マニュアル番号:TDR-MNL-UTR-VERUPTOOL-101
リーダライタ
ファームウェア
バージョンアップツール
使用方法
発行日 2019 年 12 月 16 日
Ver 1.01
マニュアル番号:TDR-MNL-UTR-VERUPTOOL-101
ソフトウエア使用許諾契約書
本契約は、お客様(個人・法人を問いません)とタカヤ株式会社との間の契約です。
お客様は、本ソフトウエアをコンピュータにインストールする、または複製する、またはコンピュータにインストールされた本ソフトウエアを使用することで本契約に同意されたものとみなされます。
本契約に同意頂けない場合は、本製品(コンピュータプログラム、CD-ROM などの製品媒体、付帯ド
キュメント、その他一切のもの)を当社あてにご返却下さい。また本ソフトウエアをネットワーク経由でダウンロードして入手した場合は、入手したファイルをコンピュータから削除してください。
第 1 条 使用権の許諾
1)お客様は本契約への同意を前提にライセンス数に制限無く本ソフトウエアを使用することができます。
2)お客様は本契約書の添付を条件に本ソフトウエアを第三者に対し無償で配布することができます。
第2条 著作権
1)本ソフトウエアに関する著作権、特許権、商標権、ノウハウおよびその他すべての知的財産権は、当社に帰属することとします。
2)お客様は、本ソフトウエアに付された著作権表示等の注釈を削除または改変してはならないものとします。
3)本契約は、本契約に明示された場合を除き、本ソフトウエアに関する何らかの権利をお客様に許諾あるいは譲渡するものではありません。
第3条 禁止事項
1)コンピュータプログラムのリバースエンジニアリング、逆コンパイルまたは逆アセンブルを行うこと。また、これらの方法やその他の方法でソースコードの解読を試みること。
2)本ソフトウエアの一部またはすべてを変更すること。また、xx的著作物を作成すること。
3)本ソフトウエアの販売、営利目的での配布を行うこと。
第4条 無保証
1)当社は、本ソフトウエアがお客様の特定目的のために適当であること、有用であること、本ソフトウエアに瑕疵がないこと、その他本ソフトウエアに関していかなる保証もいたしません。
2)当社は、本ソフトウエアが第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないことを一切保証しません。お客様は、お客様ご自身の判断と責任により本ソフトウエアをご使用になるものとします。
3)本ソフトウエアや関連するすべての資料は、事前の通知なしに改良、変更することがあります。
第5条 免責
当社は、いかなる場合においても、本ソフトウエアの使用または使用不能から生ずるいかなる損害(事業利益の損害、事業の中断、事業情報の損失、またはその他金銭的損害)に関して、一切責任を負いません。
第6条 サポート
お客様が本ソフトウエアに関するサポートをご希望になる場合は、当社 RF 事業部までお問合せください。
連絡先
x000-0000
xxxxxxx 0-00-00 xxxxxx
タカヤ株式会社 事業開発本部 RF 事業部 RF 営業部
第7条 契約の解除
お客様が本使用許諾契約に違反した場合、当社は本使用許諾契約を解除することができます。その場合、お客様は本ソフトウエアの使用を中止し、プログラムをコンピュータからアンインストールし、本製品を当社へ返却するものとします。また、本ソフトウエアをネットワーク経由でダウンロードして入手した場合は、入手したファイルをコンピュータから削除してください。
(2019年2月 版)
目次
3.3.4 内蔵 CHIP のアップデートに失敗した場合 27
第1章 バージョンアップについて
本章では、バージョンアップについて説明します。
UHF 帯リーダライタ(UTR シリーズ)は、機能追加などを目的としてファームウェアのバージョンアップを行うことがあります。
当社WEB サイトからファームウェアのバージョンアップツールをダウンロードして頂くこと
で、既設のリーダライタをお客様ご自身でバージョンアップすることが可能です。
本書は、バージョンアップツールのダウンロード方法、ツールの使用方法を記載したものです。バージョンアップの手順、バージョンアップ時の注意点など、バージョンアップ作業を始める前に本書の内容を十分ご確認ください。
本ツールを使用したバージョンアップ作業は、以下の UTR シリーズ機種をご使用の場合にご利用いただけます。
【対象機種】
・UTR-SU01-3CH
・UTR-SN01-3CH
リーダライタのファームウェアバージョンは、当社ユーティリティツール(UTRRWManager)で確認することができます。
また、上位機器からのコマンド実行でも確認することができます。
UTR シリーズの機種には、制御マイコンファームウェアと、内蔵 CHIP ファームウェアの 2
種類のファームウェアがあります。
