（TEL．03－6238－3000）

平成 22 年 9 月 10 日

各 位

会 社 名 株式会社セブン＆アイ・ホールディングス代表者名 代表取締役社長 xx xx

（コード番号 3382 東証第一部）

問合せ先 取 締 役 xx xx

（TEL．03－6238－3000）

包括的業務提携に関する契約締結のお知らせ

当社の連結子会社である株式会社セブン＆アイ・フィナンシャル・グループ及び株式会社そごう・西武は、平成 22 年 3 月 17 日に締結した株式会社クレディセゾンとの基本合意書に基づき、今後のカード事業成長に向け、包括的業務提携契約を下記のとおり締結致しましたのでお知らせいたします。

記

１． 業務提携の目的

当社グループでは、｢新・総合生活産業｣の実現に向けて、7 つの主要事業領域の一つである金融関連事業分野において、｢金融と小売の融合による新たなビジネスモデルの創出｣に取り組んでおります。特にカード事業では、①リアルとネット並びに物販からサービスに至る幅広い顧客基盤と顧客接点といった当社グループの強みを活かしたカードサービスの提供、②当社グループのマーケティング及びマーチャンダイジングへの貢献を目的に取り組んでおります。

一方、株式会社クレディセゾンは、これまで培ってきたカード事業に関するプロセッシングやマーケティングノウハウ等の提供を通じて、当社グループのカード事業戦略に寄与することに期待を寄せていることから、今般、お互いの将来的な成長機会をより確実なものにできると判断し、包括的業務提携に関する契約締結に至りました。

今回、両社で設立する合弁会社は、株式会社セブン＆アイ・フィナンシャル・グループの子会社である株式会社アイワイ・カード・サービス（平成 22 年 10 月 1 日付けで株式会社セブン・カードサービスへ商号変更の予定）と連携し、クレジットカードや電子マネー、共通ポイントサービスを複合的に提供することで、当社グループの顧客マーケティングの一翼を担うことを志向し、将来的に会員数 1,000

万人超、取扱高 2 兆円超を目指してまいります。

２． 包括的業務提携の内容

(1) 現在、株式会社そごう・西武が株式会社クレディセゾンとの間で行っている提携カード事業の合弁会社化

現在、株式会社クレディセゾン（同社）が発行会社となっている当該カード事業を、同社 100%子会社（平成 22 年 9 月 17 日に準備会社設立予定）に吸収分割し（平成 23 年 4 月 1 日予定）、同時に株式会社セブン&アイ･フィナンシャル・グループが株式 51％を取得、以降両社は当該合弁会社を通じて、サービス強化を図りながら、当該カード事業を推進してまいります。

(2) 当社グループにおける上記合弁会社によるカード事業の展開

合弁会社と株式会社セブン&アイ･フィナンシャル・グループは、合弁会社と株式会社アイワイ・カード・サービスのカード事業統合（平成 25 年 3 月までを目途）や当社グループ内の共通ポイントの導入等の詳細検討を今後開始し、当社グループでのカード事業を展開してまいります。

(3) 株式会社クレディセゾンとの提携

当社グループ各社は、株式会社クレディセゾンとの直接加盟店契約、双方の会員送客に関する協力

（永久不滅ポイントの活用等）、保険商品の販売に関する協業、xxxx.xxx 等を通じたネット連携及び相互送客等を推進してまいります。更に、当社グループのアジア事業展開へのカード事業協力等、両社が双方メリットある分野での協力も今後検討を進めてまいります。

(4) 準備会社の概要

(1) 名				称	株式会社セブン CS カードサービス
(2) 所		在		地	xxxxxx区
(3) 代表者の役職・氏名					代表取締役社長	xx	xx（株式会社クレディセゾン）
(4) 事	業		x	x	クレジットカードイシュアー事業及びこれに付随する業務
(5) 資		本		金	1 億円（予定）
(6) 設	立	年	月	日	平成 22 年 9 月 17 日（予定）
(7) 決		算		期	2 月期（予定）
(8) x	x		比	率	株式会社クレディセゾン：100％

