Contract
りぼら(リハビリボランティア)利用規約
本規約は、特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(以下「当協会」といいます。)が提供する「りぼら」(以下「本サービス」といいます。)をご利用頂く際の利用者と当協会との一切の関係に適用されます。本サービスを会員としてご利用頂くためには、本規約に同意いただくことが条件となります。
第1条(本サービスの内容)
本サービスは、全国のがんサバイバーが希望とともに働くことのできる社会をつくるため、働く世代の患者の皆様をキャリアカウンセラーの専門性とネットワークを活用して支援することを目的として、患者や企業、行政などをつなぎ、情報共有や交流の場を設けるとともに、関連する種々のキャリア支援サービスを提供するものです。
第2条(用語の定義)
本規約において使用される用語は、それぞれ以下の意味で使用します。
■りぼら
リハビリボランティアの略称。当協会が行う働く世代のがん患者のキャリアを支援する社会貢献事業で、提供するサービスは、がん患者向けのものと企業向けのものがありますが、いずれも無料で利用できます。
■りぼらプログラム
「キャリアカウンセリング」「キャリアセミナー」「しごと体験」の3つのサービスがセットになっています。治療がひと段落し、これから社会復帰をするがん患者の方が、これらの3つのサービスを通じて、働ける自信、働く自分を取り戻し、自分らしさを活かしながらキャリアを再構築していくための短期支援プログラムです。
対象のがん患者:
主治医から就労許可が出ている就労移行期(休職中、治療と仕事の両立中、あるいは職場復帰して 1 年以内)のがん患者が対象です。
主な支援の内容:
当協会認定のキャリアカウンセラーが実施する、以下の3つのサービスをベースに、これまでの仕事や 生活、がん治療を含む多様な経験から個々の自己理解、仕事理解、啓発的経験、意思決定、方策の実行 から職場への適応までの一連の社会復帰に向けた心理的支援を通して、がん罹患後の個々の事情に合わせたキャリアの再構築支援を進めるものです。
就労移行期のがん患者へ提供する3つのサービス:
① 個別面談(キャリアカウンセリング)
1 人あたり 1〜3 回、りぼら参加会員に登録後 3 ヶ月以内に実施します。
② 集合研修(キャリアセミナー)
がん患者同士の相互作用を促すワークショップ形式で実施します。回数は 4〜5 回。現状把握と自己理解の支援、がん経験者と企業との交流会、しごと体験の準備、社会復帰に向けての作戦会議、就職活動に向けた準備(対象者のみ)を実施します。
③ 啓発的経験(しごと体験)
復帰準備を後押しするために 1 週間(5 日間)程度のしごと体験を提供します。以上、3つのサービスは原則としてすべてオンライン(Zoom)にて実施します。
※しごと体験
社会復帰の準備のために行われる 1 週間(5 日間)程度の業務体験をいいます。第 3 条に定められた
「りぼら法人会員」によって業務が提供され、「りぼら参加会員」がボランティア(無償)で体験します。
※提供コンテンツ
当協会または当協会の指定する第三者が本サービスにおいて提供する情報、または電子メールによる配信によって会員に提供する情報をいいます。
第3条(会員の資格と種別)
一度でもがんと診断されたことがある方、および本サービスにおいて働く世代のがん患者に寄り添い支えたい と思う方、機関であれば、どなたでもりぼら登録会員になることができます。ただし、当協会は、当協会の判断 と裁量において、本サービスの趣旨に即してより限定された会員資格を複数設定することができるものとします。また、会員登録にあたっては、事前に本人確認等の手続を実施する場合があります。会員資格および登録手続の 詳細については、サービスを提供するサイトに掲載されるとおりとします。会員には以下の種別があります。
■りぼら登録会員
本サービスに関心を持ち、当協会の個人情報保護方針に同意した上で会員登録を申し込み、当協会より登録会員として承認された個人をいいます。登録会員は、当協会から本サービスに関するイベントや案内などの情報をメールマガジンで受け取ることができます。
■りぼら参加会員
りぼら登録会員のうち、主治医から就労許可が出ている就労移行期(休職中、治療と仕事の両立中、あるいは職場復帰して 1 年以内)のがん患者で本サービスの利用を目的とし、「りぼらプログラムに関する調査の説明および同意書」に同意の上、りぼらプログラムに参加する個人をいいます。
■りぼら応援会員
りぼら登録会員のうち、「りぼら応援会員のためのガイドライン(仮)」に同意の上、本サービスに参加する個人や関係機関を支援する個人をいいます。
■りぼら法人会員
りぼら登録会員のうち、「りぼら法人会員のためのガイドライン(仮)」に同意の上、りぼら参加会員に「し
ごと体験」の機会を提供する企業をいいます。
第4条(本サービスの利用)
