IBM Db2 Hosted
サービス記述書
IBM Db2 Hosted
本「サービス記述書」はIBM がお客様に提供する「クラウド・サービス」について規定するものです。お客様とは、契約を結ぶ当事者、その許可ユーザーおよび「クラウド・サービス」の受領者を意味します。適用される
「見積書」および「証書(PoE)」は、別途「取引文書」として提供されます。
アプリケーションおよびサービスを構築、実行、管理するための IBM のオープン・スタンダード・クラウド・プラットフォームであるIBM Bluemix は、「クラウド・サービス」の技術上の前提条件です。新規ユーザーは、オンライン登録フォーム(xxxxx://xxxxxxx.xx.xxxxxxx.xxx/xxxxxxxxxxxx) によりアクセス登録ができます。
1. クラウド・サービス
IBM Db2 Hosted は、お客様のニーズに最も適した構成に基づいて提供されます。当該ノードについて利用可能な構成は、以下に記載されています。
1.1 IBM Db2 Hosted Standard Small
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (2 個)、8 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 500 GB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (500 IOPS)、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.2 IBM Db2 Hosted Standard Medium
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (4 個)、16 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 1 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,200 IOPS)、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.3 IBM Db2 Hosted Standard Large
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (8 個)、32 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 2 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,600 IOPS)、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.4 IBM Db2 Hosted Standard XLarge
以下を備えたベアメタル・サーバー。2.4 GHz Xeon Core (12 個)、128 GB RAM、ディスク・コントローラー- 800 GB SSD (2 個) – RAID (800 GB) で構成済み、1.2TB SSD (6 個) – RAID 10 (3.5TB) で構成済み、
10 Gbps の冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.5 IBM Db2 Hosted Advanced Small
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (2 個)、8 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 500 GB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (500 IOPS)、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.6 IBM Db2 Hosted Advanced Medium
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (4 個)、16 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 1 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,200 IOPS)、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.7 IBM Db2 Hosted Advanced Large
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (8 個)、32 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 2 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,600 IOPS)、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.8 IBM Db2 Hosted Advanced XLarge
以下を備えたベアメタル・サーバー。2.4 GHz Xeon Core (12 個)、128 GB RAM、ディスク・コントロー
ラー - 800 GB SSD (2 個) – RAID 1 (800 GB) で構成済み、1.2TB SSD (6 個) – RAID 10 (3.5TB) で構成済み、
10 Gbps の冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.9 IBM Db2 Hosted Advanced 2XLarge
以下を備えたベアメタル・サーバー。2.0 GHz Xeon Core (32 個)、1TB GB RAM、ディスク・コントローラー- RAID、1.2TB SSD (16 個) と RAID 10 (9.5TB)、800 GB SSD (2 個) – RAID 1 (800 GB) で構成済み、
10 Gbps の冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.10 IBM Db2 Hosted Standard Small for AWS
以下を備えたM4.large 専用、EBS 最適化サーバー。2.4GHz Xeon Core (2 個)、8GB RAM、450Mbps 専用スループットによる 600GB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.11 IBM Db2 Hosted Standard Medium for AWS
