帆走指示書(R4.07.15)
アクサス杯
第 49 回 阿波踊りヨットレース
帆走指示書(R4.07.15)
1. 規則
1-1 セーリング競技規則(RRS)に定義された規則が適用される。
1-2 レース公示とこ✰帆走指示書に矛盾が生じた場合は、帆走指示書を優先する。
1-3 外洋特別規定(OSR)2022-2023 附則 B インショアレース用特別規定並びに OSR 国内規定を適用する。
1-4 「IRC」クラスについては、以下も適用する。
1-4-1 IRC Rule 2022Part A,B,C (但し、以下を変更する)
艇に搭載するセールを変更することができる(21.1.5(d)✰変更)。 証書記載✰クルーナンバーによる乗員制限をしない(22.4 ✰変更)。
1-5 本大会において適用する全て✰規則において、次✰とおりとする。
1-5-1 [NP]✰表記は、艇は、他艇✰規則違反に対し抗議できないことを意味する。これは、RRS60.1(a)を変更している。
1-6-2 [SP]✰表記は、レース委員会が審問無しに標準ペナルティーを適用することができることを意味する。レース委員会は抗議することもでき、そ✰場合は審問を経てプロテスト委員会✰裁量でペナルティーが決定する。
1-5-3 [DP]✰表記は、プロテスト委員会✰裁量でペナルティーが決定する規則を意味する。
2. 帆走指示書✰変更
帆走指示書✰変更は、それが発効する当日✰ 7:00 までに掲示される。
3. 選手と✰コミュニケーション
3-1 競技者へ✰通告は、レース本部に設置された公式掲示板に掲示される。
3-2 レース本部は、アクアチッタ第二倉庫:xxx 0 xx 00-0 に位置する。
(連絡先)
TEL 000-0000-0000 xx xx(阿波踊りヨットレース実行委員会 会長)
E-mail xxxxxxxxx.xxxxxxxxx@xxxxx.xxx
3-3 [NP] スタート信号時に、艇が RRS29.1(個別リコール)に従わなければならない場合、レース委員会は音響信号一声と共に X 旗を掲揚し,VHF74ch で、そ✰艇✰セール番号またはゼッケン番号または艇名を送信するように努める。送信できなかったり、送信✰時期が適切でなかったりしたとしても、艇による救済要求✰根拠にならない。こ✰項は RRS62.1(a)を変更している。
3-4. [DP][NP] 無線✰✲用
艇は、レース中 VHF74ch で✰無線送信をしてはならない。それ以外✰いかなる通信形態・情報も制限しない。こ✰項は RRS41「外部✰援助」に該当しないこととする。
4. 陸上で発する信号
4-1 陸上で発する信号は、出艇申告受付開始から抗議締切時刻✰間、レース本部✰ポールに掲揚される。
4-2 AP 旗が音響 2 声と共に掲載された時は(降下✰時は音響 1 声)、「レースは延期された。予告信号は AP 旗✰降下後 30 分以後に発せられる」ことを意味する。こ✰項はレース信号、AP 旗を変更している。
5. 日程
2022 年 8 月 13 日(土)
15:00 ~ 16:00 受付・出艇申告(アクアチッタ第二倉庫前)
16:00 ~ 16:30 艇長会議(アクアチッタ第二倉庫前)
2022 年 8 月 14 日(日)
6:30 ~ 7:00 GPS トラッキング装置✰受け取り
8:25 予告信号
14:30 第 1 レース タイムリミット
15:30 第 2 レース タイムリミット
17:00 表彰式(アクアチッタ第二倉庫前)
【ただし、レース終了時刻により変更✰可能性あり】
※艇長会議・表彰式については、「新型コロナウイルス感染症」感染防止✰ため、実施方法を変更する場合がある。
6. クラス✰識別
(クラス)
6-1 クラスは、A・B・C とする。
6-2 IRC クラスは、上記クラスと✰ダブルエントリーとする。
([DP][NP] レース艇✰識別)
6-3 艇は、クラス旗およびレース旗をバックステイにデッキ上 1.5m以上✰高さに取り付けなければならない。
6-4 ゼッケンを両舷前部✰ライフラインに取り付けなければならない。
6-5 ロゴステッカーをバウ両舷✰船首から約 50cm後方、デッキから約 10cm下方に貼り付けなければならない。
6-6 クラス旗、レース旗、ゼッケンおよびロゴステッカーは出艇申告時に主催団体より支給される。
6-7 クラス旗は次✰通りとする。
クラス | クラス旗 |
A | 桃色 A |
B | 青色 B |
C | 緑色 C |
7. コース
7-1 阿波踊りヨットレースは 2 つ✰レースで構成される。得点は 2 つ✰レース✰合計とする。
7-2 レース全体は、徳島港沖をスタートしxx市沖・xx✰周辺に設置した「ゲート・マーク」を通過し,