1. 本サービスは、特定の薬剤の広告若しくは宣伝、処方の誘引、特定の治療方法等の推奨若しくは誘引等を目的とするものではなく、また、診療、医療に関する専門的なカウンセリング、医師による助言・回答、その他のいかなる医療サービスも提供いたしません。各会員は、この点を十分認識した上で、ご自身の責任と判断において本サービスを利用し、治療にあたってはご自身の判断で適切な医療機関の受診などの対応を行っていただく必要があります。
2. 本サービスにおいて会員間で行われるコミュニケーション、相談に対する返答やxxxxxについて、当協会は、その理由を問わず、会員および会員であった方に対して一切の責任を負いません。
3. 本サービスを利用するためには、各会員固有の ID およびパスワードを入力してログインしていただく必要があります。当協会は、本サービスを適正に運営・管理し、本サービスが不正に利用されることを防止し、かつ、問題発生時の対応に備えるため、各会員によるアクセス記録(アクセスログ)および会員発信コンテンツの送受信の状況に関する記録を一定期間保存しています。
4. りぼらプログラムに参加される方は、オンラインの通信環境とパソコンが必要です。パソコンは当協会で用意したものを貸与する場合があるほか、ウィルス対策や必要なソフトウェア(Excel や Word、PowerPointなど)がインストールされており、一定の基準を満たしている場合、ご自身のパソコンを利用することが可能です。
5. 本サービスの内容は、当協会の判断と裁量で随時変更、更新されることがあり、その変更、更新を本サービス提供サイトにおける掲示または電子メール発信により通知することで、当該掲示または電子メール記載の時期に当該掲示または電子メール記載の内容に変更、更新されます。
6. 上記のほか、本サービスを利用される会員の責任および禁止事項については、第 7 条および第 8 条に定めるとおりとします。
7.本サービスに関する当協会の責任については、第 10 条に定めるとおりとします。
8.提供コンテンツの著作権については、第 11 条に定めるとおりとします。
第5条(外部委託)
当協会は、情報の保存およびシステム管理その他、必要に応じて本サービスの業務の全部または一部を外部の第三者に委託することができるものとします。
第 6 条(入会・変更・退会)
1. 本サービスの利用を希望する方は、当協会が指定する手続に従って、所定の会員申込み画面より入会を申し込むものとします。申込みにあたっては、本規約に同意した上、当協会の指定するフォームに会員登録情報を入力し、送信するものとします。
2. 前項に基づく会員申込みに対し、当協会は、申込者より指定されたメールアドレスに承諾の通知を送信するものとし、これをもって会員登録の完了とします。会員登録の完了により、会員と当協会との間で、本規約を条件とする本サービスの利用に関する契約が成立するものとします。
3. 第 1 項に基づく会員申込みの際の登録情報に虚偽の記載もしくは記入漏れがある場合、または、その他当協会が不適切と判断する場合、当協会は会員申込みを承諾しない若しくは承諾を取り消すことがあります。
4. 会員は、メールアドレスなどの会員登録情報に変更が生じた場合は、当協会が指定する手続に従って、当協会に届け出るものとします。
5. 会員は、本サービスの会員としての地位、資格および権利の全部または一部について、他の会員または第三者に使用許諾、貸与もしくは譲渡したり、名義変更、売買、質入またはその他の処分をしたりすることはできません。
6. 会員は、いつでも、当協会が指定する手続に従って本サービスを退会することができるものとします。
第7条(本サービスを利用する会員の義務および責任)
1.会員の自己開示にともなう責任
各会員は、ご自身が自己開示する個人情報に関して、開示する内容や範囲について一切の責任を負うものとし、当協会および第三者に何らの迷惑または損害を与えないものとします。また、各会員同士での個人情報ならびに体調や心もようなどの開示の強要(意に反する場合を含みます。)は、一切認められません。
2.会員間または第三者との紛争
本サービスの利用に関連して、会員が、他の会員もしくは第三者に対して損害を与えた場合、または、他の会員もしくは第三者との間で紛争を生じた場合、当該会員は自己の費用と責任で解決するものとし、当協会にいかなる迷惑または損害を与えないものとします。
3.当協会への補償
会員が本規約に違反する行為または不正もしくは違法な行為によって当協会に損害を与えた場合、当協会は当該会員または会員であった方に対して損害賠償を請求することができるものとします。
4.ID およびパスワードの管理
会員は、自己の責任において、ご自身のパスワードおよびユーザーID(会員 ID)を管理するものとします。会員ご自身の不十分な管理もしくは使用上の過誤、または、その他当協会の責によらない理由により、ID またはパスワードの漏洩または不正使用が発生しても、当協会は一切責任を負いません。会員がパスワードを失念した場合、または、パスワードの漏洩、第三者による ID もしくはパスワードの不正使用、もしくは、第三者によるなりすましに気付いた場合には、速やかに当協会にその旨を連絡するとともに、当協会からの指示がある場合にはこれに従うものとします。
