Weather Company Max Mobile
サービス記述書
Weather Company Max Mobile
本「サービス記述書」はIBM がお客様に提供する「クラウド・サービス」について規定するものです。お客様とは、契約を結ぶ当事者、その許可ユーザーおよび「クラウド・サービス」の受領者を意味します。適用される
「見積書」および「証書(PoE)」は、別途「取引文書」として提供されます。
1. クラウド・サービス
1.1 Weather Company Max Mobile – Weather App
お客様が商標を付けやスキン処理を行ったり、「データ」を入力したりできる、ホワイト・ラベルの B2B モバイル用気象アプリです。気象の影響を受ける現状バックグラウンド、時間単位/日単位/天気図の詳細のページ、雷/降雨/NWS のプッシュ警報および気象台の警報、埋め込みバナー/ビデオ広告インベントリー、ユーザー・コンテンツの送信が含まれます。お客様は、自社の「コンテンツ」フィードを追加し、自社の編集に関する要求に従ってコンテンツを整理できます。お客様の要求に応じて、IBM は、お客様のブランドおよびお客様の「コンテンツ」(以下「お客様の商標付きアプリケーション」といいま す。) を含めるよう修正されたWeather Company Max Mobile – Weather App をお客様に提供します。かかる「お客様の商標付きアプリケーション」は、消費者がライセンスを交付できる一部の App Stores (たとえば、 xXxxxx.xxx などのWeb サイト・ストア) 上、およびモバイル・デバイス向けにダウンロードされた一部のアプリケーション上で、以下に規定する条件に従って提供されます。これらの条件は、本サービス記述書に記載される条件に追加して適用されます。
1.2 Weather Company Max Mobile – Weather Map SDK
この「ソフトウェア開発キット」は、お客様が、ダウンロードや、各モバイル・デジタル・デバイス (たとえば、スマートフォン) での使用のために、「お客様の商標付きアプリケーション」の開発、販売、および配布を目的として、Weather Company Max Mobile – Weather Map SDK を使用する「データ」と共にのみ使用するモバイル・アプリケーションの作成を可能にします。かかるアプリケーションにはお客様の商標を表示しなければならず、かかるアプリケーションは本「クラウド・サービス」からの「データ」を受信して表示するためのみに使用しなければなりません。
「データ」とは、気象に関するコンテンツ、情報、テキスト、天気図、予報、図表、ならびに「クラウ
ド・サービス」のみを用いて表示、伝送および配布のために提供されるその他のコンテンツをいいます。
2. セキュリティーの内容
本「クラウド・サービス」は、IBM の「クラウド・サービス」に関する「Data Security and Privacy Principles」(xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxx/xxxx-xxxxxxxx で入手可能) および本セクションの追加条件に従うものとします。IBM の「Data Security and Privacy Principles」が変更される場合であっても、それにより「クラウド・サービス」のセキュリティーのレベルが低下することはありません。保護対象のデータの処理およびデータの特性により提示されるリスクに対して技術的および組織上のセキュリティー対策が適切であると、お客様がデータ管理者として判断する場合には、本「クラウド・サービス」を使用して、個人データが含まれるコンテンツを処理することができます。お客様は、本「クラウド・サービス」がセンシティブ個人データや追加の規制要件の対象となるデータを保護するためのフィーチャーを提供するものではないことを認識しています。お客様は、IBM がコンテンツに含まれているデータのタイプを把握していないこと、および「クラウド・サービス」の適合性や適用中のセキュリティー保護に関して評価を行えないことに同意します。
3. テクニカル・サポート
「クラウド・サービス」に対するテクニカル・サポートが提供されます。IBM は、テクニカル・サポートの連絡先情報ならびにその他情報およびプロセスを規定する IBM Software as a Service Support
Handbook を提供します。テクニカル・サポートは「クラウド・サービス」と共に提供されるものであり、別個のオファリングとして提供されるものではありません。
4. エンタイトルメントおよび課金情報
4.1 課金単位
「クラウド・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
● 「1000 アクティブ・ユーザー」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「アクティブ・ユーザー」は、直接または間接のいかなる方法においても(例えば、多重化プログラム、デバイスまたはアプリケーション・サーバーを通じて)「クラウド・サービス」にアクセスする特 定の個人をいいます。お客様の「証書(PoE)」または「取引文書」に定める課金期間中に、「クラウド・サービス」へアクセスした「アクティブ¥ユーザー」の数(1,000 単位で切り上げ) をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
4.2 超過料金
