(Tel: 03-6415-4031)
平成 23 年 6 月 28 日
各 位
会 社 名 株式会社メディビックグループ代表者名 代表取締役社長 xx xx
(コード番号 2369:東証マザーズ)問合せ先 執行役員管理本部長 xx x
(Tel: 00-0000-0000)
株式会社フォンツ・ホールディングスとの業務提携に関する覚書締結のお知らせ
当社は、平成23年6月28日開催の取締役会において、株式会社フォンツ・ホールディングス
(JASDAQ コード:3350、以下、「フォンツ社」という。)との間で、双方の事業拡大、企業価値向上を目的に、業務提携を前提とした覚書を締結することを決議いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1.業務提携の理由
昨今の日本における健康関連市場の拡大は、少子高齢化の時代の流れとともに、医療、運動、食事、メンタルヘルスなどの各分野において、中高年を中心に着実にそのすそ野を広げ、多様化するニーズに合わせるように各業態において技術革新、新製品の投入、既存サービスの見直しなど、活発な動きがみられます。
予防を含む医療分野では、簡易検査から高度な専門技術を用いたガンPET健診、遺伝子検査の活用など豊富な健康診断、専門検診ラインナップが提供されております。また、抗加齢医療(アンチエイジング)、生活習慣予防、メンタルヘルケアでは、特に女性を中心とした美容やアンチエイジング向け機械、商品が通販市場を軸に堅調な伸びを示しており、健康・ダイエット・機能性食品、サプリメントなどには大手食品メーカーが続々新規参入するなど需要の高さを示しております。さらに老化・肥満予防のためのフィットネス、ウォーキングなど日頃からの適切な運動、食事・栄養療法、メンタルカウンセリング、心理療法、マッサージ・リラクゼーションなどと、健康の維持、増進、強化につなげる商品・サービスが各業態から数多く市場に投入されております。
このような状況のなか当社グループでは、3年前よりDNAプライベートバンキング事業を立ち上げ、基幹技術であるPGx技術を活用した遺伝子検査解析技術を用いた健康管理支援サービスを行い、確かな技術力と実績により顧客から高い信頼と評価を得ております。また近年では、この技術・ノウハウを活用し、より多くの方々にご利用いただける健康管理支援サービスの構築を目指し、個々の遺伝子を解析することにより、病院でもらう処方薬や薬局で売られている市販薬の服薬に伴う副作用リスクの判定情報を提供することで、より安全な服薬に役立てていただくという健康管理支援サービス「おくすり体質検査」サービスを開始しております。本サービスはマーケティングに基づくニーズの高さ、価格、コストなど総合的に判断して導入を決定したもので、サービス開始以降、順調に事業業績を伸ばしております。しかしながら、市場の声は多岐にわたり、当社サービスに対し様々な意見、要望が数多く寄せられるという状況も一方では存在し
ており、それにお応えすべく新たな事業スキームを模索、検討する状況が続いておりました。 こうしたなか、今般、総合エンターテインメントをキーワードの一つとして新たな事業領域へ
の取り組みを拡大しているフォンツ社との間で、お互いの保有する経営資源・ノウハウを相互活用し、拡大を続ける健康関連市場に向けて、協業して共に事業拡大を図る新たな取り組みを推進することにつき合意し、当社テーラーメイド健康管理事業における遺伝子解析技術を軸にしたB toCビジネスの新規事業開発(ダイエット、老化防止などの関連サービス)を行うための業務提携を前提とした覚書を締結することとしたものであります。
フォンツ社(旧ダイキサウンド株式会社)は、インディーズ音楽分野におけるパッケージディストリビューションを主たる事業とし、併せてインディーズ音楽の配信、データベースの提供・販売を行っており、平成 23 年 3 月 1 日付で持株会社へ移行し、改称して新たなスタートを切った会社であります。現在フォンツ社は、低迷が続く音楽CD市場のなかにあって、インディーズ市場における新譜のCD、DVD等の売上、音楽配信サービス、TVコンテンツ制作等の売上を順調に伸ばしております。また直近では、総合エンターテイメント事業をキーワードの一つとして、これまでのレーベル・アーティストとの関係や経営合理化の過程で得たノウハウを活用し、イベント企画や広告宣伝等、新たな事業領域への取組みを積極的に進めると同時に、これらをさらに進化させ、QOL(Quality of Life/Living)のソリューション&ディストリビューション企業への変貌を志向し、その方向性への足がかりとなる協業先を模索しているところでありました。
