項番 品目 数量 1 ノートパソコン 1,138 台 2 リカバリディスク/ドライバーズディスク 各 2 枚 3 液晶モニター 395 台 4 有線マウス 81 個 5 セキュリティワイヤー 1,138 本 6 Windows 11 Pro ボリュームライセンス版(Software in CSP) 1 式
焼津市情報系パソコン賃貸借(令和6年度調達分)仕様書
1 件名
焼津市情報系パソコン賃貸借(令和6年度調達分)
2 納入物件
別紙1「焼津市情報系パソコン賃貸借 納入物件仕様書」のとおり
3 納入期限及び賃貸借期間
(1) 納入期限
令和7年1月 31 日 (2) 賃貸借期間
令和7年2月1日から令和 12 年1月 31 日までの 60 か月
4 納入場所
焼津市役所本庁舎ほか(別紙2「情報系パソコン納入場所一覧」のとおり)
5 契約の条件等
(1) 本件に係る固定資産税は、賃貸人は負担しない(非課税である)。
(2) 納入物件について、本市がこの契約に基づく全ての債務を返済したことを条件として、契約期間の満了をもって、賃貸人から本市に納入物件の所有権が移転するものとし、その廃棄においては、本市が自らの責任において適正に処分する(契約満了後の物件の無償譲渡あ り)。
(3) 前号の規定に関わらず、納入物件のうちソフトウェアについては、賃貸人は賃貸借期間の満了をもって、本市に無償で当該ソフトウェアの使用許諾を与えるものとする。
(4) 本契約は地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 234 条の3に定める長期継続契約であり、本市は、本市の歳出予算の当該賃貸借料について減額又は削減があった場合には、書面による通知によりこの契約を解除することができる。この場合において、解除により生じた損害の賠償については、残契約期間の賃貸借料を上限として、本市と賃貸人(第三者賃貸方式による場合は受注者を加える)間の協議により決定する。
(5) 本件に基づく金銭債務について支払いが遅延した場合の遅延利息の率は、本契約の締結時における政府契約の支払遅延防止等に関する法律(昭和 24 年法律第 256 号)第8条第1項の規定に基づき財務大臣が決定する率を使用する。
(6) 納入物件のうちソフトウェア以外の物件に対し、3(2)の賃貸借期間を契約期間とし、賃貸人を被保険者とする動産総合保険を、賃貸人の負担で付保すること。
(7) 本件において、天災地変、戦争その他の不可抗力、運送中の事故、労働争議、法令等の改廃等、賃貸人の故意及び重大な過失が認められない事由により納品遅延が発生した場合、入札参加停止措置並びに遅延損害金、違約金及び損害賠償の対象にならない。
(8) 本件について訴訟の必要が生じたときは、静岡地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
別紙1 焼津市情報系パソコン賃貸借 納入物件仕様書
第1👉 基本事項
1-1 本仕様書の位置づけ
本仕様書は、「焼津市情報系パソコン賃貸借(令和6年度調達分)(以下「本件」という。)」において納入する物件について、焼津市(以下「本市」という。)が要求する仕様を示すものである。なお、本仕様書の内容は主要事項のみを示したものであり、明記がない事項でも、納入物件が当然備えるべき事項については、仕様に含まれるものとする。
1-2 納入物件
本仕様書に記載する仕様を全て満たす、ノートパソコン及び周辺機器類(以下「調達機器」という。)を調達すること。納入の際に発生する梱包材等は、落札者が責任をもって処分するこ
項番 | 品目 | 数量 |
1 | ノートパソコン | 1,138 台 |
2 | リカバリディスク/ドライバーズディスク | 各 2 枚 |
3 | 液晶モニター | 395 台 |
4 | 有線マウス | 81 個 |
5 | セキュリティワイヤー | 1,138 本 |
6 | Windows 11 Pro ボリュームライセンス版(Software in CSP) | 1 式 |
と。調達機器の品目及び数量については、表1を参照すること。表1 調達機器一覧
1-3 納入期限
令和 7 年1月 31 日(金)までに納入を完了すること。
1-4 作業スケジュール
本件の作業スケジュールは、図1のとおりである。
図中の仮想化基盤更新は、本件と並行して実施する。落札者は、仮想化基盤更新の受注業者と綿密に連携して本件の履行にあたること。なお、Active Directory など本件に深く関連するサーバは、11 月中に移行が完了する予定である。