本アップデートツールでは、制御マイコンファームウェアのアップデート完了後に、自動的に内蔵CHIP ファームウェアのアップデートが始まります。
● 制御マイコンのファームウェアバージョンの確認方法
「ROM バージョンの読み取り」コマンドを使用することで確認できます。
また、当社ユーティリティツールUTRRWManager をご使用の場合には、起動時に
「ROM バージョンの読み取り」コマンドが自動的に実行されます。
【送受信ログの例】:制御マイコンのファームウェアバージョンが 1.081 の場合
/* ROM バージョンの読み取り */ [TX] 02 00 4F 01 90 03 E5 0D
[RX] 02 00 30 0A 90 31 30 38 31 55 4D 50 30 31 03 EC 0D
[cmt] ROM バージョン : 0000XXX00
● 内蔵CHIP のファームウェアバージョンの確認方法
「チップバージョンの読み取り」コマンドを使用することで確認できます。
また、当社ユーティリティツール UTRRWManager をご使用の場合には、起動時に
「チップバージョンの読み取り」コマンドが自動的に実行されます。
【送受信ログの例】:内蔵 CHIP のファームウェアバージョンが 1.081 の場合
/* ファームウェアバージョン取得 */ [TX] 02 00 55 02 90 00 03 EC 0D
[RX] 02 00 30 0B 90 00 31 30 38 31 55 49 43 30 31 03 DC 0D
[cmt] チップファームウェアバージョン : 1081UIC01
※バージョンアップツールは機種毎に異なりますので、必ずその機種専用のツールをお使いください。未対応のツールを使用してバージョンアップすることはできませんのでご注意ください。
本ツールを使用してリーダライタのファームウェアのバージョンアップをおこなった場合、リーダライタ内部の FLASH 設定は変更されません。(初期化もされません。)
バージョンアップ終了後も、リーダライタの FLASH 設定はバージョンアップ前の設定で起動します。
本書に記載のバージョンアップツールを使用し、何らかの原因で処理に失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる場合がありますのでご注意ください。
アップデートの最中に通信が途絶えますとアップデートに失敗します。安定して通信が行えることを確認してから作業を行ってください。また、アップデートの最中には絶対にリーダライタの電源を切らないでください。
アップデートは PC およびネットワークの負荷が最小の状態で行ってください。負荷の大きい状態で作業を行うと、アップデートに失敗する場合があります。
他のソフトを起動している場合は、全て終了してからアップデートを行ってください。
バージョンアップ作業はお客様の責任で実施いただきます。
万が一リーダライタが正常起動できなくなった場合、当社は一切の責任を負いませんので予めご了承ください。
修復させるためには当社にセンドバック頂く必要があり、有償修理対応となります。
第2章 セットアップ
本章では、バージョンアップを行う前のセットアップ手順について説明します。
バージョンアップツールは以下の WEB サイトからダウンロードしてください。
xxxxx://xxx.xxxxxx.xx.xx/xxxxxxx/xxxx/xxx/xxx_xxxxxxxx/
リーダライタごとに専用のバージョンアップツールを準備していますので、必ず専用のツールをご使用ください。
未対応のツールを使用してバージョンアップすることはできませんのでご注意ください。
セットアップを始める前に、お使いになる PC の動作環境をご確認ください。以下の環境を満足する必要があります。
Windows® 7 32/64bit 版 Windows® 8 32/64bit 版 Windows® 8.1 32/64bit 版 Windows®10 32/64bit 版
Intel® Core™2 Duo 1.6GHz 相当以上
2GB 以上
2.2.4 推奨ハードディスクドライブ空き容量 10GB 以上
2.2.5 対応リーダライタ UTR-SU01-3CH UTR-SN01-3CH
2.3.1 USB タイプ
USB インターフェースを持つリーダライタのファームウェアアップデートをおこなう場合、下図の通り PC とリーダライタを接続してください。
USB ケーブル
(リーダライタ付属品)
PC
USB タイプ リーダライタ 接続例
リーダライタ
UTR-SU01-3CH
2.3.2 TCP/IP タイプ
TCP/IP インターフェースを持つリーダライタのファームウェアアップデートをおこなう場合、下図の通り PC とリーダライタを接続してください。
