PRESS RELEASE
2023年2月7日
各 位
会 社 名 | xxx製薬ホールディングス株式会社 |
代 表 者 名 | 代表取締役社長 xx x |
(コード番号 4886 東証プライム) | |
問い合わせ先 | グループ経営企画部長 xx xx |
(TEL.00-0000-0000) |
EMEとxxx製薬、産婦人科領域における新規 PharmaLogical® VHH 医薬創出を目指し共同研究開発契約を締結
当社の子会社であるxxx製薬株式会社(本社:xxx港区、代表取締役社長:xx x大、以下 xxx製薬)と、株式会社 Epsilon Molecular Engineering(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:xx xx、以下 EME)は、 EME 独自のヒト化VHH スクリーニングプラットフォーム”The Month”を用いて、創薬ターゲットに対する機能性 VHH の取得及びその最適化を行うことで、産婦人科療領域における次世代 VHH 抗体の新薬創出を目的とした共同研究開発契約を締結致しましたので、別紙のとおりお知らせいたします。
なお、本件による当社の 2023 年 3 月期業績への影響は軽微です。
以 上
PRESS RELEASE
2023 年 2 月 7 日株式会社Epsilon Molecular Engineering
xxx製薬株式会社
EMEとxxx製薬、産婦人科領域における新規 PharmaLogical® VHH 医薬創出を目指し共同研究開発契約を締結
株式会社Epsilon Molecular Engineering(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:xx xx、以下 EME)と、xxx製薬株式会社(本社:xxx港区、代表取締役社長:xx xx、以下 xxx製薬)は、EME独自のヒト化VHHスクリーニングプラットフォーム”The Month”を用いて、創薬ターゲットに対する機能性VHHの取得及びその最適化を行うことで、産婦人科療領域における次世代VHH抗体の新薬創出を目的とした共同研究開発契約を締結致しましたので、お知らせいたします。
”The Month”
PharmaLogical® Library(*1)と cDNA display 技術(*2)を基盤としたスクリーニング方法の組み合わせにより効率的に創薬に適した VHH 抗体(*3)である PharmaLogical® VHH(*4)を取得するテクノロジー
本契約は、開発を目指す創薬ターゲットに対して、xxx製薬が抗原調製及び各種活性評価試験を行い、EMEがプラットフォームを用いた開発候補となるヒト化VHH抗体の取得と、分子エンジニアリングを行うことで開発候補品の創製を目指す内容となっています。
本契約の締結に伴い、EMEは今期中に契約一時金を受領します。また、両社で合意したクライテリアを満たすVHH抗体を取得した際にマイルストーンフィーがEMEに支払われることになります。なお、契約一時金等の金額については非開示とさせていただきます。
*1 PharmaLogical® Library:従来抗体では認識不可能な抗原結合部位を認識することができるVHHの構造的特性を最大限に反映させ設計された独自のヒト化VHH人工ライブラリー。
*2 cDNA display技術:遺伝子型/表現型対応付けによる目的タンパクの取得を試験管内で行うことができる技術。 1013-14(10兆~100兆)種類の分子を一度にスクリーニングすることが可能。
*3 VHH抗体:ラクダ科動物の持つH鎖のみで構成される抗体(一本鎖重鎖抗体)の可変領域(ドメイン)のことで、 Variable domain of heavy chain of heavy chain antibodyという。通常の抗体と比較して安定性や修飾性に優れている。
*4 PharmaLogical® VHH:PharmaLogical® Libraryから取得された創薬に適したVHH抗体。
【PharmaLogical® Libraryのポイント】
⚫ VHH 抗体の結晶構造解析データを基にしたデザイン
抗体フレームワーク部分(FR)に関して既に臨床応用されているヒト FR 配列と VHH の結晶構造解析データの結果得られた構造特性を基にデザインしたヒト化 VHH ライブラリーです。抗原認識部位を形成する3つの CDR(相補性決定領域;Complementarity Determining Region)はアルパカ由来 VHH から得られた構造特性の情報を基に設計しており、特に抗原結合に最も寄与することが知られている CDR3 を大きくランダム化することで、さらなる多様性を発揮します。
⚫ 製剤化における不均一性を引き起こすアミノ酸の出現頻度に抑制をかける設計
修飾を受けやすいアミノ酸や、システイン、プロリン残基のような大きな構造変化を引き起こす可能性のあるアミノ酸は製剤化プロセスにおける不均一性を引き起こす原因となります。これらのアミノ酸の出現頻度を抑制する CDR の設計を行うことで、創薬プロセスで生じる課題の最小化が期待できます。
⚫ 多様なライブラリーサイズ
1013-14(10 兆~100 兆)という多様なライブラリーサイズを持ち、EME のコア技術である cDNA display 技術を基盤としたスクリーニング系により、ライブラリーの多様性を維持したまま革新的な VHH スクリーニングを展開することが可能です。
【株式会社 Epsilon Molecular Engineering について】
EME は、2016 年から進化分子工学を基盤技術として革新的なモダリティ医薬品開発を行っているバイオベンチャーです。独自のスクリーニング技術や分子設計手法を強みに、医薬品開発だけでなく診断薬や再生医療用試薬の共同研究開発を行っています。「バイオ分子でxxを創る」を企業ミッションとして、幅広く社会および人々の生活に貢献していくことを目指しています。
ホームページ: xxxxx://xxx.xxxxxxx-xxx.xx.xx/
【xxx製薬株式会社について】
1920年の創立以来、「先端の創薬を通じて、人々の健康と明日の医療に貢献する」との経営理念のもと、内科・産婦人科・泌尿器科の重点3領域に経営資源を集中させ、新薬を中心とした医薬品の開発を積極的に進め、医療ニーズ解決に努めています。
ホームページ: xxxxx://xxx.xxxx-xxxxxx.xx.xx/
【お問い合わせ先】
株式会社Epsilon Molecular Engineering
事業開発課
TEL:000-000-0000 E-mail : xxx_xxx@xxxxxxx-xxx.xx.xx
xxx製薬株式会社経営企画部