以下を備えたM4.xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。2.4GHz Xeon Core (4 個)、16GB RAM、750Mbps 専用スループットによる 1100GB 汎用EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む) 。
1.12 IBM Db2 Hosted Standard Large for AWS
以下を備えたM4.2xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。2.4GHz Xeon Core (8 個)、32GB RAM、1000Mbps専用スループットによる 2100GB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.13 IBM Db2 Hosted Standard XLarge for AWS
以下を備えたR3.4xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。Xeon E5-2670 v2 Core (16 個)、122GB RAM、15000 IOPS の 5TB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含 む) 。
1.14 IBM Db2 Hosted Advanced Small for AWS
以下を備えたM4.large 専用、EBS 最適化サーバー。2.4GHz Xeon Core (2 個)、8GB RAM、450Mbps 専用スループットによる 600GB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.15 IBM Db2 Hosted Advanced Medium for AWS
以下を備えたM4.xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。2.4GHz Xeon Core (4 個)、16GB RAM、750Mbps 専
用スループットによる 1100GB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.16 IBM Db2 Hosted Advanced Large for AWS
以下を備えたM4.2xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。2.4GHz Xeon Core (8 個)、32GB RAM、1000Mbps専用スループットによる 2100GB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.17 IBM Db2 Hosted Advanced XLarge for AWS
以下を備えたR3.4xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。Xeon E5-2670 v2 Core (16 個)、122GB RAM、15000 IOPS の 5TB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.18 IBM Db2 Hosted Advanced 2XLarge for AWS
以下を備えたR3.8xlarge 専用、EBS 最適化サーバー。Xeon E5-2670 v2 Core (32 個)、244GB RAM、30000 IOPS の 10TB 汎用 EBS ボリューム・ストレージ、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.19 IBM Db2 Hosted Standard Small BYOL
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (2 個)、8 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 500 GB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップ
リンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (500 IOPS)、Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.20 IBM Db2 Hosted Standard Medium BYOL
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (4 個)、16 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 1 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,200 IOPS)、Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.21 IBM Db2 Hosted Standard Large BYOL
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (8 個)、32 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 2 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,600 IOPS)、Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.22 IBM Db2 Hosted Standard XLarge BYOL
以下を備えたベアメタル・サーバー。2.4 GHz Xeon Core (12 個)、128 GB RAM、ディスク・コントロー
ラー - 800 GB SSD (2 個) – RAID 1 (800 GB) で構成済み、1.2TB SSD (6 個) – RAID 10 (3.5TB) で構成済み、
10 Gbps の冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、Db2 Workgroup Server Edition (ネイティブ暗号化を含む)。
1.23 IBM Db2 Hosted Advanced Small BYOL
