただし、レスポンス、将来的なデータ容量等について十分な検証を行うこと。
1-3 サーバ(3)データベースサーバ1
1-3-1 自社仮想化基盤上にシステムを構築すること。
1-3-2 オペレーティングシステム(以下「OS」という。)はMicrosoft Windows Server 2019 Standard Edition 日本語版又は同等品以上であること。
1-3-3
1-3-4
データベースソフトは、Microsoft社製 SQLServer2019 StandardEdtion(Core)(64bit)相当以上であること。(4-4項のデータベースソフトウェア(データベースサーバ用)をインストールすること。)
リアルタイムにバックアップを取れる機能を有し、自動で日替わり処理をする機能を有すること。(4-6項のデータバックアップ用ソフトウェアをインストールし、リアルタイムでデータバックアップを行うとともに、自動的に日替わり処理を実行できるようにセットアップすること。)
1-4 サーバ(4)データベースサーバ2
1-4-1 自社仮想化基盤上にシステムを構築すること。
1-4-2 オペレーティングシステム(以下「OS」という。)はMicrosoft Windows Server 2019 Standard Edition 日本語版又は同等品以上であること。
データベースソフトは、Microsoft社製 SQLServer2019 StandardEdtion(Core)(64bit)相当
1-4-3
1-4-4
以上であること。(4-4項のデータベースソフトウェア(データベースサーバ用)をインストールすること。)
リアルタイムにバックアップを取れる機能を有し、自動で日替わり処理をする機能を有すること。(4-6項のデータバックアップ用ソフトウェアをインストールし、リアルタイムでデータバックアップを行うとともに、自動的に日替わり処理を実行できるようにセットアップすること。)
1-5 サーバ(5)通信サーバ
1-5-1 自社仮想化基盤上にシステムを構築すること。
1-5-2 オペレーティングシステム(以下「OS」という。)はMicrosoft Windows Server 2019 Standard Edition 日本語版又は同等品以上であること。
1-5-3 データベースソフトは、Microsoft社製 Microsoft SQLServer2019 ExpressEdtion(64bit)相当以上であること。
1-6 サーバ(6)WEBサーバ
1-6-1 自社仮想化基盤上にシステムを構築すること。
1-6-2 オペレーティングシステム(以下「OS」という。)はMicrosoft Windows Server 2019 Standard Edition 日本語版又は同等品以上であること。
1-6-3 データベースソフトは、Microsoft社製 Microsoft SQLServer2019 ExpressEdtion(64bit)相当以上であること。
1-7 自動採血管準備システムサーバ
1-7-1 OSはMicrosoft Windows Server 2019 Essentials又は同等品以上であること。
1-7-2 主記憶容量は4Gバイト以上であること。
1-7-3 補助記憶装置(磁気ディスク装置)は1Tバイト以上の容量を有していること。
1-7-4 CPUはPentium Gold G5420(3.8GHz / 2コア / 4MB)又は同等品以上の処理能力を有していること。
1-7-5 DVD-ROMドライブを内蔵していること。
1-7-6 キーボード、マウスを有していること。
1-7-7 USBスロットを備えていること。
1-7-8 4-15項のデータベースソフトウェア(自動採血管準備システム用)をインストールすること。
1-8 RFID検体管理システムサーバ
1-8-1 OSはMicrosoft Windows Server 2019 Essentials又は同等品以上であること。
1-8-2 主記憶容量は12Gバイト以上であること。
1-8-3 補助記憶装置(磁気ディスク装置)は1Tバイト以上の容量を有していること。
1-8-4 CPUはXeon プロセッサー E-2124(3.3GHz / 4コア / 8MB)又は同等品以上の処理能力を有していること。
1-8-5 DVD-ROMドライブを内蔵していること。
1-8-6 キーボード、マウスを有していること。
1-8-7 USBスロットを備えていること。
1-8-8 4-17項のデータベースソフトウェア(RFID検体情報統括管理システム用)をインストールすること。
2 検査実施システム<クライアント部/ハードウェア>
※検査実施システムクライアント部は、以下に記載する仕様で構成し納入すること。 2-1 検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
2-1-1 CPUはIntel Core i5-10505(3.20GHz)又は同等品以上の処理能力を有していること。
2-1-2 メモリは8GB以上であること。
2-1-3 ストレージは「256GB以上のフラッシュメモリディスク(SSD)」を内蔵していること。
2-1-4 1000BASE-Tに対応したイーサネットインターフェースを備えていること。
2-1-5 DVD-ROMドライブを内蔵していること。
2-1-6 キーボード、マウスを有していること。
2-1-7 USBインターフェースを備えていること。
2-1-8 52台のうち49台について、23.8インチワイド以上のフルHD対応TFT液晶カラーディスプレイを付属すること。
2-1-9 52台のうち2台について、21.5型ワイドの液晶タッチディスプレイを付属すること。
2-1-10 52台のうち1台について、23.8型ワイドの液晶タッチディスプレイを付属すること。
2-1-11 OSはWindows10 Pro(64bit)又は同等品以上であること。
2-1-12 4-1項の文書作成ソフトウェアをインストールすること。
2-1-13 4-2項の表計算作成ソフトウェアをインストールすること。
2-1-14 サーバへ接続するためのクライアントアクセスライセンスを必要に応じて付属すること。(4-3項に記載のあるソフトを搭載すること)
2-1-15 サーバのデータベースへ接続するためのクライアントアクセスライセンスを必要に応じて付属すること。
2-1-16 4-5項に記載のあるFAX送信用ソフトウェアを52台のうち1台にインストールすること。
2-1-17 4-7項の知識情報統合化システムアプリケーションをインストールすること。
2-1-18 4-8項の検体検査システムアプリケーションソフトを搭載すること。
2-1-19 52台のうち13台について、4-9項の細菌検査システムアプリケーションをインストールすること。
2-1-20 52台のうち6台について、4-10項の輸血検査・製剤管理システムアプリケーションをインストールすること。
2-1-21 RS232Cポートを有し、3-11項の固定式バーコードリーダが接続できること。
2-2 検査実施システムクライアント・ノート型PC
2-2-1 CPUはIntel Core i5-1145G7(4.40GHz)又は同等品以上の処理能力を有していること。
2-2-2 メモリは8GB以上であること。
2-2-3 ストレージは「256GB以上のフラッシュメモリディスク(SSD)」を内蔵していること。
2-2-4 1000BASE-Tに対応したイーサネットインターフェースを備えていること。
2-2-5 DVD-ROMドライブを内蔵していること。
2-2-6 キーボード、マウスを有していること。
2-2-7 USBインターフェースを備えていること。
2-2-8 OSはWindows10 Pro(64bit)又は同等品以上であること。
2-2-9 15.6インチ以上のフルHD対応TFT液晶カラーディスプレイを搭載すること。
2-2-10 4-1項の文書作成ソフトウェアをインストールすること。
2-2-11 4-2項の表計算作成ソフトウェアをインストールすること。
2-2-12 サーバへ接続するためのクライアントアクセスライセンスを必要に応じて付属すること。(4-3項に記載のあるソフトを搭載すること)
2-2-13 サーバのデータベースへ接続するためのクライアントアクセスライセンスを必要に応じて付属すること。
2-2-14 4-7項の知識情報統合化システムアプリケーションソフトを搭載すること。
2-2-15 4-8項の検体検査システムアプリケーションソフトを搭載すること。
2-2-16 6台のうち1台について、4-9項の細菌検査システムアプリケーションをインストールすること。
2-2-17 6台のうち1台について、4-10項の輸血検査・製剤管理システムアプリケーションをインストールすること。
2-3 自動採血管準備装置 クライアント・一体型PC
2-3-1 CPUはIntel Celeron J1900 2.00GHz (4Core/4Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-3-2 メモリは4GB以上であること。
2-3-3 ストレージは、HDD 320GB以上であること。
2-3-4 USBインターフェースを備えていること。
2-3-5 タッチパネル対応で、15.6インチ以上のカラー液晶ディスプレイを有していること。(解像度
1,920×1,080)
2-3-6 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-3-7 OSはWindows 10 IoT Enterprise for Retail or Thin Client 64bit又は同等以上であること。 2-3-8 マウス、キーボードを有すること。
2-3-9 4-15項の自動採血管準備システムアプリケーションソフトを搭載すること。
2-4 採血業務支援システム クライアント・一体型PC
2-4-1 CPUはIntel Atom E3845 1.91GHz (4Core/4Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-4-2 メモリは4GB以上であること。
2-4-3 ストレージは、SSD 40GB以上であること。
2-4-4 USBインターフェースを備えていること。
2-4-5 タッチパネル対応で、12.1インチ以上のカラー液晶ディスプレイを有していること。(解像度
1024 x 768)
2-4-6 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-4-7 OSはWindows 10 Enterprise 又は同等以上であること。
2-4-8 3-22項の採血架台に固定できること。
2-4-9 4-16項の採血業務支援アプリケーションソフトを搭載すること。
2-5 採血採尿受付機クライアント・一体型PC
2-5-1 CPUはIntel Atom E3845 1.91GHz (4Core/4Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-5-2 メモリは4GB以上であること。
2-5-3 ストレージは、SSD 32GB以上であること。
2-5-4 USBインターフェースを備えていること。
2-5-5 タッチパネル対応で、カラー液晶ディスプレイを有していること。
2-5-6 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-5-7 OSはWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB 64bit又は同等以上であること。
2-5-8 4-17項の採血採尿受付システムアプリケーションソフトを搭載すること。
2-6 RFID検体情報統括管理システム クライアント・デスクトップPC
2-6-1 CPUは、Intel Atom E3845 1.91GHz (4Core/4Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-6-2 メモリは4GB以上であること。
2-6-3 ストレージは、SSD 32GB以上であること。
2-6-4 USBインターフェースを備えていること。
2-6-5 タッチパネル対応で、23インチ以上のカラー液晶ディスプレイを附属すること。(解像度1,920
× 1,080)
2-6-6 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-6-7 OSはWindows 10 Pro 又は同等以上であること。
2-6-8 マウス、キーボードを有すること。
2-6-9 4-18項のRFID検体情報統括管理システムアプリケーションを搭載すること。
2-7 RFID検体情報統括管理システム クライアント・タブレットPC
2-7-1 CPUは、Intel Core i5-1145G7 1.70GHz(4Core/8Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-7-2 メモリは8GB以上であること。
2-7-3 ストレージは、SSD 256GB以上であること。
2-7-4 USBインターフェースを備えていること。
2-7-5 OSはWindows 10 Pro 又は同等以上であること。
2-7-6 解像度は1920x1080であること。
2-7-7 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-7-8 4-18項のRFID検体情報統括管理システムアプリケーションを搭載すること。
2-8 RFID尿検体管理システム クライアント・デスクトップPC
2-8-1 CPUは、Intel Core i5-10400T 2.00GHz(6Core/12Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-8-2 メモリは8GB以上であること。
2-8-3 ストレージは、SSD 256GB以上であること。
2-8-4 USBインターフェースを備えていること。
2-8-5 タッチパネル対応で、23インチ以上のカラー液晶ディスプレイを附属すること。(解像度1,920
× 1,080)
2-8-6 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-8-7 OSはWindows 10 Pro 又は同等以上であること。
2-8-8 マウス、キーボードを有すること。
2-8-9 4-19項のRFID尿検体管理システムアプリケーションを搭載すること。
2-9 採血待合案内ディスプレイ表示用・デスクトップPC
2-9-1 CPUはIntel Celeron-4205U 1.80GHz (2Core/2Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-9-2 メモリは8GB以上であること。
2-9-3 ストレージはSSD 256GB以上であること。
2-9-4 USBインターフェースを備えていること。
2-9-5 OSはWindows 10 Pro 又は同等以上であること。
2-9-6 ネットワークインタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXを有すること。
2-9-7 4-21項の採血患者案内システムアプリケーションソフトを搭載すること。
2-10 検体到着・提出状況表示ディスプレイ 表示用デスクトップPC
2-10-1 CPUはIntel Celeron-4205U 1.80GHz (2Core/2Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-10-2 メモリは8GB以上であること。
2-10-3 ストレージはSSD 256GB以上であること。
2-10-4 USBインターフェースを備えていること。
2-10-5 OSはWindows 10 Pro 又は同等以上であること。
2-10-6 ネットワークインタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXを有すること。
2-10-7 4-18項のRFID検体情報統括管理システムアプリケーションを搭載すること。
2-11 採血室状況確認用・タブレットPC
2-11-1 CPUは、Intel Core i5-1145G7 1.70GHz(4Core/8Thread)又は同等以上の処理能力を有していること。
2-11-2 メモリは8GB以上であること。
2-11-3 ストレージは、SSD 256GB以上であること。
2-11-4 USBインターフェースを備えていること。
2-11-5 OSはWindows 10 Pro 又は同等以上であること。
2-11-6 解像度は1920x1080であること。
2-11-7 ネットワークインターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TXに対応していること。
2-11-8 4-16項の採血業務支援アプリケーションソフトを搭載すること。
3 検査実施システム <周辺機器等> 3-1 分析装置オンライン用コントローラ
3-1-1 100BASE-TXに対応したネットワークインターフェース、及びRS232Cインターフェースを備えていること。
3-1-2 RS232Cインターフェースポート数は4ポート以上であること。
3-2 A3対応モノクロレーザプリンタ
3-2-1 A3用紙対応、印字密度600dpi以上の性能を備えていること。
3-2-2 100BASE-TXに対応したイーサネットインターフェースを備えていること。
3-2-3 増設給紙トレイと備えていること。
3-3 A3対応カラーレーザプリンタ
3-3-1 A3用紙対応、印字密度600dpi以上の性能を備えていること。
3-3-2 100BASE-TXに対応したイーサネットインターフェースを備えていること。
3-3-3 増設給紙トレイと備えていること。
3-4 卓上スキャナ
3-4-1 読み取り解像度600dpi以上の性能を備えていること。
3-4-2 読み取り速度は両面・片面40枚/分相当であること。
3-4-3 接続形式はUSBであること。
3-5 モバイルスキャナ
3-5-1 読み取り解像度600dpi以上の性能を備えていること。
3-5-2 読み取り速度は片面5.2秒/枚相当であること。
3-5-3 接続形式はUSBであること。
3-6 カラーインクジェットプリンタ
3-6-1 100BASE-TX Ethernet規格のイーサネットインターフェースを備えていること。
3-6-2 Wifi印刷機能を有すること。
3-7 カラーインクジェットラベルプリンタ
3-7-1 幅76mm以上の用紙にカラーで印刷が可能であること。
3-7-2 100BASE-TXに対応したイーサネットインターフェイスを備えていること。
3-7-3 オートカット機能を有していること。
3-8 バーコードラベルプリンタ
3-8-1 50mm × 32mm以上のラベルサイズに印字できること。
3-8-2 印字密度は200dpi以上であること。
3-8-3 印字速度は2.3.4.5.6.7.8インチ/秒以上であること。
3-9 ハンディーバーコードリーダ
3-9-1 最大読取り幅は75mm以上であること。
3-9-2 NW-7の読み取りに対応していること。
3-9-3 接続形式はUSBであること。
3-10 二次元対応バーコードリーダ
3-10-1 最大読取り幅は75mm以上であること。
3-10-2 QRコードの読み取りに対応していること。
3-10-3 GS1 DataBarの読み取りに対応していること。
3-11 固定式バーコードリーダ
3-11-1 最大読取り幅は75mm以上であること。
3-11-2 NW-7の読み取りに対応していること。
3-11-3 GS1 DataBarの読み取りに対応していること。
3-11-4 接続形式はRS232Cであること。
3-12 輸血製剤発注用FAXモデム
3-12-1 通信速度は56Kbps以上であること。
3-12-2 USBインターフェースを備えていること。
3-12-3 バスパワー給電であること。
3-13 個人認証ツール読み取り装置
3-13-1 非接触型IC(FeliCa規格)を搭載した個人認証用カードを読み取りでき、端末とUSB接続できること。
3-14 非接触ICカード
3-14-1 ICチップとアンテナが搭載されていること。
3-14-2 ISO/IEEC7810 ID-1のサイズに準拠していること。
3-14-3 指定フォーマット印刷ができること。
3-14-4 非接触型IC(FeliCa規格)が搭載されていること。
3-15 オンラインケーブル
3-15-1 3-1と分析装置を接続し、通信ができること。
3-16 ギガビットイーサネットスイッチ
3-16-1 3-1項のコントローラと当院の既存分析装置を接続し、通信できること。
3-16-2 5ポート以上であること。
3-17 顕微鏡撮影カメラ
3-17-1 有効画素数は500万画素以上であること。
3-17-2 顕微鏡取り付けはカメラを固定して撮影するための接続用マウントを有していること。
3-18 スライドガラスプリンタ
3-18-1 ラインサーマル熱転写方式であること。
3-18-2 印字ドット密度は12ドット⁄MM(標準)であること。
3-18-3 印字速度は20枚/分相当であること。
3-18-4 有線LANインターフェースを備えること。
3-19 タブレット端末
3-19-1 在庫管理システムが動作する端末であること。
3-19-2 二次元バーコードの読み取りが可能であること。
3-19-3 WifiもしくはBluetooth機能で印刷可能であること。
3-19-4 日赤製剤WEB発注用途で使用できること。
3-19-5 動画撮影可能なカメラを有すること。
3-20 自動採血管準備装置
3-20-1 テクノメディカ社製自動採血管準備システムBCROBOと接続すること。
3-20-2 ラベルのセットは、給紙から台紙の巻き取りまでを自動で行う機能を有していること。
3-20-3 16種類以上の採血管にバーコードラベルの自動貼付ができること。
3-20-4 ラベル貼付前に採血管の管長、xx、キャップ色を判定し、異なる採血管であれば検知してディスプレイに警告表示する機能を有すること。
バーコードラベル付き採血管に再度バーコードラベルを貼りつける場合、ラベルを剥がすこと
3-20-5 なくラベル位置を同位置にエッジを合わせ、1mm以内の誤差で重ね貼りができる機能を有すること。
3-20-6 バーコードラベル自動貼付機構部は3ケ所以上あること。
3-20-7 プリンタ部・貼り付け部・採血管方向検知部が3組有り、そのうちの1組が故障した場合に残りの2組で16種類の採血管すべてが自動貼付できること。
3-20-8 自動貼付機構部への管の搬送ラインは3組存在し、1組が故障しても、他方の搬送ラインは使用できること。
3-20-9 3組のラベル貼付機構部が全て使用できなくなった場合には、採血管と手貼りラベル、採血指示票をトレイに入れて準備できること。
3-20-10 装置にセットされた採血管の種類を認識する機構があり、セットする場所を変更しても自動的に判定する機能があること。
3-20-11 発行頻度の高い採血管の自動貼付ができなくなった場合でも、簡単に供給場所を変更し、業務を続行することができ、手貼りに移行する事を最小限に抑える機構を有していること。
3-20-12 準備済みトレイは平面で3個以上待機できること。
3-20-13 準備済みトレイを積み重ねる機能を有し、自動で20個以上積み重ねができること。
3-20-14 RFIDに対応し、ICチップ内蔵のラベルに必要情報の書き込みができる機能を有していること。
3-21 パッキングユニット
3-21-1 病棟採血用の採血管、採血指示票、手貼りラベルを1患者毎に袋詰めできること。
3-21-2 自動採血管準備装置に接続できること。
3-22 採血業務支援システム(採血架台)
3-22-1 採血台には採血業務支援システムクライアントPC(以下、「採血情報端末」という。)が設置可能であること。
3-22-2 採血情報端末は、モニタのxxx画面の向き、角度を変更できること。
3-22-3 架台にはパーテーション、ポールが固定されていること。また、患者用の荷物棚及び杖・傘立てが準備されていること。
3-23 採血業務支援システム(モニタ)
3-23-1 モニタの画面は12インチ以上のサイズであること。
3-23-2 カラー液晶モニタであること。
3-24 電動昇降採血台
3-24-1 電動昇降機能を有すること。
3-24-2 外形寸法は幅700×奥行500mm以下であり、高さは650~900mmの範囲内で調整可能であること。
3-25 ハルンカップラベラ
3-25-1 患者氏名、患者コード、バーコードなどをラベルに印刷し、尿コップに自動貼付できること。
3-25-2 1カップに3枚以上のラベルを自動貼付できること。
3-25-3 尿コップを70個以上セットできること。
3-25-4 外部インターフェイスはRS-232C及びイーサネットの双方に対応していること。
3-25-5 RFIDに対応し、ICチップ内蔵のラベルに必要情報の書き込みができる機能を有していること。
3-25-6 タッチパネル方式の液晶ディスプレイを搭載していること。
3-26 RFID対応据置型ラベルプリンタ (採血室再発行用)
3-26-1 ICチップ内蔵のラベルに必要となる情報を書き込むことができること。
3-26-2 印字方式は感熱方式であること。
3-26-3 通信インタフェースは、100BASE-TX/10BASE-Tに対応していること。
