イ 各機器の搬入・搬出を行う際には、当院の指定するエレベータ(W(出入口 1,100 ㎜、エレベータ内
仕 様 書
1 件 名
放射線情報システムの借入れ
2 借入期間
令和5年3月1日から令和10年2月29日まで
(地方独立行政法人東京都立病院機構契約事務処理要綱第22条の規定による長期継続契約)
3 借入場所
xxxxxxxxxxxx0xxの1
地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立神経病院
※設置場所の詳細については、搬入する際に当院の担当者が指定する。
4 品名及び数量
放射線情報システム一式
詳細は、別紙1「特記仕様書」のとおり
5 賃借料の支払方法
(1)月払いとし、賃貸人からの請求に基づき支払う。
(2)賃借料には、本仕様書に記載した作業及び機能の提供のために必要なすべての経費を含む。
6 長期継続契約案件
本件は、地方独立行政法人東京都立病院機構契約事務処理要綱第 22 条の規定による長期継続契約案件である。契約を締結した翌年度以降において、当該契約に係る予算の減額又は削除があった場合は、法人は、この契約を変更又は解除することができるものとする。
7 設置、調整等作業
(1)基本的要求
ア 契約締結後、2週間以内に月額リース料及び保守料の明細を記載した賃借内訳書を作成、提出すること。イ 前述アの賃借内訳書のほか、本契約期間において、別紙2「納品物件一覧」中の2「提出物一覧」(以下
「別紙2の2」という。)に定めるものを提出すること。なお、提出数量 及び提出時期については、別紙2の
2の定めによること。
ウ 機器設置にかかる準備期間は、契約締結後から借入期間開始日までとする。
(2)作業全般
ア 各機器を搬入し、所定の場所に設置すること。各機器の設置場所、接続方法、設定値の 決定等については、当院の担当者の指示に従うこと。
イ 各機器の搬入・搬出を行う際には、当院の指定するエレベータ(W(出入口 1,100 ㎜、エレベータ内
2,000 ㎜)×H2,100 ㎜×D1,500 ㎜、耐荷重 1,350 ㎏)の使用を許可する。
搬入ルート及びxxxxxの使用時間については、事前に当院の担当者と協議を行うこと。
ウ 機器設置等に当たっては、建物等に養生を行うこと。万が一、建物等を損傷した場合は、当院の担当者に確認の上、速やかに賃貸人の負担により補修等の措置を行うこと。
エ 各機器が動作するために必要な電源ケーブル、LAN ケーブル、メタル線、各種接続ケーブル及び電源タップ類を用意して敷設及び設置すること。
オ 機器の設置等に必要な資材は用意すること。
カ 機器搬入時の梱包材は、速やかに搬出すること。
キ 作業については、作業計画書を別紙2✰2✰定めに従って当院✰担当者に提出し、当院✰担当者✰了承を得ること。作業は、土曜日、日曜日、祝祭日及び 12 月 29 日から翌 年1月3日まで✰期間に依頼することがあり得る✰で、留意すること。
ク 各機器については、転倒及び移動を防止する対策を施すこと。
(3)ネットワーク✰構築・設定
ア 別紙3「放射線情報システム構成図」及び別紙4「仮想化基盤構成図」✰とおり構築すること。イ 当院で稼働中✰電子カルテシステム(富士通社製 HOPE/EGMAIN-GX)と連携すること。 ウ 電子カルテシステム✰時刻管理サーバと時刻同期させること。
エ 本システム用✰ LAN ケーブル等を接続して構築すること。なお、LAN ケーブル✰色は契約後、当院
✰担当者と協議して決定すること。
オ 各機器に必要なネットワーク設定を行うこと。
カ 各機器間✰通信が正常に行われることをテストすること。テスト✰結果、異常が発見 された場合は、速やかに究明し、対応すること。
キ システム構成図及びネットワーク配線図を作成し、別紙2✰2✰定めに従って提出すること。
(4)システムセットアップ作業
システムが稼動するよう、初期値✰設定及びマスタ✰設定そ✰他必要な設定を行うこと。
また、そ✰結果については、設置作業及び作動確認作業✰報告書を作成し、別紙2✰2✰定めに従って提出すること。
(5)バックアップソフト設定
ユーザデータがバックアップ装置に自動的にバックアップされるよう、サーバ上✰バックアップソフトを設定し、動作確認を行うこと。バックアップ方式、バックアップ開始時刻、バックアップ頻度及びリストア方式等については、当院✰担当者と協議して決定すること。
(6)操作指導
ア システム✰操作マニュアルを別紙2✰2✰定めに従って提出すること。
イ 今回調達するシステム✰操作方法について、専門知識を有しかつ習熟している者が借入場所を訪問して、当院✰担当者に指導を行うこと
8 保守体制
(1)体制
ア 賃貸人は、スケジュール(定期点検予定日)、体制図、連絡体制表、保守業務手順等を定めた「保守作業計画書」を作成及び提出し、法人✰担当者✰承認を得ること。
イ 体制に委託する第三者(以下「保守会社」という。)が含まれる場合は、保守会社✰名称、所在地、保守内容も記載すること。
ウ 賃貸人は、保守会社が本契約に定める賃貸人✰義務を遵守 するように指導・監督を徹底するとともに、保守会社✰行為につき、法人に対して責任を負う。保守会社✰責に起因して法人に損害が生じた場合も同様とする。
エ 賃貸人又は保守会社は、必要に応じて保守を実施し、本システムソフトウェアを含む賃借物件を常に良好に作動させること。
オ 保守・障害に対しては、借入物品✰取扱いについて、専門知識を有し、かつ習熟している者が対応できる体制をとること。
カ 賃貸人は、法人✰担当者と連携し保守作業にあたること。
キ 本システム✰仕様や操作に関する照会や障害発生時✰受付をxx的に行う対応窓口を設置すること。なお、対応窓口は、24時間365日受付可能なも✰とすること。
ク 障害対応は、24時間365日いつでも可能な体制を整えること。
(2)作業全般
ア 対応窓口✰設置、保守作業及び保守作業により生じる機器等✰交換・修理・代替品✰貸与等に係る費用を本契約に含むこと。
イ 機器及びソフトウェア等について、メーカーによるサポート打ち切りなど✰情報が発表された場合には、
速やかに法人に報告すること。
ウ 賃貸人は、法人から✰機器及びソフトウェア等✰操作や設定に関する問合せに対して、速やかに回答及び技術支援を行うこと。
(3)作業内容ア 定期保守
(ア)年1回以上、定期的に点検を実施し、「点検結果報告書」を点検日から2週間以内に提出すること。
(イ)定期保守は、業務に支障✰ないように設置場所✰担当者と事前に定めた予定日等に基づき実施すること。なお、点検予定日を変更する場合、設置場所✰担当者へ事前に連絡し、承認を得た上で変更すること。
イ 臨時保守
(ア)賃貸人は、障害受付後、原則24時間以内に障害を復旧させること。ただし、法人担当者が認めた理由があるときはこ✰限りでない。
(イ)来院して行う作業が必要とされる場合、障害受付後、作業 員が原則3時間以内 に当院へ到着できるようにすること。ただし、法人担当者が認めた理由があるときはこ✰限りでない。
(ウ)機器等✰持帰りによる修理等が必要とされる場合は、速やかに代替品を貸与すること。
(エ)障害対応✰範囲は、障害原因✰切り分け、障害原因✰追究及び確定(確定が困難な場合は推定)、機器等✰交換及び修理、ソフトウェア等✰再インストール、 動作確認及びソフトウェア✰障害復旧とする。ユーザデータについては、 法人✰了解を得たうえで、バックアップ媒体から✰データ復旧を行うなど、可能な範囲で復旧作業を行うこと。
(オ)システムログやシステム設定情報等✰取得、解析及び提供を行うこと。
(カ)賃貸人は、保守作業を行ったときは、軽微な障害を除き、障害復旧後に「障害報告書」を提出すること。
(キ)当院✰電気系統定期点検時で、本システム✰ダウン・立ち上げが伴う場合、正常動作確認等✰協力を行うこと。
ウ 遠隔保守
(ア)「遠隔保守」とは外部から電話回線等を通じて機器✰保守を行うことをいう。
(イ)遠隔保守✰実施は必要最小限とすること。
(ウ)賃貸人は、遠隔保守を実施する施設において、そ✰施設✰入退室管理及び使用する機器✰保管について安全管理上必要な措置を講じなければならない。
(エ)賃貸人は、遠隔保守で作業する前に、法人✰担当者へネットワークケーブル✰接続を依頼し、同作業後には、法人担当者へ終了報告と同時に同ケーブルを外すよう依頼すること。
(オ)賃貸人は、遠隔保守を実施した際は作業記録を作成し、 法人✰担当者に提出すること。エ 予防保守
(ア)機器及びソフトウェア等に不具合が発見され、修正パッチ、セキュリティパッチ及び対策部品等が提供された場合は、影響調査等を行い、法人✰担当者と協議✰上必要に応じて各種パッチ✰適用を行うこと。
(イ)設計上✰瑕疵を原因として故障が発生し、機器等✰全部又は一部を修理又は交換した場合には、同一
✰部品を使用する他✰機器等✰対応する箇所についても同 様✰修理又は交換を行うこと。オ そ✰他
賃貸人は、作業にあたって会議・打合せ等行った場合は、そ✰都度議事録を作成し、法人担当者に提出すること。
9 守秘義務
(1)賃貸人及び保守会社は、本契約✰内容及び履行において知り得た情報を一切漏らしてはならないこと。契約終了後も同様とする。
(2)賃貸人及び保守会社は、賃借物件及び接続された他✰機器に含まれる患者情報等、当院✰情報を外部に取り出さないこと。
(3)賃貸人は、情報✰漏えい、滅失、き損等✰事故が生じた場合、速やかに当院に報告し、当院✰指示に従わ
なければならない
10 操作指導、システム仕様に対する照会へ✰回答及び障害対応
(1)賃貸人は、障害受付用窓口を一本化し、電話番号、ファクシミリ番号、メールアドレス等を別紙2✰2✰定めに従って文書で提出すること。
(2)賃貸人又は保守会社は、操作指導及びシステム仕様に対する照会へ✰回答を、土曜日、日曜日及び祝祭日を除く平日午前8時から午後8時まで実施すること。(ただし、12 月 29 日から翌年1月3日まで✰期間を除く。)
(3)賃貸人又は保守会社は、主要な保守部品を日本国内に有し、障害受付及び障害対応を平日午前8時から午後8時まで✰間実施すること。
(4)賃貸人又は保守会社は、当院✰担当者が認めた理由がない限り、障害受付から平日は2時間以内、土曜日・日曜日・祝祭日は24 時間以内に障害を復旧すること。
(5)障害対応✰範囲は、障害原因✰切り分け、障害原因✰追究及び確定(確定が困難な場合は推定)、ハードウェア✰交換及び修理、項番7にいう機器✰設置、調整等作業とする。ユーザデータについては、当院✰担当者
✰了解を得た上で、バックアップ媒体から✰データ復旧を行うなど、可能な範囲で復旧作業を行うこと。
(6)賃貸人は、軽微な障害を除き、障害復旧後に障害報告書を別紙2✰2✰定めに従って提出すること。同報告書には、原因、状況、対応内容、再発防止策等を記載すること。
11 賃借終了時✰撤去等
(1)撤去作業においては、賃借物件について設置場所✰現状から取り外し、分解等✰作業行うこと。そ✰後、必要に応じて当院✰担当者が指定する一時保管場所まで移設し、最終的に病院外へ搬出すること。
(2)契約期間満了時においては、賃貸人負担により物理的破壊又はデータ消去によりデータが漏洩しないよう 情報セキュリティ対策を講じること。データ消去✰具体的な方法は、項番 12「データ消去作業」に従うこと。
(3)作業にあたっては、作業計画書を別紙2✰2✰定めに従って当院✰担当者に提出し、了承を得ること。撤去作業は、土曜日、日曜日、祝祭日及び 12 月 29 日から翌年1月3日まで✰期間に依頼することがあり得る✰で、留意すること。
12 データ消去作業
データ消去✰場合は、別紙5「システム調達に関する特記仕様書」中✰2に従うこと。完了後は、別紙2✰
2✰定めに従ってデータ消去完了証明書を提出すること
13 そ✰他
(1)システム端末については、セキュリティワイヤを設置し盗難防止措置を講ずること。
(2)サーバ及びクライアント端末には、病院が別途調達するウイルス対策ソフト(Symantec Endpoint Protection)をインストールし、設定及び更新作業を行うこと。
(3)必要に応じてセキュリティパッチ✰適用を行い、セキュリティホールへ✰対策を行うこと。
(4)本契約✰履行に当たっては、別紙5「システム調達に関する特記仕様書」及び別紙6「電子情報処理委託に係る標準特記仕様書」✰定めによること。なお、当該特記仕様書において「委託者」を「賃借人」、「受託者」を「賃貸人」として読み替えること。
(5)個人情報✰取扱いについては、項番9✰ほか、別紙7「個人情報✰取扱いに関する特記事項」✰定めによること。なお、当該特記事項において「受託者」を「賃貸人」として読み替えること。
(6)本契約✰履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民✰健康と安全を確保する環境に関する条例(平成 12 年都条例第 215 号)✰規定に基づき、次✰事項を遵守すること。
ア ディーゼル車規制に適合する自動車であること。
イ 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質✰特定地域における総量✰削減等に関する特別措置法
(平成4年法律第70 号)✰対策地域内で登録可能な自動車であること。
なお、適合✰確認✰ために、当該自動車✰自動車検査証(車検証)、粒子状物質減少装置装着証明書等
✰提示又は写✰提出を求められた場合には、速やかに提示又は提出すること。
(7)医療用具に関しては、医薬品、医療機器等✰品質、有効性及び安全性✰確保等に関する法律(昭和 35 年
法律第 145 号)(以下「医薬品医療機器等法」という。)✰規定に定められている製造✰承認を得ている物品であること。
(8)医薬品医療機器等法第 39 条第1項✰規定による高度管理医療機器等✰賃貸業✰許可を有すること。
(9)賃借物件には次✰事項を記載したシールを添付すること。シールは容易には剥がれないも✰であること。ア 機器名称(記載する名称については、当院✰担当者と協議すること。)
イ 賃貸人名称
ウ リース開始時期及び終了時期エ 障害発生時✰連絡先電話番号
(10)新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る対策
ア 本契約においては、履行にあたって、新型コロナウイルス感染症✰感染拡大防止に努めること。
イ 契約後に新型コロナウイルス感染症✰感染拡大防止に伴う業務が追加で発生した場合、賃貸人から✰申し出を踏まえ、賃貸人及び賃借人間において、契約金額✰変更、借入期間✰延長✰ため✰協議を行う。
ウ こ✰場合、賃貸人✰責めに帰すことができないも✰として、契約書に基づき契約内容✰変更を行うも✰とし、契約金額✰変更については賃貸人及び賃借人間で✰協議を踏まえ適切に対応する。
(11)本仕様書✰解釈に疑義が生じた場合は、そ✰都度当院✰担当者と協議✰上、処理するも✰とする。
14 連絡先
地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立神経病院事務局総務課契約管財グループ契約管財担当
電話:042-323-5110(代表) 内線3252
特 記 仕 様 書
1 調達物品 放射線部門情報システム用機器等 1 式
※機器は5年以上の使用に耐えられる業務用の機器を用意すること。
2 構成内容
放射線部門情報システム 1式
(1) サーバ関連
(1-1) | 画像管理サーバ | 1 式 |
(1-2) | 放射線レポートサーバ | 1 式 |
(1-3) | 放射線診断部門システムサーバ | 1 式 |
(1-4-1) | 読影端末1(3MP2面+所見用モニタ端末2面) | 6 台 |
(1-4-2) | 読影端末2(3MP2面+所見用モニタ端末1面) | 1 台 |
(1-5-1) | 画像参照端末1(2Mカラー高精細モニタ4面) | 4 台 |
(1-5-2) | 画像参照端末2(3MP1面) | 1 台 |
(1-5-3) | 画像参照端末3(既存大型モニタに接続) | 4 台 |
(1-5-4) | 画像管理端末(19インチカラー液晶モニタ1面) | 1 台 |
(1-6-1) | 放射線診断端末1(RIS端末1:21.5インチカラーモニタ1面構成) | 8 台 |
(1-6-2) | 放射線診断端末2(RIS端末2:23.8インチカラーモニタ1面構成) | 10 台 |
(1-6-3) | 放射線診断端末3(RIS端末3:24.1インチカラーモニタ1面構成) | 2 台 |
(1-6-4)
(1-6-5)
(1-6-6)
(1-6-7)
放射線診断端末4(RIS端末4:21.5インチカラータッチパネルモニタ1面構成) 1 台
放射線診断端末5(RIS端末5:21.5インチカラーモニタ2面構成) 1 台
放射線診断端末6(RIS端末6:23.8インチカラーモニタ2面構成) 3 台
放射線診断端末7(RIS端末7:タブレット) 1 台
(1-6-8) 検像端末 2 台
(1-6-9) 画像取込端末 1 台
(1-6-10) 画像書出端末 1 台
(1-7-1) オンライン検査予約システム 3 式
(1-8-1) xxx画像解析システムサーバ 1 式
(1-8-2) xxx画像解析システムクライアント 2 式
(1-9-1) モノクロレーザープリンタ 2 台
(1-9-2) カラーレーザープリンタ 6 台
(1-9-3) CD•DVDパブリッシャ 1 台
(1-9-4) スキャナ 2 台
(2) ソフトウェア関連
(2-1) | 画像情報サーバシステム | 1 式 |
(2-2) | 所見レポート作成システム | 1 式 |
(2-3) | 読影システム | 1 式 |
(2-4) | 放射線診断部門情報システム(RIS) | 1 式 |
(2-5) | xxx画像解析システム | 1 式 |
(2-6) | オンライン検査予約システム | 1 式 |
(3) 共通要件 (3-1) | データ移行共通要件 |
1 | ハードウェア要件 |
本システムで必要とするハードウェアについては、以下の要件を満たすサーバを、別途当院が準備する仮想化基盤上に構築すること。本システムを構成する サーバ群は、拡張性、冗長性、OSとアプリケーションプログラムの親和性を重視した構成とするため、仮想化基盤上にて構築・運用するサーバ構成であるこ と。仮想対象のサーバ機能は、画像管理サーバ、所見レポート作成サーバ、放射線診断部門情報サーバとし、各機能が分散し高信頼性、高速性に優れた システム体系であること。 | |
1-1 | 画像管理サーバ |
1-1-1 | 画像管理サーバは、当院が準備する仮想化基盤上に構築すること。 |
1-1-2 | 当院既存画像管理サーバに保存している画像データを新規導入する画像管理サーバへ全て継承すること。 |
1-1-3 | 画像保存容量は、18TB以上であること。 |
1-1-4 | OSは、RedHat Enterprise Linux 8.4又は同等品以上のソフトウェアであること。なお、RedHat Enterprise Linux又はWindows Serverを使用す る場合は、当院が調達するライセンスを使用すること。 |
1-2 | 放射線レポートサーバ |
1-2-1 | 放射線レポートサーバは、当院が準備する仮想化基盤上に構築すること。 |
1-2-2 | OSは、Windows Server 2019又は同等品以上のソフトウェアであること。なお、RedHat Enterprise Linux又はWindows Serverを使用する場合 は、当院が調達するライセンスを使用すること。 |
1-3 | 放射線診断部門システムサーバ |
1-3-1 | 放射線診断部門システム(以下「RIS」という。)サーバは、当院が準備する仮想化基盤上に構築すること。 |
1-3-2 | OSは、Windows Server 2019又は同等品以上のソフトウェアであること。なお、RedHat Enterprise Linux又はWindows Serverを使用する場合 は、当院が調達するライセンスを使用すること。 |
