帆走指示書(SI)
帆走指示書(SI)
1.規則
1.1 本大会は『2021-2024 セーリング競技規則』(以下「RRS」という)に定義された規則が適用される。なお、第77回国民体育大会セーリング競技実施要項をレース公示(以下「NoR」という。)とする。
1.2 RRS70.5及び日本セーリング連盟規程5.4に規定されたとおり、プロテスト委員会の判決を最終とする。
1.3 [SP]は、レース委員会が審問なしに標準ペナルティーを適用することができる規則を意味する。これらの違反と関連するペナルティーのガイドラインは、大会ホームページxxxxx://0000xxxxxxx-xxxxxxx-xxxxxxx.xxx/に設置された公式掲示板(以下 「公式掲示板」という。)に掲示される。標準ペナルティーを課された艇またはボード(以下「艇」という。)の得点略語は「STP」である。レース委員会は抗議することもでき、その場合は審問を経てプロテスト委員会の裁量でペナルティーが決定する。これはRRS63.1、A5及びA10を変更している。
1.4 [NP]は、この規則の違反は艇による抗議の根拠とはならないことを意味する。これはRRS60.1(a)を変更している。
1.5 国体ウインドサーフィン級について、RRSB5中のRRS61の変更及びRRSB8は適用しない。
1.6 参加資格に係る違反及び日本アンチ・ドーピング規則第2条に定める内容に係る違反の得点等の取り扱いについては、第77回国民体育大会実施要項総則6(3)「国民体育大会における違反に対する処分に関する規程」による。
2. 帆走指示書の変更
2.1 帆走指示書(以下「SI」という。)の変更(レース・エリアの変更を含む)は、それが発効する当日の当該種目の最初の予告信号の60分以前までに、公式掲示板に掲示される。
2.2 レース日程の変更は、それが発効する前日の19:00までに公式掲示板に掲示される。
3. 選手とのコミュニケーション
3.1 競技者への通告は、公式掲示板に掲示されるとともに、LINEのオープンチャット(以下 「大会LINEオープンチャット」という。)で通告される。サイト等の不具合等は、艇からの救済の要求の根拠とはならない。これはRRS62.1(a)を変更している。競技者は、大会LINEオープンチャットへ登録をしなければならない。登録については付属文書 C を参照のこと。
3.2 緊急の場合を除き、レース中の艇は、音声やデータを送信してはならず、かつ、すべての艇が利用できない音声やデータ通信を受信してはならない。ただし、レース委員会が用意するトラッキングシステムは含まない。
4. 行動規範
4.1 [DP]競技者及び支援者は、レース委員会からの合理的な要求に応じなければならない。
4.2 [NP] [SP]競技者は、レース委員会により準備されたトラッキングシステムの端末機器を指定された位置に搭載しなければならない。
4.3 [NP] [SP]端末機器は、レース委員会の指示通り返却しなければならない。なお、トラッキングシステム端末機器受け渡し方法については、別途案内するものとする。
5. 陸上で発せられる信号
5.1 陸上で発する信号は、運営棟2階xxに設置された掲揚ポールに掲揚する。また同時に、大会LINEオープンチャットにて選手へ発信される。以下、陸上で発せられる信号には、大会LINEオープンチャットでの発信も含まれる。
5.2 [DP] [NP]音響1声と共に掲揚されるD旗は、「予告信号は、30分以降に発する。」ことを意味する。艇は、この信号が発せられるまで、ハーバーを離れてはならない。「D旗」が「クラス旗」の上に掲揚された場合、その種目のみに適用する。
5.3 レース日程に示された個別のレースに対して、回答旗は掲揚しない。予告信号予定時刻の30分前までにD旗が掲揚されない場合、そのレースの予告信号は時間の定めなく延期されている。
5.4 音響1声と共にピンク旗が陸上で掲揚された場合は、運営船及び支援者艇は艇を曳航できる。ピンク旗がAと記載された赤色旗の上に掲揚された場合はA海面、Bと記載された黄色旗の上に掲揚された場合はB海面のエリアのみとする。
6. レース日程
6.1 レースの日程は、以下のとおりとする。
