TEL.092-272-3900
平成 22 年8 月 31日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
xxxxxxxx 0 xx 0 x 00 x福岡リート投資法人
代表者名 執行役員 xx xx
(コード番号:8968)
資産運用会社名
xxxxxxxx 0 xx 0 x 00 x株式会社福岡リアルティ
代表者名 代表取締役社長 xx xx問い合わせ先
常務取締役財務部長 xx xx
TEL.000-000-0000
資産(優先匿名組合出資持分)の一部変更に関するお知らせ
本投資法人が平成 18 年 2 月 27 日付「資産(優先匿名組合出資持分)の取得に関するお知らせ」並
びに平成 22 年 3 月1日付「資産(優先匿名組合出資持分)の追加取得等に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、有限会社シーシーエイチブリッジ(以下「CCHB」といいます。)を営業者とする優先匿名組合出資持分(以下「本匿名組合出資持分」といいます。)を保有しておりますが、今般、本匿名組合出資持分の内容に関連しまして、その出資先である CCHB が保有する対象不動産等の一部について、変更がございますのでお知らせします。
記
1. 変更内容
CCHB は、キャナルシティ博多 SPC 保有区分(注1)を信託財産とする信託受益権を保有しております。今般、当該信託受益権を構成している信託財産のうち、福岡シティ劇場部分につき信託分割が行われた上で、平成 22 年 9 月 8 日に CCHB より福岡地所株式会社に対し売却(以下「本売却」といいます。)される予定です(注2)。これに関連しまして、現在、本投資法人は、CCHB との間でキャナルシティ博多 SPC 保有区分の売買予約契約を締結し、予約完結権(注3)を定めておりますが、本売却に伴い、予約完結権の対象資産を本売却後の CCHB の保有する信託受益権に変更する旨の合意書(以下「本合意書」といいます。)を締結する予定です。
(注1) キャナルシティ博多 SPC 区分の内容につきましては、平成 18 年 2 月 27 日付「資産(優先匿名組合出資持分)の取得に関するお知らせ」、並びに平成 22 年 3 月1日付「資産(優先匿名組合出資持分)の追加取得等に関するお知らせ」をご覧ください。
(注2) 平成 22 年 5 月の公演をもって、福岡シティ劇場を専用劇場として活用していた劇団四季が福岡から撤退することとなりました。これを受けて、初期投資コスト、将来リスク等を極力排除する観点、及びキャナルシティ博多全体の魅力の維持、向上につながる一体運営を継続する観点等から、全体のスキームの見直しが図られ、本売却後に、演劇だけでなくコンサート等様々な用途に使用しうるマルチ劇場としてリニューアルされる予定です。なお、本売却は、鑑定評価機関による鑑定評価を下回らない価格を売却価額とし、CCHB へのレン
ダー等から承諾を得られることを条件として実行されます。
(注3) 本投資法人が売買を完結する意思を売主に対して表示することにより、売買の効力を発生させる権利です。なお、平成 21 年 3 月 17 日付「フォワード・コミットメント等に関する事項のお知らせ」に記載のとおり、予約完結権を行使しない場合における違約金等の定めはなく、本合意書においても、予約完結権を行使しない場合における違約金等を定める予定はありません。
2.本売却後の対象不動産等の概要
物件名称 | キャナルシティ博多 SPC 区分 | |
資産の種類 | 信託受益権 | |
所在地(住居表示) | xxxxxxxx 0 xx0x0 x等 | |
土地 | 面積 | 34,363.91 ㎡のうち敷地権割合 100 万分の 524,239(区分所有 建物 5 棟の合計)及び敷地権対象外の土地 379.92 ㎡(注4) |
用途地域 | 商業地域 | |
容積率 | 500% | |
建ぺい率 | 80% | |
所有形態 | 所有権 | |
建物 | 構造/階数 | 鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根 地下 2 階付 13 階建 |
建築時期 | 平成8年4月 15日 | |
延床面積 | 全体延床面積 225,899.23 ㎡のうち、区分所有建物 5 棟の 専有部床面積合計 101,308.33 ㎡ | |
用途 | ホテル、店舗、駐車場 | |
所有形態 | 区分所有権 | |
鑑定評価額 | 30,100 百万円(注5) | |
鑑定評価機関 | 株式会社xx総合鑑定所 | |
担保設定の有無 | あり(注6) | |
PM 会社 | 福岡地所株式会社 | |
地震 PML | 6.1%(A)、8.2%(B)(注7) | |
テナント総数 | 44 | |
総賃貸可能面積 | 63,983.68 ㎡(注8) | |
特記事項 | 対象不動産等の共用部に検査済証未取得の屋外広告塔が 2 棟設置されていますが、日本建築検査協会株式会社の平成 22年1月 27 日付建築基準法適合判定調査報告書によれば、これらの広告塔については「構造強度等については 建築基準法に適合している」とされております。 |
(注4) 本土地のうち 379.92 ㎡は、管理規約にて本建物の敷地と同一の取扱いとする旨が定められています。
(注5) 平成 22 年 7 月 31 日時点の、キャナルシティ博多 SPC 区分の評価額(収益還元法による)を記載しています。
(注6) 本信託受益権に CCHB を質権設定者、CCHB へのレンダーを質権者とする質権が設定されております。
(注7) 対象不動産等を構成する区分所有建物それぞれについての地震 PML を記載しております。なお、地震 PML の数値は、当該評価機関の地震リスク診断評価書に基づくもので、A~Bの区分は建物状況調査の対象範囲別となっており、Aはシアター棟、Bはグランドハイアットxxxを指します。当該数値は報告者の意見を示したものにとどまり、その内容の正確性を保証するものではありません。
(注8) 本日現在で締結済みのエンドテナントに対して賃貸が可能であると考えられる面積の合計を記載しております。なお、倉庫、駐車場及び機械xxは含まれておりません。
(注9) 土地及び建物の面積はいずれも登記簿上の表示により記載しております。
3.今後の見通し
本件変更後の平成 23 年 2 月期(平成 22 年 9 月 1 日~平成 23 年 2 月 28 日)の運用状況の予想については、変更はありません。
以上
(参考)運用状況の予想(平成 22年4月8 日公表分)
営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1口当たり分配金(利益超過分配金は含 まない) | 1 口当たり利益超過分配金 | |
23 年 2 月期予想 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 円 | 円 |
5,595 | 2,350 | 1,777 | 1,776 | 16,600 | 0 |
*本資料の配布先
兜クラブ、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、福岡経済記者クラブ、福岡証券金融記者クラブ
*本投資法人のホームページアドレス xxxx://xxx.xxxxxxx-xxxx.xx
参考資料
本売却後の対象不動産等の鑑定評価書の概要
鑑定評価機関 | 株式会社xx総合鑑定所 | |
価格時点 | 平成 22 年 7 月 31 日 | |
鑑定評価額 | 30,100,000 千円 | |
直接還元法による収益価格 | 30,900,000 千円 | |
純収益(NCF) | 1,638,955 千円 | |
還元利回り | 5.3% | |
DCF 法による価格 | 29,700,000 千円 | |
割引率 | 5.4% | |
最終還元利回り | 5.6% | |
原価法による積算価格 | 31,300,000 千円 | |
土地 | 19,600,000 千円 | |
建物 | 11,700,000 千円 |