Philips eHomeCare プログラム利用契約(規約版)
Philips eHomeCare プログラム利用契約(規約版)
当院は、株式会社フィリップス・ジャパン(以下「フィリップス」という。)と、フィリップスが提供する患者情報(個人データ及び治療データを含み、以下「患者データ」という)を管理保管するためのソフトウェア・プログラム「eHomeCare」の利用に関して、以下のとおり合意する。
(目的)
1.1. 利用許諾
当院は、1.2 に定める目的のため eHomeCare の利用を希望し、フィリップスは、本契約の定める条件に従い、eHomeCare の利用を当院に許諾する。
1.2. 目的
当院は、その患者に対し、以下のサービスを提供する目的(以下「本目的」という)で、当院の内部において、eHomeCare を利用し、また、その患者に利用させるものとします。
(i) モニタリング:患者が生活記録を入力し、当院が確認するサービス
(ii) 問診:患者が問診情報を入力し、当院が確認するサービス
(iii) 受診勧奨:当院が患者に対して電話又はビデオチャットで医療相談を行い、又は医療機関の受診を勧めるサービス
(定義)
本契約において使用される用語の定義は、以下のとおりとする。
(1) 「eHomeCare」及び「本アプリケーション」とは、YaDoc と eHomeCare プログラムを複合したソフトウェア・プログラムおよび本件関連情報をいう。
(2) 「個人情報ガイドライン」とは、個人情報保護委員会及び厚生労働省平成 29 年 4 月 14 日
「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、日本医療機器産業連合会平成 17 年 3 月「医療機器取扱い企業における個人情報の適正な取扱いのためのガイドライン」及びこれらの改訂版並びに関連省庁が作成する個人情報の適切な取扱いに関するガイドライン等を総称したものをいう。
(3) 「秘密情報」とは、本契約に基づきフィリップスが当院に対して書面(電子データを含む)又は口頭で開示する情報(設計仕様、ソフトウェアデザイン及びコード、製品仕様及び本件関連書類、事業計画及び製品計画、並びにその他の企業秘密を含むが、これらに限らない。また、本アプリケーションの利用を通じて開示された IH 社の情報を含む)をいう。
ただし、「秘密情報」には、以下の情報を含まない。
(i) 公知である、又は公知となった情報
(ii) フィリップスの秘密情報を使用することなく、当院が独自に開発した情報
(iii) 当院が既に入手していた情報
(iv) 制約を受けることなく開示する権限を有する第三者より、当院に開示された情報
(4) 「患者の個人情報」とは、個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」という。)第 2 条に定義する個人情報のうち、当院の患者に関するものをいう。
(5) 「管理責任者」とは、当院の従業員のうち、第 3.5.条に定める使用方法の説明を受け、第 4.3.条に基づき任命される者をいう。
(6) 「本件関連情報」とは、その様式を問わず、本アプリケーションの利用に関する当院向けの文書をいう。
(7) 「発効日」とは、本アプリケーションの利用が可能となった日を意味する。
(8) 「知的財産権」とは、あらゆる種類の知的財産にかかる権利及び保護(日本法及びその他の国の法律に基づき生じる、以下(i)から(iv)に対する全ての権利、権原及び利益を含むが、これらに限らない)をいう。
(i) 特許権、実用新案権及び全ての出願済み、審査若しくは審理中又は出願前の発明又は考案に関する権利(現在又は将来において全世界中で行われる再発行、再審査出願、分割出願、継続出願又は一部継続出願に関する権利を含む)
(ii) 営業秘密、ノウハウ及びこれらに類する権利又は利益
(iii) 著作権、版権(著作権により保護されるか否かを問わない)及びこれらに基づき派生する権利又は利益
(iv) 独自の標識、商標、意匠、商号、シンボル、ロゴ及び/若しくはブランドネームに関する権利又は利益
(9) 「YaDoc」とは、株式会社インテグリティ・ヘルスケア(以下「IH 社」という)が開発・保有し、フィリップスに使用許諾したソフトウェア・プログラム(YaDoc Quick 及びYaDoc 関連サービスを含む。)をいう。
(10) 「eHomeCare プログラム」とは、フィリップスが YaDoc のアドオンとして開発し、権利を有する疾患管理のためのアプリケーションをいう。
(本アプリケーションのホスティング、ライセンス、トレーニング及びサポート)
3.1. 総則
フィリップスは本契約の条件に従い、当院が、インターネットを介して本アプリケーションにアクセスすることができるよう、本アプリケーションを提供する。またフィリップスは、本契約及び個人情報保護法に従い、関連諸規則及び個人情報ガイドラインに照らして適切な方法により、フィリップス及びフィリップスが委託する第三者のサーバー又は IH 社及び IH 社が委託する第三者のサーバーに患者データを保管する。本アプリケーションは、フィリップスの単独の裁量により、フィリップスが適切とみなす目的に応じて随時修正(新機能の追加、作業効率の向上又はハードウェアのアップグレードを含むが、これに限らない)される。フィリップスは当院に対し事前にかかる修正について通知するよう、合理的な範囲で努力する。なお、本契約と別途定める「YaDocサービスレベル合意書」( 以下「SLA 」という)、別紙 1 「YaDoc 利用規約」及び別紙 2
「YaDocQuick 利用規約」(以下、別紙1と別紙2を合わせて「YaDoc 利用規約」という)が矛盾若しくは抵触する場合は、別段の定めがない限り、SLA 及び YaDoc 利用規約が優先適用されるものとする。
3.2. ライセンス
本アプリケーションには、当院がフィリップスの指定するウェブブラウザを使用して専用サイトにアクセスして利用する情報端末へのインストールが不要なソフトウェア(但し、当該ソフトウェアの利用に際し、専用の SSL 認証ファイルのダウンロード及びインストールを要する)及び当院の患者が保有する情報端末にインストールして利用するソフトウェアが含まれる。
その他の本アプリケーションの利用に必要なソフトウェア・プログラム及びブラウザ等は、フィリップスが別途指定するインターネット上のサイトに記載する。
本契約に従い、フィリップス及びその関連会社は、当院に対し、当院が本契約期間中に、当院内部で利用する目的に限り、本アプリケーションを利用するための、限定された、非独占的かつ
譲渡不可のライセンス(サブ・ライセンス権はないものとする)を付与する。本アプリケーションの第三者による利用(但し、当院の患者による利用を除く)は、フィリップスの書面による事前の承諾に従って行うものとする。加えて、当院は、フィリップスに対し、本アプリケーションを他の医療従事者に提供するよう指示することができる。但し、当該他の医療従事者がフィリップスの求めに応じてフィリップスとの間で追加の契約を締結することを条件とする。
3.3. 利用可能時間
フィリップスは、SLA に従い、当院が本アプリケーションを利用期間中、利用できるよう合理的な範囲で努力する。フィリップスは、当院が本アプリケーションを利用できる時間(以下「アプリケーション利用可能時間」という)を、フィリップスの判断により、当院の同意なしに設定及び変更することができる。この場合、フィリップスは当院に対して、アプリケーション利用可能時間の設定及び変更を行う前に通知する。
上記にかかわらず、以下の場合には、フィリップスは、当院による本アプリケーションへのアクセスを一時停止する権利を留保する。当該一時停止により、当院に生じた損害について、フィリップスは責任を負わない。
(1) 当院が、第 4.1.条で定義する当院供給設備の入手・維持又は第 4.2.条により求められる情報の提供を怠った場合
(2) フィリップス、その関連会社、フィリップスが委託する第三者又は IH 社が行う定期保守の場合
(3) 緊急の保守作業、天災、法令等の制定・改変等のやむを得ない事情が生じた場合で、フィリップスが適切とみなす場合
(4) 当院が本契約(金銭支払義務を含むが、これに限らない)に違反した場合
但し、フィリップスが上記(2)によって本アプリケーションへのアクセスを一時停止する場合、フィリップスは事前に定期保守について当院に通知するものとする。
3.4. 禁止事項
当院は、第 3.2 条に記載される利用権の他は、本アプリケーションにおける又はこれに対する権利、権原又は利益を有さない。当院は以下の行為を行ってはならず、また、第三者がこれらを行うことを許してはならない。
