(TEL 052-300-2222)
平成 26 年8月 18 日
各 位
会 社 名 菊水化学工業株式会社代表者名 取締役社長 xx x
(コード番号 7953 名証第2部)問合せ先 管理本部長 xx xx
(TEL 052-300-2222)
当社セラミック事業部門の株式会社レプトンへの事業譲渡の契約合意及び特別損失計上のお知らせ
当社は、平成26年8月18日開催の取締役会において、平成26年8月18日をもって株式会社レプトン(本社:大阪、社長:xxxx・井前工業株式会社の100%子会社)に対し、下記のとおりセラミック事業部門を譲渡することを決議し、事業譲渡の契約を合意いたしましたのでお知らせいたします。
また、事業譲渡にともない特別損失が発生する見込みとなりましたので、合わせてお知らせいたします。
記
1.譲渡の理由
当社は、当社の主力事業である製品販売・工事事業部門に加え、xxx年2月セラミック生産のために各務原工場を新設して以降、セラミック事業を行って参りました。そして、ファインセラミックスの属性を自在にコントロールする独自の「熱ゲル成形法」を開発し、同技術を活用した「レプトン」は、さまざまなサイズのセラミックスパネル、従来工法では加工が困難であった複雑な形状にも対応でき、各装置部品をはじめ、電子、電機、半導体等の幅広い分野で事業展開して参りました。
今般、当社は「総合塗料メーカーをめざす」という新たな経営方針のもと、事業の選択と集中を行い、必要な経営資源を集中させるなかで、セラミック事業部門の事業譲渡を行うことについて、井前工業株式会社との間で協議・交渉を進めて参りました。そこで、さらなる収益性の向上及びグループの体質強化につながると期待し、このたびの意思決定に至りました。
2.事業譲渡の概要 (1)譲渡事業の内容
セラミック事業(a) | 平成26年3月期連結実績(b) | 比率(a/b) | |
売上高 | 644,749千円 | 21,256,543千円 | 3.0% |
セグメント利益 | 32,368千円 | 778,812千円 | 4.2% |
ファインセラミックの製造ならびに販売 (2)譲渡事業の経営成績(平成26年3月期)
(3)譲渡事業の資産、負債の項目(平成26年3月31日現在)
資産 | 負債 | ||
項目 | 帳簿価額 | 項目 | 帳簿価額 |
資産 | 925,794千円 | 負債 | ―千円 |
合計 | 925,794千円 | 合計 | ―千円 |
(4)譲渡価額及び決済方法 520,000千円(消費税含む)
ただし、譲渡期日における本事業の各資産の残高又は評価額に大幅な変動が生じた場合、本事業譲渡価額は変更することがあります。
決済方法:現金決済
3.事業の譲渡先の概要
(1) | 名称 | 株式会社レプトン | |
(2) | 所在地 | 大阪府高槻xxxx5丁目15番7号 | |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xx xx | |
(4) | 事業内容 | ファインセラミックの製造ならびに販売 | |
(5) | 資本金 | 50,000千円 | |
(6) | 設立年月日 | 平成26年8月11日 | |
(7) | 大株主及び持株比率 | 井前工業株式会社 100% | |
(8) | 上場会社と当該会社の関係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 |
人的関係 | 該当事項はありません。 | ||
取引関係 | 当社と本件譲渡先の親会社との間には、製品の売買取引関係 があります。 | ||
関連当事者への該当状 況 | 当社の関連当事者には該当しません。 |
4.日程
(1) 平成26年8月18日 | 取締役会決議日 |
(2) 平成26年8月18日 | 事業譲渡の契約合意の日 |
(3) 平成26年10月31日 | 事業譲渡期日 |
※本事業譲渡は会社法467条1項2号に規定する「事業の重要な一部の譲渡」に該当しない事業の一部譲渡であり、株主総会の承認決議を要しません。
5.今後の見通し
本事業譲渡より、平成27年3月期において、事業譲渡損失として約4億円の特別損失の計上が見込まれますが、当該特別損失は、平成26年5月14日に公表しました平成27年3月期の連結業績予想には含まれておりません。今期業績予想につきましては、その他要因も考慮の上精査中であり、確定次第速やかにお知らせいたします。
以 上