Contract
2023 年 12 月 5 日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック代表者名 代表取締役社長 x x x x
(コード番号 2342 東証グロース)問合せ先 取 締 役 x x x
( 電話番号 03-6551- 2601)
当社連結子会社の株式会社安評センターとリードファーマ株式会社との共同研究開発契約締結に関するお知らせ
当社連結子会社の株式会社安評センター(代表取締役社長:xx xx、静岡県磐田市、以下、安評セ ンター)は、以下のとおり、リードファーマ株式会社(代表取締役社長:xx xx、大阪府xx市、以下、リードファーマ)との間で、同社の核酸医薬※1開発に関して安評センターの久留米モダリティ分析セン ター(以下、久留米モダリティ分析センター)の技術を活用して開発を行うことに合意し、共同研究開発 契約を締結することについて本日決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.共同研究開発の理由
久留米モダリティ分析センターは、創薬基盤技術の進化により、低分子医薬品だけでなく抗体、核酸、遺伝子治療用ウイルスベクターや抗体薬物複合体などの様々な医薬品が創出され、既存の分析技術では対応が難しい、これからの創薬モダリティに対応可能な分析機器や分析技術の導入・開発の需要に対応すべく 2023 年 4 月 1 日に開設し、製薬企業をはじめとする各研究機関の研究開発を支援しています。
一方、リードファーマは、国立循環器病研究センター xxxxx部長(現 大阪医科薬科大学特務教授)のグループが大阪大学と共同で開発を進めてきた脂質異常症に対する核酸医薬シーズをもとに設立されま した。リードファーマは、この脂質異常症治療薬や新たな循環器疾患治療薬の開発と、核酸医薬の課題を 解決する技術「BROTHERS 核酸」を基盤として、製薬企業や化学メーカーとの共同研究を推進しています。
このたびの共同研究開発の目的は、久留米モダリティ分析プラットフォーム、すなわち、研究施設・実験機器、研究員を活用し、リードファーマが研究開発している核酸医薬の拡充及び実用化を加速させることを通じて、両社の企業価値向上を目指すことにあります。
2.共同研究開発の内容等
リードファーマが開発する核酸医薬品について、久留米モダリティ分析センターの質量分析機器を用いて分析方法の確立を行います。
3.安評センターの概要
(1) | 名 称 | 株式会社安評センター |
(2) | 所 在 地 | xxxxxxxxx 000 xx 0 |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xxxx |
(4) | 事 業 x x | 医薬、農薬を主に化学物質の安全性に関する試験研究受託 遺伝子改変マウスの作製受託、モデルマウスの販売や作製モデルマウ スを用いた非臨床試験の受託 |
(5) | 資 本 金 | 10,000 万円 |
4.リードファーマの概要
(1) | 名 称 | リードファーマ株式会社 | |
(2) | 所 在 地 | xxxxxxxxxx0x0 国立循環器病研究センターオープンイノベーションラボ 21001 | |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xx xx | |
(4) | 事 業 x x | 修飾核酸・リガンドコンジュゲート技術(薬物送達技術)に基づく核 酸医薬開発・支援 | |
(5) | 資 本 金 | 161,900 千円 | |
(6) | 設 立 年 月 日 | 2019 年 8 月 | |
資 本 関 係 | 該当事項はありません | ||
上場会社と当該会社と の 間 の 関 係 | 人 的 関 係 | 該当事項はありません | |
(7) | 取 引 関 係 | 該当事項はありません | |
関連当事者へ の該当状況 | 該当事項はありません |
※株主の情報及び財務情報については先方の意向を踏まえ守秘義務を負っていることから記載をしておりません。
5.日 程
(1) | 取 締 役 会 決 議 日 | 2023 年 12 月 5 日 |
(2) | 契 約 締 結 日 | 2023 年 12 月 5 日 |
(3) | 共同研究開発開始日 | 2023 年 12 月 5 日(予定) |
6.今後の見通し
本共同研究開発による 2024 年 3 月期の連結業績に与える影響は軽微ですが、CRO 事業の拡充を通じて創薬支援事業領域の拡大を図り、中長期的な企業価値最大化に向けて取り組んでまいります。今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
以 上
◆ご参考
※1 核酸医薬
核酸医薬とは、DNA やRNA といった遺伝情報を司る物質「核酸」を医薬品として利用するものです。従来の低分子医薬品や抗体医薬品では狙えない細胞内のmRNA や miRNA 等の分子を創薬ターゲットにすることが可能であり、遺伝性疾患、がん、その他インフルエンザやウイルス感染症等の次世代医薬品として期待されています。