損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社(グループCEO取締役社長:櫻田 謙悟、以下「当社」)の子会社である SOMPO HOLDINGS (ASIA) PTE. LTD.は本日、ASEANの大手銀行グループの一つであるCIMBグループとASEAN地域で損害保険の銀行窓口販売を行う提携の契約(以下「本契約」)締 結に合意しました。
2016年6 月 3日 CIMBグループとの損害保険の銀行窓口販売に関する提携合意
損保ジャパンxxxxホールディングス株式会社(グループCEO取締役社長:xx xx、以下「当社」)の子会社である SOMPO HOLDINGS (ASIA) PTE. LTD.は本日、ASEANの大手銀行グループの一つであるCIMBグループとASEAN地域で損害保険の銀行窓口販売を行う提携の契約(以下「本契約」)締結に合意しました。
1.提携の概要
本契約および対象各国での付随契約の発効により、当社はASEAN 4 か国
(マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ)においてCIMBが持つ支店網を通じて損害保険商品を販売することが可能となります。当社とCIMBは長期にわたる協業によってビジネスを成長させていくことを目指しています。
2.背景
ASEAN地域の損害保険市場は、今後 10 年間にわたり、年平均 7%で元受収入保 険料が増加し、市場規模にして 5 兆円を突破することが見込まれています。当社は、 新興国においてはリテール分野を中心とした事業拡大を図っており、現在ASEAN 地域において、現地法人を 6 か国、駐在員事務所を 2 か国で展開しています。直近 2 年間で当社のASEAN地域における元受収入保険料の増収率は約 38%となっており、 ASEAN地域の損害保険業界全体の増収率と比較して 2 倍以上の伸びを達成してい ます。
今後の経済成長見通しをふまえ、当社は銀行窓口販売をASEAN地域内における主要販売チャネルの一つと位置づけています。本契約を通じて、当社はCIMBグループの 1,200 万人以上のお客さまにアクセスすることが可能となります。また約
1,000 におよぶ支店網に加え、インターネットやモバイルバンキング等の活用が可能となります。
3.CIMBグループの概要
(1)名称 CIMB GROUP HOLDINGS BERHAD
(2)代表者名 Xxxxxx Xxxx’Xxx Xxxxxx Xxxx
(3)本社所在地 マレーシア国、クアラルンプール市
(4)設立 1924 年
(5)従業員数 約 40,000 人(2015 年 12 月時点)
(6)支店数 約 1,000 店(2016 年 3 月時点)
4.今後について
当社はお客さまの「安心・安全・健康」に資する最高品質のサービスの提供を通じて、社会に貢献することをグループの経営理念としています。今後も、当社は CIMBグループのお客さまをはじめとするASEAN地域のお客さまに、高い品質のサービスを提供し、海外保険事業の拡大に取り組んでいきます。
【ご参考】CIMBグループについて
CIMBはマレーシアで 2 番目に大きな金融グループであり、ASEAN地域の国 際的な大手銀行グループの一つです。リテールバンキング(小売銀行業務)、投資銀 行業務、イスラム銀行業務、資産運用管理や保険商品取扱業務をしています。本社は クアラルンプールにあり、現在ASEA N10 か国中 9 か国(マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、カンボジア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)に拠点を持っています。ASEAN地域以外では中国、香港、バーレーン、 インド、スリランカ、台湾、韓国、米国と英国で業務を展開しています。
CIMBグループはASEAN地域で最も広範囲かつ数多くの支店網を持っています
(2016 年 3 月 31 日現在約 1,000 店)。CIMBグループの投資銀行業務の規模もアジア太平洋地域で最大級であり、1,000 以上の株式銘柄に関するリサーチをしています。
CIMBグループは主に『CIMB Bank』『CIMB Investment Bank』『CIMB Islamic』という3つのブランド名でビジネスを展開しています。また、インドネシアの Bank CIMB Niaga に 97.9%、タイの CIMB Thai に 93.7%、それぞれ出資しています。
CIMBグループは CIMB Group Holdings Berhad を通じて Bursa Malaysia(旧クアラルンプール株式市場)に上場しており、2016 年 3 月 31 日時点での株式時価総額は
約 414 億マレーシアリンギット(約 1 兆 1840 億円)です。グループの従業員は 17 か
国に 4 万人以上在籍しています。