・イオンモール高の原、イオンモール橿原の催事スペースにおいて、天平祭(夏・秋)の PR 活動を企画・実施すること。
令和2年度 平城京天平祭(xx及び秋季)企画運営業務にかかる業務説明書
1.業務概要 (1)業務名
令和2年度平城京天平祭(xx及び秋季)企画運営業務(以下「本業務」という。)
(2)業務目的
平城宮跡及びその周辺において、「xxxxを今に感じる」を各季共通コンセプトにした平城京天平祭(xx及び秋季)(以下「天平祭(夏・秋)」という。)を展開することにより、持続的なにぎ
わいの創出を図るとともに平城宮跡及びその周辺の歴史・文化資産の価値を広めることを目的とする。
(3)業務場所
平城宮跡及びその周辺
(天平祭(夏・秋)の主会場は平城宮跡歴史公園「朱雀門ひろば」とする。)
(4)テーマ及び開催日時
【共通コンセプト】
「xxxxを今に感じる」
【xx】
テ ー マ:「天平たなばた祭り」~夜の平城宮跡を光と灯りで演出~
開 催 日:令和2年8月21日(金)から令和2年8月23日(日)の3日間開催時間:各日16時から21時まで
【秋季】
テ ー マ:「みつきうまし祭り」~古代行事の再現と花の彩り~
開 催 日:令和2年10月24日(土)及び令和2年10月25日(日)の2日間開催時間:各日10時から16時まで
(5)業務内容
・令和2年度平城宮跡にぎわいづくり実行委員会(以下「実行委員会」という。)が主催する天平祭
(夏・秋)の企画・運営
(関係機関への許認可申請業務、実施計画書(運営マニュアルを含む)などの作成を含む)
・天平祭(夏・秋)来場者の傾向等を把握するアンケートの立案及びデータ収集
・業務遂行に係る関係機関との調整と連携
・その他、本業務を実施するにあたって発注者が必要と認める業務
【特記事項】
①企画
・本業務において実施するコンテンツは、必ず実施しなければならない「必須コンテンツ」と事業者の企画に委ねる「集客コンテンツ」に分類する。
・「必須コンテンツ」の要件は下記に示す内容とするが、具体的な実施手法については、令和元年度アンケート(別紙5、6)結果に基づき、更なるコンテンツの魅力向上を図るため、創意工夫するものとする。
・全ての年代が楽しめるコンテンツを構成するため、令和元年度のアンケート結果(別紙5、6)に 基づき「必須コンテンツ」の支持層を明確にし、全ての年代が満足できるよう「集客コンテンツ」のターゲット層を設定するものとする。
・「集客コンテンツ」の内容は発注者と協議し、発注者の承諾を得るものとする。
(必須コンテンツの要件)
xx | 天平七夕行列 | 2日以上実施すること。 |
燈花会 | 各日実施すること。 ※燈花会は、朱雀門を背景とした配置に加え、来場者動線の妨げにならない配置場所を提案すること。(燈花会のカップ配置は8,000個以上とし、各日のイベント終了時点で配置したカップを毎回撤去すること。) | |
献上氷の再現 | 8月23日(日)の17時から実施すること。 ※朱雀門ひろばにおいて献上氷行列の進行管理を行い、宮廷に氷を献上する様子を提案すること。(献上氷行列の出演者は実行委員会が指示する。) ※詳細については別紙8を参照すること。 | |
天体鑑賞企画 | 各日実施すること。 ※天体鑑賞企画は、学生との連携を想定(各日の学生スタッフは10名程度)。 天体解説者の配置、天体鑑賞にかかる機材の手配(天体望遠鏡等)、運営スタッフ配置、学生による天体観測の補助を想定すること。 | |
児童による絵画展示 | 光りと灯りをテーマにした、児童による絵画等の展示を実施すること。 ※地元小学生(300人程度)の参画に加え、より多くの児童が参加できる提案をすること。(地元小学校との調整は、実行委員会も関わることとする。) | |
秋季 | 衛士隊の再現 | 各日実施すること。 |
天平花絵巻 | 各日展示するものとし、11月1日(日)の16時まで引き続き展示すること。なお、展示の撤収・処分(運搬含む)は事業者で行うものとする。 | |
ご朱印帳企画 | 各日実施すること。 ※ご朱印帳企画は、学生との連携を想定(各日の学生スタッフは10名程度)。ご朱印帳の販売にかかるブースの設置、ブース管理のスタッフ配置、学生による特別ご朱印を想定すること。 | |
各季 共通 | 飲食 | 集客力が期待できる食のテーマを定め、飲食の充実を図ること。 |
(集客コンテンツの要件)
各季共通 | 集客コンテンツ | ・全ての年代が楽しめるバランスの取れたコンテンツ構成とすること。 ・平城宮跡の歴史的雰囲気をより深く感じられるコンテンツを企画すること。 ・宿泊を伴う来場者を誘引するコンテンツを企画すること。 ・県民等の誘客を促進するための参画型コンテンツを企画すること。 |
