IBM Analytics Design Services
サ ービス記述書
IBM Analytics Design Services
お客様の注文が受諾されると、本「サービス記述書」が、お客様の「クラウド・サービス」をサポートする「アクセラレーション・サービス」に適用されます。適用できる注文関連文書には、お客様の発注に関する価格設定および追加的な詳細情報が記載されています。
アクセラレーション・サービス
サービス
お客様は、以下の各テクノロジー領域に対して利用可能な以下のサービスから選択することができます。
Hybrid Data Management
Unified Governance and Integration
Data Science
Business Analytics
Enterprise Content Management
IBM Data Strategy Design
IBM は、このデータ戦略設計エンゲージメント (「データ戦略ワークショップ」) を、お客様と協力するための主な初期ステップの 1 つとして提供します。このステップでは、データ戦略と設計を、エンタープライズ・データ戦略に関するお客様の主要なドライバーとすぐに実行に移せるタスクに合わせて調整します。データ・ユース・ケースの使用を通じて、Business-to-Data の戦略および目的に関する明確な理解を確立後、データ要件および関連する設計特性を明確化し、固めることができます。この「データ戦略ワークショップ」の結果により、お客様はバリュー・エンゲージメントの証明に関与し、さらに包括的なデータ・トポロジー、データ・ガバナンス、およびデータ・レイク設計基準を特定して詳述するという次のステップに進んで、最終的なエンタープライズ・ソリューションの効果的な導入を実現できます。
取り上げられている標準的なトピックには以下が含まれます。
ビジネス戦略の理解
ユーザー・ストーリーの分析
固有のデータ・ストア、オーナー、コンテンツ、およびライフサイクルの特定
データ・サイズおよび増加の特定
データのセキュリティーおよび重要度の検証
プロファイルおよび品質に関するニーズの決定
必要なメタデータ管理の決定
機能上および分析に関して提案されたツールへのストアのマッピング
ビジネス目標およびユース・ケースに照らした検証
このサービスでは、お客様とのデータ戦略の設計を支援して、IBM アーキテクト、専門分野の専門家および業界の専門家による助言的なコンサルティングに関する専門知識を最大 80 時間提供します。
IBM Data Topology Design
IBM は、このデータ・トポロジー設計エンゲージメント (「データ・トポロジー・ワークショップ」) を、お客様のデータ戦略の拡張およびエンタープライズ向けのロードマップの構築に関する主な革新的なステップの 1 つとして提供します。ビジネス戦略および関連するデータ戦略を定義するという取り組みから論理的に導かれる、この「データ・トポロジー・ワークショップ」では、データのランドスケープおよびトポロジーの考慮事項を掘り下げて、それをお客様のエンタープライズ・データ目標を進化させるという、さらに大きな目標の一部として検証しなければなりません。データ・トポロジーは、データ・ゾーン、構造、ソーシング、および使用に関する静的ビューを提供します。データ・フロー・モデリングはトポロジー上にオーバーレイされて、データ移動の「アクティブ・フロー」に関するビューを提供します。これには、速度、ライフサイクル、およびボリュームなどの特性が含まれます。
取り上げられている標準的なトピックには以下が含まれます。
ハイブリッド型ランドスケープにわたるデータ・ストア、エンジン、およびフローの概念的モデリング
ビジネス目標をサポートするために必要な場所およびゾーンならびにそれぞれのインターフェースの特定
目標をサポートするために必要な最善の統合および関連処理の決定
現行のデータ・アーキテクチャーおよびフロー機能の評価
現行のハイブリッド・エンタープライズに関する取り組みのレビュー
提案のソリューションに関する成熟度およびロードマップの文書化
詳細な将来の概念的アーキテクチャー・モデルの作成
現状のアーキテクチャーを将来のアーキテクチャーにマッピングすること、およびロードマップの詳述
