ドコモ AI エージェントAPI
ドコモ AI エージェントAPI
オプション機能(音声制御ライブラリ機能)SDK 使用許諾規約
第1章 総則
(本規約の適用)
第1条 株式会社NTTドコモ(以下「ドコモ」といいます)がドコモ AI エージェントAPI 利用規約(以下「原規約」といいます)に基づいて提供するドコモAI エージェントAPIのオプション機能である音声制御ライブラリ機能(以下「本オプション機能」といい、その内容等は原規約第 4 条に定めるとおりとします)の利用に必要となる本件ソフトウェア(第 2 条に定めます)は、このドコモ AI エージェント API オプション機能(音声制御ライブラリ機能)SDK 使用許諾規約(以下「本規約」といいます)に基づき提供されます。なお、本規約に同意されない場合、本件ソフトウェアを使用することはできません。
2. 原規約と本規約の内容が矛盾する場合、本オプション機能に係る事項については、原規約の定めにかかわらず、本規約の定めが優先されるものとします。
3. 本規約に定めのない事項は、原規約の定めが適用されるものとします。
(用語の定義)
第2条 本規約において使用する用語の定義は、原規約第 2 条その他原規約の各条項において定めるものに加え、前条及び次の各号に定めるとおりとします。
(1)「本件ソフトウェア」とは、別紙1記載のプログラム及び関連資料をいいます。
(2)「本目的」とは、本契約者が本オプション機能を利用して、利用サービスを商用利用する目的をいいます。
(3)「委託先」とは、本契約者が第 5 条に定める手続きによりドコモに申し出て、ドコモの了承を得た、本契約者の本目的を達成するために必要な業務の全部又は一部の業務に係る業務委託先をいいます。
(4)「本アプリ」とは、本目的の遂行のために本契約者が開発する、本件ソフトウェアを含むアプリケーションをいいます。
(5)「本装置等」とは、本目的の遂行のために、本契約者が本アプリ又は本件ソフトウェアをインストールした端末装置類をいいます。
(本規約の変更)
第3条 ドコモは、予め変更後の本規約の内容を本契約者に通知することにより、本規約の内容を変更することができるものとします。なお、本規約の内容が変更された場合は、変更後の本規約が適用されるものとします。
(使用及び利用許諾)
第4条 ドコモは本契約者に対し、本契約者が本規約の各条項を遵守することを条件に、本目的に必要な範囲に限り、本規約に従って日本国内で本件ソフトウェアについて以下の各号に掲げる行為を行うことができる、非独占的且つ譲渡不能な権利を許諾します。
(1) 本件ソフトウェアを複製し、本アプリに組み込むこと。
(2) 本件ソフトウェア又は本アプリを本装置等へインストールし、本装置等へインストールされた当該本件ソフトウェア又は本アプリを自ら使用し又はサービス利用者をして使用させること。
(3) 本アプリをサービス利用者に対して自動公衆送信(送信可能化を含む。)すること。
(4) サービス利用者に対し、第13 条に定める禁止事項を順守させることを条件として、日本国内で本アプリを使用できる、非独占的且つ譲渡不能な権利を許諾すること。
2. 原規約の定めにかかわらず、本契約者は、再許諾先及び再許諾先のサービス利用者に対して、本件ソフトウェアの使用及び利用を再許諾及び再々許諾することはできないものとします。
(開発・製造委託)
第5条 本契約者は、委託先に対し、本目的を達成するために必要な業務の全部又は一部を委託するために必要な範囲に限り、予めドコモの書面による承諾を得たうえで、委託先に本件ソフトウェアを開示し、第 4 条第 1 項に定める各行為を行わせることができます。
2. 前項に基づいて委託先への委託を行う場合、本契約者は、当該委託先に対し、本規約において自己が負うのと同様の義務を課し、また当該委託先の行為につきドコモに対し、一切の責を負います。なお、xxxは、委託先が秘密情報の漏洩を行った場合等を含め、委託先が受託者と して適格でないと合理的な理由により認めたときは、その理由を本契約者に対して明示したうえ、委託先への委託の許諾を撤回することができます。
(本件ソフトウェアの引渡し)
第6条 ドコモは本契約者に対し、原規約に定める本オプション機能に係るオプション利用契約の成立後、ドコモの指定する方法で本件ソフトウェアを提供することにより引き渡すものとします。
第 2 章 本契約者の義務
(オープンソースソフトウェア)
第7条 本契約者は、本件ソフトウェアにはドコモが権利を保有又は正当な権利許諾を受けているソフト ウェアに加え、第三者が著作権を有するオープンソースソフトウェアが含まれることを認識のうえ、本件ソフトウェアを使用又は複製するものとします(オープンソースソフトウェアの詳細は別紙 2に記載)。なお、本契約者は、本規約の定めに加え、オープンソースソフトウェアの使用又は利用に当たり、各オープンソースソフトウェアに適用されるライセンス条件に従うことを承諾します。
2. 各オープンソースソフトウェアに適用されるライセンス条件と本規約の規定とが矛盾する場合は、本規約の規定にかかわらず、当該オープンソースソフトウェアのライセンス条件が優先されま
す。
(同時接続デバイス数)
第8条 本契約者はドコモに対し、各四半期終了後 14 日以内に、本オプション機能に係る同時接続デバイス数(各四半期間において、音声制御ライブラリとデバイスの間で対話を行うことが可能な状態のデバイス数が最大となる時点のデバイス数を指します。なお、実際に同時に音声制御ライブラリとデバイスの間で対話が行われている必要はなく、また、同時に接続可能であることを保証するものでもありません)をドコモが指定した方法にて報告するものとします。
