(Senri International School of Kwansei Gakuin) (略称 SIS)※ (Osaka International School of Kwansei Gakuin) (略称 OIS)※
2009(平成21)年 1月23日
各 位
学校法人 x x x 院学校法人 xx国際学園
学校法人関西学院と学校法人xx国際学園の合併契約の締結について
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
学校法人関西学院(xxxxxxxxxxxx0x000x、理事長 xxxx。以下「関西学院」)と、学校法人xx国際学園(xxxxxxxxxxxxx0x00x、理事長 xxxx。以下「xx国際学園」)は、2008(平成20)年5月9日に合併に向けた協議を開始することを決定し、その後、両法人間で協議を重ねてまいりました。
このたび、2010(平成22)年4月をもって合併することについて正式に合意し、2009(平成21)年1月23日付で「合併契約」を締結いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1.合併の理念
両学校法人は互いの教育理念を理解し、その伝統と独自の校風を尊重することで、学校間相互の緊密な連携協力のもと、ともに有する高い国際性のさらなる発展と「世界市民」の育成をはかり、社会的な使命を達成することを目的として合併します。
【3枚目[ご参考]もご覧ください。】
2.合併の概要
①合併期日は、2010(平成22)年4月1日(予定)です。
②私立学校法にもとづく存続法人は関西学院で、名称は「学校法人関西学院」とします。
③現在のxx国際学園の校地は、「関西学院xx国際キャンパス」(以下「xx国際キャンパス」)と称します。
3.合併後の学校
①xx国際学園が設置する学校は、関西学院が設置する学校として、xx国際キャンパスで存続し、授業を実施します。
②学校の名称は、合併と同時に以下のとおり変更いたします。
・関西学院xx国際中等部・高等部
(Senri International School of Kwansei Gakuin) (略称 SIS)※
・関西学院大阪インターナショナルスクール
(Osaka International School of Kwansei Gakuin) (略称 OIS)※
③OISは、国際バカロレア(International Baccalaureate)のDP, MYP, PYP 参加校【説明1】、並びにWASC(Western Association of Schools and Colleges)認定校【説明2】として、認定機関より継続して認められるよう努めます。
※略称については変更いたしません。
4.その他の主な内容
(1)関西学院大学への推薦入学について
①合併期日以降に関西学院xx国際中等部・高等部に入学する生徒の推薦入学の内容は、引き続き協議し、2009年3月を目途に決定します。
②合併前からxx国際学園中等部・高等部に在籍する生徒の推薦入学の内容は、現行の協定校推薦入学制度【説明3】にもとづき、関西学院大学と関西学院xx国際高等部(合併前=xx国際学園高等部)が協議し決定します。
③関西学院大阪インターナショナルスクールに在籍する生徒の推薦入学については、関西学院大学と関西学院大阪インターナショナルスクール(合併前=大阪インターナショナルスクール)が、年度ごとに協議し決定します。
(2)教育および教職員について
①SISとOISでは、キリスト教主義(principles of Christianity)にもとづく教育を実施します。その内容・開始時期等は別途検討します。
(合併以前から在籍する生徒についてはこの限りではございません。)
②合併時にxx国際学園が雇用している教職員は、関西学院が全員を継続して雇用し、その教職員の勤務地はxx国際キャンパスとします。
5.今後の予定
合併に関する事項は、両学校法人のもとに設置した合併協議会で引き続き協議し、合併に向けての具体的な準備をすすめてまいります。
なお、合併は大阪府知事および兵庫県知事経由で申請する文部科学大臣の認可事項ですので、今後、認可申請に向けて関係官公庁との相談を始めてまいります。
お問い合わせ先:
学校法人関西学院 広報室(xxx) 0798-54-6017学校法人xx国際学園(xx) 072-727-5090
