(API プラン)
KDDI Message Cast
サービス仕様書
(API プラン)
KDDI 株式会社
Supership 株式会社
1.1 版
● 当該資料に記載されている内容については、2023 年 1 月 17 日時点の内容となっております。今後の開発状況などにより、仕様変更、ご提供サービス内容・開始時期の変更がある場合がございますので、あらかじめご了承ください。
● 当該資料は守秘義務契約に基づく内容が含まれております。
● 当該資料には、KDDI 株式会社および Supership 株式会社(以下、併せて「弊社」といいます。)が独自に調査・収集した情報ならびに弊社が独自に考案した財産的価値がある情報を含んでおります。したがって、本書および内容は貴社でご検討していただくための内部資料としてのみご利用ください。
版 | 更新日 | 特記事項 |
1.0 | 2023 年 1 月 17 日 | 初版 |
1.1 | 2024 年 8 月 8 日 | 2.8 通知 2)へ復旧目標を追記 4)キャリア設備と端末間の不具合発生時について追記 |
用語 | 定義 |
ご利用企業さま | KDDI Message Cast を利用して携帯電話利用者に情報を提供する企業。 |
携帯電話 | スマートフォンおよび従来型携帯電話の総称。 |
キャリア | 移動体通信事業者。携帯電話の物理的な移動体通信網を自社で保有し、加入者に直接通信サービスを提供する事業者。 |
+メッセージ (プラスメッセージ) | au,docomo,SoftBank の電話番号を宛先にして、文字・スタンプ・写真・動画などの送受信ができるメッセージアプリ。弊社システムでは「RCS」と表示。 |
エンドユーザー | SMS や+メッセージの受信を行うユーザー。 |
API | SMS や+メッセージの配信や配信ステータス確認などをするインターフェースを提供。 |
JSON 形式 | API をリクエストする際にご利用企業さまサーバーと弊社サーバー間でデータをやり取りするときに使用する転送形式。 |
API サーバー | API を利用するための弊社が保有しているサーバー。 |
認証 ID | 弊社サーバーへ接続するために企業さまごとに払い出している ID。 |
用語 | 定義 |
botId | アカウントを指定する ID。メッセージ配信やステータス確認 API 利用時に使用。 |
トークン | +メッセージおよび SMS を配信する際に使用。企業さまごとに払い出す。 |
Webhook | エンドユーザーが+メッセージアプリによる返信、既読などの動作ステータスを通知する通信(メッセージ受信/メッセージ更新状態通知/簡易返信通知/新規ユーザー送信)。 |
SMS 結果通知 | SMS を配信した際に配信状況のステータスを自動で通知する通信。 |
SMS-MO メッセージ通知 | SMS を受信した端末で返信をしたときに返信内容がお客様側サーバーへ通知される通信。 |
SMS アカウント | 利用企業さまへ提供する SMS アカウント。 |
公式アカウント | 利用企業さまへ提供する+メッセージアカウント。 |
配信ステータス | SMS や+メッセージの送信状況および携帯電話への着信結果。 |
エンドユーザー | SMS・+メッセージを受信するユーザー。 |
ケーパビリティ判定 | 送信先端末に+メッセージアプリがインストールされているか判定する機能。 |
サブスクライバリスト取得 | 公式アカウントに対して利用登録をしているエンドユーザーの端末の電話番号をリスト表示する機能。 |
用語 | 定義 |
リッチカード | テキスト、メディアファイル等を配信可能とした+メッセージ。 |
カルーセル | リッチカードを複数組み合わせで水平スクロール表示する+メッセージ。 |
チップリスト | エンドユーザーが押下した際に動作するボタンをメッセージ枠外の下部に付与し、エンドユーザーが選択式でご利用企業さまにメッセージを送れるボタン型メッセージ。 |
サジェスチョン | リッチカードおよびカルーセルのカード枠内に、エンドユーザーが選択式でご利用企業さまにメッセージを送れるボタン型メッセージ。 |
SMS フォールバック | +メッセージアプリをインストールしていないエンドユーザーを判別し、SMS 配信を行うこと。 |
- | - |
1.1. 目的
KDDI Message Cast サービス仕様書(以下、「本仕様書」という。)は、弊社がKDDI Message Cast(以下、「本サービス」という。)のご利用企業さまに対して、サービスの仕様を記述したものです。
1.2. 本仕様書について
● 本仕様書の著作権は弊社に帰属します。