安定した通信をおこなうために、PC とリーダライタを HUB 経由で接続するのではなく、 LAN クロスケーブルで直接接続してください。
AC アダプタ
(リーダライタ付属品)
LAN クロスケーブル
(付属品ではありません)
PC
TCP/IP タイプリーダライタ 接続例
リーダライタ
UTR-SN01-3CH
専用のバージョンアップツールを、お使いの PC にコピーしてください。ファイルが圧縮されている場合は解凍してください。
第3章 バージョンアップ手順
本章では、バージョンアップの手順について説明します。
USB 接続のリーダライタをバージョンアップする場合、初めてバージョンアップする個体は以下の手順に従って作業してください。
注意)
・ソフトを起動する前に、必ずリーダライタの電源を切って再起動してください。
・また、リーダライタの動作モード設定で「自動読み取りモード」が書き込まれている場合、 RF タグを読み取りしながらのファームウェアアップデートはできません。必ずリーダライタの動作モード設定を「コマンドモード」に設定して、アップデートをおこなってください。
・複数台のリーダライタのアップデートを連続しておこなう場合は、毎回ソフトを再起動してください。他のソフトを起動している場合は、全て終了してください。
● COM ポートのオープン
ソフトを起動すると次の画面が表示されます。
②
①
③
④
⑤
① COM ポートの選択
現在選択されている COM ポートの情報が表示されます。
クリックするとパソコン内で認識されている COM ポート一覧から選択して
COM ポートを変更することがxxxx。
② ポートの確認
Windows のデバイスマネージャを起動し、COM ポートを確認することがxxxx。
③ 再書込み設定
通常の手順で書き込みに失敗した時のみ使用するボタンです。
初めてバージョンアップ作業を行う場合は、このボタンは操作しないでください。
④ Open
選択したCOM ポートをOPEN し、次の操作に進みます。
⑤ キャンセル
作業を中断します。
リーダライタと通信ができた場合、以下の画面が開きます。
リーダライタの現在の ROM バージョン、CHIP バージョン、接続している COM 番号、ボーレート等が表示されます。
ファームウェアのアップデートを開始する場合は、 ボタンを押すか、
ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択します。
COM ポートの選択が間違っていた場合は、ログに以下のメッセージが表示されます。ソフトを終了し、COM ポートを確認してソフトを再起動してください。
● アップデートの実行
注意)アップデートを開始してから処理が終了するまでは、リーダライタの電源を切らないでください。
また、処理中は通信ケーブルも取り外さないでください。
処理が途中で失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる可能性があります。
ボタンを押すか、ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択すると、制御マイコンのファームウェアアップデートが開始されます。
※ 進捗状況がメイン画面に表示されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
制御マイコンのファームウェアアップデートに成功するとリーダライタのROM バージョンの読み取りがおこなわれます。
正しく書き込まれている場合、メイン画面に「制御マイコン用ファームの書き込みが正常に終了」と表示されます。
続いて、内蔵 CHIP のファームウェアアップデートが自動的に始まります。
※ 進捗状況がメイン画面に表示されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
● アップデートが正常に完了した場合
書き込みが完了すると、リーダライタの ROM バージョンおよびチップバージョンの読み取りがおこなわれ、正しく書き込まれている場合、メイン画面に「アップデートが正常に終了しました。」と表示されます。
[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了します。
● アップデートに失敗した場合
アップデートに失敗した場合、以下のダイアログボックスが表示されます。
また、メイン画面の表示ログで、どの処理で失敗したかを確認することができます。失敗した処理内容を確認の上、「3.3 バージョンアップに失敗した場合の対処方法」をご参照ください。
【ダイアログ】
【メイン画面】
※上記例は、制御マイコンの「書き込み」で失敗した例を示しています。
3.2 TCP/IP タイプ 通常の手順
TCP/IP 接続のリーダライタをバージョンアップする場合、初めてバージョンアップする個体は以下の手順に従って作業してください。