図1 スケジュール
第2👉 調達機器の仕様
(1) ノートパソコン
OS | Windows 11 Pro | |
CPU | Intel Core-i5(13 世代以上)又は AMD Ryzen5(7世代以上) | |
メモリ | 16GB以上 | |
ストレージ(SSD) | 128GB以上(暗号化機能を有すること) | |
ディスプレイ寸法 | 15 型以上、フルHD(解像度 1,920×1,080)対応 | |
インターフェース | USB | タイプ A:2ポート以上 タイプ C:1ポート以上 |
HDMI | タイプ A:1ポート以上 | |
有線LAN 機能 | RJ45:1ポート以上 (10BASE-T/100BASE-T/1000BASE-T 対応) | |
無線LAN 機能 | 必須(IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 準拠) | |
サウンド関連 | マイク入力端子:1ポート ※1 | |
キーボード | 日本語、JIS 配列準拠、テンキー必須 | |
タッチパッド | 必須 | |
フロントカメラ | 必須 | |
内蔵マイク | 必須 | |
内蔵スピーカー | 必須 | |
光学ドライブ | 不要 | |
セキュリティスロット | 必須 | |
電源/バッテリー | バッテリーの駆動時間が7時間 30 分以上あること。 電源ケーブルが添付されていること。 | |
本体重量 | 2.2kg 以下であること。 | |
保証/修理対応 | 無償保証期間が納入後1年以上あること。 令和 12 年1月 31 日まで有償修理が可能であること。 | |
環境規格対応 | 下記の規格全てに適合していること ・グリーン購入法 ・国際エネルギースタープログラム ・J-Moss グリーンマーク | |
その他 | ・Bluetooth 機能を有する場合、有線LAN は有効だが Bluetooth 機能は無効という設定が可能であること。 ・ISO9001 の認証を取得しているメーカーの製品を選定すること。 |
(2) リカバリディスク、ドライバーディスク
(1)で選定したパソコンのリカバリディスク及びドライバーディスクを調達すること。
※1 マイク入力/ヘッドフォン出力が一体となった端子でも仕様を充たすものとする。
(3) 液晶モニター
画面寸法 | 21.5 型以上 |
画面表示色 | フルカラー(1,670 万色以上) |
画面解像度 | フル HD(1,920×1,080)対応 |
画面の表面処理 | 非光沢(アンチグレア)処理がされていること。 |
視野角度 | 上下:178°以上 左右:178°以上 |
入力端子 | HDMI(タイプ A):1ポート以上 |
画面調節機能 | 以下のとおりディスプレイ画面の位置調整ができること。高さ調整機能:130mm 以上 上下角度(チルト)調整機能 上:20°以上、下:5°以上 |
添付品 | 電源ケーブルが添付されていること。 HDMI ケーブル(1.5m 以上)が添付されていること。 |
保証/修理対応 | 無償保証期間が、納入後1年以上あること。 |
環境規格対応 | 下記の規格全てに適合していること ・グリーン購入法 ・国際エネルギースタープログラム ・J-Moss グリーンマーク |
その他 | ISO9001 の認証を取得しているメーカーの製品を選定すること。 |
(4) 有線マウス
ボタン | 3ボタン式 |
接続端子 | USB |
読取方式 | Blue LED |
その他 | ISO9001 の認証を取得しているメーカーの製品を選定すること。 |
(5) セキュリティワイヤー
ワイヤー長 | 2m 以上 |
鍵の方式 | シリンダ錠式 |
対応スロット | (1)で選定したノートパソコンのセキュリティスロットで使用可能で あること |
その他 | マスターキー(2本)を付属すること。 |
第3👉 関連作業の仕様
本件調達機器の納入に当たっては、次の各項で掲げる作業を実施すること。 (1) マスターイメージの作成
(2) 評価試験
(3) Windows11 Pro 及び Microsoft365 Apps for Enterprise 導入関連作業 (4) 設定作業
(5) 動作検証
(6) 調達機器の配付作業
