①名称 株式会社エーツー ②本店所在地 静岡県静岡市駿河区丸子新田 317 番地 1 ③代表者の役職・氏名 代表取締役社長 杉山 綱重 ④事業内容 メディアリサイクルショップの直営事業及び FC 事業、インターネット通販でのメディアリサイクル事業 ⑤資本金 4,500 万円 ⑥設立年月日 1997 年 1 月 28 日 ⑦発行済株式数 1,253 株 ⑧大株主及び持株比率 杉山 綱重 58.90%(738 株)オリックス・キャピタル株式会社 7.18%(90 株)静岡キャピタル株式会社...
平成 29 年5月 19 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 テ イ ツ ー
代 表 者 名 代表取締役社長 x x x x
(JASDAQコード7610)
問い合せ先 取締役管理本部長 x x x x電 話 番 号 0 3 - 5 7 1 9 - 4 5 8 0
資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、平成 29 年4月 13 日に公表いたしました「資本業務提携に向けた協議開始に関するお知らせ」でお知らせいたしましたとおり、株式会社エーツー(静岡県静岡市、代表取締役社長:xxxx、以下「エーツー」という。)との間で資本業務提携(以下「本提携」といいます。)を行うことを決議し、同日付で両社にて資本業務提携合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本提携の目的及び理由
当社は、古本、家庭用ゲームソフト・ハード、トレーディングカード、CD・DVD 等の販売及び買取を主力事業としてリアル店舗 123 店(平成 29 年2月 28 日時点)の運営を行っております。 当社の主力商品である古本については書籍のデジタル化が進み、また、ゲーム、DVD についてもネット配信が盛んになり光ディスクで発売される仕組みが主流ではなくなることが予想されます。このような事業環境の変化の中、当社売上高は、ここ近年縮小化傾向にあります。そのため、当社は、中長期的な視点に立った事業の戦略転換を推進し、また、財務体質の改善を図る必要があります。そして、当社が新たな事業機会を捉え、戦略転換を図りつつ、持続的な成長を目指すためには、当社独力の経営資源だけに頼るのではなく、優れたノウハウを持ち、一定の地域に偏った当社の店舗展開を補完することができるような企業とのパートナーシップを組むことが必要であるとの判断に至り、当社は、パートナーとなる企業の検討を続けてまいりました。
このような方針の下、当社は、当社の取引先でもあるエーツーとのパートナーシップを検討するに至りました。エーツーは、「既存の枠組みにとらわれず、絶えず新規商材・ビジネスに挑戦し、効率的
な経営を追求する」そして、「チャレンジ精神を持ちながら、事業を拡張し、お客様と従業員の幸福を実現する」を経営目標に掲げ、インターネット通販・通信買取ショップ「駿河屋」を運営するほか、ゲーム、CD・DVD、フィギュアなどを扱うリユースショップ「駿河屋」や「エーツー」などの直営店舗・フランチャイズ店舗を展開しております。また、独自のPOS 情報を提供するデータ販売事業を手掛けています。
この度、当社とエーツーの両社間で、資本業務提携に向けた協議を進めてまいりました。
そして、当社の持つ新品とリユース品とを同時に扱うノウハウや集客力のある直営店舗の運営力と、エーツーが持つインターネット通販で培った会員ネットワーク力やPOS 情報の競争力を結集することによって、目前の大きな事業機会を捉えることが可能となると判断し、互いを業務提携先に選び戦略的パートナーシップを組むため、本提携を締結するに至りました。
2.本提携の内容等
当社とエーツー間における本提携の概要は、以下のとおりです。
(1)業務提携の内容
当社のリアル店舗を主体とするリユース事業及びインターネット通販事業において、エーツーのマーケティング力及びプロモーションによるブランディング効果を活かしてリユース商材等の買取を強化し、店舗収益力を向上させることを目的としております。
具体的には、リユース事業戦略転換に伴うプロジェクトマネジメント並びに以下の①~⑦に関する業務提携の施策を事業の進捗に併せて進めてまいります。
① 商品情報及びデータソリューションの相互供給を行い、リユース仕入・販売価格の意思決定を迅速化し、商品競争力を高めていきます。
② 売れ筋商品の共有による取扱商品のジャンル拡大や店舗相互乗り入れにより店舗を活性化し、売場効率を高めていきます。
