Contract
公益社団法人日本薬剤学会論文投稿規程
(公益社団法人として)2012 年 4 月 1 日施行
本規程は,公益社団法人日本薬剤学会(以下,本学会という)の会誌「薬剤学」の論文に適用される.
1 論文著者の資格
論文の著者(連名の場合は 1 名以上)は,本学会正会員でなければならない.ただし,招 待による総説については,その限りではない。
2 著作権
掲載された論文の著作権は,本学会に属する.
3 論文
論文は薬剤学・製剤学・製剤技術・医療薬剤学に関するもので,基礎研究から臨床応用までのxxな分野における実験科学及び調査研究の手法による論文を含む.
論文の内容は,結果の一部を過去に学術雑誌等(国の内外を問わず)で公表したり,現在他誌に投稿中,または将来投稿予定でないものに限る. ただし,総説についてはその限りではない。
用語は英語および日本語とする.
3.1 論文種別
論文は,投稿による総説,一般論文,ノート,速報と招待による総説の 5 種であり,著者は原稿にそのいずれかを明記しなければならない.
3.1.1 総説
(1)投稿による総説(Review article):著者の研究を中心にまとめたもので,主題が明確な論文。
(2)招待による総説(Invited review):投稿論文審査委員会が執筆依頼する論文。
3.1.2 一般論文(Regular Article)
独創的研究によって得られた有意義なxxxを含む論文.
3.1.3 ノート(Note)
断片的な研究であっても,新しい事実や価値あるデータを含む論文.原則として,刷り上り 3 ページ以内.ただし,投稿論文審査委員会が認めた場合は,この限りではない.
3.1.4 速報(Communication to the Editor)
重要なxxxを詳細な論文として発表する以前に,それを承認させるのに十分
な根拠を含む概要としたもので,なるべ く早く掲載されることを必要とするもの.速報の詳報は,後日一般論文として投稿 できる.
原則として,刷り上り 2 ページ以内.ただし,投稿論文審査委員会が認めた場合は,この限りではない.
4 ヒトや動物を対象とした論文について
4.1 人体並びにヒト組織を対象とした論文は
「ヘルシンキ宣言」の倫理基準に従い,論文中には,研究を遂行するにあたって,順守した指針(臨床研究に関する倫理指針,疫学研究に関する倫理指針,xxxxx・遺伝子解析研究に関する倫理指針など)を明記すること.
4.2 動物を用いた研究は,研究が行われた地域の定める諸法令を遵守して遂行されたものでなければならない.
5 審査
5.1 論文は,原則として 2 名以上の審査員の評価に基づき,投稿論文審査委員会が採否を決定する.
5.2 論文の改訂を求められた際には,修正依頼日から 2 ヵ月以内に再提出すること.2 ヶ月以上を経過して再提出された場合には,新規投稿受付として取り扱われることがある.
6 原稿送付
原稿は,郵送及びメール送付を受け付ける.メール送付の場合,本文,図,表のそれぞれ を PDF ファイルとして投稿論文審査委員長 にメール添付書類として送付する.また,郵 送の場合は,下記に従い投稿論文審査委員長 宛に送付する.
(1) 原稿 3 部(うち 2 部(複)は明瞭に複写されたものでもよい.写真を含む場合には,
(複)の 1 部にも写真を用いること).封筒の表に「投稿原稿」と朱書すること.
(2) 英文はすべてネイティブチェックを受け,その証明書を添付すること.
(3) 速報の場合は,理由書 3 部(うち 2 部は複写でもよい)を揃えて,原稿とともに送付すること.
(4) 論文送付先
投稿論文審査委員長
7 原稿様式
原稿はA4 判白地用紙に上下左右 3cm の余白をとり,原則としてフォントサイズは 10.5ポイントの MS xx(xx)あるいは Times New Roman(英文)のフォントを使用して行間 1.5 で作成すること.
7.1 カバーレター
著者は,投稿時にカバーレターを作成し,研究の簡単な概要,その重要性,及び出版の正当性を記載する.