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (2 個)、8 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 500 GB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (500 IOPS)、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.24 IBM Db2 Hosted Advanced Medium BYOL
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (4 個)、16 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 1 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,200 IOPS)、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.25 IBM Db2 Hosted Advanced Large BYOL
以下を備えた仮想専用サーバー。2.0 GHz Xeon Core (8 個)、32 GB RAM、第 1 ディスク 100 GB (SAN)、第 2 ディスク 2 TB (SAN)、1 Gbps のパブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、パフォーマンス・ストレージ 100 GB (1,600 IOPS)、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.26 IBM Db2 Hosted Advanced XLarge BYOL
以下を備えたベアメタル・サーバー。2.4 GHz Xeon Core (12 個)、128 GB RAM、ディスク・コントロー
ラー - 800 GB SSD (2 個) – RAID 1 (800 GB) で構成済み、1.2TB SSD (6 個) – RAID 10 (3.5TB) で構成済み、
10 Gbps の冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.27 IBM Db2 Hosted Advanced 2XLarge BYOL
以下を備えたベアメタル・サーバー。2.0 GHz Xeon Core (32 個)、1TB GB RAM、ディスク・コントローラー- RAID、1.2TB SSD (16 個) と RAID 10 (9.5TB)、800 GB SSD (2 個) – RAID 1 (800 GB) で構成済み、
10 Gbps の冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワークのアップリンク、Db2 Advanced Enterprise Server Edition。
1.28 セットアップ・サービス
1.28.1 IBM Db2 Hosted Jump Start Remotely Delivered Set-up
このセットアップ・サービスは、スタートアップ・アクティビティーについて最大 50 時間のリモート・コンサルティング時間を提供します。これには、(1) ユース・ケースによる支援、(2) レポート、ダッ
シュボードおよびその他システム・ツールのベスト・プラクティスに関する指導、(3) 初期データ・ロードの準備、実行および検証に関するガイドによる支援およびアドバイス、(4) その他管理および構成に関して関心のある主題が含まれます。(以下総称して「スタートアップ・アクティビティー」といいます。)
「サービス」は「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、
本オファリングの使用許諾の購入日、または「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨をお客様がCloud から通知された日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
1.28.2 IBM Db2 Hosted Accelerator Remotely Delivered Set-up
このセットアップ・サービスは、「アクティビティー」の実行に使用される最大 50 時間のリモート・コンサルティング時間を提供します。これには、(1) ユース・ケースによる支援(1 回限りのポイント・イ ン・タイムのデータ移動を支援するデータ移動のユース・ケースを含みます。)、(2) レポート、ダッシュボードおよびその他システム・ツールのベスト・プラクティスに関する指導、(3) 初期データ・ロードの準備、実行および検証に関するガイドによる支援およびアドバイス (ソース環境およびターゲット環境のセットアップ、およびデータ移動のユース・ケースに定義されるデータ移動を含みます。)、(4) その他管理および構成に関して関心のある主題が含まれます。(以下総称して「アクティビティー」といいます。)このリモートで提供されるセットアップ・サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入されるものとし、すべての時間数が使用されたか否かに関わらず、使用許諾の購入日または「クラウド・サービス」の当初サブスクリプション期間の最終日のいずれか早い日から 12 か月後に終了します。
2. セキュリティーの内容
本第 2 条に記載された例外事項を条件に、本「クラウド・サービス」は、IBM の「クラウド・サービス」に関する「Data Security and Privacy Principles」(xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxx/xxxx-xxxxxxxx で閲覧可能) および
本セクションの追加条件に従うものとします。IBM の「Data Security and Privacy Principles」が変更される場合であっても、それにより「クラウド・サービス」のセキュリティーのレベルが低下することはありません。保護対象のデータの処理およびデータの特性により提示されるリスクに対して技術的および組織上のセキュリティー対策が適切であると、お客様がデータ管理者として判断する場合には、本「クラウド・サービス」を使用して、以下に記述される個人データおよび機密性の高い個人データが含まれるコンテンツを処理することができます。本「クラウド・サービス」は、さらなる規制要件が適用されるデータを処理するために設計されたものではありません。