課金期間中の「クラウド・サービス」の実際の利用が、「PoE」に記載されたエンタイトルメントを超える場合には、かかる超過が生じた月の翌月に、「取引文書」に記載された料金で超過料金が請求されます。
4.3 検証
お客様は、i) IBM およびその独立監査人がお客様の本契約の遵守状況を検証するために合理的に必要となる記録、システム・ツールからの出力を保持し、要求に応じて提供し、ならびに ii) かかる検証の結果必要と判断されたエンタイトルメントを、IBM のその時点で最新の料金ですみやかに注文して支払うほか、その他の料金および債務を、IBM の請求書の記載に従い支払うものとします。これらの遵守状況検証義務は、該当する「クラウド・サービス」の有効期間中、およびその後の 2 年間有効に存続します。
5. 期間および更新オプション
「クラウド・サービス」の期間は、「PoE」に記述されるとおり、「クラウド・サービス」へのお客様のアクセスについて、IBM がお客様に通知した日に開始します。「PoE」には、「クラウド・サービス」が自動的に更新されるか、継続利用ベースで続行されるか、期間満了時に終了するかが記載されます。
自動更新の場合には、お客様が期間満了日の少なくとも 90 日前までに書面により更新しないことを通知する場合を除き、「クラウド・サービス」は、「PoE」に定める期間につき自動更新されます。
継続利用の場合は、「クラウド・サービス」は、お客様が 90 日前までに書面により終了を通知するまで、
月単位で継続利用することができます。「クラウド・サービス」は、かかる 90 日の期間後の暦月末日まで引き続き利用することができます。
6. お客様の責任
a. 以下は、お客様の責任となります。
(1) インターネットへの接続、および「クラウド・サービス」の使用に必要なハードウェアまたはソフトウェア (IBM が提供する「プログラム」以外) への接続。
(2) IBM がスケジュールしたオンサイト実装(該当する場合) の少なくとも 5 営業日前に、すべてのハードウェアの正常なインストールを終わらせること。
(3) ワークステーション設置の少なくとも 15 日前に各ワークステーションのIP アドレスをIBM
に提供すること。
(4) マーケティング、「お客様の商標付きアプリケーション」の配布、およびApp Store 条件の遵守。
(5) 「お客様の商標付きアプリケーション」に対して、自社のプライバシー・ポリシーおよびご利用条件を提供すること。プライバシー・ポリシーには、第三者のプロセッサーが「お客様の商標付きアプリケーション」を運用するのに必要なエンド・ユーザー情報にアクセスしたり、それを受け取ったり、使用したりすることを明確に許可する規定を含まなければなりません。これには、当該エンド・ユーザーが提供する固有のID および場所の情報が含まれますが、これに限定されません。
(6) 「お客様の商標付きアプリケーション」がエンド・ユーザーの正確な地理的場所を示す情報を収集、処理、または開示する際にエンド・ユーザーから明確な同意を入手すること。
(7) 自社のプライバシー・ポリシーを維持して遵守し、適用される法規制を遵守すること。
(8) データ・プロセッサーとして自社の義務の遵守を確保できるようIBM を支援すること。これには、データ主体の権利を行使するデータ主体による要求に応えること、および監査に協力することが含まれますが、これらに限定されません。
b. お客様は常に、お客様のブランドの下で「お客様の商標付きアプリケーション」を配布します。お客様は、画像やその他の資料 (たとえば、天気図) に含まれる第三者やIBM の商標および所有権表示を削除してはなりません。また、「データ」に関する IBM の属性要件を常に遵守します。
c. お客様は、「データ」内に、特定の第三者データ要素がある可能性があることを了承し、かかるデータをIBM が受け取ったことが何らかの理由で終了した場合には、IBM がかかるデータの伝送を終了する権利ならびに本書に基づいて代替製品を提供する権利を有することに同意します。
d. お客様は、お客様の「コンテンツ」には、不快なコンテンツ、成人向けのコンテンツが含まれないこと、性的、暴力的および犯罪に関するコンテンツが含まれていないこと、たばこやアルコール、賭博(販売促進のコンテストを除きます。) など「楽して金を手に入れる」といった構想、銃器、弾薬、および花火に関連していないこと、虚偽や誤解を招く可能性のあるコンテンツが含まれていないこと、ならびに民法や刑事法に違反するコンテンツが含まれていないことに同意します。
e. お客様は、お客様およびお客様のエンド・ユーザーが「お客様の商標付きアプリケーション」の使用について全責任を負うことを了承し、それに同意します。
f. お客様は、「お客様の商標付きアプリケーション」に関連してお客様のブランドを使用するための、非独占的、全世界にわたる、使用料無料のライセンスを IBM に付与します。お客様のブランドに
関連するすべての営業上の信用はすべてお客様のものになります。お客様は、お客様のブランドおよびお客様の「コンテンツ」に対するすべての権利、権原、および権益を所有します。
g. お客様は、お客様による「クラウド・サービス」の使用が許可されるか否かを自ら判断し、必要な 場合は、「クラウド・サービス」を実行または使用する国において、必要なすべての使用許諾、許 可、承認および認可を政府機関から取得する責任を負います。また IBM の本特則に基づく義務は、上述のことを条件とします。
h. お客様は、IBM のアプリケーション・プログラム・インターフェース (API) ならびに関連する仕様および文書がIBM の機密情報であり、お客様が本特則の条件を超える範囲で当該物を使用したり開示したりしないことに同意します。
