IBM Digital Analytics
サービス記述書
IBM Digital Analytics
本「サービス記述書」は IBM がお客様に提供する「クラウド・サービス」について規定するものです。お客様とは、会社、その許可ユーザーおよび「クラウド・サービス」の受益者をいいます。適用される「見積書」および
「証書 (PoE)」は、別個の「取引文書」として提供されます。
1. クラウド・サービス
1.1 IBM Digital Analytics
IBM Digital Analytics は、お客様が自身の Web サイトの訪問者による対話を追跡し、収集されたデータに基づいてレポートおよび主要業績評価指標 (KPI) を提供することを可能にするソリューションです。データは「サーバー・コール」を介して「クラウド・サービス」のために収集されます。「サーバー・コール」とは、1 つの「クライアント ID」で追跡対象の訪問者によって開始されたタグ付きイベントの結果として、「クラウド・サービス」に渡され、「クラウド・サービス」によって処理されるデータをいいます。このタグ付きデータは、その後サービスによって処理され、「クラウド・サービス」のユー
ザー・インターフェースを介して利用可能となるレポートを生成します。このレポートは訪問者の行動を理解するのに役立ちます。より深い洞察が提供されるように、ユーザー・インターフェースを介してカスタム仕様のビューおよびレポートを作成することができます。「クラウド・サービス」の基本パッケージには、以下が含まれます。
a. IBM Digital Analytics
以下の 5 つの異なる業種に合わせて作成できるレポート・セット。コンテンツ業、コンテンツ/コ
マース業、金融サービス業、旅行業、または小売業。これらのレポートをさらにカスタマイズして、デフォルトのレポート表示から変更して表示することができます。また、お客様は、ダッシュボー ドのモニタリングによりメトリックをほぼリアルタイムで閲覧する機能に加えて、カスタマイズ可 能な訪問者のセグメントをエクスポートすることができます。
b. IBM Digital Analytics Explore
収集されたデジタル分析データに照らして、新規のレポートを作成する機能をお客様に提供するアドホック・レポート作成ツール。
1.2 オプション機能
1.2.1 IBM Digital Analytics Impression Attribution
お客様が、マーケティング・インプレッション (例えば、ディスプレイ・バナー広告、ウィジェット、広く公開されるビデオ、マイクロサイトなど) がどのように Web サイトでのコンバージョンに影響を与えるかを理解できるように、お客様の Web サイト以外で訪問者によるコンテンツ閲覧を追跡することのできるソリューションです。
1.2.2 IBM Digital Analytics Lifecycle
お客様が、長期間にわたって、サイト訪問者が主要なサイト・エンゲージメントのマイルストーンに到達したか否かを評価するレポートを実行できるソリューションです。
1.2.3 IBM Digital Analytics Multichannel
お客様が、「クラウド・サービス」によって収集されるデータを拡張するために、「クラウド・サービ
ス」の Digital Analytics 部分に、データをインポートできるソリューションです。このデータは、さらに、レポートおよびセグメンテーションに使用することができます。
1.2.4 IBM Digital Analytics for Social Media
このソリューションにより、お客様は、顧客との接点となるソーシャル・チャネルを継続的にモニター、分析し、最適化を図ることができます。
1.2.5 IBM LIVEmail
お客様が、訪問者のセグメントを作成し、ターゲット層を定めた電子メール・キャンペーンを実行するために、認定された電子メール・サービス・プロバイダー (以下「ESP」といいます。) のリストにそれらのセグメントをプッシュすることができるソリューションです。
1.2.6 IBM Digital Analytics Digital Data Feed
お客様が、「クラウド・サービス」で利用可能なお客様の未加工のデータを含む、毎日のデータ・エクスポートを直接指定しスケジュール設定できるように、データ・フィード構成とアクティベーション・モジュールを、お客様に提供するソリューションです。
2. セキュリティーの内容
「クラウド・サービス」は、IBM の「Data Security and Privacy Principles for IBM SaaS」 (xxxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxx/xxxxxxxxxxxxxx/xxxxxxx/00 で入手可能) および本項で規定される追加条件に従います。IBM のデータのセキュリティーおよびプライバシーの原則が変更されることがあっても、それにより「クラウド・サービス」のセキュリティーのレベルが低下することはありません。
本「クラウド・サービス」は、「米国 - EU 間のセーフハーバー」の認証を受けています。
3. サービス・レベル・アグリーメント
IBM は、「PoE」に記載するとおり、「クラウド・サービス」に関して、以下のサービス・レベル・コミットメント (以下「SLA」といいます。) を提供します。「SLA」は保証ではありません。「SLA」はお客様にのみ提供され、実稼働環境における使用に対してのみ適用されます。
3.1 可用性クレジット
お客様は、「クラウド・サービス」の可用性に影響を及ぼした事象について最初に知り得たときから 24時間以内に、IBM テクニカル・サポート・ヘルプデスクに対して重要度 1 のサポート・チケットを記録しなければなりません。お客様は、あらゆる問題診断および解決に関して IBM に合理的な支援を行わなければなりません。
