IBM クラウド・サービス記述書
IBM クラウド・サービス契約書
IBM クラウド・サービス記述書
IBM Digital Analytics
お客様の注文に関する「サービス記述書」は、以下のとおりです。
1. クラウド・サービス
「クラウド・サービス」オファリングについては、以下に記載されており、一部の使用許諾されたオ ファリングの「注文関連文書」で指定されています。「注文関連文書」は、提供されている「見積書」およびお客様が受領し「クラウド・サービス」の開始日および期間、ならびに請求の開始時期を確認する「証書 (PoE)」で構成されます。
1.1 IBM Digital Analytics
IBM Digital Analytics は、お客様が自身の Web サイトの訪問者による対話を追跡し、収集されたデータに基づいてレポートおよび主要業績評価指標 (KPI) を提供することを可能にするソリューションです。データは「サーバー・コール」を介して「クラウド・サービス」のために収集されます。「サーバー・コール」とは、1 つの「クライアント ID」で追跡対象の訪問者によって開始されたタグ付きイベントの結果として、「クラウド・サービス」に渡され、「クラウド・サービス」によって処理されるデータをいいます。このタグ付きデータは、その後サービスによって処理され、「クラウド・サービス」のユー
ザー・インターフェースを介して利用可能となるレポートを生成します。このレポートは訪問者の行動を理解するのに役立ちます。より深い洞察が提供されるように、ユーザー・インターフェースを介してカスタム仕様のビューおよびレポートを作成することができます。「クラウド・サービス」の基本パッケージには、以下が含まれます。
a. IBM Digital Analytics - 5 つの異なる業種に合わせて作成できる一連のレポート。コンテンツ業、コンテンツ/コマース業、金融サービス業、旅行業、または小売業。これらのレポートをさらにカスタマイズして、デフォルトのレポート表示から変更して表示することができます。また、お客様は、ダッシュボードのモニタリングによりメトリックをほぼリアルタイムで閲覧する機能に加えて、カスタマイズ可能な訪問者のセグメントをエクスポートすることができます。
b. IBM Digital Analytics Explore – お客様が、収集したデジタル分析データに照らしてレポートの新規作成を可能にする、特別レポート作成ツールです。
1.2 オプション機能
1.2.1 IBM Digital Analytics Impression Attribution
お客様が、マーケティング・インプレッション (例えば、ディスプレイ・バナー広告、ウィジェット、広く公開されるビデオ、マイクロサイトなど) がどのように Web サイトでのコンバージョンに影響を与えるかを理解できるように、お客様の Web サイト以外で訪問者によるコンテンツ閲覧を追跡することのできるソリューションです。
1.2.2 IBM Digital Analytics Lifecycle
お客様が、長期間にわたって、サイト訪問者が主要なサイト・エンゲージメントのマイルストーンに到達したか否かを評価するレポートを実行できるソリューションです。
1.2.3 IBM Digital Analytics Multichannel
お客様が、「クラウド・サービス」によって収集されるデータを拡張するために、「クラウド・サービ
ス」の Digital Analytics 部分に、データをインポートできるソリューションです。このデータは、さらに、レポートおよびセグメンテーションに使用することができます。
1.2.4 IBM Digital Analytics for Social Media
お客様が、顧客との接点となるソーシャル・チャネルを継続的にモニター、分析、および最適化することができるソリューションです。
1.2.5 IBM LIVEmail
お客様が、訪問者のセグメントを作成し、ターゲット層を定めた電子メール・キャンペーンを実行するために、認定された電子メール・サービス・プロバイダー (以下、「ESP」といいます。) のリストにそれらのセグメントをプッシュすることができるソリューションです。
1.2.6 IBM Digital Analytics Digital Data Feed
お客様が、「クラウド・サービス」で利用可能なお客様の未加工のデータを含む、毎日のデータ・エクスポートを直接指定しスケジュール設定できるように、データ・フィード構成とアクティベーション・モジュールを、お客様に提供するソリューションです。
2. セキュリティーの内容
IBM は、本条項に記載されているプラクティスおよび手順を実施し、保持します。
2.1 セキュリティー・ポリシー
IBM は、プライバシーおよびセキュリティーに関するポリシーを公開し、かつ IBM の従業員に伝え、これを保持します。IBM は、国内外で、IBM データ・センターをサポートする個人に対しプライバシーおよびセキュリティーに関する教育を受けるよう要求し、情報セキュリティーに重点的に取り組むセキュリティー・チームを保持します。IBM セキュリティー・ポリシーおよび基準については 1 年ごとに審査し、再評価します。IBM のセキュリティーに関する事故は、包括的な事故対応手順に従って処理されます。
2.2 アクセス制御
IBM は、クライアント・データの論理的分離を保持します。クライアント・データは、それ自体のお客様固有のスキーマに存在し、「クラウド・サービス」またはお客様が指定したデータ・エクスポートによりアクセスできるように設計されています。「クラウド・サービス」およびクライアント・データに対するアクセスは、お客様が指定した管理者によって制御、管理されます。IBM はお客様システムにアクセスする際に、多要素認証および暗号化された VPN トンネル技術を使用します。第三者データ・センター施設の「クラウド・サービス」ならびに関連するハードウェアおよびソフトウェア・インフラスト
ラクチャーを保守、管理するために、アクセスは、アクセスを必要とする個人に制限されます。IBM は、クライアント・データが存在するシステムにアクセスする際に、AES 暗号化アルゴリズム・オプション
による WPA2 を使用して暗号化された WIFI (a/k/a 802.11) ネットワーク・トラフィックを使用し、サーバーと端末装置の間に非ブロードキャスト SSID および相互認証を提供します。
2.3 サービスの完全性および可用性
オペレーティング・システム・リソース (OSR) およびアプリケーション・ソフトウェアの変更には、 IBM の変更管理プロセスが適用されます。ハードウェア、ソフトウェア、アクセス・ログ、読取り専用アクセスおよび暗号化制御は、コンピューター・ウィルスおよびその他の形態の既知の有害コードの伝搬可能性および実行可能性を低減できるように、ネットワーク・インフラストラクチャー、および IBMデータ・センターで作業を行う個人のワークステーション、または IBM のデータ・センターのクライアント・データを扱うワークステーション上で使用されます。IBM は標準 SSL (https) 接続を介して、ネットワーク上の暗号化を使用し、また、IBM インフラストラクチャーはエンドツーエンド・セキュリ
