事業所名称 特別養護老人ホーム 愛善苑 種 別 特別養護老人ホーム 事業所代表者名 苑長 土井 一 開設年月日 平成8年4月1日 設置主体 社会福祉法人 西城福祉会 定 員 30人 利用人数 30人 所 在 地 〒729-5722 広島県庄原市西城町大佐5148番地1 電話番号 (0824) 82-2139 FAX番号 (0824) 82-1780 ホームページアドレス https://syobara.sakura.ne.jp/aizenen/
福祉サービス第三者評価 評価結果報告書(概要)
評価機関 | 名 称 | 一般社団法人 広島県シルバーサービス振興会 |
所 在 地 | xxxxxxxxxxxxxx0-00 | |
事業所との契約日 | 令和2年3月18日 | |
訪 問 調 査 日 | 令和2年6月15日 | |
評価結果の確定日 | 令和2年7月8日 | |
結果公表にかかる事業所の同意 | あり ・ なし |
公表日:令和 2年 7月15日
Ⅰ 事業者情報
(1)事業者概況
事業所名称 | 特別養護老人ホーム 愛善苑 | 種 別 | 特別養護老人ホーム | ||
事業所代表者名 | xx xx x | 開設年月日 | 平成8年4月1日 | ||
設置主体 | 社会福祉法人 xx福祉会 | 定 員 | 30人 | 利用人数 | 30人 |
所 在 地 | x000-0000 xxxxxxxxxxx0000xx0 | ||||
電話番号 | (0824) 82-2139 | FAX番号 | (0824) 82-1780 | ||
ホームページアドレス | xxxxx://xxxxxxx.xxxxxx.xx.xx/xxxxxxx/ |
(2)基本情報
サービス内容(事業内容) | 事業所の主な行事など | |||
〇 | 特別養護老人ホーム 30床 | おxxx お花見ドライブ 運動会 敬老会 | ||
〇 | ショートステイ 定員8名 | 神楽鑑賞会 フルートピアノ演奏会 | ||
〇 | デイサービス 定員30名 | ひな祭り 餅つき クリスマス会 | ||
〇 | xx市xx高齢者等総合生活支援施設(あんしんリビング) | |||
〇 | 配食サービス | |||
居室の概要 | 居室以外の施設設備の概要 | |||
〇 | 特別養護老人ホーム | 〇 トイレ 共同(男1・女1・共用2) 個室内6 | ||
・個室 6室 ・2人部屋 8室 ・4人部屋 2室 | 〇 浴室 3ヶ所 (個浴1・大浴槽1・特殊浴槽1) | |||
〇 | ショートステイ | 〇 医務室 1ヶ所 〇 静養室 1ヶ所 | ||
・個室 4室 ・2人部屋 2室 | 〇 談話室 2ヶ所 〇 洗濯室 1ヶ所 | |||
〇 食堂・多目的ホール 1ヶ所 | ||||
職員の配置 | ||||
職 種 | 人 数 | 職 種 | 人 数 | |
〇 施設長 | 1 | 〇 介護支援専門員 (兼務) | 1 | |
〇 医師 | 1 | 〇 調理員 | 10 | |
〇 生活相談員 | 1 | 〇 事務員 | 3 | |
〇 看護職員 | 2 | |||
〇 介護職員 | 18 | |||
〇 管理栄養士 | 1 | |||
〇 機能訓練指導員 (兼務) | 1 |
Ⅱ.第三者評価結果 |
◎評価機関の総合意見 |
山間部地域において高齢化していく社会情勢の中、地域との連携を基に地域福祉の重要な社会資源として、xx中心 |
的な役割を担ってきた事業所である。近年数年間にわたり、業務改善に取り組み、個別グループケアへの変換期を迎え |
ケアや職員の質の向上が図られている。職員も今までの在り方からの変化を前向きに捉え、個別ケアに取り組み日々の |
実践から実感も得られ前進がみられる。事業所理念である、福祉の文化を育て地域と共生していく社会づくりを使命に |
掲げ、開設時から一貫して実践している。xxは社会福祉事業動向を見据え、変化に対応する柔軟な考えを持ち、事業 |
所のICT化や働き方改革に率先して取り組む姿勢があるなど意欲に満ちている。運営では組織形成のビジョンを明確に |
持ち、研修の実施、年2回面談を設けるなどして事業所の方針と取り組みを周知、浸透を図り、責任体制の確立、次世 |
代の育成を行っている。地域交流も積極的に行い、地域の祭りやイベントなどの行事参加や、様々なボランティアを受 |