「SLA」の未達成に対するサポート・チケットの請求は、契約月の末日から 3 営業日以内に提出しなければなりません。有効な「SLA」の請求に対する補償は、「クラウド・サービス」の実稼働システム処理が利用できない時間 (以下「ダウン時間」といいます。) に基づいた「クラウド・サービス」の将来の請求に対するクレジットになります。「ダウン時間」は、お客様が当該事象を報告した時点から「クラウド・サービス」が復元される時点までの間で計測され、次のものに関連する時間は含まれません。保守のための計画停止または発表された停止、IBM の支配の及ばない原因、お客様または第三者のコンテンツまたはテクノロジーの問題、設計もしくは指示、サポート対象外のシステム構成およびプラット フォームまたはその他お客様による誤り、またはお客様に起因するセキュリティー問題もしくはお客様によるセキュリティー・テスト。IBM は、下表のとおり、各契約月における「クラウド・サービス」の
累積的な可用性に基づいて適用可能なものの内で最高の補償を適用します。各契約月の補償の合計額は、
「クラウド・サービス」に対して支払われた年額料金の 12 分の 1 の 20% を超えることはできません。
バンドルされた「クラウド・サービス」の場合 (個別の「クラウド・サービス」オファリングをパッケージ化し、単一オファリングとして、単一の合算料金で販売しているもの)、補償は、バンドルされた「クラウド・サービス」に対する単一月額料金の合算料金に基づいて計算されるものであり、各個別「クラウド・サービス」に対する月額サブスクリプション料金に基づいて計算されるものではありません。お
客様は、1 つの個別「クラウド・サービス」に関する請求のみ、一度にまとめて提出することができます。
3.2 サービス・レベル
「インバウンド・データ収集」とは、「クラウド・サービス」のインバウンド・データ処理エレメントを介したインバウンド・データの収集をいいます。
クラウド・サービス | 適用可能なサービス・レベル | |
「契約月」におけるアプリケーションの可用性 | 「契約月」における インバウンド・データ収集の可用性 | |
IBM Digital Analytics | Y | Y |
IBM Digital Analytics Lifecycle | Y | N |
IBM Digital Analytics Impression Attribution | Y | Y |
IBM Digital Analytics Multichannel | Y | N |
IBM Digital Analytics for Social Media | Y | N |
IBM LIVEmail | Y | N |
IBM Digital Analytics Explore | Y | N |
IBM Digital Analytics Digital Data Feed | Y | N |
「契約月」における「クラウド・サービス」の可用性
「契約月」における可用性 | 補償 (「請求」の対象である「契約月」における 「月額サブスクリプション料金」* の割合) |
99% – 99.949% | 2% |
98% – 98.999% | 5% |
97% – 97.999% | 12% |
97.000% 未満 | 20% |
*「クラウド・サービス」が IBM ビジネス・パートナーから取得されたものである場合、月額サブスクリプション料金は、「請求」の対象である「契約月」に対して有効な「クラウド・サービス」のその時点での最新の表示価格に基づいて計算され、それを 50% 割引した額となります。IBM は、直接お客様に払い戻します。
「可用性」は、以下のとおり算出されます。契約月における分単位の総時間数から、契約月における
「ダウン時間」の分単位の総時間数を差し引き、それを契約月における分単位の総時間数で除することにより算出され、結果はパーセントで表します。
例:「契約月」における「ダウン時間」が 50 分である場合
30 日の「契約月」における合計 43,200 分 -「ダウン時間」50 分 = 43,150 分 合計 43,200 分 | =「契約月」における 99.884% の可用性につき 2% の 「可用性クレジット」 |
4. テクニカル・サポート
「クラウド・サービス」のテクニカル・サポートが、電子メール、オンライン・サポート・システム、
「ライブ・チャット」および電話を介して提供されます (以下「テクニカル・サポート」といいます)。 IBM は、「テクニカル・サポート」の連絡先情報ならびにその他情報およびプロセスを規定する IBM Software as a Service Support Handbook を提供します。「テクニカル・サポート」は「クラウド・サービス」と共に提供されるものであり、個別のオファリングとして提供されるものではありません。
重要度 | 重要度の定義 | サポート時間内の目標応答時間 |
1 | 重大な事業影響/サービス・ダウン 事業上の重大な機能を実行することができない、または重要なインター フェースが機能しない状態。これは通常実稼働環境に適用され、サービスにアクセスできないことによって業務xxxな影響が生じることを示します。この状況は、即時に解決する必要があります。 | 1 時間以内 |
2 | 著しい事業影響 サービス事業機能またはサービスの機能が著しく制限されているか、お客様が事業の最終期限に間に合わない危険にさらされている状態。 | 2 営業時間以内 |
3 | 軽度の事業影響 サービスまたは機能を使用でき、業務上、重大な影響がないことを示す。 | 4 営業時間以内 |
4 | 最小の事業影響 問い合わせまたは非技術的な要求。 | 1 営業日以内 |
5. エンタイトルメントおよび課金情報
5.1 課金単位
「クラウド・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
a. 「ミリオン・サーバー・コール (MSC)」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。