● 本仕様書はご利用企業さまと弊社との間で締結した秘密保持契約において機密情報として規定される情報の一部をなすものです。本仕様書の取り扱いは秘密保持契約の規定に従い、充分にご注意ください。
● 本仕様書は、最終更新日時点のサービス内容に基づき記載されており、サービス内容および記載内容について将来的に変更されないことを保証するものではありません。今後、キャリアからの要望および弊社独自の判断等によって、新機能および制限事項の追加等のサービス内容に伴い、本仕様書の記載内容も変更されます。記載内容の変更は、本仕様書内の更新履歴に記載されます。
1.3. 関連ドキュメント
書類名 | 掲載内容 |
KDDI Message Cast サービス利用規約 | 本サービスのご利用にあたり遵守いただく規約を記載しています。 |
KDDI Message Cast サービス配信ガイドライン | 本サービスにてSMS・+メッセージを配信する際に遵守いただく条件を記載しています。 |
書類名 | 掲載内容 |
KDDI Message Cast サービス仕様書 | 本サービスの仕様を記載しています。(本仕様書) |
KDDI Message Cast サービス利用手続きガイド | 本サービスのご利用にあたり、各種お手続きに関する説明を記載しています。 |
KDDI_Message_Cast_API 利用ガイド(API プラン) | 本サービスの API プランの利用方法を記載しています。 |
KDDI_Message_Cast_API 仕様書 (API プラン) | 本サービスの API プランで利用する API の詳細仕様を記載しています。 |
KDDI Message Cast 公式アカウント利用ガイド | +メッセージ公式アカウントの概要を記載しています。 本サービスのお申込みにあたり、アカウントパラメータ申込書をご記入いただく際の参考資料です。 |
※以降、本仕様書では、冒頭の「KDDI Message Cast」を省略してドキュメント名を表記する場合があります。
2.1. KDDI Message Cast とは
ご利用企業さまが携帯電話番号宛てのメッセージ受信に関する許諾をエンドユーザーから得たうえで、その携帯電話番号へ SMS や+メッセージを送信するサービスです。
※エンドユーザーの携帯電話番号宛てのメッセージ受信に関する利用許諾については、ご利用企業さまにて事前に取得する必要がございます。
2.2. サービスの提供形態
API プランでのご提供となります。
ご利用企業さまにご用意いただいたサーバー上で稼働しているシステムより、弊社提供の API を呼び出す機能を実装いただき SMS や+メッセージの配信などを行うことができます。API プランはご利用企業さまでのシステム開発が必要です。
2.3. サービスの利用上限
ご利用企業さまのサーバーから本システムへ API リクエスト可能な上限値は全 API 共通で 1 秒間あたり 10 回をベストエフォートで提供します。
※サーバーやネットワークの負荷状況により上限値は変動するため値は目安となります。サービスとして保証するものではございません。
2.4. 本サービスの責任範囲
弊社は本サービスの機能を適用するシステムおよび運用に対し責任を有します。送信先の携帯電話端末やキャリア提供のサービス等については、責任対象外となります。
2.5. 契約関係
1) ご利用企業さま ― 弊社間
本サービスを利用する場合、ご利用企業さまは「サービス利用規約」に同意する必要があります。
「サービス利用申込書」に必要事項を記入・提出し、弊社が受理し、当該利用申し込みを承諾することで締結となります。
なお、代理店が介在する場合は、代理店経由で弊社が申込書を受理する場合があります。
● サービス利用規約
本サービスのご利用にあたって遵守いただく提供条件を規定するものです。
● 配信ガイドライン
本サービスを利用してSMS/+メッセージ を配信するにあたって遵守いただく基準を規定するものです。
● サービス契約プラン表
本サービスのご利用にあたってご契約プランや各種料金を規定するものです。
● お申し込みチェックシート
本サービスのご契約にあたり、事前にご確認いただくチェックシートです。
2) ご利用企業さまーエンドユーザー間
ご利用企業さまは、SMS や+メッセージのコンテンツを配信するにあたって、事前に、エンドユーザーから携帯電話番号宛てのメッセージ受信に関する許諾を取得したうえでご利用いただく必要があります。
2.6. 運用時間
運用時間は、24 時間 365 日とします。ただし、システムメンテナンスや予期せぬ故障などによりサービスを停止する場合があります。(キャリア起因含む)