②アンケートの実施
・ 年代別・地域別等に集計できるアンケートを立案すること。
・ 天平祭当日にアンケート調査を実施し、その後集計・分析を行い、来場者の傾向や広報戦略の効果を検証すること。
・ アンケートの設問や標本数、データの分析・検証手法については、発注者と協議すること。
③広報
・広報ターゲットを年代別・地域別に分け、各ターゲットに効果的な広報戦略を立案し、実施すること。なお、広報戦略については、発注者と協議すること。
※年代別は(10代~20代、30代~40代、50代~60代、60代以上)地域別は(県内、県外(主に近畿圏)、首都圏 、インバウンド等)とする。
・「ぐるっとバス(大宮通りルート)」を活用した広報を企画・実施すること。
・イオンモール高の原、イオンモール橿原の催事スペースにおいて、天平祭(夏・秋)の PR 活動を企画・実施すること。
〔イオンモール高の原〕
*日時:8月1日(土)、10月4日(日)
*場所:2F 平城コート ※会場については実行委員会が手配する。
*内容:天平祭(夏・秋)に関連したイベント・PR を実施すること。
〔イオンモール橿原〕
*日時:10月3日(土)、10月4日(日)
*場所:1F サンシャインコート ※会場については実行委員会が手配する。
*内容:天平祭(秋)に関連したイベント・PR を実施すること。
・首都圏からの誘客促進として、東京奈良まほろば館において、天平祭(夏・秋)のイベント・PR を企画・実施すること。
*日時:後日指示する。(期間は1日を想定すること。)
*場所:xxxxxx館 2階 講座講演スペース(定員70名)
(住所:xxx中央区日本橋室町1-6-2)※会場については実行委員会が手配する。
・インバウンド対策として、関西国際空港において天平祭(夏・秋)の PR 活動を企画・実施すること。
・平城京天平祭ホームページを効果的に活用した広報宣伝を企画・実施すること。
・フェイスブック、インスタグラム、ツイッター等のSNS を活用した広報を企画・実施すること。
・電鉄会社の公共交通機関と連携した広報を実施すること。
・イベントチラシについては、事業者で配布すること。また、別途実行委員会が指定する場所(別紙
10)に納品すること。ただし、指定する場所に変更が生じる場合は実行委員会の指示に従うこと。
・飲食出店の内容や配置図を示した天平祭(夏・秋)当日配布用チラシを作成し、開催期間中に会場等で配布すること。
④安全対策
・天平祭(夏・秋)開催期間、会場周辺での迷惑駐車を想定し、対策を講じること。
・天平祭(夏・秋)の中止・中断の判断基準や判断する際のフローチャートを作成すること。
⑤その他
・本業務に必要な電源は軽油を燃料とする発動発電機を使用し、漏電による感電防止対策を施すこと。なお、居住区に近いエリアに設置する場合は、防音対策を施し、使用にあたっては近隣住民への騒音に配慮するとともに、来場者の安全を確保すること。
・天平祭(夏・秋)の開催期間中は近鉄xx西大寺駅xx、JR奈良駅xxから無料シャトルバスを1
5分間隔で運行すること。
・天平祭(夏・秋)の開催期間中は平城宮跡の主要施設(平城宮跡朱雀門ひろば、第一次大極殿、平城宮跡資料館、遺構展示館、東院庭園)を巡回する乗合自動車を20分間隔で運行すること。
なお、利用者に対しアンケート調査を行い、データ入力、集計、分析を行った上で、利便性向上の効果を検証すること。
※詳細については別紙9を参照すること。
・イベント会場で発生するゴミについて、適正に分別し処理すること。
・本業務の実施にあたっては、国営公園・県営公園の各管理者と積極的に連携を図ること。
・事業者は、本業務に関連した怪我や事故等が発生した場合に備え、補償対策を講ずるイベント保険に加入すること。
・著作物の使用にあたって使用料等が必要な場合は受託者の負担とする。
・本業務を実施するにあたり必要な関係機関への各種申請については事業者が行うこととし、発注者から指示があれば従うこと。
・天平祭(夏・秋)の開催期間中は、来場者数を計測すること。ただし、計測の実施場所は、発注者の指示に従うこと。
・天平祭(夏・秋)記録写真(データ一式)の提出は、本業務に含むものとする。なお、天平祭(夏・秋)記録写真データのうち主なもの10枚程度を、イベント終了日にデータで提出すること。
(6)業務量の目安
146,000千円(消費税及び地方消費税込み)以内
(7) 履行期間
契約締結の日から令和2年12月25日(金)まで
(8)打ち合わせ
本業務を履行するにあたり、必要に応じて協議を実施する。
(9)成果品
成果品は次のとおりとする。