● ソフトの起動注意)
・ソフトを起動する前に、必ずリーダライタの電源を切って再起動してください。
・また、リーダライタの動作モード設定で「自動読み取りモード」が書き込まれている場合、 RF タグを読み取りしながらのファームウェアアップデートはできません。必ずリーダライタの動作モード設定を「コマンドモード」に設定して、アップデートをおこなってください。
・複数台のリーダライタのアップデートを連続しておこなう場合は、毎回ソフトを再起動してください。他のソフトを起動している場合は、全て終了してください。
ソフトを起動すると次の画面が表示されます。
①
②
④
⑤
③
⑥
⑦
① IP アドレス
接続するリーダライタに登録されている IP アドレスを入力します。製品出荷時の設定は[192.168.0.1]です。
② ポート番号
接続するリーダライタに登録されているポート番号を入力します。製品出荷時の設定は[9004]です。
③ PC のIP アドレス設定
PC に登録されている IP アドレス/サブネットマスクの設定一覧です。
PC に複数のアドレスが設定されている場合、リーダライタと接続可能な IP アドレスを選択してください。
④ ネットワーク接続
Windows のネットワーク接続ウインドウを開きます。
PC のIP アドレスを変更する際にご利用ください。
⑤ 再書込み設定
通常の手順で書き込みに失敗した時のみ使用するボタンです。
初めてバージョンアップ作業を行う場合は、このボタンは操作しないでください。
⑥ 接続
①~③の設定を正しく行い、[接続]ボタンを押して次の操作に進みます。
⑦ キャンセル
作業を中断します。
[接続]ボタンを押すと、以下の画面が表示されます。
※LAN ボードの設定を変更するため、少し時間がかかる場合があります。画面が切り替わるまで操作せずお待ちください。
リーダライタと通信が出来た場合、以下の画面が開きます。
「Find UTR R/W」のメッセージが表示され、リーダライタの現在の ROM バージョンおよび内蔵CHIP のチップバージョンが表示されます。
ファームウェアのアップデートを開始する場合は、 ボタンを押すか、ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択します。
接続先の IP アドレスが間違っていた場合や、リーダライタの電源が入っていない場合には、以下のメッセージが表示されます。
ソフトを終了し、リーダライタおよび PC のIP アドレスを確認して、ソフトを再起動して
ください。
● アップデートの実行
注意)アップデートを開始してから処理が終了するまでは、リーダライタの電源を切らないでください。
また、処理中は通信ケーブルも取り外さないでください。
処理が途中で失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる可能性があります。
ボタンを押すか、ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択すると、制御マイコンのファームウェアアップデートが開始されます。
※ 進捗状況がメイン画面に表示されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
制御マイコンのファームウェアアップデートに成功するとリーダライタのROM バージョンの読み取りがおこなわれます。
正しく書き込まれている場合、メイン画面に「制御マイコン用ファームの書き込みが正常に終了」と表示されます。
続いて、内蔵CHIP のファームウェアアップデートが自動的に始まります。
※ 進捗状況がメイン画面に表示されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
● アップデートが正常に完了した場合
書き込みが完了すると、リーダライタの ROM バージョンおよびチップバージョンの読み取りがおこなわれ、正しく書き込まれている場合、メイン画面に「アップデートが正常に終了しました。」と表示されます。
[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了します。
● アップデートに失敗した場合
アップデートに失敗した場合、以下のダイアログボックスが表示されます。
また、メイン画面の表示ログで、どの処理で失敗したかを確認することができます。失敗した処理内容を確認の上、「3.3 バージョンアップに失敗した場合の対処方法」をご参照ください。
【ダイアログ】
【メイン画面】
※上記例は、制御マイコンの「書き込み」で失敗した例を示しています。
アップデートに失敗した場合、どの処理で失敗したかにより、対処方法が異なります。メイン画面の表示ログをご参照ください。
書き込みの処理は、制御マイコンのアップデート(初期化 → 書き込み → データ照合)