3-27 整理券プリンタ
3-27-1 印字幅は、72mm以上であること。
3-27-2 ドット密度は、縦横8ドット/mm以上であること。
3-27-3 印字方式はラインサーマル方式であること。
3-28 採血採尿受付機
3-28-1 採血採尿受付システムと接続できること。
3-28-2 尿カップを300個以上セットできること。
3-28-3 RFIDに対応し、ICチップ内蔵のラベルに必要情報の書き込みができる機能を有していること。
3-28-4 診察券又は受付票のバーコードで採血受付ができること。
3-29 採血待合案内ディスプレイ
3-29-1 21インチ以上のカラー液晶ディスプレイであること。
3-29-2 外待合に4台、中待合に2台設置すること。
3-29-3 HDMI接続が可能であること。
3-29-4 表示内容の変更が可能であること。
3-30 u-TRIPSエッジ
3-30-1 RFID対応のICチップ内蔵ラベルやバーコードを読み取る機能を備えていること。
3-30-2 男女多目的各トイレに設置すること。
3-30-3 尿量不足時に警告を出せること。
3-31 RFIDリーダライタ
3-31-1 採血業務支援システム クライアントPCに接続し使用できること。
3-31-2 RFID検体管理システム クライアント・デスクトップPCに接続し使用できること。
3-31-3 RFID検体管理システム クライアント・タブレットPCに接続し使用できること。
3-31-4 USBケーブルを使用し通信と給電を行う機能を有していること。
3-31-5 リーダアンテナを内蔵しており、ICチップ内蔵のラベルを一括読取する機能を有していること。
3-31-6 周波数は916.8~922.2MHzの範囲内であること。
3-32 RFID一括アクセスポイント
3-32-1 RFID検体管理システム クライアントPCに接続し使用できること。
3-32-2 RFID検体管理システム クライアント・タブレットPCに接続し使用できること。
3-32-3 一度に100本i以上のRFIDが貼り付けられた採血管の読取ができること。
3-32-4 リーダアンテナを内蔵しており、リーダ上方にあるRFIDだけを一括読取する機能を有していること。
3-32-5 周波数は916.8~922.2MHzの範囲内であること。
3-33 検体到着・提出状況表示ディスプレイ
3-32-1 32インチ以上のカラー液晶ディスプレイであること。
3-32-2 検体検査室内に設置できること。
3-32-3 HDMI接続が可能であること。
3-34 RFIDリーダライタ(電子カルテ端末用)
3-34-1 電子カルテ端末に接続し使用できること。
3-34-2 USBケーブルを使用し通信と給電を行う機能を有していること。
3-34-3 リーダアンテナを内蔵しており、ICチップ内蔵のラベルを一括読取する機能を有していること。
3-34-4 周波数は916.8~922.2MHzの範囲内であること。
3-35 RFID対応据置型ラベルプリンタ
3-35-1 電子カルテシステムと接続を行い、電子カルテシステムで生成したラベル情報を印字できること。
3-35-2 ICチップ内蔵のラベルに必要となる情報を書き込むことができること。
3-35-3 印字速度は152mm/秒以上の処理速度を有しており、解像度は300dpi以上であること。
3-35-4 印字方式は感熱方式であること。
3-35-5 ラベルの印字幅は、最大105mm以上であること。
3-35-6 通信インタフェースは、100BASE-TX/10BASE-Tに対応していること。
3-35-7 寸法は、170mm(幅)×240mm(奥行)×152mm(高さ)以下であること。
3-35-8 重量は、2.3kg(接続ケーブル及びACアダプター除く)以下であること。
3-36 卓上型採血管準備装置
3-36-1 電子カルテシステムと接続を行い、電子カルテシステムで生成したラベル情報を印字できること。
3-36-2 ICチップ内蔵のラベルに必要となる情報を書き込むことができること。
3-36-3 6種類以上の採血管にバーコードラベルの自動貼付ができること。
バーコードラベル付き採血管に再度バーコードラベルを貼りつける場合、ラベルを剥がすこと
3-36-4 なくラベル位置を同位置にエッジを合わせ、1mm以内の誤差で重ね貼りができる機能を有すること。
3-36-5 タッチパネル方式の液晶ディスプレイを搭載していること。
3-36-6 エラー内容を液晶ディスプレイに表示できること
4 検査実施システム <ソフトウェア>
4-1 文書作成ソフトウェア(2-1-12項、2-2-10項の要求仕様) 4-1-1 Office Standard 2019又は同等品以上であること。
4-2 表作成ソフトウェア(2-1-13項、2-2-11項の要求仕様)
4-2-1 EXCEL 2019(Open License)又は同等品以上であること。
4-3 サーバOSにアクセスするためのクライアントライセンス(2-1-14項、2-2-12項の要求仕様) 4-3-1 Windows Server Device CAL 2019又は同等品以上のソフトを準備すること。
4-3-2 2-1項に記載のある検査実施システムクライアント・デスクトップPCに搭載すること。
4-3-3 2-2項に記載のある検査実施システムクライアント・ノート型PCに搭載すること。
4-4 データベースソフトウェア(データベースサーバ用)(2-1-14項、2-2-12項の要求仕様)
4-4-1 SQL Svr Standard 2019 2Core又は同等品以上であること。
4-5 FAX送信用ソフトウェア(3-12項の要求仕様)
4-5-1 MEGASOFT STARFAX16又は同等品以上であること。
4-5-2 2-1項に記載のある検査実施システムクライアント・デスクトップPCに搭載すること。
4-6 リアルタイムデータバックアップシステム&自動日替り処理ソフト(1-3-4項、1-4-4項の要求仕様)
4-6-1 ClinilanDBBuckUP1.0v又は同等以上のソフトウェアであること。
4-7 知識情報統合化システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
検体検査、細菌検査、輸血・製剤管理、複数分野の業務システムで取り扱う情報(患者情報、
4-7-1
検査依頼情報、検査結果情報、付帯情報、マスター情報、履歴情報、エラー情報など)や、連携システムから取得した情報を統合的に管理し、また情報を処理するシステムモジュール(システムロジック)を共有できること。
4-8 検体検査システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-8-1 5-1-1項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-9 細菌検査システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-9-1 5-1-2項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-10 輸血検査・製剤管理システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-10-1 5-1-3項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-11 在庫管理システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-11-1 5-1-4項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-12 温度監視システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-12-1 5-1-5項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-13 文書管理システムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-13-1 5-1-6項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-14 臨床検査情報ブラウザシステムアプリケーション(2-1項、2-2項の要求事項)
4-14-1 検体検査システムと情報連携を行えること。
4-14-2 5-1-7項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-15 自動採血管準備システムアプリケーション
4-15-1 採血管発行業務を行える機能を有すること。
4-15-2 自動採血管準装置、採血業務支援システム、ハルンカップラベラ、整理券プリンタ、ラベルプリンタを制御できること。
4-15-3 5-1-8項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-16 採血業務支援システムアプリケーション
4-16-1 患者呼出し、患者照合など採血業務を支援する機能を有すること。
4-16-2 5-1-9項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-17 採血採尿受付システムアプリケーション
4-17-1 電子カルテに診察券又は受付票のバーコードから取得した患者IDで採血情報の問い合わせする機能を有すること。
4-17-2 5-1-10項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-18 RFID検体情報統括管理システムアプリケーション
4-18-1 ICチップ内蔵のラベルが貼り付けられた検体を読取り、検体管理を行える機能を有すること。
4-18-2 5-1-11項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-19 RFID尿検体管理システムアプリケーション
4-19-1 ICチップ内蔵のラベルが貼り付けられた検体を読取り、検体管理を行える機能を有すること。
4-19-2 5-1-12項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-20 RFID病棟検体管理システムアプリケーション
4-20-1 ICチップ内蔵のラベルが貼り付けられた採血管・検体を読取り、病棟採血での3点認証、検体管理を行える機能を有すること。
4-20-2 5-1-13項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-21 採血患者案内システムアプリケーション
4-21-1 患者の整理券番号が表示できること。
4-21-2 患者案内と表示レイアウトが任意で設定できること。
4-21-3 不在患者を保留とする機能を有すること。
4-21-4 5-1-14項の要件を満たすアプリケーションであること。
4-22 アンチウィルスソフト新規ライセンス
4-22-1 1-1項に記載のある検査実施システムサーバ、2-1項に記載のある検査実施システムクライアント・デスクトップPCに搭載すること。
4-23 アンチウィルスソフト更新ライセンス
4-23-1 1-1項に記載のある検査実施システムサーバ、2-1項に記載のある検査実施システムクライアント・デスクトップPCに搭載すること。
4-24 デバイス制御ソフトウェア
4-24-1 2-1項に記載のある検査実施システムクライアント・デスクトップPCに搭載すること。
5 検査実施システム<アプリケーション仕様> 5-1 基本要件
5-1-1 検体検査システム
5-1-1-1 検査依頼受付
5-1-1-1-1 電子カルテシステムから検査依頼情報及び患者属性情報を受信し、依頼受付ができること。
5-1-1-1-2 電子カルテシステムからの検査依頼情報受付とは別に、検査システム上で依頼受付が可能であること。(用手法受付)
5-1-1-1-3 項目名、部門などの指定により検査項目を検索して依頼が可能であること。
5-1-1-1-4 複数の検査項目を組み合わせたセットを作成し、依頼が可能であること。
5-1-1-1-5 検査依頼項目の修正、削除、追加ができること。
5-1-1-1-6 削除した検査依頼情報及び検査項目を確認、復元できること。
5-1-1-1-7 追加検体及び追加項目の処理が可能な期間は任意で設定できること。
5-1-1-1-8 依頼項目入力時に材料指定及び修正が可能であること。
5-1-1-1-9 検査属性を入力、修正できること。
5-1-1-1-10 検査依頼時に新規患者の登録ができること。
5-1-1-1-11 患者IDが未登録の場合はダミー患者IDを作成して検査依頼が可能であり、後でダミー患者IDは患者IDに修正できること。
5-1-1-1-12 採取日時の設置及び修正が一画面内の操作で完了し、電子カルテに反映されること。
5-1-1-1-13 検査依頼時にラベルの出力先・出力の有無を選択できること。
5-1-1-1-14 xx分の検査依頼でも採血管ラベル出力の対象にできること。
5-1-1-1-15 患者xx名、依頼科、病棟、医師などの指定、かつ受付日指定により一覧表示ができること。
5-1-1-1-16 依頼情報の検索、確認ができること。
5-1-1-1-17 受付番号は目的に応じて番号の運用区分ができること。
5-1-1-1-18 検体到着、検体出発、遠心分離中、再遠心中など検体のステータス状況を管理できること。
5-1-1-2 団体受付
5-1-1-2-1 受付番号範囲、科病棟、依頼項目を指定して、一括検査受付が可能であること。
5-1-1-2-2 一定のレイアウト出力されたテキストファイルの読み込みで、一括検査受付が可能であること。
5-1-1-2-3 任意の結果条件、項目条件、属性条件の組み合わせ設定により、検査項目の追加依頼が可能であること。
5-1-1-3 ラベル出力
受付日(年、月、日)、受付番号、容器コード、受付内容器番号、固定数字などから任意に選
5-1-1-3-1 択してバーコード情報とし、NW7、CODE39、ITF2of5などの形式で印刷できること。また、形式はシステム内で統一されること。
5-1-1-3-2 検体バーコードラベル(以下、「検体ラベル」という。)は受付番号別、診療科別、病棟別、患者ID等の指定で出力が可能なこと。
5-1-1-3-3 受付番号の範囲指定で指定容器の検査ラベルおよび分注ラベルが一括出力及び個別出力できること。
5-1-1-3-4 分注種別、分注日、分注番号範囲等の指定で分注ラベルが出力できること。
5-1-1-3-5 作成済みワークシート順に、検体ラベルを出力できること。
5-1-1-3-6 バーコード番号、属性(最大4種類)の指定で任意の検体ラベルが出力できること。
5-1-1-3-7 分析装置、精度管理種別の指定で精度管理試料用バーコードラベルが出力できること。
5-1-1-3-8 検体ラベルの出力先は任意に変更可能であること。
5-1-1-3-9 科病棟別などで検体ラベル出力の定義を変えられること。
5-1-1-3-10 容器ごとに採取、1次、検査実施、任意、指示票、バーコードなし等のラベルレイアウト設定ができること。
5-1-1-3-11 感染症情報等の情報を検体ラベル内に印刷できること。
5-1-1-3-12 採血コメント情報を採血指示ラベル内に印刷できること。
5-1-1-3-13 採血指示ラベル、検体ラベルには採取量を固定量、デッドボリューム+項目採取量、項目数換算+項目数該当外項目の採取量を計算して印字できること。
5-1-1-3-14 採取量の計算方法はマスタにて設定できること。
5-1-1-3-15 ラベル出力枚数は、採取量計算に関係なく任意で設定できること。
5-1-1-3-16 骨髄像スライド用のラベルが出力できること。
5-1-1-3-17 2次システムでラベルを印字する際に、「①②」等の記号や、「髙:はしごだか」等が印字されること。
5-1-1-3-18 尿検体ラベルについて、外来は一般も化学も一般ラベル、病棟は一般尿と化学尿(委託を含む)が別々に出力されること。
5-1-1-4 検体受取業務
検体バーコードラベルの読み取り、またはバーコード情報の入力によって、到着時間、到着場
5-1-1-4-1 所(クライアントPC名)、採取容器情報等が、検体到着情報として記録されること。(以下、到着確認処理とする)
5-1-1-4-2 到着確認処理中でも他のアプリケーションが使用できること。
5-1-1-4-3 電子カルテシステムへ検体到着情報の送信処理ができること。
5-1-1-4-4 検体容器のバーコード読み込み時に患者属性、検査依頼情報が表示されること。
5-1-1-4-5 当日以外の受付日検体の読み込み時は、検体の受付可否確認メッセージが表示できること。
5-1-1-4-6 検体到着確認を許可する許容日数を設定できること。 また、指定日数範囲外の検体到着確認処理はエラー表示できること。
5-1-1-4-7 特定採取容器が到着確認処理をした際は、システムで特殊音を鳴すこと。
5-1-1-4-8 同一バーコードを2度読みした場合はエラー表示及びエラー音を出すことができること。
5-1-1-4-9 1患者で同一日内に複数の検体依頼がある場合は、メッセージ表示等での警告機能を有すること。
5-1-1-4-10 任意の容器に対して到着確認処理と同時に、採取・分注ラベルなどが出力ができること。
5-1-1-4-11 検査受付番号より、検査依頼の採取容器一覧およびコメントが確認できること。
5-1-1-4-12 受付番号指定で容器情報を選択して表示した場合、当該容器に該当する依頼項目を確認できること。
5-1-1-4-13 到着確認漏れ検体のチェックリストが作成できること。また、未到着検体と到着検体の不一致検索が容易であること。
5-1-1-4-14 到着確認時間・容器・検査部門・依頼科病棟ごとに条件を指定して検体受取リスト及び未到着検体リストが出力できること。
5-1-1-4-15 ラベル出力を行う場合、出力先バーコードプリンタを選択できること。
5-1-1-5 ワークシート作成業務
5-1-1-5-1 ワークシートマスタの設定により、ワークシートを自動的(到着時、分注時、オンライン依頼指示時、オンライン結果受信時)に作成できること。
5-1-1-5-2 作成条件を指定して、ワークシートを手動で作成できること。
5-1-1-5-3 ワークシートリストの発行機能を備えていること。
5-1-1-5-4 ワークシート作成と同時にワークシートリスト印刷ができること。
5-1-1-5-5 印刷レイアウト種別をマスタにて設定できること。
5-1-1-5-6 ワークシートリストに前回値を印刷すること。また、印刷する前回値の回数はワークシートマスタで設定できること。
5-1-1-5-7 ワークシートリストの調整、削除ができること。
5-1-1-5-8 検査結果の入力されたワークシートを結果の上書きなどが行えないようにする仕様を備えていること。
5-1-1-6 オンライン業務
5-1-1-6-1 分析装置
5-1-1-6-1-1 機器との接続は各機器メーカーの接続仕様に従うこと。
5-1-1-6-1-2 検査依頼情報は到着確認時に接続対象機器に送信できること。
5-1-1-6-1-3 接続対象機器からの要求により検査依頼情報を送信できること。
5-1-1-6-1-4 接続対象機器から送信された検査結果を検体検査システムに取込むこと。
5-1-1-6-1-5 接続対象機器から送信された画像結果を取込み、表示できること。
5-1-1-6-1-6 マスタ設定により、接続対象機器ごとに測定項目の追加、削除ができること。
5-1-1-6-2 オンライン受信データ確認
5-1-1-6-2-1 オンラインで受信したデータは指定のワークシートの一覧や受付別の結果画面に手確認できること。
5-1-1-6-2-2 ワークシートの一覧表示では色分けにより、リアルタイムに検査状態(未検査、検査中、再検査中、測定済み、登録済み、異常値)が把握できること。
5-1-1-6-2-3 前回値、再検値の詳細情報を表示できること。
5-1-1-6-2-4 検査結果表示時は検査結果を編集不可モード、編集モードに切り替えが可能であり、修正できること。また、修正後であってもオンライン受信データはワークシートで確認できること。
5-1-1-6-2-5 結果に付随する測定エラーがあった場合は、ワークシートで確認できること。
5-1-1-6-2-6 計算する必要がある項目は、必要な要素のデータを受信した時点で自動計算ができること。
5-1-1-6-2-7 再検後も数値を受け取る項目に文字列(::::や・・・・)を受けた場合は、再検マークが残ること。
5-1-1-6-2-8 オンラインモニタでも基準値を見れること。
5-1-1-6-2-9 オンラインモニタから輸血履歴が参照できること。
5-1-1-7 結果入力
5-1-1-7-1 ワークシート別結果入力
5-1-1-7-1-1 ワークシートNoと日付を指定して縦型、横型、選択項目単位型のいずれかで結果の参照、編集、登録ができること。
5-1-1-7-1-2 ワークシートの一覧は、複数シートを同時または単独で表示ができること。
5-1-1-7-1-3 受付日、受付番号、患者ID、氏名、依頼科、病棟、医師名、依頼項目、項目コード、材料、患者情報、結果が一画面で確認できること。
5-1-1-7-1-4 一覧表示は結果の確認状態(未検査、確定)、緊急モード(緊急、至急、ルーチン)、異常値の有無、患者検体QC検体、入外区分、承認印の有無により絞り込みができること。
5-1-1-7-1-5 表示された検査対象者一覧から受付日、受付番号、患者ID、バーコードを指定することで目的対象患者データの検索ができること。
5-1-1-7-1-6 経過時間、検査終了時間が表示できること。
5-1-1-7-1-7 検査結果、付加コメントを修正、削除できること。結果やコメントの候補を予め設定することで、ウィンドウから選択できること。
5-1-1-7-1-8 カーソルのデフォルト位置を付加コメント位置あるいは結果値位置に設定できること。
5-1-1-7-1-9 ワークシートのシーケンス範囲にて一括で暫定、確定、強制、承認登録ができること。
5-1-1-7-1-10 ワークシートのシーケンス範囲にて一括で特定の結果、または付加コメント入力ができること。
5-1-1-7-1-11 前回値、再検値が表示でき、表示内容は設定により変更可能であること。前回値は別ウインドウにて指定期間分の参照ができること。
5-1-1-7-1-12 ワークシート別結果入力から時系列結果表示画面に変更ができ、時系列で患者情報を参照できること。
5-1-1-7-1-13 再検値の照合は、項目単位に選択された情報(結果、付加コメント)と照合できること。
5-1-1-7-1-14 基準値判定、前回値チェックの解析結果を表示できること。
5-1-1-7-1-15 個別精度管理法に基づいた、個別データ検証の結果を表示できること。
5-1-1-7-1-16 受付内の全結果を参照できること。
5-1-1-7-1-17 検体搬送情報・分注情報を表示できること。
5-1-1-7-1-18 報告書出力指示、FAX指示ができること。
5-1-1-7-2 受付別結果入力
5-1-1-7-2-1 受付日、受付番号を指定し、受付単位の結果情報を呼び出せること。
5-1-1-7-2-2 検査部門、日付、番号の指定で受付情報を参照できること。
5-1-1-7-2-3 検体バーコード番号指定で受付単位の結果情報を出力し編集できること。
5-1-1-7-2-4 電子カルテシステムからの検査依頼番号を指定して、受付単位の結果情報を出力し編集できること。
5-1-1-7-2-5 検査結果、付加コメントの入力、修正、削除、参照を行えること。
5-1-1-7-2-6 結果入力業務の場合は依頼項目の追加や属性の修正が制限できること。
5-1-1-7-2-7 対象となる受付に関係する全画像情報を表示できること。
5-1-1-7-2-8 該当受付の検査結果照会画面を参照でき、時系列結果参照画面も参照できること。
5-1-1-7-2-9 該当受付の全ての結果を印刷でき、報告書の印刷もできること。
5-1-1-7-2-10 該当受付の登録、強制登録、電子カルテシステムからの再送信指示ができること。
5-1-1-7-2-11 該当受付の削除項目を再表示できること。
5-1-1-7-2-12 患者の感染情報を表示、入力できること。
5-1-1-7-2-13 指定日付の受付一覧表示から選択して登録データを出力できること。
5-1-1-7-2-14 指定日付の受付を、患者xx名、依頼科、病棟、医師などを指定し、絞り込み一覧の表示ができること。
5-1-1-7-2-15 キャンセル処理をするバーコードラベルを読ませるとキャンセル処理が自動的にできること。
5-1-1-7-2-16 一括入力画面の検体状況のデフォルトを0:未到着にすること。
5-1-1-7-2-17 検査依頼項目の修正、削除、追加ができること。キャンセル処理した際は暫定登録されている箇所もキャンセルされること。
5-1-1-7-2-18 TRIPSでキャンセル処理したものもキャンセル理由がA&Tでも確認できること。
5-1-1-7-2-19 キャンセル処理時に検体内容項目がデフォルトで全て表示されていること。結果が入っているものは表示すること。
5-1-1-7-2-20 キャンセル画面でもコメントの表示、入力ができること。
5-1-1-8 各種細胞数及び形態検査(血液像、骨髄像、尿沈渣、髄液、他穿刺液など)
5-1-1-8-1 受付日、番号指定で、対応したバーコードでカウンタ業務ができること。