2.7. 監視体制
24 時間 365 日のxxによるサービスの稼働監視および異常検知を行います。
2.8. 通知
1) システム障害、キャリア回線障害、インターネット回線障害などにより、システムの一部または全部を利用できない場合があります。弊社が障害検知後、本サービスの利用に影響があると弊社が判断した場合、障害発生後 1 時間以内を目標として通知させていただきます。
※キャリア起因障害の場合は、キャリアから弊社への通知タイミングにより、障害通知が遅れる可能性があります。
2) 1) で当社システム起因において、障害発生後 2 時間以内を目標として復旧対応を行います。
3) システム利用に影響があると予測されるシステムメンテナンス情報は、実行日の7日前迄に通知させていただきます。ただし、弊社が緊急と判断した場合のメンテナンス時や、弊社以外の事由によるメンテナンスの場合は、通知が遅れる可能性があります。
4) 各キャリア設備と携帯端末間での通信に不具合が発生した場合、本サービスから配信される SMS 及び+メッセージに影響する可能性があります。
この場合、障害通知は行われず各キャリア HP 上での情報公開となっておりますため詳細はそちらをご確認ください。
【au】xxxxx://xxx.xx.xxx/xxxxxxxxxxx/xxxxxx_xxxxxx/xxxxxxx/
【Docomo】xxxxx://xxx.xxxxxx.xx.xx/xxxx/xxxxxxx/
【Softbank】xxxxx://xxx.xxxxxxxx.xx/xxxxxx/xxxx/xxxxxxxx/xxxxxxxxx/
【Rakuten Mobile】xxxxx://xxxxx.xxxxxxx.xx.xx/xxxxxxxxxxx/
2.9. 復旧対応
弊社システムが起因の障害の場合、障害発生後 2 時間以内を目標として復旧対応を行います。
2.10. セキュリティ基本方針
1) サーバーおよびデータセンター等
Amazon Web Services(AWS)を利用しております。
2) アプリケーション
定期的な脆弱性診断を行い、脆弱性が発見された場合、迅速に対応を行っております。
3.1. 提供機能概要
ご利用企業さまより必要な API 呼び出しを行うことにより、SMS や+メッセージの送信要求などを受け付け、各キャリアとの SMS や+メッセージの送受信を行う機能を提供します。
3.2. 機能一覧
3.2.1. 提供 API 一覧
API 名称 | 機能名 | 概要 | SMS | +メッセージ |
即時配信 | 送信 | SMS や+メッセージをエンドユーザーに配信します。 ※原則1秒間に10 件のリクエストをしてください。 | 〇 | 〇 |
配信ステータス確認 | 参照 | 配信された SMS や+メッセージの結果を確認します。 | 〇 | 〇 |
SMS配信結果 | 通知 | SMS の配信結果をご利用企業さまサーバーの指定のURL へ | 〇 | - |
API 名称 | 機能名 | 概要 | SMS | +メッセージ |
通知 | 通知します。 | |||
SMS-MO メッ セージ通知 | 通知 | 即時配信 API により配信された SMS に対してエンドユーザーが返信したメッセージの内容をご利用企業さまサーバーの指定の URL へ通知します。 ※双方向 SMS オプションへのお申込みが必須となります。 | 〇 | - |
ケーパビリティ判定 | 参照 | 送信対象の携帯電話番号に+メッセージアプリがインストールされているかを判別します。 | - | 〇 |
Webhook 通知 | 通知 | エンドユーザーが+メッセージを受信/アクションボタン利用/公式アカウント利用登録を行ったことをご利用企業さまサーバーの指定の URL へ通知します。 | - | 〇 |
サブスクライバリスト取得 | 参照 | ご利用企業さまの公式アカウント(+メッセージ)を利用登録したアクティブ(有効)なエンドユーザーの携帯電話番号リストを取得します。 | - | 〇 |
3.3. SMS
3.3.1. SMS 仕様
メッセージ種別 | 最大容量 |
au・ソフトバンク | 670 文字(全角半角問わず) |
ドコモ・楽天モバイル | 660 文字(全角半角問わず) |
※携帯電話端末の種類によっては正常に表示できない、または利用できないものがあります。
※各キャリアで対応する文字コードの違いにより、文字化けする場合があります
3.3.2. キャリア判定
1) 携帯キャリアを指定しない(メッセージ配信 API の項目名「dst」で0を指定)場合、本システム側で携帯キャリアを自動的に判別します。
