Japan student services organization Japan student services organization Japan student services organization
返還誓約書の作成方法
① ④
②
③
⑤
⑦
⑥
Japan student services organization
1.返還誓約書の種類
4種類あります。
「貸与奨学生のxxx(ダイジェスト版)」、「貸与奨学生のしお り」(日本学生支援機構ホームページ掲載)の該当ページを確認し、作成してください。
返還誓約書の種類 | 「貸与奨学生のxxx(ダイ ジェスト版)」のページ | 「貸与奨学生のxxx」のページ(日本学生支援機構 ホームページ掲載) |
第一種奨学金 機関保証 | 4ページ | 34~35ページ |
第二種奨学金 機関保証 | 5ページ | 36~37ページ |
第一種奨学金 人的保証 | 6ページ | 38~39ページ |
第二種奨学金 人的保証 | 7ページ | 40~41ページ |
2.保証制度の種類
①機関保証
一定の保証料を支払うことで、保証機関から保証を受けます。保証料は、毎月の奨学金から差し引かれます。
保証料を支払っているから返還しなくて構わないというわけではありません。
人的保証への変更はできません。
②人的保証
連帯保証人と保証人の両方を選任して保証を受けます。
事情が変わるなどして、連帯保証人や保証人を選任することができなくなったときは、すぐに学校に相談してください。
用語説明
⚫ 「連帯保証人」とは、奨学金の返還について本人と同等の責任を負います。
⚫ 「保証人」とは、あなたや連帯保証人が返還できなくなったとき、あなたに代わって返還する人です。
※保証人には、申し出により認められる「分別の利益」等の権利があります(連帯保証人にはありません)。
Japan student services organization
① 連帯保証人の選任条件(人的保証選択者)
原則として父母のどちらか
奨学生が未xx者の場合は親権者(または未xx後見人)
⚫ 未xx・学生等の保証能力がない人は認められません。
⚫ あなたの配偶者(婚約者を含む)は認められません。
⚫ 債務整理中(破産等)の人は認められません。
⚫ 貸与終了時に、あなたが満45歳を超える場合は、連帯保証人はその時点で
60歳未満でなければいけません。
② 保証人の選任条件(人的保証選択者)
原則として本人および連帯保証人と別生計で
父母を除いた65歳未満の4親等以内であるxx親族
⚫ 未xx・学生等の保証能力がない人は認められません。
⚫ あなたの配偶者(婚約者を含む)及び連帯保証人の配偶者(婚約者を含む)は認められません。
⚫ 債務整理中(破産等)の人は認められません。
⚫ 奨学金申込時(予約採用の場合は進学届提出時)に保証人は65歳未満でなければいけません。
⚫ 貸与終了時に、あなたが満45歳を超える場合は、保証人はその時点で60歳未満でなければいけません。
③ 連帯保証人・保証人の選任における注意点(人的保証選択者)
⚫ 4親等以内の親族でない成人を連帯保証人または保証人に選任する場合
⚫ 保証人に65歳以上の人を選任する場合
その方がⅠ~Ⅲのいずれかの条件をみたし、
「返還保証書」と「資産等に関する証明書類」を提出することが必要です。
Ⅰ 年間収入・所得で判定
・給与所得者 年間収入320万円以上 (証明書類:源泉徴収票、年金振込通知等)
・給与所得者以外 年間所得220万円以上 (証明書類:確定申告書控(受付印のあるもの)等)
Ⅱ 預貯金・不動産評価額等で判定
合計額が貸与予定総額以上 (証明書類:預貯金残高証明書、固定資産評価証明書等)
Ⅲ 上記ⅠとⅡの組み合わせで判定
Ⅰ+(Ⅱ÷16)で算出される金額が (給与所得者の場合) 320万円以上
(給与所得者以外の場合) 220万円以上
※年金は給与として扱います
※給与所得以外 + 給与所得の方の判定基準は年間所得220万円です
Japan student services organization