→ 内蔵CHIP のアップデートの順でおこなわれます。
3.3.1 制御マイコンの初期化に失敗した場合メイン画面の表示ログ<例>
初期化のイレース中に電源が切れるなどの原因で処理に失敗した場合、リーダライタが正常起動できなくなる可能性が高いです。
メイン画面で[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了し、
リーダライタの電源を入れ直してください。
再度ソフトを起動し、リーダライタのインターフェースに合わせて、
「3.2 TCP/IP タイプ 通常の手順」
「3.5 TCP/IP タイプ 再書き込み手順」をお試しください。
いずれの手順でも復旧できない場合は、有償修理対応となります。
3.3.2 制御マイコンの書き込みに失敗した場合メイン画面の表示ログ<例>
書き込み中に電源が切れるなどの原因で処理に失敗した場合、メイン画面で[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了し、リーダライタの電源を入れ直してください。
再度ソフトを起動し、リーダライタのインターフェースに合わせて、
「3.5 TCP/IP タイプ 再書き込み手順」をお試しください。
※[再書込み設定]を選択しないと、リーダライタへの接続ができない状態となります。
[再書込み設定]を選択しないで接続を試行した場合、
「R/W モジュールが見つかりませんでした。R/W の接続を確認してください。」のメッセージが表示されます。
書き込みまで成功し、その後のデータ照合またはGet ROM Version で失敗した場合は、本項をご参照ください。
メイン画面の表示ログ<例>
書き込み中に電源が切れるなどの原因で処理に失敗した場合、メイン画面で[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了し、リーダライタの電源を入れ直してください。
再度ソフトを起動し、リーダライタのインターフェースに合わせて、
「3.2 TCP/IP タイプ 通常の手順」をお試しください。
※再書き込みモードで書き込んだ場合、「NG:ビットレート合わせ込み」「書込設定:NG」などのエラーとなり、アップデートに失敗します。
制御マイコン用ファームのアップデートに成功し、内蔵 CHIP の書き込みに失敗した場合、制御マイコンと内蔵CHIP でファームウェアバージョンが不一致となり、
「アップデートに失敗しました。」と表示されます。メイン画面の表示ログ<例>
書き込み中に電源が切れるなどの原因で処理に失敗した場合、メイン画面で[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了し、リーダライタの電源を入れ直してください。
再度ソフトを起動し、リーダライタのインターフェースに合わせて、
「3.2 TCP/IP タイプ 通常の手順」
をお試しください。制御マイコン用ファームウェアのアップデートから再度実行します。
※再書き込みモードで書き込んだ場合、「NG:ビットレート合わせ込み」「書込設定:NG」などのエラーとなり、アップデートに失敗します。
上記手順で再度アップデートを実行した場合、内蔵 CHIP への書き込み時には、自動的に
「再書き込みモード」で実行されます。
注意)
・本手順は、制御マイコンの「初期化」または「書き込み」に失敗した場合のみ実施してください。
※その他の処理において失敗した場合は、「3.1 USB タイプ 通常の手順」をご参照ください。
・ソフトを起動する前に、必ずリーダライタの電源を切って再起動してください。
・また、リーダライタの動作モード設定で「自動読み取りモード」が書き込まれている場合、 RF タグを読み取りしながらのファームウェアアップデートはできません。必ずリーダライタの動作モード設定を「コマンドモード」に設定して、アップデートをおこなってください。
・複数台のリーダライタのアップデートを連続しておこなう場合は、毎回ソフトを再起動してください。他のソフトを起動している場合は、全て終了してください。
ソフトを起動すると以下の画面が開きます。
[再書込み設定]ボタンを押します。
[再書込み設定]ボタンを押すと、以下の画面が開きます。
前回ファームウェアアップデート時に、「制御マイコン」への書き込み処理で失敗した場合や、アップデート後にリーダライタが正常起動しなくなった場合には、「☑再書き込みを行う」に チェックを入れ、[設定]ボタンを押します。
「内蔵 CHIP」への書き込みや、制御マイコンの「データ照合」で失敗した場合、
「□再書き込みを行う」にチェックを入れずに[設定]ボタンを押し、再度書き込みをおこないます。
COM ポートの選択画面に戻ります。
[再書込み設定]を行うと、画面のタイトルに「シリアルポートのオープン(再書込みモード)」と表示されます。
