Contract

３６協定の様式種別について

これを超える場合は３６協定の届出が必要

●労働時間・休日に関する原則

・労働時間１日８時間、１週４０時間

・休日毎週少なくとも１回

①上限規制の原則

・時間外労働の上限は原則、月４５時間、年３６０時間

この時間内に収まる場合は協定届の様式第９号を使用

②上限規制の特別条項

⮚時間外労働が年７２０時間以内

⮚時間外労働と休日労働の合計が月１００時間未満

⮚時間外労働と休日労働の合計について、「２ヶ月平均」「３ヶ月平均」「４ヶ月平均」「５ヶ月平均」「６ヶ月平均」が全て１月当たり８０時間以内

⮚時間外労働が月４５時間を超えることができるのは、年６ヶ月が限度

・臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、以下の条件を守ること

上記①の条件を超える場合で、この条件を満たす場合は協定届の様式９号の２を使用

③上限規制の適用猶予事業・業務

・建設業、自動車運転の業務、医師等は２０２４年３月３１日までは猶予期間として上限規制は適用されない

適用猶予事業・業務で、上記①②の条件を超える場合は協定届の様式９号の４を使用

※トラック運送業の場合、「運転業務の者」と「運転業務以外の者（事務員、作業員等）」で協定届を分けて提出が必要な場合があります

●自動車運転の業務の猶予期間終了後の取り扱い

・特別条項付き３６協定を締結する場合は時間外労働が年９６０時間以内

・上記②にある特別条項に係る規制は適用されない