け入れ共に活動を深めている。事業所は高台にあり眺める景観も良い。居室や廊下、トイレは明るく、利用者が過ごす |
スペースやトイレには床暖房が整備され、快適で心地よく過ごせる環境が生活の豊かさに繋がっている。 |
◎特に評価の高い点
・xxをはじめ、職員が共に変化に対応する柔軟な考えを持ち、前向きな取り組みへの意欲に満ちている。 |
・組織としての活動、発展を目指しリスクマネジメント、役職ごとに役割においての権限と責任を明文化しており、体 |
制も整備されている。マニュアルも各種別ごとに整備されている。 |
・おxxxや敬老会は家族参加型の行事で交流をもち、意見交換の機会としている。その他の行事も趣向を凝らし実 |
施している。地域の祭りなどにも積極的に参加して利用者の楽しみとなっている。 |
・積極的にボランティアの受け入れや学生の体験、交流などオープンな取り組みができている。その際 |
意見など伺う機会としておりサービスに反映している。結果、地域の中にも受け入れられており、社会福祉法人とし |
ての役割を十分に担う活動に繋がっている。 |
・建物は随所に工夫が見られる。xxを配置する形で全居室南向きに位置し室内は明るい。廊下やトイレにも採光を取 |
り入れ、全体的に明るく開放的であり、生活を重視した心地よく過ごせる環境が整っている。 |
◎特に改善を求められる点
事業計画において、中長期計画の策定がなされていない状況がある。数年先を先見して毎年度の事業計画を策定して |
いるが、介護保険等の事業動向、地域の情勢などを加味、分析しながら中長期的な指針を計画、明文化することで、 |
より一層利用者本位、地域共生の運営、活動に繋がることを期待する。 |
レクリエーションなどの余暇活動において主体的な活動は不十分である認識もあり、内容についても利用者の趣味 |
趣向、できることに焦点をあて個別性をふまえた活動が展開できるようになることで、利用者の活動性があがり、意欲 |
を持ち活き活きとした生活が送れる支援となることを期待する。 |
Ⅲ.第三者評価結果に対する事業者のコメント
第三者評価を受けるにあたり、職員が自分の職場について改めて考えるいい機会となりました。 |
個人で自己評価を行い、施設として自己評価結果を整理することができ、職員間で色々な考え方 |
があることに気づくことができました。 |
今後は、レクレーション活動の充実や中長期的な法人運営計画を明確にし、地域に開かれた歴史 |
ある法人であることの意味と役割を整理し明文化していきます。 |
Ⅳ.項目別の評価内容
1 管理運営編
1 福祉サー ビスの基本方針と組織 | (1)理念・基本方針自己評価:N0.1-2 | 設立当初から、老人福祉をきっかけに地域社会の誰もが幸せに暮らせること、ノーマライゼーションの観点を重要視し、福祉の種をまきやがて大きな樹に育ち「福祉の文化」を形成していく、地域の中で生きていくことを理念に掲げ、一貫した実践の積み重ねがある。全体会議でxxの考えを伝え、苑全体での共有を図って いる。 |
(2)計画の策定 自己評価:N0.3-4 | 法律の遵守を徹底し基本方針を策定している。xx自ら理念や方針の実現に向けて尽力しており、その思いや考えを毎月の会議や研修にて職員へ周知を図り、職員は共通の言葉として共有していくよう取り組んでいる。地域のボランティアなどからも意見聞いているが、昨年度より、第三者委員会を立ち上げ、xx委員など 第三者からの意見の反映や苦情の対応など深化がみられる。 | |
(3)管理者(施設長)の責任とリーダーシップ自己評価:N0.5-6 | 「法令順守、地域と共に生きる」を実践していくために必要なことを全職員に共有していくことを意識し面談を年2回設け浸透を図るとともに、責任体制の確立、次世代の育成を行っている。組織としての活動、発展をしていけるようリスクマネジメント、役職ごとに役割、権限と責任を明文化している。ビジョンを明確に 持ち組織形成に尽力している。 | |
2 組織の運営管理 | (1)経営状況の把握自己評価:N0.7-8 | xxは全国社会福祉法人経営者協議会に属しており、様々な社会福祉事業の動向を周知している。地域との連携から地域社会における情勢を把握するなど情報を得ており、事業計画や運営方針に反映している。日頃より財政基盤を把握し、透明性のある会計を徹底しており、施設情勢、地域情勢を考慮した経営が成されてい る。 |