(1) 本アプリケーション若しくはその複製品、アダプテーション、トランスクリプション又は組み込まれた本アプリケーション該当部分を、複製、ダウンロード、スクリーン印刷の提供、修正、移譲又は譲渡すること
(2) 本アプリケーションの全て若しくは一部のソースコード又はオブジェクトコードをリバースエンジニア、逆コンパイル、翻訳又は逆アセンブルすること
(3) 本目的以外の用途に本アプリケーションを利用すること
(4) 第三者のためにデータを処理する目的で、本アプリケーションを利用すること(但し、本契約において許容される場合、又は本件関連書類において認められる場合を除く)
(5) 本アプリケーションの全部又は一部を、第三者(当院の親会社、子会社その他の関連会社を含むが、これに限らない)に販売、リース、譲渡、サブライセンス又は別途移譲若しくは開示すること
(6) 第三者による本アプリケーションへのアクセス(直接のアクセスであるか、当院のパスワードを使用したアクセスであるかを問わない)を許可すること
3.5. 登録
当院は、フィリップスに対し、「患者情報管理申請」をすることにより、本アプリケーションを利用するための登録を申請し、フィリップスは、申請に不備がない限り、当該利用ができるように登録を行う。
3.6. 本件関連書類
本アプリケーションには、本アプリケーションを介してアクセス可能な本件関連情報が含まれる。本件関連情報は、フィリップスの秘密情報であるものとみなされ、当院は、第三者に開示又は漏洩してはならない。
3.7. サポート
当院は、本アプリケーションの利用に関して、午前 10 時から午後 5 時まで(土日祝日を除く)、フィリップスに問合せることができ、フィリップスは当院の本アプリケーション利用に関して商業的に合理的なサポートの努力をする。問合せの受付時間は、フィリップスの単独の裁量により随時変更されることがある。その場合、フィリップスは、当院に対し、事前に受付時間の変更を通知する。問い合わせ窓口は以下のとおりとする。
電話番号: 00-0000-0000
3.8. 価格
本アプリケーションの提供及び前項に定めるサポートサービスの対価及び支払期限等は、当院による別途フィリップスが指定する申込書への記載、もしくは Web 上での申込フィールドへの入力のとおりとする。
3.9. 本アプリケーションの仕様の変更等
フィリップスは、事前の通知なく本アプリケーションの仕様の変更又は追加を行うことができる。また、フィリップスは当院に事前に通知することによって、本アプリケーションの全部又は一部を終了することができる。但し、やむを得ない場合又は当院に不利益が生じないとフィリップスが判断する場合は、事後の通知に代えることができる。これらの変更等により、当院に生じた損害について、フィリップスは責任を負わない。
3.10. 本アプリケーションのサービスレベル
本アプリケーションの提供に際しては、本契約上異なる取り扱いを定める場合を除き、SLA が適用される。SLA が改訂された場合、フィリップスは遅滞なく当院に通知するものとする。なお、 SLA における「クラウドサービス」は、「本アプリケーション」と読み替えて適用されるものとする。
3.11. YaDoc 利用規約の適用
本アプリケーションを利用するに際し、当院は、YaDoc 利用規約(改訂された場合は改定後のものを含む)の内容に同意し、遵守するものとする。YaDoc 利用規約が改訂された場合、フィリップスは遅滞なく当院に通知するものとする。
(当院の義務)
4.1. 当院供給設備
当院は、SLA の定めに従い本アプリケーションに接続し運用するために必要となる全ての通信設備、インターネット接続、情報端末、第三者装置、ハードウェア及びソフトウェア(本アプリケーションそのものを除く)(以下「当院供給設備」という)を入手の上維持する責任を負う。(i)インターネットの接続に障害が生じた場合、(ii)当院が全ての当院供給設備を用意しない場合、(iii)当院供給設備が適切に稼働しない場合、又は(iv)当院が本契約の条件に違反した場合に、当院による本アプリケーションへのアクセスに障害が生じる可能性がある。かかる障害が生じた場合であってもフィリップスは、当院に対し何ら責任を負わない。
当院又は患者が、本アプリケーションの利用に際し、特定のプラットフォーム(Google Play 若しくは Apple Store 等を含むがこれに限らない)を通じて本アプリケーションをダウンロードする場合、又は本アプリケーション以外のアプリケーション(他社のアプリケーションを含む)をダウンロードする必要が生じた場合には、本契約の他、当該プラットフォーム提供事業者又はアプリケーションの配信事業者等が提供する規約等が適用されることがあることを確認する。当該プラットフォーム提供事業者又はアプリケーションの配信事業者の都合により、本アプリケーション若しくは当該アプリケーションがダウンロード若しくは利用できないこと又は当該アプリケーションの仕様が変更されることについて、フィリップスは一切の責任を負わない。
4.2. 当院の協力
当院は、本契約の履行に関してフィリップスより合理的に求められる情報を提供し、またフィリップスが合理的に求めるその他の措置を講じることにより、フィリップスに協力するものとする。
4.3. 管理責任者の任命
当院は、本契約に関する全ての事項について責任を負う管理責任者(以下「管理責任者」という)を任命する。当院は、フィリップスに対し書面をもって通知することにより、いつでも管理責任者を変更することができる。
4.4. 管理責任者の義務
管理責任者は、当院が本アプリケーションにアクセスすることを確実にするためのパスワード及びアカウントの設定、変更その他の手順の確立において、フィリップスに協力するものとする。 管理責任者は、パスワード及びアカウントが不正使用されないよう、また、第三者が本アプリケーションを利用することのないよう、厳格に管理する。フィリップスは、パスワード及びアカウントの不正使用又は第三者による利用によって生じた損害について、一切責任を負わない。
管理責任者は当院の中で本アプリケーションを利用する者(以下「利用者」という)に対して、禁止条項等を指導し、本アプリケーションが本目的に則って利用されるよう責任を負うものとする。管理責任者は、その責任において、利用者の登録(登録削除を含む)、権限設定等の管理を行うものとし、フィリップスは利用者の管理について一切責任を負わない。
(患者の情報の取扱い)
5.1. 患者の情報の登録、管理
当院は、自己の責任により、患者データを取得し、本アプリケーションに登録、管理する。フィリ ップスは、当院又はその患者の操作誤り等によって生じた損害について、一切責任を負わない。
5.2 患者の個人情報の取り扱い
当院は、フィリップス及び IH 社が、本契約及び YaDoc 利用規約の定めに従い(本契約と YaDoc 利用規約の定めが重畳的に適用される場合は、本契約の定めが優先するものとする。)、患者の個人情報を取得・利用すること(患者の個人情報をフィリップスの関連会社が取得・利用することを含む)について、個人情報保護法及び個人情報ガイドラインに則り、患者からの同意を適時に得るものとし、その際、添付の同意書を使用するものとする。その他、当院はxxxxx xxx IH 社の個人情報についての方針においてフィリップス及び IH 社の義務として定められている事項を遵守してフィリップス及び IH 社の要請に従い、患者の個人情報に関して適用 される法規制に基づき必要又は適切な措置をとるものとする。
当院はフィリップス及び IH 社に対し、当院が本契約の履行に関連してフィリップス及び IH 社に開示する患者の個人情報を、(i)添付の同意書に記載された目的のために使用すること、及び(ii)当該個人情報のうち、個人情報ガイドラインに従い匿名化したものを同ガイドラインに準拠して取り扱うことを条件として、使用及び商品化することを承諾する。かかる使用には、フィリップスの機器及びサービスの利用動向に関する査定が含まれるが、これに限らない。
5.3 患者の個人情報の保管
フィリップスは、当院に対して、当院が本アプリケーションを利用することで登録した患者データを登録時から 3 年間(以下「データ保管期間」という)善良なる管理者の注意をもって保管する。なお、データ保管期間が経過した後は、フィリップスは当院に対する事前通知により、必要に応じて患者データを削除することができるものとする。なお、本アプリケーションでは、医師法、医療法等で保存が義務付けられている情報を原本として管理することはできない。