(権利の侵害)
第9条 本契約者は、本件ソフトウェアに関し、第三者による権利侵害の事実又は侵害のおそれのある行為を発見したときは、書面により速やかにドコモに通知するものとします。
2. 本契約者による本件ソフトウェアの使用又は利用に関し、第三者の知的財産xxを侵害している又は侵害している可能性があるとして問い合わせ、警告、訴訟、請求その他の申し立てが行われた場合、本契約者は、訴訟費用を含む全ての費用を負担して自己の責任により当該警告、訴訟等を処理、解決するものとします。
(表示)
第10条 本契約者は、ドコモが要請した場合又は各オープンソースソフトウェアのライセンス条件に従い、本アプリ若しくは本装置等又はその包装若しくは取扱説明書等に著作権表示(ドコモ又は第三者の利用許諾に係るソフトウェア又は当該オープンソースソフトウェアを利用している旨の表示)を付するものとします。
(権利義務の譲渡禁止)
第11条 本契約者は、本規約に基づき、ドコモに対して有する権利又はドコモに対して負う義務の全部又は一部を第三者に譲渡し、承継させ、又は担保に供することはできません。
第 3 章 雑則
(本件ソフトウェアの管理)
第12条 本契約者は、本件ソフトウェアを原規約第 29 条及び第 30 条の規定に従って厳重に秘密として保持し、またこれを取り扱うものとします。更に、本契約者は、自己の役職員又は委託先が本件ソフトウェアを本規約で許諾された目的にのみ使用又は利用するよう、適切な措置を講ずるものとします。
2. 本契約者は、本件ソフトウェアの紛失、盗難、押収等の事故が発生した場合は、直ちにその旨をドコモに連絡し、ドコモの指示に従い適切な措置を行うものとします。但し、本契約者がドコモの指示に基づき当該措置を行うことは、当該事故の発生に関する乙の責任を免責するものではあ
りません。
(禁止事項等)
第13条 本契約者は、本件ソフトウェアの使用又は利用において、自ら以下の行為を行わないものとし、また委託先及びサービス利用者を含む第三者をして行わせないものとします。
(1) 本目的以外で本件ソフトウェアの全部又は一部を使用又は利用すること
(2) 本規約において明示的に認められている場合を除き、本件ソフトウェアの全部又は一部を第三者に開示、使用又は利用に係る再許諾、貸与又は譲渡すること
(3) 本件ソフトウェアの全部又は一部についてリバース・エンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルその他の解析行為をすること
(4) 本規約において明示的に認められている場合を除き、本件ソフトウェアの全部又は一部を補正、翻訳、翻案、改変し又はその派生物を作成すること
(5) 本件ソフトウェアに関する著作権表示その他の権利に関する表示を変更、削除又はこれと誤認混同が生じるような表示を新たに追加すること
(契約終了後の措置)
第14条 原規約に基づき本オプション機能に係るオプション利用契約が解約若しくは解除された場合、本契約者は本件ソフトウェアの使用又は複製その他本規約に基づきドコモから許諾を受けた行為を直ちに中止するものとします。
2. 前項の場合、本契約者は、ドコモから開示、提供された全ての本件ソフトウェア及び秘密情報
(本件ソフトウェアを含み、以下本条において同じとします)をその複写・複製物を含め速やかにドコモに返還しなければなりません。なお、電磁的情報等、返還に馴染まないものであってドコモが認めた場合は、本契約者は、本件ソフトウェア及び秘密情報の全部又は一部を破棄し、xxxに対し破棄証明書を提出することをもってこれに代えることができるものとします。
3. 解除、解約その他の理由により本オプション機能に係るオプション利用契約が終了した場合、本契約者は、終了時点で保有する本装置等を全て速やかに廃棄し又は本装置等から本件ソフトウェアをアンインストール等するものとし、本装置等に本件ソフトウェアが組み込まれた状態で、第三者に販売又は譲渡等してはならないものとします。
(輸出関連法規)
第15条 本契約者は、本件ソフトウェアが外国為替及び外国貿易法に規定する「特定技術」に該当する場合において、これを国内外の非住居者に提供する場合には、日本国政府の許可等を取得するなど、関連法規に基づく適正な手続きを行うものとします。
2. 本契約者は、本装置等が外国為替及び外国貿易法に規定する「特定の種類の貨物」に該当する場合において、これを海外に持ち出す場合には、日本国政府の輸出許可等を取得するなど、関連法規に基づく適正な手続きを行うものとします。
3. 本契約者は、本件ソフトウェアを武器等又は武器等の開発及び製造等の目的で使用しないものとします。
4. 本契約者は、本条及び外国為替及び外国貿易法を含む輸出関連法規に違反又は違反の可能性のある行為により生じた問題に関して一切ドコモを免責し、発生した損害及び負担した費用を補償するものとします。
附則(2019 年 4 月 18 日)
本規約は 2019 年 4 月 18 日から実施します。
以上
別紙1
本件ソフトウェア
<Android 版>
提供品目 | ファイル又はフォルダ名 | |
バイナリ | 本体 | 評価用/VoiceControlLibrary_debug_on.jar |
商用/VoiceControlLibrary.jar | ||