(7) 現行の情報系パソコン及び周辺機器類(以下、「旧機器」という。)の回収作業
3-1 マスターイメージの作成
表2-1から表2-3に記載するパソコン設定の仕様に従い、設定の種別ごとにマスターイメージを作成すること。
表2-1 情報系パソコン
OS | Windows11 Pro |
BIOS 管理者パスワード | 設定する |
SSD パスワード | 設定する |
PC 起動時のパスワード | 設定する(BIOS 管理者パスワード、SSD 管理者パスワードとは 別) |
パーティションの設定 | ストレージ全体から 10GB を差し引いた容量をC ドライブに設定 |
ローカルの 管理者アカウント | ビルドインアカウントの「Administrator」を有効化し、パスワー ドをWindows LAPS で管理する。 |
インストールするソフトウェア | ・Acrobat Reader DC ・Cube PDF Utility ・Cube ICE ・Cube Image Resize ・VLC メディアプレイヤー ・.Net Frame Work 4.8.1 ・Wonderful Report 2016 Preview (以下のソフトウェアは本市がインストーラを準備する) ・Microsoft365 Apps for Enterprise (Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、 Publisher、Sway) ・SKYSEA Client View ・SKYDIV Desktop Client ・Trend Micro Apex One ・MeFt/Web V10 ・C21 基盤共通制御 V3.4 共通クライアント ・IPKNOWLEDGE V3 添付直接修正用ツール |
インストールする プリンタードライバー | 【Canon】 ・Canon Generic Plus LIPSLX ・Canon iX6800 series ・Canon LBP3100 ・Canon LBP7100C/7110C ・Canon TR9530 series ・Canon TS200 series ・Canon TS3100 series ・Canon TS3300 series ・Canon TS5100 series ・Canon TS6000 series ・Canon TS6330 series ・Canon TS8000 series ・Canon XK70 series 【EPSON】 ・EPSON EP-10VA Series ・EPSON EP-807A Series ・EPSON EP-881A Series ・EPSON EP-884A Series | 【EPSON】 ・EPSON EP-976A3 Series ・EPSON EP-979A3 Series ・EPSON EW-M752T Series ・EPSON PX-1004 ・EPSON PX-105 Series ・EPSON PX-504A ・EPSON Universal Print Driver 【富士フィルム】 ・FF Multi-model Print Driver 2 【OKI】 ・OKI Universal PCL 5 【RICOH】 ・RICOH P 6010 JPN RPCS ・RICOH RPCS Basic BW ・RICOH RPCS Basic Color ・RICOH SP C740(PCL) |
その他の設定 | ・焼津市のドメインに参加すること。 ・ネットワーク接続認証用の証明書をインストールすること。 ・Microsoft365 Apps for Enterprise のライセンス認証を自治体情報セキュリティ向上プラットフォーム経由で行うこと。 ・Windows11 Pro のライセンス認証をKMS サーバで行うこと。 ・Windows11 Pro の更新プログラムの取得を WSUS サーバ経由で行うこと。 ・Microsoft365 Apps for Enterprise の更新プログラムの取得を Office 展開ツール経由で行うこと。 |
表2-2 病院貸与用パソコン
OS | Windows11 Pro |
BIOS 管理者パスワード | 設定する |
SSD パスワード | 設定する |
PC 起動時のパスワード | 設定する(BIOS 管理者パスワード、SSD 管理者パスワードとは別) |