(2)人材の確保・養成自己評価:N0.9-12 | 現在、法人内でxx、非xx職員を適正な人事配置で行える様に検討を進めている。職員の意向を重視した働き方改革を実施し、外国人雇用にも将来的に雇用制度に基づき行う意向がある。職員は個別に目標を設け、日々の実践に取り組んでおり、研修も経験や能力、希望を評価・分析し、個人の資質の向上につながるように努めている。 | |
(3)安全管理 自己評価:N0.13 | リスクマネジメントにおけるリスク毎種類別にマニュアルが作成され、それを基に管理や対応を行っている。定期的な研修の実施や連絡体制の整備をフローチャート化しており実用的な整備が成されている。 | |
(4)設備環境 自己評価:N0.14-15 | 居室全室が南向きで明るく、廊下やトイレにも採光がとれるように配慮され、光や空気の流れを工夫した造りとなっている。利用者が過ごすスペース、居室やトイレに床暖房を整備し、冬季は寒い地域であるが快適に過ごせる環境がある。掃除も非xx職員を専門に雇用する他、シルバー人材センターにも依頼し入念に清掃 が実施され、きれいな環境が保たれている。 | |
(5)地域との連携自己評価:N0.16 | 地域のボランティアと定期的な交流が、利用者の楽しみとなっている。地域住民やボランティアとの意見交換も行い、地域の情報やニーズを把握している。「ヒバゴン郷どえりゃあ祭」に利用者と参加することが毎年の恒例となっており、秋祭りで神輿がくるなど様々な地域との交流が行われている。 | |
(6)事業の経営・運営自己評価:N0.17-18 | 事業所より、地域や市の動向、情勢を共に考え、地域を創っていくための会議をしていくことを発信しており、行政や地域の事業所間の考え、情報を共有していける場づくりの取り組みに声をあげている。財務諸表の公開や開示も規定に基づき行われている。 |
3 適切な福祉 サー ビスの実施 | (1)利用者本位の福祉サービス 自己評価:N0.19-24 | 3年前に虐待に係る事例があり、その問題に真摯に向き合い改善の結果、人権擁護により一層の取り組みや周知が成され、過去の経験を分析しプラスに活かし繋げている。おxxxや敬老会の行事に家族の参加があり、意見や要望などを聞く機会がある。利用者毎に担当を設け、担当者より詳しく利用者の状況を伝え、本人と家族の意向確認をしており、家族の満足度にも繋がっている。 |
(2)サービス・支援内容の質の確保 自己評価:N0.25-28 | サービス種類別にマニュアルが作成されており、定期的な見直しが成され、研修や会議にて職員にもxxxxが図られている。グループケア、その中での個別ケアを推進し、常に話し合いを行 い、申し送りノートで共有することで、利用者それぞれに統一したケアを実施している。サービスの記録やプライバシー保護においても個人情報委員会を設置し適切な対応が成されている。 | |
(3)サービスの開始・継続 自己評価:N0.29-32 | 事業所はパンフレットやホームページ、3ヶ月に1度広報誌を作成しており、苑の概要や活動の情報が得られるようにしている。市の役場や公共機関にもパンフレットなどを置き、地域の方が気軽に知る事ができるようにもしている。施設を変更する場合や家庭への移行に際してもその都度、適切に説明している。 |
Ⅳ.項目別の評価内容
2 サービス編:介護老人福祉施設
1 日常生活援助 サー ビス | (1)食事 自己評価:N0.1-5 | 食事時間に幅をもたせ、好きな時間に食事が摂れる体制になっている。管理栄養士、調理師、看護師、介護職で構成された食事委員会があり、食事形態について、日々検討している。また、行事食で は、入所者の目の前で調理し、出来立てを提供することもある。週 に3回朝食にパン食を選択ができるなど、利用者の楽しみに繋がる食事提供に努めている。 |
(2)入浴 自己評価:N0.6-9 | 入浴マニュアルに沿って同性介助による個別入浴を行っている。介護度の重度化により、浴槽内の段差を無くす改修工事を行い、負担軽減、事故防止につながった。令和元年度に、特殊浴槽の入れ替えを行った。 | |
(3)排泄 自己評価:N0.10-14 | 排泄チェック表で個々の排泄状況を確認し、排泄方法の検討や布パンツ、パット、おむつの使用を管理し、それを基に排泄委員会でカンファレンスを行い、個別の自立支援に取り組んでいる。消臭スプレーや換気扇、窓の開放など、臭気を取り除く配慮をこまめに行っている。 | |
