第５条（ID 等の管理）
紀伊國屋書店学術電子図書館 Kinokuniya Digital Library（KinoDen）利用規約
本規約は、株式会社紀伊國屋書店（以下、「当社」）が提供する電子図書館サービス「紀伊國屋書店学術電子図書館 Kinokuniya Digital Library（KinoDen）」の利用について、本規約に同意のうえ利用申込を行う法人・機関（以下、「契約者」）に適用されます。
第１条（定義）
1．「本サイト」とは、当社が提供する紀伊國屋書店学術電子図書館 Kinokuniya Digital Library
（KinoDen）」をいいます。
2．「電子書籍等」とは、当社が本サイト上で契約者に配信する書籍等のデジタルコンテンツデータをいいます。
3．「本サービス」とは、本サイト上で当社が契約者に提供する、電子書籍等の配信を含むすべてのサービスをいいます。
4．「ユーザ」とは、本サービスの利用申込を行った法人・機関に所属する利用者及び契約者が本サービスの利用を認めた実際の利用者をいいます。
第２条（本規約の適用範囲）
1．本規約は、本サービスを利用する際の、当社と契約者との一切の関係に適用します。
2．契約者は、ユーザに対して、本規約の内容を周知・遵守させる必要があります。
第３条（利用申込及び利用契約）
本サービスの利用契約は、当該契約を希望する機関が「紀伊國屋書店学術電子図書館 Kinokuniya Digital Library 利用申込書」（以下、「利用申込書」）に必要事項を記入のうえ当社へ提出し、当社が承認することにより成立するものとします。
第４条（サービスの提供）
1．本サービスは、インターネットを利用したクラウド型で提供される電子図書館サービスで、当社は本サービスで利用される電子書籍等を本サイトのシステムを通して直接管理を行い、運用します。
2．本サービスでは、契約者が利用申込書にて登録を申請したグローバル IP アドレス（以下、「IP アドレス」）によって本サイト利用の認証が行われます。
3．当該 IP アドレスから本サイトを含む当社ネットワークに対し、不正アクセス、不正利用が発覚した場合や、契約者になりすましたアクセスであると当社が判断した場合には、当社は予告なく該当 IP アドレスからのアクセスを停止することができるものとします。
4．利用契約が成立後、当社より契約者に「図書館管理者用 ID」及び「図書館管理者用パスワード」（以下、併せて「ID 等」）を発行し、契約者は提供された ID 等を使用して本サービスの各種管理業務を行うことができます。
第５条（ID 等の管理）
1．契約者は、ＩＤ等を厳重な注意をもって管理（パスワードの適宜変更を含む）するものとし、契約者以外の第三者に開示、使用許諾、貸与、名義変更、売買、質入等をしてはならないものとします。 2．ＩＤ等の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等により生じた損害については、当社はいかなる
責任も負わないものとします。
3．契約者は、ＩＤ等を失念した場合、または第三者に使用されていることを知った場合には、直ちにその旨を当社に通知し、その指示に従うものとします。ただし、当該ＩＤ等によりなされた本サービスの利用は、契約者によりなされたものとみなし、契約者は、当社および損害を被った第三者に対する一切の債務を免れることはできないものとします。
第６条（登録内容の変更および解約）
1．契約者は、契約者情報の登録内容に変更が生じた場合、遅滞なく当社に通知するものとします。
2．登録内容の変更通知が適切に行われない場合、本サービスの利用に支障が生じる場合があります。
3．契約者は、本サービスの解約を希望する場合には当社に遅滞なく通知するものとします。解約後は本サービスを利用することができなくなり、また、本サービス及び電子書籍等に関する保証、サポートも一切受けられなくなります。
第７条（クライアント機器等の設置および維持）
1．契約者は、本サービスの利用に必要なクライアント機器等、通信回線、電気通信サービス等を自己の負担と責任において準備するものとします。
2．本サービスの利用にあたり必要となる通信回線利用料その他これに係る諸経費は、サービス利用料金には含まれず、契約者が負担するものとします。
3．契約者によるクライアント機器等やソフトウェアの破損、買い替え等によってダウンロードした電子書籍等のデータが削除された場合、当社は一切責めを負いません。
第８条（電子書籍等の注文と配信）
1．契約者は、本サービスに実装されている選書発注システムにより電子書籍等を注文することができます。
2．第 1 項の当該システムにより注文された電子書籍等は、契約者の都合による注文の取り消しはできません。
3．当社は、第 1 項において契約者が注文した電子書籍等について、5 営業日以内に、その契約者が配信を受けることが可能な状態にするものとします。
