在来軸組工法の場合は「軸組(小屋組、内壁を含みます。)、基礎、屋根、外壁」、枠組壁工法の場合は「外壁、内壁(床組を含みます。)、基礎、屋根」に着目して被害程度 を調査し、工法ごとの損害認定基準表(在来軸組工法:表1- 1(P.4)、枠組壁工法:表1-2(P.5)をご覧ください。)から損害割合を求め、それらを合算し、全 損、半損、一部損の認定を行います。より詳細な調査を要する場合には、第二次査定を実施することがあります。 建物全体の沈下または傾斜の程度を調査し、沈下・傾斜によ...