「サーバー・コール」とは、1 つの「エンティティー ID」で追跡対象の訪問者によって開始されたタグ付きイベントの結果として、「クラウド・サービス」に渡され、「クラウド・サービス」に よって処理されるデータをいいます。異なる「エンティティー ID」によって処理される「サー
バー・コール」は、固有の「エンティティー ID」ごとに、固有の「サーバー・コール」としてカウントされます。「エンティティー ID」は、「クラウド・サービス」内のデータへのアクセス権の分離もしくは制御、またはその両方を行います。このデータには、1 つ以上のお客様の Web サイトからの処理済みデータが含まれることがあります。「MSC」のエンタイトルメントはそれぞれ、 100 万件の「サーバー・コール」を表します。「取引文書」に定める課金期間中に処理される
「サーバー・コール」の数をカバーするのに十分な「サーバー・コール」のエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
b. 「ミリオン・マーケティング・インプレッション (MMI)」は、「クラウド・サービス」を取得する 際の課金単位です。「マーケティング・インプレッション」は、Web ページ上に広告またはバナー が 1 回表示されることをいいます。「MMI」のエンタイトルメントはそれぞれ、「クラウド・サー ビス」によって収集および処理される 100 万件の「マーケティング・インプレッション」を表しま す。お客様の「取引文書」に定める課金期間中に処理される「マーケティング・インプレッション」の数をカバーするのに十分な「MMI」のエンタイトルメントを取得しなければならないものとしま す。
c. 「エンティティー ID」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「エンティ ティー ID」は、「クラウド・サービス」内で表されるエンティティーの固有の識別子です。お客様の「取引文書」に定める課金期間中に「クラウド・サービス」によって識別された「エンティティー ID」の数をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとし
ます。「クラウド・サービス」では、「エンティティー ID」(「クライアント ID」ともいいます。)は、「クラウド・サービス」におけるデータのアクセス権を分離もしくは制御、またはその両方を行います。このデータには 1 つまたはそれ以上の Web サイトからの処理済みデータが含まれることがあります。
本「クラウド・サービス」オファリングでは、「クライアント ID」は、「エンティティー ID」と同一です。
d. 「エンゲージメント」は、サービスを取得する際の課金単位です。「エンゲージメント」は、研修イベント、業務分析、成果物に基づくサービス・イベントを含みますがこれらに限られない、プロフェッショナル・サービス、研修サービスまたはその両方のサービスで構成されます。それぞれの
「エンゲージメント」をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
5.2 セットアップ料金
セットアップ料金は、「取引文書」に明記されます。
a. IBM Digital Analytics One-Time Setup の料金は、「取引文書」に記載された料率および支払条件で
「クラウド・サービス」の初回のプロビジョニングに適用されます 。
b. IBM Digital Analytics Additional Client ID Implementation Entity ID Setup の料金は、「取引文書」に記載された料率および支払条件で Additional Client ID Implementation の注文ごとに課金されます。
5.3 1 か月に満たない期間の料金
「取引文書」に記載された 1 か月に満たない期間の料金は、按分ベースで算定される場合があります。
5.4 超過料金
1 月 1 日を開始日とする暦年に基づく四半期内に、お客様による「クラウド・サービス」の実際の使用が、
「PoE」または「取引文書」に記載されたエンタイトルメントの 3 倍を超えた場合、お客様は、適用される「PoE」または「取引文書」に記載される超過料率に従い、その超過分についても請求されます。
5.5 オンデマンド料金
「取引文書」に明記されるオンデマンド料金は、お客様がオンデマンド部分のアクティブ化を要求した場合に適用されます。アクティブ化されると、「取引文書」に定める料率に従って、お客様に請求されます。
a. IBM Digital Analytics Additional Client ID Implementation Entity ID On-Demand Setup
IBM Digital Analytics One-Time Setup によって提供される「エンティティー ID」の初回の導入を越
える「エンティティー ID」の追加について、それぞれ 8 時間を限度に導入サービスを提供します。
5.6 リモート・サービス料金
「リモート・サービス」は、「エンゲージメント」単位ベースで購入するものとし、注文時に請求されることになります。
5.6.1 IBM LIVEmail Premium Onboarding Services
IBM LIVEmail を新たに利用するお客様に対して、リモート・コンサルティング、ベスト・プラクティス、研修、および構成を 20 時間を限度に提供します。全時間数を使用したか否かに関わらず、サービスは、 IBM LIVEmail の「クラウド ・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をお客様が IBM から受
けた日から 90 日後に満了となります。
5.6.2 IBM Digital Analytics Tag Audit Services
