この「匿名加工情報の作成委託及び提供に関する利用規約」(以下「本利用規約」とい う。)は、株式会社エーアイエス(以下「当社」という。)が、当社の提供するクラウドレセプト点検サービス「Mighty Checker Cloud」(以下「MCク ラウドサービス」という。)の契約者(以下「契約者」という。)からの委託を受けて行う匿名加工情報の作成及び契約者から当社への匿名加工情報の提供(以下、作成委託と...
第1章 匿名加工情報の作成委託及び提供に関する利用規約の目的
第1条(目的)
この「匿名加工情報の作成委託及び提供に関する利用規約」(以下「本利用規約」とい う。)は、株式会社エーアイエス(以下「当社」という。)が、当社の提供するクラウドレセプト点検サービス「Mighty Checker Cloud」(以下「MCクラウドサービス」という。)の契約者(以下「契約者」という。)からの委託を受けて行う匿名加工情報の作成及び契約者から当社への匿名加工情報の提供(以下、作成委託と提供を合わせて「本サービス」という。)について定めます。本サービスの申し込み、利用において、本利用規約の内容を承諾しているものとみなし、本利用規約の全部又は一部において同意されない方については、本サービスの申し込みならびに利用を行うことができません。
第2章 本サービスの利用
第2条(利用の方法)
1.本サービスの利用には、MCクラウドサービスの利用が必要となります。
2.契約者が、MCクラウドサービスの申し込みと同時又はMCクラウドサービスの契約後に、本利用規約に同意した上で本サービスを申込み、当社が承諾することで、契約者と当社との間の本サービスに関する契約が成立します。
第3章 本サービスの内容第3条(匿名加工情報の作成委託)
1.契約者は、MCクラウドサービスによって契約者が当社に提供した個人情報を含む情報について、当社に対し、匿名加工情報の作成を委託するものとします。ここで、匿名加工情報とは、特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得られる個人に関する情報であって、当該個人情報を復元することができないようにしたものをいいます。
2.当社は、匿名加工情報を作成する際は、個人情報保護委員会で定める基準に従い加工し、安全管理の措置を講じます。
3.契約者は、本サービスに基づき、匿名加工情報の加工を委託した場合は、当該匿名加工情報に含まれる個人に関する情報の項目を公表する必要があります。
4.当社は、作成した匿名加工情報を、個人情報に係る本人を識別する行為ができないよう措置を講じたうえで、契約者に引き渡します。
5.契約者は、匿名加工情報の安全管理のために必要かつ適切な措置、当該匿名加工情報の取扱いに関する苦情の処理その他の当該匿名加工情報の適正な取扱いを確保するために必要な措置を自ら講じなければなりません。
第4条(匿名加工情報の提供)
1.第3条により作成された匿名加工情報は、本サービスにより契約者から当社に提供され、当社は当該匿名加工情報を受領します。
2.当社は受領した匿名加工情報につき、匿名加工情報の安全管理のために必要かつ適切な措置、匿名加工情報の取扱いに関する苦情の処理その他の匿名加工情報適切な取扱いを確保するために必要な措置を講じるとともに個人情報に係る本人を識別する行為をいたしません。
3.契約者は、当社に匿名加工情報を提供する際は、あらかじめ匿名加工情報に含まれる個人に関する情報の項目及びその提供の方法について公表するとともに、当社に対して、当該提供に係る情報が匿名加工情報である旨を明示する必要があります。
第5条(匿名加工情報の利用)
1.当社は、匿名加工情報を病院、学会又は企業の委託によって行うデータ分析(疾病・行為別の収入、コスト、医療の質、薬剤・材料の使用又はその他の比較分析)、研究、論文執筆、学会発表、データベース構築、システム開発等の弊社の事業のために使用し又は第三者に提供することができます。
2.当社は、前項の目的のために匿名加工情報を第三者に提供するときは、あらかじめ、第三者に提供される匿名加工情報に含まれる個人に関する情報の項目及びその提供の方法について公表するとともに、当該第三者に対して、当該提供に係る情報が匿名加工情報である旨を明示いたします。
第6条(サービスの範囲)
本サービスは、ソフトウェアやデータなどをインターネットのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用するために、当社は、契約者がその端末機器をインターネットに接続するために必要なサービスを提供しません。本サービスの利用に際しては、契約者の端末機器をインターネットに接続するための手段を契約者の責任において用意する必要があります。
第4章 契約者の義務
第7条(契約者の管理)
1.契約者は、契約者が本サービスを利用するにあたり、パスワード、各操作において登録、作成した各情報を自らの責任において適切に管理しなければなりません。