パーティションの設定 | ストレージ全体から 10GB を差し引いた容量をC ドライブに設定 |
ローカルの 管理者アカウント | ビルドインアカウントの「Administrator」を有効化し、パスワー ドをWindows LAPS で管理する。 |
インストールするソフトウェア | ・Acrobat Reader DC ・Wonderful Report 2016 Preview |
インストールするソフトウェア | (以下のソフトウェアは本市がインストーラを準備する) ・SKYSEA Client View ・Trend Micro Apex One ・MeFt/Web V10 ・C21 基盤共通制御 V3.4 共通クライアント ・IPKNOWLEDGE V3 添付直接修正用ツール |
その他の設定 | ・焼津市のドメインに参加すること。 ・ネットワーク接続認証用の証明書をインストールすること。 ・Microsoft365 Apps for Enterprise のライセンス認証を自治体情報セキュリティ向上プラットフォーム経由で行うこと。 ・Windows11 Pro のライセンス認証をKMS サーバで行うこと。 ・Windows11 Pro の更新プログラムの取得を WSUS サーバ経由で行うこと。 ・Microsoft365 Apps for Enterprise の更新プログラムの取得を Office 展開ツール経由で行うこと。 |
表2-3 その他業務用パソコン
OS | Windows11 Pro |
BIOS 管理者パスワード | 設定する |
SSD パスワード | 設定する |
PC 起動時のパスワード | 設定する(BIOS 管理者パスワード、SSD 管理者パスワードとは 別) |
パーティションの設定 | ストレージ全体から 10GB を差し引いた容量をC ドライブに設定 |
ローカルの管理者アカ ウント | ビルドインアカウントの「Administrator」を有効化し、パスワー ドを設定する |
インストールするソフトウェア | ・Acrobat Reader DC (以下のソフトウェアは本市がインストーラを準備する) ・Microsoft Office(ボリュームライセンス版使用) |
その他の設定 | Windows11 Pro 及びMicrosoft Office のライセンス認証及び更新 プログラムの取得をインターネット経由で行うこと。 |
(1) 設定作業の簡略化のため、マスターイメージには可能な限り多くのソフトウェアをインストールするとともに、OS 設定等を反映すること。マスターイメージに反映できない仕様については、別途設定のための手順書を作成すること。
(2) インスト―ルする OS、ソフトウェア及びアプリケーションは、本仕様書で指定するものを除き落札者が準備し、マスターイメージ作成日時点での最新のセキュリティパッチを適用すること。
(3) マスターイメージの作成、及び再セットアップ用媒体の作成に必要となるソフトウェア及び機器等は、調達機器に含めること。
3-2 評価試験
マスターイメージの作成後、実際の運用環境での動作を確認するための運用試験を行うこと。 (1) 運用試験は本市職員が実施する。落札者は、本市が指定する台数の検証機を作成するとともに、試験で確認するべき項目をまとめた「試験項目仕様書」を作成し、本市の承認を得
ること。
(2) 運用試験終了後、結果を「試験結果報告書」に取りまとめ、本市に提出すること。 (3) 試験結果が達成されるべき結果と異なる場合には、遅滞なく本市に改❹策を報告したう
えで、マスターイメージの修正など、必要な対応を実施すること。
3-3 Windows11Pro 及び Microsoft365 Apps for Enterprise 導入関連作業
Windows11 Pro 及びMicrosoft365 Apps for Enterprise の導入に係る庁内環境の整備のため、次の各項に記載する設定作業を行うこと。作業の実施に必要となる情報は本市から提供する。
また、本書に記載のない事項であっても、Windows11 Pro 及び Microsoft365 Apps for Enterprise の導入に必要となる設定作業について、仮想化基盤の構築業者及び関連する業務システムの保守運用業者と緊密に連携し、誠意をもって対応すること。
(1) KMS サーバへのホストキーの登録