お客様の基本的なタグ付けについて包括的なヘルス・チェックを実行するためのリモート分析を 10 時間を限度に提供します。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.3 IBM Digital Analytics Conversion Process Analysis Services
お客様が特定するコンバージョン・プロセスに対してリモート・コンサルティング、ベスト・プラク
ティス、分析および推奨を 48 時間を限度に提供します。サイトの実績をより深く理解し、主要な問題と損耗点を識別するために先進の分析機能を使用します。エンゲージメントの前に、特定されたコンバージョン・プロセスに含まれるお客様のページを固有のページ識別値でタグ付けする必要があります。
サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず 、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.4 IBM Digital Analytics Site Performance Analysis Services
40 時間を限度に以下を提供します。お客様のサイトで行われるコンバージョンを幅広く理解し、重要なサイト・パフォーマンス・メトリックのベースラインを確立し、訪問者の行動に関する洞察を提供し、重要なコンバージョン・ポイントでのサイト・パフォーマンスを改善する機会を特定するための高度な分析。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.5 IBM Digital Analytics Key Performance Indicator Workshop
重要業績評価指標を選択する方法、およびビジネス目標を達成するためのレポートの使用方法について、リモート研修、コンサルティングおよびガイダンスを 40 時間を限度に提供します。重要業績評価指標の 選択に関するガイダンスは、ワークショップ・キックオフ中のお客様の入力に基づき、記載されている Digital Analytics「クライアント ID」内で利用可能なメトリックに依存します。サービスは、「エンゲー
ジメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.6 IBM Digital Analytics Explore Workshop
お客様のビジネス目標を識別し、Explore レポート作成によりレポート作成のユース・ケースに対処し、一貫した属性タグ付け戦略を構築してデータ収集機能と分析機能を改善し、製品のベスト・プラクティスを提示して、お客様が Explore の利点を最大限に引き出せるようにすることを目的とした、リモート・コラボレーション・ミーティングを 40 時間を限度に提供します。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨を IBM が通知した日から 90 日後に満了となります。
5.6.7 IBM Digital Analytics Category Definition File Workshop
お客様のカテゴリー定義ファイル (CDF) の更新に対して、レビュー、ベスト・プラクティス、および推奨のリモート・コンサルティングを 40 時間を限度に提供します。ワークショップには、IBM による CDF の実際の更新は含まれていません。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.8 IBM Digital Analytics Bulk Data Export
「クラウド・サービス」で利用できるお客様の未加工のデータを含む、1 回限りの標準化されたデータ・ エクスポート・サービスが提供されます。エクスポートされるデータの時間範囲は、「使用許諾の詳細」の項に指定するデータの削除に関するパラメーターを条件とします。ただし、これと異なる趣旨のいか
なる文言にもかかわらず、エクスポートされるデータの時間範囲は、お客様の履歴データについて 2 年間を限度とします。
5.6.9 IBM Digital Analytics Checkout Analysis
特定されたチェックアウト・プロセスに対してリモート・コンサルティング、ベスト・プラクティス、分析および推奨を 48 時間を限度に提供します。エンゲージメントの前に、固有のページ識別値を含む
ページ・ビュー・タグをチェックアウト・プロセスの各ページに実装する必要があります。サービスは、
「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.10 IBM Digital Analytics Consulting Services
お客様が推進する分析目的のためのリモート・コンサルティング時間を 20 時間を限度に提供します。分 析の種類は、お客様と IBM アナリストの間で協議して定義します。分析は、IBM アナリストが実行可能 と判断できるものである必要があります。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアク セスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.11 IBM Digital Analytics Learning Services
お客様が推進する教育目的のためのリモート・コンサルティング時間を 20 時間を限度に提供します。教育の主題は、お客様と IBM アナリストの間で協議して定義します。教育のトピックおよび範囲は、IBMアナリストが実行可能と判断できるものである必要があります。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.12 IBM Digital Analytics Managed Implementation Services