3.返還誓約書に添付する書類
⚫ 第一種奨学金および第二種奨学金の両方を貸与(併用貸与)されてい
る人は、それぞれの返還誓約書に書類の添付が必要です。
※連帯保証人・保証人の印鑑登録証明書(人的保証の場合)は原本を 2部取得してください。
⚫ 第一種奨学金と併せて入学時特別増額貸与奨学金の貸与を受けた人も、
それぞれの返還誓約書に書類の添付が必要です。
※連帯保証人・保証人の印鑑登録証明書(人的保証の場合)は原本を 2部取得してください。
Japan student services organization
① 機関保証制度を選択した人
機関保証制度を選択した人が、返還誓約書に添付する書類(1点)
必 要 書 類 |
保証依頼書(兼保証委託契約書)・保証料支払依頼書・ 親権者(後見人)同意書【機構・協会用】 |
保証依頼書の記入の仕方については、以下の資料を参照してください。
「貸与奨学生のxxx(ダイジェスト版)」のページ | 「貸与奨学生のxxx」のページ | |
保証依頼書 【機関保証選択者のみ】 | 9ページ | 30~31ページ |
Japan student services organization
② 人的保証制度を選択した人
人的保証制度を選択した人が、返還誓約書に添付する書類(3点)
必 要 書 類 | |
1 | 連帯保証人の印鑑登録証明書(コピー不可) |
2 | 連帯保証人の収入に関する証明書類(コピー可、直近の1年間の収入が分かるもの) |
3 | 保証人の印鑑登録証明書(コピー不可) |
4 | 奨学生本人の住民票(マイナンバー未提出者のみ・コピー不可) |
マイナンバーの記載がないものを提出してください。
※ 海外赴任などで一時的に国外居住となり、印鑑登録証明書や
「収入に関する証明書類」が取得できない場合は、奨学金担当窓口
に相談してください。
Japan student services organization
連帯保証人の「収入に関する証明書類(直近の1年間の収入が分かるもの)」は、「貸与奨学生のxxx」「貸与奨学生のxxx(ダイジェス ト版)」を確認し、次のいずれかを提出してください。(コピー可)
収入の状態・状況 | 証明書類 | 発行所 |
給与所得または給与所得以外 | 所得証明書 | 市区町村の役場 |
給与所得(給与・賃金・役員報酬等) | 源泉徴収票 | 勤務先 |
給与所得以外(自営業等) | 確定申告書(控)「税務署の受付印があるもの」 | 税務署 |
確定申告書(控)の提出ができない場合 | 納税証明書(その2) | 税務署 |
年金(恩給・老齢年金・遺族年金等) | 年金振込通知書 又は 年金額改定通 知書 | 日本年金機構等 |
前年途中・当年に就職した場合 | 年収見込証明書 | 勤務先 |
生活保護受給者 | 保護決定(変更)通知 | 福祉事務所 |
上記の書類が提出できない場合 | 課税証明書 、 非課税証明書 | 市区町村の役場 |
Japan student services organization
③ 機関保証・人的保証制度共通
※返還誓約書右下「添付書類」に『奨学生本人の「住民票」』と記載がある場合は、本人の住民票も必要となります。
マイナンバーの記載がないものを提出してください。
Japan student services organization
4.記入時の注意点
⮚ 署名について
⚫ 黒または青のボールペン(消せるボールペン使用不可)で記入すること。
⚫ 他の者と同一の筆跡は認められません。各自が署名をすること。
⚫ なぞり書き(重ね書き)は不可。
⚫ 書き誤った部分を削る、修正液を使う、上から紙を貼るなどによる訂正は不可。
⮚ 押印について(連帯保証人・保証人のみ)
⚫ 実印(印鑑登録証明書と同じ印鑑)で押印すること。
⚫ 朱肉を使用し押印すること。
⚫ 欄内に押印すること。欄外の押印は認められません。
⮚ 印字内容の訂正について
⚫ ユニパ掲示板を確認し、不明な点はユニパQA新規「奨学金関係」から問い合わせてください。