1-3-3 | 当院既存放射線診断部門情報システムに管理しているマスターデータを含む過去の検査実績データを移行すること。 |
1-4 | 読影支援システム端末 |
1-4-1 | 読影端末1(3MP2面+所見用モニタ端末2面) |
1-4-1-1 | 読影端末1は下記の要件を満たす装置を6台有すること。 |
1-4-1-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-4-1-3 | CPUは、Intel Core i5 6コア以上の性能を有すること。 |
1-4-1-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-4-1-5 | 画像表示用の21.3インチ3Mカラー高精細モニタ(解像度1536x2048)を2面、所見レポート作成用の19インチ液晶カラー(解像度1280×1024) のモニタ2面で構成されること。 |
1-4-1-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-4-1-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)インタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-4-1-8 | 内蔵DVD Super Multi Driveを1台有すること。 |
1-4-2 | 読影端末2(3MP2面+所見用モニタ端末1面) |
1-4-2-1 | 読影端末2は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-4-2-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-4-2-3 | CPUは、Intel Core i5 6コア以上の性能を有すること。 |
1-4-2-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-4-2-5 | 画像表示用の21.3インチ3Mカラー高精細モニタ(解像度1536x2048)を2面、所見レポート作成用の19インチ液晶カラー(解像度1280×1024) のモニタ1面で構成されること。 |
1-4-2-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-4-2-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)インタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-4-2-8 | 内蔵DVD Super Multi Driveを1台有すること。 |
1-5 | 画像参照システム端末 |
1-5-1 | 画像参照端末1(2Mカラー高精細モニタ4面) |
1-5-1-1 | 画像参照端末1は下記の要件を満たす装置を4台有すること。 |
1-5-1-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-5-1-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-5-1-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量128GB以上のSSD構成とすること。 |
1-5-1-5 | 21.3インチ2Mカラー高精細モニタ(解像度1600x1200)を4面で構成されること。 |
1-5-1-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-5-1-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)インタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-5-1-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-5-2 | 画像参照端末2(3MP1面) |
1-5-2-1 | 画像参照端末1は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-5-2-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-5-2-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-5-2-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量128GB以上のSSD構成とすること。 |
1-5-2-5 | 画像表示用の21.3インチ3Mカラー高精細モニタ(解像度1536x2048)を1面で構成されること。 |
1-5-2-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-5-2-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)インタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-5-2-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-5-3 | 画像参照端末3(既存大型モニタに接続) |
1-5-3-1 | 画像参照端末1は下記の要件を満たす装置を4台有すること。 |
1-5-3-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-5-3-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-5-3-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量128GB以上のSSD構成とすること。 |
1-5-3-5 | 既存大型モニタに接続して構成されること。 |
1-5-3-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-5-3-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)インタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-5-3-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-5-4 | 画像管理端末(19インチカラー液晶モニタ1面) |
1-5-4-1 | 画像参照端末1は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-5-4-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-5-4-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-5-4-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量128GB以上のSSD構成とすること。 |
1-5-4-5 | 19インチカラー液晶モニタ1面で構成されること。 |
1-5-4-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-5-4-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)インタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-5-4-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6 | 放射線診断部門システム(RIS)端末 |
1-6-1 | 放射線診断端末1(RIS端末1:21.5インチカラーモニタ1面構成) |
1-6-1-1 | RIS端末1は下記の要件を満たす装置を8台有すること。 |
1-6-1-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-1-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-6-1-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-1-5 | 21.5インチ液晶カラーモニタ(解像度1920x1080)以上のモニタ1面で構成されること。 |
1-6-1-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-1-7 | 1000BASE-T以上に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-1-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-1-9 | 有線バーコードリーダを4台有すること。 |
1-6-1-10 | 無線または定置式バーコードリーダを4台有すること。 |
1-6-2 | 放射線診断端末2(RIS端末2:23.8インチカラーモニタ1面構成) |
1-6-2-1 | RIS端末2は下記の要件を満たす装置を10台有すること。 |
1-6-2-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-2-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-6-2-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-2-5 | 23.8インチ液晶カラーモニタ(解像度1920x1080)以上のモニタ1面で構成されること。 |
1-6-2-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-2-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-2-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-2-9 | 磁気カードリーダを3台有すること。 |
1-6-2-10 | 有線バーコードリーダを4台有すること。 |
1-6-2-11 | 無線または定置式バーコードリーダを5台有すること。 |
1-6-3 | 放射線診断端末3(RIS端末3:24.1インチカラーモニタ1面構成) |
1-6-3-1 | RIS端末3は下記の要件を満たす装置を2台有すること。 |
1-6-3-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-3-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-6-3-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-3-5 | 24.1インチ液晶カラーモニタ(解像度1920x1200)以上のモニタ1面で構成されること。 |
1-6-3-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-3-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-3-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-4 | 放射線診断端末4(RIS端末4:21.5インチカラータッチパネルモニタ1面構成) |
1-6-4-1 | RIS端末4は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-6-4-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-4-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-6-4-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-4-5 | 21.5インチ液晶カラータッチパネルモニタ(解像度1920x1080)以上のモニタ1面で構成されること。 |
1-6-4-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-4-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-4-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-4-9 | 無線または定置式バーコードリーダを1台有すること。 |
1-6-5 | 放射線診断端末5(RIS端末5:21.5インチカラーモニタ2面構成) |
1-6-5-1 | RIS端末5は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-6-5-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-5-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-6-5-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-5-5 | 21.5インチ液晶カラーモニタ(解像度1920x1080)以上のモニタ2面で構成されること。 |
1-6-5-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-5-7 | 1000BASE-T以上に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-5-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-5-9 | 磁気カードリーダを1台有すること。 |
1-6-5-10 | 有線バーコードリーダを1台有すること。 |
1-6-5-11 | 無線または定置式バーコードリーダを1台有すること。 |
1-6-6 | 放射線診断端末6(RIS端末6:23.8インチカラーモニタ2面構成) |
1-6-6-1 | RIS端末6は下記の要件を満たす装置を3台有すること。 |
1-6-6-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-6-3 | CPUは、Intel Core i5以上の性能を有すること。 |
1-6-6-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-6-5 | 23.8インチ液晶カラーモニタ(解像度1920x1080)以上のモニタ2面で構成されること。 |
1-6-6-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-6-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-6-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-6-9 | 磁気カードリーダを2台有すること。 |
1-6-6-10 | 無線または定置式バーコードリーダを3台有すること。 |
1-6-7 | 放射線診断端末7(RIS端末7:タブレット) |
1-6-7-1 | RIS端末7は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-6-7-2 | 容量は64GB以上であること。 |
1-6-7-3 | iPADOS15 以上又は同等品以上とすること。 |
1-6-7-4 | 8.3インチモニタ(解像度2,266 x 1,488)以上で構成されること。 |
1-6-8 | 検像端末 |
1-6-8-1 | 検像端末は下記の要件を満たす装置を2台有すること。 |
1-6-8-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-8-3 | CPUはIntel Core i5 6コア以上の性能を有すること。 |
1-6-8-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB+セカンドディスク500GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-8-5 | 2Mカラー高精細(解像度1600x1200)のモニタ1面及び21.5インチ液晶カラーモニタ(解像度1920x1080)のモニタ1面で構成されること。 |
1-6-8-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-8-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-8-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-9 | 画像取込端末 |
1-6-9-1 | 画像取込端末は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-6-9-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-9-3 | CPUはIntel Core i5 6コア以上の性能を有すること。 |
1-6-9-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB+セカンドディスク500GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-9-5 | 19インチ液晶カラー(解像度1280×1024)以上のモニタ1面で構成されること |
1-6-9-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-9-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-9-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-10 | 画像書出端末 |
1-6-10-1 | 画像取込端末は下記の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-6-10-2 | 主記憶容量は16GB以上であること。 |
1-6-10-3 | CPUはIntel Core i5 6コア以上の性能を有すること。 |
1-6-10-4 | 内蔵ディスク装置は物理容量256GB+セカンドディスク500GB以上のSSD構成とすること。 |
1-6-10-5 | 19インチ液晶カラー(解像度1280×1024)以上のモニタ1面で構成されること |
1-6-10-6 | OSはMicrosoft社製Windows10(64bit)又は同等品以上の性能を有すること。 |
1-6-10-7 | 1000BASE-T(Gigabit Ethernet)に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-6-10-8 | 内蔵DVD ROM Driveを1台有すること。 |