本「クラウド」サービスでは、HIPAA に基づいて規制される「保護医療情報」を処理できます。
2.1 セキュリティー機能および責任
本「クラウド・サービス」は、IBM の「プライバシー・シールド」認定に含まれ、お客様が「クラウド・サービス」を米国にあるデータセンターでホストすることを選択した場合に適用されます。本オファリングには、以下に掲載されている「IBM Privacy Shield Privacy Policy」が適用されます。 xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxxxx/xxxxxxx/xx/xx/xxxxxxx_xxxxxx.xxxx。
2.2 クラウド・サービスの管理
お客様は、基礎となるミドルウェアを含む、アプリケーションの管理、運用、保守およびセキュリティーを管理する責任を負います。
2.3 サービスの完全性および可用性
IBM は、本「クラウド・サービス」について検出されるすべてのネットワーク侵入通知をお客様に転送します。お客様には、報告された各通知の影響を確認する責任があります。
お客様は、ハードウェア障害について通知されます。必要に応じて IBM サポートを利用し、OS またはソフトウェアの障害を監視し、これに応答することはお客様の責任となります。
2.4 アクティビティーの記録
お客様は、必要に応じてOS/「システムおよびデータベース」/「アプリケーション」のアクティビティーの記録をとる責任があります。
2.5 暗号化
Db2 ネイティブ暗号化は、Db2 on Cloud サービスのすべての構成に含まれています。Db2 ネイティブ暗号化は、お客様のDb2 データベースを暗号化し、Public Key Cryptography Standard #12 (PKCS#12) に基づいてセキュアなローカル・キー管理を提供します。お客様は、セットアップおよび保守を含め、暗号化の実装について責任を負います。
2.6 事業継続性および災害復旧
お客様には、本「クラウド・サービス」に対して事業継続性、災害復旧およびデータ・バックアップ・ポリシーおよび手順を維持する責任があります。
3. テクニカル・サポート
「クラウド・サービス」のテクニカル・サポートは、オンライン・フォーラム、および xxxxx://xxxxxxx.xxxxxxxx.xxx のお客様ポータルで利用可能なオンライン問題報告システムを介して提供されます。IBM は、テクニカル・サポートの連絡先情報ならびにその他情報およびプロセスを規定する IBM Software as a Service Support Handbook を提供します。テクニカル・サポートは「クラウド・サービス」と共に提供されるものであり、別個のオファリングとして提供されるものではありません。
重要度 | 重要度の定義 | サポート時間内の目標応答時間 | 対象応答時間 |
1 | 重大な事業影響/サービス・ダウン 事業上の重要な機能が作動不能である、または重要なインターフェースが機能しない状態。これは通常実稼働環境に適用され、サービスにアクセスできないことによって業務に重大な影響が生じることを示します。この状況は、即時に解決する必要があります。 重要度 1 の問題の場合、お客様には、1 日 24 時間週 7日、IBM が問題を診断するのを支援することが求められます。かかる支援ができない場合には、問題は重要度 2 にダウングレードされます。 | 1 時間以内 | 1 日 24 時間週 7 日 |
2 | 著しい事業影響 利用中にサービスのフィーチャーまたは機能が著しく制限されているか、お客様が事業の最終期限に間に合わない危険にさらされている状態。 | 2 営業時間以内 | 月曜から金曜の営業時間 |
3 | 軽度の事業影響 サービスまたは機能を使用することができ、業務に重大な影響が表れていないことを示す。 | 4 営業時間以内 | 月曜から金曜の営業時間 |
4 | 最小の事業影響 問い合わせまたは非技術的な依頼。 | 1 営業日以内 | 月曜から金曜の営業時間 |
4. エンタイトルメントおよび課金情報
4.1 課金単位
「クラウド・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
a. 「インスタンス」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「インスタンス」とは、「クラウド・サービス」の特定の構成へのアクセスを意味します。お客様の「PoE」または
「取引文書」に定める課金期間中にアクセスおよび利用が可能な「クラウド・サービス」の「インスタンス」ごとに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
b. 「エンゲージメント」は、サービスを取得する際の課金単位です。「エンゲージメント」は、「クラウド・サービス」に関連するプロフェッショナル・サービス、研修サービスまたはその両方の サービスで構成されます。それぞれの「エンゲージメント」をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
4.2 1 か月に満たない期間の料金
「取引文書」に記載された 1 か月に満たない期間の料金は、按分にて算定される場合があります。
4.3 セットアップ・サービス料金
「セットアップ・サービス」は、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、「取引文書」に記載された料金で請求されます。
5. 期間および更新オプション
「クラウド・サービス」の期間は、「PoE」に記述されるとおり、「クラウド・サービス」へのお客様のアクセスについて、IBM がお客様に通知した日に開始します。「PoE」には、「クラウド・サービス」が自動的に更新されるか、継続利用ベースで続行されるか、期間満了時に終了するかが記載されます。
自動更新の場合には、お客様が期間満了日の少なくとも 90 日前までに書面により更新しないことを通知する場合を除き、「クラウド・サービス」は、「PoE」に定める期間につき自動更新されます。
継続利用の場合は、「クラウド・サービス」は、お客様が 90 日前までに書面により終了を通知するまで、
月単位で継続利用することができます。「クラウド・サービス」は、かかる 90 日の期間後の暦月末日まで引き続き利用することができます。
6. 追加条件
6.1 お客様の義務
お客様には、Db2、オペレーティング・システム、およびその他のソフトウェアのパッチを適時インストールして障害の回避、セキュリティー上の問題の回避、新規機能の現行性の維持を行う義務があります。
お客様は以下を行うことができます。