① 業務完了報告書(発注者が指定する様式)1部
② 実施結果報告書(実施計画を含む)1部
③ ①②の電子データ一式 CD-R 1部
④ 天平祭(夏・秋)実施写真(広報宣伝写真)データ一式 CD-R 1 部
⑤ アンケート集計・分析データ 1 部
(10)著作xx
上記、成果品④⑤の著作権は、実行委員会に帰属する。
2.手続き等
(1)事務局(書類の提出先及び問合せ先)
〒630-8501 奈良市xxx町30番地
(奈良県 地域デザイン推進局 平城宮跡事業推進室 事業係内)平城宮跡にぎわいづくり実行委員会事務局
電話番号 0742-27-8973 FAX 番号 0742-27-7488
E-Mail xxxxxxx@xxxxxx.xxxx.xxxx.xx.xx
(2)業務説明書の配布
○配布期間 令和2年5月8日(金)から令和2年5月21日(木)15時まで
○配布場所 奈良県平城宮跡事業推進室ホームページ
・奈良県平城宮跡事業推進室 xxxx://xxx.xxxx.xxxx.xx/xx.xxxx?xxxxxxx00000
○配布方法 上記ホームページからダウンロードすること。
(3)参加表明書の提出
○提出期限 令和2年5月21日(木)15時まで
○提出先 平城宮跡にぎわいづくり実行委員会事務局(奈良県平城宮跡事業推進室内)
○提出物 参加表明書(様式1-1または1-2) 1部
※共同企業体の場合は、業務の履行方式*に応じた「特定委託業務共同企業体協定書(参考様式1-1若しくは1-2)を参加表明書とともに提出すること。
*「分担履行型」(参考様式1-1)
1つの業務について、さらに複数の細業務に分かれる場合、各構成員がそれぞれ分担する業務を責任を持って履行する方式。
*「共同履行型」(参考様式1-2)
1つの業務について、あらかじめ定めた出資割合に応じて、各構成員が資金、人員、機械等を拠出して共同履行する方式。
○提出方法 持参又は郵送(必着)
※郵送の場合は発送する旨を事前に事務局へ電話連絡し、確認を受けること。
(4)企画提案書等の提出
○提出期限 令和2年6月4日(木)15時まで
○提出先 平城宮跡にぎわいづくり実行委員会事務局(奈良県平城宮跡事業推進室内)
○提出方法 持参に限る
○提出物 ①類似業務元請実績報告書(様式2) 1部
※平成22年4月1日以降、国内で2日間以上連続した博覧会やイベント等における催事業務の受託金額が1契約70,000 千円以上または来訪者が1日平均1万人以上の催事業務の契約書の写しを必ず添付すること。来訪者数実績に関しては、実績を証明できる資料を添付すること。
②事業者概要書(様式3) 1部
③企画提案書 8部
※企画提案書については提案者を判別できるような用紙の使用や記載は行わないこと。ただし、1部のみは、企画提案書の余白部分に提案者名を記載すること。
(5)企画提案書の記載
○別紙1から9の与件を踏まえ、企画提案書には次のことを記載すること。
(企画提案書はA3用紙の片面印刷、合計17枚とする。フォントサイズは 10.5 ポイント以上を使用すること。)
① 実施方針(合計:A3・1枚)
天平祭(夏・秋)の実施について以下の事項を示すこと。
(ア)業務目的
・業務目的に対する考え方、イベント企画の方向性について記載すること。
② 運営力(合計:A3・1枚)
天平祭(夏・秋)の運営について以下の事項を示すこと。
(ア)実施体制図
・全体を統括する体制とxx・秋季担当の実施体制が判別できるように記載すること。なお、各季別に主たる担当者を設定すること。
③ 企画・事業推進力(合計:A3・7枚)
天平祭(夏・秋)の企画等について以下の事項を示すこと。
(ア)実施手順、実施スケジュール(A3・1枚)
・許認可申請、関係者協議、広報等の時期を含めた実施手順、実施スケジュールについて記載すること。
(イ)必須コンテンツの実施方法(A3・2枚)
・「1.(5)【特記事項】必須コンテンツの要件」を踏まえ、各コンテンツや企画の考え方について記載すること。
・各コンテンツの実施日を記載すること。
(ウ)集客コンテンツの実施方法(A3・2枚)
・「1.(5)【特記事項】集客コンテンツの要件」を踏まえ、各コンテンツや企画の考え方について記載すること。
(エ)イベント展開レイアウト(A3・1枚)
・平城宮跡歴史公園の会場特性(歴史的背景、特別史跡、交通アクセス等)を踏まえ、「朱雀門ひろば」を中心とした会場内を周遊しやすいレイアウトにすること。
(オ)来場者アンケート調査・分析方法(A3・1枚)
・来場者アンケートの調査及び分析を行い、来場者の傾向や広報戦略の効果を検証する手法の考え方について記載すること。