2) キャリアまたは外部サービスの影響により、判定エラーが発生する可能性があります。
3.3.3. 再送処理
本サービス側での再送処理行っておりませんが、au 以外のキャリアでは再送を行っています。
圏外や電源 OFF などの状態にあり SMS を受信できない場合、
キャリア側で一定時間メッセージを保持し、送信先の携帯電話端末が受信可となった場合に再度配信を行っております。
3.3.4. 送信条件
1) エンドユーザーの携帯電話端末の利用状況、移動体通信網の状況等により、
SMS を送信できない場合があります。
2) キャリアによる遅延の可能性があるため、一通ごとの到達時間については保証できません。
3) au キャリア設備側の仕様により、au キャリア向け配信時(全キャリア一斉配信時の au 向けを含む)、同一携帯電話番号宛てに連続して SMS を送信する場合は、1 通目が到達してから 12 秒以上間隔を空けて送信を行ってください。ただし、設備側の状況によっては配信できない事もあります。
4) 配信ステータスは各キャリア設備側からの通知内容に基づき表示するため、本サービスで 100%保証するものではありません。
3.4. +メッセージ
3.4.1. +メッセージ仕様
メッセージ種別 | 概要・条件 |
テキスト | テキストでメッセージを送信します。 ● 本文:2,730 文字まで |
リッチカード | メディアファイルを設定し、タイトルと説明文、サジェスチョンを組み合わせたカード型のメッセージを送信しま す。 ● メディア: 画像と動画(gif, jpg, png, mov, mp4)を最大 5Mbyte まで指定できます。 ● タイトル: 全角半角問わず 200 文字(400byte)まで指定できます。変数を指定することも可能です。 ● 説明文:全角半角問わず 500 文字(1,000byte)まで指定できます。変数を指定することも可能です。 ● サジェスチョン:メッセージ種別「サジェスチョン」参照 ● メディアの高さ: 低、中、高を指定できます。 ● チップリスト:メッセージ種別「チップリスト」参 |
メッセージ種別 | 概要・条件 |
照 ※携帯電話端末の種類により最大文字数が表示されない場合がありますので、事前に表示可能か検証のうえ送信をお願いします。 | |
カルーセル | 複数のリッチカードを組み合わせ、一通のメッセージとして送信できます。 ● リッチカード数: 10 個まで指定できます。 ● チップリスト: 10 個まで指定できます。 ※携帯電話端末の種類により最大文字数が表示されない場合がありますので、事前に表示可能か検証のうえ送信をお願いします。 ※カルーセルで指定されるメディアのサイズは中で固定されます。 |
サジェスチョン | リッチカード内にエンドユーザーがクリックするボタンを送信します。設定可能な上限は 11 個までです。 エンドユーザーがクリックした際の動作で設定できる内容は以下の通りです。 ● URL:URL にリダイレクトします。 ● TEL:指定した電話番号へエンドユーザーが架電します。 ● 返信:指定したメッセージを送信します。 エンドユーザーがボタンを押下した後に 2 通目を送信する有効期限が設定できます。有効期限が未設定の場合は無制限に送信されます。 |
メッセージ種別 | 概要・条件 |
チップリスト | テキストまたはリッチカード、カルーセルの下に挿入し、エンドユーザーがクリックするボタンを送信します。設定可能な上限は 11 個までです。 ● URL:URL にリダイレクトします。 ● TEL:指定した電話番号へエンドユーザーが架電します。 ● 返信:指定したメッセージを送信します。 エンドユーザーがボタンを押下した後に 2 通目を送信する有効期限が設定できます。有効期限が未設定の場合は無制限に送信されます。 |
※その他の対応可能なメッセージについての詳細は、『【別紙】KDDI Message Cast_RCS_DTO 定義』をご確認ください。
※携帯電話端末の種類によっては正常に表示できない、または利用できないものがあります。
※各キャリアで対応する文字コードの違いにより、文字化けする場合があります。
3.4.2. キャリア判定
1) 携帯キャリアを指定しない(メッセージ配信 API の項目名「dst」で0を指定)場合、本システム側で携帯キャリアを自動的に判別します。
2) キャリアまたは外部サービスの影響により、判定エラーが発生する可能性があります。
3.4.3. ケーパビリティ判定
送信先携帯電話端末に+メッセージアプリがインストールされているか判定する機能です。インストールがされていない場合は SMS フォールバックされます。