(秘密保持)
6.1. 秘密情報の保護
当院及びフィリップスの各当事者は、他方当事者の秘密情報を、第三者に漏洩又は開示しないことに合意する。各当事者は、(i)本契約の目的を達するために秘密情報へのアクセスが必要となる従業員に限り、当該秘密情報へのアクセスを許可し、(ii)当事者が自己の秘密情報の開示及び不正使用を防止するために講じるのと同一の安全措置を講じるものとする。当該安全措置は、当該開示又は不正使用を防ぐための合理的水準以上のものであることとする。本契約のいかなる規定も、いずれかの当事者が裁判所又は政府の命令に基づき他方当事者の秘密情報を開示するのを妨げない。なお、かかる開示を行う当事者は他方当事者に対し、当該命令に対し異議を述べる機会を提供できるよう、合理的な事前通知を行うものとする。
6.2. 本契約の存在の開示
両当事者は、本契約の存在を開示することができるが、本契約条項の内容を開示することはできない。但し、両当事者が当該開示前に書面で承認した場合、又は政府当局に対して行うことが求められる申請に含まれる場合はこの限りではない。
6.3. 特定の情報の利用
当院は、当院による本アプリケーションの利用に関連して、フィリップスが本契約第 6.1.条の規定に従いかつ以下の各条件に服することを条件として、データマイニング/ベンチマーキング活動、その他本契約の履行のために必要な作業を行うことに合意する。
(1) 患者の個人情報について、個人情報保護法に従い、個人情報ガイドラインを考慮して、目的外利用や漏えいしないように適切な措置をとること
(2) 当院に特有の情報又は当院を特定できる情報(氏名、住所、電話、生年月日、家族構成、
健康状態、病歴等を含むがこれに限らない)を第三者に開示しないこと (知的財産権)
7.1 秘密情報の所有
本契約に明示的に定める場合を除き、フィリップス又はその関連会社及び IH 社は、本アプリケーション、本件関連情報及びフィリップス又はその関連会社の秘密情報(これらにかかる知的財産権を含むが、それに限らない)にかかる全ての権利、権原及び利益を留保し、その単独の所有者であるものとする。当院は、本契約に基づき明示的に許可される場合を除き、当該情報を複写、配布、複製又は使用してはならない。
7.2 本アプリケーションに関する知的財産権
本アプリケーションに関する知的財産権は全てフィリップス又はフィリップスにライセンスを許諾している者(IH 社を含む)に帰属している。本契約に基づく本アプリケーションの利用許諾は、本アプリケーションに関するフィリップス又はフィリップスにライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではない。
(本契約の期間及び終了)
8.1. 期間
本契約は、発効日より開始し、6 ヶ月間(以下「初年度契約期間」という)その効力を有する。いずれかの当事者が他方当事者に対し、初年度契約期間の満了日の 3 ヶ月前までに、本契約を
終了する旨の書面通知を行わない限り、本契約は 6 ヶ月間、自動的に更新され、それ以降も同様とする。
8.2. 契約違反による終了
当院が本契約の条項に違反した場合、フィリップスは違反当事者に対し、30 日前に書面による通知を行うことにより本契約を解除することができる。但し、当院が当該 30 日間の満了前に当該違反を治癒した場合は、この限りではない。
8.3. 倒産等による終了
各当事者は、以下のいずれかの場合において、他方当事者に対してなんらの通知もすることなく本契約を終了することができる。
(1) 他方当事者に、悪意又は重過失により本契約の条項に違反する等の重大な契約違反行為があり、当該違反発生後 30 日が経過しても当該違反が治癒されない場合
(2) 他方当事者により又は他方当事者について、破産、会社更生、民事再生、特別清算その他類似の手続が開始した場合
(3) 他方当事者が、強制執行、保全処分、競売申立、又は滞納処分を受け、2 週間を経過しても当該手続が取下げられない場合
(4) 他方当事者の解散又は営業停止が決定された場合
8.4. 中途解約
フィリップスは、当院に対し 3 ヶ月以上前に書面にて通知することにより本契約を中途解約することができる。
8.5. 本契約終了の効果
本契約の満了又は終了をもって、本契約に基づく当院の全ての権利は、当然かつ直ちに停止する。本条、並びに第 2 条、第6条、第7条、第9条、第 10 条、第 12 条及び第 13 条は、終了の
理由の如何を問わず本契約の満了又は終了後も引き続き効力を有する(但し、第 6.1 条及び
第 6.2 条は本契約の満了又は終了後 3 年間とする)。 (免責及び責任限定)
9.1 免責
フィリップスは、本アプリケーションを利用して当院が行ったいかなる行為(受診の要否に関する判断を含む)についても一切の責任を負わない。また、本アプリケーションの利用にあたり、当院は、関連法令、厚生労働省の告示、通達、ガイドライン等を遵守することとし、フィリップスは、当院による法令違反等について何らの責任を負わない。
9.2 責任限定
フィリップスは、いかなる場合においても本アプリケーションの利用、若しくは本アプリケーションを利用することができないことに関して若しくはこれに関連して生じる、又はその他本契約より生じる、間接的、偶発的、又は特別損害(契約によるか不法行為(過失を含む)によるかにかかわらず、収益又は見込利益の喪失、事業又は診察機会の逸失その他を含むが、これらに限らない)について、たとえ当該損害について通知されていたとしても、一切責任を負わない。フィリップスの責任限度額は、契約によるか不法行為(過失を含む)によるか、またその他によるかを問わず、申立て又は請求が最初になされた日から遡って 3 ケ月間にフィリップスが当院から受領した、本契約に基づく対価の総額を超えないものとする。但し、本アプリケーションのうち、 YaDoc 部分に係る救済方法及び損害賠償の制限等に関しては、YaDoc 利用規約によるものとする。
10.1 第三者による請求
本契約に基づいて供給された eHomeCare プログラムが、第三者の知的財産権を侵害していると主張して、当該第三者が当院に対して請求(以下「侵害請求」という)を行った場合、当院は直ちに当該侵害請求について書面でフィリップスに通知する。通知を受け次第、フィリップスはその選択に従い、以下のいずれかの対応をとるものとする。
(1)eHomeCare プログラムの利用を継続する権利を当院のために確保する。
(2)eHomeCare プログラムを、同等の機能を持ち、侵害請求にかかる知的財産権を侵害しないアプリケーションと交換する。
当該侵害請求が訴訟に発展した場合、フィリップスは侵害請求に関する全権を取得し、自らの責任と費用で、和解若しくは防御する。
当院は防御に際しフィリップスが合理的に必要とするあらゆる援助を行うものとする。当院は侵害請求に関し、フィリップスの事前の書面による許諾がない限り、和解や、相手方への支払いを行ってはならない。
10.2 第三者の知的財産権の直接侵害
第 10.6.条及び第 10.7.条を条件として、管轄を有する裁判所が当該侵害請求に関し、 eHomeCare プログラムが第三者の知的財産権を直接侵害していると判断した場合、フィリップスは当院に対し、裁判所の最終的な判断において当院が支払いを命じられた金額を支払うものとする。但し(i)当該侵害が、フィリップスが本契約に基づき供給した eHomeCare プログラムの当院による提供又は本契約に基づくその他の利用のみに直接起因したものであり、(ii)当院が侵害請求について直ちに書面でフィリップスに通知し、全権を与えて、フィリップスが自己の選択で、和解若しくは防御を行い、かつ(iii)防御に際し当院がフィリップスが合理的に必要とするあらゆる援助を行った場合に限るものとする。
10.3 免責
本契約における他の規定にかかわらず、知的財産権の侵害の主張が以下の事情に基づく場合には、フィリップスは一切の法的責任及び義務を負わない。
(1) フィリップスが当院の設計、仕様又は指示に従った場合
(2) 当院が eHomeCare プログラムの仕様とは異なる方法又は目的で eHomeCare プログラムを利用した場合
(3) 侵害の主張が eHomeCare プログラムを利用した製造、試験又は応用における組立、回路、組み合わせ、方法又はプロセスによる第三者の知的財産権の侵害についてのものである場合
(4) フィリップスの許可なく、eHomeCare プログラムを当院が自ら又は第三者に委託して変更した場合
(5) 当院が第三者のライセンサーとライセンス契約を締結しているソフトウェアに関する請求である場合