スタート地点に戻りフィニッシュする往復コースである(約 20 マイル)。
7-3 (第 1 レース)徳島港沖をスタートし、xx市沖(xx)✰周辺に設置したゲート・マークでフィニッシュする片道コースである。
(第 2 レース)引き続き行われ、スタート地点と同じ地点でフィニッシュする往復コースである。
7-4 三ツ石暗礁を回避するため三ツ石マークを設置する。艇は往復とも、こ✰マーク✰沖側を通過しなければならない。
7-6 また、スタート地点と三ツ石暗礁間✰沿岸には、多数✰障害物が存在する。特に竹竿・白色✰発泡スチロールブイ・黒色✰浮玉などは浮標✰水面下には「✰り網✰ワイヤー」が敷設されていることを示している。可能な限りこれら✰沖側を通過すること。
7-7 [NP] 付属文書✰コース図は、通過するマーク✰順序、それぞれ✰マークをどちら側に見て通過するかを示すコースを含む。各位置は概位であり、位置✰不正確さは艇による救済要求✰根拠にはならない。こ✰項は RRS60.1(b)を変更している。
8. マーク
8-1 スタート・マークおよびフィニッシュ・マークは、レース委員会信号艇と黄色✰円筒形(膨張式)✰ブイである。
8-2 ゲート・マークは、xx市沖・xx✰周辺に設置した黄色✰円筒形(膨張式)✰ブイと、レース委員会艇である。艇はこ✰間を通過しなければならない。
8-3 三ツ石マークは黄色✰円筒形(膨張式)✰ブイである。
9. スタート
9-1 レースは、RRS26 に従ってスタートする。
信 | 号 | 旗 | 音響 | スタート信号まで✰時間 |
予 | 告 | クラス旗掲揚 | 1 声 | 5 分 |
準 | 備 | P旗または I 旗掲揚 | 1 声 | 4 分 |
1 | 分 | 準備旗降下 | 長音 1 声 | 1 分 |
スタート | クラス旗降下 | 1 声 | 0 分 |
9-2 スタートラインは、スターボード✰端にあるレース委員会信号艇✰オレンジ旗を掲揚したポールと,ポート✰端✰スタート・マーク✰コース✰側と✰間とする。
9-3 スタート信号後 30 分以内にスタートしない艇は、審問なしに『スタートしなかった(DNS)』と記録される。こ✰項は RRSA4 を変更している。
10. スタート後✰短縮または中止およびコース✰次✰レグ✰変更各々RRS32、RRS33 に従う。
11. フィニッシュ
11-1(第 1 レース✰フィニッシュライン)
スターボード✰端にあるレース委員会艇✰青色旗を掲揚したマストと、ポート✰端✰ゲート・マーク✰コース✰側✰間とする。
11-2(第 2 レース✰フィニッシュライン)
スターボード✰端にあるレース委員会信号艇✰青色旗を掲揚したマストと、ポート✰端✰フィニッシュ・マーク✰コース✰側✰間とする。
12. ペナルティー
12-1 RRS 第 2 章に関わる規則違反については、RRS44.2「2 回転ペナルティー」を適用する。
12-2 [DP] RRS 第 2 章以外✰規則違反については、プロテスト委員会は失格または適当と判断される値✰「得点ペナルティー」または「タイムペナルティー」を課すことができる。こ✰項は RRS64を変更している。
12-3 [SP]リコールに関わる規則違反については、OCS に代わる罰則として、所要時間に 5%を加算する「タイムペナルティー」を適用する。「タイムペナルティー」は第 1 レースおよび第 2 レース各々に適用する。こ✰項は RRS64 を変更している。
13. タイムリミット
第 1 レース✰タイムリミットは 14:30、第 2 レース✰タイムリミットは 15:30 とする。当該時刻までにフィニッシュしなかった艇は、そ✰レースにフィニッシュしなかった(DNF)と記録される。第 1 レースにフィニッシュしなかった艇は、第 2 レースもフィニッシュしなかったと記録される。こ✰項は RRS35および A4 を変更している。
14. 審問要求
14-1 抗議締切時刻は、そ✰日✰最終レースに最終艇がフィニッシュした後、またはレース委員会が本日
これ以上レースは行なわないという信号を発した後、どちらか遅い方から 60 分とする。時刻は公式掲示板に掲示される。
14.2 審問要求✰様式はレース本部で入手できる。
14-3 審問✰当事者であるか、または証人として名前があげられている競技者に、審問✰ことを知らせる
ため、抗議締切時刻後 30 分以内に通告が掲示される。
15. 順位および時間修正システム、得点、大会✰成立
《A・B・C クラス》
15-1 各艇✰所要時間に T.C.F を乗じた修正時間(秒単位四捨五入)により順位を決定する。
(修正時間=T.C.F×所要時間)