本市が指定するKMS サーバに対し、本件で調達した Windows 11 Pro のKMS ホストキーを登録すること。
(2) Office 展開ツール(ODT)の導入
本市が指定する仮想サーバ上に Office 展開ツールを導入し、自治体情報セキュリティ向上プラットフォームよりMicrosoft365 Apps for Enterprise の更新プログラムの取得ができるように設定すること。
3-4 設定作業
調達したノートパソコンに対し、マスターイメージを使ったクローニングを含む設定作業を行うこと。設定台数の詳細は、表3を参照すること。
表3 パソコン設定作業 内訳一覧
項番 | 仕様の種別 | 設定台数 |
1 | 情報系パソコン | 1,102 台 |
2 | 病院貸与用パソコン | 13 台 |
3 | その他業務用パソコン | 23 台 |
(2) 作業方法については落札者に一任するが、作業の実施に必要となるソフトウェア及び機器等については、調達機器に含めること。
(3) 設定作業の実施にあたり、現行の業務システムに設定変更又は改修が必要となる場合は、落札者の責任において実施又は該当する業務システムの運用元に再委託すること。
(3) 全てのノートパソコン及び液晶モニターに、管理番号のラベル及びリース業者の所有権標識を貼り付けること。
(4) 全てのノートパソコンの端末番号とMAC(物理アドレス)の対照表を CSV 形式で作成
し、本市に納入すること。
(5) 仕様の種別ごと、再セットアップ手順書及び媒体(正・副の2式)を作成すること。再セットアップ用媒体はDVD 又は外付け HDD で作成すること。
(6) 情報系パソコン及び病院貸与用パソコンにインストールするネットワーク接続認証用の証明書を、既設のネットワーク認証機器の機能により作成すること。なお、証明書のインストールの対象となるパソコン全台分のアカウントが無いため、回収した旧機器の登録情報の消し込みと並行して実施するなど、作業スケジュールを工夫すること。
3-5 動作検証
設定が完了した情報系パソコンに対し、表4に掲げる動作検証を行うこと。手順の詳細及び検証用のアカウント情報については本市が提示する。
表4 動作検証の内容
動作検証対象 | 検証内容 |
Windows Update | WSUS サーバから更新プログラムの取得が可能であること |
Microsoft365 Apps for Enterprise | ライセンス認証が可能であること |
Trendmicro Apex One | コンポーネントのバージョンアップが可能であること |
SKYSEA Client View | 管理コンソール上でパソコンの登録が完了していること |
業務システムの起動 | 以下の業務システムが起動できることを確認すること。ア グループウェア イ 庶務事務システムウ 財務会計システム エ WEB 閲覧仮想化システム(SKYDIV Desktop Client)オ 庁内 GIS システム カ その他本市が指定するシステム |
3-6 調達機器の配付作業
動作検証の完了した情報系パソコンを、別紙2「情報系パソコン納入場所一覧」記載の施設に配付すること。
(1) 落札者は、配付作業実施の1ヶ月前までに、配付先ごと機器の配付台数及び配付日時について取りまとめた「情報系パソコン配付計画表」を作成し、本市の承認を得ること。なお、市役所本庁舎については、複数回に分割して配付する予定である。
(2) 情報系パソコン及び周辺機器の旧機器との入替作業は、本市職員が実施する。落札者は入替作業の補助を行うほか、不具合等が発生した場合は、これに対処すること。
(3) 情報系パソコンの初回起動時に本市職員が実施する設定作業が存在する場合、当該作業に係るマニュアルを作成すること。マニュアルには実際の操作画面イメージを添付するなど、分かりやすい内容とすること。
(4) 配付時に使用した梱包材等は、落札者が責任をもって処分すること。
(5) 配付作業の実施時に際しては、必要に応じて本市職員1名以上が付き添い、配付の補助
を行うほか、必要に応じ会議室等の受け渡し場所を本市の責任で用意する。
(6) 病院貸与用パソコン及びその他業務用パソコンは、設定作業の完了後 DX 推進課(焼津市石津1―6-1)に納入すること。
3-7 旧機器の回収作業
(1) パソコン配付作業と並行して、別紙2「情報系パソコン納入場所一覧」記載の施設から旧機器を回収し、本市が指定する場所に集積すること。
