IBM Omni-Channel Merchandising for Manufacturers
サービス記述書
IBM Omni-Channel Merchandising for Manufacturers
本「サービス記述書」はIBM がお客様に提供する「クラウド・サービス」について規定するものです。お客様とは、契約を結ぶ当事者、その許可ユーザーおよび「クラウド・サービス」の受領者を意味します。適用される
「見積書」および「証書(PoE)」は、別途「取引文書」として提供されます。
1. クラウド・サービス
1.1 IBM Deal Management for Manufacturers
IBM Deal Management for Manufacturers により、メーカーおよびブローカーは、Web ベース環境で加入小売業者に送信する取引のプレゼンテーション、交渉、請求および調整の自動化および簡素化を行うことができます。
1.2 IBM Advanced Deal Management for Manufacturers
IBM Advanced Deal Management for Manufacturers により、メーカーおよびブローカーは、Web ベース環境で加入小売業者に送信するトレード・プロモーションのエントリー、交渉および調整の自動化および簡
素化を行うことができます。Advanced Deal Management はメーカーが指定する製品ビューのほか、品目、取引、請求書、および請求にわたるアクセスおよびレポート作成を可能にする取引アーカイブを取り込
みます。Advanced Deal Management は、取引の複製、電子メール・アラート、可視性の向上、資金追跡、および取引のエクスポートなどを含む、取引プロセスを促進するための追加機能を取り込みます。
2. コンテンツおよびデータ保護
「データ処理およびデータ保護に関するデータ・シート」(「データ・シート」) には、処理対象の「コンテンツ」の種類、発生する処理活動、データ保護機能、および「コンテンツ」の保存および返却に関する仕様書に関する、「クラウド・サービス」に固有の情報が記載されています。「クラウド・サービス」およびデータ保護機能に関する詳細または説明および条件(お客様の責任を含みます。) がある場合には、本条に記載されます。お客様が選択したオプションにより、「クラウド・サービス」のお客様による使用に適用される「データ・シート」が複数ある場合があります。「データ・シート」は英語のみの提供となります(現地言語での提供はありません)。現地の法律または慣習の慣行にかかわらず、両当事者は英語を理解していること、および「クラウド・サービス」の取得および使用に関して英語が適切な言語であることに同意します。以下の「データ・シート」が「クラウド・サービス」およびその利用可能なオプションに適用されます。お客様は、i) IBM が、IBM のみの裁量により、「データ・シート」を随時変更することができ、かつ ii) かかる変更された内容が変更前の内容に置き換わることを承諾します。「データ・シート」に対する変更は、i) 既存のコミットメントの改善もしくは明確化、ii) 最新の採用された基準および適用法への整合の維持、または iii) 追加コミットメントの規定のいずれかを行うことを意図しています。「データ・シート」のいかなる変更も「クラウド・サービス」のデータ保護を著しく低下させるものではありません。
適用される「データ・シート」へのリンク:
xxxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxx/xxxxxxxxxxxxx/xxxxxxx- reports/report/html/softwareReqsForProduct?deliverableId=1413336128041
お客様は、「クラウド・サービス」の利用可能なデータ保護機能を注文、有効化、または使用するために必要な対策を講じる責任を負うものとします。お客様がかかる対策を講じることを怠った場合 (「コンテンツ」に関するデータ保護またはその他の法的要件を満たさないことも含みます。) には、お客様は
「クラウド・サービス」の使用に対して責任を負います。
EU 一般データ保護規則(EU/2016/679) (GDPR) が「コンテンツ」に含まれる個人データに適用される場合に、その適用範囲に限り、xxxx://xxx.xxx/xxx にあるIBM の「データ処理補足契約書」(DPA) および
「DPA 別表」が適用され、本契約の一部として参照されます。本「クラウド・サービス」に適用可能な