5-1-1-8-2 カウンタはキーボードに項目を割り当てて処理ができること。音を設定できること。
5-1-1-8-3 カウントのプラスカウント、マイナスカウントを指定できること。
5-1-1-8-4 カウント途中でコメントの手入力ができ、継続してカウントができること。
5-1-1-8-5 カウントしたデータの保存、削除ができること。平均値や合計値をカウント値として選択採用できること。
5-1-1-8-6 カウント項目はマスタで設定ができること。
5-1-1-8-7 ダミーカウンタモードがあること。
5-1-1-8-8 ストップするカウント数をカウンターごとにユーザーで設定できること。ただし、規定数未満でもカウント値を確定できること。
5-1-1-8-9 骨髄像カウンタは計算項目マスタでM/E比を計算できること。
5-1-1-8-10 網状赤血球カウンタは、カウント数入力機能を備え、前回値情報が同時に表示ができること。
5-1-1-8-11 尿沈渣カウンタでは一覧及び項目キーから項目の追加ができること。
5-1-1-8-12 髄液、各穿刺液のカウンタは、カウント数入力機能を備え、前回値情報が同時に表示ができること。xxxxの計算ができること。
5-1-1-8-13 髄液カウンタは、カウント終了時100以下は実数、101以上は%で自動表示されること。
5-1-1-8-14 精液のカウント画面では、精子数、精子の奇形、運動率をカウントできること。
5-1-1-8-15 有核細胞数、巨核球数、環状鉄芽球数、赤芽球補正、血小板補正、NAPなど必要に応じて各種カウンタが作成可能であること。
5-1-1-8-16 登録xx入力の項目に任意のディフォルト結果を入力できること。
5-1-1-8-17 測定結果コメント、所見の入力、編集、削除がキーボード及びマウスで選択、入力できること。
5-1-1-8-18 接続対象機器から取込んだ画像、スキャッタグラム、分布図、測定結果(再検値および時系列結果含む)の情報が表示できること。
5-1-1-8-19 画像は分析機画像、撮影画像と分けて参照でき、画像の並び順を設定ができること。
5-1-1-8-20 顕微鏡撮影用カメラの撮影画像がカウント途中でも取り込め、継続してカウントできること。また、撮影した画像全てに画像コメントを入力して保存ができること。
5-1-1-8-21 画像ファイルは、検査データとして検査情報メインサーバ及び検査情報サブサーバに保存ができること。
5-1-1-8-22 受付日、番号指定で、対応したバーコードでカウンタ業務ができること。依頼のある患者がモニタに表示され、カウンタ画面に呼び込めること。
5-1-1-8-23 骨髄カウンタでコメントのテンプレートが設定できること。
5-1-1-8-24 各種カウンタ画面から輸血履歴が参照できること。
5-1-1-9 画像ファイリング(血液像、骨髄像、泳動像、尿沈渣像、外部委託検査)
5-1-1-9-1-1 顕微鏡デジタルカメラや外部メディアに保存された画像情報を取込み、指定した受付に結果として保存できること。
5-1-1-9-2-2 紙や写真などによる結果報告書を画像データとして取り込み、指定した受付に結果として保存できること。
5-1-1-9-3-3 取り込んだ画像は、検査実施システムおよび電子カルテシステムから検査結果として参照できること。
5-1-1-9-4-4 取り込んだ画像は削除ができること。
5-1-1-9-5-5 画像報告書の検索機能を持ち、患者属性、日付、受番、報告書の種類などから検索できること。
5-1-1-10 検査結果報告
5-1-1-10-1 報告書は依頼科別、病棟別、患者別等、任意で出力指定ができること。
5-1-1-10-2 報告書出力範囲条件は受付日番号範囲または結果更新範囲にて指定できること。
5-1-1-10-3 その他条件 画面の設定条件にないものは報告書マスタの設定に依存すること。
5-1-1-10-4 報告書に印刷できる情報、レイアウトは、簡易的に設定できること。
5-1-1-10-5 患者の時系列報告書を作成できること。
5-1-1-10-6 時系列報告の並びは検体到着順に作成されること。
5-1-1-10-7 時系列報告書の管理単位は、報告書種別、患者、入院、外来区分単位とすること。
5-1-1-11 台帳出力業務
部門、依頼科、病棟、対象容器、対象項目種別(緊急モード、院内外)を指定し、以下の帳票を出力できること。また項目に関しては子項目の出力要否を設定できること。
5-1-1-11-1 受付リスト、結果リスト、未検査リスト、未到着リスト、未到着未検査リスト、未到着結果なしリスト、コメントリスト、特定結果リスト(マスタで設定を行った特定結果)、未承認リスト、一部未到着リスト、予約リスト
5-1-1-11-2 骨髄検査受付台帳
5-1-1-11-3 各種リストは、条件に該当した受付一覧が画面に表示され、必要に応じて印刷することができること。
5-1-1-11-4 検索範囲は、時間範囲でも指定できること。
5-1-1-11-5 帳票はマスタで設定ができること。
5-1-1-11-6 未到着、未検査リストの更新ができること。
5-1-1-11-7 未到着、未検査リストより該当オーダを選択して結果参照ボタンを押下すれば、そのまま患者 ID番号を引き継いだまま結果参照画面に推移することができること。
5-1-1-11-8 骨髄検査受付台帳は、到着確認時に通し番号が発番され、特殊染色の種類や未染色標本の有無の管理などを行えること。
5-1-1-12 照会業務
5-1-1-12-1 患者ID指定により、任意の期間内の受付一覧を検索できること。
5-1-1-12-2 患者IDを受付日、受付番号、バーコード番号、オーダー番号(HIS番号)から特定し検索できること。
5-1-1-12-3 患者IDをカナ名から候補一覧を表示し、その一覧から患者を特定し検索できること。
5-1-1-12-4 検索結果の受付一覧モニタより受付を選択し、患者の検査情報を参照できること。
5-1-1-12-5 受付一覧の並びは、受付内先頭容器到着日時順、受付日受付番号順のいずれかで設定できること。
以下の内容を参照できること。
5-1-1-12-6 検査属性、採取容器情報(必要採取量)、搬送情報(投入、分注、排出)、検査コメント情報、検査画像
5-1-1-12-7 部門で表示項目の絞り込みができること。
5-1-1-12-8 検査結果照会画面より患者ID情報を引き継いだ状態で時系列検査結果照会画面に推移できること。
5-1-1-12-9 指定した報告書を出力できること。
5-1-1-12-10 全項目結果リストを出力できること。
5-1-1-12-11 時系列検査結果はマスタで設定された項目グループを指定して参照できること。また、個別項目選択により表示項目の追加ができること。
5-1-1-12-12 時系列結果参照は選択項目、透析情報、材料情報で絞り込み表示できること。
5-1-1-12-13 時系列検索によって表示される内容(属性、結果、付加コメントなど)は設定により選択できること。
5-1-1-12-14 検索結果をエクセル形式のファイルとして保存できること。
5-1-1-12-15 検索結果をグラフ表示できること。最大8項目以上の表示ができること。
5-1-1-13 外部委託検査
5-1-1-13-1 検査依頼情報はMEDISフォーマットに準拠した形式で、指定された外部メディアにファイル出力できること。
5-1-1-13-2 過去に作成した依頼情報も再出力が可能であること。
5-1-1-13-3 ファイルに出力した情報は設定されてた印字形式で印刷できること。
5-1-1-13-4 委託業者からの結果(画像データ含む)を外部メディアから読み込み、検査実施システムに取り込みできること。
5-1-1-13-5 検査結果として取り込む画像のフォーマットは、JPEG、PDFのいずれにも対応できること。
5-1-1-13-6 結果取り込み時のエラーは内容を自動印刷すること。
5-1-1-14 職員検診業務
5-1-1-14-1 検診検体としての任意の番号より受付ができること。
5-1-1-14-2 依頼はセット等で一括入力ができ、追加、削除ができること。
5-1-1-14-3 依頼はエクセル形式のファイルを元に取り込むことができること。
5-1-1-14-4 検査の実施には通常の患者検体と同様にオンライン処理、結果登録、修正、検索ができること。
5-1-1-14-5 結果報告は加工可能な形式で出力できること。
5-1-1-15 統計業務
5-1-1-15-1 検査統計
5-1-1-15-1-1 条件(期間、項目、入外別、丸めなど)指定で項目数集計ができること。
5-1-1-15-1-2 条件(期間、項目、入外別など)指定で日別に項目数集計ができること。
5-1-1-15-1-3 条件(期間、項目、入外別など)指定で科病棟別に項目数集計、受付数集計、統計部門集計ができること。
5-1-1-15-1-4 分析機毎に測定項目数、再検数などの集計ができること。
5-1-1-15-1-5 容器数の統計ができること。
5-1-1-15-1-6 指定日時範囲に結果確定した項目数を部門別に集計ができること。
5-1-1-15-1-7 集計結果はエクセル形式のファイルとして保存できること。
5-1-1-15-1-8 日報、月報の業務集計ができること。
5-1-1-15-1-9 各種統計で表示される項目名を正式名称で表示できること。
5-1-1-15-2 データ抽出
検索条件(検索範囲(少なくとも1年間分は容易にできること)、対象項目、対象属性、項目
5-1-1-15-2-1 結果条件など)を指定し、条件に合致した検査データを抽出しエクセル形式のファイルに出力できること。
5-1-1-15-2-2 検索条件の保存、読み込みができること。
5-1-1-15-2-3 データ抽出対象項目はマスタからグループコード指定で選択するか、または個別項目選択により追加できること。
5-1-1-15-2-4 属性(性別、血液型など)だけの指定でも抽出できること。
5-1-1-15-2-5 再検値を含めて抽出、前回値を含めて抽出などの、特殊な条件の抽出も可能であること。
5-1-1-15-3 当直日誌
5-1-1-15-3-1 検査の当直時間帯を設定し(日勤、夜勤)、その時間内の検査内容をファイルに出力できること。
5-1-1-15-3-2 検査の項目を任意に設定できること。
5-1-1-16 検査データチェック関連業務
5-1-1-16-1 結果値、付加コメント
5-1-1-16-1-1 検査結果を最大256文字まで入力できること。
5-1-1-16-1-2 1つの項目結果に対し、最大2つまで結果コメントを付随できること。
5-1-1-16-1-3 数字結果の小数点桁数をマスタで規定できること。
5-1-1-16-1-4 特定の項目に対し、入力結果を制限できること。
5-1-1-16-1-5 数字結果をマスタ設定により当該項目または設定項目に対して、定性値、コメントなどに変換できること。
5-1-1-16-1-6 数字結果入力時にマスタ設定した条件により自動で付加コメントを付随できること。
5-1-1-16-1-7 付加コメントマスタ画面において、リスト内の表示順番を容易に変更できること。
5-1-1-16-2 検査結果精度管理
5-1-1-16-2-1 基準値範囲(HL)チェックができること。
5-1-1-16-2-2 基準値範囲は年齢別、性別、透析の有無、手術の有無、依頼元別に設定できること。
5-1-1-16-2-3 パニック値チェックができること。
5-1-1-16-2-4 基準値とパニック値の中間的な値である警告値チェックができること。
5-1-1-16-2-5 前回値チェックは依頼科別、経過時間、年齢、性別、透析フラグ、手術フラグ別の設定ができること。
5-1-1-16-2-6 定性値に関しても数字変換して、基準値、警告値、パニック値、前回値チェックが設定できること。
5-1-1-16-2-7 項目間相関チェックは依頼元別、経過時間、年齢、性別、透析フラグ、手術フラグ別の設定ができること。
5-1-1-16-2-8 項目間相関チェックは対象項目同士の計算値、または対象項目同士の定性値比較の設定が可能であること。
5-1-1-16-2-9 定性値比較で項目間相関チェックを実施する場合、それぞれの項目の定性値は20種類まで判定比較できること。
5-1-1-16-2-10 個別精度管理法に基づいた、個別データ検証ができること。
5-1-1-16-3 QC検体精度管理
5-1-1-16-3-1 検体と同様に精度管理の依頼が作成でき、バーコードラベルによる測定が可能であること。
5-1-1-16-3-2 指定期間、指定コントロール検体の管理血清の測定一覧を表示できること。
指定期間、指定コントロール検体の項目を複数選択しX(エックスバー)-R、X(エックス
5-1-1-16-3-3 バー)-Rs、X(エックスバー)-S、X(エックスバー)-Rs-R、ツインプロットの何れかのグラフを一覧表示、印刷できること。
5-1-1-16-3-4 一覧から選択してグラフ、データの印刷、データのエクセル形式のファイルに出力ができること。
5-1-1-16-3-5 一覧から選択してグラフを重ねて表示し、グラフ、データの印刷ができること。
5-1-1-16-3-6 精度管理表はコントロールの種類毎、分析機器毎に一覧表で出力できること(平均値、SD、 CV、R)。
5-1-1-16-3-7 自動登録を設定の場合、自動登録を自在に停止できること。
5-1-1-16-3-8 自動登録を設定していない場合、画面上でQCエラーを識別できること。また、1画面にて入力できること。
5-1-1-16-3-9 精度管理マスタは管理物質のLot No.で管理でき、管理物質毎に値(平均値)を入力できること。
5-1-1-16-3-10 マスタの世代管理ができること。
5-1-1-16-3-11 データは登録、修正、削除できること。
5-1-1-16-3-12 精度管理の結果により、結果を異常値とする条件が設定できること。
5-1-1-16-3-13 精度管理結果が異常値の場合は結果を別色で表示できること。
異常値と判定された結果はワークシート毎に自動で付加コメント(再検指示など)をつけるこ
5-1-1-16-3-14
と。
5-1-1-16-3-15 精度管理結果が異常値の場合、検体または項目単位にオンライン自動登録を停止できること。コントロール値を確認時に項目名をダブルクリックをすることによりX-R Rs管理図の参
5-1-1-16-3-16
照が出来ること。また、その際にQCコメントの参照と登録ができること。
5-1-1-16-3-17 コントロールロットの変更時には、必要な情報を簡便に入力できること。
5-1-1-16-4 計算項目
5-1-1-16-4-1 計算項目の要素に結果入力されると速やかに計算処理が行われ、計算項目に計算値が入力されること。
5-1-1-16-4-2 計算項目の要素が不足している場合は、計算項目を検査済み扱いで表示設定できること。
5-1-1-16-4-3 計算項目の要素に計算不能な結果が入力された場合は、任意の結果を入力できること。
5-1-1-16-4-4 計算項目の要素の条件で、計算結果に任意の結果を入力できること。
5-1-1-16-4-5 計算項目の要素を未検査に戻した場合、計算項目の結果は未検査に戻されること。
5-1-1-16-4-6 計算項目に直接結果を入れた場合、結果はそのまま反映されること。
5-1-1-16-4-7 計算項目の要素に「,」が入っていた場合、結果値を0として計算させること。
5-1-1-16-4-8 通常登録は結果修正が行われた項目に対してのみ処理すること。
5-1-1-16-4-9 同じ受付の同じ項目を2箇所で同時修正した場合は、後の修正がエラーになること。
身長、体重、尿量が必要な項目の依頼がある時は、測定日の情報が電子カルテシステムと連携
5-1-1-16-4-10
できること。
5-1-1-16-5 データの承認
5-1-1-16-5-1 権限を有する責任者が登録データの最終承認機能を有すること。
5-1-1-17 検査監視業務
5-1-1-17-1 検査進捗管理
5-1-1-17-1-1 モニタ表示パターンを指定し、指定されたパターンの検査進捗情報をモニタできること。
5-1-1-17-1-2 設定されたポイント間の経過時間により、色が変わって警告、注意の表示ができること。
5-1-1-17-1-3 緊急及び通常検査業務の進捗管理ができること。
5-1-1-17-1-4 検査または検体の依頼作成時間、採取時間、到着時間、搬送到着時間、未測定、未報告を一画面上で常時モニタできること。
5-1-1-17-1-5 検索等で画面表示されたものに関しては、印刷できること。
5-1-1-17-1-6 検体の検査状況をリアルタイムで監視できること。
5-1-1-17-1-7 同一患者で複数の採血管がある場合、未到着の検体の発見(色が変わる、警告を発する)を行うことができること。
5-1-1-17-1-8 画像データの結果報告を一覧で確認できる機能があること。
5-1-1-17-1-9 ラベル出力した場所と発行時間が管理できること。
5-1-1-17-2 ターンアラウンドタイム(TAT)
5-1-1-17-2-1 TAT集計を行えること。
5-1-1-17-2-2 結果を決められた形式に出力できること。
5-1-1-17-2-3 業務計測ポイントは10ポイント以上であること。
5-1-1-17-2-4 項目ごとのTATのポイント集計をグラフ表示できること。グラフ表示は最大で3種類を設定できること。
5-1-1-17-2-5 外来患者の報告までに経過した時間を任意の期間で抽出し任意の時間以内に報告できた比率を計算できる機能を有すること。
5-1-1-17-2-6 TAT統計で検体採り直しやフィブリン析出などのコメントを指定して集計から除外できること。
5-1-2 細菌検査システム
5-1-2-1 検査依頼受付
5-1-2-1-1 電子カルテで登録された細菌検査依頼情報を随時オーダー単位で受信し、依頼受付する機能を有すること。
電子カルテシステムから細菌依頼情報として、受付日、検体採取日、オーダー番号、患者ID、
5-1-2-1-2 検査依頼項目コード、検査材料コード、検体コメント、オーダーコメント、医師コード、診療科、病棟コード、採取部位、フリーコメントなどを取得、更新できること。
5-1-2-1-3 電子カルテから依頼情報に付随する患者情報(患者ID、氏名、生年月日、男女区分、入院日
(又は入院日数)、投与薬剤、体温、渡航歴、目的菌など)が受信できること。
5-1-2-1-4 キーボードによるマニュアル受付(用手受付)が可能であること。また、ID入力による氏名などの属性参照が可能なこと。
5-1-2-1-5 TRIPSから検体提出情報を受け取り、発番せずに電子カルテシステムへ検体提出情報を送信できること。
5-1-2-1-6 バーコードリーダーで検体バーコードを読み取ることで検体受付が可能であること。
5-1-2-1-7 検体受付時に電子カルテシステムへ到着情報を送信できること。
5-1-2-1-8 受付後、患者基礎情報以外は修正ができること。また、その履歴が残ること。
5-1-2-1-9 受付後、受付削除ができること。また、削除履歴は、操作者及び日時が含まれること。
5-1-2-1-10 受付後、依頼項目の追加、削除ができること。
5-1-2-1-11 細菌検査検体に検査内シーケンス番号を発番できること。
5-1-2-1-12 検体番号は、一般細菌検査と抗酸菌検査でそれぞれ年通し番号とし、自動発番できること。
5-1-2-1-13 検診用や環境培養用に一般検体とは別の年通し番号が自動発番できること。
5-1-2-1-14 受付では同一画面で一般細菌、抗酸菌を識別して受付処理できること。
5-1-2-1-15 電子カルテシステム一件の依頼から一般細菌と抗酸菌の検体番号を別々に発番できること。
5-1-2-1-16 受付状況、未到着状況の一覧表示かつ、時間管理もできること。
5-1-2-1-17 受付、到着、ラベル発行、データ登録等の日時が確認できること。
5-1-2-1-18 到着済み検体のキャンセル処理の操作が煩雑でないこと。
5-1-2-1-19 コード入力機能及びワープロ入力機能を用いて入力できること。
5-1-2-1-20 到着済み検体を受付した時、警告音の鳴動と警告メッセージの表示ができること。
5-1-2-1-21 細菌以外のバーコードを受付した時、警告音の鳴動と警告メッセージの表示ができること。
5-1-2-1-22 迅速検体を受け付けたときにアラート音が鳴動できること。
5-1-2-2 ラベル発行
5-1-2-2-1 検体ラベル、培地ラベル、目的菌ラベル、前回検出菌ラベル、菌株ラベル、分離容器ラベル、塗抹ラベルを発行できること。
5-1-2-2-2 検体ラベルには受付日、採取日、受付番号、患者ID、患者名、材料名、病棟、依頼科、項目情報、バーコードが印刷できること。
5-1-2-2-3 培地ラベルにはラベル発行日、受付番号、患者ID、患者名、材料名、培地名、バーコードが印刷できること。また、検体番号ごとに追加で培地ラベルを発行できること。
5-1-2-2-4 培地ラベルは材料、依頼項目、目的菌、検体性状により自動選択される機能を有し、都度追加修正ができること。
5-1-2-2-5 菌株ラベルには受付番号、患者ID、患者名、材料名、菌名、(菌株コメント)、保存コメント、保存番号、バーコードが印刷できること。
5-1-2-2-6 塗抹ラベルには受付日、検体番号、患者ID、患者名、材料名、バーーコードが印刷できること。
5-1-2-2-7 ラベル発行条件は受付日範囲、受付番号範囲、任意受付番号から選択でき、一般細菌、抗酸菌、材料種別、担当者、出力状態が指定できること。
5-1-2-2-8 ラベルは受付番号順、材料グループ別に発行されること。
5-1-2-2-9 ラベルは再発行ができ、発行枚数の変更がユーザーでできること。
5-1-2-2-10 同一ラベルについてはバーコードリーダーの読み取りからも出力できること。
5-1-2-2-11 削除された検査項目のラベルは出力されないこと。
5-1-2-2-12 ラベルに印刷する項目を設定した中から任意に選択できること。(菌株ラベルに患者ID、氏名を印刷しない設定ができること。)
5-1-2-2-13 受付ラベルと培地ラベルで別々のラベルプリンタから印字できること。
5-1-2-3 細菌検査ワークシート(作業手順記録)
5-1-2-3-1 検査の作業手順を支援する機能を有し、画面表示及び出力ができること。
5-1-2-3-2 ワークシート機能を有すること。またワークシートレス運用にも対応していること。
5-1-2-3-3 各種条件(受付日範囲、受付番号範囲、材料グループ、担当者)により作成、発行、表示、印刷ができること。
5-1-2-3-4 ワークシート画面による結果入力が可能で、出力、一括登録、個別登録などができること。
5-1-2-3-5 ワークシート一覧表示するときは既に依頼がキャンセルされているものは、表示しないこと。
5-1-2-3-6 抗酸菌が陽性になった時の検査法と日時が一覧表示できること。(抗酸菌陽性者リスト)
5-1-2-3-7 抗酸菌陽性時の報告者と報告を受けた人・電話・時間・状況(検査項目など)の入力ができること。(陽性連絡一覧墨東版)
5-1-2-3-8 抗酸菌陽性時一覧より結核菌検出一覧が作成できること。現状を引き継げること。
5-1-2-3-9 グラム染色入力画面の並び替えができること。
5-1-2-3-10 一般細菌受付結果入力画面には同定用プレートの塗布位置設定機能を設けること。設定した塗布位置はオンライン送信できること。
5-1-2-4 結果入力、電子カルテシステムへの送信
5-1-2-4-1 コード入力、キーフリー入力ができること。
5-1-2-4-2 担当者情報を設定できること。
5-1-2-4-3 受付番号別、塗抹結果一括、抗酸菌検査項目一括で結果入力ができること。
5-1-2-4-4 結果入力時に、検体情報、材料種別毎の耐性菌分離歴等過去データと、検体検査結果を参照できること。
5-1-2-4-5 コメント入力が可能で電子カルテシステムに送信するか選択できること。
5-1-2-4-6 電子カルテシステムへの送信の有無、報告書発行の有無、を選択して送信できること。
5-1-2-4-7 電子カルテシステムへの結果送信で、中間、最終のフラグ情報を送信できること。
5-1-2-4-8 電子カルテシステムに送信した履歴確認が受付別結果入力画面からボタンを押下すれば送信状況リストの画面に推移できること。
5-1-2-4-9 電子カルテシステムへ送信済みか未送信か確認できる機能を有すること。
5-1-2-4-10 検査進捗状況が確認できること。また、検査内作業コメントも確認できること。
5-1-2-4-11 個別入力画面において一画面で入力でき、他の結果確認画面に展開できること。
5-1-2-4-12 個別入力画面で画像のボタンを押下すれば顕微鏡画像を見ることができること。
5-1-2-4-13 薬剤感受性検査の異常結果チェック機能を有し、画面表示できること。
5-1-2-4-14 直近に登録した結果まで前回値が確認できること。
5-1-2-4-15 前回値は材料または材料グループでの絞り込み表示が可能であること。項目追加ができること。
5-1-2-4-16 前回値はMIC値、CLSI値などの選択や絞り込みができること。
5-1-2-4-17 抗酸菌結果入力を一般細菌結果と同じ画面で入力ができること。また、抗酸菌は固形培地、液状培地の培養結果を入力できること。
5-1-2-4-18 抗酸菌の菌種(結核菌・迅速菌など)により薬剤感受性報告が変更できること。
5-1-2-4-19 固形培地の観察結果は8週まで入力することができ、過去の観察履歴が閲覧できること。
5-1-2-4-20 抗酸菌陽性検体の時系列が可能なこと。