ティーの技術ソリューション (ファイアウォール、侵入防止およびアンチマルウェア技術を含みます。)を使用します。潜在的なシステム・セキュリティーの危険性を検出し、解決するために、権限を有する管理者によって、伝送制御プロトコル / インターネット・プロトコル (TCP/IP) 脆弱性スキャニングが定期的に実施されます。IBM ウェアハウス・データは、IBM データ・センターの 2 次ストレージにコピーされ、3 次アーカイブ (テープ) は第三者のオフサイト災害復旧施設に保管するために暗号化され、複製されます。
2.4 アクティビティーの記録
IBM は、アクティビティーを記録する機能があり、そのように構成された、システム、アプリケーション、データ・リポジトリー、ミドルウェア、およびネットワーク・インフラ・デバイスに関して、アクティビティーのログを保持します。IBM は、以下を記録するためにログを保持します。i) 成功、不成功を問わず、ログオン・アクセスの試み、ii) 成功、不成功を問わず、外部ロケーションからのインフラス
トラクチャーへのアクセスを得ようとする試み、iii) OSR へのアクセス更新の試み、ならびに iv) システムまたはセキュリティー管理権限を用いて実施されたアクティビティー。
2.5 物理的セキュリティー
IBM は、IBM 内および第三者が提供する IBM データ・センター内の IBM データ・センターの許可担当者にのみアクセスを制限します。「IBM クラウド・サービス」環境には、固有のコードおよび生体認証のほか、1 日 24 時間週 7 日のセキュリティー担当者、xxセキュリティー、およびビデオ監視など、物理的アクセスのための多要素認証が含まれます。IBM は、クライアント・データの含まれるメディアの許可されていない表示、複製、変更および削除を禁止します。クライアント・データが保存されるリ ムーバブル・メディア (サム・ドライブ、CD および DVD を含みます。) は、最低 256 ビット AES (また
は、これと同等) を使用して暗号化されます。機密データまたはクライアント・データに対するアクセス特権を必要とする場合には、IBM 支給のラップトップ・コンピューターおよびワークステーションは
ディスク全体の暗号化 (PGP) を実施する必要があります。IBM は、クライアント・データを含むリムーバブル・メディアおよびモバイル・デバイス (例えばディスク、USB ドライブ、DVD、バックアップ・テープ、プリンターおよびラップトップ・コンピューターなど) を破棄するか、または、メディアを再利用する前にかかる物理メディア上のクライアント・データを読み取り不能にし、かつ、いかなる技術手段によっても復元できないようにします。IBM は紙廃棄物をシュレッダーにかけ、かかる紙廃棄物を判読不能にするような安全かつ機密を保持できる方法でこれを処分します。
2.6 遵守
IBM はプライバシーの実践が米国商務省の「セーフ・ハーバー原則」(通知、選択、転送、アクセスおよび正確性、セキュリティー、ならびに監督/実施) に一致することを 1 年ごとに証明します。業界標準監査 SSAE 16 type (以前の SAS 70)、または同等の監査が、実稼働データ・センターで 1 年ごとに実施されます。IBM は、IBM の事業要件の遵守に関してセキュリティーおよびプライバシー関連のアクティビ ティーを審査します。 情報セキュリティー・ポリシーの遵守を確認するために、IBM は評価および監査を定期的に実施します。セキュリティー監査、定期的なセキュリティー・パッチの適用、ならびにパスワード管理および制御に関して、適切なセキュリティー・ポリシーが提供されます。全従業員のセキュリティー教育および意識向上のための研修を、IBM の従業員およびベンダーの従業員は 1 年ごとに受講します。倫理的な企業行動、機密保持および IBM のセキュリティー義務を果たすために、従業員は自身の業務目標および責任について 1 年ごとに再認識します。
3. サービス・レベル・コミットメント
IBM が「クラウド・サービス」をお客様に対し利用可能にした後、以下の「サービス・レベル」の表に記載したとおり、IBM は以下の「クラウド・サービス」に関するサービス・レベル・コミットメント (以下、「SLA」といいます。) を SLA が適用される特定のオファリングごとに提供します。適用されるオファリングは、SLA について記載する本条では「サービス」ともいいます。
3.1 定義
a. 「可用性クレジット」とは、IBM が検証した「請求」に対して提供する救済措置をいいます。「可用性クレジット」は、返金または「サービス」のサブスクリプション料金の将来の請求額から相殺する形で適用されます。
b. 「アプリケーション・ダウン時間」とは、IBM が提供する部分のアプリケーション・インター
フェースのユーザーが、適切な許諾を得ているあらゆるサービスを利用できなくなる期間をいいます。言い換えると、適切な許諾を得ているユーザーが一人でもいずれかの「サービス」を利用できる場合、「ダウン時間」には該当しません。
c. 「請求」とは、本 SLA に基づいて、お客様が IBM に対して提出する、「契約月」中に「サービス・レベル」が満たされていない旨の主張をいいます。
d. 「契約月」とは、その月の初日の午前 12 時 (グリニッジ標準時) から当該月の末日の午後 11 時 59
分 (グリニッジ標準時) までを基準とする「サービス」期間における各 1 か月をいいます。
e. 「ダウン時間」とは、「アプリケーション・ダウン時間」および「インバウンド・データ収集ダウン時間」、またはそのいずれかのことで、「サービス」のための実稼働システム処理が停止し、すべてのお客様のユーザーが、適切な許諾を得ているあらゆる「サービス」を利用できなくなる期間
をいいます。「ダウン時間」には、「サービス」が以下のいずれかに起因して利用できなくなった場合の期間は含まれません。
● 保守のための定期的な停止。
● IBM の管理の及ばない事象または原因 (例: 自然災害、インターネット障害等)。
● お客様のアプリケーション、装置もしくはデータ、または第三者のアプリケーション、装置もしくはデータに関する問題。
● 「サービス」にアクセスするための必要なシステム構成およびサポートされているプラットフォームの要件をお客様が満たさない場合。
● IBM がお客様またはお客様に代わる第三者が IBM に提供する設計、仕様、または指示に従った場合。
f. 「事象」とは、「サービス・レベル」が満たされない原因となる状況または一連の状況をいいます。
g. 「インバウンド・データ収集ダウン時間」とは、「サービス」において、「サービス」のインバウンド・データ処理エレメントからインバウンド・データを収集できない期間をいいます。
h. 「サービス・レベル」とは、IBM が本 SLA において提供する「サービス」のレベルを評価するための、以下に規定する基準をいいます。
3.2 可用性クレジット
a. 「請求」を提出する資格を得るためには、お客様は、「事象」ごとに、かかる「事象」がお客様の