「データ・シート」は「DPA 別表」の位置づけです。DPA が適用される場合、「復処理者」の変更の通
知を提供するIBM の義務およびかかる変更に異議を申し立てるお客様の権利は、DPA に規定されるとおりに適用されます。
2.1 データの利用
IBM は、お客様の「クラウド・サービス」の利用によって生まれるお客様の「コンテンツ」に固有のものである結果(「洞察」) や、お客様を特定できる結果を利用したり開示したりしません。ただし、IBMは、個人を特定する情報を削除し、追加情報を用いなければいかなる個人情報も特定の個人に結びつけることができないようにしたうえで、「クラウド・サービス」を提供する過程で、「コンテンツ」および「コンテンツ」に由来するその他の情報 (「洞察」を除きます。) を使用できます。IBM は、研究、テスト、およびオファリング開発の目的でのみ、このデータを使用します。
3. サービス・レベル・アグリーメント
IBM は、「PoE」に記載するとおり、「クラウド・サービス」に関して、以下の可用性のサービス・レベル・アグリーメント(以下「SLA」といいます。) を提供します。「SLA」は保証ではありません。
「SLA」はお客様にのみ提供され、実稼働環境における使用に対してのみ適用されます。
3.1 可用性クレジット
お客様は、「クラウド・サービス」が利用できず、業務に重大な影響が及んだことを最初に知り得たときから 24 時間以内に、IBM テクニカル・サポート・ヘルプデスクに対して「重要度 1」のサポート・チケットを記録するものとします。お客様は、あらゆる問題診断および解決に関して IBM を合理的な範囲で支援するものとします。
「SLA」の未達を申告するサポート・チケットは、契約月の末日から 3 営業日以内に提出するものとします。有効な「SLA」の申告に対する補償は、「クラウド・サービス」の実稼働システム処理が利用できない時間(以下「ダウンタイム」といいます。) に基づいた「クラウド・サービス」の将来の請求に対するクレジットになります。「ダウンタイム」は、お客様が当該事象を報告した時点から「クラウド・サービス」が復元される時点までの間で計測され、次のものに関連する時間は含まれません。保守のための計画停止または発表された停止、IBM の支配の及ばない原因、お客様または第三者のコンテンツもしくはテクノロジーの問題または設計もしくは指示、サポート対象外のシステム構成およびプラット フォームまたはその他お客様による誤り、またはお客様に起因するセキュリティーに関する事故もしくはお客様によるセキュリティー・テスト。IBM は、下表のとおり、各契約月における「クラウド・サービス」の累積的な可用性に基づき、適用しうる最大の補償を適用します。各契約月の補償の合計額は、
「クラウド・サービス」に対する年額料金の 12 分の 1 の 10% を超えないものとします。
バンドルされた「クラウド・サービス」の場合(個別の「クラウド・サービス」オファリングをパッケージ化し、単一オファリングとして、単一の合算料金で販売しているもの)、補償は、バンドルされた「クラウド・サービス」に対する 1 つにまとめられた月額料金に基づいて計算されるものであり、各個別
「クラウド・サービス」に対する月額サブスクリプション料金に基づいて計算されるものではありません。お客様は、1 つの個別「クラウド・サービス」に関する請求のみ、一度にまとめて提出することができます。
3.2 サービス・レベル
「契約月」における「クラウド・サービス」の可用性
「契約月」における可用性 | 補償 (申告の対象である「契約月」における 「月額サブスクリプション料金」* の割合) |
99.9% 未満 | 2% |
99% 未満 | 5% |
95% 未満 | 10% |
*「クラウド・サービス」が IBM ビジネス・パートナーから取得されたものである場合、月額サブスクリプション料金は、申告の対象である「契約月」に対して有効な「クラウド・サービス」のその時点での
最新の表示価格に基づいて計算され、それを 50% 割引した額となります。IBM は、直接お客様に払い戻します。
「可用性」は、以下のとおり算出されます。契約月における分単位の総時間数から、契約月における
「ダウンタイム」の分単位の総時間数を差し引き、それを契約月における分単位の総時間数で除することにより算出され、結果はパーセントで表します。
4. テクニカル・サポート