3.4.4. サブスクライバリスト取得
+メッセージの公式アカウントの利用登録をしたエンドユーザーの携帯電話端末の電話番号をリスト表示する機能です。
3.4.5. SMS フォールバック仕様
+メッセージの受信が可能な携帯電話端末には+メッセージを送信し、受信不可の携帯電話端末には SMS に切り替えて配信する機能です。
● 送信先の携帯電話端末に+メッセージアプリがインストールされていない場合は、ケーパビリティ判定後に SMS へ切り替えて配信します。
● +メッセージ受信可能な端末と判定され、本システムから配信したものの送信先端末が下記の状態である場合は、+メッセージと SMS の両方が配信されません。
認証等の即時配信が必要な場合は、SMS での配信をお願いいたします。
○ +メッセージアプリインストール後の初期設定をしていない。
○ +メッセージアプリをインストール後に初期設定をし、+メッセージアプリをアンインストールした。
○ 機種変更をしたが+メッセージアプリをインストールしていない。
○ 機種変更をし+メッセージアプリをインストールしたが初期設定をしていない。
3.4.6. 再送仕様
本サービス側での再送処理は行っておりませんが、各キャリア設備にて再送を行っております。ただし、キャリアサーバーで保持できる期間を過ぎた場合は、再送されません。
圏外や電源 OFF などの状態にあり+メッセージを受信できない場合、
キャリア側で一定時間メッセージを保持し、送信先の携帯電話端末が受信可となった場合に再度配信を行っております。
3.4.7. 送信条件
1) エンドユーザーの携帯電話端末の利用状況、移動体通信網の状況などにより、+メッセージを送信できない場合があります。
2) キャリアによる再送・遅延の可能性があるため、一通ごとの到達時間については保証できません。
3) SMS フォールバックを利用し送信後、ケーパビリティ判定の結果、+メッセージ受信可能な端末であってもキャリア設備側で容量超過となった場合は、 SMS フォールバックされ SMS の受信となる可能性があります。
4) 配信ステータスは各キャリア設備側からの通知内容に基づき表示するため、本サービスで 100%保証するものではありません。
4.1. ご利用の流れ
本サービスの提供にあたって、ご利用企業さまと弊社の間で、弊社指定の書式によりやり取りされる各種お申し込みの概要は下表のとおりです。
タイミング | 種別 | 概要 |
契約前 | 守秘義務契約書 | 本サービスの技術仕様を含む各種ドキュメントのご契約前の開示等について、ご利用企業さまと弊社間での情報の取り扱いに関して合意をいただくために必要な契約書です。 ※サービス利用申込書をご提出いただく場合は、守秘義務 |
タイミング | 種別 | 概要 |
契約は不要です。 | ||
契約時 | サービス利用申込書 | 本サービスを利用するための申込書です。 |
アカウントパラメータ申込書 | 公式アカウントの名称やアイコン画像等の設定情報、SMS送信元表示番号を設定するための申込書です。 ※本申込書に沿って、弊社にてアカウントを発行します。 ※サービス利用申込書内の別シートをご参照 | |
お申し込みチェックシート | 本サービスをご契約いただくにあたり、事前にご確認いただくチェックシートです。 ※サービス利用申込書内の別シートをご参照 | |
サービス契約プラン表 | 本サービスをご利用いただく際の料金プランが記載されている書面となります。同意のうえ、契約法人名を記載しご提出いただきます。 ※サービス利用申込書内の別シートをご参照 | |
利用開始前 | アカウント通知書 | 本サービスを利用するためのユーザーアカウント情報を記載した通知書です。 |
API 接続チェックシート_+メッセージ | 本サービスを利用するためのチェックシートです。(+メッセージのみ、または併用の場合) | |
API 接続チェックシート_SMS | 本サービスを利用するためのチェックシートです。(SMSのみ利用の場合) | |
接続チェックシ | API 接続に問題がないか事前にご確認いただくチェックシ |
タイミング | 種別 | 概要 |
ート | ートです。 ※『API 接続チェックシート_+メッセージ』、『API 接続チェックシート_SMS』内のシートをご参照 | |
ストア公開前チェックシート | 弊社より公式アカウントストア非表示状態にて提供し、ストア表示する際にご提出いただく資料です。リリース前のチェック項目としてご確認の上、ご提出ください。 ※『API 接続チェックシート_+メッセージ』内のシートをご参照 | |
利用開始後 | サービス利用変更申込書 | 企業情報・担当者情報・請求者情報など契約情報を変更する際にご提出いただく申込書です。 |
