当社グループは「 Value up vision」 という中期経営計画を掲げ、 当社グループの企業価値向上が図るための戦略概念を打ち出しております。
平成 20 年3 月 18 日
各 位
会 社 名 ユナイテッド・テクノロジー・ホールディングス株式会社代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 xx xx
コ ー ド 番 号 2146
問 合 わ せ 先 取締役ファイナンス企画部長 xx xx 電 話 番 号 03(5447)1710
ニチエレ株式会社の株式取得(子会社)に向けた基本合意に関するお知らせ
当社は、平成 20 年 3 月 18 日開催の取締役会において、ニチエレ株式会社の株式を取得し、同社を子会社化することについて同社の株主と基本合意をすることを決議いたしましたので、 下記の通りお知らせいたします。
記
1.株式取得の理由
当社グループは「 Value up vision」 という中期経営計画を掲げ、 当社グループの企業価値向上が図るための戦略概念を打ち出しております。
この度、ニチエレ株式会社(以下 、「対象会 社」という)の株式を取得し子会社化することにより、電子計測器等の中古販売、レンタル、オペレーティング・ リースが強化されます。このことにより、電子機器の通信xxxへのサービスラインナップが拡充され、グループの企業価値向上が図れると判断いたしまして、当社による株式の取得 、子会 社化に向けて検討してゆくことに対象会社の株主と基本合意いたしました。
(対象会社の強み)
対象会社は 、お客様の短期的な調達ニ ーズに迅速に応えるレンタルのノウハウを 駆使して日本各地で業務を展開しているアセット・ソリューション・カンパニーです。測定器のレンタルや中古売買をはじめ、オペレーティング・リースなど、多岐にわたる顧客の資産効率を向上させるためのサービスをメーカー等に提供してい ます。
(期待されるシナジー効果)
「 Value up vision」では、 製造装置事業において①収益力を高める、② リスク管理を徹底する、 という方針を打ち出しております。
① 収益力を高める
現在の中古装置の契約形態は 、「販 売 」「リー ス」 に限られていますが、対象 会社のノウハウを活用することにより 、「レン タル」という新たな販売チャネルを追加することにより収益力の向上が期待されます。
② リスク管理を徹底する
レンタルという契約形態は、自社で製品を保有することになり、在庫リスクを抱えるため、独自のノウハウが必要とされます。対象会社がxx培ってきたリスク管理手法によりリスクを最小限に食い止めることが期待できます。
このような対象会社の保有する「資産効率の向上 」「資産圧縮」など顧客のバ ランスシートに貢献できるレンタルやリースノウハウを当社グループ内の半導体製 造装置事業への応用することを検討しております。また、当グループの全国拠点網を活かした営業や物流拠点の強化により地方における競争力の強化を期待してお ります。
なお 、対象会社は、2007 年 3 月期より黒字化し、柔軟な顧客ニーズ適応能力と営 業力により、今後さらに成長が見込まれております。
2.異動(取得) する子会社概要
(1) 商 号 : ニチエレ株式会社
( 2 ) 代 表 者 : xxxx
(3) 所 在 地 : xxxxxxxxx 0 xx 0 x 00 x
( 4 ) 設 立 年 月 日 : 1960 年 12 月 15 日
(5) 主たる事業の内容 : 電子計測器、 分析器、 コンピュータ等のレンタル及び
オペレーティング・リース、電子計測器等の中古機器 買取及び販売、電子計測器等の受託校正サービス
(6) 事業年度の末日 : 3月 31 日
( 7 ) 従 業 員 数 : 105 人
(8) 主 た る 事 業 所 : 本社( 住所同上)
営業拠点:関東支店、西東京支店、 名古屋支店、大阪支店、神戸支店、仙台営業所、技術センター
(9) 資 本 金 の 額 : 3 億円
(10 ) 発行済株式総数: 11 ,771,834 株
(11 ) 大株主構成および所有割合(2007 年 3 月 31 日現在 ):
ビジョン・ キャピタル 1 号投資事業組合 11,564,834 株( 98.2% )三菱 UFJ リース株式会社 200,000 株 ( 1.6% )
(12 ) 直近の業績 : (単位: xx)
区分 | 2005 年 3 月期 | 2006 年 3 月期 | 2007 年 3 月期 |
売上高 | 3,731,440 | 3,821,938 | 3,551,283 |
営業利益 | ▲ 40,673 | 118,889 | 254,708 |
経常利益 | ▲ 214,383 | ▲ 60,246 | 121,000 |
3.取得株式数、 取得価額および取得前後の所有株式の状況
(1) 異動前の所有株式数: 0 株(所有割合 0 % )
(2) 取得株式数 : 11, 564,834 株
(3) 異動後の所有株式数: 11 ,564,834 株(所有割合 98.2 % )
なお、当社による対象会社の株式取得( 子会社化) は、対象会社の現経営陣の合意を得ております。
4.取得金額
対象会社との守秘義務契約により開示できません。
5.財政状態
対象会社との守秘義務契約により開示できません。
6.異動の日程
平成 20 年 3 月 18 日 取締役会決議、基本合意平成 20 年 3 月 18 日 基本合意書締結
平成 20 年 4 月 上旬 株式譲渡契約締結( 予定) 平成 20 年 4 月 30 日 払込及び株券引渡し( 予定)
7.今後の見通し
区分 | 2008 年 3 月期 ( 見込み) | 2009 年 3 月期 ( 計画) | 2010 年 3 月期 ( 計画) |
売上高 | 3,556,000 | 3,927,000 | 4,511,000 |
営業利益 | 318,000 | 282,000 | 401,000 |
経常利益 | 165,000 | 106,000 | 198,000 |
※ 2008 年 3 月期以降の見込および計画は 、対象会社 より提出された資料に基づいています。
当社グループの平成 20 年 3 月期における連結業績に与える影響はありません。本件の子会社化が今後の連結業績に影響を与えることが判明した段階で直ちに公 表いたします。
以上