当社(旧商号大和証券株式会社)と株式会社三井住友銀行(旧商号株式会社住友銀行。以下「SMBC」)との間で平成10 年12 月18 日に締結された「ホールセール 証券合弁事業契約書」に基づく大和証券エスエムビーシー株式会社(以下「大和証券SMBC」)に係る合弁事業(以下「本合弁事業」)につき、本日、当社とSMBC 及び株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下「SMFG」。その子会社若しくは関連会社を含めて「SMFG...
平成21 年9 月10 日
各 位
株式会社xx証券グループ本社
ホールセール証券事業に関する合弁解消に伴う子会社株式の取得に関するお知らせ
当社(旧商号xx証券株式会社)と株式会社三井住友銀行(旧商号株式会社住友銀行。以下「SMBC」)との間で平成10 年12 月18 日に締結された「ホールセール証券合弁事業契約書」に基づくxx証券エスエムビーシー株式会社(以下「xx証券SMBC」)に係る合弁事業(以下「本合弁事業」)につき、本日、当社とSMBC 及び株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下「SMFG」。その子会社若しくは関連会社を含めて「SMFG グループ」)は、相互の友好関係及び信頼関係を継続することを確認しつつ発展的に解消し、SMFG が保有するxx証券 SMBC 株式全部を当社が取得することにつき、本日下記の通り合意に達しましたので、お知らせいたします。
記
1. 合弁事業解消及び株式取得の理由
当社とSMFG グループとは、両社が持つホールセール証券事業を結集することにより、真に競争力のある新しいホールセール証券会社としてxx証券SMBC を設立し、当社グループ主導の下、共同してグローバルスタンダードに基づく経営にあたって参りました。この間、xx証券SMBC は、当社グループと SMFG グループの双方が持つxxなネットワーク及びノウハウを活用することにより、国内トップクラスの投資銀行の地位を築き、また、金融・資本市場の発展にも大きく貢献して参りました。
そのような状況の下、当社は、先般のSMFG グループによる日興コーディアル証券株式会社の全 事業と日興シティグループ証券株式会社の一部の事業(以下、総称して「日興コーディアル証券」)の取得の決定を受け、日興コーディアル証券のホールセール証券事業のxx証券SMBC への統合等、本合弁事業の今後の方向性についてさまざまな可能性をSMFG グループと協議して参りました。か かる協議の結果、当社とSMFG グループは、本合弁事業の具体的な経営の枠組みや方向性について 合意することはできず、むしろ、本合弁事業を解消しメインバンクと親密証券会社という関係に 戻った上で、これまで蓄積した投資銀行ビジネスのノウハウを活用し、それぞれのグループシナ ジーをより一層発揮させた方が双方のグループ企業価値を高められるとの判断に至りました。そ こで、両社の友好関係及び信頼関係を相互に継続することを確認しつつ、本合弁事業を発展的に
解消し、xx証券SMBC を当社の完全子会社とすることについて本日合意いたしました。
2. 合弁事業解消の方法
当社は、原則として平成21 年12 月31 日、SMFG が保有するxx証券SMBC 普通株式(1,520 株)について、その全株式を取得し、xx証券SMBC の100%親会社(保有株式数3,800 株)となる予定です。取得価額は、xx証券SMBC の平成21 年12 月31 日における連結貸借対照xxの修正連結純資産額(株主資本合計額に評価・換算差額等の一部を加算して算出)の40%相当額を基礎として算定した額とし、当社は取得対価調達のために、SMBC から1,000 億円の融資を受ける予定です。なお、合意内容に基づき、xx証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ株式会社(以下「xx証券SMBC-PI」)については、当社とSMFG グループの持分比率が実質的に60:40となるような枠組みで運営を継続していきます。また、SMFG グループからxx証券 SMBC に転籍している従業員のうち、引き続きxx証券SMBC の従業員として残ることを希望する者を除き、原則として平成21 年10 月1 日に復籍することになります。
3. 合弁事業解消の日程(予定)
平成21 年9 月10 日(木) 取締役会決議、合意書締結
平成21 年10 月1 日(木) xx証券SMBC に転籍しているSMFG グループ従業員(一部
を除く)の復籍
平成21 年12 月31 日(木) xx証券SMBC 株式の譲渡平成22 年1 月1 日(金)まで xx証券SMBC の商号変更
※ 今後の協議の進捗、関係当局への諸手続き、その他の状況によっては、上記日程及びスキームが変更となる場合があります。
