以下に記載の①～③の内容を必須項目とし、詳細は発注者と協議を実施し、採用された内容に基づき業務を行う。本事業の目的を達成するために、創意工夫を行い、①SDGs ・探求学習など教育ニーズに対応する体験コンテンツ造成方法に関する研修会、②モニターツアーの実施と効果検証、③教育関係および企業へ訴求する PR 方法の検討と実装を行う。なお、内容は以下を想定する。

文化観光資源を活用した教育体験コンテンツ造成「子どもの学び旅」業務委託

仕様書

１ 委託業務名

文化観光資源を活用した教育体験コンテンツ造成「子どもの学び旅」業務

２ 目的

実施要領に同じ

３ 委託期間

契約の日から令和５年３月 17 日（金）まで

４ 遵守事項

本仕様書に定めるほか、次の関係法令規則などに従うものとし、本仕様書に明示されていない事項及び疑義が生じたときは、受託者の一方的判断によらず、十日町市との協議の上、決定するものとする。

【法令等】

(1) 十日町市財務規則（平成 17 年xxxxxxx 00 x）及び同規則別記委託契約条項

(2) 十日町市個人情報保護条例（平成 30 年十日町市条例第 43 号）

(3) その他業務の実施に係る関係法令

５ 業務内容

以下に記載の①～③の内容を必須項目とし、詳細は発注者と協議を実施し、採用された内容に基づき業務を行う。本事業の目的を達成するために、創意工夫を行い、①SDGs・探求学習など教育ニーズに対応する体験コンテンツ造成方法に関する研修会、②モニターツアーの実施と効果検証、③教育関係および企業へ訴求する PR 方法の検討と実装を行う。なお、内容は以下を想定する。

①SDGs・探求学習など教育ニーズに対応する体験コンテンツ造成方法に関する研修会

体験コンテンツの造成方法およびツーリズム商品化へのブラシュアップに際して、研修を実施する。なお研修会に関してはコロナ禍を踏まえてオンラインを可とする。

対象：「森の学校」キョロロスタッフ、「森の学校」キョロロの外部インストラクター、一般参加者など

②モニターツアーの実施と効果検証

文化観光資源を体験的に学べる「森の学校」キョロロの自然体験コンテンツを活用し、探求学習と連動する教育プログラムを組み入れたモニターツアーを実施する。

・実施時期：令和５年２月中旬までに実施

・実施形態：内容により日帰り型・宿泊型をどちらかで提案、オンライン事前学習を実施

・対象：主に小中学生と保護者を含む家族 ・定員：最大 25 名程度

・内容

＜事前オンライン講座＞

日本遺産「究極の雪国とおかまち」を軸とした文化観光資源（生物多様性）の特徴に関する事前講座を行うものとする。

＜野外体験＞

・スノーシューを用いた活動とする。

・「雪虫（雪上で活動する昆虫類の総称）」を主な題材とする。

※市xx記録種などの発見を通じて、学術の発展に寄与する可能性も含む。

＜館内体験＞

・小型昆虫の捕獲道具「吸虫管」を自作し、野外活動と連動させる。

・採集した雪虫の標本づくり（アルコール液浸標本）を作製する。

・予想、実験、考察という科学的な思考を体験的に学ぶ「キョロロ生物部」のスキームを活用した探求型講座を実施する。

・常設展や企画展の展示見学を含む。見学の際は、ワークシートと連動させるなど探求的要素を含める。

＜インストラクター＞

・「森の学校」キョロロ学芸スタッフ、および外部インストラクターが行うものとする。

＜その他＞

・VR 体験（冬季の美人x）が実施可能である。

・その他、モニターツアーに組み入れ可能な体験コンテンツは「森の学校」キョロロの冬季体験イベントを参考とし、協議を行うものとする。

・モニターツアー参加料金は、協議を行うものとする。

・効果検証

・体験した子どもには。満足度・習得した知識や思考・自身の環境保全行動につながる習得知識や体験、に関連したアンケートを実施する。

・参加した保護者には、満足度・想定ツアー代金・子どもの探求力・家庭教育の場に活用できる習得知識や体験、に関連したアンケートを実施する。

・対応したインストラクターには、満足度・体験者の様子・改善点、に関連したアンケートを実施する。

③教育関係および企業へ訴求する PR 方法の検討と実装

訴求力を担保した PR 法について、重要な項目や視点を考慮し「森の学校」キョロロの HP内に関連ページを構築し実装する。

「森の学校」キョロロ HP：xxxxx://xxx.xxxxxxxxxxx.xxx/xxxxxxx/

業務実施上での新型コロナウイルス感染拡大防止対策

ア 業務実施にあたっては、国・新潟県・十日町市の指針に基づき、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底すること。

