当社といたしましては、日本国内においてウリトスⓇ錠の早期の承認及び上市を目指す一方、韓国有数の製薬企業であるLGLS社と提携し韓国での発売を目指すとともに、全 世界での本剤のグローバルな事業展開の可能性も検討してまいります。
2005年 10月 26日
各 位
杏 林 製 薬 株 式 会 社xxxxxx区xx駿河台2-5
(証券コード 4560 東証一部)
韓国LGLS社とのKRP-197に関するライセンス契約締結について
杏林製薬株式会社(社長:xxxx)は、韓国LG Life Sciences, Ltd.(社長 兼 CEO:Heung
-Xxxx Xxxx、以下LGLS社)と、当社が創製した過活動膀胱治療薬「KRP-197」(製品名;ウリトスⓇ錠)に関する韓国における独占的な開発、製造及び販売権を供与するライセンス契約をこの度、締結しました。当契約は2005年7月28日に締結しました基本覚書の内容に基づくものです。
また、基本覚書でのその他の合意事項である欧米およびアジア諸国などにおいて「KRP-
197」の商品化の可能性を一定期間限定し独占的に検討する権利は、今後両社間で協議のうえ締結する予定です。
本剤は、ムスカリン受容体M3・M1の拮抗剤で、従来の治療薬と異なり膀胱平滑筋に選択的に作用するのが特長です。日本国内においては現在、当社及びxx薬品工業株式会社がそれぞれウリトスⓇ錠及びステイブラⓇ錠の商品名にて申請(2004年10月)中です。
当社といたしましては、日本国内においてウリトスⓇ錠の早期の承認及び上市を目指す一方、韓国有数の製薬企業であるLGLS社と提携し韓国での発売を目指すとともに、全世界での本剤のグローバルな事業展開の可能性も検討してまいります。
以 上
この件に関するお問合せ先
杏林製薬株式会社 経営企画部
T E L : 0 3 - 3 2 9 3 - 3 4 1 4
F A X : 0 3 - 3 2 9 3 - 3 4 5 4
参考資料
●LG Life Sciences, Ltd.(LGライフサイエンス社)の概要設 立 :2002年8月(LGCIから独立)
社長兼CEO:Heung‐Xxxx Xxxx
従 業 員 :1,000名
注力領域 :循環器、抗菌剤、泌尿器、産婦人科
特 長 :2002年8月にLGCI社の生命科学部門が分離独立し株式上場した製薬企業。医薬品、原薬中間体、動物薬・農薬を主力とし、海外製薬企業との提携により先端バイオ製品の事業化を目指す。泌尿器科領域では、ホルモン剤のラインナップによりプレゼンスが高い。2003年には、韓国の企業としてはじめて自社開発品(フルオロキノロン剤、gemifloxacin)でFDAの承認を取得した。
●杏林製薬株式会社の概要
設 立 :1923年12月
代表取者 :代表取締役社長 xx xx
従 業 員 :1,619名(2005年3月31日現在)注力領域 :呼吸器内科、耳鼻科、泌尿器科
特 長 :グローバルな創薬ビジネスをコアとし、信頼をベースとした特色ある複合ヘルスケア企業を目指す製薬企業。創薬ビジネスモデルの進化とその創薬ビジネスを支える新たな事業の構築に取り組んでいる。営業部門は呼吸器内科・耳鼻科・泌尿器科に資源を集中し、研究開発部門は感染症・免疫/アレルギー・代謝性疾患を重点領域とする。