2.当社は本サービスを利用するために、ログイン情報やパスワードの入力を求めることによって、その者のアクセスの権限の有無を確かめる場合には、正しいログイン情報やパスワードなど入力された文字列にてアクセスを果たしたその者に、サービス利用の権限があるものとして取り扱います。
3.契約者は管理している仮想サーバーなどに次の各号に掲げる事由が生じた場合は、自らの責で修補を行わなければなりません。
(1)第三者によって不正にアクセスされ、不正にソフトウェアや機能が変更、利用されたとき、その事実を知ったとき。
(2)コンピューターウィルスに感染したとき、その事実を知ったとき。
4.契約者は、第1項及び第3項に定める適切な管理を欠いた理由により当社に損害が生じた場合は、これを賠償する責を負います。
5.契約者は、自らが作成した仮想サーバーのプログラム、蓄積されたデータや保存されたデータ、サービスの利用における設定情報、その他の電磁的記録について、自らの責任において定期的に複製や管理しなければなりません。
第8条(禁止行為)
1.契約者は本サービスの利用において、次の各項に掲げる行為、又は第三者に直接および間接的にこれを行わせてはいけません。
(1)犯罪行為又は犯罪行為に結びつく恐れのある行為。 (2)法令又は公序良俗に反する行為。
(3)当社や第三者の商標権、著作権などの知的財産権を侵害する行為又は侵害する恐れのある行為。
(4)第三者の誹謗中傷、営業妨害、名誉毀損に該当する行為、プライバシーを侵害する行為又は侵害する恐れのある行為。
(5)アダルト関連の画像、動画、文章などの掲載。 (6)他社サイトを装ったフィッシング行為。
(7)迷惑(スパム)メールの発信や、内外かかわらず相応の行為によって本サービス内特定のホームページに誘致するなどの行為。
(8)インターネットの参加者の間において確立している慣習に反する行為。
(9)無償提供にかかわらず、不特定多数に対し当サービスを利用させる行為。
(10)本サービスやオプションサービスの利用や設定にあたり、次に掲げるほか、当社が不適切と判断する行為。
①本サービスが仮想サーバーを管理するに必要なツールの削除、および同一機能を有するモジュールの追加。
②ベンチマーク試験などディスク I/O、ネットワーク、その他設備に過度な負担をかける行為。
③ntp パッケージ等のインストール。
④dhcp サーバー機能の使用。
(11)当社の設備、ネットワークに過大な負荷を与える行為。 (12)前各号に掲げるほか、当社が不適切と判断する行為。
第9条(秘密情報)
1.契約者は、本サービスの利用において当社が公開をしていない、若しくは公然と知られていない当社のサービスに関する技術上又は営業上の情報(以下、「秘密情報」という。)を入手したときは、当社がこれを秘密として管理しているかどうかに関わらず、その入手した情報の存在若しくは内容を洩らしたり、又はこれを不正に利用したりしてはいけません。
2.契約者は、秘密情報を知る必要のある契約者の従業員、契約者の業務委託者などに
対して、善良なる注意をもって秘密情報を管理するものとします。
3.サービスの利用上、業務委託者などに対し秘密情報の開示を行った場合、本条同様の秘密保持を約束させるものとします。
4.契約者は、サービス利用契約が満了若しくは終了した場合は、その後すみやかに秘密情報を破棄するか消去するものとします。
5.前項の規定は、本サービスの終了後も適用するものとします。
第10条(契約上の地位処分の禁止等)
契約者は、本利用規約に基づく契約者の地位および当社に対して契約者の提供を求めることを内容とする権利について、当社への連絡ならびに当社の承諾なくして、第三者に譲渡、転貸、または担保に供することはできません。
第11条(契約者と第三者との間における紛争)
契約者は、本サービスの利用に際して第三者との間において生じた名誉毀損、プライバシーの侵害、その他一切の紛争について、契約者自身の責任で誠実にこれを解決しなければなりません。当社はこれら紛争に対して一切の関与を行いません。
第12条(届出)
1.契約者は、本サービスの申込みの際に入力した事項、提出した書類について変更があったときは、その旨及び変更の内容を速やかに当社に届け出る必要があります
2.当社は、前項の届出が当社に到達し、かつ、当社が変更の事実を確認するまでは、変更のないものとして本サービスの提供及び本サービスに関するその他の事務を行います。
3.第1項及び第2項の規定は、相続又は合併や、別途当社の認めによるものにより本利用規約にもとづく契約者の地位の承継があった場合にこれを準用します。この場合には、本利用規約にもとづく契約者の地位を承継した方が、契約者の承諾の上、本条に定める変更の届出を行う必要があります。
第13条(当社からの連絡)
1.契約者が本サービスを利用する際、本サービスのウェブサイトに掲げるサポート情報、メンテナンス情報や規約の変更などについての情報をよく閲覧し、また、当社が契約者に対して電子メール、郵便又はファックス等で通知をした場合には、その内容をよく読み、不明の点があるときは、当社に速やかに問い合わせを行いその内容を理解する必要があります。