【説明1】
国際バカロレア(IB)は、1968 年に設立された世界的な規模の非営利教育団体である財団法人国際バカロレア機構(本部:スイスジュネーブ)によって作られた国際的教育プログラムです。「教育を通してよりよい世界を創造すること」を目指し、広く国際社会において通用するカリキュラムが開発されており、The Primary Years Program (PYP), The Middle Years Program (MYP) およびThe Diploma Program (DP)の三つのプログラムにより幼稚園から高校卒業時までの一貫したカリキュラムが提供されます。IB認定校は現在世界121 カ国
2,449 校にのぼり、生徒総数は 669,000 人以上になっています。また、IB資格の取得者は、日本を含む世界
100 カ国以上で大学入学資格を有するものと認められます。IBの PYP, MYP, DP のフルセット教育を、日本国内のインターナショナルスクールにおいてはじめて提供したのはOISです。
【説明2】
WASC(アメリカ西部地域私立学校大学協会)は、アメリカに本部がある教育認定機関で、その認定は、世界的な資格として有用されています。日本でも、学校教育法施行規則と文部科学省告示により、WASCの認定を受けたインターナショナルスクールの卒業生には、日本国内のすべての大学の受験資格が認められます。
【説明3】
両学校法人は、2005(平成17)年8 月2 日に「学校法人関西学院と学校法人xx国際学園の連携協力に関する協定」を締結しました。この協定にもとづき、関西学院大学はxx国際学園高等部のための協定校推薦入学制度を設け、全学で計15 名程度の推薦枠を設けています。
ご参考
学校法人関西学院と学校法人xx国際学園の概要および合併の意義について
1.両学校法人の概要
①関西学院
キリスト教主義に基づくxx教育を建学の理念として、1889年(明治22)年に創立され、今年で創立120年を迎えます。昨年開校した初等部(小学校)、中学部(中学校)、高等部(高等学校)、大学(神・文・社・法・経済・商・理工・総合政策・人間福祉の9学部)、大学院(神・文・社・法・経済・商・理工・総合政策・人間福祉・言語コミュニケーション文化の10研究科)、専門職大学院(司法・経営戦略の2研究科)を設置しています。また、今年4月には学校法人xx大学との合併と、教育学部および教育学研究科の開設およびxx幼稚園とxx短期大学の設置を予定し、さらに、来年には大学に「国際学部」の設置を計画する総合学園です。
②xx国際学園
関西財界の支援を受けて、1991(平成3)年に設立され、学校教育法第1条校である「xx国際学園中等部・高等部(中学校・高等学校)」と、外国人生徒の教育を行なう各種学校である
「大阪インターナショナルスクール(予科、初等科、中等科、高等科)」を設置しています。 これら2校は、同じ敷地と校舎で密接に連携して教育活動を展開し、帰国生徒、外国人生徒と一般日本人生徒が共に学ぶというxxxの新たな形態の国際学校として、真に国際的な教育を実践しています。
2.合併の意義
関西学院は、100年以上前に「世界市民」として世界の人々のために生涯を捧げた創立者X・ X・xxxxの理念を受け継いできました。すなわち、人間性、倫理観、国際性を備え、世界的視野で様々な人々と共に生きる人間の育成を使命のひとつとしています。これは、xx国際学園が「明日の世界に貢献するxxと思いやりと創造性に満ちた個性の育成」の教育理念のもと、国際性豊かな生徒・児童を輩出し、開校以来培ってきた卓越した国際性と同義であり、両学校法人の理念は、21世紀をリードする「世界市民の育成」という点で一致するものです。
関西学院では、初等部・中学部・高等部から大学・大学院までの諸学校が、それぞれ国際性を意識した教育に取り組み、大学では、2010年度に「国際学部」の新設を計画しています。さらに「関西学院xx国際中等部・高等部」と「関西学院大阪インターナショナルスクール」の国際性豊かな特色ある教育を実践する学校が、合併により加わることになります。
これら諸学校間での連携協力をより活発化させることにより、関西学院の総合学園としての魅力を一層かつ重層的に高めることにつながるとともに、xx国際学園が有する卓越した国際性との融合が、関西学院が目指すさらなる国際性の発展に結実するものとなります。
以 上