1-6-10-9 | 有線バーコードリーダを1台有すること。 |
1-7 | オンライン検査予約システム |
1-7-1 | オンライン検査予約システム受託端末 |
1-7-1-1 | オンライン検査予約システム受託端末のハードウェア部は以下の要件を満たす装置を3式有すること。 |
1-7-1-2 | ノート型PCを準備すること。 |
1-7-1-3 | メモリ容量は4GB以上を実装すること。 |
1-7-1-4 | OSは Window 10 又は同等品以上であること。 |
1-7-1-5 | 物理容量250GB以上のハードディスクまたはSSDを有すること。 |
1-8 | xxx画像解析システム |
1-8-1 | xxx画像解析システムサーバ |
1-8-1-1 | xxx画像解析システムサーバのハードウェア部は以下の要件を満たす装置を1式有すること。 |
1-8-1-2 | CPUはインテル社製Intel Xeon プロセッサーdual又は同等品以上を有すること。 |
1-8-1-3 | OSは Windows Server 2019 Standard Edition 64bit 又は同等品以上であること。 |
1-8-1-4 | 物理容量250GB以上のハードディスクを備え、RAID1適用後の物理容量として4.0TB以上のサーバを有すること。 |
1-8-2 | xxx画像解析システムクライアント |
1-8-2-1 | xxx画像解析システムのクライアント部は以下の要件を満たす装置を2式有すること。 |
1-8-2-2 | CPUはインテル社製intel Corei5 7500又は同等品以上を有すること。 |
1-8-2-3 | 本体メモリ容量は4GB以上であること。 |
1-9 | その他機器 |
1-9-1 | モノクロレーザープリンタ |
1-9-1-1 | モノクロレーザ―プリンタは以下の要件を満たす装置を2台有すること。 |
1-9-1-2 | A4対応レーザープリンタであり、連続プリント速度は30枚/分 (A4)以上であること。 |
1-9-1-3 | 100BASE-TX(Fast Ethernet)以上に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-9-2 | カラーレーザープリンタ |
1-9-2-1 | カラーレーザープリンタは以下の要件を満たす装置を6台有すること。 |
1-9-2-2 | A4対応カラーレーザープリンタであり、連続プリント速度は25枚/分 (A4)以上であること。 |
1-9-2-3 | 100BASE-TX(Fast Ethernet)以上に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
1-9-3 | CD・DVDパブリッシャー |
1-9-3-1 | CD・DVDパブリッシャー装置は、以下の要件を満たす装置を1台有すること。 |
1-9-3-2 | CD作成及びラベル印刷速度は30枚/時間以上有ること。また、DVD作成及びラベル印刷速度は15月枚/時間以上で有ること。 |
1-9-3-3 | 専用ドライブを2基搭載すること。 |
1-9-3-4 | CD-R、DVD-R、DVD+R、DVD-R DL、DVD+R DLに対応すること。 |
1-9-3-5 | スタッカ―に100枚以上のメディアを充填できること。 |
1-9-3-6 | Super Speed USB3.0に対応したインタフェースを有すること。 |
1-9-4 | スキャナ |
1-9-4-1 | スキャナは以下の要件を満たす装置を2台有すること。 |
1-9-4-2 | A4対応スキャナであり、連続スキャン速度は35枚/分 (A4)以上であること。 |
1-9-4-3 | 100BASE-TX(Fast Ethernet)以上に対応したインタフェースを有し、通信プロトコルはTCP/IPとすること。 |
2 | ソフトウェア関連 |
本システムは、画像情報サーバシステム、所見レポート作成システム、放射線診断部門システムより構成され、以下要件を満たすこと。 | |
2-1 | 画像情報サーバシステム |
画像情報サーバシステムは、放射線部門で発生するDICOM画像のデジタル保存及び院内配信を目的とし、画像管理機能、画像電子保存機能、データ ベース機能及び統合参照機能を備えた画像サーバであること。 | |
2-1-1 | 画像管理機能 |
2-1-1-1 | 当院既存のDICOM対応の各撮影装置(CT、MR、CR、Angio、DR等)と接続を行い、DICOM画像の受信ができること。 |
2-1-1-2 | 超音波、Angio、内視鏡装置から出力されるJPEG Balseline画像の送受信をサポートしていること。 |
2-1-1-3 | CT、Angio、DR等の装置から出力される照射線量情報(Radiation Dose Structure Report: RDSR)を受信し、保存できる機能を有すること。 |
2-1-1-4 | 核医学検査装置等から出力されるRRDSR(Radiopharmaceutical Radiation Structured Report)を受信し、保存できる機能を有すること。 |
2-1-1-5 | CT、MRI装置から出力されるEnhanced CT、MRの画像を受信し、保存できる機能を有すること。 |
2-1-1-6 | 受信したDICOM画像はDICOMオリジナル画像で画像保存用ディスクストレージ内に保存できること。 |
2-1-1-7 | モダリティからの画像受信、DICOM機器からのQuery/Retrieveに対応できるDICOM通信機能を有すること。 |
2-1-1-8 | 各検査装置から受信したDICOM画像はAEタイトル毎に他のシステムへ自動転送できること。 |
2-1-1-9 | 他のシステムへ転送する際、SOP class UIDを指定することで転送除外できること。 |
2-1-1-10 | 画像管理サーバで受信したDICOM画像を自動的に予め指定した装置にDICOM形式で転送できること。転送の際、対象画像をスライス厚により制御できること。(全画像転送、ThickSliceのみ転送、ThinSliceのみ転送) また、ThinSlice画像の認定は検査種別毎に閾値を設定でき、検査記述、シリーズ記述等の情報により除外指定ができること。 |
2-1-1-11 | HumanBridge、PocketChart等の地域連携システムとのインターフェースを有し、DICOM画像を連携できること。 |
2-1-2 | データベース機能 |
2-1-2-1 | サーバ管理ツールは管理権限を持つ特定者がwebブラウザ上から操作できること。また、サーバ管理ツールはユーザ名とパスワードで認証できること。 |
2-1-2-2 | DICOMオリジナル画像(可逆圧縮)の形式でディスクストレージ上に二重化することで画像を管理すること。また、画像保存状況をサーバ管理ツールから 確認できること。 |
2-1-2-3 | 個人情報保護に対応するための技術基準として認証機能、監査証跡機能、監査証跡表示機能を有すること。また、監査証跡の確認はサーバ管理ツール から確認できること。 |
2-1-2-4 | 受信した画像の転送先の設定変更や転送状況の確認をサーバ管理ツールから操作できること。 |
2-1-2-5 | 画像情報管理システム、放射線診断部門システムのユーザ情報をxx管理する機能を有すること。ユーザ管理ツールは管理権限を持つ特定者がwebブラ ウザ上から操作でき、ユーザ情報の確認、登録、削除、ユーザ毎の操作権限の変更ができること。 |
2-1-2-6 | データベースは外部ストレージ(NAS・外付けディスク等)にバックアップを保存できること。 |
2-1-2-7 | 検査装置毎のストレージ使用量を管理できる。 |
2-1-2-8 | HTTPプロトコルによるユーザ認証、データベースの検索ができること。 |
2-1-3 | 統合参照機能 |
2-1-3-1 | 病院情報システム端末(以下、HIS端末という。)から患者IDを条件に、該当患者の検査状況、検査履歴を時系列に参照できるマトリックスビュー機能を 有すること。 |
2-1-3-2 | カレンダー表示では、単位を日、月、年単位で切り換えられ、タイムライン機能で、目的の期間の情報を容易に変更できること。 |
2-1-4 | 画像電子保存機能 |
2-1-4-1 | 画像管理サーバが取得したDICOM画像の電子保存に対応するための技術基準として、以下の機能を有すること。 |
2-1-4-2 | モダリティからの画像受信時、受信記録を取れる機能を有すること。 |
2-1-4-3 | 画像データに付属するタグ情報の修正時には修正記録が取れる機能を有すること。 |
2-2 | 所見レポート作成システム |
所見レポート作成システムは、当院で発生した検査に対して読影支援端末で作成した所見レポートデータの管理・保存と所見確定結果の院内への配信を 目的とし、所見管理サーバ機能と所見管理システム機能から構成され、各詳細機能は下記の要件を満たすこと。 | |
2-2-1 | 基本機能 |
2-2-1-1 | 当院既存所見サーバに保存されている所見データを全て継承すること。 |
2-2-1-2 | レポート端末を設定する情報はレポートサーバーに保存し運用可能なシステムであること。 |
2-2-1-3 | ネットワーク環境と端末コンピュータの環境が許される範囲でどの端末からでもレポートの機能を利用可能なこと。 |
2-2-1-4 | 入力支援として定型文機能やテンプレート機能を装備し、すべての検査に対し効率的なレポート作成をサポートすること。 |
2-2-1-5 | ログオフ機能を有していること。 |
2-2-2 | ユーザー管理機能 |
2-2-2-1 | 利用者IDとパスワードによりログイン、xxxxが可能であること。 |
2-2-2-2 | ユーザー認証には、バーコードや磁気カードなどの利用が可能であること。 |
2-2-2-3 | 利用者の権限は、「参照のみ、入力可、確定可、修正可」の4段階で設定可能であること。 |
2-2-2-4 | 権限設定により、外部データ出力(印刷・CSV・HTMLなど)を禁止可能であること。 |
2-2-2-5 | ユーザーグループ毎に表示項目や入力可否の設定が可能であること。 |
2-2-2-6 | ユーザーグループ毎に参照・編集制限が可能であること。 |
2-2-3 | 一覧機能 |
2-2-3-1 | レポート一覧では、誰がログインしているか把握できるように利用者氏名が表示されること。 |
2-2-3-2 | レポート一覧では患者属性情報、検査情報(患者ID/氏名/生年月日/検査種別/検査部位/造影の有無 等)の各項目を任意に設定可能で、これら の情報は、各項目でソートが可能であること。 |
2-2-3-3 | ユーザーごとに検索条件をプリセットすることが可能で、設定した検索条件はワンタッチで引用することが可能であること。 |
2-2-3-4 | レポート一覧に表示された結果をCSV形式(カンマ区切り形式)で出力可能であること。 |
2-2-3-5 | レポート一覧より、まだ作成されていない所見に対して、作成医を予め設定できる所見確保機能を有していること。 |
2-2-3-6 | ユーザー毎に、一覧に表示される項目によって文字の色づけ設定が可能であること。(例:確定レポートは青、緊急レポートは赤など) |
2-2-3-7 | レポート一覧からリスト内の検査を選択することで、同一患者の過去検査履歴が容易に確認可能であること。 |
2-2-3-8 | レポート一覧からリスト内の未読影以外の検査を選択することで、その検査の所見・診断等が画面展開しなくても表示(所見プレビュー欄)、確認可能で あること。 |
2-2-3-9 | レポート一覧において、作成レポートを"未入力・保留・チェック待ち・確定・編集中"の5つのステータスにより確認が可能であること。 |
2-2-3-10 | レポート入力画面を閉じた際に対象レポートリストを自動的に保存し、『履歴』タブより履歴リスト一覧として表示することができること。 |
2-2-3-11 | レポート一覧画面の検索条件を一時的に非表示にできること。 また、表示/非表示の切替は1操作でできること。 |
2-2-3-12 | レポート一覧画面から電子カルテ等の他システムを起動できるIF(引数)を有すること。 |
2-2-4 | 検索機能 |
2-2-4-1 | 入力項目全てについて完全一致、部分一致で検索可能であること。 |
2-2-4-2 | 所見や診断部分については、AND検索、OR検索が可能であること。 |
2-2-4-3 | 複数のキーワードから検索を行なう全文検索機能を有し、全文検索のスピードは、約50万件のデータから1000件のデータ抽出に10秒以内で処理が可能 であること。 |
2-2-4-4 | 一度検索を行った検索結果リストに対して、更に絞り込み検索が可能であること。 |
2-2-4-5 | 一度検索を行った検索結果リストに対して、更に異なる条件を設定し検索する事が可能であること。 |
2-2-5 | 入力機能 |
2-2-5-1 | 任意に新規レポートの作成が可能であること。オーダー情報や検査情報がない場合でも単独でレポートの作成が可能であること。この場合、依頼情報、実施 |
2-2-5-2 | RIS、またはオーダーリングシステムから渡されたオーダー情報(患者情報)を元にレポートを作成可能であること。 |
2-2-5-3 | レポート入力画面を開くと同時に対象の画像が参照可能であり、また、レポートを閉じる際にはその画像を閉じることが可能であること。 |
2-2-5-4 | レポート入力欄は、所見、診断、コメントの3項目を基本とし、これらの表示名は設定で変更可能であること。 |
2-2-5-5 | 同一患者の過去レポートの一覧及びその内容を入力画面と同じ画面で参照可能であること。 |
2-2-5-6 | 過去レポートに添付された画像を同一Window内で参照可能であること。 |
2-2-5-7 | 過去レポートの所見をボタン1つで引用でき、その際に設定登録した文章を挿入可能であること。 |
2-2-5-8 | レポート作成者は、ログインユーザーを基本とするが、最大4名まで登録が可能であること。 |
2-2-5-9 | レポートの一時保存(保留)が可能であること。 |
2-2-5-10 | レポート確定後はレポート内容を改変できない仕組みであること。確定後にレポート内容の変更が必要な場合は修正履歴を残す修正機能により行う仕組 みであること。 |
2-2-5-11 | 研修医等がレポートのチェックを依頼する「チェック待ち」のステータスを有していること。この場合、読影医と確定医の登録が可能となっていること。 |
2-2-5-12 | チェック待ちのレポートと修正後のレポートを比較し、変更、追加がある文節を自動的にハイライト表示できる機能を有していること。 |
2-2-5-13 | レポートに画像やシェーマをキー画像として貼り付けられること。また、貼り付けたキー画像に対して画像編集(矢印線描画、 直線描画、円描画、四角描 画、拡大、縮小、コメント等)ができること。 |
2-2-5-14 | キー画像として添付された画像・xxxxは、ドラック&ドロップにより並び替えが可能で、添付画面からの削除が出来ること。 |
2-2-5-15 | 利用するxxxxは任意に登録でき、又ペンタブレット等での編集も可能であること。 |
2-2-5-16 | キー画像として貼付できる画像やシェーマ数は、30画像以上であること。 |
2-2-5-17 | キー画像はショートカットキーなどでワンタッチでViewerから貼付可能であること。 |
2-2-5-18 | ユーザー毎にフォントサイズを設定可能であること。 |
2-2-5-19 | 日本語入力機能のユーザー辞書はユーザーごとに管理され、どの端末でもユーザーが同じ辞書で操作が可能であること。 |
2-2-5-20 | 読影レポートの見落とし防止を目的として、特に注意すべき内容がある場合は電子カルテの通知機能と連携できること。 |
2-2-5-21 | レポート入力画面の所見入力欄を左右で入れ替えられる機能を有すること。 また、左右の入れ替えはユーザー毎に設定できること。 |
2-2-6 | 入力支援機能 |
2-2-6-1 | レポート入力にあたり、所見、診断、コメントに対して定型文機能を有していること。 |
2-2-6-2 | 定型文機能では、定型文をユーザーごとに作成可能で、個人利用・共有利用の設定が可能であること。 |
2-2-6-3 | 定型文は検査種別,部位,性別の区分で振り分けられ、定型文引用時に各項目で絞り込み表示が可能であること。 |
2-2-6-4 | 定型文はユーザーごとに管理され、どの端末でもユーザーが同じ定型文を利用可能であること。 |
2-2-6-5 | 定型文は既に入力済のレポートから記載内容を引用して、定型文として登録可能であること。 |
2-2-7 | 症例管理機能 |
2-2-7-1 | 所見レポートについては、ユーザー単位で任意の名称を付けたフォルダを作成して登録/管理が可能であること。 |
2-2-7-2 | フォルダはツリー状に階層管理されており、ユーザーインターフェイスはWindowsのエクスプローラーのフォルダーツリーと同等であること。 |
2-2-7-3 | フォルダ名称は任意に設定でき、登録した検査を簡単に把握することが可能であること。 |
2-2-7-4 | フォルダは他ユーザーへ公開/非公開の設定が可能であること。 |
2-2-8 | 印刷機能 |
2-2-8-1 | レポート一覧を印刷可能であること。 |
2-2-8-2 | レポート一覧から指定したレポートを一括印刷が可能であること。 |
2-2-8-3 | 記載された所見を部数設定の上印刷することが可能であること。 |
2-2-8-4 | 印刷時、プレビューにより印刷画面の確認が可能であること。 |
2-2-8-5 | 所見レポート内の検査種別,モダリティ,診断医などの条件より印刷フォームを選択する機能を有していること。 |
2-2-8-6 | 所見を印刷するフォームは、ユーザー側で設定変更が容易にでき、検査種別/Modality/依頼科 等各種条件によりフォームを設定することが可能であるこ |
2-2-8-7 | 確定レポートをCSV/HTML形式でファイル書き出しが可能であること。 |
2-2-9 | 読影率計算機能 |
2-2-9-1 | 検査数と確定ステータスの検査数から、自動的に読影率計算ができる機能を有すること。 |
2-2-9-2 | 指定期間の全検査数及び全読影数(確定検査数)、当日読影数、当日読影率、翌日読影数、翌日読影率、翌々日以降の読影数、翌々日以降の読 影率、未読影数の計算及び一括表示が可能であること。 |
2-2-9-3 | 休診日の条件設定が可能であること。曜日別の休診日及び祝日や特定の休診日などは予め任意に設定しておくことが可能であること。 |
2-2-10 | レポート配信機能 |
2-2-10-1 | 確定レポートについてWeb方式あるいはWeb方式と同等の方法でレポート参照が可能であること。 |
2-2-10-2 | レポート一覧からリスト内の未読影以外の検査を選択することで、その検査の所見・診断等が画面展開しなくても、確認可能であること。 |
2-2-10-3 | Web方式等でレポート参照を行う場合は、表示される画面から過去のレポートも表示可能であること。 |
2-2-10-4 | Web配信されたレポート画面から専用のフォームにて出力可能であること。 |
2-2-10-5 | Web方式で配信されたレポートを印刷する場合、レイアウトを崩すことなくフォームの自動調整を行い印刷することが可能であること。 |
