オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮、以下「オリックス」)と、Coöperatieve Centrale Raiffeisen- Boerenleenbank B.A.(本社:オランダ・ユトレヒト、執行役員会会長: Piet Moerland、以下「ラボバンク」)、Robeco Groep N.V.(本社:オランダ・ロッテルダム、CEO:Roderick Munsters、以下「ロベコ」)は、本日、オリックスがラボバンクの保有するロベコ株式の約 90.01%を 19 億 3,500...
2013 年 2 月 19 日
各 位
オリックス株式会社
Coöperatieve Centrale Raiffeisen-Boerenleenbank B.A.
Robeco Groep N.V.
オリックスがロベコグループを買収
オリックス株式会社(本社:xxx港区、社長:xx x、以下「オリックス」)と、Coöperatieve Centrale Raiffeisen-Boerenleenbank B.A.(本社:オランダ・ユトレヒト、執行役員会会長: Xxxx Xxxxxxxx、以下「ラボバンク」)、Robeco Groep N.V.(本社:オランダ・ロッテルダム、CEO:Xxxxxxxx Xxxxxxxx、以下「ロベコ」)は、本日、オリックスがラボバンクの保有するロベコ株式の約 90.01%を 19 億 3,500 万ユーロ(約 2,402 億円)で取得することについて合意しましたのでお知らせします。法的手続きならびに規制当局の承認を経て、6 カ月以内に手続きを完了する見込みです。
また、ラボバンクとオリックスは、戦略的資本提携について合意しました。ラボバンクがロベコ株式の 9.99%を継続保有し、ロベコの事業基盤の維持・拡大に引き続き協力します。同時にラボバンクは 150 百万ユーロ相当の株式を保有することにより、オリックスの株主となります。なお、オリックスとラボバンクは、ロベコがオランダ国内において展開している銀行部門を、サービス内容を変更させることなくラボバンクに移管することで合意しています。
金融危機以降、金融市場は大きく変化しました。オリックスは、「金融+サービスの加速化」という経営戦略のもと、金融とそれに付随するサービスを融合させた新しいビジネスモデルを追求しています。その戦略の一環として、近年オリックスは、2010 年に米国において Mariner Investment Groupを買収するなど、グローバルな資産運用業界におけるプレゼンスの向上を図っています。
一方、ラボバンクは、ロベコのさらなる成長のためには、ロベコをオリックスのグループ会社とすることが最善であると考え、オリックスへの売却を決めました。
オリックスにとって、本件はこれまでで最も重要な戦略的買収であり、ロベコをオリックスの今後
のグローバル展開における主要なプラットフォームとして位置付けています。ロベコは、現在のブランドネームのもとで、顧客へのサービス提供を継続していきます。
オリックスは、ロベコのグローバルなブランド力、資産内容・投資家層・地域のいずれにおいても分散された事業ポートフォリオ、グローバルな販売ネットワーク、豊富な経験を持つ経営陣や有能な人材などを高く評価し、買収することにしました。良好な運用実績と高い経営力と専門性を有するロベコは、オリックスがグローバルに資産運用事業を展開していく上で理想的な会社です。また、オリックスがネットワークを確立しているアジア、中東地域において年金資産運用マーケットでのさらなる成長機会が見込まれます。
オリックスは、顧客に対して付加価値を提供するというロベコの長期的なコミットメントに基づき、買収後もロベコの「中期戦略 2010-2014」、顧客サービス、投資プロセスおよび体制を維持します。オリックスの経営管理の下で Xxxxxxxx Xxxxxxxx をロベコの CEO として現職を継続させるとともに、xxxの現経営陣が引き続き役割を担います。またオリックスは、現有の Supervisory Board (監督委員会)の体制 についてもこれを継続するものとし、当該委員会は、独立性を有するメンバーおよびオリックスから派遣される人員等で構成される予定です。
2012 年、xxxは、オランダ国内外において強みを発揮し、記録的な業績を計上しました。ロベコの AUM(運用資産残高)は、2012 年 12 月末で 1,890 億ユーロとなり、2011 年の 1,500 億ユーロから 26%増加しました。純資金流入額も 184 億ユーロを記録し、2012 年 12 月期の当期純利益は前期の 1 億 3,400 万ユーロから大きく増加し、1 億 9,700 万ユーロを計上しました。また、運用成績も好調に推移し、ロベコの商品の 65%がベンチマークを上回る結果となりました。
オリックスグループ CEO、xxxxのコメント:
ロベコは、運用商品、投資家層、資産内容、地域分散、すべてにおいて多様化の進んだ、また強いブランド力と経営力のあるグローバル企業です。これまでに経営陣が示してきた実績はすばらしく、今後の計画を遂行できるものと確信しています。オリックスは、欧米での事業の拡大、および強い事業基盤を持つアジア・中東地域におけるさらなる成長を推進してまいります。
ラボバンク執行役員会会長、Xxxx Xxxxxxxx のコメント:
ロベコの売却は、新しい時代の始まりと考えます。ラボバンクとロベコは、共に緊密に連携することで、過去数十年にわたり顧客へのサービスを強化・充実してきました。この協力関係は今後も継続します。ロベコは新しい年金運用手法を取り入れるなど革新的な取り組みを続ける堅実な資産運用会社です。オリックスという新しい株主のもとで、xxxはさらなる成長を遂げる機会を得ることとなります。
ロベコ CEO、Xxxxxxxx Xxxxxxxx のコメント:
オリックスのアントレプレナー的な企業風土を持った顧客重視の組織は、ロベコによく似ています。オリックスグループの一員として、お客さまの最善の利益のために、引き続き魅力的な投資リターンを達成してまいります。
以上
<オリックスについて>
オリックスは東京を本拠とする総合金融サービスグループで、法人、個人それぞれの顧客に先進的な付加価値のある商品・サービスを提供しています。1964 年に事業を開始して以来、リース事業からスタートして隣接分野に次々と進出し、さまざまな専門性を獲得することにより、事業を進化させてきました。現在では、リースやローンを取り扱う法人金融サービス、自動車のメンテナンスリース、レンタル、不動産、生命保険、銀行、環境・エネルギー関連事業などを行っています。海外においては、 1971 年の香港を皮切りに世界 27 ヵ国・地域に拠点を設け、グローバル企業としてさらなる成長を目指しています。
詳しくはオリックスのウェブサイトをご覧ください。xxx.xxxx.xx.xx/xxx/
<ラボバンクグループについて>
ラボバンクグループは、協調の原理を企業理念としてあらゆる金融サービスを提供する総合金融サービス事業を展開しています。約 110 年前に、資本市場へのアクセスができなかった企業家たちによって、地域の融資協同組合としてオランダで設立されました。Tier1(中核的自己資本)では、ラボバンクグループは世界の上位 30 位に位置し、全ての格付機関から高い格付を継続的に付与されています。ラボバンクグループは、ラボバンクネダーランドと地域の独立したローカルラボバンクで構成され、また傘下には数々の専門性を有する子会社があります。ラボバンクグループ全体で約 61,000 人の従業員を有し、47 ヵ国で約 1,000 万の顧客へサービスを提供しています。ラボバンクグループは、地域貢献と親しみやすさというローカルバンクの特性とラボバンクネダーランド及びその子会社が持つ豊富な専門知識と財務力の双方の強みを兼ね備えています。
詳しくはラボバンクグループのウェブサイトをご覧ください。xxx.xxxxxxxx.xxx
<ロベコについて>
xxxは中堅規模のグローバルな資産運用会社で、全世界の機関投資家、個人投資家に向けて、幅広い戦略の中から様々な投資手法の組み合わせを提供しています。2012 年 12 月末現在の運用資産残高
(AUM)は 1,890 億ユーロで、そのおよそ半分が機関投資家からの預かり資産となっています。2012年の当期純利益は、1 億 9,700 万ユーロでした。
xxxはオランダのロッテルダムに本社を構え、2012 年 12 月時点で世界 15 ヵ国で 1,507 名の従業員
を有しています。ヨーロッパと米国に強い顧客基盤を有し、アジア、インド、ラテンアメリカなどの主要な新興国においてプレゼンスを高めています。
ロベコは、オランダでグローバルなエクイティ・ファンドであるロベコ NV として 1929 年に設立されました。ファンドが設立された 1933 年 3 月以来、年平均 8.2%の利回りを上げています。
xxxは、その後 2001 年にラボバンクにより買収されました。以下の子会社と合弁会社はロベコグループに属します。(Robeco Boston Partners, Robeco Weiss Peck & Greer, Corestone Investment Management, Harbor Capital Advisors, Transtrend, RobecoSAM Canara Robeco Asset Management Company)
詳しくはロベコのウェブサイトをご覧ください。xxx.xxxxxx.xxx/xxxxx
<本件に関するお問い合わせ先>
オリックス株式会社 グループ広報部 渋谷・xx TEL:00-0000-0000
Xxxxxxxx, Xxxxxxx Xxx Xxxxx, TEL :x00 0 00000000, Email x.x.x.x.xxxxx@xx.xxxxxxxx.xx Xxxxxx, Xxxxx xx Xxxxx, TEL : x00 00 000 0000, Email x.xx.xxxxx@xxxxxx.xx