(2) 旧機器の回収及び集積時に必要となる梱包材等は、落札者の責任により用意すること。ただし、パソコン配付作業時に発生した梱包材等を再利用してもよい。
番号 | 機器の種別 | 概数 |
1 | タブレットパソコン(電源ケーブルを含む) | 736 台 |
2 | クレードル | 732 台 |
3 | 拡張キーボード | 133 台 |
4 | 液晶ディスプレイ(電源ケーブル、ディスプレイケーブルを含む) | 736 台 |
5 | ノートパソコン(電源ケーブルを含む) | 377 台 |
6 | キーボード | 564 個 |
7 | HDMI-VGA 変換コネクタ | 732 個 |
(3) 回収の対象となる旧機器の概数は、表5のとおりである。表5 旧機器一覧(概数)
第4👉 作業体制と運用環境
4-1 落札者の作業体制
(1) 本件の責任者として、進捗管理を行う「プロジェクト管理責任者」と「設計開発責任 者」を設けること。責任者に求める要件は下記のとおりである。なお、プロジェクト管理責任者と設計開発責任者は兼任して差し支えないものとする。
ア プロジェクト管理責任者
進捗管理手法に精通し、本件と同規模のパソコンの更新又は調達に関する案件にプロジェクト管理責任者として参加した実績を有すること。
イ 設計開発責任者
過去にパソコンの更新又は調達に関する案件に従事したことがあり、Microsoft365 に関する知見や技術を有すること。
(2) プロジェクト管理責任者及び設計開発責任者は、事前に本市が承認した場合を除き、関連作業の実施期間中変更しないこと。
(3) 作業体制図には本件に従事する作業人員について、前2号の責任者を含む全員の役割分担を記載すること。
(4) 本件の進捗状況について、本市職員が随時確認を行える体制とすること。
(5) 本件の進捗状況の確認及び課題の共有のため、定期的に(月2回以上)会議を開催すること。
(6) 作業実施時は、場所及び端末の使用に係る一切の事項について市側の指示に従うとともに、事務従事者の品位の保持に努めること。
(7) 市庁舎外において作業を行う場合は、事前に作業場所の情報セキュリティ対策の状況を本市に報告し、本市の承認を得ること。
(8) 外部からUSB メモリ、CD 等の電磁記録媒体等を持ち込む際は、事前に情報セキュリティ対策ソフトウェア等で検査を行い、当該媒体がコンピュータウィルス等に感染していないことを証する書面を提出すること。
(9) スケジュール遅延等の問題が発生した場合は、速やかに本市に報告するとともに、対応策を検討して本市に提案し、承認を受けること。
(10) 調達機器の搬入及び旧機器の回収・集積に必要な役務、人員及び物品は落札者が用意すること。
(11) 調達機器の搬入及び旧機器の回収・集積にあたり本庁舎の設備(エレベータ等)を利用する際は、施設設備を破損しないよう必要な措置を行うこと。
4-2 本市の作業体制
(1) 本件の統括は、焼津市行政経営部 DX 推進課が担当する。
(2) 本市は、必要に応じ、本件の履行に係る作業場所を落札者に提供する。
4-3 調達機器の運用環境
(1) 調達機器は、主として LGWAN 系の庁内ネットワーク(以下「情報系ネットワーク」という。)に接続して運用されている。
(2) 情報系ネットワークへの接続回線は、有線LAN 及び Wi-Fi(WPA2-エンタープライ
ズ)が混在している。ネットワーク接続時の認証は、ネットワーク認証機器(Radius Guard)より発行する証明書により実施している。
(3) IP アドレスの割り振りは DHCP により実施している。
(4) 本件の履行に際して既存業務システム等の運用保守業者と協議を行う必要がある場合は、本市が仲介する。
第5👉 成果物
本件における成果物は表6に示すとおり。別途指定が無い限り、A4 サイズ(縦横不問)の Word、Excel、PowerPoint 若しくは PDF 形式で作成し、紙媒体及び電子データの両方を提出すること。成果物の内容に変更が生じた場合は更新版を提出し、本市の承認を得ること。
表6 成果物一覧
項番 | 提出物名 | 内容 | 提出時期 |
1 | プロジェクト計画書 | プロジェクト定義、作業スケジュー ル、品質目標 等 | 契約締結日から 2週間以内 |
2 | 作業体制図 | 本件に従事する者全員の役職及び役割 分担 | 契約締結日から 2週間以内 |