月 日 | 予告信号 予定時刻 | A海面 | 予告信号 予定時刻 | B海面 | ||
10:55 | 少年男子420級 | トライアルレース | 11:05 | 少年男子レーザーラジアル級 | トライアルレース | |
10 月 1 日 (土) | 11:02 12:55 13:02 | 少年女子420級xx男子470級 xx女子SS級 | トライアルレース トライアルレース トライアルレース | 11:12 11:19 13:05 | 少年女子レーザーラジアル級xx女子レーザーラジアル級 xx男子国体ウインドサーフィン級 | トライアルレース トライアルレース トライアルレース |
13:09 | xx男子レーザー級 | トライアルレース | 13:12 | xx女子国体ウインドサーフィン級 | トライアルレース | |
9:25 | 少年男子420級 | 第1レース | 9:35 | 少年男子レーザーラジアル級 | 第1レース | |
9:32 | 少年女子420級 | 第1レース | 9:42 | 少年女子レーザーラジアル級 | 第1レース | |
引続き | 少年男子420級 少年女子420級 | 第2レース 第2レース | 引続き | 少年男子レーザーラジアル級 少年女子レーザーラジアル級 | 第2レース 第2レース | |
10 月 2 日 (日) | 13:25 13:32 13:39 | xx男子470級xx女子SS級 xx男子レーザー級 | 第1レース第1レース 第1レース | 12:05 引続き | xx女子レーザーラジアル級xx女子レーザーラジアル級 | 第1レース第2レース |
xx男子470級 | 第2レース | 14:35 | xx男子国体ウインドサーフィン級 | 第1レース | ||
引続き | xx女子SS級 xx男子レーザー級 | 第2レース第2レース | 14:42 | xx女子国体ウインドサーフィン級 | 第1レース | |
引続き | xx男子国体ウインドサーフィン級 xx女子国体ウインドサーフィン級 | 第2レース 第2レース | ||||
10 月 3 日 (月) | 9:25 9:32 9:39 | xx男子470級xx女子SS級 xx男子レーザー級 | 第3レース第3レース 第3レース | 9:35 引続き | xx女子レーザーラジアル級xx女子レーザーラジアル級 | 第3レース第4レース |
引続き | xx男子470級xx女子SS級 xx男子レーザー級 | 第4レース第4レース第4レース | 12:05 12:12 | 少年男子レーザーラジアル級 少年女子レーザーラジアル級 | 第3レース 第3レース | |
引続き | 少年男子レーザーラジアル級 少年女子レーザーラジアル級 | 第4レース 第4レース |
13:25 13:32 | 少年男子420級 少年女子420級 | 第3レース 第3レース | 14:35 14:42 | xx男子国体ウインドサーフィン級 xx女子国体ウインドサーフィン級 | 第3レース 第3レース | |
引続き | 少年男子420級 少年女子420級 | 第4レース 第4レース | 引続き | xx男子国体ウインドサーフィン級 xx女子国体ウインドサーフィン級 | 第4レース 第4レース | |
9:25 | 少年男子420級 | 第 5 レース | 9:35 | 少年男子レーザーラジアル級 | 第5レース | |
9:32 | 少年女子420級 | 第 5 レース | 9:42 | 少年女子レーザーラジアル級 | 第5レース | |
10 月 4 日 (火) | 12:25 12:32 12:39 | xx男子470級 xx女子SS級 xx男子レーザー級 | 第 5 レース 第 5 レース 第 5 レース | 11:05 引続き | xx女子レーザーラジアル級xx女子レーザーラジアル級 | 第5レース第6レース |
引続き | xx男子470級xx女子SS級 xx男子レーザー級 | 第6レース第6レース第6レース | 14:05 14:12 | xx男子国体ウインドサーフィン級 xx女子国体ウインドサーフィン級 | 第5レース 第5レース | |
引続き | xx男子国体ウインドサーフィン級 xx女子国体ウインドサーフィン級 | 第6レース 第6レース | ||||