ライブラリ | vgasrmw.jar | |
okio-1.8.0.jar | ||
ocsplib-1.0.2.jar | ||
flow.jar | ||
lsec-release.aar | ||
arm64-v8a/xxxXX0xxxx.xx | ||
arm64-v8a/xxxxxxxxxx.xx | ||
arm64-v8a/xxxxxxxxxxx.xx | ||
arm64-v8a/xxxxxxxx.xx | ||
arm64-v8a/xxxxxxxx.xx | ||
arm64-v8a/xxxxxxx.xx | ||
armeabi-v7a/xxxXX0xxxx.xx | ||
armeabi-v7a/xxxxxxxxxx.xx | ||
armeabi-v7a/xxxxxxxxxxx.xx | ||
armeabi-v7a/xxxxxxxx.xx | ||
armeabi-v7a/xxxxxxxx.xx | ||
armeabi-v7a/xxxxxxx.xx | ||
VoiceRecognitionModel_dAgent.fuet | ||
ドキュメント | IF 仕様書 | Android 向け音声制御ライブラリ_IF 仕様書.docx Android 向け音声制御ライブラリ_IF 仕様書_AnnexA.xlsx |
ポーティングガイ ド | 音声制御ライブラリ組み込みガイド_Android.docx |
<iOS 版>
提供品目 | ファイル又はフォルダ名 | |
バイナリ | ライブラリ | Engine/lib/Debug-iphoneos/libDoCoMoCodec.a |
Engine/lib/Debug-iphoneos/libvgasrmw.a | ||
Engine/lib/Debug-iphonesimulator/libDoCoMoCodec.a | ||
Engine/lib/Debug-iphonesimulator/libvgasrmw.a | ||
Engine/lib/Release-iphoneos/libDoCoMoCodec.a | ||
Engine/lib/Release-iphoneos/libvgasrmw.a | ||
Engine/lib/Release-iphonesimulator/libDoCoMoCodec.a | ||
Engine/lib/Release-iphonesimulator/libvgasrmw.a | ||
MakeKeyword/lib/Debug-iphoneos/libmw2kwmodl.a | ||
MakeKeyword/lib/Debug-iphonesimulator/libmw2kwmodl.a | ||
MakeKeyword/lib/Release-iphoneos/libmw2kwmodl.a | ||
MakeKeyword/lib/Release-iphonesimulator/libmw2kwmodl.a | ||
nghttp2/lib/libnghttp2.a | ||
nghttp2/lib/libnghttp2_asio.a | ||
boost/lib/libboost_atomic.a | ||
boost/lib/libboost_chrono.a | ||
boost/lib/libboost_date_time.a | ||
boost/lib/libboost_exception.a | ||
boost/lib/libboost_filesystem.a | ||
boost/lib/libboost_program_options.a | ||
boost/lib/libboost_random.a | ||
boost/lib/libboost_signals.a | ||
boost/lib/libboost_system.a | ||
boost/lib/libboost_thread.a | ||
boost/lib/libboost_unit_test_framework.a | ||
boost/lib/libboost.a | ||
OpenSSL/lib/libssl.a | ||
OpenSSL/lib/libcrypto.a | ||
flow/iphoneos/flow.framework | ||
flow/simulator/flow.framework | ||
SebastienSDK/Release-iphoneos/SebastienSDK.framework | ||
SebastienSDK/Release-iphoneos/SebastienSDK.framework.dSYM | ||
SebastienSDK/Release-iphonesimulator/SebastienSDK.framework | ||
SebastienSDK/Release-iphonesimulator/SebastienSDK.framework.dSYM | ||
VoiceRecognitionModel_dAgent.fuet |
本体 | 評価用/VoiceControlLibrary_debug_on.a | |
評価用/include | ||
商用/VoiceControlLibrary.a | ||
商用/include | ||
ドキュメント | IF 仕様書 | iOS 向け音声制御ライブラリ_IF 仕様書.docx iOS 向け音声制御ライブラリ_IF 仕様書_AnnexA.xlsx |