「サービス」の利用に影響を与えていることをお客様が最初に認識してから 24 時間以内に、IBMテクニカル・サポート・ヘルプデスクに重要度 1 のサポート・チケット (以下の「テクニカル・サポート」の項に定義されています。) を記録しなければなりません。お客様は「事象」に関するすべての必要な詳細情報を提供し、「事象」の分析および解決につき IBM を合理的に支援しなければなりません。
b. お客様は、お客様の「可用性クレジット」の「請求」を、「請求」の対象となる「契約月」の末日から 3 営業日以内に提出しなければなりません。
c. 「可用性クレジット」は、「ダウン時間」が最初に影響を与えたことがお客様により報告された時刻から測定されるダウン時間に基づいて決定されます。お客様が、「アプリケーション・ダウン時間」の「事象」と「インバウンド・データ収集ダウン時間」の「事象」が同時に発生したと報告した場合、IBM は「ダウン時間」の重複する期間を、2 つの別のダウン時間としてではなく 単一のダウン時間として扱います。IBM は、有効な各「請求」に対して、適用可能な「可用性クレジット」の最高額を、以下の表に示した各「契約月」において達成した「サービス・レベル」に基づいて適用します。同「契約月」中における同「事象」に対する「可用性クレジット」は、重複して適用されません。
d. 「一括サービス」 (複数の個別「サービス」を組み合わせパッケージとし、単一料金で販売しているもの) に対する「可用性クレジット」は、「一括サービス」に対する合計の単一月額料金に基づいて計算されるものとし、各個別「サービス」に対するサブスクリプション月額料金には基づかないものとします。お客様は、各「契約月」の一括サービスにおいて、一つの個別「サービス」に関する「請求」のみ提出することができます。各「契約月」の一括サービスにおいて 2 つ以上の
「サービス」に対して「可用性クレジット」を適用することはできません。
e. お客様が、認定された IBM ビジネス・パートナーからの再販売取引によって「サービス」を購入した場合で、IBM が「サービス」および SLA のコミットメントを履行する第xx的な責任を負う場合、「可用性クレジット」は、「請求」の対象となる「契約月」において有効な「サービス」に対するその当時の「レベル別推奨数量割引料金」(以下、「RSVP」といいます。) に基づいて計算され、それを、50% 割引した額となります。
f. 各「契約月」に支払われた「可用性クレジット」の合計額は、いかなる状況においても、お客様が
IBM の「サービス」に対して支払った年額料金の 1/12 の 20% を超えないものとします。
3.3 サービス・レベル
サービス | 適用可能なサービス・レベル | |
「契約月」におけるアプリケーションの可用性 | 「契約月」におけるインバウンド・データ収集の可用性 | |
IBM Digital Analytics | Y | Y |
IBM Digital Analytics Lifecycle | Y | N |
IBM Digital Analytics Impression Attribution | Y | Y |
IBM Digital Analytics Multichannel | Y | N |
IBM Digital Analytics for Social Media | Y | N |
IBM LIVEmail | Y | N |
IBM Digital Analytics Explore | Y | N |
IBM Digital Analytics Digital Data Feed | Y | N |
「契約月」において達成した「サービス・レベル」 | 「可用性クレジット」 (「請求」の対象である「契約月」における月額サブスクリプション料金の割合) |
99% – 99.949% | 2% |
98% – 98.999% | 5% |
97% – 97.999% | 12% |
97.000% 未満 | 20% |
「達成したサービス・レベル」の割合は、(a) 「契約月」における分単位の総時間数から、(b) 「契約月」における「ダウン時間」の分単位の総時間数を控除し、それを (c) 「契約月」における分単位の総時間数で除することにより算出され、結果はパーセントで表します。
例: 「契約月」における「ダウン時間」が 50 分である場合
30 日の「契約月」における合計 43,200 分 - 「ダウン時間」50 分 = 43,150 分 30 日の「契約月」における合計 43,200 分 | = 99.884% の「達成したサービス・レベル」に対する 2% の「可用性クレジット」 |
3.4 本 SLA に関するその他の情報
本 SLA は、IBM のお客様のみが利用可能であり、「サービス」に関するお客様のユーザー、ゲストおよび参加者によって行われる請求、ならびに、IBM が提供する β 版またはトライアル・サービスには適用
されません。SLA は、実稼働使用である「サービス」にのみ適用し、したがって、非実稼働環境 (テスト、災害復旧、品質保証または開発環境を含みますが、これらに限定されません。) には適用されません。お 客様が「サービス」に関するお客様の契約に基づく重要な義務に違反した場合 (支払義務違反を含みます が、これに限定されません。)、お客様は、本 SLA に基づく「請求」を行うことはできません。
4. ライセンスおよび課金情報
4.1 課金単位
「クラウド・サービス」は、「注文関連文書」に定める以下の課金単位のいずれかに基づいて利用することができます。
a. 「ミリオン・サーバー・コール (MSC)」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。
「サーバー・コール」とは、1 つの「エンティティー ID」で追跡対象の訪問者によって開始されたタグ付きイベントの結果として、「クラウド・サービス」に渡され、「クラウド・サービス」に よって処理されるデータをいいます。異なる「エンティティー ID」によって処理される「サー
バー・コール」は、固有の「エンティティー ID」ごとに、固有の「サーバー・コール」としてカ ウントされます。「エンティティー ID」は、「クラウド・サービス」内のデータへのアクセス権 の分離もしくは制御、またはその両方を行います。このデータには、1 つまたはそれ以上のお客様の Web サイトからの処理済みデータが含まれることがあります。「MSC」の各使用許諾は、1 件の
「ミリオン・サーバー・コール」を表します。「注文関連文書」に定める課金期間中に処理される
「サーバー・コール」の数をカバーするのに十分な「ミリオン・サーバー・コール」の使用許諾を取得するものとします。
b. 「ミリオン・マーケティング・インプレッション (MMI)」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「マーケティング・インプレッション」は、Web ページ上に広告またはバナーが 1 回表示されることをいいます。「MMI」の各使用許諾は、「クラウド・サービス」によって収集および処理される 1 件の「ミリオン・マーケティング・インプレッション」を表します。 お客様の「注文関連文書」に定める課金期間中に処理される「マーケティング・インプレッション」の数をカバーするのに十分な「MMI」の使用許諾を取得するものとします。
