に「北米自由貿易協定(NAFTA)」により北米生産車の自動車関税が撤廃、昨年 4 月に「日本・メキシコ経済連携協定(日墨 EPA)」が発効したことなどから、スバル車の市場導入を検討していた。
2006 年 1 月 25 日
富士重工業 メキシコ市場へスバル車導入、現地販売網設立に合意
富士重工業は、このたびメキシコの自動車販売会社とスバル車をメキシコ市場に導入することで合意、契約を行った。
今回契約を交わした自動車販売会社はグルーポガレリア(Grupo Galeria)で、今後はスバル車専売の特約店として Subaru de Mexico 社を設立し、輸入・販売業務を行っていく。現在はメキシコ国内にスバル車独自の輸入車販売網を準備中であり、メキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイの三大都市を中心に 8 店舗の専売ディーラーを設ける計画である。
先行導入として 2 月から、米国製造拠点スバル オブ インディアナ オートモーティブ インクで製造するB9トライベッカ、レガシィ、アウトバックの 3 車種で販売を開始し、その後、日本製インプレッサとフォレスターをxxラインナップに加える予定。都市部における富裕層の個人をターゲットと定め、3 年以内に年間 2,000 台レベルの販売を目標とする。
富士重工業は、メキシコが年間 100 万台を超える規模の新車市場を有していること、2004 年 1 月
に「北米自由貿易協定(NAFTA)」により北米生産車の自動車関税が撤廃、昨年 4 月に「日本・メキシコ経済連携協定(日墨 EPA)」が発効したことなどから、スバル車の市場導入を検討していた。
また、メキシコでは 2004 年よりスバルワールドラリーチームが活躍している WRC(世界ラリー選手権)が開催され、昨年 2005 年はxxx・xxxxxがドライブするインプレッサWRC2005 が優勝している。こうした活動が、スバルの「走り」の訴求したブランドイメージ構築に大きく寄与し、販売を後押しするものと期待される。
<導入計画>
販売開始: 2006 年 2 月
販売車種: B9トライベッカ、レガシィ、アウトバック、インプレッサ、フォレスターを予定販売点数: 立上時 8 拠点
販売計画: 2008 年目標販売台数 約 2,000 台
<グルーポガレリア(Grupo Galeria)>
概 要: 自動車小売業、自動車金融、周辺機器の他、外食産業などを展開する企業グループ本 拠 地: ヌエボレオン州モンテレイ市