(4)寝たきり防止 自己評価:N0.15-17 | 日中の散歩やレクリエーションを行うことで離床時間を増やし、寝たきり防止に努めている。個別の身体状況や障害に合わせ、日常着のボタンをマジックテープにリフォームしたり、離床時に使用するアームウォーマーやレッグウォーマーを手作りするなど工夫している。 | |
(5)自立支援 自己評価:N0.18-19 | 自助具や補装具について話し合い、必要に応じてクッションや足台、エプロン、移乗用具を職員が手作りしている。 令和元年度には、作業療法士のアドバイスを受ける機会があった。 | |
(6)外出や外泊への援助 自己評価:N0.20-21 | 必要に応じて、近隣のスーパーへ買い物や個別の外出希望に対応している。毎年、季節に応じて、「葉桜見物」や「紅葉狩り」に行くことが楽しみのひとつになっている。また、家族へ外泊の機会を呼びかけ、年末年始、自宅に外泊されるケースもある。 | |
(7)会話 自己評価:N0.22-23 | マニュアルを利用し、職員個々の意識高揚に務めている。ユニットケアの導入に伴い、今まで以上に入所者と会話する機会が増え、コミュニケーションの時間がとれるようになった。 | |
(8)レクリエーション等 自己評価:N0.24-26 | 毎年恒例のおxxx、敬老会は、家族等に声をかけ参加を呼びかけており、多くの方の参加がある。また、地域のボランティアや学生ボランティアによるレクリエーション活動もあり、苑だよりに掲載し広報している。 | |
(9)認知症高齢者 自己評価:N0.27-32 | 専門医、認知症介護指導者(副xx)、認知症介護アドバイザー (介護部長)の指導のもと、薬に頼らない支持的援助が出来るよう環境を整えている。 また、抑制・拘束については、3ヶ月に1回の委員会開催と年2回の研修会を継続しており、職員全体の意識変化が大きくみられる。 | |
(10)入所者の自由選択 自己評価:N0.33-38 | 入所時に、個々の嗜好について把握し、周知徹底している。個別の買物や嗜好品の購入希望にも、その都度対応している。入所者全員から、一定金額を鍵のかかる場所で預かっており、3ヶ月に1回、出納帳を本人、家族、後見人等に確認してもらっている。 |
2 専門的サー ビス | (1)施設サービス計画 自己評価:N0.39-41 | 入所者、家族の希望を確認したうえ、多職種の意見を取り入れたケアプランを作成し、ケアプランに沿った記録、モニタリング、評 価、カンファレンスという一連の流れが確立されている。 また、入所後も家族がケース会議に参加出来るよう呼びかけ、意向調査の元、立案している。 |
(2)看護・介護 自己評価:N0.42-49 | 入所者全員、xx市民病院で年1回、胸部エックス線撮影による検診を実施している。口腔ケアは、3ヶ月に1回歯科医師の往診があり、必要に応じて治療を行う。感染症については、マニュアルに沿って対応している。また、看取りについては、基本が整えられている。家族の気持ちや思いをしっかりと聞き、思いに寄り添いながら支援することに力を入れている。 | |
(3)リハビリテーション 自己評価:N0.50-53 | メーカー等から新しい福祉用具の情報収集を行い、個々人に適したように、作成、改善している。 ユニットケアになり、個別でのリハビリテーションに取り組めるよう検討中である。 | |
(4)社会サービス 自己評価:N0.54-56 | 入所者の健康面、体調の変化についての説明を、家族や後見人の面会時、電話、文書等で頻繁に行っている。 入所者、家族からの相談には、生活相談員、副xx、介護部長等、相談内容に相応しい職員が対応している。 | |
3 その他のサー ビス | (1)入退所に関する項目 自己評価:N0.57-59 | 入所相談は、生活相談員、介護職、看護師等、多職種が連携しチームアプローチで行っている。 退所先への情報提供は適切に行い、経過記録を残している。 |
4 地域連携 | (1)医療機関・他機関との連携 自己評価:N0.60-61 | 入退院時には、協力医療機関との連絡はもちろん、入所者、家族に不安のないよう対応している。治療後の療養計画は、医療機関とともに作成し、退院後のケアプラン作成に活かしている。 また、各種他機関との連携は、生活相談員、介護部長、看護師が行っている。 |