c. 「エンティティー ID」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「エンティ ティー ID」は、「クラウド・サービス」内で表されるエンティティーの固有の識別子です。お客様の「注文関連文書」に定める課金期間中に「クラウド・サービス」によって識別された「エンティティー ID」の数をカバーするのに十分な使用許諾を取得するものとします。「クラウド・ サービス」では、「エンティティー ID」(「クライアント ID」ともいいます。) は、「クラウド・サービス」におけるデータのアクセス権を分離もしくは制御、またはその両方を行います。このデータには 1 つまたはそれ以上の Web サイトからの処理済みデータが含まれることがあります。
本「クラウド・サービス」オファリングでは、「クライアント ID」は、「エンティティー ID」と同一です。
d. 「エンゲージメント」は、サービスを取得する際の課金単位です。「エンゲージメント」は、研修イベント、業務分析、成果物に基づくサービス・イベントを含みますがこれらに限られない、プロフェッショナル・サービス、研修サービスまたはその両方のサービスで構成されます。それぞれの
「エンゲージメント」をカバーするのに十分な使用許諾を取得するものとします。
4.2 料金および課金
「クラウド・サービス」に関する支払金額は、「注文関連文書」に記載されます。
4.3 1 か月に満たない期間の料金
「1 か月に満たない期間の料金」は、日割りで計算されます。「1 か月に満たない期間の料金」は、IBMがお客様に対して「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になったことを通知した日から開始し、その月の残日数に基づき計算されます。
4.4 超過分
いずれかの四半期 ( 1 月 1 日に開始する暦年に基づく) 中のお客様による「クラウド・サービス」の実際
の利用が、「注文関連文書」に記載された使用許諾範囲の 3 倍を超える場合、お客様は「注文関連文書」の規定に従い、その超過分について請求されます。特定の四半期内にプロビジョニングが行われた場合、超過料金は適宜按分計算されます。
4.5 セットアップ
セットアップ料金は、「注文関連文書」に明記されます。
a. IBM Digital Analytics One-Time Setup の料金は、「注文関連文書」に記載された料率および支払条件で「クラウド・サービス」の初回のプロビジョニングに適用されます。
b. IBM Digital Analytics Additional Client ID Implementation Entity ID Setup の料金は、「注文関連文書」に記載された料率および支払条件で Additional Client ID Implementation の注文ごとに課金されます
。
4.6 オンデマンド
「注文関連文書」に含まれた「オンデマンド」オプションについては、お客様が当該「オンデマンド」部分の有効化を要求するまで、請求されません。有効化されると、「注文関連文書」に定める料金に 従って、お客様に請求されます。
a. IBM Digital Analytics Additional Client ID Implementation Entity ID On-Demand Setup
IBM Digital Analytics One-Time Setup によって提供される「エンティティー ID」の初回の導入を越
える「エンティティー ID」の追加について、それぞれ 8 時間を限度に導入サービスを提供します。
4.7 リモート・サービス (担当者による作業)
「リモート・サービス」は、「エンゲージメント」単位ベースで購入するものとし、注文時に請求されることになります。
a. IBM LIVEmail Premium Onboarding Services
IBM LIVEmail を契約中のお客様に対して、リモート・コンサルティング、ベスト・プラクティス、研修、および構成を 20 時間を限度に提供します。全時間数を使用したか否かに関わらず、サービ
スは、IBM LIVEmail の「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をお客様が
IBM から受けた日から 90 日後に満了となります。
b. IBM Digital Analytics Tag Audit Services
お客様の基本的なタグ付けについて包括的なヘルス・チェックを実行するためのリモート分析を 10時間を限度に提供します。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
c. IBM Digital Analytics Conversion Process Analysis Services
お客様が特定するコンバージョン・プロセスに対してリモート・コンサルティング、ベスト・プラクティス、分析および推奨を 48 時間を限度に提供します。サイトの実績をより深く理解し、主要な問題と損耗点を識別するために先進の分析機能を使用します。エンゲージメントの前に、特定されたコンバージョン・プロセスに含まれるお客様のページを固有のページ識別値でタグ付けする必要があります。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
d. IBM Digital Analytics Site Performance Analysis Services
40 時間を限度に以下を提供します。お客様のサイトで行われるコンバージョンを幅広く理解し、重要なサイト・パフォーマンス・メトリックのベースラインを確立し、訪問者の行動に関する洞察を提供し、重要なコンバージョン・ポイントでのサイト・パフォーマンスを改善する機会を特定するための高度な分析。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
e. IBM Digital Analytics Key Performance Indicator Workshop
重要業績評価指標を選択する方法、およびビジネス目標を達成するためのレポートの使用方法について、リモート研修、コンサルティングおよびガイダンスを 40 時間を限度に提供します。重要業
績評価指標の選択に関するガイダンスは、ワークショップ・キックオフ中のお客様の入力に基づき、記載されている Digital Analytics 「クライアント ID」内で利用可能なメトリックに依存します。
サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
f. IBM Digital Analytics Explore Workshop
お客様のビジネス目標を識別し、Explore レポート作成によりレポート作成のユース・ケースに対処し、一貫した属性タグ付け戦略を構築してデータ収集機能と分析機能を改善し、製品のベスト・プラクティスを提示して Explore の利点を最大限に引き出せるようにすることを目的とした、リ
モート・コラボレーション・ミーティングを 40 時間を限度に提供します。サービスは、「エン
ゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をお客様が IBM から受けた日から 90 日後に満了となります。
g. IBM Digital Analytics Category Definition File Workshop
お客様のカテゴリー定義ファイル (CDF) に対して、レビュー、ベスト・プラクティス、および推奨 のリモート・コンサルティングを 40 時間を限度に提供します。ワークショップには、IBM による CDF の実際の更新は含まれていません。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものと し、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
h. IBM Digital Analytics Bulk Data Export
「クラウド・サービス」で利用できるお客様の未加工のデータを含む、1 回限りの標準化された データ・エクスポート・サービスが提供されます。エクスポートされるデータの時間範囲は、「使用許諾の詳細」の項に指定するデータの削除に関するパラメーターを条件とします。ただし、これと異なる趣旨のいかなる文言にもかかわらず、エクスポートされるデータの時間範囲は、お客様の履歴データについて 2 年間を限度とします。
i. IBM Digital Analytics Checkout Analysis
特定されたチェックアウト・プロセスに対してリモート・コンサルティング、ベスト・プラクティス、分析および推奨を 48 時間を限度に提供します。エンゲージメントの前に、固有のページ識別
値を含むページ・ビュー・タグをチェックアウト・プロセスの各ページに実装する必要があります。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わら ず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知
をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
j. IBM Digital Analytics Consulting Services
お客様が推進する分析目的のためのリモート・コンサルティング時間を 20 時間を限度に提供します。分析の種類は、お客様と IBM アナリストの間で協議して定義します。分析は、IBM アナリストが実行可能と判断できるものである必要があります。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
k. IBM Digital Analytics Learning Services
お客様が推進する教育目的のためのリモート・コンサルティング時間を 20 時間を限度に提供します。教育の主題は、お客様と IBM アナリストの間で協議して定義します。教育のトピックおよび範囲は、IBM アナリストが実行可能と判断できるものである必要があります。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
l. IBM Digital Analytics Managed Implementation Services
お客様のタグ付け要件及び JavaScript ファイルを保持するための文書に対応するために、カスタ ム・グローバル JavaScript ファイルを配信して、1 つの Web ドメインに対して、高速化されたベースライン・データ収集を 50 時間を限度に提供します。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
m. IBM Digital Analytics Page Analysis
お客様が選んだページまたはページ型 (1 つのページ型で最大 30 ページ) の有効性の判断を支援す
るためのリモート・コンサルティングおよび分析を 40 時間を限度に提供します。ここでいうページには、ホーム・ページ、マーケティング・ランディング・ページ、製品ページ、または製品カテゴリー・ページなどが含まれますが、これらに限られません。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に
「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90
日後に満了となります。
n. IBM Digital Analytics Pre/Post Design Analysis
新規の設計、機能拡張、またはアプリケーションがパス指定、訪問者の行動およびサイト・パ
フォーマンス全体にどのように影響を及ぼしているのかの判断を支援するリモート・コンサルティングおよび分析を 48 時間を限度に提供します。この分析は、Digital Analytics のサイト変更前後の範囲内で必要なレポート作成およびメトリックの可用性に依存します。お客様は、初回のキックオフ中に分析で使用する前提条件を規定する必要があります。これには、日付範囲、加えられた変更の特性、および、記載されている Digital Analytics の「クライアント ID」内でこうした変更を表示するのに必要なタグ付けまたはトラッキングなどが含まれますが、これらに限られません。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
o. IBM Digital Analytics Premium Enablement Workshop
お客様のビジネス・ニーズを引き出し、戦略的なタグ付けの更新を推奨するためのリモート・コンサルティングを 40 時間を限度に提供します。実際の更新またはタグ付けの更新に関する実装は、お客様が引き続き責任を負います。IBM 技術チームからの支援は、このエンゲージメントの対象外です。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものとし、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
p. IBM Digital Analytics SEO/SEM Analysis Workshop
お客様が選んだ最大 20 の Web ページに対して、検索エンジンの最適化 (SEO) の係数に関する標準アセスメントおよびベスト・プラクティスの推奨で構成されたリモート・コンサルティングを 48 時間を限度に提供します。お客様が選んだ最大 2 つのキャンペーン (Google または Bing から) について、検索エンジン・マーケティング (SEM) のアカウント分類法を評価することで、お客様のサイトが、Google および Bing が概説する現行の業界ベスト・プラクティス (ROI を最大化するためのもの) を満たすように徹底してください。サービスは、「エンゲージメント」ごとに購入するものと
し、全時間数を使用したか否かに関わらず、購入日または IBM がお客様に「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をした日のいずれか遅い日から 90 日後に満了となります。
