現在の海運業を取り巻く環境については、先進国を中心とする景気回復に伴い世界の海上荷動きが拡大し、船腹需給ギャップが改善しつつあるものの、引き続き存在する過剰造 船設備により、市況環境の構造的な好転には至っておりません。このような事業環境認識の下、当社はこれまでの経営方針を変革すべく、平成 26 年 3 月末に新中期経営計画「STEER FOR 2020」を策定し、右肩上がりの市況想定を前提とした従来型の利益目標とは一線を画し、難易度の高い輸送にも果敢に挑戦しながら、質の高い確かな成長を目指します。