5-1-2-4-21 菌株保存台帳登録、菌株ラベル発行ができること。
5-1-2-4-22 一括入力画面において、一括登録、個別登録ができること。また、電子カルテシステムへの送信の有無の選択ができること。
5-1-2-4-23 一括入力画面から個別入力への切り替えができること。
5-1-2-4-24 電子カルテシステムへの結果送信は個別送信、一括送信ができること。
5-1-2-4-25 一般細菌、抗酸菌、その他の検査項目が追加された際に追加できること。
5-1-2-4-26 菌情報は菌名で1500以上、真菌200以上、耐性菌200以上の情報が網羅されていること。
5-1-2-4-27 抗酸菌画面の単独依頼項目結果を選択入力できること。
5-1-2-4-28 薬剤感受性結果をCLSIで併記できること。
5-1-2-4-29 薬剤感受性結果で微量液体希釈法とDISK法どちらかの結果を選んで登録できること。
5-1-2-4-30 薬剤感受性結果をパネル一覧入力から入力できること。
5-1-2-4-31 手入力が可能な各種コメントの入力文字数を現在より増加すること。
5-1-2-4-32 発番前(検体受付前)のキャンセル検体情報をTLIPSから受け取り、「キャンセル」を自動入力して電子カルテへ自動送信できること。
5-1-2-4-33 血液培養遺伝子検査結果報告一覧(フィルムアレイ)を画像報告書で送信できること。
5-1-2-5 分析装置オンライン
5-1-2-5-1 同定及び感受性の依頼は、予測菌名の入力により使用機器やパネルが自動選択されオンライン機器に依頼データ転送されることが可能であること。
5-1-2-5-2 オンライン分析装置とは依頼項目、測定結果をリアルタイムに送受信双方向通信できること。
5-1-2-5-3 同定菌及び感受性結果を受信するとマスタ上に設定されている条件に従い、菌名の自動更新処理、感受性の再判定、菌コメントの自動挿入等の処理が行われること。
5-1-2-5-4 使用試薬(薬剤パネルなど)の変更に、マスタ入力等により柔軟に対応できること。
5-1-2-5-5 同一菌、同一薬剤で異なる検査方法で感受性検査を実施した場合、結果の報告する、しないの選択ができること。
5-1-2-5-6 検査するが報告しない特定の薬剤について、非報告対象に設定できること。また、菌の種類による設定もできること。
5-1-2-5-7 精度管理株のデータを取り込み、期日範囲指定でCSVファイル出力ができること。
5-1-2-5-8 今後、導入機器が追加された場合において、各機器メーカーの接続仕様に従い、接続が行えること。
5-1-2-5-9 一般細菌受付別結果入力画面で質量分析装置の塗布位置指定ができること。その情報を分析器に送信できること。
5-1-2-5-10 TLIPSから検体提出情報、検体廃棄情報などの検体管理情報を受け取り、一覧表示ができること。
5-1-2-5-11 TLIPSへ最終報告フラグを送信できること。
5-1-2-6 細菌顕微鏡画像のファイリング
5-1-2-6-1 画像取込みができること。(必要時、報告書に添付できること。)
5-1-2-6-2 撮影画面から撮影画像を取り込みできること。
5-1-2-6-3 画像保存と同時に、画像コメント、矢印等が画像毎に3種類以上入力できること。
5-1-2-6-4 個別入力画面で画像のボタンを押下すれば顕微鏡画像を見ることができること。
5-1-2-6-5 取り込んだ画像は、細菌検査システム及び電子カルテシステムから検査結果として参照できること。
5-1-2-6-6 取り込んだ画像は削除できること。
5-1-2-6-7 取り込んだ画像は報告書として出力できること。
5-1-2-6-8 画面表示、説明マニュアルは可能な限り日本語表示であること。
5-1-2-6-9 保存画像のリスト出力、データのCSVファイル出力できること。
5-1-2-6-10 現存の画像取込み機能を引き続き使用可能とし、新規画像取込み機能と両方できること。
5-1-2-7 検査報告書作成(画像報告書)
5-1-2-7-1 報告書出力は受付日、受付番号で一覧表示できること。
5-1-2-7-2 一覧表示で出力する番号を選択し出力できること。
5-1-2-7-3 発行済みか未発行か確認できること。
5-1-2-7-4 報告書の再出力ができること。
5-1-2-7-5 未報告、未到着、未検査、未最終報告リストの出力ができること。
5-1-2-7-6 検査結果に画像もレポートとして添付報告ができること。
5-1-2-8 成績照会
5-1-2-8-1 成績照会、履歴一覧が下記の条件にて検索でき、一覧並びに個別表示印刷できること。時系列、検査結果(検出菌グループ)、患者別(ID及び検体番号)
5-1-2-8-2 一覧より個別結果入力画面へ展開できること。
5-1-2-8-3 検査結果の問合せは、受付日、検体番号、患者ID、依頼番号、カナ氏名、材料、材料グループ、病棟、診療科などで検索が可能であること。
5-1-2-9 統計処理、各種リスト作成
5-1-2-9-1 現状の統計を引き継ぐことができること。
5-1-2-9-2 統計処理データは市販ソフトウェアで加工可能なファイル形式で出力及び印刷ができること。
5-1-2-9-3 院内感染情報としてのデータを自動的に集計できること。
院内感染予防委員会資料として必要なMRSA週報、耐性菌(MRSA、PRSP、多剤耐性緑膿菌等)及び 5-1-2-9-4 各種院内感染対策菌検出状況、薬剤感受性情報、月報、新規MRSA患者情報等が出力できるこ
と。
5-1-2-9-5 日報、月報の業務集計ができること。月報に関しては、入院、外来を分けて集計できること。また、細菌分をエクスポートできること。
5-1-2-9-6 集計は同一患者で同一菌の選択(重複チェック)、設定ができること。
5-1-2-9-7 期日範囲指定、検出菌別、患者別、外来病棟別、材料別、薬剤感受性結果、感受性率など任意の組み合わせで、統計処理ができること。
5-1-2-9-8 医事会計リストが出力できること。(一般細菌、抗酸菌の薬剤感受性検査実施、追加項目、削除項目、遺伝子検査など)
検出菌リスト、抗酸菌陽性者リスト等、各種条件でリスト出力(表示、ファイル出力、印刷)が
5-1-2-9-9 できること。JANIS(厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業)への検出菌データ送信のためのリストが出力できること。
5-1-2-9-10 上記各リストから個別結果入力画面へ展開できること。
5-1-2-9-11 蓄積された感染関連情報から任意の複数条件で自由に抽出でき、表示方法も任意設定し、これらが保存できる機能をもった汎用疫学統計ツールが装備されていること。
5-1-2-9-12 検査進捗をチェックするリストが表示できること。また、印刷、CSVファイルへの出力が期日範囲指定できること。
5-1-2-9-13 未到着、未報告等のリストが表示できること。
5-1-2-9-14 当直日誌をCSVファイル(Excelファイル)形式で作成し、期日範囲指定でも印刷できること。
5-1-2-9-15 当直業務日誌は、検体系項目、輸血項目、細菌項目を統合し、期日範囲指定でも作成できること。
5-1-2-9-16 精度管理データが期日範囲指定で作成し、CSVファイル出力できること。
5-1-2-9-17 ICT活動で必要となる様々なデータが簡単に期日範囲指定で作成でき、CSVファイル出力できること。
5-1-2-9-18 血液培養の2セット採取率を期日範囲指定で作成でき、CSVファイル出力できること。
5-1-2-9-19 精度管理データが外れた場合、データ結果をわかりやすく表示すること。
5-1-2-9-20 会計リストが再印刷できること。
5-1-2-9-21 墨東病院で現在使用している院内感染予防委員会資料が継続的に作成できること。
5-1-2-9-22 細菌検査のTAT集計が標準機能として追加された際は実装できること。
5-1-2-9-23 都立病院AMR対策集計に対応していること。
5-1-2-9-24 細菌検査の最終報告の時間管理が可能であること。報告時間で集計ができること。
5-1-2-9-25 医事課提出用のキャンセルリストが出力できること。出力は1度のみとするが、必要に応じて再出力ができること。
5-1-2-9-26 血液培養、陽性率、コンタミ率などについて、条件を変えて作成でき、かつエクセルファイルに出力できること。
5-1-2-10 菌株管理
5-1-2-10-1 菌株ラベル発行時、菌株保存台帳に自動登録できること。
5-1-2-10-2 菌株保存台帳の管理ができること。また、検体種別に複数、自動管理、発番ができること。
5-1-2-10-3 検体種別、受付日別、検出菌別によるリスト作成、ファイル出力、印刷ができること。
5-1-2-10-4 菌株保存番号を年ごとに分けて自動発番及び印刷できること。
5-1-2-11 外部委託検査
5-1-2-11-1 依頼ファイルの作成、確認、印刷、保存できること。
5-1-2-11-2 ファイルによる結果入力の取り込みができること。
5-1-2-11-3 特定端末を使用し、指定の外部記憶媒体で情報のやり取りができること。
5-1-2-11-4 抗酸菌の菌名取り込みが3菌種まで可能なこと。
5-1-2-12 マスタ管理
5-1-2-12-1 マスタ管理者権限が設定できること。
5-1-2-12-2 検査項目を追加すること等、マスタ管理をユーザーが任意に簡単に行うことができること。
5-1-2-12-3 電子カルテシステムから利用者情報を自動で取得更新できること。
5-1-2-13 精度管理業務
5-1-2-13-1 塗抹検査、抗酸菌染色の精度管理機能が標準機能として追加された際は実装できること。
5-1-3 輸血検査・製剤管理システム
5-1-3-1 輸血検査システム基本要求要件
5-1-3-1-1 対応業務分野は、輸血検査全般、移植関連検査全般、血液製剤・移植製剤管理、各血液製剤・移植製剤予約依頼受付・処理・管理、統計処理等が可能であること。
5-1-3-1-2 各種マスタの設定が、ユーザーレベルにより容易に設定できること。
5-1-3-1-3 製剤予約オーダーは1年先までできること。(一次システムに準ずること)
業務の時間管理を行い、検査検体、または製剤オーダーの予約受付時間、入力端末情報及び入
5-1-3-1-4 力時間、採取時間、到着時間、結果送信時間、報告書出力時間、製剤の搬出時間等の時間管理ができること。
5-1-3-1-5 製剤の時間管理ができること。(製剤搬出-輸血開始、輸血開始-終了の時間の管理)
病院上位システムから取得する輸血開始・終了の時間情報を元に、製剤搬出後一定時間経過し
5-1-3-1-6 ても輸血開始・終了されなかった場合は、二次システム上で警告表示をすること。また、警告マスタ(対象病棟、対象製剤、時間等)についてはユーザーが設定できること。
5-1-3-1-7 輸血管理システムで行われるデータ通信及びコンピューターの利用状況を記録(以下「ログ」という)すること。また、ログの閲覧、検索ができること。
5-1-3-1-8 検体番号、製剤オーダーは、1オーダ/1受付番号で管理すること。
受付番号指定の画面表示は、全て依頼と結果を表示すること。また、患者ID指定の画面表示
5-1-3-1-9 は、受付日と受付番号を時系列に表示後、該当の受付番号を選択し全ての依頼と結果を表示すること。
5-1-3-1-10 検査依頼、受付状況モニタの表示ができること。また、検査項目別の検査依頼モニタ表示が可能であること。
5-1-3-1-11 検査項目総数は99,999項目+999検査材料が登録できること。
5-1-3-1-12 最大受付数は99,999受付/日可能であること。
5-1-3-1-13 ワークシート総数は999登録でき、500項目/ワークシートに対応すること。
5-1-3-1-14 依頼元は9,999登録可能であること。
5-1-3-1-15 依頼医師数は9,999登録可能であること。
5-1-3-1-16 検査結果コメントについては256バイト入力可能であること。
5-1-3-1-17 依頼元(依頼科・病棟等)、職員マスターとPHS番号、職種等は検査業務システム又は電子カルテシステムよりダウンロード可能であること。
5-1-3-1-18 移植関連検査(BMTフォロー)・HLA検査等は、外部委託先及び他院での結果の検査結果が入力できること。
5-1-3-1-19 前システムのすべての情報(血液型・不規則抗体・輸血情報等)を移行すること。また、次システムに更新の際にも移行可能なこと。
5-1-3-1-20 血液型検査結果及び輸血情報等は、サーバ内に20年間以上保存し、システムダウン時にも参照可能な形態であること。保存データはサーバ異常発生時も失われることがないこと。
データベース問合せ等のレスポンスタイムは3秒以内、入力からデータベース問合せ、画面展
5-1-3-1-21 開、表示等、一連の処理のターンアラウンドタイムは15秒以内であること。また、それを超えるような状況になった際は、その回復に努めること。
5-1-3-1-22 病院上位(電子カルテ)システムの変更に合わせてカスタマイズ等行うこと。
5-1-3-1-23 主要なメニューについては、アイコン化し、画面からのアクセスが可能であること。
疾患マスタは病院上位システムよりダウンロード可能であること。病院上位システムと同様、
5-1-3-1-24
2次システムの疾患マスタをICD10を用いて管理すること。なお、ICD10管理後もxxx他の疾患別集計に対応できること。(例:新生物部位ごと分類が可能であること)輸血学会の分類等にも対応するためユーザーメンテで分類の変更を行って集計できるようにすること。
5-1-3-1-25 病院上位システムの輸血患者認証が2次元バーコード対応となった際には、2次システムで印刷する製剤ラベルについても1点認証に対応できるようにすること。
5-1-3-1-26 患者基本情報(患者名・生年月日・性別)が二次システムで保持しているものと異なる場合は、検体受付時にアラートを出すこと。
5-1-3-1-27 患者基本情報変更及び、二重IDのデータ統合をする画面を有すること。
5-1-3-1-28 2次元バーコード対応可能なこと。
5-1-3-1-29 輸血システムの端末で、検体検査システムの使用ができること。
5-1-3-1-30 画面表示、説明マニュアルは可能な限り日本語表示であること。
5-1-3-2 受付業務
検査科システム及び、電子カルテシステムで印刷される検体バーコードの読み取りが可能で、
5-1-3-2-1
5-1-3-2-2
それを用いて属性取得・受付ができること。検査項目は血液型検査(不規則抗体スクリーニング含む)・交差血液型検査(不規則抗体スクリーニング含む)、クームス(直接・間接)試 験・その他輸血科で行っている検査項目とする。
検査項目は、それぞれに受付画面を持ち、検体バーコードの読み取りによる受付が可能なこ と。受付時には、受付番号(年通し番号)を発番すること。バッチ型ワーク発行機能を持ち、バーコード付2次ラベルをバーコードラベルプリンタより発行すること。また、当該受付画面以外のバーコードを読み込んだ場合には、はじくと共にメーセージ等を表示すること。
5-1-3-2-3 2次ラベル印字項目はオーダー番号、年通し番号、氏名(漢字名、カナ名)、ID、所属、検査項目、緊急度、前回血液型・不規則抗体履歴、バーコードとする。
5-1-3-2-4 二次システムでの自科発番が可能なこと。また、その事実が確認できること。
5-1-3-2-5 各検査の受付状況及び、検査進捗状況を一覧で確認でき、選択的に修正・削除等が行えること。また緊急レベル等が視覚的にわかるように工夫すること。
5-1-3-2-6 輸血管理システムでの受付・保留・削除・追加の操作が検体単位あるいは項目単位で可能であり、その際検体バーコードが利用できること。
5-1-3-2-7 削除検体・削除依頼の確認が容易なこと。
5-1-3-2-8 患者IDをキーにして、オーダー情報の検索・確認が可能であること。
5-1-3-2-9 2次ラベルの再発行が可能であること。
5-1-3-2-10 検査受付台帳の表示・出力ができること。
5-1-3-2-11 検査受付数が統計に反映されること。
現在使用中の全自動血液型検査装置「Auto Vue(BTD)」とリアルタイムにオンライン接続し、
5-1-3-2-12
5-1-3-2-13
検体バーコード及び2次バーコードを利用して、検査オーダーの送信及び検査結果の受信が可能であること。ただし夜間(当直)モードでは血液型検査のみの送受信とし、不規則抗体検査は、後にまとめて送信可能とする。また、検査オーダーは再送信可能であること。
電子カルテシステムからの依頼(以下オーダー)をリアルタイムに24時間受信すること。オーダー取得項目はオーダー番号、ID、患者属性、緊急度、依頼科名、病棟名、臨床診断、臨床症状、依頼医師名等及び受信検査項目は血液型検査(不規則抗体スクリーニングを含む)・交差試験血液型検査(不規則抗体スクリーニングを含む)・クームス(直接・間接)試験・その他輸血科で行っている検査項目とする。
5-1-3-2-14 血液型検査などに関しては依頼・結果表示等検体検査システムと連携できること。
5-1-3-2-15 電子カルテシステムのオーダー番号が、輸血管理システムにも表示可能なこと。
検体バーコードを使ってオーダーとのマッチングを行い、患者基本情報、依頼項目等を取得す
5-1-3-2-16 ること。検体到着確認処理及び電子カルテシステムへの検体到着情報送信処理が検体受付時に同時にできること。
5-1-3-2-17 交差適合試験結果は、検査実施システムを通さずに直接電子カルテシステムに送信すること。
5-1-3-3 血液型検査
5-1-3-3-1 オモテ検査
5-1-3-3-1-1 検体受付と同時にワークシートが作成されること。
ワークシート印字項目は、受付番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、所属、指定された各検査項目結果記入欄(抗A、抗B、オモテ結果記入、Rh(D)、Rhコントロール、Rh結果記
5-1-3-3-1-2 入、スクリーニング結果、医師の濾紙判定結果、コメント等)、使用試薬名、使用試薬ロット番号及び有効期限を記入できる欄を設けること。また、ワークシートの印刷範囲が指定でき、再発行可能なこと。
5-1-3-3-1-3 結果入力では結果入力(抗A、抗B、Rh(D)、Rhコントロール、スクリーニング結果)ができ、入力結果より血液型の自動判定も行い、画面に表示すること。
5-1-3-3-1-4 血液型結果はウラ検査結果及び前回値とでチェックがかかること。
オモテ・ウラ不一致検体は総合判定結果入力画面より入力した結果を反映すること(亜型等含
5-1-3-3-1-5 む)。また、血液型以外の検査結果項目(判定要素以外)を入力してもその結果は保持すること。(総合判定結果入力画面への展開が行われないこと。)
5-1-3-3-1-6 D陰性確認試験の結果とその他抗原の結果を入力できること。入力時に、前回値チェック、検査結果チェックをすること。
5-1-3-3-1-7 D陰性確認試験の検査数が月報など統計に反映されること。
5-1-3-3-2 ウラ検査
5-1-3-3-2-1 検体受付と同時にワークシートが作成されること。
ワークシート印字項目は、受付番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、所属、指定された各検査項目結果記入欄(抗A、抗B、オモテ結果記入、A血球、B血球、0血球、ウラ結
5-1-3-3-2-2 果記入、Rh(D)、Rhコントロール、Rh結果記入、直接クームス、間接クームス、コメント)、使用試薬名、ロット番号、有効期限を記入できる欄を設けること。またワークシートの印刷範囲が指定でき、再発行可能なこと。
結果入力では結果入力(A血球、B血球、0血球、ウラ結果記入、Rh(D)、Rhコント
5-1-3-3-2-3 ロール、直接クームス、間接クームス)ができ、入力結果より血液型の自動判定も行い、画面に表示すること。
5-1-3-3-2-4 血液型結果はオモテ検査結果及び前回値とのチェックがかかること。
オモテ・ウラ不一致検体は総合判定結果入力画面より入力した結果を反映すること(亜型等含
5-1-3-3-2-5 む)。また、血液型以外の検査結果項目(判定要素以外)を入力してもその結果は保持すること。(総合判定結果入力画面への展開が行われないこと。)
5-1-3-3-2-6 全自動血液型判定装置「Auto Vue」による血液型検査
5-1-3-3-2-7 BTDより送信される検査結果が自動的にオモテ・ウラ検査のワークシートに書き込まれること。送信された凝集値を保持し、上書き後も抽出可能なこと。
5-1-3-3-2-8 血液型結果はオモテ・ウラ検査結果及び前回値とでチェックがかかること。
5-1-3-3-3 総合判定
5-1-3-3-3-1 オモテ・ウラ不一致の場合、総合判定入力画面へと展開し結果が手入力できること。
5-1-3-3-3-2 検査コメントが入力できること。
5-1-3-3-3-3 血液型結果に応じ、製剤別適応血液型が自動入力されること。また、その変更が手入力できること。
緊急血液型結果入力画面において、オモテ・ウラ不一致の場合は保留となるが、亜型及び移植
5-1-3-3-3-4 後血液型の確定後で患者マスターに登録されている場合に限り、登録されている血液型の入力
(総合判定)可能がであること。
5-1-3-4 検査結果送信
5-1-3-4-1 検体と受付情報との確認が、検体バーコードを使用して行えること。
5-1-3-4-2 上位システムに結果書込みが行えること。上位への結果送信のタイミングは任意に選択できること。
5-1-3-4-3 上位システムの血液型プロファイルおよび輸血適応血液型欄に結果書込みを行えること。
5-1-3-5 不規則抗体検査
ワークシートの印字項目は受付番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、所属、指定され
5-1-3-5-1 た各検査項目(クームス法、酵素法)を印刷できること。また、ワークシートの印刷範囲が指定でき、再発行可能なこと。
5-1-3-5-2 全自動血液型判定装置「Auto vue」による検査時、BTDより送信される結果が、自動的にワークシートに書き込まれること。
5-1-3-5-3 不規則抗体、クームス試験等陽性の場合は、任意で不規則抗体同定の依頼をたてることができ、同定用ワークシートが発行されること。
不規則抗体同定ワークシート印字項目は、受付番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、
5-1-3-5-4 所属、不規則抗体検査歴、指定された各検査結果記入欄、直近の赤血球液輸血日等であること。
5-1-3-5-5 結果入力では、表示期間、不規則抗体名、検査方法、力価、不規則抗体コメント、抗原型が入力でき、不規則抗体の有無が記録されること。
5-1-3-6 クームス試験
5-1-3-6-1 直接クームス試験精査(特異性、解離試験等)の結果が入力でき、陽性の場合は表示すること。
5-1-3-6-2 間接クームス試験陽性の場合は精査の結果記入ができ、表示されること。
5-1-3-6-3 直接・間接クームス試験は、依頼が無くとも交差血液型・交差試験等のメニューからも展開が可能なこと。
5-1-3-6-4 検査数は統計に反映されること。
5-1-3-7 亜型検査
ワークシートはA4サイズで、印字項目は受付番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、所
5-1-3-7-1 属、指定された各検査項目を印刷できること。また、ワークシートの印刷範囲が指定でき、再発行可能なこと。
5-1-3-7-2 各検査項目の結果入力ができ、検査コメントが入力できること。
5-1-3-8 検体の確認
5-1-3-8-1 採血検体と分離検体が同一患者であるか、検体及び2次ラベルのバーコードを使用して確認する機能を備えること。確認を行っていない検体は送信画面に展開しないこと。
5-1-3-9 検査結果報告書(血液型、不規則抗体、直・間クームス)
5-1-3-9-1 通常検査結果は、電子カルテシステムへの送信のみであるが、必要に応じ血液型検査結果報告書の印刷が可能であること。
5-1-3-9-2 ID番号、患者名、生年月日、性別、依頼科、検体採取日、報告日を備えていること。
5-1-3-9-3 出力形式が中間報告・最終報告・再出力等が区別できること。
5-1-3-9-4 一括出力と結果入力画面より直接出力が可能なこと。
5-1-3-9-5 ABO型は、カラー印刷、亜型も印字可能(赤字)であること。
5-1-3-9-6 Rh型は陽性、陰性を印字し、陽性以外は赤字で表示し抗原の表現型も印字可能であること。
5-1-3-9-7 不規則抗体は「無」「有」で表示し「有」は赤字印刷が可能であること。抗体名、抗体力価、検出方法が印字でき最大4つの抗体名が入力できること。
5-1-3-10 交差試験血液型検査
5-1-3-10-1 検体受付と同時にワークシートが作成されること。
ワークシート印字項目は、受付番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、所属、前回値
(血液型、不規則抗体)指定された各検査項目結果記入欄(抗A、抗B、オモテ結果記入、A
5-1-3-10-2 血球、B血球、O血球、ウラ結果記入、Rh(D)、Rhコントロール、Rh結果記入、スクリーニング結果)、使用試薬名、ロット番号、有効期限を記入できる欄を設けること。また ワークシートの印刷範囲が指定でき、再発行可能なこと。
結果入力では結果入力(抗A、抗B、A血球、B血球、O血球、Rh(D)、Rhコントロー 5-1-3-10-3 ル、スクリーニング結果)ができ、入力結果より血液型の自動判定も行い、画面に表示するこ