5. 期間および更新オプション
5.1 期間
「クラウド・サービス」の期間は、「注文関連文書」に規定されるお客様が「クラウド・サービス」にアクセス可能となったことを、IBM がお客様に通知した日に開始します。「注文関連文書」の「PoE」部分で、期間の正確な開始日と終了日を確認します。お客様は、期間中、IBM または「IBM ビジネス・パートナー」にお問い合わせいただくことで、お客様の「クラウド・サービス」の利用レベルを上げることができます。IBM は、「注文関連文書」に利用レベルの変更を含めます。
5.2 クラウド・サービス期間の更新オプション
お客様の「注文関連文書」では、以下のいずれかの期間を指定して、期間満了時に「クラウド・サービス」を更新するか否かが規定されます。
5.2.1 自動更新
お客様の「注文関連文書」に、お客様の更新は自動更新と記載されている場合、お客様は、「注文関連文書」に規定されている期間の有効期間満了日の尐なくとも 90 日前までに、書面による要求により、期間満了となる「クラウド・サービス」期間を終了することができます。IBM または「IBM ビジネス・
パートナー」が、有効期間満了日までにかかる終了通知を受領していない場合、期間満了となる期間は 1年間または「注文関連文書」の「PoE」部分に規定される当該更新前の期間と同じ期間のいずれかの期間で自動的に更新されます。
5.2.2 請求の継続
「注文関連文書」に、お客様の請求は継続すると付記されている場合、お客様は引き続き「クラウド・サービス」に対するアクセス権を有するものとし、「クラウド・サービス」の利用に対して継続的に請
求が行われます。「クラウド・サービス」の利用を中断し、継続的な請求プロセスを停止するためには、お客様は、90 日前までに、IBM または「IBM ビジネス・パートナー」にお客様の「クラウド・サービス」の解約を要請する通知を書面で行う必要があります。お客様のアクセスの解約により、お客様には解約
が効力を生じる月内の未処理のアクセス料金が請求されます。
5.2.3 更新必要
「注文関連文書」に、お客様の更新タイプは「終了」であると付記されている場合、「クラウド・サービス」は期間満了時に終了し、お客様の「クラウド・サービス」へのアクセスは削除されます。終了日以降も「クラウド・サービス」の利用を継続するには、お客様は、お客様の IBM 営業担当員または
「IBM ビジネス・パートナー」に対して発注し、新規のサブスクリプションを購入する必要があります。
6. テクニカル・サポート
「サブスクリプション期間」中、「クラウド・サービス」に対するテクニカル・サポートが提供されます。
「運用に関する通常の電話および電子メールによるサポート時間」は、以下のとおりです。
U.S. 日曜午後 8 時 00 分~金曜午後 7 時 00 分、米国中部時間帯 (IBM の休日を除く)
営業時間外サポート
営業時間外サポート (上記の通常営業時間以外) は、重要度 1 の問題についてのみ、営業日、週末および休日に利用可能です。
サポート・ホットライン: 米国、0-000-000-0000 (その他の番号は、サポート・ポータルを介して利用可能)
1 日 24 時間週 7 日対応サポート・ポータル:xxxxx://xxxxxxx.xxxxxxxx.xxx または「クラウド・サービス」の
「サポート」のリンクで、オンラインのナレッジ・ベース、FAQ、記録された研修、ダウンロード可能な文書、ならびにチケット表示および更新を提供します。
ライブ・チャット (「クラウド・サービス」アプリケーションの使用に関連した事業上の質問用) 日曜~金曜の午後 8 時 00 分~午後 6 時 00 分、米国中部時間帯 (IBM の休日を除く)
重要度 | 重要度の定義 | 目標応答時間 | 対象応答時間 |
1 | 重大な事業影響/サービス・ダウン 事業上の重大な機能を実行できない、または重要なインターフェースが機能しない状態。これは通常実稼働環境に適用され、サービスにアクセスできないことによって業務xxxな影響が生じることを示します。この状況は、即時に解決する必要があります。 | 1 時間以内 | 1 日 24 時間週 7 日 |
2 | 著しい事業影響 サービス事業機能またはサービスの機能が著しい使用制限を受けているか、または、お客様が事業の最終期限に間に合わない危険にさらされている状態。 | 2 営業時間以内 | 月曜から金曜の営業時間 |
3 | 軽度の事業影響 サービスまたは機能を使用でき、業務上、重大な影響がないことを示す。 | 4 営業時間以内 | 月曜から金曜の営業時間 |
4 | 最小の事業影響 問い合わせまたは非技術的な要求。 | 1 営業日以内 | 月曜から金曜の営業時間 |
7. イネーブリング・ソフトウェア
本「クラウド・サービス」オファリングには、イネーブリング・ソフトウェアが含まれることがあります。お客様は、「クラウド・サービス」期間に対して、「クラウド・サービス」の使用に関連してのみイネーブリング・ソフトウェアを使用できます。イネーブリング・ソフトウェアにサンプル・コードが
含まれる範囲内で、お客様は、サンプル・コードの二次的著作物を作成するための追加の権利を取得し、その付与された権利に合致するよう当該二次的著作物を使用します。イネーブリング・ソフトウェアは、 SLA がある場合にはそれに従い、「クラウド・サービス」のコンポーネントとして提供されます。ただ
し、それ以外の場合は、「現状有姿」のまま提供されます。
8. 追加情報
8.1 使用許諾の詳細
a. IBM Digital Analytics のサブスクリプション料金には、以下が含まれます。
(1) IBM の評価に基づく、お客様の Web 分析に必要な、適切な数の「クライアント ID」。必要に応じて、お客様に無償で 1 から 50 の「クライアント ID」が提供されます。50 を超える追加の「クライアント ID」は、追加料金の対象となります。
(a) お客様の「注文関連文書」で「D0MHQLL」と指定されている IBM Digital Analytics サブスクリプションを保有している場合、これには 1 から 50 の「クライアント ID」が含まれます。お客様に対する追加請求はありません。50 を超える追加の「クライアント ID」は、追加料金の対象となります。
(b) お客様の「注文関連文書」で「D15FSLL」と指定されている IBM Digital Analytics サブスクリプションを保有している場合、これには 1 から 10 の「クライアント ID」が含まれます。お客様に対する追加請求はありません。10 の「クライアント ID」を個々の独立した ID にすることができます。または、マルチサイト環境では、10 の「クライアン
ト ID」をグローバルな親 ID および子 ID の組み合わせにすることができます (この場合、子 ID を親 ID にロールアップして集約レポートを作成します)。10 を超える追加の「ク
ライアント ID」は、追加料金の対象となります。スタンドアロンからマルチサイト環境への変更を要求する場合には、初めからやり直すか、またはお持ちのデータを移行するかのいずれかを選択することができます。データ移行はデータの利用状況により実施日が決まります。
