Contract
2020 年5月22 日
各 位
会 社 名 ユ x x 商 事 株 式 会 社代表者名 代表取締役社長 xx xx
(コード番号 8074 東証第一部)問合せ先 総 合 企 画 部 長 xx xx
(TE L . 0 3 - 636 9 - 1 133 )
xxxxxxxxxx.xxxxxx(コネクトーム デザイン)株式会社とユアサ商事株式会社の資本業務提携に関する合意書及び株式譲渡契約書締結のお知らせ
ユアサ商事株式会社(本社:xxxxxx区、代表取締役社長:xx xx、以下「ユアサ商事」)と、AI 関連技術の活用戦略コンサルティング及び同技術を活用した新規事業創出を行う xxxxxxxxxx.xxxxxx (コネクトーム デザイン)株式会社(本社:xxxxxx区、代表取締役社長:xx x、以下「COD」) は、ユアサ商事グループが有する商社機能及びxxな取引先基盤とCOD が有するAI 最先端技術をつなぎ、融合することで、AI、IoT、ロボットを活用したスマートファクトリー、スマートシティ、スマートライフの実現など新しいサービスの共同開発を目指し、長期的かつ継続的な協業関係を構築することを目的として、資本業務提携(以下「本提携」)に関する合意書及び株式譲渡契約書を締結することを5月 12 日開催の取締役会で決議し、本日、契約締結いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1. 本提携の目的及び事業概要
従来、日本の製造業における強みであった「現場力」は、新規雇用が困難な環境にあり、さらに、これまで製造業を支えてきた団塊世代の熟練者がリタイアを直前に控え、深刻な人材不足に直面するなど、維持・向上が難しい状況を迎えています。
ユアサ商事とCOD 及びユアサプロマテック株式会社(ユアサ商事の完全子会社)の三社は2019 年12 月2日に公表した業務提携契約を締結し、製造業スマート化のためのアセスメント・PoC(注1)の実施から、現場への IoT デバイスの導入・スマートファクトリー実現までワンストップでのサービス提供を目指し、最新ハードウェアとディープラーニングを含む AI 関連技術の組み合わせによって、熟練者の「匠の技」を維持・拡張する次世代型のスマートファクトリーの実現に向けた協業を行ってまいりました。
今後、新型コロナウィルスの感染拡大に端を発した一部製造業の国内回帰の動きも相まって、工場の自動化ニーズは一層強まると予想されることから、ディープラーニングをはじめとした AI 関連技術を活用したソリューションをワンストップで提供できる基盤を共同で急ぎ構築する必要があるとの判断に至り、この度の資本業務提携を行うことといたしました。
2018 年6月に創業したCOD は、製造業界へのAI 実装における豊富な経験を有しております。これまで熟練者の技術や経験により支えられてきた検査工程、設備保全、工程管理、設計等における匠の技を自動化するとともに、頭脳となる AI、神経となる IoT、手足となるロボットを組み合わせた AI を実装すべく、コンサルテーション及び工場内の各種データの収集、解析、検証を行うPoC を提供しております。さらには、ハンズオン形のコンサルティングサービスの他、『知の爆縮』(注2)を起こしAI 関連プロジェクトを強力に推進する仕組みである「AI ギルド
Ⓡ」及び AI の社会実装を可能とするナレッジを誰もが自由に取引することができる知のマーケットプレイス
「metabaseⓇ」の開発および実証を進めております。
一方、ユアサ商事は、約6,000 社の仕入先ネットワークと約20,000 社の販売先ネットワークを有する複合専門商社として、モノづくり分野におけるスマートファクトリーをはじめ、住環境・建設分野でのスマートシティや安心・安全な社会インフラ、スマートライフなどの実現に向けた様々なソリューションを提供しております。
両社は、モノづくり分野はもとより、住環境分野、建設分野、農業、介護・医療、食品分野などの幅広い分野におけるシナジーの発揮と、AI 関連技術を活用した新たなソリューションの創造により、様々な社会課題を解決し、社会全体のWell-being(注3)の向上を目指してまいります。
(注1)PoC とは、Proof of concept の略で、概念実証のこと
(注2)知の爆縮とは、一つの目標に向かって人知・マシンリソース・データを集結して内向きに力を結集することにより、普段の業務では得られない、爆縮(=爆発の圧力を内部圧力の上昇に向かわせ、通常では得難い物理現象を発生させる)による並外れた集合知を発生させる仕組み
(注3)Well-being とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること
2.資本業務提携の内容
資本業務提携の詳細については、今後両社でさらに協議を行い、詳細を確定していく予定ですが、現時点で想定している両社の資本業務提携内容は以下のとおりです。
① ユアサ商事の取引先ネットワーク活用により、両社協働でAI実装事業の拡大を目指す
② COD の「AI ギルドⓇ」「metabaseⓇ」の両事業を両社協働で開発及び拡大を目指す
③ ユアサ商事によるハードウェアの供給及び保守・サービスのサポート
3.資本業務提携先(COD)の概要(2020 年5月12 日現在)
(1) 名称 | xxxxxxxxxx.xxxxxx 株式会社 | ||
(2) 本社所在地 | xxxxxx区丸の内1丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館20 階 | ||
(3) 開発センター所在地 | xxxxxxxxx0xx00 xxxx000 | ||
(4) 代表者 | 代表取締役社長 xx x | ||
(5) 事業内容 | コンサルティングを中心としたAI関連技術を活用した新規事業創出 | ||
(6) 資本金 | 9,990 千円 | ||
(7) 設立年月 | 2018 年6月18 日 | ||
(8) 事業年度の末日 | 10 月31 日 | ||
(9) 発行済株式数 | 999 株 | ||
(10) 上場会社と当該会社との間の関係 | 資本関係 | 該当なし | |
人的関係 | 該当なし | ||
取引関係 | 当社の子会社と当該会社との間には、業務提携契約に基 づく製品供給等の取引があります | ||
関係当事者へ の該当状況 | 該当なし | ||
(11) 当該会社の直近の財政状態 | 決算期 | 純資産 | 総資産 |
2019 年10 月期 | 74,784 千円 | 80,411 千円 |
4.日程
(1) 取締役会決議日 | 2020 年5月12 日(火) |
(2) 契約締結日 | 2020 年5月22 日(金) |
(3) 取得株式の払込期間 | 2020 年5月27 日(水)予定 |
5.今後の見通し
本提携により当面の連結業績予想に与える影響については軽微ですが、将来にわたり企業価値の向上を実現するものと考えております。
以上