2-2-11 | 既読管理機能 |
2-2-11-1 | 作成され配信されたレポートについて、オーダー担当医等が確認した際には、確認済の状態が把握できる機能を有していること。 |
2-2-11-2 | 配信レポートを別IDの複数ユーザーが参照した場合、参照確認を行った全てのユーザーをデータベースに記録可能なこと。また、記録ユーザー数の制限が無 いこと。 |
2-2-12 | セキュリティー機能 |
2-2-12-1 | レポート端末ソフトウェアは一定時間操作しなかった場合に、自動的にログアウトする機能を有していること。 |
2-2-13 | その他 |
2-2-13-1 | 電子カルテ統合ビュー表示に必要なレポート情報、添付画像を送信できること。またレポートの結果通知は遠隔読影分も含まれること。(レポート確定通 |
2-2-13-2 | レポート端末ソフトウェアのリスト画面から外部への読影依頼を行う機能を有し、また、外部からの読影所見を取り込むカスタマイズが可能であること。 |
2-2-13-3 | レポート端末ソフトウェアのレポート入力画面から、任意の設定された実行ファイルに患者IDやアクセッション番号などの引数を渡し起動することが可能であるこ と。 |
2-2-13-4 | ログインしているユーザーの読影作業履歴(何時、誰のレポートについて作業したか)を確認可能であること。 |
2-3 | 読影システム |
読影システムは、専用端末上に表示する読影用ビューアと電子カルテから連携表示する画像参照ビューアで構成され、以下の要件を満たすこと。 | |
2-3-1 | 読影システム機能要件 |
読影システムは既存の機能性と操作性を向上することを目的とし、バージョンアップすること。 | |
2-3-2 | 基本機能 |
2-3-2-1 | 読影用ビューアは医療機器認証番号を取得済みであること。 |
2-3-2-2 | 画像ビューアで表示させる全ての画像はDICOMオリジナル画像で表示すること。 |
2-3-2-3 | 一度表示した画像は設定した任意枚数を端末のメモリ上に残し、再度表示する際にサーバから再取得せずに表示できること。また端末毎に任意に指定した 枚数を超えた場合は、表示時刻の古いものからメモリ開放を行うこと。 |
2-3-2-4 | 画像ビューアは通信インターフェースとして下記の機能を有すること。 |
2-3-2-5 | DICOM対応機器への画像検索・取得要求インタフェースとしてDICOM通信機能(DICOM Query/Retrieve Service SCU)を有すること。 |
2-3-2-6 | WADOインターフェースを有すること。 |
2-3-2-7 | ユーザ毎にユーザインターフェースとして下記の機能を有すること。 |
2-3-2-8 | ユーザ毎にメニューバー上の機能アイコンと右クリックメニュー、キーボードへのキー割付を任意に設定できること。また、キーボードへのキー割付はシングルキー以 外にShiftやCtrlとの組み合わせや複合キーでの割付もできること。 |
2-3-2-9 | アイコンの1つ1つに文字有り/文字無しのタイプを選択できること。 |
2-3-2-10 | ユーザ毎に画像上に表示するアノテーション情報を検査種別毎に設定できること。 |
2-3-2-11 | ユーザ設定は下記の機能を有すること。 |
2-3-2-12 | 新規ユーザ登録時にはxxxxxの設定を反映し、個々に設定しなくてもデフォルト(標準)設定を引き継げること。 |
2-3-2-13 | デフォルト設定は複数をプリセット化でき、ユーザが各科用のプリセットから任意に選択・適用できること。 |
2-3-2-14 | ユーザ設定のエクスポート、インポート機能を有すること。 |
2-3-2-15 | 画像保存用ディスクストレージに保管される画像から任意の検査を選択し、読影対象または学会発表用など任意検査一覧を作成・管理できるマイリスト機 能を有すること。 |
2-3-2-16 | 画像表示画面にて表示されている画面レイアウト(ウィンドウの分割数やそのウィンドウごとに検査単位、シリーズ単位で割付けられた画像全て)を名前をつ |
2-3-2-17 | カンファリストに登録した画像は、登録時のサイズ、階調、画像位置の移動、マーキング、計測を再現できること。 |
2-3-2-18 | カンファリストへ登録する際、患者情報を自動取得すると共に任意に見出しを修正して登録できること。また、カンファリストから選択を容易とする為、分類、カ テゴリ、日付を指定して保存できること。 |
2-3-3 | 画像表示機能 |
2-3-3-1 | 検査履歴一覧表示は下記機能を有すること。 |
2-3-3-2 | 検査履歴一覧は該当患者の検査一覧と選択検査のシリーズ画像のサムネイル画面から構成されること。 検査一覧は常時表示モード、検査一覧をサムネイルで表示するモード、検査一覧ボタンにマウスカーソルを当てると該当患者の検査履歴を表示するモードから選択できること。 |
2-3-3-3 | 検査履歴一覧はパレット化、上・下へのドッキング操作を1操作で連結表示できること。 |
2-3-3-4 | 検査履歴一覧はマウスカーソルを検査履歴一覧に移動せず右クリックメニューから切り替えて表示できること。 |
2-3-3-5 | マウスカーソルを検査履歴一覧上に移動するだけでスクロースする事なく、同一患者の検査歴を一覧表示できること。 |
2-3-3-6 | 検査履歴一覧を表示するモードでは同一検査種別の場合、検査毎にマークを表記することで表示画像の視認性を向上すること。 |
2-3-3-7 | 検査履歴をサムネイルで表示するモードでは、同一患者の全ての検査をサムネイルで並列表示できること。サムネイルで表示するモード時サムネイル画像をク リックすることで、スタディ内の全てのシリーズのサムネイル画像を表示できること。また、表示対象は、期間や検査種等で絞込むことができること。 |
2-3-3-8 | ThinSlcie画像判定機能を利用した場合、ThinSlice画像のシリーズはサムネイル画面上にThinSliceマークを追加して表示すること。 また、同一シリーズに静止画像と動画像(マルチフレーム画像)が有る場合、静止画像と動画像が分かれてサムネイル表示できること。 |
2-3-3-9 | シリーズのサムネイルはスクロールでき、スクロールした位置でウィンドウ上にドラック&ドロップできること。 |
2-3-3-10 | 1モニタ当たり10ウィンドウ以上に分割でき、ウィンドウごとに検査単位もしくはシリーズ単位での割り付けをでき、割り付けられたウィンドウはさらに20分割以上に分割表示できること。 また、ベゼルレスタイプのモニタへの対応として横ウィンドウ数を奇数で分割できること。 |
2-3-3-11 | 画像表示モニタは最大6面モニタ迄対応できること。 |
2-3-3-12 | PET画像等のスカウト画像を表示する場合に2行1列で並んだウィンドウを連結して表示できること。 |
2-3-3-13 | フュージョン機能として以下の機能を有すること。 |
2-3-3-14 | フュージョン時のベース画像とオーバレイ画像の合成比率を指定できること。 |
2-3-3-15 | フュージョン画像作成後、ベース画像とオーバレイ画像の透過度、画像位置、回転、画像送りの位置を補正できること。 |
2-3-3-16 | CT画像とPET画像を用いてフュージョンを行うことができ、フュージョン画像と同時にMIP画像を生成し、連動表示できること。その際、MIP画像上でクリックし た位置に他の画像の断面が移動する相互参照機能を有すること。 |
2-3-3-17 | 画像が割り付けられた全てのウィンドウ内にスクロールバーを配置し、見たい画像をスクロールバー操作で高速に表示できること。 |
2-3-3-18 | ウィンドウ上の画像の視認性を向上する為、今回画像、同一患者の過去画像、別患者の画像で文字色をユーザ毎に指定できること。 |
2-3-3-19 | ターゲットウィンドウの枠の線色、太さ、線種を任意に指定できること。 |
2-3-3-20 | ターゲットウィンドウをクリックする事無くターゲットウィンドウを切り替えるクリックレスモード機能を有すること。 |
2-3-3-21 | レイアウト機能として以下の機能を有すること。 |
2-3-3-22 | ユーザ毎、検査種別毎、部位毎に、初期表示時の画像表示エリアのウィンドウ分割数や各分割へ表示するスタディ画像またはシリーズ画像の割り付け、グ ルーピングを設定できること。 |
2-3-3-23 | 初期表示レイアウトで指定画像のMIP表示やフュージョン処理ができること。 |
2-3-3-24 | 検査種別毎に複数のレイアウトプリセットを登録でき、一操作で登録したレイアウトに変更できること。設定内容の登録や変更は、ビューア画面から簡単に変 更できること。 |
2-3-3-25 | 連動グループ機能は以下の機能を有すること。 |
2-3-3-26 | 複数の連動グループを作れること。 |
2-3-3-27 | ウィンドウのグルーピング操作はキーボードとxxxxxの選択操作やマウス操作のみで作成できること。 また、全ウィンドウ、モニタ毎、同一検査日、同一検査、同一方向の条件の場合は一操作でクルーピングできること。 |
2-3-3-28 | グルーピング時に異なるシリーズの画像を同一スライス位置(同一スライス位置の画像が存在しない場合は最も近いスライス位置)にてシンクロ表示を行う自動位置合わせ機能を有すること。また、位置合わせを行なう画像を任意に設定し、その位置を基準にスライス位置の差分をとってシンクロ表示を行なう手 動位置合わせ機能を有すること。 |
2-3-3-29 | 自動位置合わせする際、スライスロケーションでの合わせ込みをするタグ合わせと形状での位置補正をする位置合わせがあること。 |
2-3-3-30 | グルーピングは位置合わせ機能後、目視で位置を変更して連動させる場合と目視で位置合わせ後、連動させる場合の2つのモードをユーザ毎に設定可能な こと。 |
2-3-3-31 | グルーピング時に拡大・縮小、階調変更、画像送りを非連携とし画像を調整後、画像を連動表示できること。 |
2-3-3-32 | Window Level/Width幅の調整はマウスで操作できること。また、ウィンドウ上の階調表示を調節編集して変更できること。 |
2-3-3-33 | Window Level/Width幅の調整は検査種別毎に10個以上階調プリセットを登録できること。 |
2-3-3-34 | 検査種別毎に登録した階調プリセットはファンクションキーに割り付けれること。 |
2-3-3-35 | 画像表示する際、DICOMタグの中から任意に指定することで並び順をソートできること。 また、1操作で昇順/降順を切り替えられること。 |
2-3-3-36 | 画像表示する際、ウィンドウへの最適化表示、原寸表示、実寸表示が1操作でできること。 |
2-3-3-37 | 拡大・縮小操作はキーボード及びマウス操作でできること。また、拡大率プリセットは3つ以上登録でき、1操作で指定拡大率で表示できること。 |
2-3-3-38 | FOV等倍機能を有すること。また、検査種別毎にウィンドウ連動時に同一方向の画像は自動的にFOV等倍表示する設定ができること。 |
2-3-3-39 | マウスで指定した領域を拡大表示する機能を有すること。 |
2-3-3-40 | 虫眼鏡機能を有すること。 |
2-3-3-41 | 割り付けた画像はマウス操作で自由に画像位置を移動させることができ、任意の場所を中心に参照できること。 |
2-3-3-42 | 画像の反転・回転ができること。また、検査種別によらず全ての画像で任意の角度で回転表示ができること。 |
2-3-3-43 | 画像送りはキーボード操作、マウスのスクロールボタン(ホィールボタン)、マウスのドラックでのスクロールができること。 マウスドラックのスクロールではマウスの移動量により画像送り速度を調整できること。 |
2-3-3-44 | 画像送りは、ループ(最後の画像の次の画像は最初の画像が表示されること)送りが可能であること。 |
2-3-3-45 | スカウト画像を選択して、複数断面に対するスキャンラインの表示ができること。スカウト画像はパレット上に表示するかウィンドウ内に表示するか任意に選択できること。また、画像上の任意の場所をクリックすることにより、他ウィンドウに割り付けられているシリーズでその場所に一番近い断面及びクリックした場所(ター ゲットポイント)を表示できること。 |
2-3-3-46 | 相互参照機能を有すること。 |
2-3-3-47 | 画像のフィルタ処理機能としてエッジ強調、スムージングができること。各フィルタは強・中・弱の3段階で調整できること。 |
2-3-3-48 | 画像上に基準となるスケールを表示できること。 |
2-3-3-49 | 画像割付や階調変更などの操作の取消し、やり直しを一操作でできること。 |
2-3-3-50 | 画像表示画面にて表示されている画面レイアウト(ウィンドウの分割数やそのウィンドウごとに検査単位、シリーズ単位で割付けられた画像全て)をそのまま 一時的に保存し、いつでも1操作で同じ状態を再現できる一時保存・復元機能を有すること。一時保存機能はユーザ毎に2つ迄登録できること。 |
2-3-3-51 | 閲覧履歴から直近に参照した検査画像を簡単に表示できること。 |
2-3-3-52 | 画像参照時にキー画像選択を行なった場合、キー画像だけを表示できる機能を有すること。 |
2-3-3-53 | 一連の操作(複数の機能)をマクロとして登録し、一つのキーとして割り付けられること。 |
2-3-3-54 | シリーズ分割機能を有すること。 |
2-3-3-55 | 拡散強調画像でb値が0と1000の画像よりb値が2000の画像を生成するcDWI機能を有すること。 |
2-3-3-56 | 画像同士の減算処理を行い、サブトラクション画像を生成できること。 |
2-3-4 | 計測・マーキング機能 |
2-3-4-1 | 計測機能として下記の機能を有すること。 |
2-3-4-2 | 計測パレットはユーザ毎に最小化表示の有無を指定できること。 |
2-3-4-3 | 直線の距離、連続する直線の合計距離、点と直線の距離、平行する線分の距離、直線のX等分線の距離計測機能ができること。 フリーハンドROI計測では描画した線分の距離と面積を計測できること |
2-3-4-4 | 角度計測として直交しない線分の角度計測と3点角度の計測ができること。 |
2-3-4-5 | 円形、矩形、任意の多角形のROI面積計測、ROI濃度平均値計測、ROI濃度標準偏差計測、長径・短径計測ができること。 |
2-3-4-6 | 柱状の体積計測、球の体積、濃度平均値、標準偏差、濃度最大/最小値計測ができること。 |
2-3-4-7 | Time Intensity Curveの計測は連続3個以上計測ができること。 計測結果をCSV出力やグラフをDICOM形式で画像サーバに保存できること。 |
2-3-4-8 | 2直線の距離及び比率を計測できること。 |
2-3-4-9 | 肺結節の計測で長径、短径、平均長、径比、位置座標を計測できること。 |
2-3-4-10 | 心胸郭比の計測ができること。計測時はユーザ毎に正中線の描画の有無を指定できること。 |
2-3-4-11 | 指定したROIのCT値の計測結果をパレット上に表示できること。 2つの閾値を任意に指定することでパレット上で白、灰色、黒で表示できること。 |
2-3-4-12 | 整形用計測機能として側弯度(Cobb角)計測、CE角、FTA、1線比率、2線比率(非平行線)、2線比率(平行線)、中点計測法での計測ができ ること。 |
2-3-4-13 | CR、XA、RF、US、DX画像でPixcelSpacingが無い画像に対して一時的にスケールxxxxxxションができること。 |
2-3-4-14 | マーキング機能として下記機能を有すること。 |
2-3-4-15 | 文字色、サイズや矢印の修飾は描画後も修正できること。 ウィンドウ内の全てのスライスに同一オブジェクトを描画できること。 |
2-3-4-16 | 線分の描画ができること。線分には矢印、番号、文字の修飾ができること。 |
2-3-4-17 | 矩形、円形、任意の多角形、文字入力が描画できること。 |
2-3-5 | MPR機能・ROI-VR機能 |
2-3-5-1 | 画像表示画面のウィンドウ上に割り付けられたシリーズ画像から、1操作にて同じ画面上にアキシャル画像・サジタル画像・コロナル画像・オブリーク画像を同時 |
2-3-5-2 | MPR/MIP画面表示機能は同一画像ビューアの空きウィンドウ上にアキシャル画像、サジタル画像、コロナル画像、オブリーク画像を表示するモードと MPR/MIP画像のみ表示する専用モードから選択できること。 |
2-3-5-3 | MPR/MIP画面で作成したオブリーク画像は画像サーバ上に別シリーズとして保存できること。 |
2-3-5-4 | MPR/MIP表示ではオブリーク画像をMIP、MPR、Min-MIPから切り替えて表示できること。 |
2-3-5-5 | 画像の厚さを任意に指定するリスライスができること。 |
2-3-5-6 | ウィンドウ上に配置している画像をMPR画像に置き換えて表示するMPR切替機能を有すること。 |
2-3-5-7 | MPR切替の際、アキシャル画像・サジタル画像・コロナル画像を1操作で切替て表示できること。 また、ウィンドウ上のアキシャル・コロナル・サジタルのプリセットボタンからドラック&ドロップ操作で他のウィンドウにコピーできること。 |
2-3-5-8 | プリセットボタンはアキシャル・コロナル・サジタル、リセットの他にスライス厚や階調を指定したボタンをユーザ毎に複数登録できること。 |
2-3-5-9 | MPR画像用に登録したプリセットは右クリックメニューに登録して、右クリックメニューから即座にプリセットを反映したMPR画像を表示できること。 |
2-3-6 | マンモレイアウト機能 |
2-3-6-1 | マンモグラフィ画像表示時、専用レイアウトで表示すること。 また、マンモレイアウト時には元画像の大きさによらず、乳房部のみを最適化して表示できること。 |
2-3-6-2 | 画像はマスク機能を使用できること。 |
2-3-6-3 | 検査装置から受信したMammographyCADSRを重ねて表示できること。 |
2-3-7 | 画像入出力機能 |
2-3-7-1 | DICOM形式のオフラインデータの読込ができること。また、画像サーバへの登録ができること。 |
2-3-7-2 | 画像ビューアにて、スタディ単位、シリーズ単位、割り付けられたウィンドウ単位、連動している複数のウィンドウ単位、予め指定したキー画像単位でDICOM、 JPEG、BITMAP、TIFF、GIF、MP4、AVIまたはPowerPoint形式にて任意の指定ホルダーに保存できること。 |
2-3-7-3 | 画像を保存する際、患者ID、患者名、誕生日、施設名を匿名化できること。 |
2-3-7-4 | 連動したウィンドウの画像を保存した際、ホルダーを分けて一括保存できること。 |
2-3-7-5 | PowerPointに出力する際、スライス範囲、クォリティ、レイアウトを指定し、連動している画像を画像送りの状態で保存ができること。 |
2-3-7-6 | 任意の画像イメージをWindows標準の印刷機能を使用して印刷できること。 |
2-3-7-7 | 画面全体、選択モニタ、フォーカス画像をビットマップ形式でクリップボードへ保存できること。 |
2-3-7-8 | 患者ID、検査日、計測結果を1操作でクリップボードへ保存できること。 |
2-4 | 放射線診断部門情報システム |
放射線診断部門情報システム(以下RISという)は、放射線診断業務を円滑に遂行することを目的とし、以下の要件を満たすこと。 | |