(2)権利擁護事業の取り組み 自己評価:N0.62 | 権利擁護に関しては、入所者、家族、後見人それぞれに情報提供を行っている。 職員への周知は、研修会参加にて理解を深め実践していけるよう検討している。 | |
5 施設設備環境 | (1)施設設備 自己評価:N0.63-64 | 平屋で天窓が多くあり採光に配慮した造りになっている。居室、廊下、浴室、トイレに至るまで全館床暖房になっている。 ユニットケアに移行したばかりで、共有空間、ナースコールの整備、改修工事を予定している。 |
(2)施設内環境衛生自己評価:N0.65 | 開設当初より、臭気には気を配っており、xxを筆頭に職員全体で気を付けている。家族や来客者からも、「調理の良い香りがする」という声は聞くが、異臭について、指摘を受けたことはない。 |
自己評価・第三者評価の結果(管理運営編)
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評価 | 第三者評価 | 改善の提案 |
公表日:令和 2年 7月15日
(1)理念・基本方針
1 | 理念・基本方針の確立 | 法人としての理念,基本方針が確立され,明文化されていますか。 | A | A | |
2 | 理念・基本方針の周知 | 理念や基本方針が利用者等に周知されていますか。 | B | A |
(2)計画の策定
3 | 中・長期的なビ ジョンと計画の明確化 | 中・長期的なビジョン及び事業計画が策定されていますか。 | D | D | ○ |
4 | 適切な事業計画策定 | 事業計画が適切に策定されており,内容が周知されていますか。 | C | A |
(3)管理者(施設長)の責任とリーダーシップ
5 | 管理者(施設 長)の役割と責任の明確化 | 管理者(施設長)は自らの役割と責任を明確にし,遵守すべき法令等を理解していますか。 | A | A | |
6 | リーダーシップの発揮 | 管理者(施設長)は質の向上,経営や業務の効率化と改善に向けて,取り組みに指導力を発揮していますか。 | A | A |
2 組織の運営管理
(1)経営状況の把握
7 | 経営環境の変化等への対応 ① | 事業経営をとりまく環境が的確に把握されていますか。 | A | A | |
8 | 経営環境の変化等への対応 ② | 経営状況を分析して,改善すべき課題を発見する取り組みを行っていますか。 | B | B |
(2)人材の確保・養成
9 | 人事管理の体制整備 | 必要な人材確保に関する具体的なプランをたてて,実行していますか。 | B | B | |
10 | 職員の就業状況への配慮 | 職員の就業状況や意向を把握し,必要があれば改善するしくみが構築されていますか。 | B | B | |
11 | 職員の質の向上に向けた体制 | 職員の質の向上に向けた具体的な取り組みを行っていますか。 | A | A | |
12 | 実習生の受け入れ | 実習生の受け入れについて,積極的な取り組みを行っていますか。 | A | A |
(3)安全管理
13 | 利用者の安全確保 | 利用者の安全確保のための体制を整備し,対策を行っていますか。 | B | A |
(4)設備環境
14 | 設備環境 | 事業所(施設)は,利用者の快適性や利便性に配慮したつくりになっていますか。 | A | A | |
15 | 環境衛生 | 事業所(施設)は,清潔ですか。 | B | A |
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評価 | 第三者評価 | 改善の提案 |
(5)地域との交流と連携
16 | 地域との関係 | 利用者と地域との関わりを大切にし,地域のニーズに基づく事業等を行っていますか。 | B | A |
(6)事業の経営・運営
17 | 制度に関する意見・意向の伝達 | 制度について,保険者あるいは行政担当部署等に意見や意向を伝えていますか。 | A | A | |
18 | 財務諸表の公開 | 地域住民,利用者に対して財務諸表を公開していますか。 | C | B |
3 適切な福祉サービスの実施
(1)利用者本位の福祉サービス
19 | 利用者を尊重する姿勢① | 利用者を尊重したサービス提供について,共通の理解を持つための取り組みを行っていますか。 | A | A | |