10 月 5 日 | 9:25 | 少年男子420級 | 第6レース | 9:35 | 少年男子レーザーラジアル級 | 第6レース |
(水) | 9:32 | 少年女子420級 | 第6レース | 9:42 | 少年女子レーザーラジアル級 | 第6レース |
6.1.1 各海面の引き続き行うレースは、その前のレースの各種目終了後、引き続き行う。
6.1.2 天候等の事情により、レース日程及びレース海面は、レース委員会において変更することがあり、その変更は SI2に従って行われる。
6.2 1 つのレースまたは一連のレースがまもなく始まることを艇に注意喚起するために、予告信号を発する最低 5 分以前に音響1声とともにオレンジ色のスタート・ライン旗を掲揚する。
6.3 当該種目の 1 日に実施する最大レース数は4レースとする。
6.4 10 月 5 日(水)には、11 時 00 分より後に予告信号を発しない。
7. クラス旗
7.1 各種目のクラス旗は、以下のとおりとする。
種別・種目 | クラス旗 | 旗色 |
xx男子 | ||
470級 | 470級 クラス旗 | 白地にxxx |
レーザー級 | レーザー級 クラス旗 | 白地にxxx |
国体ウインドサーフィン級 | 国体ウインドサーフィン級 クラス旗 | 白地にxxx |
xx女子 | ||
セーリングスピリッツ級 | セーリングスピリッツ級 クラス旗 | 白地に黒記章 |
レーザーラジアル級 | レーザーラジアル級 クラス旗 | 白地に赤記章 |
国体ウインドサーフィン級 | 国体ウインドサーフィン級 クラス旗 | 白地に赤記章 |
少年男子 | ||
420級 | 420級 クラス旗 | 白地にxxx |
レーザーラジアル級 | レーザーラジアル級 クラス旗 | 黄色地にxxx |
少年女子 | ||
420級 | 420級 クラス旗 | 白地に赤記章 |
レーザーラジアル級 | レーザーラジアル級 クラス旗 | 黄色地に赤記章 |
8. レース・エリア
8.1 付属文書 A にレース・エリアの位置を示す。
8.2 レース・エリアが付属文書 A のとおりとならなくても、艇からの救済要求の根拠とはならない。この項は、RRS62.1(a)を変更している。
9. コース
9.1 付属文書 B の見取図は、レグ間の概ねの角度、通過するマークの順序、それぞれのマークをどちら側に見て通過するかを含むコースを示す。
9.2 予告信号以前に、レース委員会の信号船に、帆走すべきコース及び最初のレグのおおよそのコンパス方位を掲示する。
10. マーク
10.1 マークは、次のとおりとする。
レース・エリア | マーク 1, 2, 3s,3p, 4s,4p | 新しいマーク | スタート・マーク | フィニッシュ・マーク |
A 海面 | マーク 1、2、3s、3p、4s、4p は黄色 の円錐台形 | オレンジ色の円錐台形 | レース委員会船 | レース委員会船 |
B 海面 | マーク 1、4s、4p は緑色の円錐台形 | 青色の円錐台形 | レース委員会船 | レース委員会船 |
11. スタート
11.1 スタート・ラインは、スタート・マーク上のオレンジ色旗を掲揚しているマストまたはxxxの間とする。
11.2 [DP] [NP]他のレースのスタート手順の間、予告信号が発せられていない艇は、スタート・ラインから概ね 50m以内のスタート・エリアを回避しなければならない。
11.3 スタート信号後 4 分以内にスタートしない艇は、審問なしに『スタートしなかった(DNS)と記録される。これは RRSA5.1 と A5.2 を変更している。
11.4 RRS30.4 の「セール番号」を「県番号」に置き換える。
12. コースの次のレグの変更
12.1 RRS33 に基づきコースの次のレグを変更する場合、レース委員会は、SI 10 に規定する新しいマークを設置し(またはフィニッシュ・ラインを移動し)、実行できれば直ぐに元のマークを除去する。その後の変更で新しいマークを置き換える場
合、そのマークは元のマークで置き換える。
13. フィニッシュ
13.1 フィニッシュ・ラインは、フィニッシュ・マーク上の青色旗を掲揚しているマストまたはポールの間とする。