(6) 請求されている損害が、eHomeCare プログラムによって生み出された物品若しくはサービスの数量若しくは価値又は eHomeCare プログラムの利用の回数若しくは量に直接的若しくは間接的に基づいている場合(eHomeCare プログラム自体若しくはその利用が侵害を構成していると主張されているか又はその侵害に寄与していると主張されているかにかかわらない)
(7) 侵害の請求が供給後3年以上経っている eHomeCare プログラムに関連する場合
(8) 侵害の請求が本契約の解除、解約又は終了後12ヶ月以上経ってから行われた場合
(9) 侵害の主張が YaDoc に関するものである場合
10.4 当院による補償
上記第 10.3 条に列挙された事由のいずれかに該当する場合(但し、第 10 号を除く)、当院は、当該侵害に基づいてフィリップスが負担した損害賠償額及び和解金額をフィリップスに補償し、当該侵害に関する訴訟及び法的手続きの防御のためにフィリップスが負担した費用全てをフィリップスに支払わなければならない。但し、フィリップスが当院に対し、当該侵害に関する訴訟及び法的手続きについて書面で直ちに通知し、当院から要求があった場合に防御を行う全権を与えることを条件とする。
10.5 提供の中断等
フィリップスが、当院若しくは第三者から、本契約に基づき供給された若しくは供給される本アプリケーションが第三者の知的財産権を侵害していると主張する通知を受け取った場合で、本契約に基づきフィリップス側に賠償責任が発生する場合は、フィリップスは負担を軽減若しくは避けるために、当該通知に関連する本アプリケーションの当院への供給を中断若しくは停止することができる。フィリップスは本条の中断若しくは停止による責任は負わない。
10.6 補償の上限
本契約における他の規定にかかわらず、本条によりフィリップスが当院に補償する場合の累計限度額は、フィリップスの契約違反によるか不法行為(過失を含む)によるか、またその他によるかを問わず、第三者による申立て又は請求が最初になされた日から遡って 3 ケ月以内にフィリップスが当院から直接又はフィリップスのxxxxxを介して間接的に受領した、本契約に基づく対価を超えないものとする。
10.7 損害賠償の範囲
本契約における他の規定にかかわらず、フィリップスは、第三者の知的財産権侵害に関連して当院、その子会社若しくはその代理人、又はその株主が負った特別損害、間接損害、付随的損害については責任を負わない。
10.8 責任限定
本契約に基づき供給された eHomeCare プログラムに関連する第三者の知的財産権の侵害に関するフィリップスの責任は、本条に規定する範囲に限定されるものとする。
(機器の販売及び賃貸)
11.1 機器の販売及び賃貸
バイタル計測機器(血圧計、体重計、体温計、パルスオキシメーター等)等、患者の健康管理のための機器で、eHomeCare と連動する製品の提供は、本契約には含まれていない。当院は、これら製品を必要とする場合、別途、フィリップス又はフィリップスの販売代理店から購入又はレンタルするものとする。
(反社会的勢力の排除)
フィリップス及び当院は、相手方当事者及びその代表者、役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいう)及び実質的に経営に関与していると認められる者が次の各号の一に該当すると認められる場合、何らの催告も要さずに、本契約を解除・解約することができる。また、相手方当事者の下請負人、代理人、媒介等(以下「下請負人等」という)が次の各号の一に該当すると認められる場合には、相手方当事者に対し、下請負人等との契約の解除その他の必要な措置を求めることができ、相手方当事者が正当な理由なくこれを拒否した場合には、本契約を解除・解約することができる。なお、本条に基づく解除・解約により相手方当事者に損害が生じたとしても、解除・解約を行った当事者は当該損害について賠償する責任を負わない。
(1) 暴力団、暴力団員、暴力団関係者その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」と総称する)である場合又は反社会的勢力であった場合
(2) 反社会的勢力を利用している場合
(3) 反社会的勢力に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしている場合
(4) 反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有している場合 (一般条項)
13.1. 譲渡不可及び拘束力
当院は、フィリップスの事前の書面同意なく本契約に基づく権利若しくは義務又は本契約上の地位を第三者に譲渡しないものとする。本契約において、「譲渡」には、発効日以降における、当院の他の事業体との合併又は統合、又は第三者による当院の議決権付発行済み株式もしくは出資持分の 50%超の取得が含まれるものとする。フィリップスは、当院に書面による通知を行うことにより、本契約に基づく権利若しくは義務又は本契約上の地位を譲渡することができる。
13.2. 通知
本契約に基づく全ての通知その他の連絡は書面によるものとし、手交時、又は当事者の住所
(又は同様の通知により指定される当事者のその他の住所)宛に郵送した場合には受領時に効力を発したものとみなされる。
13.3. 不可抗力
フィリップスは、フィリップスが直接制御することができない原因(電子機器、機械設備又は通信
回線の不具合、電話その他の相互接続問題、コンピューター・ウイルス、不正アクセス、窃盗、オペレーター・エラー、厳しい悪天候、地震、天災、ストライキ若しくはその他の労働問題、戦争又は政府規制を含むが、これらに限らない)により生じる損失について責任を負わない。
13.4. 準拠法
本契約は、他の法域の法が適用され得るいかなる規定にもかかわらず、日本法に準拠して解釈適用される。本契約に起因し又はこれに関連する紛争に関しては、東京地方裁判所を、専属的合意管轄裁判所とする。
別紙 1
YaDoc 利用規約
〔医療機関用〕
本 YaDoc 利用規約は、株式会社インテグリティ・ヘルスケア(以下「IH」といいます。)が株式会社フィリップス・ジャパン(以下「フィリップス」といいます。)を通じて提供する、医療機関と当該医療機関を受診する患者との間の診療行為をサポートするための各種サービスを提供するための条件、その他IH と医療機関の間の権利義務関係が定められています。フィリイプスからの 各種サービスのご利用開始にあたっては、本規約の全文をお読みいただいたうえで、本規約に同意していただく必要があります。
第1条 (定義)
1. 「本サービス」とは、IH がフィリップスを通じて提供する、患者と医療機関等との間の診療行為をサポートするための各種サービスであって、以下を含みます。
(1) モニタリング:本アプリを通じて、生活記録を入力し、医療機関等が確認するサービス
(2) 問診:本アプリケーションを通じて、問診情報を入力し、医療機関等が確認するサービス
(3) 診察:本アプリケーションを通じて、予約を行い、患者と医療機関等との間でビデオチャットにて診察を行うサービス
2. 「本アプリケーション」とは、本サービスの利用にあたって必要となるスマートフォン、タブレット又は PC 用のアプリケーションソフトウェアをいいます。
3. 「当院」とは、本規約に同意して本サービスを利用する医療機関をいい、以下を含みます。
(1) 病院・診療所
(2) 健診機関
(3) 薬局
(4) 介護老人保健施設
(5) 訪問看護ステーション
(6) その他、本サービスを通じてオンライン診療を行う関係施設
4. 「登録医師等」とは、当院が本サービスを利用するに際して登録した者をいい、以下を含みます。
(1) 医師
(2) 看護師
(3) 管理栄養士
(4) 薬剤師
(5) 施設スタッフ
(6) その他、医療機関が利用を承諾する医療関係者
5. 「患者」とは、「本契約」、「YaDoc 利用規約」〔患者用〕又は IH もしくはフィリップス所定の「承諾書」に同意し、本サービスを利用する者をいいます。
6. 「医療機関情報」とは、次の項目の全部又は一部を含む情報であって、本サービスにおいて取り扱われるすべてのものをいいます。
(1) 当院が本サービスを利用するに際してフィリイプス又は IH に提供する情報(登録医師等を含みます。以下「当院登録情報」といいます。)
(2) 当院が本サービスを利用する際に入力する情報、利用履歴その他の本サービスの利用に伴って生じる情報