5.本サービスの目的外利用の禁止
会員は、当協会の明示的許可なく、本サービスまたは当協会の名前を使用して営利目的の活動または宣伝を行うことはできません。なお、事前に当協会より許可を受け、かつ、使用条件について別途合意がある場合はこの限りではありません。
第8条(会員の禁止事項)
会員は、次の各号に定める行為をしてはならないものとします。
1.主として本サービスの信頼性を保持する観点から禁止されるもの
⮚ 事実に反する、または、そのおそれのある情報を提供すること。
⮚ 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律その他の適用ある法令に違反して医薬品、医療機器、健康食品や健康器具の効能をうたうこと。
⮚ 医学的根拠に基づくことなく、他人を誘導または推薦すること。
⮚ 本サービスの運営を妨げるような行為、または本サービスないし当協会の信用を毀損するような行為。
2.主として本サービスの趣旨にそぐわないために禁止されるもの
⮚ 当協会の承認なく、本サービスの利用上で、あるいは本サービスに関連して、営利・非営利を問わず活動または公告を行うこと。
⮚ 無限連鎖講(ネズミ講)や連鎖販売取引の開設、または、その勧誘。
⮚ 選挙の事前運動、選挙運動またはこれらに類似する行為、および、公職選挙法に抵触する行為。
3.主として第三者の権利の侵害を防止する観点から禁止されるもの
⮚ 当協会や他者の著作権その他の知的財産権を侵害すること。
⮚ 当協会や他者のプライバシー、肖像権、財産権またはその他の権利を侵害すること。
⮚ 当協会や他者を差別、攻撃もしくは誹謗中傷すること、または、そのおそれのある行為。
4.主として個人情報保護の観点から禁止されるもの
⮚ 他者の実名、メールアドレス、住所、電話番号、容姿、👉などの個人情報を公開すること、または、そのおそれのある行為。
⮚ 本人の同意を得ることなく、または、詐欺的な手段により、他者の個人情報を取得または収集すること。
5.主として犯罪または反社会的行為に該当するため禁止されるもの
⮚ 当協会や他者の名誉または信用を毀損すること。
⮚ ストーキング行為等、方法の如何を問わず嫌がらせをすること、または、そのおそれのある行為。
⮚ 暴力表現、非合法活動への勧誘、または、そのおそれのある行為。
⮚ わいせつな画像、文書等を送信、または、これらを収録した媒体を販売、頒布もしくはその広告を行うこと。
⮚ 自殺または死を誘発すること、または、そのおそれのある行為。
⮚ その他のあらゆる犯罪行為、または、犯罪行為に結びつくおそれのある行為。
⮚ 社会通念上、他人に不快感もしくは嫌悪感を与えるとみなされる行為、または、そのおそれのある行為。
6.主として情報セキュリティの観点から禁止されるもの
⮚ メールアドレスもしくはパスワードを不正に使用すること
⮚ コンピュータシステムもしくはネットワークに不正にアクセスすること
⮚ 他人になりすまして本サービスを利用すること
7.その他
⮚ その他、当協会が相応の理由により不適切と判断する行為。
⮚ 法令、本規約または公序良俗に違反する行為。
⮚ 他の会員その他の第三者または当協会に損害を与えるような行為。
第9条(個人情報の取扱い)
1. 当協会は、会員より当協会に提供された会員ご自身の個人情報(以下「個人情報」といいます。)を、個人情報の保護に関する法律およびその関連法令、ならびに、本サービス提供サイト上に掲示される当協会のプライバシーポリシーに基づき、適切に取り扱うものとします。
2. 当協会は、会員の個人情報を本サービスの適正な運営以外の目的に使用しないものとします。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、法令に基づいて会員の個人情報を利用または開示できるものとします。
⮚ 会員の事前の同意がある場合。
⮚ 会員が第三者に不利益を及ぼす、または、そのおそれがあると判断され、その不利益を防止または是正するために必要がある場合。
⮚ 公衆衛生の向上または児童の健全な👉成の推進のために特に必要がある場合で、会員の承諾を得ることが困難である場合。
⮚ 国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者による法令に定める事務の遂行に協力する必要がある場合で、会員ご本人の同意を得ることによりその事務の遂行に支障を及ぼすおそれがある場合。
⮚ 裁判所、検察庁、警察、弁護士会、消費者センターまたはこれらに準じた権限を有する機関から、個人情報について法令に基づく正式な照会を受けた場合。
⮚ 会員ご本人から明示的に第三者への開示または提供を求められた場合。
⮚ 法令により開示または提供が許容されている場合。
⮚ 当協会が本サービスに付随する関連サービスを展開する場合。その他、本サービスの適正な運営に合理的に必要な場合。