「クラウド・サービス」のテクニカル・サポートは、電子メール、オンライン・フォーラム、およびオンライン問題報告システムを介して提供されます。IBM の IBM Software as a service support guide (xxxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxx/xxxx_xxxxxxx_xxxxx.xxxx) には、テクニカル・サポートの連絡先情報ならびにその他情報およびプロセスが規定されています。テクニカル・サポートは「クラウド・サービス」と共に提供されるものであり、別個のオファリングとして提供されるものではありません。
5. エンタイトルメントおよび課金情報
5.1 定義
次の用語は以下の定義のとおりとします。
ブローカー – 本店および小売対象またはそのいずれかを取り扱う、1 つまたはそれ以上の「CP 会社」の販売代理店として、それらの「CP 会社」を代表するお客様をいいます。「ブローカー」は、特定の「製品カテゴリー」に対し、特定の指名された「ブローカー CP 会社」の代理としてのみ、特定の「含まれる小売業者」と共に「クラウド・サービス」へアクセスする権限が付与されます。
ブローカー CP 会社 – プロモーションの計画、オファーの提出、その他の取引に関連して、小売業者への説明を実施するためにブローカーを雇う CP 会社をいいます。
消費者製品または CP – 物品またはコンポーネントのうち、消費者に直接販売するために製造または配布されるものをいいます。例として、「消費者製品」には服飾および履物、飲食料品、介護用品、耐久消費者製品や家電製品、非耐久消費者製品、特製品、ペットのケア製品などが含まれますが、自動車、飛行機、金融商品、サービス、家などは含まれません。
CP 会社 –「消費者製品」を製造するお客様をいいます。
含まれるビジネス – お客様が「クラウド・サービス」を使用するためにサブスクライブする事業部門、
ビジネス・ユニットまたは販売チャネル (例えば、実店舗に対してオンラインの e-コマース) をいいます。
含まれる地域 – その地域でお客様が「クラウド・サービス」の利用をサブスクライブする地域をいいます。
含まれる小売業者 – その小売業者、または「CP 会社」が関連する「クラウド・サービス」の利用をサブスクライブする小売業者をいいます。
製品カテゴリー – 類似の消費者ニーズを満たす、または相互関係を有する、あるいは代用可能である製品の分類をいいます(品目またはSKU とも呼ばれます。)。同じカテゴリーに配される製品は、店舗で組織的に管理可能なものであるべきです。「製品カテゴリー」の構成内容に関する最終決定は、IBM の合理的な裁量に委ねられます。
小売業者 – 消費者による直接消費のためにxxまたは個別ロットでの「消費者製品」の販売にかかわるお客様をいいます。
総売上高 – 初回の期間または更新する期間よりも前の過去の報告された 12 か月間に基づき、「含まれるビジネス」が販売した製品の販売から生じる、「クラウド・サービス」をサブスクライブしている法人の総販売額(適用される売上税は除く) をいいます。IBM は、合併または買収の結果として「含まれるビジネス」に対して本業以外のビジネス成長がある場合、「総売上高」を再計算する場合があります。お客様は「含まれるビジネス」の「総売上高」に影響を及ぼす合併または買収を速やかに IBM に知らせます。
収益 -「含まれる地域」における「含まれるビジネス」の「総売上高」として定義されます。本書で定義されていない用語は、「クラウド・サービス契約書」で定義されています。
5.2 課金単位
「クラウド・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
● 「エンゲージメント」は、サービスを取得する際の課金単位です。「エンゲージメント」は、「クラウド・サービス」に関連するプロフェッショナル・サービス、研修サービスまたはその両方の サービスで構成されます。それぞれの「エンゲージメント」をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
● 「ビリオン収益変換単位(BRCU)」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。
「収益変換単位」とは、「クラウド・サービス」に関連する、通貨に依存しない「収益」の測定単位です。通貨固有の「収益」金額は、「変換単位表」(xxxx://xxx- 00.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxxxxxxxxxxxx/xxxxxxxxxx_xxxx_xxxxx.xxxx) に掲載されている表に従って、