14. ペナルティー方式
14.1 RRS42違反に対し、RRSP1の「セール番号」を「県番号」に置き換え付則Pを適用する。
14.2 付則Tを適用する。『レース後ペナルティー』を履行した艇は、得点略語「PRP」を用いて記録される。これは、 RRSA10を変更している。
15. タイム・リミットとターゲット・タイム
15.1 タイム・リミットとフィニッシュ・ウィンドウ及びターゲット・タイムは、次のとおりとする。
種 目 | レース・タイム・リミット | マーク 1 のタイム・リミット | フィニッシュ・ウィンドウ | ターゲット・タイム |
470級 | 60 分 | 25 分 | 15 分 | 40 分 |
セーリングスピリッツ級 | 60 分 | 25 分 | 15 分 | 40 分 |
420級 | 60 分 | 25 分 | 15 分 | 40 分 |
レーザー級 | 60 分 | 25 分 | 15 分 | 40 分 |
レーザーラジアル級 | 60 分 | 25 分 | 15 分 | 40 分 |
国体ウインドサーフィン級 | 30 分 | 15 分 | 10 分 | 25 分 |
15.2 RRS32.1 に加え、マーク1のタイム・リミット内に 1 艇もマーク1を通過しなかった場合、レースは中止される。
15.3 フィニッシュ・ウィンドウは、RRS30.3または30.4に抵触しない最初の艇がスタートしコースの帆走をしてフィニッシュした後、艇がフィニッシュするまでの時間である。フィニッシュ・ウィンドウ内にフィニッシュしない艇は審問なしに『フィニッシュしなかった(DNF)』と記録される。この項はRRS35、A5.1、A5.2を変更している。
15.4 ターゲット・タイムどおりとならなくても、救済要求の根拠とはならない。これはRRS62.1(a)を変更している。
16. 審問要求
16.1 抗議及び救済または審問再開の要求は、大会ホームページのオンラインフォーム「審問要求書」 により、適切な制限時間内にプロテスト委員会事務局に提出しなければならない。ただし、オンラインフォームにより提出することが困難な場合には、プロテスト委員会事務局で入手できる用紙に記入し、同事務局に持参して提出することができる。
16.2 それぞれの種目に対して、抗議締め切り時刻はその日の当該種目の最終レース終了後、またはレース委員会が、「本日はこれ以上レースを行わない」という信号を発した後、どちらか遅い方から 60 分とする。ただし、プロテスト委員会の裁量により、この時刻を延長することがある。
16.3 審問の当事者であるか、または証人として名前があげられている競技者に審問のことを知らせるため、抗議締め切り時刻後 30 分以内に通告を公式掲示板に掲示する。審問は運営棟1階のプロテスト審問室及び対象者にあらかじめ連絡された Web 審問にて公式掲示板に掲示した時刻に始められる。
16.4 レース委員会、テクニカル委員会またはプロテスト委員会による抗議の通告を、RRS61.1(b)に基づき艇に伝えるために公式掲示板に掲示する。
16.5 SI 14.1 に基づき RRS42 違反に対するペナルティーを課せられた艇のリストを公式掲示板に掲示する。
16.6 RRS50.1(b)および各クラス規則の違反に対するペナルティーは、プロテスト委員会の裁量により失格より軽減することができる。
16.7 審問再開は、判決を通告された日の翌日の9 時00 分までの間に限り求めることができる。ただし、10 月5 日(水)に判決を通告された場合には、判決を通告されてから 15 分以内とする。これは、RRS66 を変更している。
16.8 10 月 5 日(水)では、プロテスト委員会の判決に基づく救済要求は判決の掲示から 15 分以内でなければならない。これは RRS62.2 を変更している。
17. 得点
17.1 本大会は各種目とも6レースが予定され、それぞれ1レースの完了をもって成立する。
17.2 艇は、公式掲示板に設置された得点またはシリーズ成績に誤りがあると判断した場合、大会ホームページのオンラインフォーム「成績照会」をレース委員会事務局に提出することで、得点及び成績の訂正を要請する事ができる。