アカウントパラメータ変更申込書 | 設定内容を変更する際にご提出いただく申込書です。 |
4.2. お申し込みにおける留意事項
1) 「アカウント通知書」を弊社より発行した日をサービス利用開始とします。当該アカウントを利用した送信はサービス利用開始後より、課金が発生します。
ご利用開始日を調整したい場合は、担当営業へご相談ください。
2) 「サービス利用申込書」はデータ受領により手続きを開始します。内容を確認し、最終確認のご連絡をしますので、内容に齟齬がないかご確認いただき弊社までご連絡をお願いいたします。
3) お申し込み内容に不備があった場合は、弊社より確認を依頼させていただきます。確認に時間を要した場合、開通納期に遅延が生じる場合があります。
5.1. 課金単位
5.1.1. SMS
各キャリアにて課金対象と判断された通数をご請求します。
判断されるメッセージのステータスは「delivered」および「partially failed」の一部成功分です。
※docomo 社の仕様により「partially failed」は 70 文字以上の長文を配信した際、分割されたメッセージ配信の一部が成功した状態となります。
※「indefinite」(不明)のステータスについては各キャリア設備側で「delivered」となっているケースが稀に発生いたします。
ステータスの確認方法は以下の通りです。
お申し込み内容 | 確認方法 |
SMS 配信結果通知あり | SMS 配信結果通知または配信ステータス確認 API ※SMS 配信結果通知のステータスを 正としてください。 |
SMS 配信結果通知なし | 配信ステータス確認 API |
71 文字以上ご利用される場合は文字数に応じて分割して課金を行います。課金通数は以下の通りです。
※byte 数計算:キャリアごとに異なります。
1 文字 2byte、改行 1 つ 4byte(au・docomo)
半角、全角共通で 1 文字扱い(SoftBank、楽天モバイル)
※楽天モバイルは最大送信文字数 660 文字まで
5.1.2. +メッセージ
SMS と異なり、文字数に関わらず通数での課金となります。
配信したメッセージのステータスが「delivered」(端末に届いた)または
「displayed」(開封された)場合、課金対象です。
ただし、Webhook 通知で「revoked」が通知された後に「delivered」や
「displayed」が通知された場合は課金の対象にはなりません。
5.2. 課金発生のタイミング
アカウント通知書送付日より課金発生となります。申込書ご提出からアカウント通知書送付までの日数差により課金発生のタイミングが異なります。
課金発生日の調整をご希望の場合は、担当営業へご相談ください。
※1:アカウント開通時の弊社動作試験の配信料は非課金となり、 毎月カウントして算出します。
※2:月途中の利用開始および解約の際には、当該暦月に掛かる本サービスの月額利用料の全額がご請求となります。
※3:お申し込み時に不備がない前提となっております。
5.3. お支払い方法・料金精算スケジュール
5.3.1. お支払い方法
以下よりご選択いただけます。
● 請求書払い(振替用紙にてお支払い)
● 口座振替
● クレジット払い
5.3.2. 請求スケジュール
お支払い方法により異なります。
● 請求書払い(振替用紙にてお支払い)
請求対象期間 | 請求前月 1 日~末日利用分 |
請求書発送日 | 20 日~22 日頃 ※郵送の関係上、到着日が遅れる場合があります。 |
支払期日 | 請求翌月 10 日 ※10 日が土日祝日の場合、翌営業日が支払い期日となります |
● 口座振替
請求対象期間 | 請求前月 1 日~末日利用分 |
請求書発送日 | 20 日~22 日頃 ※郵送の関係上、到着日が遅れる場合があります。 |
口座振替日 | 請求翌月 10 日 ※10 日が土日祝日の場合、翌営業日が支払い期日となります。 |
● クレジット払い
請求対象期間 | 請求前月 1 日~末日利用分 |
請求書発送日 | 20 日~22 日頃 ※郵送の関係上、到着日が遅れる場合があります。 |
支払期日 | 各クレジット会社の振替日に準じます。 |
【イメージ】(お支払い期限は請求書払い・口座振替の例で記載しております)
※代理店が介在する場合は、代理店が提示する内容に準ずるお支払方法やスケジュールとなる場合があります。
5.4. 料金請求書イメージ
ご利用料金の請求書イメージは以下のとおりです。
※代理店が介在する場合、代理店が提示する内容に準ずる請求書となる場合があります。