お客様のタグ付け要件及び JavaScript ファイルを保持するための文書に対応するために、カスタム・グローバル JavaScript ファイルを配信して、1 つの Web ドメインに対して、高速化されたベースライン・
データ収集を 50 時間を限度に提供します。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアク
セスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.13 IBM Digital Analytics Page Analysis
お客様が選んだページまたはページ型 (1 つのページ型で最大 30 ページ) の有効性の判断を支援するため
のリモート・コンサルティングおよび分析を 40 時間を限度に提供します。ここでいうページには、ホーム・ページ、マーケティング・ランディング・ページ、製品ページ、または製品カテゴリー・ページなどが含まれますが、これらに限られません。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.14 IBM Digital Analytics Pre/Post Design Analysis
新規の設計、機能拡張、またはアプリケーションがパス指定、訪問者の行動およびサイト・パフォーマンス全体にどのように影響を及ぼしているのかの判断を支援するリモート・コンサルティングおよび分析を 48 時間を限度に提供します。この分析は、Digital Analytics のサイト変更前後の範囲内で必要なレ ポート作成およびメトリックの可用性に依存します。お客様は、初回のキックオフ中に分析で使用する前提条件を規定しなければならないものとします。これには、日付範囲、加えられた変更の特性、および、記載されている Digital Analytics の「クライアント ID」内でこうした変更を表示するのに必要なタグ付けまたはトラッキングなどが含まれます。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.15 IBM Digital Analytics Premium Enablement Workshop
お客様のビジネス・ニーズを引き出し、戦略的なタグ付けの更新を推奨するためのリモート・コンサルティングを 40 時間を限度に提供します。実際の更新またはタグ付けの更新に関する実装は、お客様が引き続き責任を負うものとします。IBM 技術チームからの支援は、このエンゲージメントの対象外です。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5.6.16 IBM Digital Analytics SEO/SEM Analysis Workshop
お客様が選んだ最大 20 の Web ページに対して、検索エンジンの最適化 (SEO) の係数に関する標準アセスメントおよびベスト・プラクティスの推奨で構成されたリモート・コンサルティングを 48 時間を限度に提供します。お客様が選んだ最大 2 つのキャンペーン (Google または Bing から) について、検索エンジン・マーケティング (SEM) のアカウント分類法を評価することで、お客様のサイトが、Google および Bing が概説する現行の業界ベスト・プラクティス (ROI を最大化するためのもの) を満たすように徹底し
てください。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
6. 期間および更新オプション
「クラウド・サービス」の期間は、「PoE」に記述されるとおり、「クラウド・サービス」へのお客様のアクセスについて、IBM がお客様に通知した日に開始します。「PoE」には、「クラウド・サービス」が自動的に更新されるのか、継続使用ベースで続行されるのか、期間満了時に終了するのかどうかが記載されます。
自動更新の場合には、お客様が期間満了日の 90 日前までに書面により更新しないことを通知する場合を除き、「クラウド・サービス」は、「PoE」に定める期間につき自動更新されます。
継続使用の場合は、「クラウド・サービス」は、お客様が 90 日前までに書面により終了を通知するまで、
月単位で継続利用できます。「クラウド・サービス」は、かかる 90 日の期間後の暦月末まで引き続き利用できます。
7. イネーブリング・ソフトウェア
本「クラウド・サービス」には、「クラウド・サービス」期間にわたって、「クラウド・サービス」のお客様による使用に関連してのみ使用することのできるイネーブリング・ソフトウェアが含まれます。
8. 追加情報
8.1 IBM Digital Analytics
IBM Digital Analytics のサブスクリプション料金には、以下が含まれます。
a. IBM の評価に基づき、Web 分析のニーズを満たすために、適切な数の「クライアント ID」がお客様に提供されます。
(1) その「取引文書」で「D0MHQLL」と指定されている IBM Digital Analytics サブスクリプションをサブスクライブしているお客様の場合、これには 1 から 50 の「クライアント ID」が含まれます。50 を超える追加の「クライアント ID」は、追加料金の対象となります。
(2) その「取引文書」で「D15FSLL」と指定されている IBM Digital Analytics サブスクリプションに同意しているお客様の場合、これには 1 から 10 の「クライアント ID」が含まれます。10の「クライアント ID」を個々の独立した ID にすることができます。または、マルチサイト環境では、10 の「クライアント ID」をグローバルな親 ID および子 ID の組み合わせにすることができます (この場合、子 ID を親 ID にロールアップして集約レポートを作成します)。10を超える追加の「クライアント ID」は、追加料金の対象となります。スタンドアロンからマルチサイト環境への変更を要求する場合には、初めからやり直すか、またはお持ちのデータを移行するかのいずれかを選択することができます。データ移行はデータの利用状況により実施日が決まります。