と。
5-1-3-10-4 血液型結果はオモテ検査結果・ウラ検査結果及び前回値とのチェックがかかること。
オモテ・ウラ不一致検体は総合判定結果入力画面より入力した結果を反映すること(亜型等含
5-1-3-10-5 む)。また、血液型以外の検査結果項目(判定要素以外)を入力してもその結果は保持すること。(総合判定結果入力画面への展開が行われないこと。)
5-1-3-10-6 Auto vueにより測定された不規則抗体検査結果がBTDより送信され、自動的にワークシートに書き込まれること。
5-1-3-10-7 検体保存用ラベルを発行できること。また、QRコードを印字し、管理ができるようにすること。
5-1-3-10-8 採血検体と分離検体、保存検体が同一患者であるか、検体及び2次ラベルのバーコードを使用して確認する機能を備えること。確認を行っていない検体は送信画面に展開しないこと。
5-1-3-11 血液製剤依頼受付・保留・削除・追加
血液製剤割り当て画面項目は、受付日、オーダー番号、ID、患者属性、依頼科名、病棟名、使用製剤血液型、使用製剤種類、使用単位数、使用予定日時、クロス採血日、緊急度、使用場
5-1-3-11-1
5-1-3-11-2
所、臨床診断、臨床症状、術式、T&S、製剤コメント、オーダーコメント、製剤期限、照射の有無、ロット番号、製剤の状態(割当、出庫等)、血漿交換の有無、同意書の有無、依頼医師
名、血算・凝固・生化学・感染症検査値、妊娠歴、輸血歴(他院含む)、移植歴(他院含む)、製剤分割の必要の有無(分割数)とする。
血液製剤割り当て画面の交差検体の有無の指示により交差血液型受付画面が起動し、受付・発番2次ラベル発行を行えること。割り当て画面入力により、使用する交差検体の選択、変更が行えること。また割付後も修正入力が可能なこと。
5-1-3-11-3 血液製剤依頼を一覧で確認でき、処理進捗状況が確認できる画面があること。
5-1-3-11-4 血液製剤依頼受信時は、視覚・聴覚的にわかるよう工夫すること。
輸血管理システムで依頼オーダーに対して受付・保留・削除・修正・追加の操作が依頼単位あ
5-1-3-11-5 xxは項目単位で可能であること。未割り当ての製剤依頼は、ロック解除し、病院上位システムでの修正を可能とすることができること。
5-1-3-11-6 疾患名の修正は、依頼伝票毎の入力の他にCSV等での患者別一括修正ができること。
5-1-3-12 血液製剤依頼処理
血液製剤依頼情報の表示は項目毎(使用患者、製剤使用日、使用製剤種類、使用製剤血液型
5-1-3-12-1 等)に表示切り替えできること。また、指定で患者属性や血液製剤依頼内容を貼付・製剤発注に直接反映すること。
血液製剤依頼のリスト出力機能を項目毎(使用患者、製剤使用日、使用製剤種類、使用製剤血 5-1-3-12-2 液型等)に備えていること。また、リストには血液製剤オーダー番号、受付番号等指定する項
目のバーコードが印字されること。
5-1-3-12-3 血液製剤依頼が当直帯か否かの区別の表示ができること。また、割り当て後にも変更可能であること。
5-1-3-12-4 緊急時等に未入力となっている臨床診断、術式、疾患名等の未入力項目の各々を確認できる未登録リスト(一覧画面)が出力できること。
5-1-3-12-5 血液製剤依頼に関して、発注・割り当て・出庫・製剤使用等の進捗状況を確認できる一覧画面を有すること。また、ステータス毎に切り替えて表示・印刷が可能なこと。
5-1-3-12-6 使用予定日が割り当て後に変更できること。
5-1-3-12-7 「クラス0」に関する対応(血液型未検査の場合、RBCはO型、FFPはAB型のみ割付可能とする)の工夫をすること。
5-1-3-12-8 電子カルテシステム連携
5-1-3-12-8-1 電子カルテシステムからの依頼(以下オーダー)をリアルタイムに24時間受信すること。
オーダー取得項目は、オーダー番号、ID、患者属性、依頼科名、病棟名、使用製剤血液型、使
5-1-3-12-8-2 用製剤種類、使用単位数、使用予定日時、クロス採血日、緊急度、使用場所、臨床診断、臨床症状、術式、T&S、製剤コメント、オーダーコメント、同意書の有無、依頼医師名、妊娠
歴、輸血歴(他院含む)、移植歴(他院含む)製剤分割の必要の有無(分割数)とする。
5-1-3-12-8-3 臨床診断は、ICD-10コード付加で上位より取得すること。なお、xxx福祉保健局輸血使用状況集計の病名分類に対応できるよう工夫すること。
5-1-3-13 割付業務
5-1-3-13-1 オーダー番号をキーにして(バーコード入力可能)必要とする患者属性情報・検査履歴・移植情報・製剤予約情報を表示すること。
5-1-3-13-2 割り付けられている製剤の情報を割り付けた順に画面に表示させること。(すでに割り付けられている製剤も表示すること)
5-1-3-13-3 製剤オーダー受付一覧画面から患者指定をすることで直接割付画面に展開ができること。(直に製剤番号等の割付ができること)
5-1-3-13-4 割付日の指定は、自動で行うこと。ただし手入力による修正が行えると。
割付時には、直近の交差検体番号を表示すること。ただし、赤血球製剤の場合は採血日から3
5-1-3-13-5 日、FFP、PCの場合は7日を越えていた場合には、メッセージを表示する。(この日数はユーザーメンテで変更可能なこと。)
5-1-3-13-6 割付と同時に入庫ができること。照射の有無、照射日の変更が割付画面で行えること。
5-1-3-13-7 依頼単位数と割付単位数のチェックを行い、不一致(多い時も少ない時も)の場合にはメッセージを表示すること。
5-1-3-13-8 割付と同時に、割付票がバーコードラベルプリンタより印刷できること。また、再印刷可能なこと。
5-1-3-13-9 割付票は製剤依頼番号、使用患者属性、使用日、使用製剤名、使用製剤血液型、依頼単位数を印刷すること。
5-1-3-13-10 輸血用血液交差適合試験伝票(以下払出票)に割付製剤No.等を印字できること。追加割り当てをした場合には、再度追加印字できること。任意に払出票が再印字できること。
5-1-3-13-11 払出票にはオーダー番号、患者属性・使用製剤情報・入庫コメント他、製剤種指定で「輸血セット 使用」というコメントが印字されること。
割付と同時に、適合票が印字されること。適合票には製剤使用日、使用患者属性・患者血液
5-1-3-13-12
5-1-3-13-13
型、輸血適応血液型(移植患者のみ表示)、製剤名、製剤血液型、製剤単位数、製造番号、製剤有効期限、報告年月日、報告者名等別途要望する項目(バーコードを含む)が印字されること。
製剤割当時に、患者血液型と製剤血液型の組み合わせをチェックすること。特に赤血球製剤に関してはMajor miss match(主試験陽性)な割当は不可能なこと。チェック基準は、製剤、患者血液型別に設定可能でユーザーメンテ可能なこと。
5-1-3-13-14 注意を促すダイアログボックスは最小限とすること。
血液型確定前に製剤割当を行う際、直前に行った血液型の結果が割り当て画面にて確認でき、
5-1-3-13-15 かつ直前に行った交差血液型結果(マスタ送信していなくても)との一致をチェックし、不適当な場合は割当不可能とすること。
5-1-3-13-16 割り当て画面から、検体系システムの検査結果(Hb等)の確認ができること。その項目はユーザーメンテ可能なこと。
5-1-3-13-17 不規則抗体保有や、HLA適合血小板適応患者の割り当て画面を開いた時には注意を促すメッセージを表示すること。
5-1-3-14 交差適合試験(結果入力・修正・検索)
5-1-3-14-1 割付と同時にワークシートを作成すること。
ワークシート印字項目は製剤依頼番号、ID、患者氏名フリガナ、患者氏名漢字、所属、各検査
5-1-3-14-2
5-1-3-14-3
方法別の主試験・副試験結果記入欄、自己対照結果記入欄、直接クームス結果記入欄、不規則抗体履歴、前回検査血液型を印刷できること。また、ワークシートの印刷範囲が指定でき、再発行可能なこと。
交差試験結果入力画面は患者属性、製剤番号、製剤血液型、交差試験結果入力欄、適否欄、出庫可否欄結果入力機能、適合票印刷機能、結果送信機能を有し、交差試験結果はすべて手入力または自動機器よりのオンライン入力とする。
5-1-3-14-4 交差結果(-)の場合は、適否欄は適合、出庫可否欄は出庫可と表示され、(+)の場合は適否欄・出庫可否欄は手入力とする。
5-1-3-14-5 1オーダー、1画面で結果入力、適合票印字、結果送信が行えるメニューがあること。
5-1-3-14-6 交差結果の一括入力ボタンに自己血用(生食法のみ)と通常項目(生食法+クームス法)の2種類を設定する。
5-1-3-14-7 出庫否、クロスマッチ不適となった製剤は、再び当該患者に割り当ることができないこと。
5-1-3-14-8 電子カルテシステム連携
5-1-3-14-8-1 クロスマッチ結果登録前と、結果登録後が電子カルテシステム上で認識できるように表示すること。
5-1-3-14-8-2 備考欄に入力した結果は、払出情報送信時に電子カルテシステムの指定場所に書き込むこと。
5-1-3-15 出庫業務・返納処理
5-1-3-15-1 輸血伝票(払出票)に印字されたオーダー番号バーコードを利用し、出庫画面を開くこと。
5-1-3-15-2 その際、xx日依頼や中止依頼の伝票については警告表示すること。
5-1-3-15-3 適合票と輸血伝票(払出票)と製剤本体の各項目のバーコードをバーコードリーダーで確認し、誤出庫防止のためのチェックをかけること。
5-1-3-15-4 システム上「未照射」となっている製剤については出庫時に警告表示すること。
製剤出庫時、製剤血液型と患者適応血液型を照合し、異なる場合は警告表示すること。出庫
5-1-3-15-5 チェックがパスしたものは、電子カルテに認証結果を送信し、上位での患者認証が可能となること。また、その際、検査実施システムは、出庫状態になること。
5-1-3-15-6 預かり、出庫取り消しなど修正が行えること。また、修正情報が上位システムにも送信できること。
5-1-3-15-7 出庫、または修正情報を時間管理し、画面上での確認が容易にできること。
5-1-3-15-8 出庫情報を出庫日ごとにリスト出力できること。
5-1-3-15-9 輸血伝票(払出票)に印字されたオーダー番号により、預かり・返却等の処理ができること。
5-1-3-15-10 受取者の職員番号を入力すると、職員属性を表示すること。
5-1-3-16 使用確認業務
5-1-3-16-1 未払い出し一覧等で出庫使用状況を確認できること。
5-1-3-16-2 副作用報告を確認し、製剤ロットごとに副作用状況を入力管理できること。製剤番号、または患者IDより副作用履歴等の検索ができること。
5-1-3-16-3 払出控えのオーダーバーコードを利用して払出控えの返却が登録できること。また、製剤使用状況、払出控え返却状況等が期間指定で確認及びリスト出力できること。
5-1-3-16-4 払出票に印字されたオーダー番号により、一画面で、伝票ごとの使用及び副作用確認、伝票返却の登録業務が行えること。
5-1-3-16-5 電子カルテシステム連携
5-1-3-16-5-1 電子カルテシステムより受信する製剤依頼情報、使用状況、副作用情報を24時間リアルタイムに受信すること。
5-1-3-16-5-2 使用確認情報を受信した製剤番号、使用患者属性、使用日時、副作用情報等を詳細に確認できること。また、必要事項の入力、修正等ができること。
5-1-3-17 血液製剤(血漿分画製剤、自己血、末梢血幹細胞等含む)入庫・管理
5-1-3-17-1 日赤血液製剤、自己血(製剤化したものを含む)、血漿分画製剤(免疫グロブリン等含む)、造血幹細胞等指定される血液製剤全てについて入庫操作が行えること。
5-1-3-17-2 製剤入庫時には(血漿分画製剤含む)、製剤本体(もしくは箱)貼付のバーコードを利用して行うこと。
5-1-3-17-3 院内照射対象製剤は入庫と同時に照射ラベルを発行すること。
5-1-3-17-4 照射日・因子指定情報などが、製剤の処理状態に関わらず入力、修正等可能なこと。
5-1-3-17-5 入庫製剤一覧リストが製剤毎・血液型毎・入庫日毎等で出力できること。
5-1-3-17-6 入庫した製剤情報は割付・出庫・使用確認などの処理を行っても、入庫情報が入庫画面上に保持されること。
5-1-3-17-7 入庫日・製剤番号等をキーにし、過去の入庫情報が検索できること。
5-1-3-17-8 血漿分画製剤、および造血幹細胞管理は、日赤血液製剤とは別画面で展開すること。
5-1-3-17-9 血漿分画製剤入庫業務
製品バーコード(JANコードなど)を読み取り、製剤名、製剤容量、製剤ロット番号、有効期限
5-1-3-17-9-1 等が自動入力され、入庫製剤本数を入力すると、輸血科製剤番号を入庫本数分自動発番する。
(この輸血科製剤番号は製品ロット番号を頭にし、重複しないよう独自の輸血科製剤番号を発
番すること)
製剤入庫と同時に製剤名、製剤容量、製剤番号(バーコード含む)を印字した製剤ラベルを入
5-1-3-17-9-2 庫本数分自動発行する。電子カルテシステムで使用可能な2次元バーコードの印字が可能であること。また、製剤ロット番号を入庫コメント欄に自動セットすること。
5-1-3-17-10 血液製剤の日赤への返品、廃棄等の登録処理を行うことができること。
5-1-3-17-11 在庫未使用製剤、予約(割り当て)製剤の在庫血液一覧が参照、印刷できること。
5-1-3-17-12 病棟在庫出庫血漿分画製剤の管理ができること。指定場所への在庫出庫処理が製剤バーコードを利用して行うことができること。
5-1-3-18 血漿分画製剤
5-1-3-18-1 血漿分画製剤の依頼・割付業務は、血液製剤に準じること。また、電子カルテシステムとの送受信についても血液製剤に準じること。
5-1-3-18-2 血漿分画製剤の出庫業務及び使用確認業務等は血液製剤に準じること。
5-1-3-19 製剤発注業務
5-1-3-19-1 血液製剤の発注が輸血検査システムを介し、オートファックス及びWebを使用し送信できること。
発注画面には発注者名・発注日・使用製剤血液型・使用製剤名・使用患者ID・使用患者名・使
5-1-3-19-2 用日・納品日時・その他備考欄を備え、製剤オーダー情報から必要データを貼り付け、確認・修正・追加・削除等作業の上で発注ができること。
5-1-3-19-3 血小板製剤など指定製剤は、依頼受信と同時に製剤発注票に必要情報が貼り付けられること。また、それは依頼の削除や割り当てに連動すること。
5-1-3-19-4 発注履歴を残し、後に参照でき、また再発注ができること。
5-1-3-19-5 発注フォーマットは、日赤供給課の様式に沿い、変更があった場合には保守の範囲内で対応すること。
5-1-3-19-6 血液製剤の送信画面で必要情報(血液製剤名、血液型、単位数、照射の有無等)を持つQRコードを表示、印刷することができること。
5-1-3-20 自己血採血予約受付・業務支援
オーダー表示項目は、オーダー番号、ID、患者属性、依頼科名、病棟名、患者血液型、採血製
5-1-3-20-1
剤種類、採血単位数、使用予定日時、使用場所、臨床診断、臨床症状、術式、製剤コメント、同意書の有無、依頼医師名、血算・凝固・生化学・感染症検査値、妊娠歴、輸血歴(他院含 む)とする。
5-1-3-20-2 カレンダー機能を使用した採血スケジュール管理ができること。
5-1-3-20-3 患者毎・採血日毎・製剤化予定などの各リストの表示・出力ができること。
5-1-3-20-4 採血バックラベルが必要枚数印字できること。また、再印字ができること。
5-1-3-20-5 自己血受付画面で依頼患者の感染症等の直近データを自動で取得し、感染症陽性の場合は製剤ラベルに識別できるようなマーク等を印刷すること。
5-1-3-20-6 オーダーを一覧で確認でき、処理進捗状況が確認できる画面があること。
5-1-3-20-7 自己血採取に関する情報(血圧・ヘモグロビン・使用薬剤など)の結果入力ができること。また、その修正が可能であること。患者コメントは3つ以上選択、入力できること。
5-1-3-20-8 自己血は、当該患者以外には割り当ることができないこと。
5-1-3-20-9 自己血貯血済患者の同種血輸血依頼受信時には、割り当て前に自己血がある旨警告表示すること。
5-1-3-20-10 電子カルテシステム連携
5-1-3-20-10-1 電子カルテシステムからの採血依頼をリアルタイムに24時間受信すること。
5-1-3-20-10-2
5-1-3-20-10-3
5-1-3-20-10-4
患者毎の採血スケジュール管理ができ、各採血量を入力し結果を電子カルテシステムに送信できること。
自己血使用・廃棄時には、その量を電子カルテシステムに送信し、電子カルテシステムの患者プロファイル自己血貯血量には最新データを表示すること。
自己血採取及び瀉血の会計情報を送信できること。また、自己血採取量0mLを入力した場合は会計情報を送信しないこと。
5-1-3-21 末梢血幹細胞等採取予約受付
オーダー表示項目は、オーダー番号、ID、患者属性、依頼科名、病棟名、患者血液型、移植製
5-1-3-21-1
剤種類、移植製剤情報(製剤血液型、細胞数、製剤処理内容記載、移植患者属性等)、移植予定日時、使用場所、臨床診断、臨床症状、術式、製剤コメント、同意書の有無、依頼医師名とする。
5-1-3-21-2 カレンダー機能を使用した採取スケジュール管理ができること。
5-1-3-21-3 患者毎の採取スケジュール管理ができること。
5-1-3-21-4 患者毎・採取日毎などの各受付リストの表示・出力ができること。
5-1-3-21-5 採血バックラベルを必要枚数印字できること。また、再印字ができること。
5-1-3-21-6 オーダーを一覧で確認でき、処理進捗状況が確認できる画面があること。
5-1-3-21-7 移植する造血幹細胞(以下移植製剤)を入庫し、移植製剤として管理ができること。
5-1-3-21-8 製剤情報(製剤血液型、細胞数、製剤処理内容記載、移植患者属性等)の入力、閲覧、修正、削除が行えること。
5-1-3-21-9 幹細胞の血液処理量を月報で自動換算できること。
5-1-3-21-10 末梢血採取に関する情報(血圧・ヘモグロビン・使用薬剤など)の結果入力ができること。また、その修正が可能であること。
5-1-3-21-11 自己末梢血は、当該患者以外には割り当てることができないこと。
5-1-3-21-12 電子カルテシステム連携
5-1-3-21-12-1 電子カルテシステムからの採血依頼をリアルタイムに24時間受信すること。
請求オーダーがあった製剤は、電子カルテシステムに払出情報を送信すること。移植製剤請求
5-1-3-21-12-2
オーダーを取得できること。
5-1-3-22 自己腹水濃縮再静注業務支援
5-1-3-22-1 自己腹水の濃縮再静注に対応できること。当面は手入力でラベル等の作成を行うが、電子カルテシステム更新時には、電子カルテシステムからの情報を受け取って対応すること。
5-1-3-22-2 採取バッグを複数毎印字でき、再印刷可能なこと。
5-1-3-23 移植業務支援
5-1-3-23-1 当院では現在実施していないが、実施開始時は、対応すること。
他院での移植情報の入力ができること。入力項目は、オーダー番号、ID、患者属性、依頼科
5-1-3-23-2
名、病棟名、患者血液型、移植製剤種類、移植製剤情報(製剤血液型、細胞数、製剤処理内容記載、移植患者属性等)、移植予定日時、使用場所、臨床診断、臨床症状、術式、製剤コメ ン、その他コメントとする。
5-1-3-23-3 移植後フォロー検査の結果入力ができること。
5-1-3-24 自己血製剤化業務支援
5-1-3-24-1 製剤ラベルの発行
5-1-3-24-1-1 採血予約オーダーに製剤化(自己フィブリン糊)が含まれている場合には、以下のラベルを発行する。(自己RC-MAP、自己FFP、自己脱クリオ血漿、自己クリオ製剤)
5-1-3-24-1-2 ラベルフォーマットは、自己血全血に準じる。(患者自筆サイン欄等)
5-1-3-24-1-3 製剤化ラベルの印字項目が各々指定できること。
5-1-3-24-1-4 ラベル発行のタイミングは、採血時に4枚全てを発行すること。また、再発行ができること。
5-1-3-24-1-5 自己血受付画面から依頼患者の感染症等の直近データが自動で取得でき、感染症陽性の場合は製剤ラベルに識別できるようなマーク等を印刷すること。
5-1-3-24-2 回収血のラベル作成ができるようにすること。
5-1-3-24-3 入庫業務
5-1-3-24-3-1 通常の血液製剤に準じて入庫できること。
自己脱クリオ血漿 と自己クリオ製剤を入庫するときには、自己FFPが製剤化による出庫処理が
5-1-3-24-3-2 されていることとマッチングさせること。(製剤化出庫されていない場合には、メッセージを出してはじくこと。)
5-1-3-24-4 出庫業務
5-1-3-24-4-1 自己FFPを自己脱クリオ血漿と自己クリオ製剤に製剤化するときには、出庫種別は、「製剤化」とする。
5-1-3-24-4-2 その他の製剤では、通常の血液製剤に準じること。
5-1-3-24-4-3 使用確認業務は、通常の血液製剤に準じること。
5-1-3-24-5 自己PRP製剤化業務
5-1-3-24-5-1 自己PRPは入庫後に分割ができること。
5-1-3-24-5-2 分割後の製剤ロットNoは12桁であること。
5-1-3-24-5-3 分割ラベルにも患者氏名が印字されること。
5-1-3-25 院内調整製剤への対応
5-1-3-25-1 日赤製剤の院内製剤化に伴う必要な業務をシステム化できること。また、製剤分割及び院内製剤化後も、日赤の遡及調査への対応が可能であること。
5-1-3-25-2 月報で、院内調整製剤のカウントができること。
5-1-3-25-3 入力した製剤コメントが反映されること。
5-1-3-25-4 分割業務支援
分割数に応じ、分割製剤ラベルの発行指示ができ必要枚数印字可能なこと。分割ラベル印字内
5-1-3-25-4-1 容は、製剤血液型(カラー印字)、製剤種別、製造番号、採血日、有効期限、照射日等とする。
5-1-3-25-4-2 血液製剤の分割使用に関して、xxの発行等行うこと。分割した場合の単位数が正しく表示されること。統計、抽出時にも適切に表示されること。
5-1-3-25-4-3 FFP分割製剤の有効期限は分割日の翌日とする。
5-1-3-25-5 日赤製剤の院内製剤化への対応が可能であること。
5-1-3-25-5-1 製剤化するときには、出庫種別を「製剤化」とし、院内製剤化製剤のその他業務は通常の血液製剤に準ずること。
5-1-3-25-5-2 院内調整製剤の入庫・出庫業務は、自己血製剤化業務支援に準ずること。
5-1-3-25-5-3 合成血は赤血球液(分割含む)と、新鮮凍結血漿(分割含む)を一つの製剤とすることができること。
5-1-3-25-5-4 洗浄血小板は、濃厚血小板・HLA適合血小板を洗浄したことが履歴としてわかること。
5-1-3-25-5-5 クリオプレシピテートは、製剤化後、製剤種・製剤ロット番号、血液型等を印字すること。
5-1-3-25-6 製剤化に際し、作業者と精度管理の記録ができること。
5-1-3-26 同意書
5-1-3-26-1 同意書(同種血・自己血)の入力と履歴が参照できること。
5-1-3-27 当直専用メニュー
5-1-3-27-1 当直モードへの切り替えを行うことで、全自動血液型判定装置の検査項目制限や、伝票印字枚数の変更等ができること。
5-1-3-27-2 指定する画面は、デスクトップにアイコン化しアクセスできること。
当直業務日報を輸血部門単独での出力が行えること。2勤務体制に合わせた集計・出力・保存が
5-1-3-27-3 できること。また、交差適合試験など、輸血システムのみの作業についても検査科当直業務日報への自動反映が可能であること。
5-1-3-27-4 血液型
5-1-3-27-4-1 検体バーコードを使用して、検体受付を行う。
5-1-3-27-4-2 受付と同時に、年通し番号を発番し、2次ラベルを出力する。また、ワークシートを出力し、到着確認情報を自動送信する。
5-1-3-27-4-3 検査結果入力画面(当直用)に結果を入力、またはAuto Vueの結果を受信し結果送信する。
5-1-3-27-4-4 電子カルテシステムには血液型・適応血液型を送信するが、血液型は患者マスタには書き込まず、夜間検査または中間報告とわかるように表記する。
5-1-3-27-4-5 輸血管理システムの患者マスタなどには書き込まず、夜間検査または中間報告とわかるように表記する。
5-1-3-27-5 血液製剤準備・出庫
5-1-3-27-5-1 一画面で交差検体受付、割付、入庫、ワークシート出力、結果入力、適合票印刷、検査結果送信が行えること。
5-1-3-27-5-2 検体を受付と同時に、年通し番号を発番し、2次ラベルを発行する。オーダー受付画面から製剤を割付、ワークシートが発行できること。
5-1-3-27-5-3 交差試験のワークシートは一枚で検体血液型、交差試験結果が記入できる形式とし、結果入力時の利便性も考慮し、メニューデザインと結果記入項目の配置を同じとする。
5-1-3-27-5-4 製剤割付、結果送信・帳票類出力、出庫業務等の作業はルーチンシステムに準じて行えること。
5-1-3-28 患者カードの出力
5-1-3-28-1 患者IDを指定することで患者カードの出力が可能なこと。
5-1-3-28-2 患者カードには患者属性のほかに血液型・保有抗体名・移植歴・コメント等別途要望する項目が印刷されること。