7. 「患者情報」とは、次の項目の全部又は一部を含むデータであって、本サービスにおいて取り扱われるすべてのものをいいます。
(1) 氏名、生年月日、年齢、性別、その他本サービスに登録される患者に関する情報
(以下「登録患者情報」といいます。)
(2) 本サービスを利用することによって記録、蓄積される情報(患者が入力する情報のほか、当院が入力する情報、システムによって自動的に計算・登録される情報を含みます。)
8. 本サービスにおいて使用される「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です 。
第2条 (登録)
当院は、本サービスを利用するためには、本契約及び YaDoc 利用規約を遵守することに同意し、かつ、フィリップス又は IH 所定の方法で当院登録情報をご提供いただき、本サービスの利用のための登録を申請していただく必要があります。申込者は、登録に際して、当該申込者における登録医師等を登録するものとします。
第3条 (申込の不承諾)
フィリイプスは、当院が次の各号のいずれかに該当する場合は、登録および本サービスの利用を承諾しないことがあります。
(1) 当院が、過去に、本契約及び YaDoc 利用規約の違反により、本サービスの全部又は一部の利用の停止、又は登録の抹消を受けたことがあること
(2) その他フィリップス又は IH の業務の遂行上又は技術上支障があること
第4条 (本サービスの利用契約)
1. IH は本契約及び YaDoc 利用規約に基づいて、当院等に対し、本サービスを提供します。
2. フィリップス又は IH がフィリップス又は IH のウェブサイトその他において、本サービスに関するガイドライン、利用規則を定めて表示したときは、当該表示も本規約の一部を構成するものとします。
第5条 (本サービスの利用料)
1. 当院は、フィリップスに対し、本サービスの利用料を支払います。
2. 本サービスの利用料は、当院が本サービスの申込時にフィリップスが提示した条件が適用されます。ただし、本サービスの機能の変更、その他経済情勢の変更等により、フィリップス又は IH が当院に通知し、フィリップス又は IH が公表することによってこれを合理的な限度で変更することができます。
3. 本サービスの利用料の支払方法は、フィリップスが提示したところに従います。
第6条 (個人情報の取扱い)
1. 医療機関情報および患者情報には、個人情報(個人情報の保護に関する法律(平成 15 年法律第 57 号)2条1項に定めるものをいいます。)又は要配慮個人情報(同条3項に定めるものをいいます。)が含まれる場合があります。
2. 当院は、フィリップス及び IH が個人情報又は要配慮個人情報(以下「個人情報等」といいます。)を取り扱うことについて、フィリップス及び IH の求めに応じて、フィリップス及び IH 所定の方法で、個人情報等の本人である患者、医師、その他の者から承諾を得ることとします。
3. フィリップス及び IH は、個人情報等を次の目的で利用することとします。
(1) 当院及び患者(以下「利用者」といいます。)の認証を行うこと、本契約及び YaDoc 利用規約に違反する利用者への対応、利用者の利用状況を確認して行う調査および各種必要な案内をすること、利用者からの問合わせ、相談、苦情に対応することその他本サービスの運営に関すること
(2) 本サービス又は本サービスに付随し、もしくは関連するサービスについての案内
(3) 本サービスの改善・不具合への対応および本サービス又は本サービスに付随し、
もしくは関連するサービスの開発
(4) 本サービスの普及を目的としたモニターや取材対象者の募集
(5) 本サービスのマーケティング資料の作成及び提供
(6) 利用者の情報を解析し、医学的研究および疾患、投薬、治療法その他診断および治療を補助する情報の検索システム、診断支援その他のフィリップス又は IHの医療・健康に関する技術の研究開発を行うこと
4. フィリップス及び IH は、前項の目的のために、患者情報を、次の者に提供することができるものとします。
(1) 医療機関等
(2) 医療・健康に関するサービス開発者(フィリップス及び IH 以外の者)
(3) 学術研究機関(学会に所属する個人を含みます。)
5. 前各項のほか、IH は、IH が別途定めるプライバシーポリシーに基づき、個人情報等を適切に扱います。
第7条 (権利帰属)
本サービスに関する知的財産権(フィリップス及び IH ウェブサイト、本アプリケーションを含み、これに限られません。以下本条において同様とします。)は全てフィリップス及び/又はIHに帰属しております。
第8条 (利用環境)
1. 本サービスの全部又は一部の利用には、別途 IH が定めるインターネット接続環境、IH所定のスペックを有する通信機器及び IH 所定のソフトウェアが必要となります。当院は、これらをすべて自己の責任と費用において準備し、設定するものとします。
2. 当院は、本サービスを利用するにあたって、本アプリケーションのダウンロードが必要となる場合があります。本アプリケーションのダウンロードおよび利用にあたっては、本契約及び YaDoc 利用規約のほか、本アプリケーションの配信事業者が提供する規約等
(Apple Inc.の OS・スマートデバイスで利用する場合については補足条項の規約を含みます。)が適用されることがあります。なお、本アプリケーションの配信事業者の都合により、本アプリケーションがダウンロード又は利用できないこともしくは本件アプリの仕様が変更されることがありますが、これらについて当院が不利益を被ったとしても、xxxxxx及び IH は一切の責任を負いません。
第9条 (患者情報の設定)
1. 当院は、自己の責任により、本サービス上で患者情報を取得、管理します。
2. 当院は、患者から本サービスの利用する旨の申込みがあったときは、当該患者の患者情報を本サービス上に登録する作業を行います。フィリイプス及び IH は、当院等又は患者の操作誤り等によって生じた損害について、一切責任を負いません。
第10条 (パスワードおよびアカウント等)
1. 当院は、パスワードおよびアカウントが不正使用されないよう、また、登録医師等以外が本サービスを利用することのないよう、厳格に管理するものとします。
2. フィリップス及び IH は、パスワードおよびアカウントの不正使用又は登録医師等以外による利用(以下「不正使用」といいます。)によって生じた損害について、xxxxxx及び IH は一切責任を負いません。フィリップス及びIH は、不正使用時の本サービスの利用行為については、すべて当院に帰属するものとみなすことができます。
第11条 (本サービスの停止等)
1. フィリップスは、やむを得ない事情が生じた場合(本サービス運営のためのハードウェア、ソフトウェアの保守、火災・天災地変等の不可抗力による場合、法令等の制定・改廃による影響等をいいますが、これに限りません。)には、当院への事前の通知をすることな
く、本サービスの全部又は一部の提供を停止、中断することができるものとします。
2. フィリップスは、事前の通知なく、本サービスの仕様の変更又は追加を行うことができます。
3. xxxxxxは、事前に通知することによって、本サービスの全部又は一部を終了することができます。ただし、やむを得ないとき又は当院に不利益が生じないときは、事後の通知に代えることもできます。
4. xxxxxxは、本条に基づきxxxxxx及びIH が行った措置により当院に生じた損害について、一切の責任を負いません。
第12条 (禁止事項)
1. 当院は、本サービスの利用にあたり、次の各号のいずれかに該当する事項(以下「禁止事項」といいます)を行ってはならないものとします。
(1) xxxxxx、IH 又は第三者の知的財産xxを侵害する行為
(2) 本サービスを第三者に利用させる行為
(3) フィリップス、IH 又は第三者の信用又は名誉を毀損する行為
(4) 本契約及び YaDoc 利用規約等又は法令もしくは公序良俗に違反する行為
(5) フィリップス、IH 又は第三者に不利益もしくは損害を与える行為
(6)その他フィリップスが不適切と判断する行為
2. 前項の禁止行為によって生じた患者その他の第三者との紛争については、すべて当院の責任と費用により解決するものとします。
第13条 (免責)
1. フィリップスは、当院又は患者が本サービスに入力する情報について、内容の正確性、有用性、完全性について保証するものではありません。
2. フィリップスは、本サービスの利用に際して、次の各号について保証するものではありません。
(1) 電気通信回線等の障害によって本サービスの中断、不具合、エラー等が生じないこと