③ 物流機能を相互活用し、物流コストの変動費化を進めていきます。
④ 人事交流、経営資源を最大限活用することにより業務効率を高め、相互にノウハウを継承していきます。
⑤ リアルとネットを融合する独自のオムニチャネルを展開していきます。
⑥ 相互のノウハウを活かして海外展開も含めた販路拡大に向けて推進していきます。
⑦ 上記を推進するため、業務提携推進プロジェクトチームを設置します。
(2)資本提携の内容
資本提携の合意に基づき、引き続き両社間において、平成 29 年6月を目処として、協議を進めてまいります。
(3)役員の派遣
当社及びエーツーは、平成 29 年4月 13 日に公表いたしました「取締役、監査役及び補欠監査役の候補者決定について」でお知らせいたしましたとおり、本提携の実効性を高めるため、エーツーとの間で当社に対する役員派遣について合意し、かかる合意に基づき、当社は、平成 29 年5月 26
日開催の第 27 期定時株主総会において、エーツーが指名するxxxxxを取締役候補者として取締役の選任議案を提出しております。
3.本資本業務提携の相手先の概要(平成 29 年8月 31 日現在)
①名称 | 株式会社エーツー | ||
②本店所在地 | xxxxxxxxxxxxx 000 xx 0 | ||
③代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xx xx | ||
④事業内容 | メディアリサイクルショップの直営事業及び FC 事業、インターネット通販 でのメディアリサイクル事業 | ||
⑤資本金 | 4,500 万円 | ||
⑥設立年月日 | 1997 年 1 月 28 日 | ||
⑦発行済株式数 | 1,253 株 | ||
⑧大株主及び持株比率 | xx xx 58.90%(738 株) オリックス・キャピタル株式会社 7.18%(90 株)静岡キャピタル株式会社 4.79%(60 株) 三菱 UFJ キャピタル株式会社 3.59%(45 株)日本アジア投資株式会社 3.59%(45 株) 株式会社静岡銀行 0.80%(10 株) | ||
⑨上場会社と当該会社との間の関係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 | |
人的関係 | 該当事項はありません。 | ||
取引関係 | 当社はエーツーからホビー商材に関する商品仕入れを 行っております。 | ||
関連当事者への該 当状況 | 該当事項はありません | ||
⑩当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 (単位:千円) | |||
決算期 | 平成 26 年8月期 | 平成 27 年8月期 | 平成 28 年8月期 |
純資産 | 518,774 | 571,350 | 773,114 |
総資産 | 3,519,055 | 3,126,178 | 4,663,562 |
1 株当たり純資産 | 414,025 円 54 銭 | 455,985 円 63 銭 | 617,010 円 38 銭 |
売上高 | 15,191,713 | 15,567,665 | 17,821,469 |
営業利益 | 31,357 | 285,398 | 428,867 |
経常利益 | 4,462 | 268,570 | 348,466 |
当期xxxxは当期純 損失(△) | △154,029 | 52,576 | 201,764 |
1 株当たり当期純利益 | △122,928 円 17 銭 | 41,960 円 10 銭 | 161,024 円 74 銭 |
1 株当たり配当金 | ― | ― | ― |
4.日程
(1)取締役会決議 | 平成 29 年5月 19 日 |
(2)資本業務提携合意書締結 | 平成 29 年5月 19 日 |
(3)業務提携開始 | 平成 29 年5月 20 日 |
(4)資本提携契約締結 | 平成 29 年6月中(予定) |
5.今後の見通し
当社とエーツーは、本提携により、両社のシナジー効果の発揮に向けて相互協力関係を構築・強化するための取り組みを行い、その結果、本提携が中長期的な企業価値の向上に資するものであると判断しておりますが、現時点では、平成 30 年2月期の業績への具体的な影響額については未定です。
今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
以上