⮚ 正しい押印について
太機郎構 | 太機郎構 | 太機 太機郎構 郎構 | 太機 郎構 | 太機 郎構 | 太機 郎構 |
鮮明 | 薄い | 重ね印 | 二重印 | 欠け印 | 滲み印 |
○ | × | × | × | × | × |
⮚ 署名・押印等の訂正方法について
[例]
○連帯保証人・保証人欄 ○奨学生本人・親権者・本人以外の連絡先欄
印不要 | |
機構 太郎 奨学 xx | *** |
※ 修正テープ、修正液の使用はできません。
※ 印字内容の訂正が必要なときは、所定の用紙を取りに来てください。
※ 姓または名が同じでも、署名の訂正は必ず全て訂正してください。
※ 連帯保証人・保証人欄は訂正・変更した人の印を二重線の上に押してください。
Japan student services organization
「返還誓約書」提出前のチェックリスト
●署名・記入漏れはないか
□ 黒又は青のボールペンで記入していますか(消せるボールペン使用不可)
□ 「奨学生本人欄」はあなたが署名しましたか
□ [人的保証の場合]連帯保証人・保証人の署名は、それぞれに署名してもらいましたか(同一筆跡不可)
□ [機関保証の場合]連絡先の者の署名は、その人に署名してもらいましたか(同一筆跡不可)
□ あなたが未xx者の場合、親権者(後見人)全員の署名(それぞれの人が署名)はxxxxx(同一筆跡不可)
□ 希望する割賦方法にレ点がありますか ※返還誓約書提出後、割賦方法の変更は原則できません。
●押印漏れ・印相違はないか
□ [人的保証の場合]連帯保証人・保証人必要な全員の押印はありますか
□ [人的保証の場合]連帯保証人・保証人は実印で押印していますか(印鑑登録証明書と照合)
□ [人的保証の場合]朱肉で鮮明に押印していますか
●訂正方法は適切か
□ 署名に訂正があった場合、二重線で削除した署名の直近の余白に正しい署名はありますか
□ 連帯保証人・保証人の署名を訂正する場合、削除の二重線の上に訂正印としてそれぞれの実印が押印されていますか
□ 書き誤った部分を削ったり、上から紙を貼ったり、修正液を使ったりしていませんか
●添付書類はそろっているか
□ [人的保証の場合]連帯保証人の印鑑登録証明書・収入に関する証明書類はありますか
□ [人的保証の場合]保証人の印鑑登録証明書はありますか
□ [人的保証の場合]印鑑登録証明書に記載の住所と「返還誓約書」連帯保証人・保証人欄の住所は同じですか
□ [人的保証の場合]連帯保証人・保証人が4親等以内の親族でない場合、又は保証人が65歳以上の方の場合、返還保証書・資産等に関する証明書類はありますか
<注意>連帯保証人と保証人の印鑑登録証明書は必ず原本でなければなりません。併用貸与者はそれぞれ原本を2部用意する必要があります。
コピーでよいのは収入に関する証明書類のみです。
必ず、マイナンバーの記載がないものを添付してください。
●[機関保証の場合]保証依頼書はあるか
□ 黒又は青のボールペンで記入していますか(消せるボールペン不可)
□ 保証依頼書の申込日は、「返還誓約書」に印字された日付と同じ日付ですか
□ 保証依頼書の親権者は、「返還誓約書」の親権者(1)・(2)欄と同人数・同一人物ですか
□ あなた・親権者(後見人)は各自が署名していますか(同一筆跡不可)
奨学生として採用されたみなさんへ
日本学生支援機構の奨学金は国が実施する貸与型の奨学金です。卒業後は、あなたが責任をもって返還しなければいけません。
※ただし、返還が困難な人を対象として、救済制度が設けられています。
⚫ 毎月、奨学金の振込みを確認するため、振込口座の通帳に記帳してください。
※ 4月と5月を除き、毎月11日ですが、土曜・日曜・祝日の場合はその前営業日です。
⚫ 奨学金に関する説明会には出席し、書類の提出期限は守ってください。
⚫ 借りすぎに注意してください。
⚫ 休学・退学・留学等の場合は、奨学金担当窓口に届け出てください。奨学生の自覚をもって、これから充実した学生生活を送ってください。