「RCU」に変換する必要があります。「BRCU」エンタイトルメントは 1 件あたり、10 億(10 の 9乗)「RCU」に相当します。下記の「収益」金額をカバーするのに十分な「BRCU」エンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
● 「ミリオン収益変換単位(MRCU)」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。
「収益変換単位」とは、「クラウド・サービス」に関連する、通貨に依存しない「収益」の測定単位です。通貨固有の「収益」金額は、「変換単位表」(xxxx://xxx- 00.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxxxxxxxxxxxx/xxxxxxxxxx_xxxx_xxxxx.xxxx) に掲載されている表に従って、
「RCU」に変換する必要があります。「MRCU」エンタイトルメントは 1 件あたり、100 万「RCU」に相当します。下記の「収益」金額をカバーするのに十分な「MRCU」エンタイトルメントを取得 しなければならないものとします。
5.3 請求頻度
選択された請求頻度に基づき、IBM は請求頻度期間の開始時点で支払い期日の到来している料金をお客様に請求します。ただし、後払いの対象となる超過分や料金の使用タイプは除きます。
5.4 検証
お客様は、i) IBM およびその独立監査人がお客様の本契約の遵守状況を検証するために合理的に必要となる記録、システム・ツールからの出力を保持し、要求に応じて提供し、ならびに ii) かかる検証の結果必要と判断されたエンタイトルメントを、IBM のその時点で最新の料金ですみやかに注文して支払うほか、その他の料金および債務を、IBM の請求書の記載に従い支払うものとします。これらの遵守状況検証義務は、該当する「クラウド・サービス」の有効期間中、およびその後の 2 年間有効に存続します。
6. 期間および更新オプション
「クラウド・サービス」の期間は、「PoE」に記述されるとおり、「クラウド・サービス」へのお客様のアクセスについて、IBM がお客様に通知した日に開始します。「PoE」には、「クラウド・サービス」が自動的に更新されるか、継続利用ベースで続行されるか、期間満了時に終了するかが記載されます。
自動更新の場合には、お客様が期間満了日の少なくとも 90 日前までに書面により更新しないことを通知する場合を除き、「クラウド・サービス」は、「PoE」に定める期間につき自動更新されます。
継続利用の場合は、「クラウド・サービス」は、お客様が 90 日前までに書面により終了を通知するまで、
月単位で継続利用することができます。「クラウド・サービス」は、かかる 90 日の期間後の暦月末日まで引き続き利用することができます。
7. 追加条件
7.1 共通事項
お客様は、IBM が広報活動またはマーケティングのコミュニケーションにおいて、お客様を「クラウド・サービス」の利用者として公に言及できることに同意します。
お客様は、「クラウド・サービス」を、単体または他のサービスもしくは製品と組み合わせて、高リスク活動、即ち核施設、公共交通システム、航空管制システム、自動車制御システム、兵器システム、または航空機の航行もしくは通信の設計、構築、管理、もしくは保守、または「クラウド・サービス」の
障害が生命の危険や重大な人身傷害を引き起こすおそれがあるその他のいかなる活動のサポートのためにも使用しないものとします。
7.2 ハブ・アンド・スポーク・プログラム
お客様は、各「クラウド・サービス」が、特定の小売業者とのみお客様が使用するために、「ハブ・アンド・スポーク」プログラムの一部として提供されることを了承します。すなわち、当該加入小売業者は、かかる「クラウド・サービス」を CP 取引パートナーに提供するために必要となる当該小売業者の データを使用するための限定的で非独占的な使用許諾を IBM に付与するということです。「クラウド・サービス」または当該加入小売業者の販売および製品に関するデータをその他の目的で使用することは認められていません。「ブローカー」の場合、特定の指定された「ブローカー CP 会社」と共に使用することについてはさらに制限されます。加入小売業者と IBM との間の契約が何らかの事由に基づき終了す
る場合、IBM は、前払いを受けた金額のうち、未使用分について、影響を受ける「クラウド・サービス」のお客様の期間の残存月数に基づいて按分された金額をお客様に返金し、お客様の「クラウド・サービ
ス」を使用する権利は終了します。1 か月に満たない期間の未使用分については返金はありません。