17.3 4 レース未満しか完了しなかった場合、艇のシリーズの得点は、レース得点の合計とし、4 レース以上完了した場合、艇のシリーズの得点は、最も悪い得点を除外したレース得点の合計とする。
17.4 RRS A5 の「シリーズに参加した艇の数」とは、NoR 6(4)に示す艇数とする。なお、第 77 回国民体育大会実施要項総則 6(3)「国民体育大会における違反に対する処分に関する規程」による違反艇は、シリーズに参加した艇の数から除外する。
17.5 各種目とも、上記得点方法に従い順位を決定し、下記の種目別の競技得点を与える。ただし、同順位の場合は、その順位を共有し、次の順位を欠位とする。なお、競技得点は次の順位のものを加え、当該都道府県で等分する。
470級、セーリングスピリッツ級、420級
順位 | 競技得点 | 順位 | 競技得点 | 順位 | 競技得点 | 順位 | 競技得点 |
1 位 | 24 点 | 2 位 | 21 点 | 3 位 | 18 点 | 4 位 | 15 点 |
5 位 | 12 点 | 6 位 | 9 点 | 7 位 | 6 点 | 8 位 | 3 点 |
レーザー級、レーザーラジアル級、国体ウインドサーフィン級
順位 | 競技得点 | 順位 | 競技得点 | 順位 | 競技得点 | 順位 | 競技得点 |
1 位 | 8 点 | 2 位 | 7 点 | 3 位 | 6 点 | 4 位 | 5 点 |
5 位 | 4 点 | 6 位 | 3 点 | 7 位 | 2 点 | 8 位 | 1 点 |
17.6 総合成績決定方法は、下記のとおりとする。
17.6.1 大会に参加した都道府県に参加得点 10 点を与える。
17.6.2 男女総合成績(天皇杯得点)及び女子総合成績(皇后杯得点)は、SI 17.5 の種目別の競技得点と参加得点(10 点)を合計し、その合計得点が多い都道府県を上位とし第1位から第8位を決定する。ただし、同点の場合は順位を共有し、その次の順位を欠位とする。
17.7 参加資格違反及び日本アンチ・ドーピング規程違反が確定した艇は、順位を取り消され、違反艇より下位の艇の順位を繰り上げる。またシリーズに参加した艇の数からも削除され、各レースの艇の順位及び得点も変更する。
18. [NP]安全規定
18.1 全ての競技者、支援者は、大会実行委員会が定める健康チェックを実施しなければならない。
18.2 本大会は出艇申告、帰着申告及び、DNC 報告、リタイア報告をオンラインで行う。
18.3 [SP]出艇申告、帰着申告について、レース委員会は、大会LINEオープンチャットに各申請フォームを毎日投稿する。
18.3.1 レースに参加しようとする艇及び支援者艇は、その日の予告信号予定時刻の40分前までに「出艇申告フォーム」から県番号を選択し、送信しなければならない。また、レースに参加(出艇)しない艇及び支援者艇は、その日の予告信号予定時刻の40分前までに「リタイアDNC報告フォーム」から県番号を選択し、送信しなければならない。
18.3.2 帰着した艇及び支援者艇は、帰着後速やか(できるだけ早い機会)に、また、その日の当該種目の最終レース終了後、またはレース委員会が、「本日はこれ以上レースを行わない」という信号を発した後、どちらか遅い方から60分以内に「帰着申告フォーム」から県番号を選択し、送信しなければならない。
18.3.3 xxでリタイアした艇は、実行可能であればレース・エリアを離れる前にSI 21の運営船にその旨を伝えること。また、帰着後速やかにSI 18.3.1の「リタイアDNC報告フォーム」から県番号をとリタイアレースを選択し、送信しなければならない。
18.3.4 一度ハーバーに帰着した艇(SI 18.3.3)及び、SI 18.3.1のリタイアDNC報告の手続きを行った艇が再度レースに参加しようとする(出艇する)場合、競技者は「リタイアDNC報告フォーム」から県番号と再出艇を選択し、送信しなければならない。
18.4 [DP] レース中でない艇は、レース中の艇から離れていなければならない。
18.5 レース委員会またはプロテスト委員会は、危険な状態にあると判断した艇に対し、リタイアの勧告及び強制救助を行うことができる。これは艇による救済要求の根拠にはならない。これはRRS62.1(a)を変更している。