(2) IBM Digital Analytics Explore には、月ごとに Explore の完全なレポートおよびサンプル・レポートが、それぞれ 50 含まれています。
(3) 「クライアント ID」ごとに、10 のレポート・セグメント
(4) 「クライアント ID」ごとに、4 つのマーケティング属性ウィンドウ
(5) 25 のTruePath ファネル お客様の必要数に関する IBM の評価に基づき、「クライアント ID」ごとに合計 50 を限度に、適切な数の追加「TruePath ファネル」がお客様に提供されます。
(6) 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Benchmark
(7) 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Digital Data Exchange
(8) 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Report Module for IBM WebSphere Commerce
(9) 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Monitor
(10) IBM Digital Analytics Dashboard
(11) IBM Digital Analytics Import、標準的なデータ・インポート・モジュール (Category Definition File、Enterprise Products Report および Forecast Metrics) 付き
(12) 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Export
(13) 「クライアント ID」ごとの IBM Digital Analytics Multi-Byte Character Support 移行料金が適用される場合があります。
(14) IBM Digital Analytics Explore Live Reports で有効化されている最大 1 つの「クライアント ID」
。要求に応じて、これは Digital Data Exchange API に含まれます。
(15) 保存された「クライアント ID」ごとの「セッション・アクティビティー・データ」には、
「訪問者」のセッションに関する明細レコード (タイム・スタンプ、カテゴリー、および「訪問者」がセッション中に閲覧したすべてのページのページ ID を含みます。) が含まれ、これが削除された後 13 週間、保管されます。このデータのロールオフは、ロールオフが行われた期間についての「ワンタイム・レポート・セグメント」、「クリック・ストリーム」、
「TruePath」、「インバウンド・リンク分析」および「オンサイト・リンク分析」に関するレポートを含む、「セットアップ」レポート (ユーザーの構成設定および開始を要求するレポート) に影響を与えます。
(16) 保存された「クライアント ID」ごとの「LIVEview レポート・データ」には、ユーザーが選 択した期間についての LIVEview クリック・オーバーレイ・レポートおよびこのデータが使用されるその他の場所に、結果をレンダリングするために使用されるデータ (レポートのダウン
ロード、エクスポートおよび「ページ・ズーム」に関するレポートが含まれます。) が含まれ、これが削除された後 13 週間、保管されます。
(17) 保存された「クライアント ID」ごとの「訪問者アクティビティー・データ」には、「訪問者」の履歴 (ページ、製品、マーケティング活動、注文、およびその他「訪問者」に関連する選ば れた活動。) が含まれ、これが削除された後 13 週間、保管されます。このデータのロールオ
フは、ロールオフが行われた期間の「プロファイル・セグメント」分析を含む、「セットアップ」レポートに影響を与えます。
(18) 保存された「クライアント ID」ごとの「LIVE プロファイル・データ」には、「クラウド・サービス」期間中の訪問者のプロファイル属性 (電子メール・アドレス、性別、年齢、および学歴などの訪問者の登録データ、ならびに初回訪問の日付、累積支払額、および当初の照会元などの訪問者の主要なマイルストーンを含みます。) が含まれます。
(19) 保存された「クライアント ID」ごとの「標準レポート・データ」には、毎日夜間に「クラウド・サービス」が自動的に処理するベスト・プラクティスのレポートおよびダッシュボードが含まれ、お客様がセットアップすることなく 27 か月間提供されます。このレポートのロールオフはまた、カスタム・レポート・ビューにも影響を与えます。注:「トップライン・メトリック」データは、「クラウド・サービス」期間中、保持されます。
IBM Digital Analytics の 1 回限りのセットアップ料金には、お客様の当初の「クライアント ID」に
対する、導入およびオンボーディングに関するリモート・サービスが 40 時間を限度に含まれます。
お客様が 40 時間を使用したか否かに関わらず、サービスは、「クラウド・サービス」へのアクセスが可能になった旨の通知をお客様が IBM から受けた日から 90 日後に満了となります。
b. お客様が以下に記載するオプション・サービスのいずれかを注文する場合、お客様の使用許諾に関する詳細を以下に記載します。
(1) IBM Digital Analytics Multichannel
本サービスでは、以下の 3 つの、追加的なデータ・インポート・ソリューションが提供されます。
● Multichannel Import
● Visitor Registration Fields Import
● Data Extensions Import。「クライアント ID」ごとに付与される Data Extensions のインポート数は、お客様の「注文関連文書」に記載されます。
(2) IBM Digital Analytics Benchmark Service
Benchmarking Services は「クラウド・サービス」の標準サービスの一環ですが、参加するのは任意です。お客様が参加を希望しない場合は、IBM の営業担当者に伝えてください。 IBMは、いずれかの Benchmarking Service を提供するために、サマリー・データとして IBM の単
一のお客様について特定の KPI 測定基準を作成、アクセス、処理および分析する必要があり、当該サマリー・データは参加するすべての IBM の お客様集計データによるレポートを作成す るために使用されます。IBM は、お客様もしくはお客様の製品ブランド、商標、または訪問
者を特定できる方法で、お客様のサマリー・データを第三者に開示または公表しません。
IBM Benchmarking レポートおよびその内容、ならびに集計データは、IBM の資産であり、
IBM の機密情報です。
(3) IBM Digital Analytics Digital Data Feed サービス
