(1) 商 号 GRIFOLS 社 (2) 本 店 所 在 地 Sant Cugat del Valles, Barcelona. Spain. (3) 代表者の役職・氏名 Chairman & CEO Victor Grifols Roura (4) 事 業 内 容 血液製剤や診断システムの研究開発・製造・販売 (5) 資 本 金 の 額 €114,913,618.30 (6) 設 立 年 月 日 1940 年 11 月 18 日 (7) 大株主及び持株比率 Deria,S.A....
平成23年9月26日
各 位
xxx文京区xx二丁目38-18株式会社カイノス
代表取締役社長 xx xx
(JASDAQ・コード4556)問い合わせ先
責任役職者 取締役管理本部長氏 名 xx x
電 話 03-3816-4123
グリフォルス社との販売契約に関するお知らせ
当社は、平成23年9月26日開催の取締役会において、グリフォルス社との間で、輸血事業に関する販売契約を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.販売契約の締結先
(1)グリフォルス社との独占的販売契約の締結
(2)xxx薬工業株式会社との販売契約の締結
2.販売契約の内容等
株式会社カイノス(本社:xxx文京区,代表取締役社長 xxxx、以下 カイノス)は、スペインに拠点を置く世界的なヘルスケア企業であるグリフォルス社(本社: Sant Cugat del Xxxxxx, Barcelona, Chairman & CEO Xxxxxx Xxxxxxx Xxxxx )との間で、グリフォルス社が製造販売する輸血検査用試薬および装置の日本国内における独占的販売契約に関して合意致しました。また、カイノスとxxx薬工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長 xxxx、以下 xx)は、これらグリフォルス製品の国内販売に関する契約について合意しました。
血液型判定に代表される輸血関連検査は、安全で適正な輸血医療に重要な役割を果たしています。日本国内の輸血関連市場は約 90 億円と推定されており、近年では輸血検査手順の標準化や安全性に寄与する自動化システムへの移行が進んでいます。
グリフォルス社は 70 年以上に渡り、免疫血液学分野において主に血液製剤や診断システムの先進的な研究開発・製造・販売を継続しており、輸血検査領域においても高品質の製品群を保有しています。今後、当社はグリフォルス社のゲルカラム遠心凝集法* 1 に基づく全自動輸血検査装置
「WADiana® Compact」、「Erytra®」およびこれらの専用試薬「DG Gel® カード」や関連試薬を発売し、輸血分野への取り組みを強化して参ります。
カイノスはグリフォルス社との契約締結・連携を通して、改めて世界標準の輸血検査試薬・装置のラインナップを進めると共に、輸血検査領域での販売実績に優れたxxとの共同展開から、これら製品群の国内普及をはかり、輸血検査のさらなる質の向上・効率化に貢献し、人々のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)向上の一助になるよう活動してまいります。
*1 ゲルカラム遠心凝集法
専用のマイクロチューブ(カラム)に充填されたゲル内に検体(血球や血清等)を入れ、赤血球と抗体の抗原抗体反応による赤血球凝集反応を起こさせ、カラム遠心後の反応凝集像から血液型や不規則抗体等を判定する輸血検査方法です。グリフォルス社の 「DG Gel® カード」は、カード状になった 8 連のゲルカラムで、専用の全自動あるいは半自動輸血検査装置を用いて明確な輸血検査結果をもたらします。
3.契約先の概要
(1)グリフォルス社
(1) | 商 | 号 | GRIFOLS 社 | ||||||
(2) | 本 | 店 | 所 | 在 | 地 | Sant Cugat del Xxxxxx, Barcelona. Spain. | |||
(3) | 代表者の役職・氏名 | Chairman & CEO Xxxxxx Xxxxxxx Xxxxx | |||||||
(4) | 事 | 業 | x | x | 血液製剤や診断システムの研究開発・製造・販売 | ||||
(5) | 資 | 本 | 金 | の | 額 | €114,913,618.30 | |||
(6) | 設 | 立 | 年 | 月 | 日 | 1940 年 11 月 18 日 | |||
(7) | 大株主及び持株比率 | Deria,S.A. 8.78% Xxxxxxxx Enterprises,B.V. 7.46% Thorthol Holdings, B.V. 7.06% | |||||||