2-4-1 | 業務管理機能 |
2-4-1-1 | (モニタ構成)各画面の構成は、従来のスクエアモニタ表示に加え、ワイドモニタに対応し、横長表示ができること。 |
2-4-1-2 | (患者基本情報)患者基本情報として、下記を管理できること。 【患者ID、患者名、性別、年齢、生年月日、身長、体重、障害情報】 |
2-4-1-3 | (患者基本情報の取得)患者基本情報は、病院情報システム(電子カルテ)からの通信で取得し、病院情報システムからの電文内容に基づき新規登録、変更が可能なこと。 必要に応じて、患者基本情報を病院情報システムから再取得要求し取得できること。 |
2-4-1-4 | (オーダ情報一覧画面)予定・実績参照、受付、撮影実施一覧などオーダ情報を一覧で表示する画面においては、依頼科、検査機器などの検索条件をプリセット化し、検索ボタンとして任意の検索プリセットを作成できること。(1つの画面当たりの検索プリセットの種類は、15種類以上設定が可能であるこ |
2-4-1-5 | (検査一覧画面)宿直時間帯(夕方~翌日)は、必要なオーダ情報のみ絞り込み、RISの検査一覧画面のリストのリスト表示ができること。 宿直モード用の条件と通常条件を1操作で切り替えられること。 |
2-4-1-6 | (患者間違えの防止)一覧上に同性及び同性同名患者がいる場合、マーク表示などで注意喚起する機能を有すること。 |
2-4-1-7 | (オーダの詳細情報)一覧画面上で任意の検査オーダを選択し、当該オーダの詳細情報が参照できること。オーダ詳細確認画面上では、患者基本情 報、依頼予定検査日時、検査種別、部位情報等病院情報システムから受信した予約オーダ情報を参照できること。 |
2-4-1-8 | (オーダ詳細確認画面での患者情報表示)オーダ詳細確認画面上で、画面を切り替えることなく検査目的、臨床診断、アレルギー情報など依頼詳細情 報が参照できること。また、該当患者に関する検査履歴が1操作で参照できること。 |
2-4-1-9 | (撮影実施情報)撮影実施情報には、各検査装置についての撮影実施内容が含まれること。 |
2-4-1-10 | (検査実施情報の変更通知)検査実施情報は、RISにて撮影の変更(追加や削除)が発生した場合は、その内容を含めて、病院情報システムへ送信 できること。 |
2-4-1-11 | (統計情報の管理)検査実績情報を基に、下記の統計情報を管理できること。 【検査種別、方向、部位分類、部位、薬剤、オーダ内容、フィルムなど】 |
2-4-1-12 | (端末管理機能)メニュー画面の予定実績、プレチェック、受付、検査、統計等の各機能ボタンの表示・非表示、並び替えを端末毎に設定できること。 |
2-4-1-13 | (多システム連携)共有フォルダやWebURLなど、予め登録する機能に展開するLINK機能を設定できること。 |
2-4-1-14 | (端末管理機能)端末毎に、対象検査室、検査機器、印刷時のプリンタ等を指定できること。 |
2-4-1-15 | (個人情報保護への対応)認証機能、監査証跡機能、監査証跡表示機能を有すること。 |
2-4-1-16 | (ユーザ認証)ユーザIDとパスワードによる認証機能を有すること。 |
2-4-1-17 | (標準マスタ コード の使用)放射線領域における標準マスタ コード (JJ1017-32 :HIS, RIS, PACS, モダリティ間予約, 会計, 照射録情報連携 指 針)を32桁で、マスタ管理、統計集計、撮影装置とのMWM連携での利用が可能であること。 |
2-4-1-18 | (帳票)HISから受信したオーダー情報およびRISで付加した情報を基にして、一覧画面およびから、病棟、病室、オーダ番号、患者番号、依頼科名、x x医師、検査種名、部位名、連絡メモなどを項目とした、オーダー毎の内容の分かる帳票を印刷できること。一覧画面から印字する場合は、複数オーダーをまとめて印刷ができること。 |
2-4-1-19 | (他システム連携機能)RISの一覧画面や検査詳細画面から、患者ID、検査日、受付番号等をパラメータとして、他システムを連携・表示できること。ま た、連携対象システムの名称が確認できるボタンを12種類以上登録できること。 |
2-4-1-20 | (自動ログオフ機能)画面操作をしないまま一定時間が経過した場合は、ログイン済みのユーザー認証を解除し、自動的にログアウトされること。また、自動的にログアウトされた場合は、次の操作を選べること。(1.再度、同じユーザーでログイン認証をし直す。2.別のユーザーとして、システムへのログインをや り直す。) |
2-4-2 | 検査予約・実績管理機能 |
2-4-2-1 | (検査予約・実績一覧)検査日・期間・患者ID指定検索により一覧表示ができること。患者別、撮影装置(検査室)別、入院/外来別、依頼科別、 検査ステータス別などを組み合わせたの検索条件をプリセット化し、画面上にボタン表示できること。 |
2-4-2-2 | (検査予約・実績一覧)表示項目、表示桁数、表示順、文字サイズ、表示幅を端末毎に設定できること。一覧表示した情報を検査予定表として印刷 出力もしくは、CSV出力できること。 |
2-4-2-3 | (患者間違いの防止)一覧上に同性及び同性同名患者がいる場合、一覧上でマーク表示などで注意喚起する機能を有すること。 |
2-4-2-4 | (オーダの詳細情報)一覧画面上で任意の検査オーダを選択し、当該オーダの詳細情報が参照できる画面に展開できること。このオーダ詳細確認画面上 では、患者基本情報、依頼予定検査日時、検査種別、部位情報等病院情報システムから受信した予約オーダ情報を参照できること。 |
2-4-2-5 | (xxxの詳細情報)オーダ詳細確認画面上で、画面を切り替えることなく下記の依頼詳細情報が参照できること。【検査目的、臨床診断、アレルギー情 報など】該当患者に関する検査履歴が1操作で参照できること。 |
2-4-2-6 | (連絡メモ)一覧上で選択した各オーダに対し、検査時に表示する連絡メモ情報を登録できること。 |
2-4-2-7 | (連絡メモ)受付スタッフ用、技師用に別々の独立した入力フィールドを用意し、入力、参照および帳票への印刷ができること。 |
2-4-2-8 | (同意書確認)同意書確認が必要な検査において同意書確認済みチェックができること。 |
2-4-3 | 放射線科医による検査指示機能 |
2-4-3-1 | (適正な検査のための指示)CT、MR、PET検査などで、検査前に放射線科医が検査内容、当該患者の検査履歴情報を確認し、検査指示内容を事前 |
2-4-3-2 | (検査一覧)検査日、予め設定済みのプリセット検索条件などで検索し、一覧表示できること。 |
2-4-3-3 | (検査情報参照)検査指示登録画面では、検査予約情報、過去の検査履歴、前回の検査画像、所見レポートなどが参照できること。 |
2-4-3-4 | 指示のテンプレート機能内容をなるべく統一するために、撮影範囲、造影有無、特殊撮影条件などをあらかじめ登録した文章テンプレートを選択することによ り指示情報が作成できること。また、追加コメントとして、フリー入力できる機能を有すること。 |
2-4-3-5 | (検査指示内容の参照)検査指示内容は、検査実施時に確実に参照できること。 |
2-4-3-6 | (患者情報取得)病院情報システムへ患者情報の取得要求ができること。 |
2-4-4 | 受付業務機能 |
2-4-4-1 | (受付画面)受付専用画面を有していること。 |
2-4-4-2 | (患者認識)当該患者の受付認識方法は、ID番号の手入力、カードリーダ、バーコードリーダで行えること。 |
2-4-4-3 | (複数検査の一括受付)当日複数検査がある場合は一括受付処理が行えること。 |
2-4-4-4 | (他検査の有無確認)受付処理時に他の検査予約の有無が表示できること。 |
2-4-4-5 | (患者に関するメモ)受付処理時に、患者の移動方法、注意事項など病院情報システムから受信した患者基本情報に対する変更・追加ができる機能を 有すること。 |
2-4-4-6 | (患者に関するメモ)受付処理時に、患者に関する連絡メモ情報を撮影室に伝達できる機能を有すること。連絡メモは、当該オーダのみに紐づく情報として 管理すること。 |
2-4-4-7 | (検査待ち患者数の表示)受付処理時に、検査種別毎に検査待ち(受付済み)患者数が確認できること。 |
2-4-4-8 | (受付機能)すべてのRIS端末において受付処理が行えること。 |
2-4-4-9 | (受付・検査詳細入力・受付取り消し)患者IDの入力やカード読込みにより、当日の該当患者の検査予約情報が表示でき、受付詳細の入力、登録、 |
2-4-4-10 | (受付票)受付時に受付番号、患者情報、撮影室、検査開始予定時刻などが記載され、撮影時に本人確認を行える受付票を発行できること。出力先 ネットワークプリンタの場所は、端末毎・検査種別毎で指定ができること。 |
2-4-4-11 | (検査ステータス確認)予約患者の遅刻、入院患者の呼び出し状況を検査室の画面上で確認できる通知機能を有すること。 |
2-4-4-12 | (ステータス管理)病棟患者を呼びだした場合検査進捗を未受付から呼出に変更でき、呼出しステータスの検査を検索できること。 |
2-4-4-13 | (検査室・検査機器の指定)オーダ毎に検査室、検査機器を変更できること。 |
2-4-4-14 | (検査予定・履歴表示)該当患者の検査予定、履歴がボタン操作1つで確認できること。 |
2-4-4-15 | (患者認証の操作記録)バーコード患者認証のユーザ操作を操作記録として残し、ユーザが一覧上でオーダ毎に患者認証操作の遂行状況を確認できる こと。 |
2-4-4-16 | (検査を行う順番の指定)受付済のオーダについて、受付した順番とは別に、検査を行う順番に表示順を変更できること。 検査室で表示する際、一覧画面上で変更した表示順が再現されること。 |
2-4-5 | 放射線検査業務機能 |
2-4-5-1 | (検査一覧画面及び検査種別毎の実施登録専用画面)一覧画面及び検査種別毎の実施登録専用画面を有すること。 |
2-4-5-2 | (検査ステータス管理)一覧画面では、定周期処理で常に最新の検査状況(未受付、受付済、検査中、検査済、遅刻、呼出中など)が表示できるこ |
2-4-5-3 | (患者間違いの防止)患者の選択においては、受付票のバーコード入力、患者カードの磁気カード読み取りなどにより患者の取り違いを防止する機能を有 すること。 |
2-4-5-4 | (実施入力)一覧画面で、任意の患者を選択することにより、患者の検査詳細画面に切り替わり、検査詳細の表示、実施入力ができること。 |
2-4-5-5 | (核医学検査)核医学検査における一覧画面では、注射オーダ、検査オーダの検索が各々で実施できること。 |
2-4-5-6 | (検査室での受付)休日、夜間の検査を考慮し、放射線受付専用画面を用いずに一覧画面から検査オーダの受付ができること。 |
2-4-5-7 | (他検査室の検査実施)夜間当直や急な検査室変更の運用を考慮して、放射線診断部門情報端末では他の検査室の検査も実施できること。 |
2-4-5-8 | (一覧画面での詳細情報参照)一覧画面で、任意の検査を選択し、その検査の詳細情報を、画面を切り替えることなく参照できること。また、当該患者の検査履歴を1操作にて参照できること。一覧画面に表示されている情報の並べ替え及び表示の有無、文字サイズ、表示幅を病院にてオンラインで修正で きること。 |
2-4-5-9 | (検査待ち患者数の確認)一覧画面で、検査種別毎に検査待ち(受付済み)患者数が確認できること。 |
2-4-5-10 | (ポータブル撮影)病棟・オペxxのポータブル撮影時は、一覧画面から病棟、病室、オーダ番号、患者番号、依頼科名、依頼医師、検査種名、部位 名、優先度(緊急、至急など)などで構成されるポータブル撮影依頼票が印刷できること。 |
2-4-5-11 | (患者間違い防止)当日検査において同性及び同性同名患者がいる場合、マークを付け注意を促すことができること。また、一覧画面上の同性同名表 示・非表示は1操作で切り替えることができること。 |
2-4-5-12 | (造影剤情報)一覧画面では、本日の造影剤情報を入院・外来に分け登録できること。登録された造影剤が実施造影剤のデフォルト値として実施情報 |
2-4-5-13 | (検査一覧画面)入力処理が済んだ検査は、検査一覧画面からリストが消えること。ただし、設定によって表示できること。 |
2-4-5-14 | (患者情報:クレアチニン値、eGFR値)検査詳細画面における、患者基本情報表示エリア付近にクレアチニン値、eGFR値の判定の結果値と判定日時 が常に表示されていること。 |
2-4-5-15 | (患者情報)検査詳細画面における、患者基本情報表示エリアに表示する身長・体重情報の編集ができること。 |
2-4-5-16 | (患者情報:クレアチニン値、eGFR値)クレアチニン値、eGFR値は最新の情報に更新できること、検査日の午前0時の情報を自動取得しておくこと。患 者受付時に当日の検査結果が有れば、更新済みの最新情報で確定されること。 |
2-4-5-17 | (誤操作の防止)検査詳細画面では、患者の進捗状況(未実施、受付済み、検査中、実施済み)に応じて操作が制限され、誤操作を防止すること。 |
2-4-5-18 | (検査詳細画面:画像連携)検査詳細画面では、過去の検査履歴、前回の検査画像、所見レポート、依頼xxxxなどを参照できること。また、検査 詳細画面へ展開した際、自動的に対象画像を画像ビューアを連携できること。連携の有無については端末毎に設定できること。 |
2-4-5-19 | (検査詳細画面)検査詳細画面においては、画面を切り替えることなく検査依頼情報、患者詳細情報、検査履歴情報が確認できること。 |
2-4-5-20 | (検査詳細画面)検査詳細画面へ展開時に、放射線医の事前指示の有無を確認でき、その詳細内容が参照できること。 |
2-4-5-21 | (患者情報の確認)検査前に病院情報システムから受信した患者基本情報の障害、妊娠、薬剤禁忌、アレルギー、感染、注意情報の有無がアイコン表 示で視覚的に確認でき、有りのアイコンにマウスオーバするとヒント表示でその内容が確認できること。また患者情報表示で全ての情報を確認できること。 |
2-4-5-22 | (放射線部 薬歴管理)病院情報システムから受信する患者基本情報とは別に、放射線部門内で使用する薬歴を管理する機能を有すること。検査種 別、検査部位、薬剤名、検査日、症状、処置などが入力、管理できること。薬歴情報の有無は、一覧画面、検査詳細画面で確認できること。 |
2-4-5-23 | (オーダ情報の編集)オーダ情報の編集(部位情報、撮影情報の追加、変更、削除)を行う機能を有すること。また、編集した内容を実施情報として病 院情報システムに送信できること。 |
2-4-5-24 | (撮影者管理)撮影担当者とRIS端末操作者が異なる場合、実績情報で両名を管理することができること。また、HISへ送信する実績通信上の担当者 を撮影担当者、RIS操作担当者から任意に選択できること。 |
2-4-5-25 | (モダリティ連携)検査開始時にDICOM MWMプロトコルをサポートする検査装置へ患者属性情報・撮影情報の送信ができること。 また、無線Lan環境に対応したポータブル装置については予めセットした属性情報を病棟で撮影時にオンラインで取得できること。 |
2-4-5-26 | (部位毎設定)各部位毎にフィルム、撮影条件、照射線量の設定ができ、任意に変更できること。 |
2-4-5-27 | (撮影プリセット)フィルム、撮影条件、造影剤等の実施情報は、あらかじめ設定したプリセット情報を自動で反映できること。また、使用器材、手技情報を |
2-4-5-28 | (モダリティ連携)各検査装置が撮影結果(フィルム枚数、撮影条件等)をMPPS送信できる場合は、撮影実施情報として受信できること。 |
2-4-5-29 | (モダリティ連携:ポータブル撮影)ポータブル撮影依頼表をもとに、実施情報の登録を行い、患者検査情報をオンラインで読取り装置へMWM送信できる こと。 |
2-4-5-30 | (照射録情報)照射録情報の一部として、技師名の入力・保存ができ、技師名の変更は実施入力中でも実行できること。 |
2-4-5-31 | (放射線部内患者コメント)検査オーダーに直接は紐づかない患者毎のコメントが入力でき、当該患者の全ての検査時に、その患者毎のコメントを表示で きること。 |
2-4-5-32 | (検査種別毎患者コメント)該当患者の検査種別毎のコメントを入力でき、該当する検査種別の検査時のみコメント表示できること。 |
2-4-5-33 | (実施コメント)オーダに対する実施コメントを入力でき、病院情報システムへ送信できること。 |
2-4-5-34 | (検査室替え)検査中に検査室の移動を行う場合は、検査を中断し、別検査室の放射線診断部門情報端末で該当検査オーダを継続できる機能を有 すること。 |
2-4-5-35 | (他検査有無、進捗)当該患者の他の予約検査の有無と進捗が簡単に確認でき、患者を次の検査に案内できる機能を有すること。 |
2-4-5-36 | (担当技師替え)当該検査の担当技師の変更は、オンライン上で実施できること。 |
2-4-5-37 | (患者情報再取得)HISから患者情報の再取得が1操作でできること。 |
2-4-5-38 | (操作者管理)検査終了時に登録操作者のパスワード認証を行えること。 |
2-4-5-39 | (実施登録・医事会計送信)撮影に際し、モダリティワークリストのの操作後に、依頼検査・部位毎に、撮影未・撮影済・撮影中止を個別にRIS上で管理できること。 個別に管理した上で、すべての依頼検査・部位が、撮影済・撮影中止に揃ったところで、実施登録・医事会計送信が初めて可能になるように制御されてい ること。 |
2-4-5-40 | (医事会計管理)一般撮影において、同一撮影メニューでの再撮影が必要になった場合、照射録上の曝射回数と、医事会計請求上の曝射回数は、 別々に管理し、それぞれ、適切な記録が出来ること。 |
2-4-6 | 放射線統計管理業務機能 |
2-4-6-1 | (照射録)検査台帳(照射録)として、期間、検査種別、検査室、検査機器、入院/外来、依頼科で集計し、印刷できること。 |
2-4-6-2 | (照射録)検査台帳の表示において、表示項目、表示桁数、表示順を端末毎、画面毎に簡単に変更できること。 |
2-4-6-3 | (統計処理)統計処理として、検査種別、方向、部位分類、部位、器材、手技、オーダ内容、フィルム、薬歴内容などの分類で各々の検索条件で統計 処理ができること。出力方法は、Microsoft社EXCEL等で利用できるフォーマット(CSVファイル等)とすること。 |
2-4-6-4 | (マスターデータ)帳票出力時に使用するマスタデータの登録、修正ができること。 |
2-4-6-5 | (マスターデータ:検査室、検査機器)検査室と検査機器は、別々にマスタを持ち、管理が出来ること。たとえば、1つの検査室内に、2つ以上の装置が共 存している場合には、当該検査室と、共存している装置群とは、紐付けて管理が可能なこと。 |
2-4-6-6 | (日報)日報として、指定日付期間の指定検査種別ごとに、オーダ数、検査件数を入外区分ごとに集計し、印刷、またはCSVファイル出力を行えること。 |
2-4-6-7 | (月報)月報として、指定月の指定検査種別ごとに、オーダ数、検査件数、検査項目数、患者数を入外区分、日ごとに集計し、印刷、またはCSVファイル 出力を行えること。 |
2-4-6-8 | (年報)年報(年度報)として、指定年(年度)の指定検査種別ごとに、オーダ数、検査件数、検査項目数、患者数を入外区分、月ごとに集計し、 印刷、またはCSVファイル出力を行えること。 |