本サービスでは、IBM Digital Analytics Export アプリケーション内に配置される、データ・ フィード設定および起動モジュールが提供されます。本サービスによりお客様は、「クラウド・サービス」で利用可能なお客様の未加工のデータを含む、毎日のデータ・エクスポートを直接指定し、スケジュール設定できるようになります。データ・エクスポートの結果は、前日の各「訪問者」のページ閲覧、製品閲覧、ショップ、注文、登録、およびその他追跡された行動に関する詳細な情報を含む所定のフォーマットによる、複数のファイル (IBM Digital Analytics Export のユーザー・インターフェースでお客様が選択) で構成されます。
(4) IBM Digital Analytics Advanced Report Services
本サービスでは、加入時に、固有の「アドバンスト・レポート」のタイプおよび月ごとの数量に対する資格が、お客様に付与されます。 次に例を示します。
● IBM Digital Analytics Advanced Report Services for 5 Simple Reports では、IBM が複雑度を
「シンプル」と分類した固有の「アドバンスト・レポート」が、毎月 5 回を限度にお客様に付与されます。
● IBM Digital Analytics Advanced Report Services for 2 Complex Reports では、IBM が「複雑
」と分類した固有の「アドバンスト・レポート」が、毎月 2 回を限度にお客様に付与されます。
「シンプル・レポート」は、生成されるデータが 100 万行に満たないレポートで、お客様の
「クラウド・サービス」が収集した Web 分析データのみに依拠し、その他の追加的にインポートされたデータおよび他のレポートからのアウトプットには依拠しません。その他のすべてのレポートは、「複雑なレポート」と定義されます。
(5) IBM Digital Analytics Retention Extension
Retention Extension では、以下の延長期間中、特定の保存されたデータ要素を保持するオプションがお客様に提供されます。
● 「セッション・アクティビティー・データ」保持期間の 12 週間の延長
● 「訪問者アクティビティー・データ」保持期間の 12 か月の延長
● 「標準レポート・データ」保持期間の 12 か月の延長
(6) IBM Digital Analytics Explore Retention Extension
Explore Retention Extension では、以下の延長期間中、特定の保存されたデータ要素を保持するオプションがお客様に提供されます。
● IBM Digital Analytics Explore または IBM Explore (いずれか該当するもの) のデータ保持期間の 12 か月延長。
● IBM Digital Analytics Explore または IBM Explore (いずれか該当するもの) のレポート保持期間の 12 か月延長。
(7) IBM Digital Analytics Additional Marketing Attribution Windows
Additional Marketing Attribution Windows では、「クラウド・サービス」に含まれる既定量を超えて、一定数の追加的な遡及的マーケティング属性ウィンドウを使用する資格が、お客様に付与されます。マーケティング属性ウィンドウの追加加入数量は、各「クライアント ID」ごとではなく、合計数で決定されます。複数の「クライアント ID」に提供されるマーケティング属性ウィンドウは、1 資格に対して、複数の属性ウィンドウとみなされます。
(8) IBM Digital Analytics Additional Report Segments
Additional Report Segments では、「クラウド・サービス」に含まれた既定量を超えて、一定数の追加的な無期限かつワンタイムのレポート・セグメントを使用する資格が、お客様に付与されます。レポート・セグメントの追加加入数量は、各「クライアント ID」について使用することができます。10 の追加レポート・セグメントではそれぞれ、各「クライアント ID」に
対して、10 の無期限レポート・セグメント、および 20 のワンタイム・レポート・セグメントが提供されます。
(9) IBM Digital Analytics Explore Unrestricted Reports
Explore Unrestricted Reports は、IBM Digital Analytics のサブスクリプションで許可される Explore 報告の数量を拡張して、お客様が毎月、無制限の数の Explore 報告を使用できるようにします。
8.2 プライバシーに関する通知およびプライバシー・ポリシー
お客様は、以下について同意するものとします。(i) IBM (xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxxxxx-/xxxxxxxxx- solutions/privacy-/index.html) およびお客様のデータ収集と使用に関する方針へのリンクを含む、お客様の Web サイト利用条件およびプライバシー・ポリシーへの明確なリンクを提供すること、(ii) IBM がお客様に代わり閲覧者のコンピューターに、Cookie およびクリア GIF または Web ビーコンを配置することを通知すること、ならびにこれらのテクノロジーの目的と使用について説明すること、および (iii) 法律で求められる範囲において、お客様または IBM が Web サイトへの閲覧者の装置に Cookie およびクリア GIFまたは Web ビーコンを配置する前に、閲覧者から合意を取り付けること。
お客様は、IBM が「クラウド・サービス」の通常の運用およびサポートの一部として、トラッキングおよびその他の技術により、「クラウド・サービス」の使用に関連してお客様 (お客様の従業員および従契約者) から個人情報を収集できることを了解し、これに同意します。IBM は、ユーザー・エクスペリエンスの向上およびお客様との対話の調整またはそのいずれかを目的として、「クラウド・サービス」の有効性について使用統計および情報を集めるためにこうした情報収集を行います。お客様は、IBM およびその従契約者が、営業活動を行う地域で、適用法に従い、IBM、その他の IBM グループ会社およびそれぞれの従契約者の範囲内で、収集した個人情報を上記目的のために処理できるように、お客様が同意を取得する意向であること、または取得済みであることを確認します。IBM は、収集した個人情報へのアクセス、更新、修正または削除について、お客様の従業員および従契約者からの要求に従います。
8.3 Derived Benefit Locations
該当する場合、税金は、お客様が「クラウド・サービス」の恩恵を受けているとお客様がみなす場所に基づきます。IBM は、お客様が IBM に追加情報を提供する場合を除き、「クラウド・サービス」の注文時に主に恩恵を受ける場所として記載した事業所住所に基づいて税金を適用します。お客様は、当該情報を最新に保ち、変更があった場合には IBM に通知する責任を負うものとします。