20 | 利用者を尊重する姿勢② | 利用者のプライバシー保護に関する規程・マニュアル等を整備していますか。 | B | A | |
21 | 利用者満足の向上 | 利用者満足の向上(または保護者の意向を尊重)に向けた取り組みを行っていますか。 | D | C | |
22 | 意見を述べやすい体制の確保① | 利用者(または保護者)が相談や意見を述べやすい環境を整備していますか。 | B | A | |
23 | 意見を述べやすい体制の確保② | 苦情解決の仕組みが確立され,十分に周知・機能していますか。 | B | A | |
24 | 意見を述べやすい体制の確保③ | 利用者(または保護者)からの意見に対して迅速に対応していますか。 | D | D |
(2)サービス・支援内容の質の確保
25 | 質の向上に向けた組織的な取り組み | 自己評価の実施や第三者評価の受審により,提供しているサービス・支援内容の質向上を図っていますか。 | B | A | |
26 | 標準的な実施方法の確立 | 各サービス業務が標準化され,マニュアル化されてサービスが提供されていますか。 | D | A | |
27 | サービス実施状況の記録 | 利用者に関するサービス実施状況の記録が適切に行われていますか。 | B | A | |
28 | 記録の管理と開示 | 記録等の開示を適切に行っていますか。 | C | A |
(3)サービスの開始・継続
29 | サービス提供の開始① | 利用希望者に対して,サービス選択に必要な情報を提供していますか。 | A | A | |
30 | サービス提供の開始② | サービスの開始にあたり,利用者等に説明し.(同意を得)ていますか。 | A | A | |
31 | 利用契約の解約・利用終了後の対応 | 利用者がいつでも契約の解約ができることを説明し,また, 利用者または事業者から直ちに契約を解除できる事由を定めていますか。 | A | A | |
32 | サービスの継続性への配慮 | 事業所変更や家庭への移行(または保育サービスや保育所の 変更)にあたり,サービスの継続性に配慮した対応を行っていますか。 | A | A |
自己評価・第三者評価の結果(サービス編:特養)
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評 価 | 第三者 評価 | 改善の 必要性 |
公表日:令和 2年 7月15日
(1)食事
1 | 食堂の雰囲気づくり | 食事をおいしく,たのしく食べるための食堂の雰囲気づくりを行っています✎。 | B | B | |
2 | 食事の選択 | 食事の選択が可能になっています✎。 | D | D | |
3 | 料理の保温に対する配慮 | 温✎いものは温✎く,冷たいものは冷たい状態で食べられるような配慮がされています✎。 | A | A | |
4 | 食事介助のペース | 食事介助は入所者のペースに合わせています✎。 | B | A | |
5 | 栄養管理 | 入所者に対する栄養管理が適切に行われています✎。 | A | A |
(2)入浴
6 | 入浴日以外の入浴 | 入浴日以外の日でも希望があれば入浴あるいはシャワー浴ができます✎。 | D | B | |
7 | 身体の状況に応じた入浴方法 | 身体の状態に応じた入浴方法(安全・形態)をとられています✎。 | B | A | |
8 | 羞恥心への配慮 | 入浴時,裸体を他人(介助者は除く)に見せない工夫がとられています✎。 | A | A | |
9 | タオルの準備 | 入浴の際のタオルは1人1枚以上用意されています✎。 | A | A |
(3)排泄
10 | 排泄自立 | 入所者に対して排泄自立のための働き✎けをしています✎。 | A | A | |
11 | 深夜・早朝のおむつ交換 | 深夜・早朝のおむつ交換に配慮しています✎。 | A | A | |
12 | 羞恥心への配慮 | 排泄介助時にカーテンを引く等,プライバシーが守られています ✎。 | A | A | |
13 | 排泄記録表の作成 | 排泄記録表が作成され,健康管理その他の面で活用されています ✎。 | A | A | |
14 | 適切な用具の使用 | おむつやおむつカバー,便器等は入所者に適したものが使用できるよう配慮されています✎。 | C | A |