2-4-6-9 | (手技数統計)手技数統計として、指定日付期間の手技区分ごとに、手技の手技名称、医事数、実数を集計し、印刷、またはCSVファイル出力を行え ること。 |
2-4-6-10 | (実績検索、出力)実績検索として、以下の検索条件で検査一覧と検査人数、検査件数、実施検査部位数、中止検査部位数、フィルム枚数、フィルムロス数の集計値を表示、CSVファイル出力できること。 検索条件;指定日付期間、検査種別、部位分類、検査部位、検査方法、方向、左右 患者ID、入外区分、依頼科、病棟、検査室、検査装置 |
2-4-6-11 | (実績検索)実績検索の一覧表示項目は、オーダ情報、オーダ部位、実績情報、患者詳細、実績部位、実績条件、実績フィルム、実績器材、実績手 技情報の任意のデータを検査種別ごとに複数のパターンで登録、選択できること。 |
2-4-8 | 業務日誌機能 |
2-4-8-1 | (業務日誌)日勤、当直、深夜、緊急の各業務区分の業務日誌を作成できること。 |
2-4-8-2 | (業務日誌印刷)作成された日誌は印刷できること。 |
2-4-8-3 | (業務日誌フォーマット)業務日誌のフォーマットは、複数種類を使い分けることが可能であること。 |
2-4-9 | RISオーダ登録機能 |
2-4-9-1 | (RISオーダ登録)RIS発行のオーダの登録ができること。またHISが部門発生オーダとして取得できる場合、HISへのオーダ情報の送信ができること。 |
2-4-9-2 | (患者情報の登録)患者情報はRIS内に登録されている患者情報を患者IDをキーに検索し、撮影履歴のある患者の場合、手入力を防げること。 |
2-4-9-3 | (依頼情報登録)依頼情報として検査種別、検査室、検査機器、依頼科、依頼医、病棟の情報をプルダウンから選択し登録できること。 |
2-4-9-4 | (臨床診断、依頼目的登録)臨床診断、依頼目的の入力ができること。 |
2-4-9-5 | (オーダー登録・受付機能)オーダー受付機能を有し、オーダー登録および受付を同時にできること。 |
2-4-9-6 | (患者詳細情報登録)障害情報、患者コメント、禁忌情報、アレルギー情報などの患者詳細情報の登録ができること。 |
2-4-10 | RI薬品管理機能 |
2-4-10-1 | RI薬剤管理として、発注管理、受け入れ管理、保管管理、廃棄管理を行い、法定帳簿および管理台帳の作成を容易に行えること。 |
2-4-10-2 | RI検査で実施する薬品の状態を管理し、RI薬品の状態が一覧で表示できる機能を有すこと。 |
2-4-10-3 | RI検査予約を基に使用予定の放射性医薬品および標識キットの発注リストを作成できること。使用予定の放射線医薬品は、専用のマスタで、検査情報と紐付が出来ること。また、曜日指定、体重値、年齢による、使用予定のメーカー毎の薬剤の振り分けが可能であり、1患者で複数の検査薬を使用する場合 の発注にも、対応が可能であること。 |
2-4-10-4 | RI薬剤管理では、発注予定の薬品を管理し、RI薬品が入荷されたときはその入荷処理を行えること。 |
2-4-10-5 | 締め切り時間前のRI予約をキャンセルされた場合は発注リストを再作成可能なこと。その場合はキャンセルされたことを明示可能なこと。 |
2-4-10-6 | RI薬剤管理では、薬品メーカー、各薬品をマスタ管理可能なこと。発注する段階で、検定日、検定量、発注数、メーカーなどの一覧を作成できること。また、 それぞれの情報を帳票出力するため、専用の帳票を有すること。 |
2-4-10-7 | 受け入れ処理は、RI受け入れ処理および、標識キット受け入れ処理が行えること。 |
2-4-10-8 | 受け入れしたRI薬品は、製品ごとの固有番号で管理できること。 |
2-4-10-9 | RI薬品の放射能量を管理し、検査で使用された後も放射能量を半減期から自動的に計算し、廃棄する際に放射能量が設定した規定値以下になってい ることを確認できること。 |
2-4-10-10 | 廃棄処理は、可燃、不燃、難燃、廃液に区分された廃棄物の放射能の表示と廃棄管理が可能なこと。 |
2-4-10-11 | 核医学検査オーダが存在しない日付での薬剤の受け入れ、カウのミルキング、貯蔵状況の管理、機器の校正に使用した、薬剤を管理することが可能である |
2-4-10-12 | 薬剤の筒や蓋部分に貼り付けられたシール上のバーコード(QR)を読取りし、受け入れ時の薬剤の選択や、検定日時、投与量の決定、製造番号を、自動 的に決定する機構を有すること。 |
2-4-10-13 | オーダ内容(予定される検査内容、患者プロファイル(体重、体の大きさ等)、検査の行われる曜日)から、発注する薬品は自動的に選出・表示され、発 |
2-4-10-14 | 排気管理記録簿を作成・印刷をできること。 |
2-4-10-15 | キットの調整記録を、ガイドラインに準拠したチェックシートの体裁で、作成・印刷が可能なこと。 |
2-4-10-16 | 入庫登録した薬品について、1か月分の購入品の記録として、日別に、薬品毎の本数およびその月内の合計がわかる帳票を印刷可能なこと。 |
2-4-10-17 | 本システムで登録済みのデータ(検査内容、薬品情報、患者情報、放射線量)を、表計算ソフトで取り扱いが可能な形式で出力し、アイソトープ協会など からのアンケートの回答時などに、統計データとして利用が可能なこと。 |
2-4-10-18 | 使用・投与済みの薬品に関して、 検定時、入庫時、投与時の各放射線量を、その時の各時刻と合わせて記録を残すことが可能であること。 |
2-4-10-19 | 各患者毎の実投与量を管理することが可能であること。投与放射能量と、投与時刻を合わせて管理が可能であること。 |
2-4-10-20 | 実投与量を推定するために、PreとPostの放射能量、時刻を登録し、その差分から、実投与量を計算することが可能であること。 |
2-4-11 | 医療機器管理機能 |
2-4-11-1 | JIRAガイドラインの「始業・終業点検シート」に対応した検査機器始業・終業点検管理機能を有すること。 |
2-4-11-2 | JIRAガイドラインの「始業・終業点検シート」で定められた点検項目以外にも、病院独自の点検項目を、削除・追加および既存項目の点検内容の変更が できるよう、ユーザの利用を想定した管理画面(点検項目マスタ)が用意されていること。 |
2-4-11-3 | 予め定めた点検項目をチェック・入力する画面を有すること。 |
2-4-11-4 | 月別始業・終業点検記録簿を表示する機能を有すること。点検簿には、始業点検結果、終業点検結果、点検者、コメントなどを表示する機能を有するこ |
2-4-11-5 | 月別始業・終業点検記録簿を印刷する機能を有すること。 |
2-4-11-6 | 検査機器のメーカ点検、修理、リプレース、その他の作業記録を管理する機能を有すること。 |
2-4-11-7 | 作業記録には、検査室、機器名称、資産番号、メーカ、メーカ担当者、連絡先、購入日、作業開始、終了時間、作業内容、作業結果、費用を登録、x xできること。 |
2-4-11-8 | 作業記録には、メーカから受領した書類をイメージスキャナ等で電子化したファイルを添付できること。 |
2-4-11-9 | 作業記録に添付できるファイルは、txt、png、jpeg、jpg、doc、docx、xls、xlsx形式に対応できること。 |
2-4-12 | マスタデータメンテナンス機能 |
2-4-12-1 | マスタデータメンテナンス専用画面を有すること。 |
2-4-12-2 | どのRIS端末においてもマスタデータのメンテナンスができること。 |
2-4-12-3 | マスタデータを登録・修正できる権限制御機能を有していること。 |
2-4-12-4 | 全てのマスタデータをマスターメンテナンス画面にて権限を持ったユーザが登録・修正できること。 |
2-4-13 | 検像ビューア機能 |
2-4-13-1 | 各撮影装置よりDICOM画像を受信して画像情報サーバにDICOM画像を送信できること。また、予め指定した複数のサーバに検像後、同時にDICOM画 像を送信できること。 |
2-4-13-2 | 患者IDが指定した桁数以下の場合、指定桁数迄設定した文字列を先頭から付加して送信できること。 |
2-4-13-3 | 受信した画像を一覧表示でき、操作者、施設名、送信状況、検像状況、Accession No.患者名、患者ID、生年月日、性別、検査日付、検査記述、検査種別、シリーズ数、イメージ数、検査部位、StudyInstanceUID、造影剤、横行、縦列、スキャニングシーケンス、プロトコル名、反復時間、エコー時 間、登録日、SeriesInstanceUID、シリーズ記述、画像のサムネイルを一覧情報として表示できること。 |
2-4-13-4 | 受信画像を患者ID、患者名、性別、Accession No.、検査日、未検像、未送信、検査種別にて検索できること。検査日は昨日、本日、2日、7日、過 去~日や期間指定によるプリセット検索ができ、ファンクションキーに割り当てて検索できること。 |
2-4-13-5 | 画像サーバを選択・指定することにより、画像サーバに格納された画像を受信し、画像の検像ができること。また、勤務体制などの都合により運用を変更する場合を想定して受信画像をManual(検像作業後送信)、Semi Auto(一定時間経過後自動送信),Auto(画像受信後直ちに自動送信)の3 モードにて画像サーバへ送信ができること。どのモードで稼働しているかは、メイン画面上で簡単に操作者が認識できること。 |
2-4-13-6 | 画像に付属する患者情報(患者ID、患者名(ローマ字、漢字、カナ)、誕生日、性別、検査日、検査時刻、検査ID、受付No、検査記述、シリーズ記 述、検査種別、検査部位)を変更できること。 |
2-4-13-7 | 一覧から、検像対象の画像情報を選択することにより、画像の表示・修正ができること。 |
2-4-13-8 | フォーカス画像の画像情報、マーク情報、マスキング情報、オーバーレイ情報の表示/非表示、DICOMタグ情報詳細表示ができること。 |
2-4-13-9 | 画像をタグに付随するイメージ番号、トリガー時間、エコー番号、スライスロケーションにてソート表示ができること。また、オート検像、セミオート検像時予めx xしたタグ情報に対して自動ソートできること。スライスロケーションについては、その順序を使って、画像タグ上のイメージ番号を変更することも可能であること。 |
2-4-13-10 | 画像は1x1、2x2、3x3、4x4、5x5、6x6、7×7、8×8、9×9、10×10の分割数をコンボBOXから指定表示ができること。また、1x1~10×10の 任意の分割数で表示できること。 |
2-4-13-11 | シリーズ分割ができ、1シリーズを複数のシリーズに分割できること。また、この時にシリーズ番号を任意に設定できること。オート検像、セミオート検像時分割基 準を満たした場合、自動的にシリーズを分割できること。 |
2-4-13-12 | スタディの分割ができ、1スタディを2スタディに分割できること。このとき、各スタディの画像情報(患者ID,患者名(ローマ字、漢字、カナ)、生年月日、性 |
2-4-13-13 | 複数のスタディを結合できること。また結合時に、基本となるスタディを選択できること。また、選択したスタディと同一の受付番号のスタディがある場合、1操作 で1つのスタディに結合できること。 |
2-4-13-14 | 画像の削除がイメージ、シリーズ、スタディ各単位でできること。 |
2-4-13-15 | 画像の拡大・縮小、原寸表示、最適化、任意の位置を中心に拡大ができること。 |
2-4-13-16 | 虫眼鏡による部分拡表示ができること。 |
2-4-13-17 | 画像マーキング(円形、線、矩形、任意多角形、文字及び文字テンプレートによる文字の表示)ができること。 |
2-4-13-18 | 上下反転、左右反転、左右90°回転、180°回転、左右270°回転ができること。 |
2-4-13-19 | L-R、R-L、A-P,P-Aなどの文字情報の挿入ができること。挿入した文字のフォントサイズ、文字色、背景色を変更できること。また、選択画像のイメージ、選 択画像のシリーズ、スタディの範囲を指定して文字挿入ができること。 |
2-4-13-20 | コマ送りができること。 |
2-4-13-21 | 選択画像をパレットに割り付けることで同一スタディ内の画像のスキャンラインを表示できること。 |
2-4-13-22 | マスキングができること。 |
2-4-13-23 | 領域設定(指定された画像部分を抽出し、ピクセルスペーシング情報を変更せず画像を保存)ができること。また、その指定領域についての設定を保存し て、同じ設定を、簡易的に再利用が可能であること。 |
2-4-13-24 | 取得した画像のマニュアル削除ができること。 |
2-4-13-25 | 画像を電子媒体に保存できること。また、画像保存の際、匿名化して保存できること。 |
2-4-13-26 | CDメディアからの画像を取込み、画像の検像ができること。 |
2-4-13-27 | ログイン時にユーザ名パスワードによる認証ができること。また、検像履歴表示ができ、動作ログや通信ログをCSV出力できること。 |
2-4-13-28 | DICOM-RDSRオブジェクトの送受信および、Q/R、MOVE動作に対応できること。 |
2-5 | xxx画像解析システム |
xxx画像解析システム(以下3DWSという)は、以下の要件を満たすこと。 | |
2-5-1 | 3D画像処理において以下の条件を満たすこと。 |
2-5-1-1 | 外部のDICOM機器からの画像入力、出力、他のDICOM機器内の画像データの検索、取得が可能であること。 |
2-5-1-2 | study、seriesレベルでの一覧表示が可能であり、患者氏名、患者ID、モダリティ、検査部位での検索機能を有すること。 |
2-5-1-3 | 表示した2D,3D画像をJPEG、Bitmap、PNG、DICOM、AVI、MPEG、MP4の形式で保存が可能であること。 |
2-5-1-5 | VR、SSD、MIP、MINIP、レイサム、SMIP、仮想内視鏡表示、CPR表示が可能であること。 |
2-5-1-6 | 表示されている3DVRやMPRカラーに対しカテゴリ内のすべてのテンプレートをプレビュー表示し一覧で表示可能な機能を有すること。 |
2-5-1-7 | 断面、視線、球体等での表示範囲クリップ機能を有し、その表示範囲の抽出・削除が可能であること。 |
2-5-1-8 | 骨除去、肝臓抽出、骨抽出、骨頭分離が可能な機能を有すること。 |
2-5-1-9 | 複数シリーズ以上読み込み、すべての3D画像を自動で位置合わせをし、フュージョン表示が可能であること。 |
2-5-1-10 | マスクの同時表示は10個以上可能であること。 |
2-5-2 | 腹部の脂肪量を計測をするソフトを有し、以下の機能を備えていること。 |
2-5-2-1 | 身長、体重を入力することで、BMIを算出し、その結果を元にしたレポートを出力する機能を有すること。 |
2-5-2-2 | レポートには診断結果が自動で表示され、過去の結果があれば比較して出力が可能であること。 |
2-5-3 | 複数シリーズとして広範囲に撮影された画像をつなぎ合わせて1枚の画像として再構成するソフトを有し、以下の機能を備えていること。 |
2-5-3-1 | 各シリーズごとに信号値変換(濃度調整)が可能であること。 |
2-5-3-2 | 自動及び手動での位置合わせ機能を有すること。 |
2-5-3-3 | 5シリーズ以上合成可能であること。 |
2-5-3-4 | 合成した画像から3D画像(VR、MIP)の作成が可能であること。 |
2-5-3-5 | 合成した画像を別シリーズとしてDICOM保存が可能であること。 |
2-5-4 | 頭部CTパフュージョン解析ソフトを有し、以下の機能を備えていること。 |
2-5-4-1 | 同一断面内の時間軸方向の画像に対して自動位置合わせ機能を有すること。 |
2-5-4-2 | 動脈・静脈の位置を自動で検出、または手動で設定可能であること。 |
2-5-4-3 | CBV/MTT/CBF/TTP/Tmaxの算出が可能であること。 |
2-5-4-4 | bSVDによる遅延補正の有無設定を有すること。 |
2-5-5 | 頭部MRパフュージョン解析ソフトを有し、以下の機能を備えていること。 |
2-5-5-1 | 同一断面内の時間軸方向の画像に対して自動位置合わせ機能を有すること。 |
2-5-5-2 | 動脈・静脈の位置を自動で検出、または手動で設定可能であること。 |
2-5-5-3 | CBV/MTT/CBF/TTP/Tmaxの算出が可能であること。 |
2-5-5-4 | bSVDによる遅延補正の有無設定を有すること。 |
2-5-6 | ADCマップを計算するソフトを有し、以下の機能を備えていること。 |
2-5-6-1 | ROIをとることでADC値を表示する機能を有すること。 |
2-5-6-2 | ADC値の表示はROI内の上位、下位共に指定した範囲内のみの値を表示する機能を有すること。 |
2-5-6-3 | 複数のb値を持つ画像にも対応していること。 |
2-5-6-4 | ComputedDWI画像の表示が可能であること。 |
2-6 | オンライン検査予約システム |
オンライン検査予約システムは、以下の要件を満たすこと。 | |
2-6-1 | 基本機能は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-1-1 | CT・MRI検査等の依頼元から依頼先へのオンラインでの検査予約機能を有すること。 |
2-6-1-2 | 利用者登録業務にて指定したアカウントとパスワードを登録できること。 |
2-6-1-3 | 登録済みのアカウントとパスワードでサービスにログインできること。 |
2-6-1-4 | ログイン後の画面から検査・診療予約、紹介、情報送受信等の機能が選択・利用できること。 |
2-6-2 | 検査予約枠の設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-2-1 | 1日の範囲内で、予約について開始時間と終了時間を設定できること。 |
2-6-2-2 | モダリティ別に時間枠(予約カレンダー)を設定できること。 |
2-6-2-3 | 時間枠の設定を指定した期間について一括で設定できること。 |
2-6-2-4 | 時間枠の設定を指定した曜日について一括で設定できること。 |
2-6-2-5 | 設定した時間枠について、曜日や日毎に、部位、造影剤使用の有無を設定できること。 |
2-6-2-6 | 結果報告方法を指定できること、指定は、レポート、画像(フイルム、CD)が指定できること。 |
2-6-2-7 | 院内、院外の両方から指定可能な予約枠(OPEN予約)の設定が可能なこと。 |
2-6-2-8 | 院内向けのみ、または特定の医療施設又は介護施設からのみ予約可能な予約枠(CLOSE予約)の設定が可能なこと。 |
2-6-2-9 | OPEN予約枠の公開期間(予約可能な期間)の設定ができること。 |
2-6-2-10 | 公開期間の設定は、予約枠設定日の何日前まで予約可能か(公開するか)を指定できること。 |
2-6-2-11 | 公開期間を過ぎたOPEN予約はCLOSE予約として、予約ができないようにすること。 |
2-6-3 | 予約の入力・設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-3-1 | 施設名、検査日、検査機器等による予約状況の検索ができること。 |