i. 本特則に従って提供された「データ」は、「注文関連文書」で指定されたその他の「クラウド・サービス」と関連してのみ使用できます。
7. 追加条件
7.1 共通事項
お客様は、IBM が広報活動またはマーケティングのコミュニケーションにおいて、お客様を「クラウド・サービス」の利用者として公に言及できることに同意します。
7.2 イネーブリング・ソフトウェア
Weather Company Max Mobile – Weather Map SDK サービスには、お客様が「クラウド・サービス」の使用を促進するために、お客様のシステムにダウンロードするイネーブリング・ソフトウェアの使用が含まれます。お客様は、「クラウド・サービス」の利用に関連してのみ、イネーブリング・ソフトウェアを使用することができます。イネーブリング・ソフトウェアは現状のまま提供されます。
7.3 国別の利用制限
お客様は、お客様による「データ」の使用が許可されるか否かを自ら判断し、必要な場合は、「データ」を実行または使用する国において、必要なすべての使用許諾、許可、承認もしくは認可を政府機関から
取得する責任を負います。またIBM の本 SD に基づく義務は、上記のことを条件とします。
7.4 現状有姿のデータ
データならびに気象および気象関連の情報、予報および注意報・警報はすべて、現状有姿 (情報が発表される時点のデータ) で提供されます。IBM は、かかるデータの正確性、信頼性、完全性、および可用性について責任を負いません。
8. 第三者のサービスの使用
「クラウド・サービス」のアプリケーション層、ならびにお客様の「コンテンツ」を、IBM が管理していない、第三者クラウド・サービスのインフラストラクチャーおよびプラットフォーム上でホストできるものとします。「クラウド・サービス」インフラストラクチャー、「クラウド・サービス」プラットフォームのある側面、および関連サービス (データセンター、サーバー、ストレージ、ネットワーク、アプリケーション・バックアップ、ファイアウォールおよび脅威検知、ならびにアプリケーション・デプロイメント、モニタリングおよび運用向けのAPI を含みます。) (以下、総称して「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」といいます。) は第三者プロバイダーによってホストおよび管理されるものとします。従って、本「サービス記述書」、または本「クラウド・サービス」の提供条件となる基本
サービス契約(例:「IBM クラウド・サービス契約書」) (以下「基本契約」といいます。) のいかなる規定にも関わらず、以下の定めが適用されます。
a. 「基本契約」における、データ・セキュリティーおよびデータ保護に関するIBM の義務、上記第 2項 (セキュリティーの内容) の「クラウド・サービス」のセキュリティー・プラクティスの記述に定めるIBM の義務、ならびに参照される「IBM Data Security and Privacy Principles for Cloud Services」におけるIBM の義務は、「クラウド・サービス」が「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に依存する限りにおいて、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」にも「クラウド・サービス」にも適用されません。「クラウド・サービス」は、「保護医療情報(PHI)」または EU に居住する個人の個人データの送信、保管、処理に使用しないものとします。
b. 「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」のプロバイダーが、自らのサービスまたはIBM もしくはお客様のかかるサービスへのアクセスを中止または終了したことを IBM に通知した場合、 IBM は、お客様に終了通知を提供することにより第三者プロバイダーによるかかる終了の効力が発 生する日をもって「クラウド・サービス」を直ちに終了できます。
c. IBM は、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に関して、または「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に依存している範囲における「クラウド・サービス」に関してお客様にいかなる責任も負わないものとし、明示または黙示を問わず、いかなる条件も設けず、いかなる保証責任も負わないものとします。
d. お客様は、以下に関して、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」プロバイダーがIBMを相手に提起した請求に起因または関連するあらゆる請求、損害、損失、負債、費用、および経費 (合理的な範囲の弁護士費用を含みます。) についてIBM を補償、防御し、IBM を免責することに同意します。(a) お客様による「クラウド・サービス」の使用、(b) 本「サービス記述書」の違反、
「基本契約」の違反、またはお客様による適用法の違反、(c) お客様のコンテンツ、ならびにお客様の「コンテンツ」とその他のアプリケーション、「コンテンツ」またはプロセスとの組み合わせ (お客様の「コンテンツ」による、またはお客様の「コンテンツ」の使用、開発、設計、生産、広告またはマーケティングによる、第三者の権利の侵害や濫用の申し立てがあった請求を含みま
す。)、または (d) IBM およびお客様の間の紛争。