3 | 作業工程表 | 本件に係る各作業の詳細な工程及び作 業スケジュール | 契約締結日から 1か月以内 |
4 | 要件定義書 | 機能要件一覧、非機能要件一覧 | 契約締結日から 1か月以内 |
5 | 基本/詳細設計書 | 調達機器の一覧、パラメータシート 等 | マスターイメージ作成 作業開始日の前日まで |
6 | 試験項目仕様書 | 実施方法、試験項目、評価基準(品質 目標) | 各試験の実施日の 3日前まで |
7 | 試験結果報告書 | 試験の実施結果、評価基準に満たない 項目に対する分析と改❹策 | 各試験の実施後 1週間以内 |
8 | MAC(物理アドレス)一覧表 | 全てのパソコンのMAC(物理アドレス)と端末番号の対照表※ CSV で作 成 | パソコン設定作業完了後 |
9 | 情報系パソコン配付計画表 | 配付先ごとの配付台数及び配付日時の 一覧 | パソコン配付作業開始日の 1 ヶ月前 |
10 | 初回起動時 操作マニュアル | 情報系パソコンの初回起動時に本市職 員が行う設定作業に関するマニュアル | パソコン配付作業 開始日の2週間前 |
11 | 会議録 | 開催日時、参加者、決定事項 等 | 会議開催日から 1週間以内 |
12 | 保証書・ ライセンス証書 | 調達機器の保証書及びライセンス証書 | 物件納入時 |
13 | 再セットアップ手順書 | 設定したパソコンの再セットアップ作業の手順書 | 物件納入時 |
14 | 再セットアップ用媒体 | 設定したパソコンの再セットアップ用 媒体。DVD 又は外付け HDD で作成し、正・副の2台を納入すること | 物件納入時 |
第6👉 その他契約条件等
(1) 法令等の遵守
落札者は、民法(明治 29 年法律第 89 号)、著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)、不正アク
セス行為の禁止等に関する法律(平成 11 年法律第 128 号)その他関連法規を遵守すること。 (2) 資料の貸与
ア 作業の実施にあたり必要となる資料等は、その都度貸与する。
イ 貸与した資料の管理保管は、不測の事態が生じないように適正に行わなければならない。
(3) 機密保護
ア 本件の履行に際し知り得た秘密(以下「秘密情報」という。)を第三者に漏らし、又は不当な目的で利用してはならない。契約終了後も同様とする。
イ 秘密情報を取り扱う責任者及び従事者は、秘密保持を誓約しなければならない。再委託先についても同様とする。
(4) 再委託
ア 本件の全部又は主たる部分(総合的企画、作業の遂行管理等)を第三者に委託してはならない。また、本件の一部(主たる部分を除く)の処理を第三者に委託する場合は、あらかじめ書面により本市の承認を得る必要がある。
イ 落札者は、再委託先の行為について全責任を負うこと。ウ 再委託に要する費用は、落札者が負担すること。
(5) 契約不適合責任
本件の完了後1年以内に、調達機器及び成果物においてその種類、品質又は数量が本仕様書及び契約書の内容に適合しない箇所があった場合、落札者がその責任を負うものとし、その補修又は賠償金等については、本市と落札者の協議の上定める。
(6) 権利の帰属
本件により作成される成果物の著作権等の取り扱いは、次の各号に定めるところによる。 ア 成果物に落札者が従前から保有する知的財産権(著作権、ノウハウ、アイデア、技術、
情報等を含む。)が含まれていた場合は、権利は落札者に留保されるが、本市は、成果物を利用するために必要な範囲において、これを無償で利用できる。
イ 成果物に落札者以外の第三者の保有する知的財産権が含まれる場合は、上記の定めによらないものとする。なお、第三者から成果物に関し権利侵害に関する訴えが生じた場合 は、落札者の責において解決するものとする。
(7) 保守
本件完了後の調達機器の保守に関しては、本市と落札者の協議の上決定する。 (8) 協議
本仕様書に関して疑義を生じた事項及び定めのない事項は、落札者(契約者)と本市で協議の上、決定するものとし、落札者の一方的な解釈によってはならない。
別紙2 情報系パソコン納入場所一覧
項番 | 施設名 | 住所 | 台数(予定) |
1 | 焼津市役所本庁舎 | 焼津市本町2-16―32 | 691 台 |
2 | アトレ庁舎 | 焼津市本町5-6-1 | 90 台 |
3 | 大井川庁舎 | 焼津市宗高 900 | 27 台 |
4 | 水道庁舎 | 焼津市祢宜島 20-1 | 45 台 |
