Contract
座間味村法人誘客受入体制整備事業業務委託仕様書
1 委託業務名
座間味村法人誘客受入体制整備事業
2 委託期間
契約の日から平成 29 年 3 月 15 日
3 業務委託料: 20,000,000 円(税込)以内
事業担当者や実施に関わる専門家などの旅費・費用弁償(座間味村営船舶運賃も含む)、各種の印刷料などすべてを含みます。
4 事業の概要
xxの地方版総合戦略の核として、これまでの個人旅行の観光客や修学旅行生に留まらず、法人誘客を行うことで新たな交流市場を開拓する。その受入れ窓口として、座間味村版 DMO 構築に向けた検討や人材育成を実施する。
5 事業の背景と目的
国立公園指定を機に展開した各種観光PR事業により入域客数は増加しているが、観光入域は景気に左右されがちであり、xxxxの観光産業を支えてきたリピーター層であるダイバーの入域や客単価も伸び悩んでいる。xxの人口推移は入域客数と正比例しており、安定的な発展を遂げるには新たな交流市場開拓が不可欠である。
そこで、法人を新たな顧客に想定し、xxのコア・コンピタンスであるダイビングを活かした企業研修や、サンゴ保全を取り入れたCSR を商品化する。並行して、法人客受入れの窓口である DMO を整備することで観光協会の自走化を図る。
6 委託業務の内容と目指す事業効果
(1) DMO 構築支援
① 受入環境調査
宿泊施設、飲食店、交通、通信環境、決済環境等のキャパシティや満足度にかかる調査を行い、xxにおける受入環境の評価、課題の抽出を行うこと。調査にあたっては、 SNS 上における口コミの分析や各種統計情報も活用すること。
② 観光協会の内部環境分析
xxの DMO 形成の母体となることが想定される(一社)座間味村観光協会の財務分析や業務量把握等を行い、DMO 形成に向けた課題を把握すること。
③ 人材育成
①,②をふまえ、不足する人材・スキルを強化するための支援(研修開催等)を行う
こと。
④ 先進事例調査
xxの DMO 形成に資する先進地域の事例調査等を行うこと。
⑤ 運営モデル検討
事業化の支援や財源確保、具体的な業務の進め方や必要とされる組織・人材要件、村内における果たすべき役割など、詳細な運営モデルを検討すること。
⑥ 地域内の合意形成
⑤をふまえ、地域内の合意形成を促進すること。
⑦ 設立に向けたアクションプラン
DMO 設立に向けた、次年度以降の具体的なアクションプランを策定すること。
(2) 法人誘客(ダイビング)
① プログラム開発
xxにおいて法人誘客を加速化するために、必要に応じて外部講師を招請し、xxxxxによる法人誘客のプログラム開発を支援すること。
② プロモーション資材作成
開発したプログラムを販促するためのプロモーション資材を作成すること。
③ プロモーションの実施
旅行会社や送客側企業など、CSR とあわせて 30 社に営業し、3 社程度を誘致しファムトリップを実施。開発したプログラムの効果検証を行い、必要に応じ改善を行うこと。
(3) 法人誘客(CSR)
① 受入体制整備
サンゴを活用したCSR を推進するために、xxにおける主要プレイヤー(各種団体・ 機関)による協議会の立ち上げやワークショップ開催を支援し受入体制を整備すること。
② プログラム開発
xxにおいて法人誘客を加速化するために、必要に応じて外部講師を招請し、CSR による法人誘客のプログラム開発を支援すること。
③ プロモーション資材作成
開発したプログラムを販促するためのプロモーション資材を作成すること。
④ プロモーションの実施
旅行会社や送客側企業など、ファムトリップを実施しプロモーションを行うとともに、開発したプログラムの効果検証を行い、必要に応じて改善を行うこと。
(4) 法人誘客受入に向けた環境整備
100 ㎡程度のスペースを想定し、ビジネスステーションなど環境整備の提案を行うこと。
7 報告書作成について
平成 29 年 3 月の事業終了時に 、本事業実施に関する報告書と今後の事業展開に向けての助言書を提出。