(4)寝たきり防止
15 | 寝・食分離 | 寝たきり防止が徹底され,少なくとも寝・食分離が行われています ✎。 | B | A | |
16 | 総臥床時間減少の努力 | 1日の総臥床時間を減少する努力が行われています✎。 | C | A | |
17 | 寝間着・日常着の区別 | 日中は,寝間着✎ら日常着に着替えるようにしています✎。 | D | C |
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評 価 | 第三者 評価 | 改善の 必要性 |
(5)自立支援
18 | 自立を促す適切な介助 | 日常生活動作にすべて手を貸すのではなく,入所者ができるだけ自分で取り組めるように配慮しています✎。 | C | B | |
19 | 自助具・補装具の設置 | 入所者の障害にあわせた,自助具や補装具などが,準備されています✎。 | C | B |
(6)外出や外泊への援助
20 | 外出の機会の確保 | 1人で外出することが困難な入所者に対して,希望を聞き,外出の機会を確保しています✎ | C | B | |
21 | 家族への働き ✎け | 外出・外泊の機会を多く持ってもらうよう,家族等に積極的に働き ✎けています✎。 | B | B |
(7)会話
22 | 入所者への言葉づ✎い | 入所者への言葉づ✎いに特に注意し,そのための検討が行われています✎。 | C | C | |
23 | 適切なコミュニケーション方法の実行 | 日常会話が不足している入所者に対して,言葉✎けと相手の話に耳を傾けるように配慮しています✎。 | C | B |
(8)レクリエーション等
24 | 主体的な参加・活動 | レクリエーション等のプログラムは,入所者が積極的に参加しやすいように計画され,実施されています✎。 | D | D | |
25 | 多彩なメニューの工夫 | レクリエーション活動(クラブ活動等)は,趣味・娯楽などを活✎し た小グループで行われ,自由に選択できる多彩なメニューをそろえ ています✎。 | D | D | |
26 | 家族・ボランティア等の参加 | 各種行事に,家族やボランティア,地域住民も参加できるように配慮しています✎。 | C | B |
(9)認知症高齢者
27 | 適切な対応 | 周辺症状(BPSD)等の観察と分析を行い,その行動への適切な対応を行っています✎。 | D | A | |
28 | プログラム等への配慮 | 認知症高齢者に対しての生活上の配慮が行われています✎。 | C | C | |
29 | 抑制・拘束の有無 | 抑制・拘束は行わないようにしています✎。 | B | B | |
30 | 活動的な生活の援助 | 認知症高齢者に対しては,夜間安眠できるように,日中できるだけ活動的な生活を援助しています✎。 | C | C | |
31 | 環境の整備 | 認知症高齢者が安心して生活できるよう,環境が整備されています ✎。 | B | A | |
32 | 医学的配慮 | 認知症高齢者に対する医学的配慮が適切に行われています✎。 | C | B |
(10)入所者の自由選択
33 | 嗜好品の自由 | 嗜好品について,適切な対応がなされています✎。 | B | B | |
34 | テレビ・新 聞・雑誌等の自由な利用 | テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・図書・ビデオが自由に利用できます ✎。 | B | B |
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評 価 | 第三者 評価 | 改善の 必要性 |
(10)入所者の自由選択(続き)
35 | 髪型・服装の自由 | 髪型や服装・化粧は,入所者の好みで自由に選ぶことができます ✎。 | B | B | |
36 | 外部との自由な連絡 | 外部と自由に通信(電話・ファクシミリ・手紙)することができます✎。 | B | B | |
37 | 金銭等の自己管理 | 金銭等を自己管理できる人は,自己管理できるように配慮しています✎。 | D | B | |
38 | 施設外部との交流 | 施設外部との交流が自由です✎。 | A | A |
2 専門的サービス
(1)施設サービス計画
