Tranzax 電子契約サービス利用規約
Tranzax 電子契約サービス利用規約
第１条 （目的）
本規約は Tranzax 電子債権株式会社（以下、「当社」という。）が提供する Tranzax 電子契約サービス（以下、「本サービス」という。）を利用するにあたり、 お客様が遵守すべき事項およびご留意いただく事項を定めるものです。
第２条 （用語の定義）
（１） Tranzax 電子契約サービス ： セコムトラストシステムズ株式会社が提供するクラウドサーバー上で、電子契約処理を可能とする、当社が運営するサービスです。
（２） 電子契約 ： 企業間で取り交わしていた社印を押印する書面契約を電子化し、電子文書に電子証明書で署名（電子署名）して契約することです。押印がなされた書面と同等の証拠力を持ちます。
（３） 電子署名・タイムスタンプ機能 ： 電子文書へ電子署名とタイムスタンプを付与することで、契約書に対して電子的に、「いつ」
「誰が」、「何を」を行ったかについて証明する機能です。
（４） 管理者 ： 本サービスの運用管理等を行う会社です。
（５） 電子証明書 ： 間違いなく本人であることを電子的に証明するために、信頼できる第三者機関（認証局）が発行する証明書です。
（６） 契約書データ ： 管理者が作成する契約書に関する電子データです。
（７） 承諾書 ： 「Tranzax 電子契約サービス」利用に関する承諾書です。
（８） 承諾書（代理署名用） : 「Tranzax 電子契約サービス」利用に関する承諾書兼代理署名に関する同意書です。
（９） ユーザーID ： 本サービスでお客様を特定するための番号です。
(10) 契約担当者 ： 契約書データに電子署名を行うための、正当な権限を有する担当者です。
第３条 （サービスの内容）
（１） 電子契約は、管理者が契約書データを作成し、本サービスに登録するものとします。
（２） お客様は利用申込書を提出した後、本サービスから配信される電子メールに記載されたアドレスにアクセスし、使用するパソコンへ電子証明書（クライアント証明書）のインストールを行った上で、ユーザーID およびパスワードにて、本サービスへアクセスし利用を開始することができます。
（３） お客様は、契約担当者を任命するものとし、契約書データへの電子署名は契約担当者が行うものとします。 なお、契約担当者以外の担当者が契約書データへの電子署名を行った場合であっても、契約担当者が電子署名を行ったものとみなします。
（４） 契約書データへの電子署名に使用する電子証明書は、お客様ご自身が本サービスへ発行申請を行うものとします。
（５） 契約書データに対して、契約当事者それぞれの電子署名が完了した時点をもって契約が成立するものとします。
（６） データ保管されるサーバにはお客様専用のデータ保管領域が準備され、契約当事者以外の第三者からのアクセスが完全に制限されるものとします。
（７） 本サービスでは、電子契約書の照会、 電子署名、当社への諸届出書のアップロード、電子文書のダウンロードを行うことができます。
第４条 （利用申込）
（１） お客様は本サービスを利用する場合、あらかじめ、承諾書に必要事項を記入し、捺印の上、管理者に提出するものとします。
（２） お客様は本サービスを利用し、契約書への電子署名を管理者に委任する場合、承諾書（代理署名用）に必要事項を記入し、
捺印の上、管理者に提出するものとします。
第５条 （利用時間）
お客様は、２４時間３６５日いつでも本サービスを利用することができます。 なお、メンテナンス等の理由により、利用時間内であっても本サービスを利用できない場合があります。
第６条 （利用設備等）
（１） お客様は自己の責任と負担において、本サービスを利用するために必要な通信機器、ソフトウェア等を準備するものとします。また、お客様は自己の責任と負担において、任意の電気通信サービスを経由して本サービスを利用するものとします。
（２） 本サービスを利用するには、インターネット接続が可能なパソコンの設置およびプロパイダ契約が必要となります。 なお、本サービスではセキュリティ上、データが暗号処理されているため、お客様側でファイアウォールが設定されている場合、画面閲覧、画面からの入力指示、画面への表示等ができなくなる可能性があります。 その場合、暗号化通信を許可するようにファイアウォールの設定を変更していただくか、場合によっては、別途パソコンをご用意いただき、ファイアウォールのない環境で接続していただく必要があります。
第７条 （利用期間）
本サービスの利用期間は、お客様が本サービスからユーザーID およびパスワードの通知を受け、電子証明書の設定等所定の手続完了後から、契約の解約もしくは本サービスの中止等により当該ユーザーID にかかる利用資格を喪失した時までとします。
第８条 （利用料金）
本サービス利用にかかる利用料金は通信回線使用料のみとし、通信回線使用料については、お客様にてご負担いただきます。
第９条 （ユーザーID およびパスワード等）
（１） 管理者は、お客様から本サービスの利用申込みを受けた場合、ユーザーID およびパスワードを決定し、これを本サービスよりお客様に通知するものとします。なお、ユーザーID の追加はできません。
（２） お客様は、前号により通知されたユーザーID およびパスワード等の使用、管理について一切の責任を負うものとし、定期的にパスワードを変更するなどの方法により、契約担当者以外の第三者がユーザーID およびパスワード等を使用しないよう努めるものとします。 また、これらが第三者に使用されたことにより当該お客様に生じた損害については、当社および管理者は責任を負いません。
（３） 電子証明書やパスワード等の信頼性が損なわれる事態が生じた場合は、お客様は速やかに管理者に連絡するものとし、管理者は速やかに無効化を行うものとします。 管理者にて前述の事態を確認した場合も同様に無効化を行うものとします。