19. [DP] 装備の交換
19.1 損傷または紛失した装備の交換は、テクニカル委員会の承認なしでは許可されない。交換の要請は、最初の妥当な機会に大会ホームページのオンラインフォーム「装備品の交換」によりテクニカル委員会に行なわなければならない。 ただし、オンラインフォームにより行うことが困難な場合には、テクニカル委員会事務局に持参して提出することができる。その場合 の用紙はテクニカル委員会で入手できる。
20. [DP] 装備と計測のチェック
20.1 xxで艇はフィニッシュ後、テクニカル委員会のメンバーにより、検査のために直ちに指定されたエリアに向かうことを指示されることがある。陸上では、装備は、クラス規則と NoR に従っていることを確認するため、いつでも検査されることがある。
21. 運営船
21.1 運営船の識別旗は次のとおりである。
運 営 船 | 識 別 旗 |
競技委員会船 | 白地に赤字「VIP」 |
レース委員会船 | 白地 |
プロテスト委員会船 | 赤地 |
テクニカル委員会船 | 白地に赤字「MEASURE」 |
救助船・警戒船 | 緑地 |
報道船 | 白地に緑字「MEDIA」 |
22.支援者艇
22.1 支援者艇は、大会ホームページまたはレース委員会事務局で入手できる「支援者艇許可申請書」を、9 月 30 日
(金)の 9 時 00 分から 10 月 2 日(日)の 11 時 00 分までにレース委員会事務局に提出後、ピンク旗をレース委
員会事務局で受け取ることにより、9 月 30 日(金)から 10 月 5 日(水)まで使用できる。
22.2 支援者艇は、出艇から帰着するまでの間、都道府県名を両サイドに明示のうえ、ピンク旗を明確に掲揚しなければならない。ピンク旗はレース委員会事務局で用意され、10 月 5 日(水)までに返却しなければならない。
22.3 支援者艇は、大会期間中、xx市xxヨットハーバー内の指定場所に設置(係留)しなければならない。
22.4 支援者艇は、SI 5.2 に規定するいずれの種目の「D旗」も掲揚されていない場合、支援者艇もこれに従うものとする。
22.5 支援者艇は、危険な状態にある艇からの救助要請により救助を行うか、レース委員会またはプロテスト委員会の要請がない限り、最初にスタートする種目の準備信号の時刻からすべての艇がフィニッシュまたはリタイアするか、またはレース委員会が延期、ゼネラル・リコールもしくは中止の信号を発した後2分間までは、艇がレースをしているエリアの 100m以上外側にいなければならない。
22.6 支援者艇は、艇がレースをしているエリアの外側で競技者への飲食物、衣類及びごみの授受支援を行うことができる。ただし、レース委員会からの要請に基づく場合を除き、その他の物品の授受や、艇の曳航等の支援行為を行ってはならない。
22.7 レース委員会がxxでピンク旗を掲揚した場合、支援者艇は危険な状態にある艇を可能な限り速やかに救助しなければならない。この場合、SI 22.6 のただし書き以下は適用されない。ピンク旗はレース・エリア毎に掲揚され、クラス旗の上に掲揚された場合は、その種目のみ適用される。
23. ゴミの処分
23.1 ごみは支援者艇または運営船に渡してもよい。
24. 賞
24.1 男女総合成績及び女子総合成績の第1位から第8位までの都道府県に賞状を授与する。
24.2 男女総合成績第1位の都道府県に大会会長トロフィーを授与する。
24.3 各種目の第1位から第8位までに賞状を授与する
25. リスク・ステートメント
25.1 RRS3 には『レースに参加するか、またはレースを続けるかについての艇の決定の責任は、その艇のみにある。』とある。大会に参加することによって、それぞれの競技者は、セーリングには内在するリスクがあり、潜在的な危険を伴う行動であることに合意し、認めることになる。これらのリスクには、強風、荒れた海、天候の突然の変化、機器の故障、艇の操船の誤り、他艇の未熟な操船術、バランスの悪い不安定な足場、疲労による傷害のリスクの増大などがある。セーリング・スポーツに固有なのは、溺死、心的外傷、低体温症、その他の原因による一生消えない重篤な障害、死亡のリスクである。