5-1-3-28-3 輸血手帳に添付する患者ID、氏名、血液型、適応血液型等の患者情報ラベルの発行ができること。また手帳に貼れる製剤情報シールの発行が可能なこと。(お薬手帳のイメージ)
5-1-3-28-4 輸血手帳発行履歴を記録し、参照、抽出できること。
5-1-3-29 電子カルテシステムダウン時対応
5-1-3-29-1 電子カルテシステムダウン時に以下の対応ができること。
5-1-3-29-2 緊急検査報告書作成(電子カルテシステムダウン時用)
5-1-3-29-3 障害、緊急時に備え、それぞれの検査結果の報告書が印刷できること。
5-1-3-29-4 検査依頼及び血液製剤依頼の手入力が行えること。また、手入力依頼と上位からの受信依頼との区別ができること。
5-1-3-30 検歴管理(問合せ等)
5-1-3-30-1 以下に挙げる項目について、患者ID毎または製剤ロット毎の一覧表示が簡便に行えること。
5-1-3-30-2 血液型検査履歴
5-1-3-30-3 輸血歴;輸血歴検索画面上で、使用製剤血液型が確認できること。期間指定で輸血単位数を確認できること。
5-1-3-30-4 副作用歴
5-1-3-30-5 製剤ロット状態履歴
5-1-3-31 検査台帳作成
5-1-3-31-1 上記「8検体検査部門業務・(14)台帳出力業務」と同様の機能をもたせること。
5-1-3-31-2 業務日報が表示・印刷・保存できること。指定項目を自動集計・表示し、フリー入力も可能であること。
5-1-3-32 情報検索・件数集計・統計処理
5-1-3-32-1 輸血依頼、実施情報等を抽出する際、患者の年齢は、輸血実施日の年齢を表示可能であること。
都立病院月報統計機能を有し、都立病院サブ月報の様式で市販ファイル及びプリンタに出力可
5-1-3-32-2 能であること。また、新規項目発生時など月報への反映設定をユーザーでできること。都立病院月報統計が変更ある場合はそれに対応して修正を行うこと。
5-1-3-32-3 項目別集計:日別項目別患者ID別集計結果を市販ソフト及びプリンタに出力できること。
休日・夜間業務集計:休日日勤・夜間業務の一覧リストを出力するとともに、実績集計が行え 5-1-3-32-4 ること。また、その集計は輸血部門単独集計の他に検体検査休日夜間業務集計にも自動で反映
されること。
5-1-3-32-5 納品、返品、破損及び廃棄の処理日別報告書(日報)が表示、印刷できること。
5-1-3-32-6 血液製剤の使用状況が参照できること。
5-1-3-32-7 製剤使用情報の輸血実施日別報告書(日報)が表示、印刷できること。
5-1-3-32-8 製剤種類別に納品数、返品数、使用数、廃棄数、破損数及びセンター支払い該当数の集計ができること。
5-1-3-32-9 製剤種類別・使用場所別・依頼科別に輸血適合試験実施件数の集計ができること。
5-1-3-32-10 製剤種類別・使用場所別・依頼科別に輸血実施件数(使用数)の集計ができること。
5-1-3-32-11 製剤種類別・使用場所別・依頼科別に製剤使用率(使用数/依頼数)の集計ができること。
5-1-3-32-12 自己血輸血の使用場所別・依頼科別件数集計ができること。(依頼件数、採血件数、採血単位数、使用単位数、廃棄単位数を含む)また、自己・同種併用例を集計できること。
5-1-3-32-13 使用場所別・依頼科別に延べ適合試験検査実施患者数が集計できること。
5-1-3-32-14 副作用種類別に副作用件数が集計できること。
5-1-3-32-15 任意の項目について抽出データの集計ができ、情報を市販ソフト及びプリンタに出力できること。当直フラグについても抽出ができること。
5-1-3-32-16 各集計は月次、年次及び任意の期間で実施できること。
5-1-3-32-17 各集計ともに再集計処理ができること。
5-1-3-32-18 統計関連項目のマニュアルを作成すること。
5-1-3-32-19 血液製剤と同様に移植製剤も集計できること。
5-1-3-33 マスタ管理
5-1-3-33-1 指定する項目、画面に対し、ユーザーレベルでの追加・変更・削除が可能であること。
5-1-3-33-2 各マスタのデータを追加・修正できること。市販ソフトへの出力が可能であること。述式マスタについては、市販ソフトからの一括入力が可能であること。
5-1-3-33-3 各マスタのデータ内容を印字できること。
5-1-3-33-4 ワークシート項目設定が、ユーザーレベルで追加・変更可能であること。
5-1-3-33-5 マスタ修正日が保持されていること。
5-1-3-34 その他機能
5-1-3-34-1 緊急時の電子カルテシステムで発行したダミーIDを受付け単位で一括修正できること。
5-1-3-34-2 ワークシート入出力項目設定の項目設定が変更できること。
5-1-3-34-3 カスタマイズマスタ変更により検査システムの設定変更ができること。
5-1-3-34-4 業務に必要な任意バーコードラベル作成・印字ができること。
5-1-3-34-5 患者属性マスタをメニューにもち、修正・削除が行えること。
5-1-3-34-6 交差検体保存業務支援機能を有すること。西暦及び交差検体年通し番号が印字されたラベルの出力が、番号範囲指定、一括で可能であること。
5-1-3-34-7 新鮮凍結血漿輸血科内融解後製剤出庫業務への対応が可能であること。(科内融解業務の件数加算や、電子カルテシステムからの融解依頼の処理など)
5-1-3-34-8 他院からの持ち込み製剤のロット管理メニューを持つこと。
5-1-3-34-9 また、他院への持出製剤(交差適合試験済)も管理できること。
5-1-3-34-10 病院上位システム開発系と、常時接続している端末を有し、実施テスト等を行えること。
5-1-3-34-11 輸血前後感染症検査対象者の感染症検査実施確認リストの出力が可能であること。輸血前後の感染症項目の設定が任意ででき、期間を指定して検査実施状況を集計できること。
5-1-3-34-12 電子カルテシステム更新後には、輸血実施診療科に輸血後感染症検査を行うように促すエージェント機能の実装が可能であること。
5-1-3-34-13 各画面で表示するアラートは、重要度に応じて色等で識別できること。
5-1-3-34-14 T&Sの会計情報を電子カルテシステムに送信できること。
5-1-3-34-15 血液製剤のテスト製剤ラベルを任意に発行できること。
5-1-4 在庫管理システム
5-1-4-1 物品管理業務
5-1-4-1-1 試薬、診療材料、備品などの入出庫管理機能を備えていること。
5-1-4-1-2 JANコード等に対応でき、かつ21桁以上のバーコードを印刷できること。
5-1-4-1-3 品目別バーコードを独自に設定し、任意に印刷できること。
5-1-4-1-4 適正在庫、不良在庫などの管理ができること。
5-1-4-1-5 自動発注機能を有すること。また、自動発注と手動発注を随時変更できること。
5-1-4-1-6 定期発注、不定期発注などの発注サイクルを品目ごとに設定できること。
5-1-4-1-7 項目単位で測定単価などの計算機能を有すること。
5-1-4-1-8 月、四半期、半期、年度など任意の期間での実績をCSV形式でファイル出力できること。
5-1-4-1-9 項目コード、項目、部門別、依頼日順など、試薬、診療材料、備品リストを任意に変更できること。
5-1-4-1-10 Lot管理品目の試薬について、出庫処理の際にLot違いを含めた在庫数を表示できること。
5-1-5 温度監視システム
5-1-5-1 温度監視業務
5-1-5-1-1 当院の検査科内に設置している冷蔵庫及び冷凍庫内の温度をxx管理できること。
5-1-5-1-2 設定温度を逸脱した場合は、音とメッセージ画面の表示により警告できること。
5-1-5-1-3 温度記録を保存し、必要時に出力できること。
5-1-5-1-4 クライアント端末でグループごと(輸血、血清等)に温度管理やアラートを確認できること。
5-1-5-1-5 検体検査システムと温度監視システムアプリケーションを介して連携できること。
5-1-6 文書管理システム
5-1-6-1 文書管理業務
5-1-6-1-1 組織内で共有する管理文書の版管理ができること。また使用中の版のみ表示できること。
5-1-6-1-2 管理文書は任意の版番号を指定して登録できること。
5-1-6-1-3 管理文書は規定した手続きで周知が完了するまで改版できない、改ざん防止機能を有すること。
5-1-6-1-4 フォルダ単位でファイルに対するアクセス権(閲覧、更新、削除)を設定できること。
5-1-6-1-5 文書管理台帳を作成できること。
5-1-6-1-6 管理文書に関する管理手続き(確認・承認・周知)をワークフロー化し、管理できること。 ワークフローの承認申請では、管理文書(複数選択可)、承認経路、承認者、承認条件(全員
5-1-6-1-7 の承認を必要とする「AND承認」、いずれか一⼈の承認を必要とする「OR承認」)、承認期限を設定できること。また、補足資料を添付できること。
5-1-6-1-8 ワークフローの申請・確認・承認・周知の履歴を管理できること。
5-1-6-1-9 承認申請前の文書の確認依頼、承認された文書や記録の周知など、検査科内の連絡事項を共有するための掲示板機能を利用できること。また、新着情報を識別できること。
5-1-6-1-10 Webブラウザー上で利用できること。
5-1-6-1-11 検査実施システム上の職員マスター情報を文書管理システムで利用できること。
5-1-7 臨床検査情報ブラウザシステム
5-1-7-1 基本仕様
5-1-7-1-1 認証機能を利用できること(ログオンID、パスワード入力)。
5-1-7-2 検査状況照会
5-1-7-2-1 患者別結果照会では、下記を照会条件として利用できること。
(患者ID、患者名、生年月日、性別、検索日、受付検索期間、受付ありのみの指定)
5-1-7-2-2 依頼元結果照会では、下記を照会条件として利用できること。
(受付日/番号、検索期間、入外区分、緊急区分、施設、依頼科、病棟、医師)
5-1-7-2-3 時系列結果照会では、項目単位もしくは項目グループ(時系列セット、カテゴリ)を照会条件として、結果を時系列表示できること。
5-1-7-2-4 照会結果は受付単位で表示できること。検体検査の表示形式は詳細表示(判定結果、コメント、基準値、単位、部門、分野、緊急区分、メモの表示)も選択できること。
5-1-7-2-5 画像結果を表示できること。画像は拡大表示できること。
5-1-7-2-6 受付情報に付随する依頼コメント情報を表示できること。
5-1-7-2-7 患者の検査履歴を一覧表示できること。
5-1-7-2-8 結果表示画面で項目を選択し、時系列グラフやレーダーチャートを作成できること。
5-1-7-2-9 照会結果をCSVファイルに出力できること。また、照会結果を印刷できること。
5-1-8 自動採血管準装置システム
5-1-8-1 検体検査システムと接続し、受信した検体ラベル情報にしたがって、バーコードラベルが自動貼付された採血管、手貼り用ラベル及び採血指示票を患者毎に1つのトレイに準備できること。
5-1-8-2 トラブル時のエラー等によって未完全発行となった採血管を正常発行された採血管の待機場所とは別の場所に分別する機構を有していること。
5-1-8-3 ラベル貼付済みの採血管のバーコードを検証できる機構を有していること。
5-1-8-4 RFIDに対応し、ICチップ内蔵のラベルに必要情報の書き込みができる機能を有していること。
5-1-9 採血業務支援システム
5-1-9-1 採血台には採血整理券及び採血指示票のRFID対応のICチップ内蔵のラベルやバーコードを読み取る機能を備えること。
5-1-9-2 患者の採血整理券と採血指示票で患者照合ができること。
採血指示票のRFID対応のICチップ内蔵のラベルやバーコードを読み取ることで、採血業務支援シ
5-1-9-3 ステム用モニタに患者の採血整理券番号を表示し、採血業務支援システムクライアントPC(以下、「採血情報端末」という。)には採血情報が表示されること。
5-1-9-4 採血担当者をRFID対応のICチップ内蔵のラベルやバーコードにて確認登録でき、照合日時、採血担当者、患者番号、患者氏名及び照合結果をファイルとして記録できること。
5-1-9-5 採血情報端末には患者の採血内容、採血コメントが表示されること。また、採血コメントの選択入力ができること。
5-1-9-6 採血情報端末で採血前チェック次項(食事の有無、アルコール綿でのかぶれ、ワーファリンの服用等)をxx表示確認できること。
採血情報端末に、次の採血順の採血整理券番号を表示できること。また、まだ呼出していない
5-1-9-7 若い整理券番号の患者がいる場合等、採血順が前後するような場合には、採血情報端末に警告を表示できること。
5-1-9-8 採血情報端末で採血援助の要請ができること。また、その要請が他の採血情報端末で確認できること。
5-1-9-9 トレイ内の採血管を1本1本照合確認できる機能を有すること。
5-1-10 採血採尿受付システム
5-1-10-1 電子カルテシステムと接続し、診察券又は受診票のバーコードから取得した患者IDをもとに採血・採尿情報の有無が連携できること。
5-1-10-2 電子カルテシステムと接続し、受信した応答電文内容に応じて採血番号を1番から発番できること。
5-1-10-3 電子カルテシステムと接続し、受信した応答電文内容に応じて発行する採血番号帯を変更できること。
5-1-10-4 電子カルテシステムと接続し、受信した応答電文内容に応じて仮番号を発番できること。
5-1-10-5 電子カルテシステムと接続し、受信した応答電文内容に応じて採血整理券・尿カップの発行ができること。
5-1-11 RFID検体情報統括管理システム
5-1-11-1 自動採血管準備装置で準備された容器に採取された検体を、RFIDリーダで一括読取りでき、且つ検体検査システムに検体到着情報を送信できること。
5-1-11-2 検体到着確認用のRFIDリーダは一度に最大100本以上の採血管読取ができること。
5-1-11-3 RFID検体管理システムは検体をリアルタイムに監視し、到着遅れ検体に警告が出せること。
5-1-11-4 蓄積したデータより、経過時間などの状況をグラフ表示できること。
5-1-11-5 検体を時系列にトレーサビリティができること。
5-1-11-6 病棟検体翌日分以降の採血管準備は、完了後に病棟ごとに一括で準備漏れや他病棟の採血管が混ざっていないか検証できる機能を有すること。
5-1-11-7 統計機能を有しており、患者数や採血管数を、時間帯別、曜日別、依頼科別等で統計をとることができ、CSVファイル等で外部に出力可能であること。
5-1-11-8 検体の受付時間や採取時間、到着時間などの管理ができ当院で稼働中の検体兼システムへ詳細情報を送信できる機能を有すること。
5-1-12 RFID尿検体管理システム
5-1-12-1 ブラウザ上で稼働するWEBアプリケーションであること。
5-1-12-2 Internet Explorer 11 以上のブラウザに対応できること。
5-1-12-3 提出された検体のRFIDラベルを読み取り提出状況をモニタリングできること。
5-1-12-4 提出状況を5-1-8項採血業務支援システムと連携できること。
5-1-13 RFID病棟検体管理システム
5-1-13-1 ブラウザ上で稼働するWEBアプリケーションであること。
5-1-13-2 Internet Explorer 11 以上のブラウザに対応できること。
5-1-13-3 病棟採血時の3点照合(職員、患者、採血管の照合)機能を有すること。
5-1-13-4 照合時の採血管をRFIDで一括読取ができること。
5-1-13-5 採血管の画像をあらかじめマスタ登録することにより、ラベルバーコードを読ませると採血管の画像を表示できること。
5-1-13-6 患者毎に固有のコメントを6個以上登録できること。
5-1-13-7 採血室で準備された袋入りの採血管の受取確認がRFIDを用いて実施できること。
5-1-13-8 採血済みの検体を搬出する際に、RFIDを読み取ることでタイムスタンプを残すことができること。
5-1-13-9 採血管や検体の受取、搬出時の不足を判別できること。
5-1-13-10 採血管や検体の受取、搬出時に特定の項目やコメントなどが付加されている場合、注意喚起を出すことができること。
5-1-14 採血患者案内システム
5-1-14-1 採血整理券番号が表示できること。
5-1-14-2 採血待ち時間が表示できること。
5-1-14-3 不在患者を保留番号として表示できること。
5-2 電子カルテとの連携
5-2-1 検体検査システム
5-2-1-1 電子カルテシステムと次項5-2-1-2~5-2-1-4の情報連携を行うこと。
5-2-1-2 検査依頼受付
5-2-1-2-1 電子カルテシステムから検査依頼情報、及び患者属性情報を受信し、依頼受付ができること。
5-2-1-2-2 電子カルテシステムからの検査依頼情報受付とは別に、検体検査システム上で依頼受付が可能であること。(用手法受付)
5-2-1-2-3 採取日時の設置及び修正が一画面内の操作で完了し、電子カルテシステムに反映されること。
5-2-1-3 検体受取業務
5-2-1-3-1 電子カルテシステムへ検体到着情報の送信処理ができること。
5-2-1-4 結果入力
5-2-1-4-1 受付別結果入力
5-2-1-4-1-1 電子カルテシステムからの検査依頼番号を指定して、受付単位の結果情報を出力し編集できること。
5-2-1-4-1-2 該当受付の登録、強制登録、電子カルテシステムからの再送信指示ができること。
5-2-2 細菌検査システム
5-2-2-1 電子カルテシステムと次項5-2-2-2~5-2-2-3の情報連携を行うこと。
5-2-2-2 検査依頼受付
5-2-2-2-1 電子カルテシステムで登録された細菌検査依頼情報を随時オーダー単位で受信し、依頼受付する機能を有すること。
電子カルテシステムから細菌依頼情報として、受付日、検体採取日、オーダー番号、患者ID、
5-2-2-2-2 検査依頼項目コード、検査材料コード、検体コメント、オーダーコメント、医師コード、診療科、病棟コード、採取部位、フリーコメントなどを取得、更新できること。
5-2-2-2-3 電子カルテシステムから依頼情報に付随する患者情報(患者ID、氏名、生年月日、男女区分、入院日(又は入院日数)、投与薬剤、体温、渡航歴、目的菌など)が受信できること。
5-2-2-2-4 TRIPSから検体提出情報を受け取り、発番せずに電子カルテシステムへ検体提出情報を送信できること。
5-2-2-2-5 検体受付時に電子カルテシステムへ到着情報を送信できること。
5-2-2-2-6 電子カルテシステム一件の依頼から一般細菌と抗酸菌の検体番号を別々に発番できること。
5-2-2-3 電子カルテシステムへの送信
5-2-2-3-1 コメント入力が可能で電子カルテシステムに送信するか選択できること。
5-2-2-3-2 電子カルテシステムへの送信の有無、報告書発行の有無、を選択して送信できること。
5-2-2-3-3 電子カルテシステムへの結果送信で、中間、最終のフラグ情報を送信できること。
5-2-2-3-4 電子カルテシステムに送信した履歴確認が受付別結果入力画面からボタンを押下すれば送信状況リストの画面に推移できること。
5-2-2-3-5 電子カルテシステムへ送信済みか未送信か確認できる機能を有すること。
5-2-2-3-6 電子カルテシステムへの結果送信は個別送信、一括送信ができること。
5-2-2-3-7 手入力が可能な各種コメントの入力文字数を現在より増加すること。(富士通電子カルテシステム更新に合わせて増加可能予定)
5-2-2-3-8 発番前(検体受付前)のキャンセル検体情報をTLIPSから受け取り、「キャンセル」を自動入力して電子カルテシステムへ自動送信できること。
5-2-3 輸血検査・製剤管理システム
5-2-3-1 電子カルテシステムと次項5-2-3-2~-5-2-3-9の情報連携を行うこと。
5-2-3-2 受付業務
電子カルテシステムからの依頼(以下オーダー)をリアルタイムに24時間受信すること。オーダー取得項目はオーダー番号、ID、患者属性、緊急度、依頼科名、病棟名、臨床診断、臨床症
5-2-3-2-1 状、依頼医師名等及び受信検査項目は血液型検査(不規則抗体スクリーニングを含む)・交差試験血液型検査(不規則抗体スクリーニングを含む)・クームス(直接・間接)試験・その他輸血科で行っている検査項目とする。
5-2-3-2-2 電子カルテシステムのオーダー番号が、輸血管理システムにも表示可能なこと。
検体バーコードを使ってオーダーとのマッチングを行い、患者基本情報、依頼項目等を取得す
5-2-3-2-3 ること。検体到着確認処理及び電子カルテシステムへの検体到着情報送信処理が検体受付時に同時にできること。
5-2-3-2-4 交差適合試験結果は、検査実施システムを通さずに直接電子カルテシステムに送信すること。
5-2-3-3 検査結果送信
5-2-3-3-1 電子カルテシステムに結果送信が行えること。電子カルテシステムへの結果送信のタイミングは任意に選択できること。
5-2-3-3-2 電子カルテシステムの血液型プロファイル及び輸血適応血液型欄に結果送信が行えること。
5-2-3-4 血液製剤依頼処理
5-2-3-4-1 電子カルテシステム連携
5-2-3-4-1-1 電子カルテシステムからの依頼(以下オーダー)をリアルタイムに24時間受信すること。
オーダー取得項目は、オーダー番号、ID、患者属性、依頼科名、病棟名、使用製剤血液型、使
5-2-3-4-1-2 用製剤種類、使用単位数、使用予定日時、クロス採血日、緊急度、使用場所、臨床診断、臨床症状、術式、T&S、製剤コメント、オーダーコメント、同意書の有無、依頼医師名、妊娠歴、輸
血歴(他院含む)、移植歴(他院含む)製剤分割の必要の有無(分割数)とする。
5-2-3-4-1-3 臨床診断は、ICD-10コード付加で電子カルテシステムより取得すること。なお、xxx福祉保健局輸血使用状況集計の病名分類に対応すること。
5-2-3-5 交差適合試験
5-2-3-5-1 電子カルテシステム連携
5-2-3-5-1-1 クロスマッチ結果登録前と、結果登録後が電子カルテシステム上で認識できるように表示すること。
5-2-3-5-1-2 備考欄に入力した結果は、払出情報送信時に電子カルテシステムの指定場所に書き込むこと。
5-2-3-6 使用確認業務
5-2-3-6-1 電子カルテシステム連携
5-2-3-6-1-1 電子カルテシステムより受信する製剤依頼情報、使用状況、副作用情報を24時間リアルタイムに受信すること。
5-2-3-6-1-2 使用確認情報を受信した製剤番号、使用患者属性、使用日時、副作用情報等を詳細に確認できること。また、必要事項の入力、修正等ができること。
5-2-3-7 自己血採血予約受付・業務支援
5-2-3-7-1 電子カルテシステム連携
5-2-3-7-1-1 電子カルテシステムからの採血依頼をリアルタイムに24時間受信すること。
5-2-3-7-1-2 患者毎の採血スケジュール管理ができ、各採血量を入力し結果を電子カルテシステムに送信できること。
5-2-3-7-1-3 自己血使用・廃棄時には、その量を電子カルテシステムに送信し、電子カルテの患者プロファイル自己血貯血量には最新データを表示すること。
5-2-3-7-1-4 自己血採取及び瀉血の会計情報を送信できること。また、自己血採取量0mLを入力した場合は会計情報を送信しないこと。
5-2-3-8 末梢血幹細胞等採取予約受付
5-2-3-8-1 電子カルテシステム連携
5-2-3-8-1-1 電子カルテシステムからの採血依頼をリアルタイムに24時間受信すること。
5-2-3-8-1-2 請求オーダーがあった製剤は、電子カルテシステムに払出情報を送信すること。移植製剤請求オーダーを取得できること。
5-2-3-9 その他機能
5-2-3-9-1 病院上位システム開発系と、常時接続している端末を有し、実施テスト等を行えること。
5-2-3-9-2 電子カルテシステム更新後には、輸血実施診療科に輸血後感染症検査を行うように促すエージェント機能の実装が可能であること。
5-2-4 RFID病棟検体管理システム
5-2-4-1 電子カルテシステムと次項5-2-4-2~5-2-4-5の情報連携を行うこと。
5-2-4-2 入院患者の転棟転科情報などの患者移動情報を連携すること。
5-2-4-3 職員マスタの連携を行うこと。
5-2-4-4 電子カルテシステム端末からRFID病棟検体管理システムのアプリケーションを起動しwebブラウザ上で稼働できること。(相乗り)
5-2-4-5 電子カルテと接続を行い、電子カルテシステムで生成したラベル情報を据置型ラベルプリンタからRFIDに対応したラベルを発行できること。
5-3 他部門システムとの連携
5-3-1 自動採血管準備システム
5-3-1-1 検体検査システムと次項5-3-1-2~5-3-1-3の情報連携を行うこと。
5-3-1-2 検査オーダに基づきラベル情報を受信すること。
5-3-1-3 採血呼出し時間、患者照合時間、採血終了時間の情報を送信すること。
5-3-2 外部委託検査業務
5-3-2-1 依頼ファイルの作成、確認、印刷、保存ができること。
5-3-2-2 外注結果ファイルによる結果入力の取り込みができること。
5-3-2-3 特定端末を使用して指定された外部メディアを利用して情報のやりとりができること。
5-3-2-4 ファイルの形式、手段については外部委託先と打ち合わせの上、実績のある方法でやり取りを行うこと。
