Contract
「マラソンレガシーを活用したマラソンツーリズム促進事業」運営業務公募型企画競争 提案説明書
1 業務名称
「マラソンレガシーを活用したマラソンツーリズム促進事業」運営業務
2 実施主体
一般財団法人札幌市スポーツ協会(さっぽろグローバルスポーツコミッション)(以下、
「委託者」とする。)
3 背景及び業務目的
委託者は、北海道・札幌市におけるスポーツツーリズムの促進を行い、道内あらゆる地域の活性化、交流人口拡大への貢献を活動の柱に掲げ活動している。
「東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」の開催を契機にオリンピックマ ラソンレガシーを活用し、今後、札幌のマラソンツーリズム促進を図ることを目的とする。
「マラソンの街・札幌」のブランド化を目指し、市民や観光客が日常的に札幌の街中を走っているような姿を最終目標とする。
札幌のマラソンツーリズム促進のためには、「①魅力的なコースやコンテンツ(例えば、皇居ランコース等)」、そして、「②走るうえでの環境整備(例えば、皇居周辺のランニングステーション等)」の要素が必要であると考える。単に「マラソンのコースやコンテンツの開発」を行うだけ、または「走る環境の整備」を行うだけではマラソンツーリズムの促進は見込めず、「魅力的なコースやコンテンツ×走る環境整備」という掛け合わせを行うことで、より効果的なマラソンツーリズム促進につながると考える。
そこで、今年度は、「①オリンピックレガシー、札幌都心部の魅力を活用したマラソンコース及び、観光コンテンツの開発」並びに、「②札幌版ランナーズステーションの実証整備及び、利用者への満足度・ニーズ調査」を主な取組の柱として、事業実施及び、事業検証を行い、今後、札幌におけるマラソンツーリズム促進に向けた取組の方向性を明らかにすることを目的とする。
なお、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、本年度は市民を対象に事業の検証を実施することとし、将来的には道外及び海外観光客へ打ち出していくことを想定している。
4 委託期間
契約締結日より、2022 年(令和4年)3 月 31 日まで
ただし、新型コロナウイルス感染症に係る状況により、本事業を中止とする場合があるため留意すること。
(1) 本事業の実施に当たっては、契約締結後速やかに実施準備を行いつつ、開始時期について委託者の指示によること。また、準備段階における物品、役務等の発注については、事前に委託者の許可を得たうえで実施すること。
(2) 本事業の実施時期に、新型コロナウイルス感染症に係る国の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が北海道・札幌市に発令された場合等、契約締結後であっても委託者の判
断により、当事業の中止することがある。
(3) 前項による本事業の中止の際には、受託者と協議による合意解除とし、別途合意解除契約書を取り交わす。
(4) 準備の段階で発生した費用については、当該支払に係る挙証書類の提出があり、委託者が認めた費用については、委託者が当該費用を受託者に支払う。ただし、当該事業実施に係る労務費相当額については、委託費総額(税抜)の 15%と定め、契約期間における契約締結から解除までの日数を按分して、委託者が受託者に支払う。
※労務費相当額(企画費・管理費等)15%の中止時の労務費算出規定は、提出する見積もりの労務費項目を 15%に定めるものではない。
5 業務内容 ※巻末にて、想定スケジュールを記載
(1)モデルコースの作成
・市民のみならず観光客の視点を意識したモデルコースの選定を行うこと。
・モデルコース提案及び、選定に当たって、北海道大学の含まれるコースの提案を行わないこと。なお、公道以外を使用する場合は、あらかじめ所有者への許諾を行うこと。
・市民ランナー30 名以上に対して提案者が提案するモデルコース(案)を試走してもらい、意見や改善点等を取り込み、委託者と協議の上、モデルコースの選定を行うこと。
・最終的には、市民ランナー向けに 2 本以上、観光客ランナー向けに 2 本以上、合計 4 本以上のモデルコースを選定すること。なお、個々人の競技力(初心者~上級者)を配慮したコース選定を行うこと。
(2)ランニングマップの作成
・モデルコース選定後、次年度以降プロモーションにて活用できるランニングマップを紙面版、電子版にて作成すること。
・規格・仕様は以下のとおりとする。
仕上がり寸法はxxxxの使用シーンを想定して提案フルカラー