b. IBM Digital Analytics Explore には、月ごとに Explore の完全なレポートおよびサンプル・レポートが、それぞれ 50 含まれています。
c. 「クライアント ID」ごとに、10 の永続的なレポート・セグメントおよび 10 の 1 回限りのレポート・セグメント。
d. 「クライアント ID」ごとに、4 つのバックワード・マーケティング属性ウィンドウ。お客様は、3つのウィンドウの設定 (ウィンドウ期間および属性論理) を調整することができますが、1 つは、期間を 1 日とするラストクリック属性論理に固定されています。
e. 25 のTruePath ファネル。お客様の必要数に関する IBM の評価に基づき、「クライアント ID」ごとに合計 50 を限度に、適切な数の追加「TruePath ファネル」がお客様に提供されます。
f. 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Benchmark
g. 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Digital Data Exchange
h. 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Report Module for IBM WebSphere Commerce
i. 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Monitor
j. IBM Digital Analytics Dashboard
k. IBM Digital Analytics Import、標準的なデータ・インポート・モジュール (Category Definition File、 Enterprise Products Report および Forecast Metrics) 付き
l. 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Export
m. 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Multi-Byte Character Support 移行料金が適用される場合があります。
n. IBM Digital Analytics Explore Live Reports で有効化されている最大 1 つの「クライアント ID」。要求に応じて、これは Digital Data Exchange API に含まれます。
o. 保存された「クライアント ID」ごとの「セッション・アクティビティー・データ」には、「訪問者」のセッションに関する明細レコード (タイム・スタンプ、カテゴリー、および「訪問者」が
セッション中に閲覧したすべてのページのページ ID を含みます。) が含まれ、これが削除された後 13 週間、保管されます。このデータのロールオフは、ロールオフが行われた期間についての「ワンタイム・レポート・セグメント」、「クリック・ストリーム」、「TruePath」、「インバウンド・リンク分析」および「オンサイト・リンク分析」に関するレポートを含む、「セットアップ」レ ポート (ユーザーの構成設定および開始を要求するレポート) に影響を与えます。
p. 保存された「クライアント ID」ごとの「LIVEview レポート・データ」には、ユーザーが選択した期間についての LIVEview クリック・オーバーレイ・レポートおよびこのデータが使用されるその他の場所に、結果をレンダリングするために使用されるデータ (レポートのダウンロード、エクスポートおよび「ページ・ズーム」に関するレポートが含まれます。) が含まれ、これが削除された後 13 週間、保管されます。
q. 保存された「クライアント ID」ごとの「訪問者アクティビティー・データ」には、「訪問者」の履歴 (ページ、製品、マーケティング活動、注文、およびその他「訪問者」に関連する選ばれた活動。) が含まれ、これが削除された後 13 週間、保管されます。このデータのロールオフは、ロールオフが行われた期間の「プロファイル・セグメント」分析を含む、「セットアップ」レポートに影響を与えます。
r. 保存された「クライアント ID」ごとの「LIVE プロファイル・データ」には、「クラウド・サービス」期間中の訪問者のプロファイル属性 (電子メール・アドレス、性別、年齢、および学歴などの訪問者の登録データ、ならびに初回訪問の日付、累積支払額、および当初の照会元などの訪問者の主要なマイルストーンを含みます。) が含まれます。
s. 保存された「クライアント ID」ごとの「標準レポート・データ」には、毎日夜間に「クラウド・ サービス」が自動的に処理するベスト・プラクティスのレポートおよびダッシュボードが含まれ、お客様がセットアップすることなく 27 か月間提供されます。このレポートのロールオフはまた、カスタム・レポート・ビューにも影響を与えます。注:「トップライン・メトリック」のデータおよび「トップライン」メトリックに適用されるレポート・セグメントは、27 か月間保存される「米国セッション (%)」、「エレメント表示」、「セッション当たりのエレメント表示」の各メトリックを除き、「サブスクリプション期間」中、保持されます。
t. 保存された「クライアント ID」ごとの「Explore セッション・アクティビティー・データ」には、
「訪問者」のセッションに関する明細レコード (タイム・スタンプ、カテゴリー、および「訪問者」がセッション中に閲覧したすべてのページのページ ID を含みます。) が含まれます。「クラウド・ サービス」では、お客様の「Explore セッション・アクティビティー・データ」は 13 週間、保存さ れます。この期間が過ぎると、「Explore セッション・アクティビティー・データ」は削除されま