今般の業務提携は、当社の保有する技術力、ノウハウとフォンツ社の企画力、プロモーション力を有機的に融合させて、新たなBtoCビジネスの事業開発を推進し、もってそれぞれの事業拡大を図ろうとするものであります。
2.業務提携の内容等
業務提携の詳細につきましては、今後の協議を経てxx確定していく予定でありますが、主として以下の事項について検討を進めていくこととしております。
今後、具体的な事業計画(事業内容、サービス内容、業績への影響見込み額など)が確定した場合には速やかにお知らせいたします。
(1)新規事業開発の概要
健康(特にダイエット、老化防止)に関するテーラーメイド体質検査の新規事業開発
(2)実施時期
平成 23 年 10 月
3.業務提携の相手先の概要
(1) | 名 称 | 株式会社フォンツ・ホールディングス |
(2) | 所 在 地 | xxxxxxxxxxx 0 x 00 x |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xxx xx |
(4) | 事 業 x x | 1. レコード音盤、コンパクトディスク等の音楽を録音した商品の制作、販売及び印税の管理並びに原盤の管理 2. 音楽レコード企画、制作、販売及び卸売 |
3. キャラクター商品(コンピューターで作成した個性的な名称や特徴を有している人物、動物の画像をつけたもの及びテレビ、映画、漫画等に登場する人物、動物等の名称や特徴を施した衣料品、文房具、装身具等)の著作管理、販売及び印税のx x並びに原盤の管理など | ||||||
(5) | 資 | 本 | 金 | 1,991 百万円(平成 23 年 2 月 28 日現在) | ||
(6) | 設 | 立 年 月 | 日 | 平成 11 年 6 月 11 日 | ||
(7) | 大株主及び持株比率 (平成 23 年 2 月 28 日現在) | アイシス・パートナーズ㈱ xx x | 75.8% 7.2% | |||
(8) | 当 社 と の 関 係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 | |||
人的関係 | 該当事項はありません。 | |||||
取引関係 | 該当事項はありません。 | |||||
(9)最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態 | ||||||
決算期 | 平成 20 年 8 月期 | 平成 21 年 8 月期 | 平成 22 年 8 月期 | |||
連 | 結 | 純 資 | 産 | 180 百万円 | 118 百万円 | △132 百万円 |
連 | 結 | x x | 産 | 1,513 百万円 | 942 百万円 | 628 百万円 |
1株当たり 連結純 資産 | 2,699 円 58 銭 | 916 円 62 銭 | △818 円 65 銭 | |||
連 | 結 | 売 上 | 高 | 3,891 百万円 | 2,590 百万円 | 1,620 百万円 |
連 | 結 営 | 業 利 | 益 | △356 百万円 | △176 百万円 | △322 百万円 |
連 | 結 経 | x x | 益 | △365 百万円 | △191 百万円 | △440 百万円 |
連 | 結 当 | 期 x x | 益 | △264 百万円 | △261 百万円 | △313 百万円 |
1株当たり連結当期純利益 | △5,388 円 24 銭 | △2,762 円 51 銭 | △2,170 円 90 銭 | |||
1 株 当 た り 配 当 金 | - | - | - |
4.日程
(1) | 業務提携契約締結にかかる取締役 会 | 平成 23 年 7 月中旬 |
(2) | 業務提携契約締結 | 平成 23 年 7 月中旬 |
(3) | 事 業 x x 予 定 | 平成 23 年 10 月から |
5.今後の見通し
本業務提携は、当社グループの事業拡大、企業価値向上に資するものと考えておりますが、現時点におきまして、平成 23 年 12 月期の当社連結業績への具体的な影響額は未定であります。
今後、当該連結業績への影響額が明らかになりましたら、速やかにお知らせしてまいります。
以 上