紙面版は総計 1000 部作成すること。なお、納品先は委託者の指示に従うこと。
電子版については、今後、委託者が画像変更や多言語対応等が修正しやすいようなデータに変換し、納品すること。
・本事業以外のプロモーション活動でも使用できるよう、写真素材等のデータについて肖像権や撮影地における撮影許可等に問題がないよう適切に対応すること。(肖像xxに何らかの制約が生じる場合は、企画提案書に具体的に明記すること。)
・その他の詳細については、委託者と協議のうえ決定すること。
《ランニングマップ作成までの想定シナリオ》
①事業提案時に今年度検証したいモデルコース(案)を提案。
②30 名以上の市民ランナーを対象に試走してもらい、意見や改善点の洗い出しを行うことで、随時コースの改良を行う。
③委託者と協議の上、モデルコースを選定し、来年度以降に活用できるようなランニングマップ等を製作すること。
(3)札幌版ランナーズステーションの設置
《札幌版ランナーズステーションの定義》
①ランニングウェアや、ランニングシューズ、その他必要と思われる備品等のレンタル機能が備わっており、定期的なクリーニング等衛生管理を行っていること
②荷物を預けられる機能(コインロッカー等想定)が備わっていること
③着替えが行えるスペースが確保されていること
④シャワー機能やそれに代わるような設備が備わっていること
⑤営業時間は、オフィスワーカー等の勤務終了時間帯である 16:00~20:00 を最低限含むこと
⑥札幌のランニング情報を発信するインフォメーション機能が備わっていること
※①~⑤の要件については必須事項とする。
※⑥の要件については、任意とするが機能が備わっていることが望ましい
・札幌版ランナーズステーションを札幌駅・大通駅・すすきの駅徒歩圏内に1か所以上設置し、運営すること。(ホテルやスポーツジム等の施設を想定しているが、上記の定義を満たせば他施設での提案も可能とする。)
・ランナーズステーションは事業期間中、最低 30 日間以上は運営すること。(極力早期の営業開始が望ましく、それについても評価対象とする。)
・遠方から見ても、ランナーズステーションと分かりやすい装飾を行うこと。
・ランナーズステーション内に、コインロッカーや着替えスペースが確保されていない場合は、備品等のレンタルやリース等で対応すること。
《積算イメージ》
・ランニング用シャツ(半袖)、ランニング用パンツ(半ズボン)、ウインドブレーカー上(長袖)
※性別問わず使用できるようなサイズを用意。各種 15 着(S・M・L サイズ各 5 着想定)
・ランニング用シューズ
※26 足想定。22 ㎝~28 ㎝まで 0.5 ㎝刻みで、各サイズ 2 足を用意。
・備品購入に当たっては、委託者と協議の上、本契約で購入することとし、事業終了後に所有権は委託者に帰属すること。なお、備品購入費用については本契約にて調達すること。
・レンタルサービス等、参加者から利用料の徴収が想定される場面において、本年度は実証としての位置づけを踏まえて、無料試用期間の設定及び、利用者からの利用料徴収 (金額は受託者の提案に基づき、委託者と協議の上、決定する)の期間を設定し、それぞれの期間に利用する人の傾向や属性等に違いが現れるか検証を行うこと。なお、利用者からの利用料徴収で得た収入に関しては、受託者の収入とし、本事業への充実に充てる
こととする。
(4)札幌版ランナーズステーション利用者に対するマラソンツーリズム促進のためのニ ーズ調査、分析及び、今後の取組提案
・ランナーズステーション利用者に対して、アンケートによる調査を行い、利用者の属性や利用傾向、ニーズ調査(想定される調査項目例:ランニングをするうえで、どのようなことを重視しているか、どのような設備を求めているか、街中ランに可能性があるか等)、今後マラソンツーリズム促進に向けた調査及び分析を行うこと。
・調査内容を踏まえた分析を実施し、今後の具体的な方向性について取組の提案を行うこと。
・設問事項については、委託者と協議の上、決定し調査すること。
・30 件以上のサンプル数を収集すること。
※提案するランナーズステーションの他、xx体育センターにおいてもランナーズステーションの設置を予定しており、xx体育センター独自で徴収する利用者アンケートの分析も含むこと。
(5) ランニングイベントの実施
・本事業の取組が広く周知でき、且つマラソンツーリズムに結びつくようなランニングイベントを企画し、実施すること。
・市民参加型のものを1回以上実施すること。
(6) 広報・プロモーション
・ランナーズステーション利用者や、市民ランナーに対して、本事業の取組が周知できるよう提案時のモデルコース(案)等を付記したランニングマップ(暫定版)を作成し、周知を図ること。詳細については、委託者と協議のうえ決定すること。