ポーティングガイ ド | 音声制御ライブラリ組み込みガイド_iOS.docx |
以上
別紙2
オープンソースソフトウェア
ソフトウェア名称 | ライセンス名称 | ライセンス条件 |
gson | Apache License v2.0 | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxx/xxxx/xxx b/master/LICENSE |
MessagePack for Objective-C | Apache License v2.0 | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxxx/xxxxxx k-objectivec#License |
commons-io | Apache License v2.0 | xxxx://xxxxxxx.xxxxxx.xxx/xxxxxx/ commons-io/download_io.cgi (ソースファイル内のLICENCE.txt) |
okhttp | Apache License v2.0 | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxx/xxxxxx/xx ob/master/LICENSE.txt |
okio | Apache License v2.0 | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxx/xxxx/xxxx /master/LICENSE.txt |
MessagePack | Apache License v2.0 | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxxx/xxxxxx k-java/blob/develop/LICENSE.txt |
KALDI | Apache License v2.0 | xxxx://xxx.xxxxxx.xxx/xxxxxxxx/XXX ENSE-2.0 |
OpenBLAS | 3-clause BSD license | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxx/XxxxXXXX /wiki |
Speex | 3-clause BSD license | xxxx://xxx.xxxx.xxx/xxxxxxxx/xxx/xx eex/ |
jaxen | 3-clause BSD license | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxx-xxxxx/xxxx n/blob/master/LICENSE.txt |
Bouncy Castle | Bouncy Castle License | xxxxx://xxx.xxxxxxxxxxxx.xxx/xxxxxx e.html |
Nghttp2 | The MIT License | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxx0/xxxxxx0/ blob/master/COPYING |
msgpack-c | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxxx/xxxxxx k-c/blob/master/LICENSE_1_0.txt | |
OpenSSL | xxxxx://xxx.xxxxxxx.xxx/xxxxxx/xxxx nse.txt | |
PFFFT | xxxxx://xxx0.xxxx.xxxx.xxx/xxxxxxxx s/legacy/fft5/license |
libopus | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxx/xxxx/xxxx/ master/COPYING | |
libvorbis | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxx/xxxxxx#xxxxx se | |
lightweight semaphore | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxxxx/xxx00- on-multicore/blob/master/LICENSE | |
libogg | xxxxx://xxx.xxxx.xxx/xxxxxxxxx/xxx ogg-xxx.zip (README のヘッダ部) | |
moodycamel::ConcurrentQueue | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxxx000/xxx currentqueue/blob/master/LICENSE. md | |
websocketpp | xxxxx://xxxxxx.xxx/xxxxxxx/xxxxxx ketpp/blob/master/COPYING | |
Boost c++ libraries | xxxx://xxx.xxxxx.xxx/XXXXXXX_0_0. txt | |
c-ares | xxxxx://xxxxxx.xxx/x-xxxx/x-xxxx/xxx b/master/LICENSE.md |
以上