● プリインストールされたDb2 ソフトウェアによるデータの使用を実行またはサポートすることに直接関連する「クラウド・サービス」上での、ソフトウェアのインストールと実行のみを行うこと。お客様は、「クラウド・サービス」上でその他いかなるタイプのソフトウェアのインストール、使用も禁止されています。
● ノード上で「クラウド・サービス」と併用するために追加のオープン・ソース・パッケージをインストールすること。IBM には、かかるパッケージをサポートする義務はなく、かかる追加パッケージに起因する「クラウド・サービス」のパフォーマンス (つまり、Db2、オペレーティング・システム、またはハードウェア・プラットフォーム全体) への影響に対して責任を負うものではありません。
6.2 IBM Db2 Hosted Standard 構成で禁止されているコンポーネント
「クラウド・サービス」オファリングのお客様の使用許諾が「Standard」として指定されている場合、お客様は以下のコンポーネントまたは機能を使用することはできません。
● 列によって構成される表
● pureScale クラスタリング・テクノロジー
● データベース・パーティショニング
● 行圧縮
● 適応圧縮
● マテリアライズ照会表
● 多次元クラスタリング
● クエリー並列処理
● 接続コンセントレーター
● アクセス・プラン再利用
● スキャン・シェアリング
● ワークロード管理
● 管理プログラム
● 継続データ取り込み
● Multi-temperature Storage
● インテリジェント・マイニング
● 非構造化テキスト解析
● キュービング・サービス
● Db2 for i または Db2 for z データ・サーバーの統合データへのアクセス
● 第三者データ・サーバーの統合データへのアクセス
● Db2 for i または Db2 for z データ・サーバーによる SQL レプリケーション
● 第三者データ・サーバーによる SQL レプリケーション
● Q レプリケーション
● Change Data Capture (CDC)
● Db2 接続コンポーネント
6.3 Db2 Hosted for AWS に適用される条件
お客様の「クラウド・サービス」使用許諾が「AWS 用」と指定されている場合には、以下の条件が適用されます。
「クラウド・サービス」のアプリケーション層、ならびにお客様のデータおよびコンテンツは、IBM が運用していない、第三者クラウド・サービスのインフラストラクチャーおよびプラットフォーム上で稼動します。「クラウド・サービス」インフラストラクチャー、「クラウド・サービス」プラットフォームの特定の側面、および関連サービス(データセンター、サーバー、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションおよびデータのバックアップ、ファイアウォールおよび脅威検知、ならびにアプリケーション・デプロイメント、モニタリングおよび運用向けのAPI を含みます。) (以下、総称して「第三者クラ
ウド・プラットフォーム・サービス」といいます。) は第三者プロバイダーによって運営・管理されます。従って、本「サービス記述書」、または本「クラウド・サービス」の提供条件となる基本サービス契約
(例:「IBM クラウド・サービス契約書」) (以下「基本契約」といいます。) のいかなる規定にも関わらず、以下の定めが適用されます。
a. 「基本契約」における、データ・セキュリティーおよびデータ保護に関するIBM の義務、上記第 2項 (セキュリティーの内容) の「クラウド・サービス」のセキュリティー・プラクティスの記述に定めるIBM の義務、ならびに参照される「IBM Data Security and Privacy Principles」におけるIBM の義務は、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に依存する範囲において、「第三者クラウド・プラットフォーム」または「クラウド・サービス」には適用されません。「クラウド・ サービス」は、「保護医療情報(PHI)」またはEU に居住する個人の個人データの送信、保管、処理に使用しないものとします。
b. 「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」のプロバイダーが、自らのサービスまたはIBM もしくはお客様のかかるサービスへのアクセスを中止または終了したことを IBM に通知した場合、 IBM は、お客様に終了通知を提供することにより第三者プロバイダーによるかかる終了の効力が発 生する日をもって「クラウド・サービス」を直ちに終了できます。
c. IBM は、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に関して、または「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に依存している範囲における「クラウド・サービス」に関して、明示または黙示を問わず、いかなる条件も設けず、いかなる保証責任も負わないものとします。
d. お客様は、以下に関して、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」プロバイダーがIBMを相手に提起した請求に起因または関連するあらゆる請求、損害、損失、負債、費用、および経費 (合理的な範囲の弁護士費用を含みます。) についてIBM を補償、防御し、IBM を免責することに同意します。(a) お客様による「クラウド・サービス」の使用、(b) 本「サービス記述書」の違反、
「基本契約」の違反、またはお客様による適用法の違反、(c) お客様のコンテンツ、ならびにお客様のコンテンツとその他のアプリケーション、コンテンツまたはプロセスとの組み合わせ(お客様のコンテンツによる、またはお客様のコンテンツの使用、開発、設計、生産、広告またはマーケ
ティングによる、第三者の権利の侵害や濫用の申し立てがあった請求を含みます。)、または(d) IBM およびお客様の間の紛争。
6.4 Db2 Hosted BYOL のパーツに適用される条件
BYOL (Bring Your Own License) オファリングでは、お客様は、下表に明記された関連するIBM プログラムの適切なライセンス資格を事前に取得している必要があります。BYOL SaaS に対するお客様の使用許諾は、下記の比率で、関連IBM プログラムに対するお客様の使用許諾を超えることはできません。