・ランニングマップ等作成に当たって、下記要素を盛り込むこと
①キービジュアル、②ランニングする上での基礎情報
③モデルコース(案)の紹介、⑤札幌版ランナーズステーションの紹介、
⑥その他必要と思われる情報
※提案するランナーズステーションの他、xx体育センターにおいてもランナーズステーションの設置を予定しており、その内容も含むこと(10 月以降設置予定)
※本項目のランニングマップ(暫定版)は、令和3年度に限り使用するランニングマップを想定している。
・ランディングページ(以下、「LP」という。) 用に別途サーバを用意すること。なお、本事業終了後には、委託者の公式サイトへ移転するため、留意すること。
委託者公式サイト(xxxxx://xxx.xxxxxxxxxxxx.xxx/)
・ランナーズステーション営業開始前に LP の公開及び、周知を行うこと
(スケジュール上難しい場合は、予め提案内容に明記すること)
・LP 作成に当たっては、下記要素を盛り込むこと
①キービジュアル、②ランニングする上での基礎情報
③モデルコース(案)の紹介、⑤札幌版ランナーズステーションの紹介、
⑥その他必要と思われる情報
※提案するランナーズステーションの他、xx体育センターにおいてもランナーズステーションの設置を予定しており、その内容も含むこと(10 月以降設置予定)
・その他、本事業において効果的と思われるターゲット層に対して、的確且つ効果的に周知できるようなプロモーションを行うこと。
(7)マラソンツーリズム促進に向けた次年度以降の取組方向性の提案、事業報告書提出
・調査、分析を踏まえ、次年度以降の取組方向性について、事業報告書に示し、事業終了後、提出すること。
6 企画提案を求める内容
(1) オリンピックレガシーや都心部の魅力等を活用したモデルコースの検証、選定及び、 次年度以降活用できるランニングマップ等の作成
・どのようなモデルコースを設定するか具体的に提案すること。なお、設定したコースのねらいも合わせて示すこと。
・ランニングマップの具体的なコンテンツ案について提案すること。
(2)札幌版ランナーズステーションの設置
・ランナーズステーションの具体的な営業期間を示すこと。
(極力早期の営業開始が望ましく、それについても評価対象とする。)
・ランナーズステーションの設置場所や、設備などのレイアウト・装飾イメージ(外観イメージ含む)について具体的に示すこと。
・ランナーズステーション運営に当たっての運営体制(営業時間や人員体制など)を示すこと。
・ランニングウェアやシューズ、その他必要と思われるレンタル向けの備品について、どの商品を購入する予定か具体的に示すこと。
(3) ランナーズステーション利用者アンケートによるランナーのニーズ調査、分析及び、 分析内容を踏まえた今後の具体的な取組方向性の提案
・今後、マラソンツーリズム促進に向け、効果的な設問事項を設定し具体例を挙げること。なお、設定したねらいも合わせて示すこと。
・調査の具体的な手法を示すこと。
・現時点で受託者が考えるニーズ、施策の方向性(どう展開すべきか)について示すこと。
(4) ランニングイベントの実施
・本事業の取組が広く周知でき、且つ今後のマラソンツーリズム促進に結びつくようなランニングイベントを企画し、提案すること。
・イベント実施に際して、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を具体的に明示すること
(5) 広報・プロモーション
・本事業において効果的と思われるターゲット層を明示すること。
・本事業の目的やビジョンを十分に理解し、本事業の取組が広く周知できるような効果的な宣伝広告内容、手法について提案すること。
・想定ターゲット層に対して、的確且つ効果的に周知できるようなプロモーションやイベント等の内容、手法について提案を行うこと。
・LP の製作については、テーマや、コンセプト、全体像について具体的な内容を提案すること。
・ランニングマップ(暫定版)の作成については、テーマや、コンセプト、全体像について具体的な内容を提案すること。また、仕上がり寸法や、発行部数等、配布先については適切と思われる内容のものを提案すること。
(6) 見積り
業務の実施に必要な経費の総額及び内訳を明らかにした見積を示すこと。
(7) 業務のロードマップ
業務のプロセス及びスケジュールについて、打合せの回数や内容等も含めて具体的に示すこと。
(8) 効果測定
本事業の効果・成果を図るための事業規模・予算規模に応じたアウトカム指標を設定し、その目標値を示すこと。