(5) 合弁会社の概要

(1) 名				称	株式会社セブン CS カードサービス
(2) 所		在		地	xxxxxx区
(3) 代表者の役職・氏名					代表取締役社長 xx xx（株式会社クレディセゾン） *尚、もう１名の代表取締役は株式会社セブン&アイ・フィナンシャル・グループより指名（予定）
(4) 事	業		x	x	クレジットカードイシュアー事業及びこれに付随する業務
(5) 資		本		金	1 億円（予定）
(6) 設	立	年	月	日	営業開始日: 平成 23 年 4 月 1 日（予定）
(7) 決		算		期	2 月期（予定）
(8) 純		資		産	約 220 億円程度
(9) 総		資		産	約 1,700 億円程度
(10) x	x		比	率	株式会社セブン&アイ・フィナンシャル・グループ：51%株式会社クレディセゾン：49％ （平成 23 年 4 月 1 日予定）

３． 包括提携の相手先の概要

(1) 名 称	株式会社クレディセゾン
(2) 所 在 地	xxxxx区東池袋三丁目１番１号
(3) 代表者の役職・氏名	代表取締役社長 xx x
(4) 事 業 x x	クレジットカード事業
(5) 資 本 金	75,929 百万円（平成 22 年 6 月 30 日現在）
(6) 設 立 年 月 日	昭和 26 年 5 月 1 日
(7) 大株主及び持株比率	株式会社xxx銀行 10.84％（平成 22 年 3 月 31 日現在）
(8) 上場会社と当該会社と の 間 の 関 係	資 本 関 係	当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係はありませんが、当社の連結子会社である株式会社そごう・西武は当該会社の株式を 4,100千株保有しております。また、当該会社が当社の株式を 6,850 千株、当社の連結子会社である 株式会社ロフトの株式を 1,857 株保有しております。尚、それ以外の当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社の間には、 特筆すべき資本関係はありません。
	人 的 関 係	当社と当該会社との間には、記載すべき人的関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社の間に は、特筆すべき人的関係はありません。
	取 引 関 係	当社と当該会社との間には、記載すべき取引関係はありませんが、当社の連結子会社である株式会社そごう・西武及び株式会社ロフトと当該会社の間には、それぞれ提携カード発行に関する取引があります。尚、それ以外の当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会 社の間には、特筆すべき取引関係はありません。
	関連当事者への 該 当 状 況	当該会社は、当社の関連当事者には該当しません。また、当該会社の関係者及び関係会社は、 当社の関連当事者には該当しません。
(9) 当該会社の最近 3 年間の連結経営成績及び連結財政状態
決算期	平成 20 年 3 月期	平成 21 年 3 月期	平成 22 年 3 月期
連 結 純 資 産	418,661 百万円	320,595 百万円	341,405 百万円
連 結 x x 産	2,450,637 百万円	2,407,064 百万円	2,374,129 百万円
１ 株当たり連結純資産	2,147 円 04 銭	1,766 円 95 銭	1,845 円 82 銭
連 結 営 業 収 益	345,586 百万円	327,089 百万円	306,855 百万円
連 結 営 業 利 益	57,191 百万円	34,548 百万円	36,173 百万円
連 結 経 x x 益	58,111 百万円	30,953 百万円	39,106 百万円
連 結 当 期 x x 益 又は当期純損失（ Δ ）	26,755 百万円	Δ55,513 百万円	18,680 百万円
１株当たり連結当期純利益 又は当期純損失（ Δ ）	148 円 78 銭	Δ308 円 25 銭	102 円 48 銭
１ 株 当 た り 配 当 金	28 円 00 銭	30 円 00 銭	30 円 00 銭

４． 日程

平成 22 年 9 月 10 日 包括提携基本契約、合弁契約及び株式譲渡契約の締結

平成 22 年 9 月 17 日 株式会社クレディセゾン 100％出資による準備会社設立（予定）

平成 23 年 4 月 1 日 準備会社の株式取得（予定）

５． 今後の見通し

本件に伴う、平成 23 年 2 月期の連結業績に与える影響は軽微であります。

（参考）対象カード事業の主な営業数値

カード	会員数	ショッピング取扱高
ミレニアムカードセゾン クラブ・オンカードセゾン	307 万人 （平成 22 年 3 月末）	6,686 億円 （平成 22 年 3 月期）
株式会社クレディセゾン 発行全カード	2,829 万人 （平成 22 年 3 月末）	3 兆 8,446 億円 （平成 22 年 3 月期）

注）上記の見通しにつきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な要因により、見通しと異なる可能性があります。

以 上