この状態でリーダライタを接続しているポートを選択し、[Open]ボタンを押します。
ファームウェアの書き込み画面が開きます。[再書込み設定]を行うと、メッセージ画面に、
「再書き込みモードで、ファームのアップデートを実行します。」と表示されます。 ボタンを押すか、ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択すると、 アップデート(ファームの書き換え)が開始されます。
注意)バージョンアップを開始してから処理が終了するまでは、リーダライタの電源を切らないでください。
また、処理中は通信ケーブルも取り外さないでください。
処理が途中で失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる可能性があります。
ボタンを押すか、ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択すると、制御マイコンのファームウェアアップデートが開始されます。
※ 進捗状況がメイン画面に表示されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
制御マイコンのファームウェアアップデートに成功すると、内蔵 CHIP のファームウェアアップデートが自動的に始まります。
※ 進捗状況がメイン画面に表示されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
書き込みが完了すると、リーダライタの ROM バージョンおよびチップバージョンの読み取りがおこなわれ、正しく書き込まれている場合、メイン画面に「アップデートが正常に終了しました。」と表示されます。
[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了します。
3.5 TCP/IP タイプ 再書き込み手順
・本手順は、制御マイコンの「初期化」または「書き込み」に失敗した場合のみ実施してください。
※その他の処理において失敗した場合は、「3.2 TCP/IP タイプ 通常の手順」をご参照ください。
・ソフトを起動する前に、必ずリーダライタの電源を切って再起動してください。
・また、リーダライタの動作モード設定で「自動読み取りモード」が書き込まれている場合、 RF タグを読み取りしながらのファームウェアアップデートはできません。必ずリーダライタの動作モード設定を「コマンドモード」に設定して、アップデートをおこなってください。
・複数台のリーダライタのアップデートを連続しておこなう場合は、毎回ソフトを再起動してください。他のソフトを起動している場合は、全て終了してください。
ソフトを起動すると以下の画面が開きます。[再書込み設定]ボタンを押します。
[再書き込み設定]ボタンを押すと、以下の画面が開きます。
前回ファームウェアアップデート時に、「制御マイコン」への書き込み処理で失敗した場合や、アップデート後にリーダライタが正常起動しなくなった場合には、「☑再書き込みを行う」に チェックを入れ、[設定]ボタンを押します。
「内蔵 CHIP」への書き込みや、制御マイコンの「データ照合」で失敗した場合、「□再書き込みを行う」にチェックを入れずに[設定]ボタンを押し、再度書き込みをおこないます。
TCP/IP の設定画面に戻ります。
[再書き込み設定]を行うと、画面のタイトルに「TCP/IP の設定(再書き込みモード)」と表示されます。
この状態でリーダライタの IP アドレスとポート番号を入力し、[接続]ボタンを押します。
ファームウェアの書き込み画面が開きます。[再書込み設定]を行うと、メッセージ画面に、
「再書き込みモードで、ファームのアップデートを実行します。」と表示されます。 ボタンを押すか、ツールバーより[ファーム]>[アップデート]を選択すると、 アップデート(ファームの書き換え)が開始されます。
注意)バージョンアップを開始してから処理が終了するまでは、リーダライタの電源を切らないでください。
また、処理中は通信ケーブルも取り外さないでください。
処理が途中で失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる可能性があります。
バージョンアップが正常に終了すると、以下の画面が表示されます。
[✕]ボタンを押すか、メニューバーの[ファイル]>[終了]を選択してソフトを終了します。
変更履歴
Ver No | 日付 | 内容 |
1.00 | 2019/11/11 | 新規作成 |
1.01 | 2019/12/16 | 制御マイコンと内蔵CHIP のファームウェアのバージョンアップツールを統合 |
タカヤ株式会 [URL] | 社 事業開発本部 RF 事業部 |
[Mail] |
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