5 | 焼津市文化センター | 焼津市三ケ名 1550 | 26 台 |
6 | 大井川港管理事務所 | 焼津市飯淵 2160 | 9台 |
7 | 焼津市給食センター | 焼津市大島 1746 | 7 台 |
8 | 焼津市総合体育館 | 焼津市保福島 1050 | 6台 |
9 | 小屋敷環境管理センター | 焼津市小屋敷 573 | 10 台 |
10 | 大覚寺環境管理センター | 焼津市大覚寺 187 | 2 台 |
11 | 汐入下水処理場 | 焼津市小川 3808 | 5 台 |
12 | 大井川図書館 | 焼津市宗高 909-1 | 6台 |
13 | 大井川文化会館 | 焼津市宗高 888 | 4 台 |
14 | ディスカバリーパーク | 焼津市田尻 2968-1 | 2 台 |
15 | 豊田地域交流センター | 焼津市小屋敷 258-1 | 3台 |
16 | 小川地域交流センター | 焼津市小川 2724-1 焼津市小川2-19-1(R6/7/13 以降) | 3台 |
17 | 東益津地域交流センター | 焼津市石脇上 65 | 4台 |
18 | 大富地域交流センター | 焼津市中根新田 93-1 | 3台 |
19 | 和田地域交流センター | 焼津市田尻 1992-2 | 3台 |
20 | 港地域交流センター | 焼津市石津港町 40-1 | 3台 |
21 | 大村地域交流センター | 焼津市大覚寺3-5-5 | 3台 |
22 | 小川保育園 | 焼津市東小川4-21-11 | 9台 |
23 | 石津保育園 | 焼津市石津中町 16-7 | 8台 |
24 | 旭町保育園 | 焼津市駅北3-7-10 | 10 台 |
25 | 大井川保育園 | 焼津市下江留 41 | 16 台 |
26 | 大富幼稚園 | 焼津市中根新田 638 | 7台 |
27 | さつき幼稚園 | 焼津市大覚寺3-5-1 | 5台 |
28 | 静浜幼稚園 | 焼津市宗高 88 | 6台 |
29 | 静浜幼稚園下藤分園 | 焼津市下小杉 1361 | 5台 |
30 | 大井川西幼稚園 | 焼津市下江留 2300-1 | 7台 |
31 | 大井川南幼稚園 | 焼津市吉永 334-2 | 7台 |
32 | 焼津東小学校 | 焼津市栄町5-14-1 | 1台 |
33 | 焼津西小学校 | 焼津市塩津 117-1 | 1台 |
34 | 焼津南小学校 | 焼津市焼津5-5-1 | 1台 |
35 | 豊田小学校 | 焼津市五ケ堀之内2 | 1台 |
項番 | 施設名 | 住所 | 台数(予定) |
36 | 小川小学校 | 焼津市小川 2525 焼津市小川2-3-5(R6/7/13 以降) | 1台 |
37 | 大富小学校 | 焼津市中根新田 637 | 1台 |
38 | 和田小学校 | 焼津市田尻 541 | 1台 |
39 | 港小学校 | 焼津市石津港町 40-2 | 1台 |
40 | 黒石小学校 | 焼津市大住 1246 | 1台 |
41 | 大井川東小学校 | 焼津市宗高 428 | 1台 |
42 | 大井川西小学校 | 焼津市上泉 1688-1 | 1台 |
43 | 大井川南小学校 | 焼津市吉永 490 | 1台 |
44 | 焼津中学校 | 焼津市焼津2-10-38 | 1台 |
45 | 大村中学校 | 焼津市大村3-25-1 | 1台 |
46 | 豊田中学校 | 焼津市小土 301-2 | 1台 |
47 | 小川中学校 | 焼津市東小川4-21-1 | 1台 |
48 | 東益津中学校 | 焼津市中里 416 | 1台 |
49 | 大富中学校 | 焼津市中根1-1 | 1台 |
50 | 和田中学校 | 焼津市田尻 1984 | 1台 |
51 | 港中学校 | 焼津市田尻北 584 | 1台 |
52 | 大井川中学校 | 焼津市下江留 191 | 2台 |
53 | とまとぴあ | 焼津市宗高 1205―1 | 1台 |
54 | ターントクルこども館 | 焼津市栄町5-1-1 | 4台 |
55 | 志太広域事務組合 | 藤枝市岡部町岡部6-1 | 5 台 |
56 | 消防防災センター | 焼津市石津 728-2 焼津市石津1-6-1(R6/7/13 以降) | 38 台 |
※項番 16、36、56 は、令和 6 年 7 月 13 日以降住所の表記が変わりますが、所在地に変更はありません。