4. xx証券SMBC の概要(平成21 年6 月30 日現在)
(1)名称 | xx証券エスエムビーシー株式会社 |
(2)所在地 | xxxxxx区丸の内一丁目9 番1 号 グラントウキョウ ノースタワー |
(3)代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xx x |
(4)事業内容 | 有価証券等の売買、有価証券等の売買の媒介、取次又は代理、 有価証券の引受等の証券業及びそれに付帯する事業 |
(5)資本金 | 255,700 百万円 |
(6)設立年月日 | 営業開始:平成11 年4 月5 日 |
(7)純資産 | 670,246 百万円(連結) |
(8)総資産 | 11,991,428 百万円(連結) |
(9)株主及び出資比率 | 株式会社xx証券グループ本社 60% 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 40% |
5. 株式の取得先の概要
(1)名称 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ | ||||
(2)所在地 | xxxxxxxxxxxxx0 x0 x | ||||
(3)代表者の役職・氏名 | 取締役社長 | xx | xx | ||
(4)事業内容 | 関係会社に係る経営管理及びこれに附帯する業務 | ||||
(5)資本金 | 1,420,877 百万円(平成21 年3 月末現在) | ||||
(6)設立年月日 | 平成14 年12 月2 日 | ||||
(7)株主及び出資比率 (普通株式) | 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 7.68% | ||||
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口4G) | 6.42% | ||||
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.39% | ||||
日本生命保険相互会社 | 1.96% | ||||
株式会社三井住友銀行 | 1.69% | ||||
(8)当社との関係 | 資本関係 | 普通株式1,280,543 株を保有。 | |||
人的関係 | 役員兼務などの人的関係はありません。 | ||||
取引関係 | 取引関係はありません。 | ||||
関係当事者へ の該当状況 | 該当しません。 | ||||
(9)最近3 年間の連結経営成績及び連結財政状態 | |||||
決算期 | 平成19年3 月期 | 平成20 年3 月期 | 平成21年3 月期 | ||
連結純資産 | 5,331,279 百万円 | 5,224,076 百万円 | 4,611,764 百万円 | ||
連結総資産 | 100,858,309 百万円 | 111,955,918 百万円 | 119,637,224 百万円 | ||
1 株当たり連結純資産 | 4,692.29 円 | 4,245.46 円 | 2,790.27 円 | ||
連結経常収益 | 3,901,259 百万円 | 4,623,545 百万円 | 3,552,843 百万円 | ||
連結経常利益 | 798,610 百万円 | 831,160 百万円 | 45,311 百万円 | ||
連結当期純利益 | 441,351 百万円 | 461,536 百万円 | △373,456 百万円 | ||
1 株当たり連結当期純利益 | 570.86 円 | 592.98 円 | △497.39 円 | ||
1 株当たり配当金 | 70 円 | 120 円 | 90 円 |
平成21 年1月4日付で普通株式1株につき100 株の株式分割を実施しており、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額、1株当たり配当金額については、過年度に当該株式分割が行われたと仮定して遡及修正を行っております。
6.今後の見通し
本件が当社グループの業績に与える影響は現時点では不明です。当社グループとしましては、今後の経済情勢や環境変化を踏まえ、グループ内シナジーを最大限発揮できるようにグループ体制・組織を再構築し、ステークホルダーの皆様から今まで以上の信頼を獲得していきたいと考えております。
● ご参考(全株譲渡後の関係)
<現時点の状況> <合弁解消後の状況>
当社 | SMFG | ||
60% 40% |
60%
40%
SMFG
グループ
当社
大和証券 SMBC-PI
xx証券 SMBC
xx証券SMBC
100%
100%
xx証券SMBC-PI
以 上お問い合わせ先:xx証券グループ本社 広報部 xx・xx・渕ノ上・xx(TEL:00-0000-0000)