26. 肖像権
26.1 競技者は、本大会に参加することにより、大会期間中の競技者または装備に関する動画、スチール写真及び撮影された映像またはその製版について、対価を求めることなく、主催団体に独自の判断で使用する権利を与えるものとする。
27. 故意または過失によって生じた損害の補償
27.1 主催団体は、競技者または支援者に対して、その故意または過失によって生じたすべての損害の補償を命じることができる。その損害の補償に関しては、競技委員会の査定に従うものとする。
SI に関する質問
SI に関する事前の質問は、令和4年 8 月 31日(水)までは文書で受け付ける。
質問の送り先は、次のとおりとする。それ以降は、大会期間中に「プロテスト委員会事務局」に提出することができる。質問についての回答は公式掲示板に掲示される。
<送付先> 公益財団法人日本セーリング連盟
〒160-0013 xxx新宿区霞ヶ丘町4-2
JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 9階902号室
電話 03(6447)4881 FAX03(6447)4882
付属文書A レース・エリア
A 海面、B 海面は重ならない範囲で、天候等の事情を勘案し、設定する。
A 海面、B 海面ともに、フィニッシュ・ラインをxxヨットハーバーあるいは海岸に近い場所に設置する場合がある。xxヨットハーバーと B 海面間の移動にあたっては、A 海面を横切らないよう、海岸方面に沿って移動する。
付属文書B コース図
コース I コース O
トラペゾイド インナーループ トラペゾイド アウターループ I2:スタート-1-4s/4p-1-2-3p-フィニッシュ O2:スタート-1-2-3s/3p-2-3p-フィニッシュ I3:スタート-1-4s/4p-1-4s/4p-1-2-3p-フィニッシュ O3:スタート-1-2-3s/3p-2-3s/3p-2-3p-フィニッシュ
コース LG コース LR
上下・スターボード・フィニッシュ 上下・ポート・フィニッシュ LG2:スタート-1-4s/4p-1-4s-フィニッシュ LR2:スタート-1-4s/4p-1-4p-フィニッシュ LG3:スタート-1-4s/4p-1-4s/4p-1-4s-フィニッシュ LR3:スタート-1-4s/4p-1-4s/4p-1-4p-フィニッシュ
付属文書C リンク先
◇ 大会ホームページのリンク URL と QR コード xxxxx://0000xxxxxxx-xxxxxxx-xxxxxxx.xxx
◇ 大会 LINE オープンチャットのリンク URL と QR コード xxxxx://xxx.xx/0xX0Xxx
・大会 LINE オープンチャットへの登録は1艇1名とする。
・選手の登録名は「県番号種別種目」とするが、下記表の通りそれぞれ省略した表記とする。
種 別 | 種 目 | 登録用:省略した表記 | 例:栃木県の場合 |
xx男子 | 470級 | 県番号xx 470 | 9 xx 470 |
レーザー級 | 県番号xx L | 9 xx L | |
国体ウインドサーフィン級 | 県番号xx WS | 9 xx WS | |
xx女子 | セーリングスピリッツ級 | 県番号成女 SS | 9 成女 SS |
レーザーラジアル級 | 県番号成女 LR | 9 成女 LR | |
国体ウインドサーフィン級 | 県番号成女 WS | 9 成女 WS | |
少年男子 | 420級 | 県番号少男 420 | 9 少男 420 |
レーザーラジアル級 | 県番号少男 LR | 9 少男 LR | |
少年女子 | 420級 | 県番号少女 420 | 9 少女 420 |
レーザーラジアル級 | 県番号少女 LR | 9 少女 LR |
・監督・コーチの登録名は「県番号名字」とする。(例:xx県のxx監督→ 12 xx )
・県番号、種別、種目はマスをあけずに続けて入力し、英数字は半角とする。
・LINE での質問,問い合わせは受け付けない。
・登録に必要なパスワードは申し込み手続き締め切り後、各県連宛メールにて送付する。尚、選手・監督・コーチ以外へのパスワードの開示は厳禁とする。