4．注文された電子書籍等の配信に関する当社の義務は、その電子書籍等を本サイトからストリーミング可能な状態にする（部分的なダウンロードが可能な一部の電子書籍等については部分的なダウンロードも可能な状態にする）ことまでとし、ストリーミングおよびダウンロードの操作・通信等については契約者の費用と責任で行うものとします。
第９条（電子書籍等の使用）
1．契約者およびユーザは、本規約及び本サイトの記載事項、並びに電子書籍等又は本サービスに施されている技術的な制限（同時アクセス数等のライセンス内容）によって認められている範囲で、注文した電子書籍等を表示、閲覧・視聴等で使用することができるものとします。
2．契約者およびユーザは、前項又は著作xxに定める以外には、有償・無償の別や目的を問わず、電子書籍等の翻案等の改変、複製、展示、上映、他人への譲渡、貸与、インターネットその他のネットワークを利用した他人への送信（公衆送信および送信可能化を含みます）、その他いかなる使用も行ってはならないものとします。
3．契約者あるいはユーザが前項の義務に違反し、それにより損害をこうむった場合、当社は一切責めを負いません。また、かかる事由により当社が損害をこうむった場合、契約者は当該損害を賠償する責めを負うものとします。
第 10 条（代金の支払い）
契約者は、契約者と当社との間で取り決めた支払条件・支払方法により所定の代金を支払うものとします。
第 11 条（本サービスの変更・中断・終了）
1．当社は、本サイトにて契約者への予告を行った上で本サービスの内容を随時追加、改廃その他の方法で変更することがあります。
2．当社は、本サービスのシステム保守点検や障害の発生、災害等の不測の事態その他の理由により、本サービスの提供を中断することがあります。この場合、当社は可能な限り契約者への予告を行うものとします。
3．当社は、業務上あるいは技術上の理由により、本サービスを終了することができるものとします。この場合には、当社は、終了の 3 ヶ月前までに契約者への予告を行うものとします。
4．電子書籍等は何らかの事由により出版社や著作権者からの要請に基づき、７営業日前までの通知の後に販売が中止されることがあります。
5．また、4 項の事由により、当該電子書籍等を事由発生前に既に購入済みの契約者が利用出来なくなる事態が発生した場合、当社は、契約者が当社に支払った当該電子書籍等の購入代金の全額を契約者に返金することとします。
第 12 条（電子書籍等の配信の不備又は不具合に対する保証）
1. 契約者が第8 条第1 項に定める注文手続の完了後5 営業日を経過しても電子書籍等の配信を受けることができない場合、又は配信された電子書籍等が当社所定の環境（端末、ソフトウェア、ソフトウェアのバージョン等）において正常に表示、再生されない場合、契約者はすみやかにこれを当社に通知するものとします。
2. 当社は、前項の通知を受けた場合、当社の有する当社所定の環境にて契約者の通知する不具合が再現するか確認を行ない、不具合が確認できた場合には、契約者が当該電子書籍等の配信を正しく受けられるよう可及的速やかに対処するものとします。ただし、当社が有する当社所定の環境において当該の不具合が再現されなかった場合、当社は当社所定の環境以外への対応のための修正等は行いません。
3. 当社による前項の対処期間は、契約者による電子書籍等の注文後６ヶ月間とし、この期間を経過した後は、当社は前項の対処を行う責任を負わないものとします。
第 13 条（権利の帰属）
本サービスにおける情報の著作権、商標権、特許権、その他の知的財産権（以下、「知的財産権）の一切は、当社もしくは本サイトの掲載内容の提供者等に帰属し、契約者およびユーザには帰属しません。 契約者は、これら本サイトの掲載内容について、表示、再生して閲覧・視聴する以外には、複製、改変、送信など、いかなる行為も行ってはならないものとします。
第 14 条（禁止事項）
1．契約者は、本サービスを利用するにあたり、次の各号に規定する事項を行ってはならないものとし、また、ユーザに当該事項を行わせないものとします。
(1) 本サービスの利用申込の際に虚偽の内容を登録する行為
(2) 当社および第三者の知的財産権を侵害する行為、またはそのおそれのある行為
(3) 第三者の財産、プライバシーまたは肖像権を侵害しまたは侵害するおそれのある行為
(4) 他者になりすまして本サービスを利用する行為、又は他者によるなりすましや ID・パスワードの不正利用行為に協力する行為
(5) 当社の設備に蓄積された情報を不正に書き換えまたは消去する行為、および本サービスに関するインターネット接続サービス用設備の利用若しくは運営に支障を与える行為
(6) 前各号のいずれかに該当する、若しくは該当するおそれのある行為を助長する態様若しくは目的でインターネット上のウェブサイトにリンクをxx行為
(7) 犯罪や違法行為に結びつく又はそのおそれの高い行為、および公序良俗に違反する行為
(8) 本サービスの運営を妨害する行為
(9) 第 9 条第１項に定める範囲を超える、本サービス又は電子書籍等の利用若しくは使用
(10) 図書館間相互協力による文献複写サービス等における本サービス又は電子書籍等の利用若しくは使用