2-6-3-2 | 検索時に一覧(リスト)表示や検査毎のカレンダ表示など操作が容易なユーザインタフェースを実現すること。 |
2-6-3-3 | ユーザ毎に登録されている予約先施設名を利用した検索ができること。 |
2-6-3-4 | 予約枠を選択し予約に必要な情報を入力・確定することで、患者情報が反映されること。 |
2-6-3-5 | 検査予約確定情報を予約枠設定施設のオーダ管理システム側に反映できる機能を有すること。 |
2-6-3-6 | 予約を確定した後、連続的に診療情報提供書作成機能を利用でき、予約時に入力した情報をこの診療情報提供書に反映できること。 |
2-6-3-7 | 予約時に必須の項目のみにて予約枠を獲得し、後追いで情報追加が実施できる仮予約機能を有すること。 |
2-6-3-8 | 予約時に電子ファイルを添付できること。 |
2-6-3-9 | 検査を実施する施設毎に検査受診案内を作成できること。 |
2-6-3-10 | 検査を実施する施設毎に問診票を作成できること。 |
2-6-3-11 | 検査を実施する施設毎に造影同意書を作成できること。 |
2-6-3-12 | 診療情報提供書、受診案内、問診票、造影同意書は印刷できること。 |
2-6-4 | 予約の変更設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-4-1 | 確定済みの予約を診療依頼側/実施側のユーザが変更できること。 |
2-6-4-2 | 変更の際に変更前に入力されていた情報を別の予約枠にコピー&ペーストできること。 |
2-6-4-3 | 変更完了した時点で変更前の予約情報を取り消せること。 |
2-6-4-4 | 前の予約確定情報を取り消す際に、その予約枠が公開期間内である場合には再度OPEN予約として公開できること。 |
2-6-4-5 | 検査実施側(予約枠設定側)にて変更可能な予約情報は、部位、結果報告方法であること。 |
2-6-5 | 予約の取り消し設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-5-1 | 予約を確定した施設より、予約確定情報の取り消しができること。 |
2-6-5-2 | 取り消された予約枠について、その予約枠が公開期間内である場合には再度OPEN予約として公開できること。 |
2-6-5-3 | 予約枠設定側施設にて、予約枠自体の取り消しが実施できること。 |
2-6-6 | 予約情報の表示設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-6-1 | 予約確定した情報が一覧(リスト)表示できること。 |
2-6-6-2 | 予約確定された情報を日毎に表示できること。 |
2-6-6-3 | 予約確定情報について予約枠設定側の科目や検査機器またはその組み合わせによる予約リストが表示できること。 |
2-6-6-4 | 月単位での予約確定情報が表示できること。 |
2-6-6-5 | 日単位での予約確定情報が表示できること。 |
2-6-6-6 | 予約確定情報の一覧から変更処理、取り消し処理へ移行できること。 |
2-6-7 | 予約情報出力設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-7-1 | 情報一覧の結果をCSV形式で出力できること。 |
2-6-7-2 | 情報一覧の結果を印刷できること。 |
2-6-8 | 予約結果の設定は以下の要件を満たすこと。 |
2-6-8-1 | 予約に対する結果報告はカレンダ画面から選択、閲覧できること。 |
3 | 共通要件 |
3-1 | データ移行共通要件 |
3-1-1 | 移行に関しては、移行手順(通信プロトコル、移行データ項目・種別)、移行期間、移行後のデータ表示手順(表示項目・種別など)、相手側対応手 順を別紙として提示し移行を明確にすること。なお、システム稼動までにデータ移行を終了し、動作証明のこと。 |
3-1-2 | データ移行後に機器を撤去する場合には、いかなる方法によってもデータを復元することが不可能な状態で撤去すること。 |
3-1-3 | 守秘義務を尊守すること。 |
1 賃貸借予定物件一覧
納 品 物 件 一 覧
項番 | 賃貸借予定物件一覧 | 数量 | 備考 |
ハードウェア | |||
1-1 | 画像管理システムサーバ | 1式 | 病院準備の仮想基盤へ構築 |
1-2 | 放射線レポートサーバ | 1式 | 病院準備の仮想基盤へ構築 |
1-3 | 放射線診断部門システムサーバ | 1式 | 病院準備の仮想基盤へ構築 |
1-4-1 | 読影端末1(3MP2面+所見用モニタ端末2面) | 6台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.3インチ3Mカラー高精細モニタ2面 | ー | ||
•19インチ液晶カラ-モニタ2面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-4-2 | 読影端末2(3MP2面+所見用モニタ端末1面) | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.3インチ3Mカラー高精細モニタ2面 | ー | ||
•19インチ液晶カラ-モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-5-1 | 画像参照端末1(2Mカラー高精細モニタ4面) | 4台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.3インチ2Mカラー高精細モニタ4面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-5-2 | 画像参照端末2(3MP1面) | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.3インチ3Mカラー高精細モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-5-3 | 画像参照端末3(既存大型モニタに接続) | 4台 | |
•クライアント端末 | |||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-5-4 | 画像管理端末(19インチカラー液晶モニタ1面) | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•19インチカラー液晶モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-1 | 放射線診断端末1(RIS端末1:21.5インチカラーモニタ1面構成) | 8台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.5インチカラーモニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-2 | 放射線診断端末2(RIS端末2:23.8インチカラーモニタ1面構成) | 10台 | |
•クライアント端末 | |||
•23.8インチカラー液晶モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-3 | 放射線診断端末3(RIS端末3:24.1インチカラーモニタ1面構成) | 2台 | |
•クライアント端末 | |||
•24.1インチ液晶カラーモニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-4 | 放射線診断端末4(RIS端末4:21.5インチカラータッチパネルモニタ1面構成) | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.5インチ液晶カラーモニタ1面 | |||
•その他周辺機器 | |||
1-6-5 | 放射線診断端末5(RIS端末5:21.5インチカラーモニタ2面構成) | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.5インチ液晶カラーモニタ2面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-6 | 放射線診断端末6(RIS端末6:23.8インチカラーモニタ2面構成) | 3台 | |
•クライアント端末 | |||
•23.8インチ液晶カラーモニタ2面 | |||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-7 | 放射線診断端末7(RIS端末7:タブレットi) | 1台 | |
•タブレット端末 | |||
•8.3インチカラー液晶 |
1-6-8 | 検像端末 | 2台 | |
•クライアント端末 | |||
•21.5インチ液晶カラーモニタ1面 | ー | ||
•21インチ2Mカラー高精細モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-9 | 画像取込端末 | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•19インチ液晶カラ-モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-6-10 | 画像書出端末 | 1台 | |
•クライアント端末 | |||
•19インチ液晶カラ-モニタ1面 | ー | ||
•その他周辺機器 | ー | ||
1-7-1 | オンライン検査予約システム | 3式 | |
1-8-1 | xxx画像解析システムサーバ | 1式 | |
1-8-2 | xxx画像解析システムクライアント | 2式 | |
1-9-1 | モノクロレーザープリンタ | 2台 | |
1-9-2 | カラーレーザープリンタ | 6台 | |
1-9-3 | CD•DVDパブリッシャ | 1台 | |
1-9-4 | スキャナ | 2台 |
項番 | 賃貸借予定物件一覧 | 数量 | 備考 |
ソフトウェア | |||
1 | 画像情報サーバシステムソフトウェア | 1式 | |
2 | 所見レポート作成システムソフトウェア | 1式 | |
3 | 読影システムソフトウェア | 1式 | |
4 | 放射線診断部門システムソフトウェア | 1式 | |
5 | xxx画像解析システムソフトウェア | 1式 | |
6 | オンライン検査予約システムソフトウェア | 1式 | |
7 | RedHat Enterprise Linux 8.4又は同等品以上 | 1式 | |
8 | Windows Server 2019又は同等品以上 | 1式 | |
9 | Windows 10 Professional(64bit)又は同等品以上 | 46式 | |
2 納品文書類一覧
項番 | 納品文書類一覧 | 数量 | 形式 |
1 | 作業計画書(契約締結時) | 紙1、電子1 | 紙媒体(A4版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
2 | システム構成図(システム納入時) | 紙1、電子1 | 紙媒体(A4版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
3 | 設置作業及び動作確認作業の報告書(システム納入時) | 紙1、電子1 | 紙媒体(A4版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
4 | 操作マニュアル(システム納入時) | 紙5、電子1 | 紙媒体(A4版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
5 | 保守体制に係る文書(システム納入時) | 紙1、電子1 | 紙媒体(A4版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
6 | データ消去完了証明書(機器交換時) | 紙1 | 紙媒体(A4版) |
7 | 保守報告書(保守の都度) | 紙1 | 紙媒体(A4版) |
8 | 障害受付用窓口に係る文書(システム納入時) | 紙1、電子1 | 紙媒体(A4版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
9 | 障害報告書(障害対応の都度) | 紙1 | 紙媒体(A4版) |
10 | データ消去完了証明書(撤去時) | 紙1 | 紙媒体(A4版) |
11 | 作業計画書(撤去作業時) | 紙1 | 紙媒体(A4版) |
12 | 機器内訳別契約金額(契約締結後) | 紙1、電子1 | 紙媒体(A4版又はA3版)、 CD-ROM (Word形式及びPDF形式) |
LAN
更新予定
既存
100Base-TX Gigabit Ethernet
一次LAN(電子カルテ)二次LAN(RIS・PACS)三次LAN(医療機器)
病院情報システムサーバ | ||
7F
7Bナースステーション
カンファレンスルーム
8F
8Aナースステーション
8Bナースステーション
9F
9Aナースステーション
9Bナースステーション
10F
10Aナースステーション
10Bナースステーション
診察室
11F
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細
電カル高精細 なし
5F
医師休憩x
xカル高精細
ICU
手術室1
2M4面画像参照用端末A
手術室2
2M4面画像参照用端末A
手術室3
2M4面画像参照用端末A
6F
2M4面画像参照用端末A
モニターx
xカル高精細 電カル高精細
眼科診察x
xカル高精細
耳科診察xxカル高精細
イメージャ CRコンソール
4F
受付
1M1面 画像管理端末
検像端末
3M2面
画像診断用端末B
3M1面
画像参照用端末B
3M2面画像診断用端末A
3M2面画像診断用端末A
読影室
3M2面画像診断用端末A
3M2面画像診断用端末A
3M2面画像診断用端末A
画像管参照用端末C
3M2面画像診断用端末A
デジタイザ
会議室
画像管参照用端末C
血管造影室
RI室
CT室
QA
MRI室
一般受付
Angio RI CT
MRI
CRコンソール
CRコンソール
ポータブル
B1F
MRI室1
検像端末
1F
病理室
2F 3F
会議室
画像管参照用端末C
画像管参照用端末C
なし
MRI
B1F
サーバ室
電子保存サーバ
(サーバ本体)
※今回仮想サーバ上に構築します。
病院情報システムサーバ | ||
LAN
5F
更新予定
既存
100Base-TX Gigabit Ethernet
一次LAN(電子カルテ)二次LAN(RIS・PACS)三次LAN(医療機器)
ICU
RIS端末
プリンタ
4F
受付
読影x
xxx室
技師控え室
RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末
画像取込端末
画像書出端末
プリンタ
RIS端末
スキャナ
RIS端末
スキャナ プリンタ
RIS端末
プリンタ
RIS端末 RIS端末
プリンタ
ディスクパブリッシャー
倉庫
一般撮影室
CT室
DR室
血管造影室
コンピュータ室
RI室
RIS端末 RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末 RIS端末
RIS端末 RIS端末
プリンタ
1F
総合受付
プリンタ
B1F
MR室
RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末
RIS端末
プリンタ
※今回仮想サーバ上に構築します。
仮想サーバ
(サーバ本体) ACTRIS LUCID
LAN
更新予定
既存
100Base-TX Gigabit Ethernet
一次LAN(電子カルテ)二次LAN(RIS・PACS)三次LAN(医療機器)
B1F
MR室 奥マシン室
サーバーPC
4F 4F
放射線科受付 CT室
専用クライアントPC 専用クライアントPC
更新予定
既存
100Base-TX Gigabit Ethernet
一次LAN(電子カルテ)二次LAN(RIS・PACS)三次LAN(医療機器)
オンライン予約専用LAN
B1F
MR室
専用ノートPC
1F
受付
専用ノートPC
2F
EPS内
専用ルーター
4F
放射線科受付
専用ノートPC
仮想化基盤構成図
システム調達に関する特記仕様書
本件の受託者は、契約書及び仕様書等に定めのない事項について、この特記仕様書に定める事項に従って契約を履行しなければならない。
1 ソフトウェアライセンスの調達
(1) 本件の履行にソフトウェア調達が含まれる場合、官公庁/自治体向けのガバメントライセンスプ ログラムや既存のボリュームライセンスを適用する等、可能な限り安価な方法により調達すること。
(2) 本件の履行にソフトウェア調達が含まれる場合、調達したソフトウェアライセンスの正確な条件、バージョン、ライセンス番号等の一覧を提出すること。
2 データ消去作業
本件の履行に賃貸借契約等による電磁的記録媒体の交換又は返却が含まれる場合、物理的破壊又はデータ消去によりデータが漏えいしないようサイバーセキュリティ対策を講じること。データ消去の場合は、米国国防総省規定に準拠した方式による3回上書き相当以上の方法で処理すること。
なお、個人情報等の重要情報が大量に保存された機器内部の記憶装置に係る抹消措置については、物理的な破壊又は磁気的な破壊の方法により行うとともに、委託者の担当者が当該措置の完了まで立ち会いを行うなど確実な履行を担保すること。
上記実施に当たっては、事前に委託者の担当者と実施方法やスケジュールを調整するとともに、完了後はデータ消去完了証明書を提出すること。
また、機器の撤去後にデータ消去を行う場合は、事前調整において、データ消去までの期間におけるサイバーセキュリティ対策を示した上で、厳重に管理すること。
3 LANケーブル敷設
(1) 受託者は、本件の履行に必要なLANケーブル等回線を敷設するに当たっては、LANケーブルの色について、履行場所のルール等を踏まえ、委託者と協議の上決定すること。
(2) 受託者は、本件の履行に必要なLANケーブル等回線を敷設するに当たっては、履行場所のルール等を踏まえ、委託者と協議の上、原則、次のいずれかの方法により接続情報を管理できるようにすること。
ア タグ管理
ケーブルの接続元・接続先に、タグをつける。タグには例として以下の情報を記載すること。
接続元・接続先(機器名、ポート等)、接続日、ネットワーク種
イ ラベル管理
ケーブル敷設時にケーブルに付番してラベリングし、かつ可能であれば、ケーブルが接続する機器に接続管理表を貼り付ける。
なお、付番に際しては、「001」「A1」等の単純なものではなく、フロア・接続機器・ポート等が識別しやすい付番ルールを作業前に規約決定した上で実施すること。
4 無線LAN設置
(1) 受託者は、本件の履行に必要な無線LAN環境を設置するに当たっては、設置区域のセキュリティ規程及び既設無線LANの稼働状況等を踏まえ、委託者と協議の上、セキュリティ設定及び周波数設定等を行うこと。
(2) 受託者は、本件の履行に必要な無線LANアクセスポイントを設置するに当たっては、設置区域の
SSID命名規則を踏まえた上で、委託者と協議の上、SSIDを設定すること。
5 セキュリティ対策
受託者は、セキュリティ対策に係る次の事項について実施すること。ただし、この特記仕様書以外にセキュリティ対策に係る記載がある文面(以下「セキュリティ対策文面」という。)があり、記載内容が競合する場合は、セキュリティ対策文面の内容を優先する。