(9) 過去の業務実績・適正な実施体制
類似業務の実績及び業務の執行体制を示すこと。
(10) 今後、マラソンツーリズム促進に繋がるような独自提案事項
本業務を実施するにあたり、提案者が上記以外の事柄で、必要、効果的と考える事柄があれば提案すること。
7 提案限度額
6,588,000 円(消費税及び地方消費税を含む)
※本業務について上記金額内での提案を募集するものであり、契約予定価格ではない。
8 スケジュール
日程 | 内容 |
2021 年 9 月 9 日 (木) | 本公募の公告 |
2021 年 9 月 14 日(火) | 事前質問の受付期間終了 |
2021 年 9 月 17 日(金) | プロポーザル参加申込書・誓約書の提出期限 |
2021 年 9 月 21 日(火) | 企画書等の提出期限、選定委員会(書面審査) |
2021 年 9 月 22 日(水) | 結果通知(予定) |
2021 年 9 月 24 日(金) | 契約交渉優先順位に基づき最終交渉(予定) |
受託者決定以降、速やかに行います。 | 契約締結(予定) |
9 事前質問の受付
(1) 質問範囲
提案説明書に関する質問の受付を行う。
(2) 質問方法
様式1【事前質問用紙】に必要事項を記載し、電子メールにて提出すること。
(3) 回答方法
いただいた質問事項に関する回答については、電子メールにて随時お知らせし、企画提案を募集する上で広く周知すべきと判断されるものについては、質問の内容をさっぽろグローバルスポーツコミッションのホームページで公表します。来訪・電話等による応対は行いませんので予めご了承ください。
(4)提出期限
2021 年 9 月 14 日(火) 正午まで(必着)
10 プロポーザル参加申込書・誓約書の提出
(1) 提出方法
様式2【プロポーザル参加申込書】、様式3【誓約書】に必要事項を記載し、押印のうえ持参または郵送で提出すること。参加資格要件を満たさない参加事業者については、不合格とする場合があるため注意すること。
(2) 提出期限
2021 年 9 月 17 日(金) 正午まで(必着)
11 企画書等の提出
(1) 企画書(様式は自由、A4、両面使用)
事業概要を踏まえ、「6 企画提案を求める内容」(1)~(10)について提案すること。
(2) 提出方法
上記企画書を以下の形で「18 連絡先及び提出先」へ持参または郵送(書留郵便等配達状況を確認できるものに限る)並びに、メールアドレス宛にデータの提出を行うこ
と。
ア | 表紙に提案書の団体名称を記載したもの (紙媒体 | 3 部) |
イ | 提案者の団体名称が記載されていないもの (紙媒体 | 10 部) |
ウ | 上記ア、イのPDFデータ(CD又はDVD) | 1部 |
(3) | 提出期限 |
2021 年 9 月 21 日(火) 正午まで(必着)
(4) その他の留意事項
ア 申込書類の作成・提出に係る費用は申込者の負担とする。イ 申込書類に虚偽があった場合は失格とする。
ウ 提出のあった申込書類は返却しない。
エ 同一の申込者からの複数の企画提案書の提出は認めない。
オ 審査のxxを期すため、企画提案書には、会社名、住所、ロゴマークなど、企画競争参加者を特定できる表示を付さないこと。
12 選定方法
「マラソンレガシーを活用したマラソンツーリズム促進事業」運営業務企画提案審査委員会(以下「委員会」とする。)が、別添「評価項目及び評価基準表」に基づき総合的に審査し、最も優れた企画提案者を優先交渉者として選定する。
コロナウイルス感染症拡大防止のため、一堂に会する形式でのプレゼンテーションは実施せず、書面における審査とする。
(1) 日時
2021 年 9 月 22 日(水) (2)方法
委員会による、書面審査
(3)その他
ア 評価の結果は、提案者全員に文書により通知する。
イ 提案者が1者となった場合、委員会が定める最低評価基準点(総合得点の6割)を超えた場合のみ契約候補者として選定する。
ウ 委員会による採点が同点の場合、委員全員の協議により契約候補者を選定する。
13 参加資格要件
参加者は、次の要件を全て満たすこと。ただし、下記(5)の要件を満たしていない場合であっても、その他の要件を満たしている場合は、下表に定める必要書面を参加申込書と同時に提出を行うことで、参加の申し込みを行うことができる。
(1) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であり、かつその者を代理人、支配人、その他の使用人として使用する者でないこと。