7.2 第 1 ページ(タイトルページ)
論文表題,著者全員の氏名(フルネーム),所属機関及び住所について和英併記で記載すること.但し、和英併記できない場合は、英語表記のみで良い.連絡著者はその名前の右肩にアステリスク(*)を付し,電話番号,Fax 番号,Email アドレスを記載する.
7.3 第 2 ページ(xxxxとキーワード)
英文サマリー(250 語以内)及び 3~6 個のキーワード(Keyword:英語)を記載する.ただし,学名は命名者名を削除してそのまま用いるものとする.
7.4 第 3 ページ以降(本文テキスト)
本文,謝辞,引用文献の順に英語または、日本語(当用漢字と現代かなづかい)で記載する.本文は,xx(Introduction),理論・ 目的( Theoretical ),実 験の 部
(Experimental),結果(Results),考察
(Discussion)を含む(各項目を適当に統合,省略してもよい).
7.5 図・表について
図及び表は英語表記.図はそのまま印刷に使用できるように作成すること.図のタイトル及び説明は別紙にまとめ,番号順に記載すること.
7.6 写真について
原則として白黒とする.カラーの場合は印刷実費を支払わなければならない.
7.7 引用文献
引用文献は,雑誌掲載論文,書籍,単行本,特許等とする.出現順に通し番号を付け,文中右肩に右片カッコ付きのアラビア数字で示し,番号順に並べて References として論文末尾に一覧表示する.雑誌名の略称は Chem., Abstr.に準じる.論文については全著者名,論文題名,雑誌名,巻数,ページ数,発行年の順に記載する.書籍・単行本については著(編)者名,書名,版数,
発行所,発行地,発行年,ページ数を記載する.特許については,発明者,発明の名称,公開番号を記載する.
記載例
1) Y. Sadxxxx, X. Nakade, T. Xxxxxxx, X. Sonobe, Study on the characterization of mixed polyethyleneglycol modified liposomes containing doxorubicin, J. Controlled Release, 91, 271-280 (2003).
2) xxxx,xxxx,xxxx,亜臨界水
を利用した脂溶性及び難水溶性薬物キャリアとしての O/W 型マイクロエマルションの調製,薬剤学,70,74-81 (2010).
3) D. J. Mclemets, Food Emulsions: Principles. Practice, and Techniques, CRC Press, Boca Raton, Florida, 1998, pp.121-135.
4) xxx,“新 ドラッグデリバリーシステ
ム”,xxxx監修,シーエムシー,東京,
2000,pp 144-154 .
5) K. Xxxxxx, X. Xxxxxxxx, X. Xxxxxxxxx, Composition for iontophoresis for through hair. International Patent WO/2008/ 053983
6) xxxx,Caco-2 細胞を用いたエステル含有化合物の消化管吸収性の予測方法,特許公開 2006-304619.
8 特別掲載論文としての取扱い
投稿論文が多数のため,掲載が遅延しているときに,投稿者が至急誌上発表を希望する場合は,特別掲載論文としての取扱いを文書で申し込むことができる.申込みのあった論文は審査終了後ただちに掲載され得るが,これには,特別の取扱いが必要になるので,印刷実費を支払わなければならない.
9 最終原稿ファイルの提出
論文が受理になった場合,最終原稿のオリジナルファイルを編集部に送付すること.テキスト及び表は Microsoft Word 6.0 以降のバージョンで作成すること.図,写真等は以下のフォーマットで作成すること.PDF, TIFF, EPS, PSD, AI, JPEG, GIF, PNG, Windows
Bitmap 及び Microsoft PowerPoint.
10 著者校正
著者校正を 1 回行う.著者校正の際,誤植以外の追加や書き改めは原則として認められないが,投稿論文審査委員会が認めた場合は,この限りではない.ただし,それによって本会が被る損害の補償が投稿者に請求さ
れることがある.校正の返送が指定された期日に遅れた場合は,編集部の校正だけで校了とすることがある.