④ 広報力(合計:A3・4枚)
天平祭(夏・秋)の広報について、以下の事項を示すこと。
(ア)ターゲット別の広報戦略
・広報のターゲットを年代別、地域別に設定し、広報戦略を記載すること。
(イ)県内に向けた広報
・イオンモール高の原及びイオンモール橿原における広報について記載すること。
・電鉄会社と連携した県内主要駅での PR について記載すること。
・「ぐるっとバス(大宮通りルート)」を活用した広報について記載すること。
・上記以外の県内来場者の効果的な広報について記載すること。
(ウ)県外に向けた広報
・奈良まほろば館における広報について記載すること。
・電鉄会社と連携した県外主要駅(主に近畿圏)での PR について記載すること。
・上記以外の県外来場者の効果的な広報について記載すること。
(エ)インバウンド対策
・関西国際空港での PR 活動について記載すること
・上記以外の外国人観光客に向けた効果的な広報について記載すること。
(オ)天平祭ホームページを活用した広報
・平城京天平祭ホームページを活用した広報について記載すること。
(カ)SNS を活用した広報
・フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等の SNS を活用した広報について記載すること。
⑤ 安全対策等(合計:A3・3枚)
天平祭(夏・秋)の安全対策等について、以下の事項を示すこと。
(ア)安全な運営方法
・来場者動線、天候、会場特性を踏まえ、来場者の安全確保を最優先にした緊急時の運営方法 (イベントの中止中断の判断基準・判断する際のフローチャート等を含む)及び、危機管理体制について記載すること。
(イ)迷惑駐車対策
・会場周辺の商業施設への迷惑駐車対策について記載すること。
⑥ 概算事業費(合計:A3・1枚)
・1.(5)業務内容ごとの事業費を記載し、各季別に積算し、全体経費を示すこと。ただし、コンテンツについては、各コンテンツの経費内訳が分かるよう示すこと。
・献上氷行列の出演者にかかる経費については、概算事業費には含めないこと。
・ご朱印帳の制作費、イオンモール高の原・イオンモール橿原の会場代、奈良まほろば館の会場代は概算事業費には含めないこと。
・イベント運営にかかるスタッフ等の飲食代を計上しないこと。
・飲食物販の出店にかかる出品物の買取費用は計上しないこと。
⑦ 業務実績
・統括責任者等実績報告書(様式4)1部
(6)質問の受付
質問の受付は次のとおりとする。
○受付期間 令和2年5月8日(金)から
令和2年5月15日(金)15時まで
○受付方法 ファクシミリ又は電子メールに限る。質問のある場合は、質問票
(様式5)に質問事項を記載の上、送信すること。
※送信後、必ず電話にて送信した旨を事務局まで連絡すること。
※電話・来訪など口頭による質問は受け付けない。
○提 出 先 平城宮跡にぎわいづくり実行委員会事務局
○回答方法 インターネットホームページ
質問があった場合、令和2年5月19日(火)9時から令和2年6月4日(木)
15時まで奈良県平城宮跡事業推進室のホームページに公表する。個別には回答しないものとする。
※質問者名は掲載しない。
3.受託者の特定
(1)企画提案書等の評価
企画提案書等の評価は、令和2年度平城京天平祭(xx及び秋季)企画運営業務受託者選定審査会により、次の評価項目等について採点を行うものとし、各委員の採点結果を合計した点数が提案者の得点とし、最も高い提案者を契約の相手方として特定する。
① 実施方針(5点) 【( )内は配点を示す】
・業務目的に対する考え方、企画の方向性
② 運営力(5点)
・実施体制の充実度
③ 企画・事業推進力(49点)
・ 実施手順、実施スケジュール
・ 必須コンテンツ実施の考え方
・ 集客コンテンツ立案の考え方
・ イベント展開レイアウトの妥当性
・ 来場者アンケート調査、分析方法
④ 広報力(28点)
・ ターゲット別の効果的な広報戦略
・ 県内に向けた広報
・ 県外に向けた広報
・ 首都圏に向けた広報
・ インバウンド対策
・ 平城京天平祭ホームページを活用した広報
・ SNS を活用した広報
⑤ 安全対策等(9点)
・ 安全な運営方法の確保
・ 迷惑駐車対策
⑥ 業務実績(4点)
・ 統括責任者等の業務実績
⑦ 概算事業費
・ 概算事業費において、業務量の目安として示している限度額を超えている場合については、特定しない。
⑧ その他
・ 提出のあった企画提案書等については、ヒアリング(プレゼンテーション及び質疑応答)を行う。
・ ヒアリングは、令和2年6月中旬に行う予定。日程等詳細は、後日対象者に対して通知する。選考結果は、企画提案書等を提出した提案者に対して書面で通知する。
