Contract
2023 年 5 月 24 日 Commsignia Ltd.三菱電機株式会社
Commsignia Ltd.と三菱電機株式会社が
車両向けの高度な V2X の実現に向けた戦略的パートナーシップ契約を締結
HDL の高精度位置情報と地図情報を使用した衝突リスクの判定
ハンガリーのCommsignia Ltd.(コムシグニア、以下「Commsignia」)と三菱電機株式会社(以下「三菱電機」)は、戦略的パートナーシップ契約を締結し、Vehicle-to-Everything(V2X)の分野で提携することで合意しました。両社は、Commsignia の V2X ソリューションと三菱電機の高精度ロケータ―(HDL※1)を組み合わせ、より安全な自動運転(AD※2)および高度運転支援(ADAS※3)のためのV2X プラットフォームを提供します。
提携の背景
V2X は、より安全な AD/ADAS のためのキーテクノロジーであり、多くの国と地域が V2X を新車の安全評価項目に追加することを計画しているなど、その必要性が高まっています。両社は、 V2X ソリューションの市場投入までの時間短縮と、安心・安全な社会の実現への貢献を目指します。
提携の内容
Commsignia は、セキュリティー機能を備えた通信ソフトウエアとアプリケーションソフトウエアが統合された独自の V2X ソリューションを提供可能です。Commsignia の V2X ソリューションは、次世代の車両にも適用可能な拡張性を備えた、最適化されたソフトウエア構造が特徴です。三菱電機は、独自の高精度測位による車両の正確な位置と、車両周辺の道路形状や車線情報などの正確な地図情報の提供が可能な HDL を保有しており、既に複数の自動車メーカー向けに量産実績があります。
今回の提携に基づき、Commsignia のV2X ソリューションと、三菱電機のHDL による高精度な位置情報と地図情報を組み合わせることで、自車周辺の状況を正確に認識し、前方の車両と衝突の可能性がある場合の警告などの精度を大幅に向上させることができます。例えば、前方の車両が急なカーブなどで目視や車両のセンサーで確認できない状況においても、正確な自車位置と他車位置から走行レーンの判別を行い衝突の危険性を正確に判断することで、誤警報の削減とドライバーの操作が間に合うタイミングでの警報を実現します。さらに車両間でカメラなどのセンサーで検知した物体の情報を通信する Day2 と呼ばれるアプリケーション、車両間で協調制御を行う Day3 アプリケーションを開発し、より高度な協調型V2X の実現を目指します。
Commsignia Ltd.の概要 | |
所在地 | Irinyi József u. 4-20., 1117 Budapest, Hungary |
設立日 | 2012 年 2 月 26 日 |
従業員数 | 約 140 名 |
事業内容 | V2X ソリューションおよび V2X ソリューションを搭載した OBU(On Board Unit)、 RSU(Road Side Unit)などの製造・販売 |
三菱電機株式会社の概要 | |
所在地 | xxxxxxxxxxxxx 0 x 0 x |
設立日 | 1921 年 1 月 15 日 |
事業内容 | 重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバイス、家庭電器など の製造・販売 |
お問い合わせ先
<報道関係からのお問い合わせ先> Commsignia Ltd. Director of Marketing Xxxxxx.xxxxxx@xxxxxxxxxx.xxx
三菱電機株式会社 広報部
TEL 00-0000-0000 FAX 00-0000-0000
<お客様からのお問い合わせ先> Commsignia Ltd. Director of Marketing Xxxxxx.xxxxxx@xxxxxxxxxx.xxx
三菱電機株式会社 xx製作所
TEL 000-000-0000(大代表)
※1 High-Definition Locator
※2 Autonomous Driving
※3 Advanced Driver-Assistance Systems