(2) 本アプリケーション、フィリップス、IH ウェブサイトに対する不正アクセス等によってフィリップス又は IH のコンテンツの毀損、改ざん又は本サービスの中断、不具合、エラー等が生じないこと
3. フィリップス及び IH は、本サービスに起因して当院その他の第三者に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、xxxxxx又は IH の故意又は過失によるものについてはこの限りではなく、また、当院が行った医療サービスの結果について責任を負うものではありません。
4. 当院は、本サービスの利用にあたり、関連法令、厚生労働省の提示する告示、通達、ガイドラインを遵守することとします。xxxxxx及び IH は、当院による法令違反等について何らの責任を負いません。
第14条 (本規約の変更)
フィリップスは、YaDoc 利用規約を変更できるものとします。フィリップスは、YaDoc 利用規約を変更した場合には、フィリイプス又はIH ウェブサイトに掲載又は当院に当該変更内容を通知するものとします。
第15条 (利用終了・解除・解約)
1. フィリップス又は当院は、相手方に以下のいずれかの事項が生じたときは、通知することにより本サービス利用契約を解除することができます。
(1) 重要な財産に対する差押、仮差押、仮処分、租税延滞処分、その他公権力の処分を受け、あるいは破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、又は特別清算開始の申立が行われたとき
(2) 解散あるいは事業の全部を譲渡し、又はその決議がなされたとき
(3) 自ら振り出しもしくは引き受けた手形又は小切手が不渡りとなる等支払停止状態に至ったとき
(4) 監督官庁から営業停止、又は営業免許もしくは営業登録の取消しの処分を受けたとき
(5) 次条(反社会的勢力の排除)に違反することが判明したとき
(6) その他本サービス利用契約を継続しがたい著しい背信行為があったとき
2. フィリップス又は当院は、相手方が本契約及び YaDoc 利用規約のいずれかの条項に違反し、又は相手方の責めに帰すべき事由によって本サービスの利用を継続しがたい重大な事由が発生した場合において、14 日以内にこれを是正するようもとめてもなお是正されなかったときは、本サービス利用契約を解除することができます。
第16条 (反社会的勢力の排除)
フィリップス及び当院は、相手方に対し、以下の事実がないことを表明し、保証します。
(1) 役員、従業員及び再委託先関係者において、次のいずれにも該当しないこと
(a) 暴力団
(b) 暴力団員
(c) 暴力団準構成員
(d) 暴力団関連企業
(e) 総会屋、社会運動等標榜ゴロ又は特殊知能暴力集団等
(f) その他前各号に準ずる者
(2) 役員、従業員及び再委託先関係者が、自己又は第三者を利用して、以下のいずれかの行為をしたことがないこと
(a) 暴力的な要求行為
(b) 法的な責任を超えた不当な要求行為
(c) 取引に関し、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
(d) 風説を流布し、偽計を用いて相手方の信用を棄損し、又は相手方の業務を妨害する行為
(e) その他前各号に準ずる行為
第17条 (業務委託)
フィリップスは、本サービスに係る業務の一部又は全部を第三者に委託することができるものとします。
第18条 (地位譲渡)
当院は、xxxxxxの書面による事前の承諾がなければ、本契約に関する自己の権利又は義務を第三者に対して譲渡もしくは承継させ、又は担保に供することはできません。
第19条 (準拠法)
本契約等を含む本サービス利用契約の効力・履行及び解釈に関しては、日本法が適用されるものとします。
第20条 (紛争の解決)
登録の申込み、本サービスの利用並びに本サービス利用契約等に関する一切の紛争は、東京地方裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。
Apple Inc.の OS・スマートデバイスを利用されている当院のための補足条項(以下「補足条項」といいます。)
本補足条項の条項は、Apple Inc.(以下「Apple」といいます。)の提供する OS・スマートデバイスで本サービスを利用する当院のために、本規約の条項を補足し、本契約の条項に付属するものです。なお、以下の規定と本契約の規定内容が矛盾抵触する場合には、その限りにおいて、以下の規定が優先的に適用されるものとします。
第1条 Apple は、以下のような場合を含め、当院の本アプリケーションの使用に関する、当院又は第三者からのいかなる訴えについても、責任を負いません。
(1) 製造物の訴え
(2) 本サービスが当院の期待や、法律又は規制上の要求に合致しないという訴え
(3) 消費者保護法又は同様の法律に基づく訴え
(4) 本サービス、又は当院による本サービスの使用が、当院又は第三者の知的財産権を侵害するという、当院又は第三者からの訴え
第2条 当社は、当院が、iTunes Store サービス利用規約の使用規則に定めるところにより、個人的、非営利目的のために本アプリケーションをダウンロードし使用する当院等のみに限定をした、非独占的、譲渡不可の使用権を、当院に許諾し、当院はこれを取得します。
第3条 当院は、Apple が本アプリケーションに関するメンテナンスやサポートのサービスを提供する義務のないことを承諾します。
第4条 本アプリケーションによって何等かの損害が発生した場合、Apple が提供できるのは利用料の返金のみであり、Apple は法律上許される範囲であらゆる損害賠償義務を負いません。
第5条 本アプリケーション又は当院による本アプリケーションの利用が、製造物責任、適用され得る何等かの法令に対する違反、消費者契約法又はそれに関する規制に対する違反等によるクレーム又はこれに起因する何等かの請求がある場合には、当社に通知をするものとし、Apple にはそれに関して何等のクレーム又は請求をもしないものとします。
第6条 本アプリケーション又は当院による本アプリケーションの利用が、第三者の知的財産権を侵害している旨のクレーム又はこれに起因する何等かの請求があった場合に
は、当社に通知をするものとし、Apple にはそれに関して何等のクレーム又は請求をもしないものとします。
第7条 当院は、アメリカ政府の禁輸措置の対象国、又は、アメリカ政府によりテロ支援国家に指定されている国に居住していないこと、また、当院がいかなるアメリカ政府の禁止又は制限リストにも掲載されていないことを表明し、保証するものとします。
第8条 本アプリケーションについてのお問い合わせを承る法人名称、本店住所、連絡先は以下のとおりです。
【法人名称】株式会社インテグリティ・ヘルスケア
【本店住所】xxx中央区日本橋蛎殻町 1-27-5 Yamato B.L.D
【連絡先】 00-0000-0000
第9条 当院は、本アプリケーションを利用するにあたっては、関連する第三者との契約、
たとえば通信事業者との通信に関する契約等第三者の定めるサービス利用規約についても遵守していただく必要があります。
第10条 当院は、Apple および Apple の子会社が本サービスの契約の第三受益者であること、また、当院が本規約の条項を承諾することにより、Apple が、第三受益者として当院に本規約を強制する権利を有する(また、権利を承諾したものとみなされる)ことを承諾するものとします。
別紙 2
YaDoc Quick 利用規約
〔医療機関用〕
本 YaDoc Quick 規約は、株式会社インテグリティ・ヘルスケア(以下「当社」といいます。)が提供する、医療機関と当該医療機関を受診する患者との間の診療行為をサポートするための各種サービスを提供するための条件、その他当社と医療機関の間の権利義務関係が定められています。当社からの各種サービスのご利用開始にあたっては、本規約の全文をお読みいただいたうえで、本規約に同意していただく必要があります。
第1条 (定義)
1. 「本サービス」とは、当社が提供する、患者と医療機関等との間の診療行為をサポートするための各種サービスであって、以下を含みます。
(1) 診察:本システムを通じて、予約を行い、患者と医療機関等との間で診察を行うためのビデオチャットに誘導するサービス
(2) メッセージ:患者と医療機関等との間でメッセージを送受信するサービス
(3) 決済:クレジットカード決済、銀行振込により決済、その他の決済方法を患者に案内し、診療費用を決済するサービス