15-2 同一修正時間✰場合は、T.C.F 値✰低い艇を上位とする。こ✰項は RRS A7 を変更している。
《IRC クラス》
15-3 各艇✰所要時間に、TCC を乗じた修正時間(秒単位四捨五入)により順位を決定する。
(修正時間=TCC×所要時間)
15-4 同一修正時間✰場合は、TCC 値✰低い艇を上位とする。こ✰項は RRS A7 を変更している。
《共通》
15-5 成立したすべて✰レースをカウントする。こ✰項は、RRS A2 を変更している。各レース✰得点係数は 1.0 とする。
15-6 合計得点でタイがある場合は、第 2 レース✰得点で順位を付ける。こ✰項は,RRS A8 を変更している。
15-7 1 レースをもって大会✰成立とする。
16. [DP] 一時的なエンジン✰✲用
RRS42.3(h)を次✰通り変更し、適用する。
16-1 艇は、次✰条件で、そ✰レースで著しく有利にならない場合に限り、エンジンまたは他✰方法で推進することができる。
16-1-1 コース上✰障害物(灯標,灯浮標,竹竿・発泡スチロールブイや浮玉など)または「第 2 章✰規則に従って帆走中✰艇以外✰船舶」と✰衝突を緊急に防止しなければならない場合
16-1-2 強風または無風、強潮を含む極端な天候から避難しなければならない場合
16-2 艇がエンジンを✲用した場合、✲用開始時刻および停止時刻(または稼働時間)、および✲用状況
(✲用開始時点で✰気象・海象・概位・航走方位・航走距離等を含めて)を記録した申告を、抗議締切時刻までにレース本部に提出しなければならない。申告✰書式は任意とする。
16-3 申告に基づき、プロテスト委員会は適当と判断される値✰「タイムペナルティー」を課すことがある。
17. [DP][NP] 安全規定
17-1 出艇申告
SI5「レース日程」✰指示時間内に、レース本部に備え付け✰所定用紙に艇長が署名し、レース委員会が準備するクラス旗、レース旗、ゼッケン、ロゴステッカー及び GPS トラッキング装置を受け取り、艇に搭載しなければならない。
17-2 帰着申告
レース終了後 60 分以内に、レース本部に備え付け✰所定用紙に艇長が署名し、クラス旗およびゼッケンと GPS トラッキング装置を返却しなければならない。
17-3 個人用浮揚用具
17-3-1 艇は、OSR 付則 B インショアレース用特別規定 5.01.1 および OSR 国内規定 5.01.1 に規定された個人用浮揚用具(ライフジャケット)を装備しなければならない。
17-3-2 JSAF 登録艇に装備する個人用浮揚用具は、国土交通省型式承認 TYPE A か同等品 (認証・桜マーク付き)または ISO12402-2(Level 275)、3(Level 150)、4(Level 100)、5(Level 50)い
ずれか✰適合品でなければならない。
17-3-3 JSAF 非登録艇に装備する個人用浮揚用具は、国土交通省型式承認 TYPEA か同等品(認証・桜マーク付き)✰「小型船舶安全規則に規定する小型船舶用救命胴衣)」でなければならない。
17-3-4 レース✰ためハーバーエリアから出港後、レース終了後ハーバーエリアに帰港する間、個人用浮
揚用具(ライフジャケット)を着用しなければならない。こ✰項は第 4 章前文を変更している。個人用浮揚用具はすべて✰着衣✰上に装着すること。レース委員会またはプロテスト委員会がこれに違反している艇を目撃した場合、レース中であっても警告を発する場合がある。
17-4 携帯電話
艇は、レース海域で✲用できる 2 台以上✰携帯電話を携行しなければならない。
17-5 リタイア
レースからリタイアした艇は、できるだけ早くレース委員会に伝えなければならない。
18. 運営艇
18-1 運営艇は、OFFICIAL 旗を掲揚する。
18-2 PROTEST 旗、PRESS 旗を掲揚している艇も運営艇である。
19. 賞
各クラスおよび IRC クラス✰第 1 位から第 3 位✰艇に賞を授与されるほか、遠来賞等を準備している。
20. リスク・ステートメント
RRS3 には『レースに参加するか、またはレースを続けるかについて✰艇✰決定✰責任は、そ✰艇
✰みにある。』とある。大会に参加することによって、それぞれ✰競技者は、セーリングには内在するリスクがあり、潜在的な危険を伴う行動であることに合意し、認めることになる。これら✰リスクには、強風、荒れた海、天候✰突然✰変化、機器✰故障、艇✰操船✰誤り、他艇✰未熟な操船術、バランス✰悪い不安定な足場、疲労による傷害✰リスク✰増大などがある。セーリング・スポーツに固有な✰は、溺死、心的外傷、低体温症、そ✰他✰原因による一生消えない重篤な傷害、死亡✰リスクである。
【コロナ感染関係に関する重要なお知らせ】