5-3-3 RFID検体管理システム
5-3-3-1 検体検査システムと次項5-3-2-2~5-3-2-3の情報連携を行うこと。
5-3-3-2 ラベル発行情報をリアルタイムで受信すること。
5-3-3-3 検体到着情報を相互で送受信すること。
5-3-3-4 テクノメディカ社製尿検体情報管理システムと情報連携を行うこと。
5-4 医療機器との接続
5-4-1 細菌検査システム
5-4-1-1 当院で稼働中の次項5-4-1-1-1~5-4-1-1-9の機器(以下「各医療機器」という。)と接続できること。
5-4-1-1-1 全自動微生物培養検出装置(ビオメリュー社製 バクテアラート)1台
5-4-1-1-2 全自動遺伝子解析装置(ビオメリュー社製 FilmArray)1台
5-4-1-1-3 全自動抗酸菌培養検査装置(BD社製 バクテック MGIT)1台
5-4-1-1-4 自動遺伝子解析装置(ベックマンコールター社製 GeneXpertシステム)1台
5-4-1-1-5 微生物分類同定分析装置(ベックマンコールター社製 MALDIバイオタイパー)1台
5-4-1-1-6 微生物同定感受性分析装置(ベックマンコールター社製 マイクロスキャンWalkAway)1台
5-4-1-1-7 バイオタイパー連携ソフトウェア(ベックマンコールター社製 LabProシステム)1台
5-4-1-1-8 PCR検査機器(ロシュ社製 TaqMan)1台
5-4-1-1-9 RFID検体情報統括管理システム(テクノメディカ製 TRIPS管理システム)1台
5-4-1-2 各医療機器との接続は各医療機器メーカーの接続仕様に従うこと。
5-4-2 輸血検査・製剤管理システム
5-4-2-1 当院で稼働中の次項5-4-2-1-1の機器と接続できること。
5-4-2-1-1 全自動輸血検査装置(オーソ社製 AutoVue Innova)2台
5-4-2-2 各医療機器との接続は各医療機器メーカーの接続仕様に従うこと。
5-4-3 検体検査システム
5-4-3-1 当病院で稼働中の事項5-4-3-1-1~5-4-3-1-31の機器と接続できること。
5-4-3-1-1 全自動採血管準備システム(テクノメディカ製 自動採血管準備システムサーバ)1台
5-4-3-1-2 RFID検体情報統括管理システム(テクノメディカ製 TRIPS管理システム)1台
5-4-3-1-3 全自動尿分取装置(テクノメディカ製 UA・ROBO 2000)1台
5-4-3-1-4 全自動尿xx形成分分析装置(シスメックス社製 UF-1000i)1台
5-4-3-1-5 尿化学分析装置(シーメンス社 クリニテック)1台
5-4-3-1-6 尿xx形成分分析装置(シーメンス社 アテリカ1500)1台
5-4-3-1-7 血液ガス管理システム(ラジオメーター社 AQURE)1台
5-4-3-1-8 検体検査自動化システム(日立ハイテク社 LABOSPECT TS)1台
5-4-3-1-9 検体検査自動化システム(日立ハイテク社 紐付けシステム)1台
5-4-3-1-10 検体前処理モジュールシステム(日立ハイテク社 LabFLEX3500)1台
5-4-3-1-11 検体前処理分注装置(日立ハイテク社 LabFLEX2600)1台
5-4-3-1-12 自動分析装置(日立ハイテク社 LABOSPECT008)2台
5-4-3-1-13 免疫発光測定装置(富士レビオ株式会社 ルミパルスG1200)3台
5-4-3-1-14 全自動糖分析装置(エイアンドティー社 GA08Ⅲ)1台
5-4-3-1-15 自動グリコヘモグロビン分析計(東ソー社 HLC-723G11)1台
5-4-3-1-16 自動浸透圧分析装置(アークレイ社 OM-6060)1台
5-4-3-1-17 血中アンモニア測定専用装置(富士フィルム社 NX-10N)1台
5-4-3-1-18 デンシトメトリー分析装置(積水メディカル社 ラピッドテスタリーダー)5台
5-4-3-1-19 血液凝固自動分析装置(積水メディカル社 CP3000)2台
5-4-3-1-20 フローサイトメーター(ベックマンコールター社製 EPICS)1台
5-4-3-1-21 血球計数装置(ベックマンコールター社製 UniCel DxH 900)2台
5-4-3-1-22 自動血球計数装置(ベックマンコールター社製 COULTER Ac・T Diff)1台
5-4-3-1-23 自動赤血球沈降速度測定器(テクノメディカ社 ESR-6000BP)1台
5-4-3-1-24 全自動尿化学分析装置(アークレイ社 AUTION MAX AX-4030)1台
5-4-3-1-25 半自動尿分析装置(アークレイ社 AUTION ELEVEN AE-4020)1台
5-4-3-1-26 全自動遺伝子解析装置(ビオメリュー社製 FilmArray)1台
5-4-3-1-27 ディスクリート方式臨床化学自動分析装置(シーメンス社製 ディメンション)1台
5-4-3-1-28 血液凝固分析装置(エイアンドティー社 CG02N)1台
5-4-3-1-29 臨床化学分析装置(富士フィルム社 富士ドライケム)1台
5-4-3-1-30 自動血球計数装置(フクダ電子社 LC-661)1台
5-4-3-1-31 免疫発光測定装置(フクダ電子社 PATHFAST)1台
5-4-3-2 各医療機器との接続は各医療機器メーカーの接続仕様に従うこと。
6 その他
6-1 工事、設置作業等
6-1-1 本契約で調達する機器は、現場の運用に支障のない方法で設置、取付け等を行うこと。
6-2 導入作業等
6-2-1 各機器を搬入し、所定の場所に設置、接続すること。各機器の設置場所、接続方法、設定値の決定等については、都の担当者の指示に従うこと。
6-2-2 サーバ/クライアントインストール
6-2-3 システム設計作業
6-2-4 ネットワーク設計作業
6-2-5 操作教育
6-2-6 リハーサル
6-2-7 本稼働立ち会い
6-3 セキュリティ対策
6-3-1 ユーザごとのID及びパスワードによるログイン認証機能を有すること。
6-3-2 端末の起動パスワード及び情報システム等の各種パスワードについて、桁数や使用文字列の指定機能を有すること。
6-3-3 本システムのログインパスワードは、管理者による有効期限設定が可能であること。なお、有効期限が切れた際は、利用者によりパスワード変更ができる機能を有すること。
6-3-4 本システムの運用において実施した作業について、システム上作業記録を作成、一定期間保存する機能を有すること。
6-3-5 本システムの運用において、システムへのアクセス記録を保存し、一定期間保存する機能を有すること。
6-3-6 ユーザ権限レベルを設定できること。
6-3-7 サーバ等機器において不必要なUSBポートはシステム的または物理的に遮断すること。なお、対象となるポートは都の担当者と協議の上決定すること。
6-3-8 全端末にセキュリティワイヤーを設置すること。
6-4 ウイルス対策
6-4-1 医療機器を除くサーバ及びクライアント端末には、ウイルス対策用ソフトウェアをインストールし、設定作業を行うこと。
6-5 既存システムデータの移行
6-5-1 当院の既存検査実施システム(エイアンドティー社製CLINILAN、以下「既存システム」という。)が保有するデータを全て本システムへ移行すること。
6-6 データ抽出機能
6-6-1 本システムにより蓄積されたデータを病院用途(二次利用)に応じるよう、データの抽出機能を有すること。
6-6-2 抽出後のデータは、別途病院が定める方式にて利用する為、柔軟に対応可能なデータ抽出ができること。
6-6-3 データ抽出機能において、データ操作(アクセス)権限設定が可能であること。
6-7 システムバックアップ
6-7-1 本システムのデータが自動的にバックアップができるよう機能を有すること。
6-7-2 バックアップ取得時の状況にリストアが可能なこと。また、リストア後は正常にシステムが稼働できること。
6-7-3 システムバップアップ方式、バックアップ開始時間、バックアップ頻度及びリストア方式については、当院の担当者と協議の上決定すること。
6-7-4 システムバックアップに必要なソフトの調達及びセットアップは、本契約に含むものとする。
6-7-5 リストアのタイミングは、当院の担当者と協議の上、決定すること。
別紙1
納 品 物 件 一 覧
1 予定物件一覧
項番 | 予定物件一覧 | 数量 | 特記仕様書項番 |
ハードウェア | |||
1 | サーバ(1)検査部門仮想化基盤サーバ1 | 1 | 1-1 |
2 | サーバ(2)検査部門仮想化基盤サーバ2 | 1 | 1-2 |
3 | サーバ(3)データベースサーバ1 | 1 | 1-3 |
4 | サーバ(4)データベースサーバ2 | 1 | 1-4 |
5 | サーバ(5)通信サーバ | 1 | 1-5 |
6 | サーバ(6)WEBサーバ | 1 | 1-6 |
7 | 自動採血管準備システムサーバ | 1 | 1-7 |
8 | RFID検体管理システムサーバ | 1 | 1-8 |
検査実施システム <クライアント部/ハードウェア> | |||
10 | 検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC | 52 | 2-1 |
11 | 検査実施システムクライアント・ノート型PC | 6 | 2-2 |
12 | 自動採血管準備装置 クライアント・一体型PC | 2 | 2-3 |
13 | 採血業務支援システム クライアント・一体型PC | 7 | 2-4 |
14 | 採血採尿受付機クライアント・一体型PC | 2 | 2-5 |
15 | RFID検体情報統括管理システム クライアント・デスクトップPC | 2 | 2-6 |
16 | RFID検体情報統括管理システム クライアント・タブレットPC | 13 | 2-7 |
17 | RFID尿検体管理システム クライアント・デスクトップPC | 1 | 2-8 |
18 | 採血待合案内ディスプレイ表示用デスクトップPC | 2 | 2-9 |
19 | 検体到着・提出状況表示ディスプレイ 表示用デスクトップPC | 3 | 2-10 |
20 | 採血室状況確認用・タブレットPC | 1 | 2-11 |
検査実施システム <周辺機器等> | |||
21 | 分析装置オンライン用コントローラ | 18 | 3-1 |
22 | A3対応モノクロレーザープリンタ | 3 | 3-2 |
23 | A3対応カラーレーザープリンタ | 10 | 3-3 |
24 | 卓上スキャナ | 1 | 3-4 |
別紙1
25 | モバイルスキャナ | 1 | 3-5 |
26 | カラーインクジェットプリンタ | 1 | 3-6 |
27 | カラーインクジェットラベルプリンタ | 2 | 3-7 |
28 | バーコードラベルプリンタ | 12 | 3-8 |
29 | ハンディーバーコードリーダ | 32 | 3-9 |
30 | 二次元対応バーコードリーダ | 7 | 3-10 |
31 | 固定式バーコードリーダ | 15 | 3-11 |
32 | 輸血製剤発注用FAXモデム | 1 | 3-12 |
33 | 個人認証ツール読み取り装置 | 58 | 3-13 |
34 | 非接触ICカード | 50 | 3-14 |
35 | オンラインケーブル | 40 | 3-15 |
36 | ギガビットイーサネットスイッチ | 10 | 3-16 |
37 | 顕微鏡撮影用カメラ | 9 | 3-17 |
38 | スライドガラスプリンタ | 1 | 3-18 |
39 | タブレット端末 | 9 | 3-19 |
40 | 自動採血管準備装置 | 2 | 3-20 |
41 | パッキングユニット | 1 | 3-21 |
42 | 採血業務支援システム(採血架台) | 7 | 3-22 |
43 | 採血業務支援システム(モニタ) | 7 | 3-23 |
44 | 電動昇降採血台 | 7 | 3-24 |
45 | ハルンカップラベラ | 1 | 3-25 |
46 | RFID対応据置型ラベルプリンタ (採血室再発行用) | 1 | 3-26 |
47 | 整理券プリンタ | 1 | 3-27 |
48 | 採血採尿受付機 | 2 | 3-28 |
49 | 採血待合案内ディスプレイ | 6 | 3-29 |
50 | u-TRIPSエッジ | 3 | 3-30 |
51 | RFIDリーダライタ | 16 | 3-31 |
52 | RFID一括アクセスポイント | 6 | 3-32 |
53 | 検体到着・提出状況表示ディスプレイ | 4 | 3-33 |
54 | RFIDリーダライタ(電子カルテ端末用) | 166 | 3-34 |
別紙1
55 | RFID対応据置型ラベルプリンタ | 42 | 3-35 |
56 | 卓上型採血管準備装置 | 2 | 3-36 |
ソフトウェア | |||
1 | 検査実施システム <ソフトウェア> | ||
2 | 文書作成ソフトウェア | 58 | 4-1 |
3 | 表作成ソフトウェア | 62 | 4-2 |
4 | サーバOSにアクセスするためのクライアントライセンス | 58 | 4-3 |
5 | データベースソフトウェア(データベースサーバ用) | 4 | 4-4 |
6 | FAX送信用ソフトウェア | 1 | 4-5 |
7 | リアルタイムデータバックアップシステム&自動日替り処理ソフト | 1 | 4-6 |
8 | 知識情報統合化システムアプリケーション | 1 | 4-7 |
9 | 検体検査システムアプリケーション | 1 | 4-8 |
10 | 細菌検査システムアプリケーション | 1 | 4-9 |
11 | 輸血検査・製剤管理システムアプリケーション | 1 | 4-10 |
12 | 在庫管理システムアプリケーション | 1 | 4-11 |
13 | 温度監視システムアプリケーション | 1 | 4-12 |
14 | 文書管理システムアプリケーション | 1 | 4-13 |
15 | 臨床検査情報ブラウザシステムアプリケーション | 1 | 4-14 |
16 | 自動採血管準備システムアプリケーション | 1 | 4-15 |
17 | 採血業務支援システムアプリケーション | 1 | 4-16 |
18 | 採血採尿受付システムアプリケーション | 1 | 4-17 |
19 | RFID検体情報統括管理システムアプリケーション | 1 | 4-18 |
20 | RFID尿検体管理システムアプリケーション | 1 | 4-19 |
21 | RFID病棟検体情報統括管理システムアプリケーション | 1 | 4-20 |
22 | 採血患者案内システムアプリケーション | 1 | 4-21 |
23 | アンチウィルスソフト新規ライセンス | 64 | 4-22 |
24 | アンチウィルスソフト更新ライセンス | 256 | 4-23 |
25 | デバイス制御ソフトウェア | 1 | 4-24 |
別紙1
2 納品文書類一覧
項番 | 納品文書類一覧 | 数量 | 形式 |
1 | 作業計画書(設置等作業時) | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
2 | システム構成図 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
3 | 配線図 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
4 | 設置作業及び動作確認作業の報告書 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
5 | 操作マニュアル | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
6 | 保守体制に係る文書 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
7 | 遠隔保守の作業記録(作業の都度) | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
8 | 障害報告書(障害対応の都度) | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
9 | 作業計画書(撤去等作業時) | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
10 | ソフトウエアライセンス一覧 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
11 | 点検及び保守の報告書 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
12 | データの消去完了証明書 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
13 | 機器内訳書 | 紙1、電子1 | 紙(A4版)、CD-ROM(Word形式及びPDF形式) |
検査実施システム システム構成図(墨東病院)
別紙2
サーバ室
細菌検査部門
採血室
CL-01
・GL3:検体検査システム
・BT3:輸血検査システム
・MB3:細菌検査システム
(1-1)検査部門仮想化基盤サーバ1 |
(1-2)検査部門仮想化基盤サーバ2 |
(1-3)データベースサーバ1 |
(1-4)データベースサーバ2 |
(1-5)通信サーバ |
(1-6)WEBサーバ |
固定式 BCR-01
生化学検査部門
CL-10~17
物理基盤サーバ
・Base01
・Base02
仮想サーバ
・Main SV
V
V
・Sub S
・Com S
血液検査部門
・Web SV
富士通EGMAIN-GX
輸血検査部門
CL-25~27
・LM3:検査室管理支援システム
・Zone3:個別検体データ検証モジュール
・PV:検査結果WEB参照モジュール
・PVpro:温度管理システム、ほか
輸血WEB発注用
病理検査部門
(4-8)検体検査システムアプリケーション |
(4-9)細菌検査システムアプリケーション |
(4-10)輸血検査・製剤管理システムアプリケーション |
(4-11)在庫管理システムアプリケーション |
(4-12)温度監視システムアプリケーション |
(4-13)文書管理システムアプリケーション |
(4-14)臨床検査情報ブラウザシステムアプリケーション |
固定式 BCR-14
(2-1)検査実施システムクライアント
・デスクトップ型PC
(3-11)固定式バーコードリーダ
TMCサーバ
IP300-01
固定式 BCR-05
(3-11)固定式バーコードリーダ
CL-18~24
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
CL-28~30
CL-33~45
固定式
BCR-11~12
固定式 BCR-13
CL-46
(3-11)固定式バーコードリーダ (2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
生理検査部門
BCR-30~31
タブレットPC-01
TRIPS
(1-7)自動採血管準備システムサーバ
(1-8)RFID検体管理システムサーバ
(検体ラベル)
IP300-05
(検体ラベル)
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
固定式BCR-06~10
BCR-15~16
(3-11)固定式バーコードリーダ
CLPR-04
A3カラー(両面)
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
(3-11)固定式バーコードリーダ
CL-47~48
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
A3カラー(両面)
CLPR-10
CLINILANインストールなし
(3-19)タブレット端末
受付
CL-02~04
(3-8)バーコードラベルプリンタ
固定式 BCR-02~03
(2-1)検査実施システムクライアント
・デスクトップ型PC
NCL-03
(3-8)バーコードラベルプリンタ
MLPR-02
(3-11)固定式バーコードリーダ
NCL-04
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
(2-1)検査実施システムクライアント
・デスクトップ型PC
NCL-05
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
二次元BCR-03~07
NCL-06
(2-2)検査実施システムクライアント
IP300-10~11
(検体ラベル)
(2-1)検査実施システムクライアント
・デスクトップ型PC
9A
インクジェットカラーPR Wifiプリント
(2-1)検査実施システムクライアント
(3-11)固定式バーコードリーダ
BCR-01~02
(2-2)検査実施システムクライアント
A3モノクロ(両面)
二次元BCR-02
(3-8)バーコードラベルプリンタ
(2-2)検査実施システムクライアント
・ノート型PC
(3-10)二次元対応バーコードリーダ
・ノート型PC
BCR-17~29
CL-49
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
固定式 BCR-15
(3-6)カラーインクジェットプリンタ
LM3発注用
①生化1
・デスクトップ型PC
NCL-01
BCR-03
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
・ノート型PC
(3-2)A3対応モノクロレーザープリンタ
(2-2)検査実施システムクライアント・ノート型PC
CLPR-02~03
IP-300-07~09
(2-1)検査実施システムクライアント
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
・デスクトップ型PC
②生化2
③血液
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
MLPR-01
BCR-08~14
A3カラー(両面)
(3-10)二次元対応バーコードリーダ
(検体ラベル)
CLPR-07~09
I類
CL-50
(3-11)固定式バーコードリーダ
BCR-32
タブレットPC-02~09
④一般
⑤細菌
(2-2)検査実施システムクライアント
・ノート型PC
A3モノクロ(両面)
搬送システム | |
紐付システム | |
LabFLEX3500 | |
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
IP300-06
(検体ラベル)
(3-8)バーコードラベルプリンタ
A3カラー(両面)
⑥輸血
IP300-02
IP300-03
OLC-03
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
TM-C3500x2台
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
⑦病理
(検体ラベル)
(検体ラベル)
(3-2)A3対応モノクロ
レーザープリンタ
スキャナー
顕微鏡カメラ2~4
(3-8)バーコードラベルプリンタ
(輸血適合表)
CLPR-05
A3カラー(両面)
顕微鏡カメラ5~9
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
IP300-12 MLPR-03
Ⓑ生理
一般検査部門
(3-8)バーコードラベルプリンタ (3-8)バーコードラベルプリンタ
CL-05~09
(ハンディ)
(3-5)モバイルスキャナ
固定式 BCR-04
OLC-04
LS008① | |
LS008② | |
LF2600 | |
G1200① | |
G1200② | |
OLC-05
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(3-17)
(3-1)顕微鏡撮影用カメラ
OLC-08 (3-1)分析装 | |
CP3000① | |
CP3000② | |
置オンライン用コントローラ
(3-7)カラーインクジェットラベルプリンタ
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
AutoVue
FAXモデム
DxH900① | |
-------- | |
日赤製剤FAX用
(3-1)顕微鏡撮影用カメラ
OLC-12
TaqMan
LoopAmpEXIA
(検体ラベル)
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(3-8)バーコードラベルプリンタ
CG02N | |
FDC4000 | |
LC661 | |
OLC-17
A3モノクロ(両面)
(3-2)A3対応モノクロレーザープリンタ
バクテアラート3D MGIT
(3-11)固定式バーコードリーダ
OLC-09 (3-1)分析装置オンライン用コントローラ
AutoVue
(3-12)輸血製剤発注用FAXモデム
OLC-13
CLINILAN LM3専用端末
(3-19)タブレット端末
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
NCL-02 二次元BCR-01
BCR-04~07
GA08Ⅲ | |
G11 | |
OM6060 | |
NX10N | |