(2) 会社更生法による更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法による再生手続開始の申立てがなされている者(手続開始の決定後の者は除く)等経営状態が
著しく 不健全な者でないこと。
(3) 札幌市競争入札参加停止等措置要領に基づく参加停止措置を受けている期間中でないこと。
(4) 事業協同組合等の組合がこの入札に参加する場合は、当該組合等の構成員が、構成員単独での入札参加を希望していないこと。
(5) 札幌市の競争入札参加資格者名簿(物品・役務)に登録されていること。
(6) 市区xxx、消費税・地方消費税を滞納している者でないこと。
(7) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に規定する暴力団その他の反社会的団体である者又はそれらの構成員が行う活動への関与が認められる者でないこと。
※複数者が協力して参加する場合、構成員すべてが(1)~(7)を満たす必要がある。また、契約の相手方は代表者とし、他の構成員は協力者となる。
<札幌市の競争入札資格者名簿に登録されていないものが提出する書面>
提出書面 | 備考 |
ア 申出書 | (様式 4) |
イ 登記事項証明書 | ※登記は現在事項証明または全部事項証明(写し可 ※参加申込書の提出日から 3 か月前の日以降に発行されたもの |
ウ 財務諸表(直前 2 期分) | 貸借対照表、損益計算書 |
エ 納税証明書 (市区xxx) | ※本店(契約権限を委任する場合は受任先)の所在地の市区町村が発行するもの(写し可) ※参加申込書の提出日から 3 か月前の日以降に発行 されたもの |
オ 納税証明書 (消費税・地方消費税) | ※未納がない旨の証明書(その 3 の 3)(写し可) ※参加申込書の提出日から 3 か月前の日以降に発行されたもの |
14 参加資格の喪失
企画提案者が参加資格を有することを確認したときから審査が確定するまで(契約候補者にあっては契約を締結するまで)の間に、次のいずれかに該当したときは、提出された企画提案に関する評価は行わず、又は、契約候補者としての選定を取り消すこととなる
(1) 参加資格を満たしていないことが判明し、又は満たさないこととなったとき
(2) 提案書類に重大な不備や虚偽の記載をしたことが判明したとき
(3) 不正な利益を図る目的で委員会の会員等と接触し、又は、利害関係を有することとなったとき
15 失格事項
以下のいずれかに該当したものは失格とする。
(1) 提出書類の提出期間、提出場所、提出方法、記載方法等が、本提案説明書及び各様式にて定めた内容に適合しなかった者
(2) 審査のxx性を害する行為をおこなった者
(3) その他、本提案説明書等に定める手続き、方法等を順守しない者
16 企画提案の著作xxに関する事項
(1) 企画提案の著作権は各提案者に帰属する。
(2) 委員会が本企画競争の実施に必要と認めるときは、企画案を委員会が利用(必要な改変を含む)することを許諾するものとする。この場合は、あらかじめ提案者に通知するものとする。
(3) 企画提案者は、委員会に対し、提案者が企画提案を創作したこと及び第三者の著作権、著作人格及びその他特許権、商標権を含むいかなる知的財産権を侵害するものではないことを保証するものとする。
(4) 企画提案の利用について、第三者から権利侵害の訴えその他の紛争が生じた時は、企画提案者は、自己の費用及び責任においてこれを解決するものとし、かつ、委託者に何らかの損害を与えたときは、その損害を賠償するものとする。
17 その他
(1) 本プロポーザル参加に係る費用及び契約締結までに要する一切の費用は、全て参加事業者の負担とする。
(2) 原則として有効に提出された書類の差し替え、追加及び削除は一切認めないものとする。
(3) 本プロポーザルで提案いただく内容は、「マラソンレガシーを活用したマラソンツーリズム促進事業」のプロモーション等業務委託者を選考するための審査材料であり、選考結果の通知後に事業者との事業実施条件等の詳細を最終協議し、双方合意のうえ契約を締結する。
(4)業務上知り得た一切の事項については、他に漏らさないこと。委託者が提供した資料及び情報を第三者に提供し、目的外に使用しないこと。特に、個人情報に関して、収集を行う際は、当該事務の目的を達成するための必要な範囲内で適法かつ適正な方法により行い、業務により知り得た個人情報については、漏えい、滅失又は毀損の防止、その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じること。