このサービスでは、お客様とのデータ・トポロジーの設計の開発を支援して、IBM アーキテクト、専門分野の専門家および業界の専門家による助言的なコンサルティングに関する専門知識を最大 80 時間提供します。
IBM Data and Governance Design
IBM は、この共通のデータおよびガバナンス設計エンゲージメント (「ガバナンス・ワークショップ」) を提供して、共通のデータおよびガバナンス・アプローチを構築します。この「ガバナンス・ワークショップ」は、共通のデータ概念およびデータ・ガバナンス要件のレビューから始まります。お客様のメタデータ・リネージュおよびガバナンス・ニーズについて詳しく話し合うことにより、このセッションの出席者は長期的なデータ・ガバナンス戦略についてガバナンス・ギャップおよびすぐに実行に移せるタスクを特定できます。
取り上げられている標準的なトピックには以下が含まれます。
ディープ・ダイブ・セッションの実行 (メタデータ・リネージュ、ガバナンス・カタログ、データ品質、データ・ライフサイクル管理、およびエンティティー管理をカバー)。
共通データのベスト・プラクティス、メタデータ・リネージュ、データ・ガバナンス、およびアナリティクスをお客様の短期および長期のデータ戦略に統合すること。
最高データ責任者の成功および業界のデータ戦略をレビューすること。
共通データの概念およびベスト・プラクティスのレビュー。
マスター・データ管理およびエンティティー・アナリティクス、データ・モデルおよび構造、メタデータおよびガバナンス・カタログ、データ品質およびプロファイル作成、ならびにオープン・ソースおよびガバナンス・サポートの検討。
このサービスでは、お客様との共通データおよびガバナンスの設計の開発を支援して、IBM アーキテクト、専門分野の専門家および業界の専門家による助言的なコンサルティングに関する専門知識を最大 80 時間提供します。
IBM Data Lake Design
IBM は、このデータ・レイク設計エンゲージメント (「データ・レイク・ワークショップ」) を提供して、お客様向けのハイブリッド型データ・レイク・アーキテクチャーについて共通の理解を確立します。この「データ・レイク・ワークショップ」は、「データ・レイクとは何か」および「お客様の状況にどのように適用すれば最大の利点をビジネスに提供し、導入の速度を高めることができるのか」に関する再確認から始まります。お客様の現在のデータ環境および将来の要件について詳しく話し合うことにより、このセッションの出席者は、同意された将来の状況に関するデータ・レイク・ロードマップに到達することができます。
取り上げられている標準的なトピックには以下が含まれます。
ハイブリッド・クラウドのセキュア・データ・レイク・アーキテクチャーに関する共通理解をディープ・ダイブ設計セッション (データ・フロー、セキュリティー、高可用性、災害復旧、クラウド統合およびクラスター管理をカバー) の一部として確立すること。
データ・レイクおよびその特徴的な要素に関する IBM の観点を明確化すること。
ビジネスの優先事項を特定して検証し、IT およびデータ・ランドスケープならびにギャップを理解すること (データ・レイク・シナリオの観点から)。
データ・レイク・ソリューションの構築に関するビジネスおよび IT の優先事項ならびに次のステップの調整において支援すること。
実行計画を構築すること。
マルチクラウドおよびハイブリッド・クラウドの統合、ネットワーキングおよびクラウド交換、ソフトウェア・スタックおよびオープン・ソース、インフラストラクチャーおよびプロビジョニング、ハードウェアおよびクラスター管理、キャパシティー計画、データ伝送およびセキュリティー、ならびに生産自動化を特定すること。
このサービスでは、お客様とのデータ・レイクの設計の開発を支援して、IBM アーキテクト、専門分野の専門家および業界の専門家による助言的なコンサルティングに関する専門知識を最大 80 時間提供します。
IBM Analytics Solution Initiation Workshop
このサービスでは、1 名の IBM の「アーキテクト」が 2 週間にわたり、IBM Cloud Garage ロケーションで、またはリモートで、最大 80 人時間、お客様の IBM Analytics ソリューションの開始を支援し、IBM が推奨するプラクティスを提供してお客様のプロジェクトを実行します。このサービスは、3 つのフェーズで構成されています。