(8) | 上場会社と当該会社との 関 係 等 | 資 本 関 係 | なし | ||||||
取 引 関 係 | なし | ||||||||
人 的 関 係 | なし | ||||||||
関連当事者への該 当状 況 | なし | ||||||||
(9) | 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 | (単位:百万€) | |||||||
平成21年3期 | 平成22年3期 | 平成23年3期 | |||||||
純 | 資 | 産 | €285.20 | €578.50 | €707.40 | ||||
総 | 資 | 産 | €695.78 | €1657.18 | €1888.98 | ||||
売 | 上 | 高 | €814.30 | €913.20 | €990.70 | ||||
営 | 業 | 利 | 益 | €202.20 | €220.40 | €206.40 | |||
経 | 常 | 利 | 益 | €173.70 | €204.30 | €157.40 | |||
当 | 期 | 純 | 利 | 益 | €121.70 | €148.00 | €115.50 | ||
1株当たり当期純利益( € ) | €0.58 | €0.71 | €0.54 |
(2)xxx薬工業株式会社
(1) | 商 | 号 | xxx薬工業株式会社 | |||||
(2) | 本 | 店 | 所 | 在 | 地 | 大阪市中央区xx町三丁目1番2号 | ||
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 | xx | xx | ||||
(4) | 事 | 業 | x | x | 試薬、化成品ならびに臨床検査薬の製造・販売 | |||
(5) | 資 | 本 | 金 | の | 額 | 23 億 3,956 万円 | ||
(6) | 設 | 立 | 年 | 月 | 日 | 大正 11 年 6 月 5 日 | ||
(7) | 上場会社と当該会社との 関 係 等 | 資 本 関 係 | なし | |||||
取 引 関 係 | なし | |||||||
人 的 関 係 | なし | |||||||
関連当事者への該 当状 況 | なし |
4.日程
取 締 役 会 決 議 平成23年9月26日
販 売 契 約 締 結 平成23年9月30日(予定)事 業 x x 日 平成23年10月1日
5.今後の売上高見通し
(1) 平成24年3月期 | 売上高 | 軽微 |
(2) 平成25年3月期 | 売上高 | 軽微 |
(3) 平成26年3月期 | 売上高 | 4億円目標 以 上 |
<別紙参考資料>
【全自動輸血検査装置 製品概要】
<WADiana® Compact>
・特徴: 明瞭な反応像のゲルカラムを使用(Clear card technology)検体・試薬の分注から遠心・判定まで全自動で実施
カードウェルの有効利用を考えたローコスト仕様コンパクト設計
簡便な操作を実現したソフトウェア
・仕様:
1) 処理能力 : 200 テスト (25 カード) /時間
2) 検体積載数 : 48 サンプル (12 サンプル×4 ラック)
3) カード積載数: 24 カード
4) 試薬積載数 : 18 本 (試薬:16 本 + DG Gel Sol:2 本)
・寸法・重量 (本体部)
1) 寸法 : 600 mm (奥行) ×1000 mm (幅) ×600 mm (高さ)
2) 重量 : 約 87 kg
3) 電気的定格: ①電圧:AC 100~120、 220~240 V、② 周波数:50/60 Hz、③ 消費電力:300 W
<Erytra®>
・特徴: 明瞭な反応像のゲルカラムを使用(Clear card technology)検体・試薬の分注から遠心・判定まで全自動で実施
大量・高速処理
STAT 割り込み機能搭載
トレーサビリティー機能・セキュリティー機能の充実
・仕様:
1) 処理能力 : 800 テスト (100 カード) /時間
2) 検体積載数 : 96 サンプル (12 サンプル×8 ラック)
3) カード積載数: 最大 400 カード
4) 試薬積載数 : 54 本 (試薬:48 本 + DG Gel Sol:6 本)
・寸法・重量 (本体部)
1) 寸法 : 700 mm (奥行) ×1100 mm (幅) ×1750 mm (高さ)
2) 重量 : 約 350 kg
3) 電気的定格: ①電圧:AC 100~240 V、② 周波数:50/60 Hz、③ 消費電力:300 W