2. 「本システム」とは、本サービスの利用にあたって必要となる WEB アプリケーションソフトウェアをいいます。
3. 「利用医療機関等」とは、本規約に同意して当社のサービスを利用する医療機関をいい、以下を含みます。
(1) 病院・診療所
(2) 健診機関
(3) 薬局
(4) 介護老人保健施設
(5) 訪問看護ステーション
(6) その他、本サービスを通じてオンライン診療を行う関係施設
4. 「登録医師等」とは、利用医療機関等が本サービスを利用するに際して登録した者をいい、以下を含みます。
(1) 医師
(2) 看護師
(3) 管理栄養士
(4) 薬剤師
(5) 施設スタッフ
(6) その他、医療機関が利用を承諾する医療関係者
5. 「患者」とは、「YaDoc Quick 利用規約」〔患者用〕または当社所定の「承諾書」に同意し、本サービスを利用する者をいいます。
6. 「本サービス利用契約」とは、当社が利用医療機関等に対し、本サービスを利用することを許諾することを内容とする契約をいいます。
7. 「医療機関情報」とは、次の項目の全部または一部を含む情報であって、本サービスにおいて取り扱われるすべてのものをいいます。
(1) 利用医療機関等が本サービスを利用するに際して当社に提供する情報(登録医師等を含みます。以下「利用医療機関等登録情報」といいます。)
(2) 利用医療機関等が本サービスを利用する際に入力する情報、利用履歴その他の本サービスの利用に伴って生じる情報
8. 「患者情報」とは、次の項目の全部または一部を含むデータであって、本サービスにおいて取り扱われるすべてのものをいいます。
(1) 氏名、生年月日、年齢、性別、その他本サービスに登録される患者に関する情報(以下「登録患者情報」といいます。)
(2) 本サービスを利用することによって記録、蓄積される情報(患者が入力する情報のほか、利用医療機関等が入力する情報、システムによって自動的に計算・登録される情報を含みます。)
第2条 (登録)
1. 本サービスを利用しようとする医療機関(以下「申込者」といいます。)は、本サービスを利用するためには、本規約を遵守することに同意し、かつ、当社所定の方法で利用医療機関等登録情報をご提供いただき、本サービスの利用のための登録を申請していただく必要があります。申込者は、登録に際して、当該申込者における登録医師等を登録するものとします。
2. 当社は、前項の申請に対し、前項の申請をした方に対してアカウントの設定を行うこととし、当該設定の完了後に登録完了の通知もしくは設定完了の画面表示を行います。この通知もしくは画面表示をもって、本規約の内容を含む本サービス利用契約が成立します。
第3条 (申込の不承諾)
当社は、申込者が次の各号のいずれかに該当する場合は、登録および本サービスの利用を承諾しないことがあります。
(1) 申込者が、過去に、本規約等の違反により、本サービスの全部または一部の利用の停止、または登録の抹消を受けたことがあること
(2) その他当社の業務の遂行上または技術上支障があること
第4条 (本サービスの利用契約)
1. 当社は本サービス利用契約に基づいて、利用医療機関等に対し、本サービスを提供します。
2. 当社が当社のウェブサイトその他において、本サービスに関するガイドライン、利用規則を定めて表示したときは、当該表示も本規約の一部を構成するものとします。
第5条 (本サービスの利用料)
1. 利用医療機関等は、当社(パートナーを含む。)に対し、本サービスの利用料を支払います。
2. 本サービスの利用料は、利用医療機関等が本サービスの申込時に当社(当社と提携するパートナーを含みます。以下本条において同じ。)が提示した条件が適用されます。ただし、本サービスの機能の変更、その他経済情勢の変更等により、当社が利用医療機関等に通知し、当社が公表することによってこれを合理的な限度で変更することができます。
3. 本サービスの利用料の支払方法は、別途当社(パートナーを含む。)が提示したところに従います。
第6条 (個人情報の取扱い)
1. 医療機関情報および患者情報には、個人情報(個人情報の保護に関する法律(平成 15 年法律第 57 号)2条1項に定めるものをいいます。)または要配慮個人情報(同条3項に定めるものをいいます。)が含まれる場合があります。
2. 利用医療機関等は、当社が個人情報または要配慮個人情報(以下「個人情報等」といいます。)を取り扱うことについて、当社の求めに応じて、当社所定の方法で、個人情報等の本人である患者、医師、その他の者から承諾を得ることとします。
3. 当社は、個人情報等を次の目的で利用することとします。
(1) 利用医療機関等及び患者(以下「利用者」といいます。)の認証を行うこと、本規約に違反する利用者への対応、利用者の利用状況を確認して行う調査および各種必要な案内をすること、利用者からの問合わせ、相談、苦情に対応することその他本サービスの運営に関すること
(2) 本サービスまたは本サービスに付随し、もしくは関連するサービスについての案内
(3) 本サービスの改善・不具合への対応および本サービスまたは本サービスに付随し、もしくは関連するサービスの開発
(4) 本サービスの普及を目的としたモニターや取材対象者の募集
(5) 本サービスのマーケティング資料の作成及び提供
(6) 利用者の情報を解析し、医学的研究および疾患、投薬、治療法その他診断および治療を補助する情報の検索システム、診断支援その他の当社の医療・健康に関する技術の研究開発を行うこと
4. 当社は、前項の目的のために、患者情報を、次の者に提供することができるものとします。
(1) 医療機関等
(2) 医療・健康に関するサービス開発者(当社以外の者)
(3) 学術研究機関(学会に所属する個人を含みます。)
5. 前各項のほか、当社は、当社が別途定めるプライバシーポリシーに基づき、個人情報等を適切に扱います。
第7条 (権利帰属)
本サービスに関する知的財産権(当社ウェブサイト、本システムを含み、これに限られません。以下本条において同様とします。)は全て当社または当社にライセンスを許諾している者に帰属しており、本規約に基づく本サービスの利用許諾は、本サービスに関する当社または当社にライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではありません。
第8条 (利用環境)
1. 本サービスの全部または一部の利用には、別途当社が定めるインターネット接続環境、当社所定のスペックを有する通信機器及び当社所定のソフトウェアが必要となります。利用医療機関等は、これらをすべて自己の責任と費用において準備し、設定するものとします。
第9条 (患者情報の設定)
1. 利用医療機関等は、自己の責任により、本サービス上で患者情報を取得、管理します。
2. 利用医療機関等は、患者から本サービスの利用する旨の申込みがあったときは、当該患者の患者情報を本サービス上に登録する作業を行います。当社は、利用医療機関等または患者の操作誤り等によって生じた損害について、一切責任を負いません。
第10条 (パスワードおよびアカウント等)
1. 利用医療機関等は、パスワードおよびアカウントが不正使用されないよう、また、登録医師等以外が本サービスを利用することのないよう、厳格に管理するものとします。
2. 当社は、パスワードおよびアカウントの不正使用または登録医師等以外による利用
(以下「不正使用」といいます。)によって生じた損害について、当社は一切責任を負いません。当社は、不正使用時の本サービスの利用行為については、すべて利用医療機関等に帰属するものとみなすことができます。
第11条 (本サービスの停止等)
1. 当社は、やむを得ない事情が生じた場合(本サービス運営のためのハードウェア、ソフトウェアの保守、火災・天災地変等の不可抗力による場合、法令等の制定・改廃による影響等をいいますが、これに限りません。)には、利用医療機関等への事前の通知をすることなく、本サービスの全部または一部の提供を停止、中断することができるものとします。
2. 当社は、事前の通知なく、本サービスの仕様の変更または追加を行うことができます。
3. 当社は、事前に通知することによって、本サービスの全部または一部を終了することができます。ただし、やむを得ないとき又は利用医療機関等に不利益が生じないときは、事後の通知に代えることもできます。
4. 当社は、本条に基づき当社が行った措置により利用医療機関等に生じた損害について、一切の責任を負いません。
第12条 (禁止事項)
1. 利用医療機関等は、本サービスの利用にあたり、次の各号のいずれかに該当する事項(以下「禁止事項」といいます)を行ってはならないものとします。