(1) サーバ及びクライアント端末の導入又は更新が本件の履行に含まれる場合は、委託者と協議の上、ウイルス対策ソフトをインストールし、設定作業(最新パターンファイル取得を含む)を行うこと。
(2) 本件の履行にソフトウェアの保守が含まれる場合は、パッチ適用有無や適用間隔等について、委託者と協議の上、保守対象のソフトウェア(OS含む。)について最新のセキュリティパッチを適用すること。
(3) 各端末の設置については、セキュリティワイヤー等の取付けなど、盗難防止措置を講ずること。
6 回線等敷設
受託者は、新規に光回線等を敷設するに当たっては、履行場所の設置ルール等を踏まえた上で、可能な限り回線の出口を集約できるよう、委託者と協議の上、回線出口の設置位置を決定すること。
7 機器へのシール添付
受託者は、本件を履行するに当たり設置する機器の見やすい場所に、容易には剥がれないシールを、内容(機器名、設置者名、設置時期等)について委託者と協議の上、原則添付すること。
8 機器のネットワークへの接続
受託者は、本件を履行するに当たり、機器(持ち込みを含む。)を委託者のネットワークに接続する場合、事前にネットワーク接続の手順(許可取得を含む。)について確認の上、必要な対応を行うこと。
9 その他
(1) 本件の履行に当たり、サーバや端末等機器を納入する場合、機器時刻設定(基幹システムの時刻サーバと同期する等)について、委託者と協議の上、設定すること。
(2) 本件の履行にサーバ等の据付が含まれる場合、委託者の指示に従い転倒防止対策を講ずること。また、必要に応じて耐震補強を行うこと。
電子情報処理委託に係る標準特記仕様書
委託者から電子情報処理の委託を受けた受託者は、契約書及び仕様書等に定めのない事項について、この特記仕様書に定める事項に従って契約を履行しなければならない。
1 サイバーセキュリティポリシーを踏まえた業務の履行
受託者は、地方独立行政法人東京都立病院機構サイバーセキュリティポリシーの趣旨を踏まえ、以下の事項を遵守しなければならない。
2 業務の推進体制
(1) 受託者は、契約締結後直ちに委託業務を履行できる体制を整えるとともに、当該業務に関する責任者、作業体制、連絡体制及び作業場所についての記載並びにこの特記仕様書を遵守し業務を推進する旨の誓約を書面にし、委託者に提出すること。
(2) (1)の事項に変更が生じた場合、受託者は速やかに変更内容を委託者に提出すること。
3 業務従事者への遵守事項の周知
(1) 受託者は、この契約の履行に関する遵守事項について、委託業務の従事者全員に対し十分に説明し周知徹底を図ること。
(2) 受託者は、(1)の実施状況を書面にし、委託者に提出すること。
4 秘密の保持
受託者は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。この契約終了後も同様とする。
5 目的外使用の禁止
受託者は、この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならない。また、この契約の履行により知り得た内容を第三者に提供してはならない。
6 複写及び複製の禁止
受託者は、この契約に基づく業務を処理するため、委託者が貸与する原票、資料、その他貸与品等及びこれらに含まれる情報(以下「委託者からの貸与品等」という。)を、委託者の承諾なくして複写及び複製をしてはならない。
7 作業場所以外への持出禁止
受託者は、委託者が指示又は承認する場合を除き、委託者からの貸与品等(複写及び複製したものを含む。)について、2(1)における作業場所以外へ持ち出してはならない。
8 情報の保管及び管理
受託者は、委託業務に係る情報の保管及び管理に万全を期するため、委託業務の実施に当たって以下の事項を遵守しなければならない。
(1) 全般事項
ア 契約履行過程
(ア) 下の事項について安全管理上必要な措置を講じること。 a 委託業務を処理する施設等の入退室管理
b 委託者からの貸与品等の使用及び保管管理
c 仕様書等で指定する物件(以下「契約目的物」という。)、契約目的物の仕掛品及び契約履行過程で発生した成果物(出力帳票及び電磁的記録物等)の作成、使用及び保管管理
d その他、仕様書等で指定したもの
(イ) 委託者から(ア)の内容を確認するため、委託業務の安全管理体制に係る資料の提出を求められた場合は直ちに提出すること。
イ 契約履行完了時
(ア) 委託者からの貸与品等を、契約履行完了後速やかに委託者に返還すること。
(イ) 契約目的物の作成のために、委託業務に係る情報を記録した一切の媒体(紙及び電磁的記録媒体等一切の有形物)(以下「記録媒体」という。)については、契約履行完了後に記録媒体上に含まれる当該委託業務に係る情報を全て消去すること。
(ウ) (イ)の消去結果について、記録媒体ごとに、消去した情報項目、数量、消去方法及び消去日等を明示した書面で委託者に報告すること。クラウドサービスの利用等により、記録媒体ごとの報告が難しい場合は、その旨を報告すること。
(エ) この特記仕様書の事項を遵守した旨を書面で報告すること。また、再委託を行った場合は再委託先における状況も同様に報告すること。
ウ 契約解除時
イの規定の「契約履行完了」を「契約解除」に読み替え、規定の全てに従うこと。エ 事故発生時
契約目的物の納入前に契約目的物の仕掛品、契約履行過程で発生した成果物及び委託者からの貸与品等の紛失、滅失及び毀損等の事故が生じたときには、その事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面をもって、遅滞なく委託者に報告し、委託者の指示に従うこと。
(2) アクセスを許可する情報に係る事項
受託者は、アクセスを許可する情報の種類と範囲、アクセス方法について、業務着手前に委託者から承認を得ること。
(3) 個人情報及び機密情報の取扱いに係る事項
委託者からの貸与品等及び契約目的物に記載された個人情報は、全て委託者の保有個人情報である(以下「個人情報」という。)。また、委託者が機密を要する旨を指定して提示した情報及び委託者からの貸与品等に含まれる情報は、全て委託者の機密情報である(以下「機密情報」という。)。ただし、委託者からの貸与品等に含まれる情報のうち、既に公知の情報、委託者から受託者に提示した後に受託者の責めによらないで公知となった情報、及び委託者と受託者による事前の合意がある情報は、機密情報に含まれないものとする。
個人情報及び機密情報の取扱いについて、受託者は、以下の事項を遵守しなければならない。ア 個人情報及び機密情報に係る記録媒体を、施錠できる保管庫又は施錠及び入退室管理の可能
な保管室に格納する等適正に管理すること。
イ アの個人情報及び機密情報の管理に当たっては、管理責任者を定めるとともに、台帳等を設け個人情報及び機密情報の管理状況を記録すること。
ウ 委託者から要求があった場合又は契約履行完了時には、イの管理記録を委託者に提出し報告すること。
エ 個人情報及び機密情報の運搬には盗難、紛失、漏えい等の事故を防ぐ十分な対策を講じること。
オ (1)イ(イ)において、個人情報及び機密情報に係る部分については、あらかじめ消去すべき情報項目、数量、消去方法及び消去予定日等を書面により委託者に申し出て、委託者の承諾を得るとともに、委託者の立会いのもとで消去を行うこと。
カ (1)エの事故が、個人情報及び機密情報の漏えい、滅失、毀損等に該当する場合は、漏えい、滅失、毀損した個人情報及び機密情報の項目、内容、数量、事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面をもって、遅滞なく委託者に報告し、委託者の指示に従うこと。
キ カの事故が発生した場合、受託者は二次被害の防止、類似事案の発生回避等の観点から、委託者に可能な限り情報を提供すること。
ク (1)エの事故が発生した場合、委託者は必要に応じて受託者の名称を含む当該事故に係る必要な事項の公表を行うことができる。
ケ 委託業務の従事者に対し、個人情報及び機密情報の取扱いについて必要な教育及び研修を実施すること。なお、教育及び研修の計画及び実施状況を書面にて委託者に提出すること。
コ その他、xxx個人情報の保護に関する条例(平成2年xxx条例第113号)に従って、本委託業務に係る個人情報を適切に扱うこと。
9 委託者の施設内での作業
(1) 受託者は、委託業務の実施に当たり、委託者の施設内で作業を行う必要がある場合には、委託者に作業場所、什器、備品及び通信施設等の使用を要請することができる。
(2) 委託者は、(1)の要請に対して、使用条件を付した上で、無償により貸与又は提供することができる。
(3) 受託者は、委託者の施設内で作業を行う場合は、次の事項を遵守するものとする。ア 就業規則は、受託者の定めるものを適用すること。
イ 受託者の発行する身分証明書を携帯し、委託者の指示があった場合はこれを提示すること。ウ 受託者の社名入りネームプレート等を着用すること。
エ その他、(2)の使用に関し委託者が指示すること。
10 再委託の取扱い
(1) 受託者は、この契約の履行に当たり、再委託を行う場合には、あらかじめ再委託を行う旨を書面により委託者に申し出て、委託者の承諾を得なければならない。
(2) (1)の書面には、以下の事項を記載するものとする。ア 再委託の理由
x 再委託先の選定理由
ウ 再委託先に対する業務の管理方法 エ 再委託先の名称、代表者及び所在地オ 再委託する業務の内容
カ 再委託する業務に含まれる情報の種類(個人情報及び機密情報については特に明記すること。)
キ 再委託先のセキュリティ管理体制(個人情報、機密情報、記録媒体の保管及び管理体制については特に明記すること。)
ク 再委託先がこの特記仕様書の1及び3から9までに定める事項を遵守する旨の誓約ケ その他、委託者が指定する事項
(3) この特記仕様書の1及び3から9までに定める事項については、受託者と同様に、再委託先においても遵守するものとし、受託者は、再委託先がこれを遵守することに関して一切の責任を負う。
11 実地調査及び指示等
(1) 委託者は、必要があると認める場合には、受託者の作業場所の実地調査を含む受託者の作業状況の調査及び受託者に対する委託業務の実施に係る指示を行うことができる。
(2) 受託者は、(1)の規定に基づき、委託者から作業状況の調査の実施要求又は委託業務の実施に係る指示があった場合には、それらの要求又は指示に従わなければならない。
(3) 委託者は、(1)に定める事項を再委託先に対しても実施できるものとする。
12 情報の保管及び管理等に対する義務違反
(1) 受託者又は再委託先において、この特記仕様書の3から9までに定める情報の保管及び管理等に関する義務違反又は義務を怠った場合には、委託者は、この契約を解除することができる。
(2) (1)に規定する受託者又は再委託先の義務違反又は義務を怠ったことによって委託者が損害を被った場合には、委託者は受託者に損害賠償を請求することができる。委託者が請求する損害賠償額は、委託者が実際に被った損害額とする。
13 契約不適合責任
(1) 契約目的物に、その契約の内容に適合しないもの(以下「契約不適合」という。)があるときは、委託者は、受託者に対して相当の期間を定めてその修補による履行の追完又はこれに代えて若しくは併せて損害の賠償を請求することができる。
(2) (1)の規定による契約不適合の修補による履行の追完又はこれに代えて若しくは併せて行う損害賠償の請求に伴う通知は、契約履行完了後、契約目的物の引き渡しを受けた日から1年以内(サービス提供委託や、契約期間内において一定の製品等を提供する契約においては契約期間内)に、これを行わなければならない。ただし、受託者が契約履行完了時に契約不適合を知り若しくは重過失により知らなかった場合、又は当該契約不適合が受託者の故意若しくは重過失に起因する場合にはこの限りでない。
14 著作xxの取扱い
この契約により作成される納入物の著作xxの取扱いは、以下に定めるところによる。
(1) 受託者は、納入物のうち本委託業務の実施に伴い新たに作成したものについて、著作xx(昭和45年法律第48号)第2章第3節第2款に規定する権利(以下「著作者人格権」という。)を有する場合においてもこれを行使しないものとする。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得た場合はこの限りでない。
(2) (1)の規定は、受託者の従業員、この特記仕様書の10の規定により再委託された場合の再委託先又はそれらの従業員に著作者人格権が帰属する場合にも適用する。
(3) (1)及び(2)の規定については、委託者が必要と判断する限りにおいて、この契約終了後も継続する。
(4) 受託者は、納入物に係る著作xx第2章第3節第3款に規定する権利(以下「著作権」という。)を、委託者に無償で譲渡するものとする。ただし、納入物に使用又は包括されている著作物で受託者がこの契約締結以前から有していたか、又は受託者が本委託業務以外の目的で作成した汎用性のある著作物に関する著作権は、受託者に留保され、その使用権、改変権を委託者に許諾するものとし、委託者は、これを本委託業務の納入物の運用その他の利用のために必要な範囲で使用、改変できるものとする。また、納入物に使用又は包括されている著作物で第三者が著作権を有する著作物の著作権は、当該第三者に留保され、かかる著作物に使用許諾条件が定められている場合は、委託者はその条件の適用につき協議に応ずるものとする。
(5) (4)は、著作xx第27条及び第28条に規定する権利の譲渡も含む。
(6) 本委託業務の実施に伴い、特許xxの産業財産権を伴う発明等が行われた場合、取扱いは別途協議の上定める。
(7) 納入物に関し、第三者から著作権、特許権、その他知的財産権の侵害の申立てを受けた場合、委託者の帰責事由による場合を除き、受託者の責任と費用をもって処理するものとする。
15 運搬責任
この契約に係る委託者からの貸与品等及び契約目的物の運搬は、別に定めるものを除くほか受託者の責任で行うものとし、その経費は受託者の負担とする。
個人情報の取扱いに関する特記事項
(個人情報の保護に係る受注者の責務)
第1 受注者は、この契約の履行に当たって、個人情報を取り扱う場合は、以下の事項を遵守し、個人情報の漏えい、滅失、き損の防止その他個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(再委託の禁止)
第2 受注者は、この契約書に基づく委託業務を第三者に委託してはならない。ただし、委託業務全体に大きな影響を及ぼさない補助的業務についてあらかじめ発注者の書面による承認を得た場合にはこの限りでない。
2 前項ただし書に基づき発注者に承諾を求める場合は、再委託の内容、当該業務において取り扱う情報、再委託先、個人情報管理を含めた再委託先に対する管理方法等を文書で提出しなければならない。
(秘密の保持)
第3 受注者は、第2第1項ただし書により発注者が承認した場合を除き、委託業務の内容を第三者に漏らしてはならない。なお、この契約終了後も同様とする。
2 第2第1項ただし書により、発注者が承認した再委託先の秘密保持については、受注者の責任において管理するものとする。
(目的外使用の禁止)
第4 受注者は、この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならない。また、第2第1項ただし書により発注者が承認した部分を除き、契約の履行により知り得た内容を第三者に提供してはならない。
(複写複製の禁止)
第5 受注者は、この契約に基づく業務を処理するため、発注者から引き渡された原票、資料、貸与品等(以下「原票等」という。)がある場合は、発注者の承認なくして複写又は複製をしてはならない。
(個人情報の管理)
第6 受注者は、発注者から提供された原票等のうち、個人情報に係るもの及び受注者が契約履行のために作成したそれらの記録媒体については、施錠できる保管庫又は施錠、入退管理の可能な保管室に保管するなど適正に管理しなければならない。
2 受注者は、前項の個人情報の管理に当たっては、管理責任者を定め、内部における責任体制を確保しなければならない。
3 前項の管理責任者は、発注者の保有する個人情報を取り扱う業務に従事する者に対して、事前に個人情報保護に関する教育や研修を行わなければならない。
(受注者の安全対策と管理体制資料の提出)
第7 受注者は、委託業務の適正かつ円滑な履行を図るとともに個人情報保護に万全を期するため、委託業務の実施に当たって使用する受注者の管理下の施設において、以下の事項について安全管理上必要な措置を講じなければならない。
(1) 委託業務を処理する施設等の入退室管理
(2) 発注者から提供された原票等の使用保管管理
(3) 契約目的物、契約目的物の仕掛品及び契約履行過程で発生した成果物(出力帳票及び磁気テープ、フロッピィ等の電磁的記録を含む。)の作成、使用、保管管理
(4) その他仕様等で指定したもの
2 発注者は、前項の措置について確認するため、受注者に対して、個人情報の管理を含めた受注者の安全管理体制全般に係る資料の提出を求めることができる。
(発注者の検査監督権)
第8 発注者は、必要があると認める場合には、受注者の作業現場の実地調査を含めた受注者の個人 情報の管理状況に対する検査監督及び作業の実施に係る指示を行うことができる。
2 受注者は、発注者から前項に基づく検査実施要求又は作業の実施に係る指示があった場合には、それらの要求又は指示に従わなければならない。
(資料等の返還)
第9 受注者は、この契約による業務を処理するため発注者から引き渡された原票等を、委託業務完了後速やかに発注者に返還しなければならない。
2 前項の規定による返還時に、個人情報に係るものについては、第6第2項に定める個人情報の管理記録を併せて提出し報告しなければならない。
(記録媒体上の情報の消去)
第 10 受注者は、契約目的物の作成のために、受注者の保有する記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ、パンチカード、紙等の媒体)上に保有する、委託処理に係る一切の情報について、契約目的物に対する発注者の検査終了後、すべて廃棄又は消去しなければならない。
2 前項の廃棄又は消去結果について、受注者は、記録媒体ごとに、廃棄又は消去した情報項目、数量、方法、日時等を明示した文書で発注者に報告しなければならない。
3 第2第1項ただし書により発注者が承認した再委託先がある場合には、再委託先の情報の廃棄又は消去について受注者の責任において行うとともに、その状況を前項の報告とともに発注者に報告しなければならない。
(事故発生の通知)
第 11 受注者は、契約目的物の納入前に事故が生じたときには、速やかにその状況を書面により発注者に通知しなければならない。
2 前項の事故が、個人情報の漏えい、滅失、き損等の場合には、漏えい、滅失、き損した個人情報の項目、内容、数量、事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面により、速やかに発注者に報告し、発注者の指示に従わなければならない。
3 前項の事故等が、xxx個人情報の保護に関する条例第 34 条又は同 35 条に規定する明らかな違反行為であると認めた場合は、発注者の所在地を管轄する警察署へ通報する。
(発注者の解除権)
第 12 発注者は、受注者がこの特記事項に定める事項に違反した場合又はその他個人情報の保護に関 する事項について問題があると認める場合はこの契約を解除することができる。
(疑義についての協議)
第 13 この取扱事項の各項目若しくは仕様書で規定する個人情報の管理方法等について疑義等が生じたとき又はこの取扱事項若しくは仕様書に定めのない事項については、両者協議の上定める。