Contract
平成18 年3 月31 日
株式会社エフティ資生堂(連結子会社)の生理用品事業譲渡に関するお知らせ
当社は、平成18 年3 月31 日開催の取締役会において、連結子会社株式会社エフティ資生堂(以下「エフティ資生堂」)の生理用品事業をユニ・チャーム株式会社およびユニ・チャームプロダクツ株式会社(以下、ユニ・チャームグループ)に譲渡することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、これを契機にユニ・チャームグループとは、お互いの強みを生かした戦略提携の可能性を検討してまいります。
記
1.事業譲渡の理由
当社は2005 年度より「お客さま志向のマーケティング改革」による成長性の拡大と、「抜本的な構造改革」による収益性の向上を目指した3 ヵ年計画に取り組んでおります。その柱は、スキンケア、メーキャップ、ヘアなどのカテゴリーを基軸としたそれぞれの領域において「太く・強いブランド」を育成することにあり、トイレタリー事業においても、洗浄3 分野へ集中するための構造改革を行っております。
今回の事業譲渡はその一環であり、これにより「コア領域」へ経営資源のさらなる集中化を図り、市場競争力を高めてまいります。
2.事業譲渡の内容
エフティ資生堂の生理用品事業は、開発および販売をエフティ資生堂が、製造をエフティ資生堂子会社の株式会社ミュウプロダクツが担当してまいりました。
(1) 譲渡の対象および譲渡先
① エフティ資生堂が所有する株式会社ミュウプロダクツ株式1,040 株全てをユニ・チャームプロダクツ株式会社へ譲渡する。
② エフティ資生堂が所有する棚卸資産をユニ・チャームプロダクツ株式会社へ譲渡する。
③ 当社が所有する生理用品事業に関する商標・特許等の知的財産をユニ・チャーム株式会社へ譲渡する。
(2) 譲渡事業の売上高
約40 億円(平成18 年3 月期見込)
(3) 譲渡価額および決済方法
譲渡日時点における適正な価額とし、協議のうえ決定する。
3.譲渡する子会社の概要
(1) | 商 | 号 | 株式会社ミュウプロダクツ |
(2) | 代 | 表 者 | xx xx |
(3) | 所 | 在 地 | xxxxxxxx0000 xx |
(0) | 設立年月日 | 昭和60 年9 月9 日 | |
(5) | 主な事業内容 | 生理用品の製造 | |
(6) | 決 算 期 | 3 月 | |
(7) | 従業員数 | 162 名(パートタイマー含む) | |
(8) | 資本金の額 | 8,000 万円 | |
(9) | 発行済株式総数 | 1,600 株 | |
(10) | 大株主構成および所有割合 | 株式会社エフティ資生堂 1,040 株(65%) 丸三産業株式会社 560 株(35%) | |
(11) | 最近事業年度における業績の動向 | (百万円) |
平成16年3 月期 | 平成17 年3 月期 | |
売上高 | 3,987 | 3,376 |
売上総利益 | 274 | 310 |
営業利益 | 202 | 230 |
経常利益 | 187 | 223 |
当期利益 | 117 | 113 |
4.譲渡先の概要
ユニ・チャーム株式会社について
(1) 商 号 ユニ・チャーム株式会社
(2) 代 表 者 xx xx
(3) 本店所在地 xxxxxxxxxxxxx000 xx
(0) 主な事業内容 子供用紙おむつ、生理用品などの販売ユニ・チャームプロダクツ株式会社について
(1) 商 号 ユニ・チャームプロダクツ株式会社
(2) 代 表 者 xx xx
(3) 本店所在地 xxxxxxxxxxxxx000 xx
(0) 主な事業内容 子供用紙おむつ、生理用品などの製造
5.日程
平成18 年3 月31 日 取締役会決議および基本合意契約締結
平成18 年4 月30 日 株式譲渡契約および資産譲渡契約締結(予定)
平成18 年5 月31 日 株式譲渡および事業譲渡完了(予定)
6.業績に与える影響
当該事業譲渡に伴う、当社平成18 年3 月期の業績(連結・単体)に与える影響は軽微であります。
以 上
(ご参考)
株式会社エフティ資生堂(連結子会社)の概要
(1) 商 号 株式会社エフティ資生堂
(2) 代 表 者 xx x
(3) 本店所在地 xxxxxxxx0-0-0
(4) 主な事業内容 トイレタリー製品の販売
(5) 株主構成 株式会社資生堂 2,200 株(100%)