BYOL オファリングには、関連IBM プログラムのサブスクリプション & サポートは含まれていません。お客様は、関連 IBM プログラムに対する適用可能な(1) ライセンス資格、および (2) サブスクリプション & サポートを予め取得していることを表明するものとします。BYOL オファリングのサブスクリプション期間中、お客様は、BYOL オファリングの使用許諾と併せて使用するIBM プログラム使用許諾の現在のサブスクリプション& サポートを維持する必要があります。関連 IBM プログラムを使用するためのお客様のライセンス、または関連IBM プログラムのお客様のサブスクリプション& サポートのいずれかが終了した場合、お客様の BYOL オファリングを使用する権利は終了します。
下表は、規定された対応する使用許諾に基づいたBYOL オファリングの使用に必要な関連IBM プログラムの使用許諾の割合の概要を説明したものです。お客様は BYOL オファリングを取得後、お客様が BYOL オファリングを使用する間、BYOL オファリングの使用に適用される関連IBM プログラムに対するお客様の使用許諾は中断され、お客様はそれ以降、当該使用許諾を使用して、関連 IBM プログラム
(規定された例外の対象) をデプロイすることはできません。
関連 IBM プログラム | BYOL オファリング | 比率 n/m* |
IBM Db2 Workgroup Server Edition | a. IBM Db2 Hosted Standard Small BYOL b. IBM Db2 Hosted Standard Medium BYOL c. IBM Db2 Hosted Standard Large BYOL d. IBM Db2 Hosted Standard XLarge BYOL | a. 比率: 140 PVU / 1 インスタンス b. 比率: 280 PVU / 1 インスタンス c. 比率: 560 PVU / 1 インスタンス d. 比率: 840 PVU / 1 インスタンス |
IBM Db2 Advanced Enterprise Server Edition IBM Db2 Advanced Workgroup Server Edition | a. IBM Db2 Hosted Advanced Small BYOL b. IBM Db2 Hosted Advanced Medium BYOL c. IBM Db2 Hosted Advanced Large BYOL d. IBM Db2 Hosted Advanced XLarge BYOL e. IBM Db2 Hosted Advanced 2XLarge BYOL | a. 比率: 140 PVU / 1 インスタンス b. 比率: 280 PVU / 1 インスタンス c. 比率: 560 PVU / 1 インスタンス d. 比率: 840 PVU / 1 インスタンス e. 比率: 2240 PVU / 1 インスタンス |
IBM Db2 Advanced CEO IBM Db2 Developer Edition | a. IBM Db2 Hosted Standard Small BYOL b. IBM Db2 Hosted Standard Medium BYOL c. IBM Db2 Hosted Standard Large BYOL d. IBM Db2 Hosted Standard XLarge BYOL e. IBM Db2 Hosted Advanced Small BYOL f. IBM Db2 Hosted Advanced Medium BYOL g. IBM Db2 Hosted Advanced Large BYOL h. IBM Db2 Hosted Advanced XLarge BYOL i. IBM Db2 Hosted Standard 2XLarge BYOL | a. 比率: 0 – X の許可ユーザー / 1 インスタンス**/*** |
* 「割合n/m」は、関連IBM プログラムに対して示された測定基準の使用許諾数ごと(以下「n」といいます。) に対して、お客様が当該使用許諾を、BYOL オファリングに対して示された測定基準について記載された数(以下「m」といいます。) の使用許諾に適用できることをいいます。
** Db2 Advanced CEO Offering およびDb2 Developer Edition に関する例外: 上記の条件にかかわらず、お客様がDb2 Advanced CEO Offering または Db2 Developer Edition のいずれかの「許可ユーザー」使用許諾を BYOL オファリングに適用する場合、お客様の「許可ユーザー」使用許諾の合計は、その数量に関係
なく、BYOL オファリングに対する 1 つの「インスタンス」使用許諾に適用できます。ただし、以下の追加条件に基づきます。(1) お客様は、お客様によるBYOL オファリングの使用と同時に、お客様による関連IBM プログラムのデプロイメントに対してすべての「許可ユーザー」使用許諾を引き続き使用できますが、(2) お客様が関連IBM プログラムに対して使用許諾を有する「許可ユーザー」のみが BYOL オファリングにアクセスしたり、使用したりできることが条件となります。
*** Db2 Developer Edition の例外: 上記の制限に加え、お客様が Db2 Developer Edition の使用許諾をBYOLオファリングに適用する場合、お客様による BYOL オファリングの使用は、「非実稼働」使用のみに制限されます。「非実稼働」とは、BYOL オファリングが、お客様の内部非実稼働活動用のお客様内部の開発およびテスト環境の一部としてのみ、使用することができることをいいます。非実稼働活動には、テスト、性能調整、故障診断、内部ベンチマーク、ステージング、品質保証活動または公開されたアプリケーション・プログラミング・インターフェースを使用する社内使用の BYOL オファリングに対する追加もしくは拡張の開発が含まれますが、これらに限られません。お客様は、「クラウド・サービス」のいかなる部分も、実稼働に関する適切な使用許諾を取得せずに、その他の目的で利用することはできません。
6.5 蓄積データの使用
IBM は、「クラウド・サービス」に対する改善や拡張の IBM 社内における研究、テスト、および開発、またはよりカスタマイズされた有意義な経験をユーザーに提供する新サービスの開発を目的として、お客様による「クラウド・サービス」の使用を監視することができます。この利用の際に、IBM は、お客様の許可ユーザーによる「クラウド・サービス」の利用を反映する、集計された匿名形式の要約情報を蓄積して分析し、さらに、報告書、研究論文、分析、およびこれらの蓄積および分析から生じるその他の作業の結果(以下、総称して「蓄積データ」といいます。) を作成することができるものとします。 IBM は、「蓄積データ」に対する権利を保持するものとします。