イ 感染拡大の状況に応じ、十日町市と協議のうえ、十分な対策を講じて業務を実施すること。

６ 成果物の納入

(1) 納入期限

令和５年３月17日（金）

(2) 納入場所

十日町市xx松之山「森の学校」キョロロ

(3) 成果物

業務実績報告書

(4) 納入方法

業務開始後に発注者との協議により決定

７ 著作xxの取扱い

(1) 受託者は、成果物に係る著作権を納品時に発注者に無償で譲渡するものとする。

(2) 受託者は、納品する成果物について、第三者の商標権、肖像権、著作権その他の諸権利を侵害するものではないことを保証することとし、成果物について第三者の権利を侵害していた場合生じる問題の責任は、受託者が負うものとする。

(3) 発注者は、「２ 業務目的」の実現に向け、成果物を発注者及び関連団体が制作する広報ツール及び各種プロモーション活動等において活用できるほか、業務用又は私的利用を問わず自由に提供できるものとする。なお、成果物の利用に際しては、次のとおりとする。

ア 発注者が成果物を利用する際は、受託者及び被写体等への承諾を求めないこととし、発注者から提供を受けた者についても同様とする。

イ 発注者が成果物を利用する際は、著作者名を非表示とすることができることとし、発注者から提供を受けた者についても同様とする。

８ 秘密保持

(1) 秘密の保持

受託者は、本件業務遂行に当たって得た情報は全て秘密として取り扱い、その管理に必要な措置を講じるものとする。

(2) 開示の禁止

受託者は、発注者の秘密情報について本件業務の目的の範囲内で使用するものとし、発注者の事前の書面による同意なくして、第三者に開示してはならない。

(3) 業務終了後の継続

秘密の保持は、本業務終了後または契約解除後も適用する。

９ 個人情報の保護等

受託者は、本仕様書による業務を実施するに当たり情報漏えい等の事故を防止するため、別紙３及び別紙４を遵守し、セキュリティ対策に万全を期さなければならない（別紙３及び別紙

４中、甲とは十日町市をいい、乙とは受託者をいう）。

10 留意事項

(1) 災害・公害の防止に留意し、車輌の運行並びに運搬途上等で事故を起こさないよう十分な注意を払うこと。更に第三者の障害防止に万全を期すこと。

(2) 業務を行うに当たって、対象物（別途調達物品を含む）その他に損害を与えないよう十分注意を払うこと。万一、既設機器、対象物等に損傷を与えた場合は、発注者に報告するとともに、すべて受託者の負担において修復すること。

11 報告及び調査

発注者は、必要があると認めるときは、受託者に対し本件業務の履行状況について報告を求め、実地に調査を行うことができるものとし、受託者はこれに協力するものとする。

12 提出書類

(1) 委託業務着手届（業務遂行体制表を含む）

(2) 打ち合わせ議事録

(3) 委託業務履行届

(4) その他市が必要とする図書

全ての提出書類は紙媒体及び電子データで提出することとし、提出部数及び用紙サイズは打ち合わせの上決定する。

13 書類の作成

本業務の遂行上必要な書類は、原則として受託者が作成するものとする。ただし、十日町市が保有する資料等で業務に必要と認められるものは貸与する。その際、貸与した資料は業務完了後速やかに返却するものとする。

14 その他

本仕様書に疑義が生じた場合、受託者は直ちに発注者に申し出て、双方協議するものとする。なお、仕様書に記載のない事項についても、必要と認められることは、協議のうえ受託者の責任において適正に実行すること。

15 問合せ

十日町市 xx松之山「森の学校」キョロロ電話 000-000-0000（直通）