（４） お客様において電子証明書、ユーザーID およびパスワード等の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等により、お客様およびその他の第三者に発生した損害について、お客様は当社および管理者に一切の責任を求めることができないものとします。
第１０条 （本人確認）
（１） 本サービスにおける本人確認は、事前にお客様が利用するパソコンに登録された電子証明書および本サービスのログイン画面にお客様が入力したユーザーID およびパスワードと、本サービスにあらかじめ登録されているユーザーID およびパスワードとを照合する方法により行われます。
（２） 前項の方法により電子証明書、ユーザーID およびパスワードが一致した場合、本サービスはお客様本人とみなすものとします。
（３） 本サービスの利用について、お客様がユーザーID およびパスワード等を所定の回数以上誤って入力した場合、強制的に本サービスの利用は停止されます。 この場合、お客様が本サービスの利用を再開するには、管理者に連絡の上、管理者所定の手続が必要となります。
第１１条 （サービス提供の中止、停止）
（１） 当社は本サービスの運営に関し、本サービスの利用を監視し、必要と認める場合、自己の裁量により本サービスへのアクセスを制限することができます。
（２） 当社は以下の事項に該当する場合、本サービスの運営を中止・停止できるものとします。
① 本サービス用設備の保守を定期的にまたは緊急に行う場合
② 天災、事変その他の非常事態により、本サービスの提供が通常通りできなくなった場合
③ その他管理者が、本サービスの運営上、一時的な停止を必要と判断した場合
（３） 当社は、前項の定めにより、本サービスの運営を中止・停止するときは、予めその旨を当社の定める方法でお客様に通知するものとします。 ただし、緊急を要する場合、その他やむを得ない事由がある場合は、この限りではありません。
（４） 当社は、本サービスへのアクセス制限、本サービスの中止・停止などの発生により、お客様または第三者が被ったいかなる損害についても、理由を問わず一切の責任を負わないものとします。
（５） 当社は、お客様への事前の通知なくして本サービスの内容・名称を変更することがあります。
第１２条 （お客様が行う利用の解除）
お客様は、本サービスの利用の中止または終了を希望する場合、管理者へ申し出を行うものとします。 この場合、本サービスで保管しているお客様のデータついては、引き続き本サービスで保管、管理するものとします。
第１３条 （免責）
（１） 本サービスの利用に際して、当社および管理者は、当社および管理者の責めによらない通信機器、回線、コンピュータ等の障害により本規約に基づく取扱いが不能になった場合、そのためにお客様およびその他第三者が被った損害・費用等についての賠償責任を負わないものとします。
（２） 当社および管理者は、ユーザーID およびパスワード等に偽造、変造、盗用その他の事故があった場合であっても、それにより生じた損害について一切責任を負わないものとします。
（３） 当社および管理者は、お客様が承諾書（代理署名用）によって契約書の電子署名を管理者に委託した場合であっても、それにより生じた損害について一切責任を負わないものとします。
第１４条 （禁止事項）
（１） お客様は、本サービスの利用にあたり、以下に掲げる行為をしないものとします。
① 他人の著作xxの知的財産権を侵害する行為
② 他人の財産、プライバシーを侵害する行為
③ 他人の名誉を毀損しあるいは誹謗中傷する行為
④ 本サービスの運営に支障をきたす行為
⑤ 他のお客様のユーザーID およびパスワード等を使用する行為
⑥ 本サービスの使用目的と異なる行為
⑦ その他、法令もしくは公序良俗に違反し、または他人に不利益を与える行為
（２） 当社および管理者は、お客様の行為が前項①から⑦までのいずれかに該当すると判断した場合は、当社および管理者が適当と判断する措置を講ずることができるものとします。
第１５条 （情報の取扱い）
（１） お客様は、本サービスにより知り得た情報を本サービスの使用目的の範囲内で利用するものとし、有償無償にかかわらず、第三者に対する再使用権の設定、頒布、販売、譲渡、貸与を行ってはならないものとします。
（２） お客様は、本サービスにより知り得た情報の全部または一部の修正、それを基にした派生的制作物の作成を行ってはならないものとします。
（３） 当社は、本サービスに含まれる個人情報の取扱は、法令等および当社プライバシーポリシーに従い取り扱うものとします。
第１６条 （損害賠償）
お客様は、本規約または法令の定めに違反したことにより、当社および管理者に損害を及ぼした場合、当該損害を賠償する責任を負うものとします。
第１７条 （規約の変更）
当社は、当社が必要と判断した場合には、お客様に対して当社ホームページ、郵送または他の手段を用いて変更内容を通知することにより、本規約の内容を変更することができるのものとします。ただし、変更内容が軽微な場合においては、当社はお客様への変更内容の通知を省略することができます。
第１８条 （協議）
本規約に規定のない事項および規定された項目について疑義が生じた場合は、誠意を持って協議の上解決することとします。
附則
(施行期日)
第 1 条 本利用規約は、2017 年４月１日から適用します。
附則（2017 年 10 月 1 日改正）
(施行期日)
第 1 条 本利用規約は、2017 年 10 月１日から施行します。
附則（2018 年 10 月 1 日改正）
(施行期日)
第 1 条 本利用規約は、2018 年 10 月１日から施行します。
以上