DxH900② | |
ActDiff | |
ESR6000 | |
OLC-06 (3-1)分析装置オンライン用コントローラ
CLINILAN BT3
ER
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(3-9)ハンディーバーコードリーダ
顕微鏡カメラ1
(3-10)二次元対応バーコードリーダ (2-2)検査実施システムクライアント・ノート型PC
OLC-10 (3-1)分析装置オンライン用コントローラ
技師⾧室
CL-31
OLC-14
LabPro
OLC-18
(3-1)顕微鏡撮影用カメラ
Ethernet 100Mbps
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ | |
UAROBO | |
-------- | |
OLC-01
(3-1)分析装置オンライン用コントロ | |
UF1000i | |
CTK500 | |
アテリカ1500 | |
OLC-02
IP300-04
(検体ラベル)
G1200③ | |
-------- | |
(3-8)バーコードラベルプリンタ
PathFast | |
-------- | |
OLC-07 (3-1)分析装置オンライン用コントローラ
OLC-11
WalkAway
MALDIバイオタイパー
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
カンファレンス
CL-32
CLPR-06
TRIPS
(1-8)RFID検体管理システムサーバ
GeneXpert
OLC-15
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
サーバ室
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
緑背景の機器・システムは今回の調達対象外
CL-51~52
AQURE
ーラ CLPR-01
A3カラー(両面)
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
RapidTestReaderx5
DimEXL | |
AX4030 | |
AE4020 | |
スキャナー (ScanSnap)
(3-4)卓上スキャナ
(3-18)スライドガラスプリンタ
フローサイトメーターEPICS
ESPO白
(2-1)検査実施システムクライアント
・デスクトップ型PC
A3カラー(両面)
(3-3)A3対応カラーレーザープリンタ
xxESPO
OLC-16
FilmArray
(3-1)分析装置オンライン用コントローラ
CLINILAN MB3
(2-1)検査実施システムクライアント・デスクトップ型PC
41
個人情報の取扱いに関する特記事項
別紙3
(個人情報の保護に係る受注者の責務)
第1 受注者は、この契約の履行に当たって、個人情報を取り扱う場合は、以下の事項を遵守し、個人情報の漏えい、滅失、き損の防止その他個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(再委託の禁止)
第2 受注者は、この契約書に基づく委託業務を第三者に委託してはならない。ただし、委託業務全体に大きな影響を及ぼさない補助的業務についてあらかじめ発注者の書面による承認を得た場合にはこの限りでない。
2 前項ただし書に基づき発注者に承諾を求める場合は、再委託の内容、当該業務において取り扱う情報、再委託先、個人情報管理を含めた再委託先に対する管理方法等を文書で提出しなければならない。
(秘密の保持)
第3 受注者は、第2第1項ただし書により発注者が承認した場合を除き、委託業務の内容を第三者に漏らしてはならない。なお、この契約終了後も同様とする。
2 第2第1項ただし書により、発注者が承認した再委託先の秘密保持については、受注者の責任において管理するものとする。
(目的外使用の禁止)
第4 受注者は、この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならない。また、第2第1項ただし書により発注者が承認した部分を除き、契約の履行により知り得た内容を第三者に提供してはならない。
(複写複製の禁止)
第5 受注者は、この契約に基づく業務を処理するため、発注者から引き渡された原票、資料、貸与品等(以下「原票等」という。)がある場合は、発注者の承認なくして複写又は複製をしてはならない。
(個人情報の管理)
第6 受注者は、発注者から提供された原票等のうち、個人情報に係るもの及び受注者が契約履行のために作成したそれらの記録媒体については、施錠できる保管庫又は施錠、入退管理の可能な保管室に保管するなど適正に管理しなければならない。
2 受注者は、前項の個人情報の管理に当たっては、管理責任者を定め、内部における責任体制を確保しなければならない。
3 前項の管理責任者は、発注者の保有する個人情報を取り扱う業務に従事する者に対して、事前に個人情報保護に関する教育や研修を行わなければならない。
(受注者の安全対策と管理体制資料の提出)
第7 受注者は、委託業務の適正かつ円滑な履行を図るとともに個人情報保護に万全を期するため、委託業務の実施に当たって使用する受注者の管理下の施設において、以下の事項について安全管理上必要な措置を講じなければならない。
(1) 委託業務を処理する施設等の入退室管理
(2) 発注者から提供された原票等の使用保管管理
(3) 契約目的物、契約目的物の仕掛品及び契約履行過程で発生した成果物(出力帳票及び磁気テープ、フロッピィ等の電磁的記録を含む。)の作成、使用、保管管理
(4) その他仕様等で指定したもの
2 発注者は、前項の措置について確認するため、受注者に対して、個人情報の管理を含めた受
注者の安全管理体制全般に係る資料の提出を求めることができる。
(発注者の検査監督権)
第8 発注者は、必要があると認める場合には、受注者の作業現場の実地調査を含めた受注者の個人 情報の管理状況に対する検査監督及び作業の実施に係る指示を行うことができる。
2 受注者は、発注者から前項に基づく検査実施要求又は作業の実施に係る指示があった場合には、それらの要求又は指示に従わなければならない。
(資料等の返還)
第9 受注者は、この契約による業務を処理するため発注者から引き渡された原票等を、委託業務完了後速やかに発注者に返還しなければならない。
2 前項の規定による返還時に、個人情報に係るものについては、第6第2項に定める個人情報の管理記録を併せて提出し報告しなければならない。
(記録媒体上の情報の消去)
第 10 受注者は、契約目的物の作成のために、受注者の保有する記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ、パンチカード、紙等の媒体)上に保有する、委託処理に係る一切の情報について、契約目的物に対する発注者の検査終了後、すべて廃棄又は消去しなければならない。
2 前項の廃棄又は消去結果について、受注者は、記録媒体ごとに、廃棄又は消去した情報項目、数量、方法、日時等を明示した文書で発注者に報告しなければならない。
3 第2第1項ただし書により発注者が承認した再委託先がある場合には、再委託先の情報の廃棄又は消去について受注者の責任において行うとともに、その状況を前項の報告とともに発注者に報告しなければならない。
(事故発生の通知)
第 11 受注者は、契約目的物の納入前に事故が生じたときには、速やかにその状況を書面により発注者に通知しなければならない。
2 前項の事故が、個人情報の漏えい、滅失、き損等の場合には、漏えい、滅失、き損した個人情報の項目、内容、数量、事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面により、速やかに発注者に報告し、発注者の指示に従わなければならない。
3 前項の事故等が、xxx個人情報の保護に関する条例第 34 条又は同 35 条に規定する明らかな違反行為であると認めた場合は、発注者の所在地を管轄する警察署へ通報する。
(発注者の解除権)
第 12 発注者は、受注者がこの特記事項に定める事項に違反した場合又はその他個人情報の保護に関 する事項について問題があると認める場合はこの契約を解除することができる。
(疑義についての協議)
第 13 この取扱事項の各項目若しくは仕様書で規定する個人情報の管理方法等について疑義等が生じたとき又はこの取扱事項若しくは仕様書に定めのない事項については、両者協議の上定める。
別紙4
システム調達に関する特記仕様書
本件の受託者は、契約書及び仕様書等に定めのない事項について、この特記仕様書に定める事項に従って契約を履行しなければならない。
1 ソフトウェアライセンスの調達
(1) 本件の履行にソフトウェア調達が含まれる場合、官公庁/自治体向けのガバメントライセンスプ ログラムや既存のボリュームライセンスを適用する等、可能な限り安価な方法により調達すること。
(2) 本件の履行にソフトウェア調達が含まれる場合、調達したソフトウェアライセンスの正確な条件、バージョン、ライセンス番号等の一覧を提出すること。
2 データ消去作業
本件の履行に賃貸借契約等による電磁的記録媒体の交換又は返却が含まれる場合、物理的破壊又はデータ消去によりデータが漏えいしないようサイバーセキュリティ対策を講じること。データ消去の場合は、米国国防総省規定に準拠した方式による3回上書き相当以上の方法で処理すること。
なお、個人情報等の重要情報が大量に保存された機器内部の記憶装置に係る抹消措置については、物
理的な破壊又は磁気的な破壊の方法により行うとともに、委託者の担当者が当該措置の完了まで立ち会いを行うなど確実な履行を担保すること。
上記実施に当たっては、事前に委託者の担当者と実施方法やスケジュールを調整するとともに、完了後はデータ消去完了証明書を提出すること。
また、機器の撤去後にデータ消去を行う場合は、事前調整において、データ消去までの期間におけるサイバーセキュリティ対策を示した上で、厳重に管理すること。
3 LANケーブル敷設
(1) 受託者は、本件の履行に必要なLANケーブル等回線を敷設するに当たっては、LANケーブルの色について、履行場所のルール等を踏まえ、委託者と協議の上決定すること。
(2) 受託者は、本件の履行に必要なLANケーブル等回線を敷設するに当たっては、履行場所のルール等を踏まえ、委託者と協議の上、原則、次のいずれかの方法により接続情報を管理できるようにすること。
ア タグ管理
ケーブルの接続元・接続先に、タグをつける。タグには例として以下の情報を記載すること。
接続元・接続先(機器名、ポート等)、接続日、ネットワーク種
イ ラベル管理
ケーブル敷設時にケーブルに付番してラベリングし、かつ可能であれば、ケーブルが接続する機器に接続管理表を貼り付ける。
なお、付番に際しては、「001」「A1」等の単純なものではなく、フロア・接続機器・ポート等が識別しやすい付番ルールを作業前に規約決定した上で実施すること。
4 無線LAN設置
(1) 受託者は、本件の履行に必要な無線LAN環境を設置するに当たっては、設置区域のセキュリティ
規程及び既設無線LANの稼働状況等を踏まえ、委託者と協議の上、セキュリティ設定及び周波数設定等を行うこと。
(2) 受託者は、本件の履行に必要な無線LANアクセスポイントを設置するに当たっては、設置区域の
SSID命名規則を踏まえた上で、委託者と協議の上、SSIDを設定すること。
5 セキュリティ対策
受託者は、セキュリティ対策に係る次の事項について実施すること。ただし、この特記仕様書以外にセキュリティ対策に係る記載がある文面(以下「セキュリティ対策文面」という。)があり、記載内容が競合する場合は、セキュリティ対策文面の内容を優先する。
(1) サーバ及びクライアント端末の導入又は更新が本件の履行に含まれる場合は、委託者と協議の上、ウイルス対策ソフトをインストールし、設定作業(最新パターンファイル取得を含む)を行うこと。
(2) 本件の履行にソフトウェアの保守が含まれる場合は、パッチ適用有無や適用間隔等について、委託者と協議の上、保守対象のソフトウェア(OS含む。)について最新のセキュリティパッチを適用すること。
(3) 各端末の設置については、セキュリティワイヤー等の取付けなど、盗難防止措置を講ずること。
6 回線等敷設
受託者は、新規に光回線等を敷設するに当たっては、履行場所の設置ルール等を踏まえた上で、可能な限り回線の出口を集約できるよう、委託者と協議の上、回線出口の設置位置を決定すること。
7 機器へのシール添付
受託者は、本件を履行するに当たり設置する機器の見やすい場所に、容易には剥がれないシールを、内容(機器名、設置者名、設置時期等)について委託者と協議の上、原則添付すること。
8 機器のネットワークへの接続
受託者は、本件を履行するに当たり、機器(持ち込みを含む。)を委託者のネットワークに接続する場合、事前にネットワーク接続の手順(許可取得を含む。)について確認の上、必要な対応を行うこと。
9 その他
(1) 本件の履行に当たり、サーバや端末等機器を納入する場合、機器時刻設定(基幹システムの時刻サーバと同期する等)について、委託者と協議の上、設定すること。
(2) 本件の履行にサーバ等の据付が含まれる場合、委託者の指示に従い転倒防止対策を講ずること。また、必要に応じて耐震補強を行うこと。
別紙5
電子情報処理委託に係る標準特記仕様書
委託者から電子情報処理の委託を受けた受託者は、契約書及び仕様書等に定めのない事項について、この特記仕様書に定める事項に従って契約を履行しなければならない。
1 サイバーセキュリティポリシーを踏まえた業務の履行
受託者は、地方独立行政法人東京都立病院機構サイバーセキュリティポリシーの趣旨を踏まえ、以下の事項を遵守しなければならない。
2 業務の推進体制
(1) 受託者は、契約締結後直ちに委託業務を履行できる体制を整えるとともに、当該業務に関する責任者、作業体制、連絡体制及び作業場所についての記載並びにこの特記仕様書を遵守し業務を推進する旨の誓約を書面にし、委託者に提出すること。
(2) (1)の事項に変更が生じた場合、受託者は速やかに変更内容を委託者に提出すること。
3 業務従事者への遵守事項の周知
(1) 受託者は、この契約の履行に関する遵守事項について、委託業務の従事者全員に対し十分に説明し周知徹底を図ること。
(2) 受託者は、(1)の実施状況を書面にし、委託者に提出すること。
4 秘密の保持
受託者は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。この契約終了後も同様とする。
5 目的外使用の禁止
受託者は、この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならない。また、この契約の履行により知り得た内容を第三者に提供してはならない。
6 複写及び複製の禁止
受託者は、この契約に基づく業務を処理するため、委託者が貸与する原票、資料、その他貸与品等及びこれらに含まれる情報(以下「委託者からの貸与品等」という。)を、委託者の承諾なくして複写及び複製をしてはならない。
7 作業場所以外への持出禁止
受託者は、委託者が指示又は承認する場合を除き、委託者からの貸与品等(複写及び複製したものを含む。)について、2(1)における作業場所以外へ持ち出してはならない。
8 情報の保管及び管理
受託者は、委託業務に係る情報の保管及び管理に万全を期するため、委託業務の実施に当たって以下の事項を遵守しなければならない。
(1) 全般事項
ア 契約履行過程
(ア)<令下和の4年事7月項> について安全管理上必要な措置を講じること。
a 委託業務を処理する施設等の入退室管理 b 委託者からの貸与品等の使用及び保管管理
c 仕様書等で指定する物件(以下「契約目的物」という。)、契約目的物の仕掛品及び契約履行過程で発生した成果物(出力帳票及び電磁的記録物等)の作成、使用及び保管管理
d その他、仕様書等で指定したもの
(イ) 委託者から(ア)の内容を確認するため、委託業務の安全管理体制に係る資料の提出を求められた場合は直ちに提出すること。
イ 契約履行完了時
(ア) 委託者からの貸与品等を、契約履行完了後速やかに委託者に返還すること。
(イ) 契約目的物の作成のために、委託業務に係る情報を記録した一切の媒体(紙及び電磁的記録媒体等一切の有形物)(以下「記録媒体」という。)については、契約履行完了後に記録媒体上に含まれる当該委託業務に係る情報を全て消去すること。
(ウ) (イ)の消去結果について、記録媒体ごとに、消去した情報項目、数量、消去方法及び消去日等を明示した書面で委託者に報告すること。クラウドサービスの利用等により、記録媒体ごとの報告が難しい場合は、その旨を報告すること。
(エ) この特記仕様書の事項を遵守した旨を書面で報告すること。また、再委託を行った場合は再委託先における状況も同様に報告すること。
ウ 契約解除時
イの規定の「契約履行完了」を「契約解除」に読み替え、規定の全てに従うこと。エ 事故発生時
契約目的物の納入前に契約目的物の仕掛品、契約履行過程で発生した成果物及び委託者からの貸与品等の紛失、滅失及び毀損等の事故が生じたときには、その事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面をもって、遅滞なく委託者に報告し、委託者の指示に従うこと。
(2) アクセスを許可する情報に係る事項
受託者は、アクセスを許可する情報の種類と範囲、アクセス方法について、業務着手前に委託者から承認を得ること。
(3) 個人情報及び機密情報の取扱いに係る事項
委託者からの貸与品等及び契約目的物に記載された個人情報は、全て委託者の保有個人情報である(以下「個人情報」という。)。また、委託者が機密を要する旨を指定して提示した情報及び委託者からの貸与品等に含まれる情報は、全て委託者の機密情報である(以下「機密情報」という。)。ただし、委託者からの貸与品等に含まれる情報のうち、既に公知の情報、委託者から受託者に提示した後に受託者の責めによらないで公知となった情報、及び委託者と受託者による事前の合意がある情報は、機密情報に含まれないものとする。
個人情報及び機密情報の取扱いについて、受託者は、以下の事項を遵守しなければならない。ア 個人情報及び機密情報に係る記録媒体を、施錠できる保管庫又は施錠及び入退室管理の可能
な保管室に格納する等適正に管理すること。
イ アの個人情報及び機密情報の管理に当たっては、管理責任者を定めるとともに、台帳等を設け個人情報及び機密情報の管理状況を記録すること。
ウ 委託者から要求があった場合又は契約履行完了時には、イの管理記録を委託者に提出し報告すること。
エ 個人情報及び機密情報の運搬には盗難、紛失、漏えい等の事故を防ぐ十分な対策を講じること。
オ (1)イ(イ)において、個人情報及び機密情報に係る部分については、あらかじめ消去すべき情報項目、数量、消去方法及び消去予定日等を書面により委託者に申し出て、委託者の承諾を得
るとともに、委託者の立会いのもとで消去を行うこと。
カ (1)エの事故が、個人情報及び機密情報の漏えい、滅失、毀損等に該当する場合は、漏えい、滅失、毀損した個人情報及び機密情報の項目、内容、数量、事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面をもって、遅滞なく委託者に報告し、委託者の指示に従うこと。
キ カの事故が発生した場合、受託者は二次被害の防止、類似事案の発生回避等の観点から、委託者に可能な限り情報を提供すること。
ク (1)エの事故が発生した場合、委託者は必要に応じて受託者の名称を含む当該事故に係る必要な事項の公表を行うことができる。
ケ 委託業務の従事者に対し、個人情報及び機密情報の取扱いについて必要な教育及び研修を実施すること。なお、教育及び研修の計画及び実施状況を書面にて委託者に提出すること。
コ その他、xxx個人情報の保護に関する条例(平成2年xxx条例第113号)に従って、本委託業務に係る個人情報を適切に扱うこと。
9 委託者の施設内での作業
(1) 受託者は、委託業務の実施に当たり、委託者の施設内で作業を行う必要がある場合には、委託者に作業場所、什器、備品及び通信施設等の使用を要請することができる。
(2) 委託者は、(1)の要請に対して、使用条件を付した上で、無償により貸与又は提供することができる。
(3) 受託者は、委託者の施設内で作業を行う場合は、次の事項を遵守するものとする。ア 就業規則は、受託者の定めるものを適用すること。
イ 受託者の発行する身分証明書を携帯し、委託者の指示があった場合はこれを提示すること。ウ 受託者の社名入りネームプレート等を着用すること。
エ その他、(2)の使用に関し委託者が指示すること。
10 再委託の取扱い
(1) 受託者は、この契約の履行に当たり、再委託を行う場合には、あらかじめ再委託を行う旨を書面により委託者に申し出て、委託者の承諾を得なければならない。
(2) (1)の書面には、以下の事項を記載するものとする。ア 再委託の理由
イ x委託先の選定理由
ウ 再委託先に対する業務の管理方法 エ 再委託先の名称、代表者及び所在地オ 再委託する業務の内容
カ 再委託する業務に含まれる情報の種類(個人情報及び機密情報については特に明記すること。)
キ 再委託先のセキュリティ管理体制(個人情報、機密情報、記録媒体の保管及び管理体制については特に明記すること。)
ク 再委託先がこの特記仕様書の1及び3から9までに定める事項を遵守する旨の誓約ケ その他、委託者が指定する事項
(3) この特記仕様書の1及び3から9までに定める事項については、受託者と同様に、再委託先においても遵守するものとし、受託者は、再委託先がこれを遵守することに関して一切の責任を負う。
11 実地調査及び指示等
(1) 委託者は、必要があると認める場合には、受託者の作業場所の実地調査を含む受託者の作業
状況の調査及び受託者に対する委託業務の実施に係る指示を行うことができる。
(2) 受託者は、(1)の規定に基づき、委託者から作業状況の調査の実施要求又は委託業務の実施に係る指示があった場合には、それらの要求又は指示に従わなければならない。
(3) 委託者は、(1)に定める事項を再委託先に対しても実施できるものとする。
12 情報の保管及び管理等に対する義務違反
(1) 受託者又は再委託先において、この特記仕様書の3から9までに定める情報の保管及び管理等に関する義務違反又は義務を怠った場合には、委託者は、この契約を解除することができる。
(2) (1)に規定する受託者又は再委託先の義務違反又は義務を怠ったことによって委託者が損害を被った場合には、委託者は受託者に損害賠償を請求することができる。委託者が請求する損害賠償額は、委託者が実際に被った損害額とする。
13 契約不適合責任
(1) 契約目的物に、その契約の内容に適合しないもの(以下「契約不適合」という。)があるときは、委託者は、受託者に対して相当の期間を定めてその修補による履行の追完又はこれに代えて若しくは併せて損害の賠償を請求することができる。
(2) (1)の規定による契約不適合の修補による履行の追完又はこれに代えて若しくは併せて行う損害賠償の請求に伴う通知は、契約履行完了後、契約目的物の引き渡しを受けた日から1年以内(サービス提供委託や、契約期間内において一定の製品等を提供する契約においては契約期間内)に、これを行わなければならない。ただし、受託者が契約履行完了時に契約不適合を知り若しくは重過失により知らなかった場合、又は当該契約不適合が受託者の故意若しくは重過失に起因する場合にはこの限りでない。
14 著作xxの取扱い
この契約により作成される納入物の著作xxの取扱いは、以下に定めるところによる。
(1) 受託者は、納入物のうち本委託業務の実施に伴い新たに作成したものについて、著作xx(昭和45年法律第48号)第2章第3節第2款に規定する権利(以下「著作者人格権」という。)を有する場合においてもこれを行使しないものとする。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得た場合はこの限りでない。
(2) (1)の規定は、受託者の従業員、この特記仕様書の10の規定により再委託された場合の再委託先又はそれらの従業員に著作者人格権が帰属する場合にも適用する。
(3) (1)及び(2)の規定については、委託者が必要と判断する限りにおいて、この契約終了後も継続する。
(4) 受託者は、納入物に係る著作xx第2章第3節第3款に規定する権利(以下「著作権」という。)を、委託者に無償で譲渡するものとする。ただし、納入物に使用又は包括されている著作物で受託者がこの契約締結以前から有していたか、又は受託者が本委託業務以外の目的で作成した汎用性のある著作物に関する著作権は、受託者に留保され、その使用権、改変権を委託者に許諾するものとし、委託者は、これを本委託業務の納入物の運用その他の利用のために必要な範囲で使用、改変できるものとする。また、納入物に使用又は包括されている著作物で第三者が著作権を有する著作物の著作権は、当該第三者に留保され、かかる著作物に使用許諾条件が定められている場合は、委託者はその条件の適用につき協議に応ずるものとする。
(5) (4)は、著作xx第27条及び第28条に規定する権利の譲渡も含む。
(6) 本委託業務の実施に伴い、特許xxの産業財産権を伴う発明等が行われた場合、取扱いは別途協議の上定める。
(7) 納入物に関し、第三者から著作権、特許権、その他知的財産権の侵害の申立てを受けた場合、
委託者の帰責事由による場合を除き、受託者の責任と費用をもって処理するものとする。
15 運搬責任
この契約に係る委託者からの貸与品等及び契約目的物の運搬は、別に定めるものを除くほか受託者の責任で行うものとし、その経費は受託者の負担とする。