す。このデータ・ロールオフは、Explore レポート処理のベースとなる履歴の日付範囲に影響します。
u. 保存された「クライアント ID」ごとの「Explore レポート・データ」には、「クラウド・サービス」が処理する Explore の標準レポートおよび随時指定レポートおよびダッシュボードが含まれます。
「クラウド・サービス」では、お客様の「Explore レポート」は 13 か月間、保存されます。
IBM Digital Analytics の 1 回限りのセットアップ料金には、お客様の当初の「クライアント ID」に対する、導入およびオンボーディングに関する 40 時間を限度とするリモート・サービスが含まれます。お客様が
40 時間の全てを使用したか否かに関わらず、サービスは、お客様による「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨を IBM が通知した日から 90 日後に満了となります。
8.2 IBM Digital Analytics Multichannel
本サービスでは、以下の 3 つの、追加的なデータ・インポート・ソリューションが提供されます。
● Multichannel Import
● Visitor Registration Fields Import
● Data Extensions Import。「クライアント ID」ごとに付与される Data Extensions のインポート数は、お客様の「取引文書」に記載されます。
8.3 IBM Digital Analytics Benchmark Service
Benchmarking Services は「クラウド・サービス」の標準サービスの一環ですが、参加するのは任意です。お客様は、「テクニカル・サポート」(xx_xxxxxxx@xx.xxx.xxx) に連絡を取ることで、不参加を選択することができます。IBM は、いずれかの Benchmarking Service を提供するために、サマリー・データとして IBM の単一のお客様について特定の KPI 測定基準を準備、アクセス、処理および分析しなければなりません。当該サマリー・データは参加するすべての IBM のお客様の集計データによるレポートを作成するために使用されます。IBM は、お客様もしくはお客様の製品ブランド、商標、または訪問者を特定できる方法で、お客様のサマリー・データを第三者に開示または公表しません。IBM Benchmarking レポートおよびその内容、ならびに集計データは、IBM の資産であり、IBM の機密情報です。
8.4 IBM Digital Analytics Digital Data Feed サービス
本サービスでは、IBM Digital Analytics Export アプリケーション内に配置される、データ・フィード設定および起動モジュールが提供されます。本サービスによりお客様は、「クラウド・サービス」で利用可能なお客様の未加工のデータを含む、毎日のデータ・エクスポートを直接指定し、スケジュール設定できるようになります。データ・エクスポートの結果は、前日の各「訪問者」のページ閲覧、製品閲覧、ショップ、注文、登録、およびその他追跡された行動に関する詳細な情報を含む所定のフォーマットによる、複数のファイル (IBM Digital Analytics Export のユーザー・インターフェースでお客様が選択) で構成されます。
8.5 IBM Digital Analytics Advanced Report Services
本サービスでは、加入時に、固有の「アドバンスト・レポート」のタイプおよび月ごとの数量に対する資格が、お客様に付与されます。次に例を示します。
● IBM Digital Analytics Advanced Report Services for 5 Simple Reports では、IBM が複雑度を「シンプル」と分類した固有の「アドバンスト・レポート」が、毎月 5 回を限度にお客様に付与されます。
● IBM Digital Analytics Advanced Report Services for 2 Complex Reports では、IBM が「複雑」と分類した固有の「アドバンスト・レポート」が、毎月 2 回を限度にお客様に付与されます。
「シンプル・レポート」は、生成されるデータが 100 万行に満たないレポートで、お客様の「クラウ
ド・サービス」が収集した Web 分析データのみに依拠し、その他の追加的にインポートされたデータおよび他のレポートからのアウトプットには依拠しません。その他のすべてのレポートは、「複雑なレ
ポート」と定義されます。
8.6 IBM Digital Analytics Retention Extension
Retention Extension では、以下の延長期間中、特定の保存されたデータ要素を保持するオプションがお客様に提供されます。
● 「セッション・アクティビティー・データ」保持期間の 12 週間の延長
● 「訪問者アクティビティー・データ」保持期間の 12 か月の延長
● 「標準レポート・データ」保持期間の 12 か月の延長
8.7 IBM Digital Analytics Explore Retention Extension
Explore Retention Extension では、以下の延長期間中、特定の保存されたデータ要素を保持するオプションがお客様に提供されます。
● IBM Digital Analytics Explore または IBM Explore (いずれか該当するもの) のデータ保持期間の 12 か月延長。
● IBM Digital Analytics Explore または IBM Explore (いずれか該当するもの) のレポート保持期間の 12
か月延長。
8.8 IBM Digital Analytics Additional Marketing Attribution Windows