39 | ケアプランの策定① | ケアプラン(個別の看護・介護計画)は,入所者の意見を取り入れて作成されています✎。 | A | A | |
40 | ケアプランの策定② | ケアカンファレンスを定期的に行っています✎。 | B | B | |
41 | ケア記録 | ケアプランについての記録は適切に記入され,管理され,活用されています✎。 | A | A |
(2)看護・介護
42 | 家族との連携 | 重篤な状態や終末期に入った場合,家族との連携が密にとれています✎。 | A | A | |
43 | 感染症対策 | 感染症(例:✎いせん・MRSA・インフルエンザ・結核等)に対する対策は検討されています✎。 | A | A | |
44 | 十分な体位交換 | 十分な体位交換は定期的に行われています✎。 | A | A | |
45 | 職員間の情報交換 | 職員間の情報交換や伝達はスムースにできるような体制になっています✎。 | A | A | |
46 | 睡眠・食事・排泄状況等の把握 | 入所者の睡眠・食事・排泄状況の把握をしています✎。 | A | A | |
47 | 服薬管理 | 入所者に対する服薬管理が適切に行われています✎。 | B | B | |
48 | 口腔ケア | 入所者に対する口腔ケアが適切に行われています✎。 | B | A | |
49 | 介護職員等による喀痰吸 引・経管栄養 | 介護職員等による喀痰吸引・経管栄養を実施するための体制を確立し,取組を行っています✎。 | A | A |
(3)リハビリテーション
50 | 生活の中のリハ ビリテーション | リハビリテーションを訓練室のみならず生活に役立つ視点で実施しています✎。 | D | D | |
51 | 用具の工夫 | 自助具や介助用品の作成や改造などをしています✎。 | D | B | |
52 | 立案・会議・再評価の実施 | リハビリテーション計画の立案(評価・目標設定・実施計画)について,ケアカンファレンスを行っています✎。 | D | D | |
53 | 専門家の指導による計画的な機能訓練 | 医師や理学療法士,作業療法士等の指導のもとに計画的に機能訓練サービスを行っています✎。 | D | D |
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評 価 | 第三者 評価 | 改善の 必要性 |
(4)社会サービス
54 | 入所者及び家族への説明 | 入所者及び家族に健康状態等を分✎りやすく説明しています✎。 | A | A | |
55 | 家族との話し合い | 家族関係についての相談に応じ,適切な調整を行っています✎。 | B | A | |
56 | 経済的・社会的相談 | 入所者や家族✎らの経済的・社会的な相談に応じています✎。 | A | A |
3 その他のサービス
(1)入・退所に関する項目
57 | 専門職員による入退所相談 | 入退所相談には,医師・看護師,支援相談員等による専門的な対応をしています✎。 | A | A | |
58 | 定期的な入所継続判定 | 入所継続の要否判定を定期的に行っています✎。 | D | D | |
59 | 退所先への情報提供 | 退所にあたり,その退所先への入所者の状態に関する情報提供は適切に行われています✎。 | B | A |
4 地域連携
(1)医療機関・他機関との連携
60 | 入所者等への説明 | 入院に関して入所者や家族等と相談しています✎。 | B | A | |
61 | 関係施設との連携・協力 | 必要な場合には,病院・診療所・歯科医療機関・介護老人福祉施設・介 護老人保健施設・地域包括支援センター・居宅介護支援事業所等,各 種施設と連携が取れています✎。 | A | A |
(2)権利擁護事業の取り組み
62 | 後見人との連携 | 入所者の判断能力が低下した場合,任意後見人や法定後見人などとの連携をとれる体制にあります✎。 | B | B |
5 施設設備環境
(1)施設設備
63 | 快適性への配慮 | 施設全体の雰囲気は,入所者の快適性に配慮しています✎。 | B | B | |
64 | ナースコールの活用 | 各ベッドおよびトイレや浴室のナースコールは円滑に作動しています✎。 | A | A |
(2)施設内環境衛生
65 | 異臭の有無 | 施設に異臭がありません✎。 | A | A |