・ 自然災害や新型コロナウイルス感染症の感染拡大等による社会情勢の変動を踏まえ、プレゼンテーションを取りやめ、書面による審査に切り替える場合がある。
(2)契約について
①上記3.(1)により特定された者と協議を行い、最終仕様を決定し契約を締結することになるが、協議の結果、契約締結の合意に達しなかった場合は、上記3.(1)により順位付けられた順に契約締結の協議を行う。
②参加表明書、企画提案書等その他に虚偽の記載をした場合は、本業務の企画提案書等を無効とし、契約締結後には、契約を解除することがある。
③契約に係る損害賠償及び契約の解除については、奈良県契約規則(昭和39年5月奈良県規則第14号)に定めるところに準ずる。
④特定された者が契約の締結までに次のいずれかに該当すると認められるときは、特定された者と契約を締結しないものとする。また契約締結後、契約の相手方が次のいずれかに該当すると認められるときは、契約を解除することがある。また、契約を解除した場合は、損害賠償義務が生じる。
(ア)役員等(法人にあっては非常勤を含む役員及び支配人並びに支店又は営業所の代表者、その他の団体にあっては法人の役員と同等の責任を有する者、個人にあってはその者及び支配人並びに支店又は営業所を代表する者をいう。以下同じ。)が暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下「暴対法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき。
(イ)暴力団(暴対法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営に実質的に関与しているとき。
(ウ)役員等が、自社、自己若しくは第三者の不正な利益を図り、又は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用しているとき。
(エ)役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなど直接的若しくは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、又は関与しているとき。
(オ) 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき。
(カ) 本契約に係る下請契約又は資材、原材料の購入契約等の契約(以下「下請契約等」とい
う。)に当たって、その相手方が上記(1)から(5)のいずれかに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したとき。
(キ)本契約に係る下請契約等に当たって、上記(1)から(5)のいずれかに該当する者をその相手方としていた場合[上記(6)に該当する場合を除く。]において、平城宮跡にぎわいづくり実行委
員会が平城宮跡にぎわいづくり実行委員会との契約の相手方に対して下請契約等の解除を求め、
契約の相手方がこれに従わなかったとき。
(ク)本契約の履行に当たって、暴力団又は暴力団員から不当介入を受けたにもかかわらず、遅滞なくその旨を甲に報告せず、又は警察に届け出なかったとき。
(3)その他
採択された提案は、受託者を特定するための課題に基づき作成していただいたものであり、改めて平城宮跡にぎわいづくり実行委員会事務局等との協議のもと、最終仕様を決定し契約を締結する。
4.その他
(1)特定されなかった企画提案書は返却する。
(2)選考結果として企画提案書等を提出した者の名称、審査結果概要等の情報公開を行う場合があること、および県民等からの情報公開請求に応じて企画提案書等の情報開示を行う場合がある。
(3)自然災害や新型コロナウイルス感染症の感染拡大等による社会情勢の変動を踏まえ、平城宮跡にぎわいづくり実行委員会の判断として募集の中止及び契約の解除を行うことがある。(企画提案のヒアリングを実施した後であっても受託者を特定しない場合がある。)
また、契約後において、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況に応じ、中止又は規模縮小を行うことがある。
なお、中止又は規模縮小となった際の委託料については、既履行部分を出来高で支払うこととし、実行委員会は損害賠償を負担しない。
(4)本業務の詳細事項及び進め方等については、平城宮跡にぎわいづくり実行委員会の指示に従うこと。
(5)履行期間中において、本業務の中間報告を求めた時は、速やかに報告すること。
以 上