Additional Marketing Attribution Windows では、「クラウド・サービス」に含まれる既定量を超えて、一定数の追加的な遡及的マーケティング属性ウィンドウを使用する資格が、お客様に付与されます。マーケティング属性ウィンドウの追加加入数量は、各「クライアント ID」ごとではなく、合計数で決定されます。複数の「クライアント ID」に提供されるマーケティング属性ウィンドウは、1 資格に対して、複数の属性ウィンドウとみなされます。
8.9 IBM Digital Analytics Additional Report Segments
Additional Report Segments では、「クラウド・サービス」に含まれた既定量を超えて、一定数の追加的な無期限かつワンタイムのレポート・セグメントを使用する資格が、お客様に付与されます。レポート・セグメントの追加加入数量は、各「クライアント ID」について使用することができます。10 の追加レ
ポート・セグメントではそれぞれ、各「クライアント ID」に対して、10 の無期限レポート・セグメント、および 20 のワンタイム・レポート・セグメントが提供されます。
8.10 IBM Digital Analytics Explore Unrestricted Reports
Explore Unrestricted Reports は、IBM Digital Analytics のサブスクリプションで許可される「Explore レポート」の数量を拡張して、お客様が毎月、無制限の数の Explore レポートを使用できるようにします。
8.11 IBM Digital Analytics テスト・クライアント ID
お客様には、非実稼働環境におけるテストを目的として 1 つの「クライアント ID」が提供されます (「テスト・クライアント ID」といいます)。お客様は、「テクニカル・サポート」
(xx_xxxxxxx@xx.xxx.xxx) に連絡を取ることで、お客様 1 社ごとに合計で 10 を上限として、追加の「テスト・クライアント ID」を要求することができます。「テスト・クライアント ID」は、1 日あたり
100,000 の「サーバー・コール」に制限されます。IBM は、1 日に 100,000 を超える「サーバー・コール」を受信した場合は、直ちに「テスト・クライアント ID」でのデータの収集を停止することができます。
「テスト・クライアント ID」は、テストのみを目的としているため、有効化される機能は限定され、これらの ID のために収集され、処理されるデータの保存は、最大 5 週間保持されます。お客様は、IBM Digital Analytics を介して、または 限られたバージョンの IBM Digital Analytics Explore を介して、「テスト・クライアント ID」データのレポートにアクセスすることができます。「テスト・クライアント ID」レポートでは、訪問者の登録データは利用できません。次のいずれかが発生した場合は、テスト・レ
ポートは無効化され、すべてのテスト・データは削除されます。 (a) 連続する 30 日間にわたって、「テ
スト・クライアント ID」にログインするユーザーがいなかった、または (b) 連続する 30 日間にわたって、
「テスト・クライアント ID」にデータが一切送信されなかった。 使用されないまま 6 か月間が経過した場合は、「テスト・クライアント ID」は完全に削除されます。
8.12 IBM によるクライアント・データの使用
サブスクリプション期間中、非実稼働環境における内部調査、テスト、および開発の目的で IBM がお客様のデータを使用する場合があります。ただし、IBM がまず、お客様の身元または専有のビジネス・プロセスの公開につながる恐れのある特性をすべて削除することが条件となります。お客様は、「テクニカル・サポート」に連絡をすることで、かかる非実稼働目的においてお客様のデータを使用しないことを選ぶことができます。
8.13 プライバシーに関する通知およびプライバシー・ポリシー
お客様は、以下について同意するものとします。(i) IBM (xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxxxx- solutions/privacy/index.html) およびお客様のデータ収集と使用に関する方針へのリンクを含む、お客様の Web サイト利用条件およびプライバシー・ポリシーへの明確なリンクを提供すること、(ii) IBM がお客様に代わり閲覧者のコンピューターに、Cookie およびクリア GIF または Web ビーコンを配置することを通知すること、これらのテクノロジーの目的と使用について説明すること、および (iii) 法律で求められる範囲において、お客様または IBM が Web サイトへの閲覧者の装置に Cookie およびクリア GIF または Web ビーコンを配置する前に、閲覧者から同意を得ること。
お客様は、IBM が「クラウド・サービス」の通常の運用およびサポートの一部として、トラッキングおよびその他の技術により、「クラウド・サービス」の使用に関連してお客様 (お客様の従業員および従契約者) から個人情報を収集することがあることを認識し、これに同意するものとします。IBM によるこのような情報収集は、ユーザー・エクスペリエンスの向上またはお客様との対話の調整を目的とし、「クラウド・サービス」の有効性について使用統計および情報を収集するために行うものです。お客様は、
IBM、その他の IBM グループ会社およびその従契約者が、営業活動を行う地域において、適用法に従い、
IBM、その他の IBM グループ会社およびそれぞれの従契約者の範囲内で、収集した個人情報を以上の目的のために処理することができるよう、お客様が同意を取得すること、または取得済みであることを確認するものとします。IBM は、収集した個人情報へのアクセス、更新、修正または削除について、お客様の従業員および従契約者からの要求に従うものとします。