PRESS RELEASE 2024 年 8 月 9 日
PRESS RELEASE 2024 年 8 月 9 日
株式会社 ispace
ispace、コマツと月面環境対応を考慮した機器の設計に関わるコンサルティング契約を締結
株式会社 ispace(xxx中央区、代表取締役:xxxx、以下 ispace)(証券コード 9348)は、建設・鉱山機械メーカーである株式会社xx製作所(代表取締役社⾧ 兼 CEO:xxxx、以下コマツ)と、宇宙機開発に関するコンサルティング契約を締結したことを発表しましたので、お知らせいたします。
月面環境に適応する建設機械(イメージ) 提供:コマツ
コマツは、スターダストプログラムの一環として 2021 年より国土交通省及び文部科学省連携の宇宙無人建設革新技術開発推進事業に採択されており、将来構想として、月xx機開発を目指しています。この度、ispace は宇宙試験機の設計や月面環境で使用可能な部品および素材の選定等、知見を活かしたコンサルティングを提供することを目的とした戦略的な契約の締結を行いました。
■ 株式会社 ispace 代表取締役 CEO & Founder xxxx コメント
「スターダストプログラムの一環となる国土交通省及び文部科学省連携の宇宙無人建設革新技術開発推進事業で、月面等宇宙開発における建設活動に資する研究開発に取り組まれているコマツと、戦略的なコンサルティング契約を締結出来たことを嬉しく思います。月面建設に必要な無人建設機械の研究開発に、私たちのこれまでの開発実績や知見が活かされ、他業種が共に宇宙開発に挑み、加速していけることを楽しみにしています。」
■ コマツ(xxxxx://xxx.xxxxxxx.xx/xx)について
コマツは、建設・鉱山機械、ユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械などの製造・販売の分野で、グローバルに事業を展開しています。創業から 100 年以上にわたり技術を磨き、新たなソリューションを提供しつづけています。
■ 株式会社 ispace (xxxxx://xxxxxx-xxx.xxx/xxx/)xxxx
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ
~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの 3 拠点で活動し、現在約 300 名のスタッフが在籍。2010 年に設立し、 Google Lunar XPRIZE レースの最終選考に残った5 チームのうちの1 チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022 年 12 月 11 日には SpaceX の Falcon 9 を使用し、同社初となるミッション 1 のランダーの打ち上げを完了。続く 2024 年冬iにミッション 2 の打ち上げを、2026 年iiにミッション 3、2027 年にiiiミッション 6 の打ち上げを行う予定。
ミッション 1 の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データ
サービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション 1 マイルストーンの 10段階の内 Success8 まで成功を収めることができ、Success9 中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション 2 へフィードバ
ックされる予定。更にミッション 3 では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によって NASA が行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
i 2024 年 8 月時点の想定
ii 2024 年 8 月時点の想定
iii 2024 年 8 月時点の想定