(11) その理由、目的を問わず、本サービス若しくは電子書籍等に用いられている技術的保護手段又は技術的制限手段を解除、変更、無効化等、回避する一切の行為
(12) 本規約に違反する行為、またはそのおそれのある行為
(13) 前各号に準じ、当社が不適切と判断した行為
2．契約者は、前項各号のいずれかに該当する行為がなされたことを知った場合、または該当する行為がなされるおそれがあると判断した場合には、直ちに当社に通知し、その指示に従うものとします。
3．当社は、第１項各号のいずれかに該当する行為を把握した場合、または前項にもとづき契約者より通知を受けた場合、事前に契約者に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を一時停止させ、または第１項各号に該当する行為に関連する情報を削除することができるものとします。ただし、当社は、第１項各号に該当する行為または契約者が提供または送受信する情報（個人情報や秘密情報のデータを含む）を監視する義務を負わないものとします。
第 15 条 （ユーザに遵守させる事項）
1．契約者はユーザに対して、次の各号に定める事項を含む本規約を遵守させるものとします。
(1) 本サービスの利用に際しては、ユーザも契約者の利用条件と同様の内容を遵守するものとします。
(2) ユーザは、第三者に本サービスを利用させないものとします
(3) ユーザは、本サービスに関して当社に対し、損害賠償の請求はできず、一切の責任追及を行うことができません。
2．契約者は、ユーザが第１項各号のいずれかに該当する行為を行ったことを知った場合、またはユーザにより該当する行為がなされるおそれがあると判断した場合には、直ちに当社に通知し、その指示に従うものとします。
3．当社は、第１項各号のいずれかに該当する行為を把握した場合、または前項にもとづき契約者より通知を受けた場合、事前に契約者およびユーザに通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を一時停止させ、または第１項各号に該当する行為に関連する情報を削除することができるものと
します。ただし、当社は、ユーザによる第１項各号に該当する行為またはユーザが提供または送受信する情報（個人情報や秘密情報のデータを含む）を監視する義務を負わないものとします。
第 16 条（譲渡禁止）
契約者は、本規約に基づく権利及び義務の全部又は一部を第三者に譲渡し、若しくは承継させ、又は担保の用に供することはできません。
第 17 条（解除）
1．当社は、契約者が次の各号の一にでも該当した場合には、契約者に通知、催告を要せず、即時に本契約を解除し、その時点までに当該契約者が注文した電子書籍等の利用契約を直ちに解除できるものとします。
（1）破産、特別清算、会社更生もしくは民事再生手続等の倒産処理手続（本契約成立後に改定もしくは制定されたものを含む）を申立または申立を受けたとき。
（2）支払の停止または手形交換所の取引停止処分を受けたとき。
（3）仮差押、差押もしくは競売の申立を受けたときまたは租税滞納処分を受けたとき。
（4）解散、事業の全部または重要な一部の譲渡を行ったとき。
（5）本契約にもとづく債務を履行せず、相当の期間を定めて催告したにもかかわらず、なおその期間内に履行しないとき。
2．契約者が前項の規定にもとづき利用契約が解除された場合においても、契約者は本規約に基づいて既に発生した義務の履行責任を免れないものとします。
3．当社は、第 2 項にもとづき契約を解除した場合には、契約者に損害が生じても、一切の賠償責任を負わないものとします。
第 18 条（免責）
1．当社は、本サービスならびに本サービスで利用された電子書籍等に含まれる情報に関し、正確性、完全性、有用性、最新性、信頼性、商業的な利用可能性、特定目的への適合性、特定結果の実現性等について、いかなる保証も行いません。
2．本サービスにより提供されるデータ等が、クライアント機器等、通信回線、電気通信サービスその他の機器設備の状況によって正確に表示されない場合にも、当社はこれについての一切の責任を負わないものとします。
3. 当社は、当社が本規約に従って本サービスを提供している限りにおいて、本サービスを利用したことにより、又は本サービスを利用できなかったことにより契約者に生じた損害について、契約者に対して一切責任を負いません。
第 19 条（本規約の改定）
当社は、民法第 548 条の 4 の規定・手続に従って、本規約の内容の変更及び追加ができるものとします。
第 20 条（準拠法）
本規約の効力、履行および解釈に関する準拠法は、日本国法とします。
第 21 条（合意管轄）
当社と契約者との間で紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。
第 22 条（協議）
本サービスの利用に関して、本規約に定めがない場合、または解釈や履行につき疑義を生じた場合は、当社と契約者との間で誠意をもって協議し円満解決を図るものとします。
附則
本規約は、２０２１年６月１１日から実施いたします。