2.当社は、前項の通知の内容を契約者が理解しているものとして本サービスの提供及び本サービスに関するその他の事務を行います。
第14条(本サービスの利用に関する規則)
1.当社は、本サービスの利用に際して契約者が遵守するべき事項を明らかにするために、本利用規約とは別に本サービスの利用に関する規則を定める場合があります。その規則の内容は、当社の本サービスのウェブサイトへの掲載等、適当な方法で契約者に知らせます。
2.当社は、前項により定めた規則の内容を改定する場合があります。改定された規則の内容は、当社の本サービスのウェブサイトへの掲載等、適当な方法で契約者に知らせます。
3.契約者は、本利用規約のほか、前項にもとづいて当社が定める規則についても遵守する
責があります。
第5章 本サービスの停止第15条(契約者の事由による本サービスの提供の停止)
1.当社は、契約者が次の各号に掲げる行為を行った場合、直ちに無催告でその契約者に対する本サービスの提供を停止することができるものとします。
(1)第8条に定める禁止行為を行った場合。
(2)MCクラウドサービスの停止事由を行った場合。 (3)その他本利用規約の規定に違反した場合。
2.契約者は、第1項にもとづいて当社が本サービスの提供を停止したことにより、契約者に生じた損害について、その責の求めや、一切の請求を行うことはできません。
第16条(当社の事由による本サービスの提供の停止)
1.契約者は、当社事由による下記各項の理由において本サ-ビスが停止しうるものであることを承諾する必要があります。
(1)当社の設備の保守、電気通信の障害や遅延、設備内のソフトウェアの瑕疵、その他の事由により本サービスを利用できない事態。
(2)コンピューターウィルス又はセキュリティの欠陥等のために当社のシステムに保存されているデータなどが滅失若しくは損傷、又はこれが改変される事態。
第6章 免責事項及び損害賠償額の制限
第17条(免責事項)
1.当社は、次の各号に掲げるいずれかの事由により契約者又は第三者に損害が生じた場合において、直接または間接を問わず、当社の過失の有無やその程度に関わらず、データ等の復旧、損害の賠償その他一切の責任を負いません。
(1)天災、疫病の蔓延、悪意の第三者による妨害行為又は本サービスの提供に際して当社が利用する電気通信事業者の設備の故障等、当社に責任のない事由。
(2)データ等が滅失若しくは損傷し、又は外部に漏れたこと。
(3)契約者又は第三者がサーバーに接続することができず、又はサーバーに接続するために通常よりも多くの時間を要したこと。
(4)契約者又は第三者がデータ等を他所に転送することができず、又はこれを他所に転送するために通常よりも多くの時間を要したこと。
(5)当社または契約者が本サービスのためにバックアップ機能を利用する場合において、データ等の複製がなされていなかったこと。
(6)本サービス自体により、又は本サービスに関連して契約者又は第三者に生じた損害。
2.当社は、次の各号に掲げる事項その他の本サービスに関する事項について、当社が何らかの担保責任を負う旨を定める法律の規定は、当社と契約者との間において、これを適用しないものとします。
(1)本サービスが一定の品質を備えること。
(2)本サービスの内容が特定の利用目的にかなうこと。
(3)本サービスを利用することが第三者の権利を侵害するものではないこと。
第18条(損害賠償額の上限)
当社が契約者に対して損害賠償責任を負う場合、その賠償額は契約者が申し込みをしたMCクラウドサービスの3か月分の利用料金の総額を上限とします。
第7章 本サービスの期間
第19条(利用期間)
1.本サービスの利用期間は、契約者と当社のMCクラウドサービスの契約が存続する期間とします。
2.本サービスの利用期間終了後も、当社が受領した匿名加工情報の利用に関する第5条の定めは存続するものとします。
第8章 紛争の解決
第20条(準拠法)
本利用規約の準拠法は、日本国の法令とします。第21条(裁判管轄)
本利用規約に基づく権利または法律関係を対象とする訴えについては、東京地方裁判
所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。他の裁判所について生じる法定管轄は、本条における合意をもってこれを排除します。
第22条(紛争の解決のための努力)
本サービスに関して権利または法律関係ついて紛争が生じた時は、各当事者は、相互の協力の精神に基づき誠実に解決のための努力をするものとします。
第9章 本利用規約の改定
第23条(改定)
当社は、実施する日を定めて本利用規約または本サービスの規則の内容を改定することがあります。その場合には、利用契約の内容は、改定された利用規約または本サービスの規則の実施の日から、改定された内容に従って変更されるものとします。
施行:2015 年 2 月 18 日改定:2017 年 5 月18 日