(1) 当社または第三者の知的財産xxを侵害する行為
(2) 本サービスを第三者に利用させる行為
(3) 当社または第三者の信用または名誉を毀損する行為
(4) 本規約等または法令もしくは公序良俗に違反する行為
(5) 当社または第三者に不利益もしくは損害を与える行為
(6)その他当社が不適切と判断する行為
2. 前項の禁止行為によって生じた患者その他の第三者との紛争については、すべて利用医療機関等の責任と費用により解決するものとします。
第13条 (免責)
1. 当社は、利用医療機関等または患者が本サービスに入力する情報について、内容の正確性、有用性、完全性について保証するものではありません。
2. 当社は、本サービスの利用に際して、次の各号について保証するものではありません。
(1) 電気通信回線等の障害によって本サービスの中断、不具合、エラー等が生じないこと
(2) 当社が提供するアプリケーション、当社ウェブサイトに対する不正アクセス等によって当社コンテンツの毀損、改ざんまたは本サービスの中断、不具合、エラー等が生じないこと
3. 当社は、本サービスに起因して利用医療機関等その他の第三者に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、当社の故意または過失によるものについてはこの限りではなく、また、利用医療機関等が行った医療サービスの結果について責任を負うものではありません。
4. 利用医療機関等は、本サービスの利用にあたり、関連法令、厚生労働省の提示する告示、通達、ガイドラインを遵守することとします。当社は、利用医療機関等による法令違反等について何らの責任を負いません。
第14条 (本規約の変更)
当社は、本規約を変更できるものとします。当社は、本規約を変更した場合には、当社ウェブサイトに掲載または利用医療機関等に当該変更内容を通知するものとします。
第15条 (利用終了・解除・解約)
1. 利用医療機関等は、当社所定の方法で、本サービス利用契約を解約することができます。
2. 当社または利用医療機関等は、相手方に以下のいずれかの事項が生じたときは、通知することにより本サービス利用契約を解除することができます。
(1) 重要な財産に対する差押、仮差押、仮処分、租税延滞処分、その他公権力の処分を受け、あるいは破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、または特別清算開始の申立が行われたとき
(2) 解散あるいは事業の全部を譲渡し、またはその決議がなされたとき
(3) 自ら振り出しもしくは引き受けた手形または小切手が不渡りとなる等支払停止状態に至ったとき
(4) 監督官庁から営業停止、または営業免許もしくは営業登録の取消しの処分を受けたとき
(5) 次条(反社会的勢力の排除)に違反することが判明したとき
(6) その他本サービス利用契約を継続しがたい著しい背信行為があったとき
3. 当社または利用医療機関等は、相手方が本規約のいずれかの条項に違反し、または相手方の責めに帰すべき事由によって本サービスの利用を継続しがたい重大な事由が発生した場合において、14 日以内にこれを是正するようもとめてもなお是正されなかったときは、本サービス利用契約を解除することができます。
第16条 (反社会的勢力の排除)
当社及び利用医療機関等は、相手方に対し、以下の事実がないことを表明し、保証します。
(1) 役員、従業員及び再委託先関係者において、次のいずれにも該当しないこと
(a) 暴力団
(b) 暴力団員
(c) 暴力団準構成員
(d) 暴力団関連企業
(e) 総会屋、社会運動等標榜ゴロまたは特殊知能暴力集団等
(f) その他前各号に準ずる者
(2) 役員、従業員及び再委託先関係者が、自己または第三者を利用して、以下のいずれかの行為をしたことがないこと
(a) 暴力的な要求行為
(b) 法的な責任を超えた不当な要求行為
(c) 取引に関し、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
(d) 風説を流布し、偽計を用いて相手方の信用を棄損し、または相手方の業務を妨害する行為
(e) その他前各号に準ずる行為
第17条 (業務委託)
当社は、本サービスに係る業務の一部または全部を第三者に委託することができるものとします。
第18条 (地位譲渡)
利用医療機関等は、当社の書面による事前の承諾がなければ、本サービス利用契約に関する自己の権利または義務を第三者に対して譲渡もしくは承継させ、または担保に供することはできません。
第19条 (準拠法)
本規約等を含む本サービス利用契約の効力・履行及び解釈に関しては、日本法が適用されるものとします。
第20条 (紛争の解決)
登録の申込み、本サービスの利用並びに本サービス利用契約等に関する一切の紛争は、東京地方裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。
以上制定:2020 年 7 月 1 日
Apple Inc.の OS・スマートデバイスを利用されている当院のための補足条項(以下「補足条項」といいます。)
本補足条項は、Apple Inc.(以下「Apple」といいます。)の提供する OS・スマートデバイスで本サービスを利用する利用医療機関等のために、本規約の条項を補足し、本契約の条項に付属するものです。なお、以下の規定と本契約の規定内容が矛盾抵触する場合には、その限りにおいて、以下の規定が優先的に適用されるものとします。
第1条 Apple は、以下のような場合を含め、利用医療機関等の本システムの使用に関する、利用医療機関等または第三者からのいかなる訴えについても、責任を負いません。
(1) 製造物の訴え
(2) 本サービスが利用医療機関等の期待や、法律または規制上の要求に合致しないという訴え
(3) 消費者保護法または同様の法律に基づく訴え
(4) 本サービス、または利用医療機関等による本サービスの使用が、利用医療機関等または第三者の知的財産権を侵害するという、利用医療機関等または第三者からの訴え
第2条 当社は、利用医療機関等が、iTunes Store サービス利用規約の使用規則に定めるところにより、個人的、非営利目的のために本システムをダウンロードし使用する利用医療機関等のみに限定をした、非独占的、譲渡不可の使用権を、利用医療機関等に許諾し、利用医療機関等はこれを取得します。
第3条 利用医療機関等は、Apple が本システムに関するメンテナンスやサポートのサービスを提供する義務のないことを承諾します。
第4条 本システムによって何等かの損害が発生した場合、Apple が提供できるのは利用料の返金のみであり、Apple は法律上許される範囲であらゆる損害賠償義務を負いません。
第5条 本システムまたは利用医療機関等による本システムの利用が、製造物責任、適用され得る何等かの法令に対する違反、消費者契約法またはそれに関する規制に対する違反等によるクレームまたはこれに起因する何等かの請求がある場合には、当社に通知をするものとし、Apple にはそれに関して何等のクレームまたは請求をもしないものとします。
第6条 本システムまたは利用医療機関等による本システムの利用が、第三者の知的財
産権を侵害している旨のクレームまたはこれに起因する何等かの請求があった場合には、当社に通知をするものとし、Apple にはそれに関して何等のクレームまたは請求をもしないものとします。
第7条 利用医療機関等は、アメリカ政府の禁輸措置の対象国、または、アメリカ政府によりテロ支援国家に指定されている国に居住していないこと、また、利用医療機関等がいかなるアメリカ政府の禁止または制限リストにも掲載されていないことを表明し、保証するものとします。
第8条 本システムについてのお問い合わせを承る法人名称、本店住所、連絡先は以下のとおりです。
【法人名称】株式会社インテグリティ・ヘルスケア
【本店住所】xxx中央区日本橋蛎殻町 1-27-5 Yamato B.L.D
【連絡先】 00-0000-0000
第9条 利用医療機関等は、本システムを利用するにあたっては、関連する第三者との契約、たとえば通信事業者との通信に関する契約等第三者の定めるサービス利用規約についても遵守していただく必要があります。
第10条 利用医療機関等は、Apple および Apple の子会社が本サービスの契約の第三受益者であること、また、利用医療機関等が本規約の条項を承諾することにより、 Apple が、第三受益者として利用医療機関等に本規約を強制する権利を有する(また、権利を承諾したものとみなされる)ことを承諾するものとします。