⮚ 個人を特定できないよう匿名化した上で、当協会又は第三者により、商品・サービスの開発、製造、販売、研究、分析、統計、その他の目的で、当協会又は第三者のために利用する場合。
⮚ 個人を特定できないよう匿名化した上で、当協会又は第三者により、統計データを作成し、当協会又は第三者のために利用する場合。
第10条(当協会の責任の限度および免責事項)
1. 本サービスに関する無保証
当協会は、本サービスが会員(以下、本条においては会員であった方を含みます。)の要求や期待に適合すること、または、本サービスの利用が会員の利益となることを保証するものではなく、その他本サービスの利用によるいかなる結果についても一切保証しません。
2. 提供コンテンツの無保証
提供コンテンツについては、当協会はその正確性、合法性、道徳性等を確保すべく注意を払って掲載または発
信しておりますが、その閲覧、情報収集および内容の判断については会員ご自身の責任において行っていただくものとし、当協会はそれらの結果についていかなる責任も負いません。また、当協会は、提供コンテンツの完全性、正確性、信頼性、最新性、適法性、安全性等についていかなる保証も行いません。
3. 情報システムについての免責
当協会は、予見可能性の有無を問わず、本サービスの運営に必要な通信回線、システムまたはコンピュータに生じる障害、不正アクセス、人為的な誤り等、いかなる事象に起因するものであっても、本サービスの中断、遅延、中止、コンテンツまたはその他のデータの流失、消失、破損または盗用、会員のコンピュータ端末等に蓄積されたデータの流失、消失、破損または盗用、その他本サービスに関連して生じた不具合について、会員に対して一切責任を負わないものとします。
4. コンピュータウィルスについての免責
当協会は、提供コンテンツに関しては、サイトもしくは電子メールにて公開もしくは提供する前に、コンピュータウィルスの有無をチェックし、セキュリティの維持および向上に努めておりますが、これらにコンピュータウィルスが含まれていないことを保証するものではありません。
5.会員の紛争についての免責
会員間または会員と第三者との間の紛争は、第7条第2項により当事者間で解決を図るものとしますが、当協会は、当協会の判断と裁量において、本サービスの適正かつ効果的な運営の観点から、紛争の解決のために助言または援助を行うことがあります。ただし、いかなる場合においても、当協会は会員の紛争を解決する責任を負うものではなく、また、その結果についても一切責任を負いません。
第11条(著作権)
当協会は、提供コンテンツについては、自らが著作権その他一切の権利を有し、または、すべての権利者から本サービスにおける使用につき完全な許諾を得て適法に処理されていることを保証します。なお、こうした保証は、会員が発信した情報およびリンクが設定される第三者のウェブサイトのコンテンツその他当協会以外の者による提供コンテンツの利用については適用されません。
第12条(会員登録の一時停止または取消)
当協会は、会員が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、何らの通知または催告をすることなく、会員登録を一時停止し、または、取り消すことができるものとします。
⮚ 会員登録情報に不足事項、誤りまたは虚偽があることが判明した場合。第8条に定める禁止行為を行った場合。
⮚ 本規約に違反した場合。
⮚ その他の相当の理由により、会員として不適切であると当協会が判断した場合。
第13条(退会、会員登録取消後の取扱い)
会員が退会した場合、または、会員登録を取り消された場合は、当該会員の会員登録情報は、一定期間経過後削除されます。ただし、退会される会員からご依頼があった場合は、退会後速やかに削除いたします。
第14条(本サービスの変更、中止および廃止)
当協会は、当協会が相当の理由をもって必要と判断した場合には、会員に事前に通知した上で、本サービスの全部または一部を変更、中止または廃止することができるものとします。当協会は、本サービスの全部または一部の変更、中止または廃止に関して、会員および会員であった方に対して一切責任を負わないものとします。
第15条(本規約の変更)
当協会は、当協会の判断と裁量において、会員に事前の通知をすることなく、かつ、会員の事前の承諾を得ることなく、適宜、本規約を変更することができるものとします。当協会が変更後の本規約を本サービス提供サイト上に掲示することをもって、本規約の変更を全会員に通知したものとみなされ、その後、会員が本サービスを最初に利用した時点において、当該会員は変更後の規約に同意したものとみなされます。
第16条(準拠法および合意管轄)
本規約の成立、履行および解釈に関しては、日本法を準拠法とするものとします。本規約または本サービスに関連して当協会と会員または会員であった方との間で生じた紛争については、東京地方裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。