第 1 フェーズでは、IBM はソリューションの発見および開始のワークショップを実施して、お客様のソリューションのビジネス要件を検証し、IBM Analytics ソリューション・トポロジーに影響を及ぼす可能性があるデータ・コレクション、データ・ガバナンス、データ・サイエンス、ビジネス分析、および関連する非機能ニーズを特定します。このアクティビティーには、IBM が推奨するプラクティスに基づいた IBM Analytics Solution の使用について概要的な評価を行うことを目的とした、ホワイトボード・セッション、お客様のスタッフとのインタビュー、および資料のレビューが含まれる場合があります。
第 2 フェーズでは、IBM は以下を行います。
第 1 フェーズで合意したトポロジーに基づいて IBM Analytics Solution のインスタンスを生成する。
最大 2 つの合意済みエンタープライズ・データ・ソースと IBM Analytics Solution を統合する。
IBM が提供する Analytics のサンプル・アプリケーションを 1 つデプロイする。
第 3 フェーズでは、IBM は IBM Analytics Solution 上にデプロイする 1 つのユース・ケースについて、範囲および必要最小限のデザイン・パラメーターを定義します。
このサービスの成果物は以下のとおりです。
ソリューション開始ワークショップのまとめに関するプレゼンテーション
基礎となる IBM Analytics Solution 環境のデモ
1 つのユース・ケースに対するユース・ケース定義文書
データ処理およびデータ保護に関するデータ・シート
本「サービス記述書」に適用される「データ・シート」はありません。
個人データの処理
本「サービス」は、一般データ保護規則 (GDPR) (規則 (EU) 2016/679) が適用される「個人データ」の処理は対象としていません。したがって、お客様は、GDPR の適用対象の範囲で「サービス」提供の一部として、お客様に代わって「処理者」として IBM が現在も今後も「個人データ」を処理することがないように、自らの責任において保証することを義務づけられています。
お客様は、前述の項に定めるお客様の義務に影響を及ぼす変更が予定されている場合は、遅滞なく、IBM に書面で通知し、GDPR の適用に伴う要件について IBM に指示するものとします。かかる場合、両当事者は、法律に準拠した IBM の「データ処理補足契約書 (DPA)」(xxxx://xxx.xxx/xxx に掲載)、および該当する「DPA 別表」を締結することに同意するものとします。
サービス・レベルおよびテクニカル・サポート
本「サービス記述書」では、「サービス・レベル・アグリーメント」および「テクニカル・サポート」は提供されません。
エンタイトルメントおよび課金情報
課金単位
「アクセラレーション・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
「エンゲージメント」とは、「クラウド・サービス」に関するプロフェッショナル・サービスまたはトレーニング・サービスです。
リモート・サービス料金
リモート・サービスを使用したか否かにかかわらず、リモート・サービスは購入日から 90 日後に満了となります。
追加条件
2019 年 1 月 1 日よりも前に締結されるクラウド・サービス契約書 (または同等のクラウド基本契約) については、xxxxx://xxx.xxx.xxx/xxx に掲載されている条件を適用します。
資料
当該オファリングの履行により IBM が作成する資料、およびお客様に提供された資料 (これらの資料のベースとなる既存の資料がある場合は、かかる既存の資料を除く) は、適用法で認められる限りにおいて職務著作であり、お客様に権利が帰属します。お客様は、当該資料を使用、実行、複製、表示、遂行、他への再使用許諾、配布および二次的著作物を作成する、取り消し不能で無期限の非排他的な国内外における無償の使用権を IBM に許諾します。
追加のエンゲージメントの条件
お客様は、リモートから提供されるサービスを適時に確実に完了するためには、お客様の全面的な関与と参加が必要であることに同意します。
i126-8127-02 (11/2018) 3 / 3 ページ