18 連絡先及び提出先
〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目1番地7ORE 札幌ビル 9 階
さっぽろグローバルスポーツコミッション 担当:xx、xx
(一般財団法人 札幌市スポーツ協会)
TEL:011‐200‐0905 / FAX:000-000-0000
以上
≪参考≫
受託者は、常に委託者と連携を図り、以下のとおり取組についての業務を行うこと。また、下記想定スケジュールについて、提案等がある場合は別途提案すること。
業務内容 | 実施スケジュール(想定) | ||||||
9 月 | 10 月 | 11 月 | 12 月 | 1 月 | 2 月 | 3 月 | |
(1)モデルコース(案)の提案(事業提案時) | |||||||
(1)市民ランナーによるモデルコースの(案)試走 モデルコースの検証、情報収集 | |||||||
(1)モデルコースの選定 | |||||||
(2)次年度以降活用できるランニングマップ等の作成 | |||||||
(3)ランナーズステーションの設置準備 | |||||||
(4)ランナーズステーション運営・利用者アンケートの実施 | |||||||
(4)札幌マラソンツーリズム促進のための ニーズ調査、分析及び、今後の取組提案 | |||||||
(5)本事業における効果的なイベントの実施 | |||||||
(6)ランディングページの製作や、パンフレット等の作成等 本事業における効果的なプロモーション | |||||||
(7)マラソンツーリズム促進に向けた次年度以降の取組方 向性の提案、事業報告書提出、精算 |
「評価項目及び評価基準表」
評価基準点は「5 点:非常に優秀 4 点:優秀 3 点:普通 2 点:やや劣る 1 点:劣る」とし、「評価基準点×係数」により評価点を求めるものとする。
同点を得た提案者が2者以上あった場合は、「①モデルコースの検証及び選定の考え 方」の評価点が高いもの、①も同点の場合は、「②プロモーション・イベントの内容及び
評価項目 | 評価内容 | 係数 | 評価点 |
(1)モデルコースの検証 及び選定の考え方 | ・本事業の目的を踏まえ、札幌の街中を走ることの魅力が伝わるような内容、考え方 が示されているか。 | 4 | 20 |
(1)ランニングマップ作成 | ・ランニングマップのコンテンツが分かりやすく、魅力的なものになっているか | 2 | 10 |
(2)札幌版ランナーズステーションの設置・運営手法 | ・ランナーズステーションのアクセスや設備などが魅力的なものとなっているか。 ・料金や無料試用期間の設定が妥当か。 ・営業期間は効果的な時期となっているか。 ・営業時間や人員体制など、適切な運営体制となっているか。 | 4 | 20 |
(3)利用者アンケートに よる調査・分析の手法 | ・調査手法や設問事項が具体的で妥当なものとなっているか | 1 | 5 |
(4)ランニングイベントの 実施 | ・本取組が広く周知でき、今後のマラソンツーリズム促進に資するものとなっている か。 | 1 | 5 |
(5)プロモーション・イベントの内容及び効果、 LP、パンフレットの魅力 | ・ターゲット選定が妥当か。 ・本事業の目的を踏まえ、札幌の街中を走ることの魅力が外国人を含めた観光客に十分に伝わる内容となるよう工夫が見られるか。 ・プロモーション手法に合理性があり、効果が見込めるか。 | 4 | 20 |
(6)経費の妥当性 | 提案内容に対して積算額が妥当であるか | 1 | 5 |
(7)業務のロードマップ | ・業務のプロセスが合理的なものとなっているか。 ・スケジュールが履行期間内に十分執行可能なものとなっているか。 | 1 | 5 |
(8)効果・目標の妥当性 | 本事業の効果・成果を図るための事業規模・予算規模に応じたアウトカム指標を設定 し、適切な目標値を示しているか。 | 1 | 5 |
(9)実績・適正な実施体制 | ・実績等の妥当性、有効性の観点から、業務全体を円滑に進められる執行体制となっており、委託者の求めに応じて、迅速に対応できる体制の提案となっているか | 1 | 5 |
(10)独自提案 | 上記の他、業務目的を達成するにあたり、独自性のある、有効な提案となっているか | 1 | 5 |
合計 | 105 |
効果、LP、パンフレットの魅力」の評価点が高いもの、①及び②ともに同点の場合は委員全員の協議により、契約候補者を選定する。提案者が 1 者となった場合は、委員会が定める最低基準点(総合得点の6割)を超えた場合に限り優先交渉団体とする。