11 利益相反について
投稿論文には,利益相反の有無に関する情報を引用文献の前に見出しをつけて記載すること.開示すべき利益相反の有無に関する情報は,投稿原稿において実施された研究及び原稿作成に関わる金銭的及び個人的関係性であり,著者全員を対象とする.
著者全員に利益相反がない場合は,「開示 すべき利益相反はない.」と記載すること.利益相反がある著者がいる場合は,その氏
名と該当する利益相反について全て列挙すること.
12 守秘義務
投稿中の論文,又は著者に返送された論文はすべて機密扱いとなる.著者は,本誌,論文審査委員長及び編集事務局からの投稿に関するすべての連絡を非開示にすることに同意することになる.本誌はシングルブラインド査読を実施する.査読者は,投稿された原稿の機密性を本誌の論文を査読する契約の一部として維持することに同意する.
13 著作権と転載
著者は著者校正の結果を送付する際に,別添の著作権譲渡書に必要事項を記入の上,署名して送付しなければならない.本誌の論文を転載する際は,著者は,論文が適切に参照及び帰属されている限り,本学会の許可なしに図及び表を転載利用できる.論文著者ではない者がそれらを転載したい場合は,転載許可申請が必要となる.下記問い合わせ先まで相談すること.
14 リポジトリによる公開
リポジトリによる公開は掲載場所,掲載論文を下記問い合わせ先まで届け出ること.届け出を持って承認とする.
問い合わせ先
公益社団法人日本薬剤学会事務局
x000-0000 xxxxxxxx 0-0-00
xxxxxxxx 0 x
TEL:00-0000-0000
15 別刷
掲載論文の別刷を希望する場合は,著者校正の際に,その部数を申し込まなければならない.
16 雑誌に掲載後の正誤訂正
論文出版後著者が正誤訂正を行いたいときは,雑誌発行後 1 ヵ月以内に,投稿論文審査委員長に通知すれば次号に掲載する正誤表に挿入する.但し,誤植以外の場合には印刷実費が投稿者に請求されることがある.
17 投稿料,図版料,別刷料金
投稿者は,掲載論文に対して,別表に定める料金のうち該当するものを,本学会事務局の請求に応じて支払うこと
別表 (税別)
投稿料 | 図版料 | 別刷 | ||
刷り上がり 1 ページ | 刷り上がり 50cm2 | 1 配信 | ||
投稿による総説 | 1,500 円 | 1,700 円 | — | 3,500 円 |
一般論文 | 1,500 円 | 1,700 円 | — | 3,500 円 |
ノート | 1,500 円 | 1,700 円 | — | 3,500 円 |
速報 | 2,400 円 | 1,700 円 | — | 3,500 円 |
招待による総説 | 無料 | 無料 (カラー印刷は実費) | 無料 | 無料 |
★特別掲載の場合、上記に加えて、手数料 2,000 円および刷り上がり 1 ページにつき 5,600
円を加算する
★別刷り料金については別途相談のうえ決定する
付則
本規程の改廃は,投稿論文審査委員会の決議によって行う.
社団法人日本薬剤学会及び任意団体日本薬剤学会における改訂の履歴は次のとおり.
1987 年 2 月 1 日制定・実施
1990 年 9 月 24 日一部改訂
1992 年 9 月 23 日一部改訂
1997 年 3 月 26 日一部改訂
1998 年 3 月 24 日一部改訂
2003 年 4 月 5 日一部改訂
2003 年 11 月 6 日一部改訂
2007 年 11 月 6 日一部改訂
2011 年 5 月 28 日一部改訂
2012 年 2 月 20 日一部改訂
2014 年 9 月 11 日一部改訂
2015 年 4 月 21 日一部改訂
2016 年 4 月 11 日一部改訂
2017 年 10 月 27 日一部改訂
2019 年 1 月 24 日一部改訂
2021 年 1 月 25 日一部改訂